ウェンデル・ランド(Wendell Rand)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Marvel Premiere #15 (1974年5月)
属性:鍛錬によって戦闘力を身につけた人間

概要

アイアン・フィストことダニー・ランドの父。
大企業のオーナーであり、妻ヘザーと幼い子ども(ダニー)を連れてヒマラヤの奥地へ。
そこで共同経営者のハロルド・ミッチャムに裏切られ、転落死する。
ダニーは母と共に逃亡し、クンルンへ辿り着くが、母は狼に襲われて死亡。
ダニーは修行を積み、アイアン・フィストになる、というオリジンストーリーに登場していた。

しかし、後にウェンデルもクンルンで修行した拳法家だったという設定が加わった。
ウェンデルは幼い頃、ダニーの前のアイアン・フィスト、オーソン・ランダルにクンフーを教わっていた。
オーソンからクンルンの伝説を聞いたウェンデルは、「クンルンを目指せば死ぬことになる」という忠告を聞かずにクンルンを目指す。
道に迷い、死にかけていたところを救われ、クンルンの支配者ユチの養子として迎えられ、修行を始める。
やがてクンフーの師範、レイクン・ザ・サンダラーにも気に入られ、彼の実の息子ダヴォスと親友になる。
アイアン・フィストの称号を得る試練ではダヴォスに勝利。しかし、諦めきれないダヴォスは最終試練である不死龍ショウ・ラオに勝手に挑戦するが、最終的には龍が不適格者であることを見抜き去ってしまう。
いざウェンデルがショウ・ラオに挑戦する時が来るが、ダヴォスが戦った龍の恐ろしさを見ていたこと、何よりオーソン・ランダルの「クンルンに行けば死ぬことになる」という言葉が蘇り、恐怖心に負けたウェンデルは龍の洞窟へと続く扉を開けることができず、逃げ出してしまった。

クンルンを離れたウェンデルはやがて企業家として成功し、その息子がアイアン・フィストの試練を越えて称号を手にしたのである。

能力

クンルンで修行した拳法の技




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最終更新:2017年02月19日 05:36