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***セントリー (Sentry) / ロバート・レイノルズ (Robert Reynolds) (キャラクター名、マーベル) 初出:"[[The Sentry]] #1" (2000年9月) 種族:血清によって力を得た人間 *概要 本名:ロバート・レイノルズ、愛称:ボブ 身長:188cm・体重:91kg [[マーベル・ユニバース]]の地球上で活動するキャラクターでは最強クラスのヒーロー。その一方で邪悪な「ヴォイド」という複人格を持ち、精神的に非常に不安定な面を合わせ持つ。 元はマーベルの重鎮[[スタン・リー]]氏が[[ファンタスティック・フォー]]以前に考案したが忘れ去っていたキャラクターという「設定」で登場した(本当はこの2000年頃に新たに考案されたヒーローである)。 *オリジンと経歴 学生時代に秘密の研究所に忍び込み、そこに保管されていた『ゴールデン・セントリー血清』を好奇心から服用したことで『100万の太陽の爆発』に匹敵するといわれる絶大なスーパーパワーを手に入れ、コスチュームを着たスーパーヒーロー『セントリー』として活動を開始。 [[ミスター・ファンタスティック]]や[[ハルク]]と友人になり、[[スパイダーマン]]の師匠となるなど、多くのヒーロー達から慕われ、プライベートでは最愛の女性リンディと結婚して幸せの絶頂にあった………しかし、彼の心の中には『ヴォイド』という悪の人格が存在しており、日増しにヴォイドの人格は力をつけていき、セントリーの精神を蝕んでいったのだ。 そこで彼は、自分自身も含めた世界中の人間((ヒーローもヴィランも一般人も含めた文字通り全人類))から『セントリーに関する記憶』を消し去る事でようやくヴォイドを封印したのだった。 それから数年後。 ごく普通の一般人として生活していたロバートは、ある日突然『セントリー』としての記憶を思い出す。 初登場した"The Sentry"(2000年)では、劇中においても、シルバーエイジに活躍していたが、ヴォイドを消滅させるため、ヒーローも一般人も含め人々の記憶から自分の存在を消去した、という設定になっていた。このストーリーの結末では、[[リード・リチャーズ]]と[[ドクター・ストレンジ]]によって再びセントリーの記憶は万人から消去された。 "the [[New Avengers]]"においてその結成ストーリー"Breakout"で再登場。超人刑務所[[ラフト]]の奥に囚われていた正体不明のヒーローとして現れた。 実はかつての宿敵の一人によって妻リンディを殺害したと思い込まされ、自らの意思で『ラフト』に収監されていたのだ。 [[エマ・フロスト]]がその記憶の封印を解くと、[[トニー・スターク>アイアンマン]]に勧誘され、[[ニューアベンジャーズ]]の一員となった [[ノーマン・オズボーン]]が結成した[[ダーク・アベンジャーズ]]に参加。 [[Siege]]などで攻撃力の要となった。このエピソードでは[[アレス]]の体を引き裂いて殺害。この戦いの中で完全にヴォイドと化し[[アスガルド]]を粉砕した。ヒーロー全員の協力や[[ロキ]]の魔力を合わせることで倒され、ソーによって殺害された。 が、その後[[X-MEN]]の宿敵の一人[[アポカリプス]]に仕える四騎士の一人として復活するのだった。 *家族 妻リンディ。 セントリーの最愛の人物であり、脆い精神を支える存在であると同時に、最大の弱点でもある。 リンディを自ら殺したと思い込まされていたため、超人刑務所ラフトに入っていた。 *コスチューム セントリーのコスチュームは -黄色い全身タイツ -青いマントと黒いブーツ -バックル部に大きく『S』と書かれたベルト ………と、MARVELのライバルである[[DCコミック]]を代表するヒーロー・[[スーパーマン]]にそっくりで、あからさまなパクr………もとい、オマージュキャラであることを殊更に強調している。 また、一度世界中の人間から自分に関する記憶を消し去る以前は -口元以外の顔を覆い隠したマスク を着用していたのだが、ヒーローへの本格復帰後は素顔を晒して活動している。 *能力 ゴールデン・セントリー血清の服用作用により、『100万の太陽の爆発』に匹敵するといわれる絶大な力を持つ。 軽く挙げるだけでも…… -怪力:100tの物体を持ち上げ、マジギレしたハルクと本気の殴り合いができるレベル -飛行:ほぼ一瞬で土星まで移動可能 -エネルギー操作:光を操り、ビームを放射する -老化の遅延 -死者蘇生:妻のリンディが[[ウルトロン]]に殺害された際、軽く触れただけでリンディを生き返らせた -分子操作 -無からの物質生成 -スーパースピード -宇宙空間でも生存でき、太陽に入っても傷つかない体 -超人的なスタミナ・感覚・反射神経 -天才的知性 -テレパシー:かの[[プロフェッサーX]]のお墨付き ………等々、MARVELのメジャーなヒーロー達の中では[[シルバーサーファー]]や[[ソー]]にも匹敵する程の圧倒的スーパーパワーを持ち、[[ウルヴァリン]]曰く『[[ギャラクタス]]より強い』との事。 また能力とは関係無いが、一度世界中の人間からセントリーに関する記憶を消し去った事があるため、『タイムトラベルで過去に行き、その時代で何かしら大きな事件を起こしたとしても、将来的に世界中の人間が彼の事を忘れるので[[歴史には何の影響も与えない』という特性がある。 *弱点 地球最強クラスのヒーローであるセントリーの最大の弱点……それは、その圧倒的スーパーパワーに対して精神的には一般人と対して変わらないために、精神面という観点においては非常に打たれ弱い……いわゆる『豆腐メンタル』である事。 自分の悪の側面であるヴォイドがいつ暴走するか常に怯えており、想定外の事態や敵の精神攻撃によってすぐにパニックになったり落ち込んだり……酷い時には戦いの途中で敵前逃亡したり、戦いに参加する事そのものを拒否したりする。 また、最愛の妻であり心の支えであるリンディの存在も弱点である。 事実、敵の策略で自分がリンディを殺害したと思い込まされた際には、自ら刑務所に出頭して他のスーパーヴィラン達が集団脱獄するまで刑務所に引きこもっていた。 *裏話 実はそのオリジンや経歴には後ろ暗い秘密がある。 -実はヒーローになる以前は薬物依存症患者で、研究所に忍び込んだのもゴールデン・セントリー血清を服用したのも、元々は麻薬が目当て -『ヴォイドがセントリーの悪の人格』というのは間違いで、本当は『ヴォイドこそが主人格』であり、『セントリーの人格』こそがヴォイドの中に存在する良心や罪悪感から生まれた存在だった -ダーク・アベンジャーズに参加したのは[[ノーマン・オズボーン]]によって麻薬による洗脳を受けていたから。本人も知らない内にノーマンの手先として悪事に加担していた *関係の深い翻訳版コミック [[ニューアベンジャーズ:セントリー]](2011年7月30日ヴィレッジブックス) ----
***セントリー (Sentry) / ロバート・レイノルズ (Robert Reynolds) (キャラクター名、マーベル) 初出:"[[The Sentry]] #1" (2000年9月) 種族:血清によって力を得た人間 *概要 本名:ロバート・レイノルズ、愛称:ボブ 身長:188cm・体重:91kg [[マーベル・ユニバース]]の地球上で活動するキャラクターでは最強クラスのヒーロー。その一方で邪悪な「ヴォイド」という複人格を持ち、精神的に非常に不安定な面を合わせ持つ。 元はマーベルの重鎮[[スタン・リー]]氏が[[ファンタスティック・フォー]]以前に考案したが忘れ去っていたキャラクターという「設定」で登場した(本当はこの2000年頃に新たに考案されたヒーローである)。 *オリジンと経歴 学生時代に秘密の研究所に忍び込み、そこに保管されていた『ゴールデン・セントリー血清』を好奇心から服用したことで『100万の太陽の爆発』に匹敵するといわれる絶大なスーパーパワーを手に入れ、コスチュームを着たスーパーヒーロー『セントリー』として活動を開始。 [[ミスター・ファンタスティック]]や[[ハルク]]と友人になり、[[スパイダーマン]]の師匠となるなど、多くのヒーロー達から慕われ、プライベートでは最愛の女性リンディと結婚して幸せの絶頂にあった………しかし、彼の心の中には『ヴォイド』という悪の人格が存在しており、日増しにヴォイドの人格は力をつけていき、セントリーの精神を蝕んでいったのだ。 そこで彼は、自分自身も含めた世界中の人間((ヒーローもヴィランも一般人も含めた文字通り全人類))から『セントリーに関する記憶』を消し去る事でようやくヴォイドを封印したのだった。 それから数年後。 ごく普通の一般人として生活していたロバートは、ある日突然『セントリー』としての記憶を思い出す。 初登場した"The Sentry"(2000年)では、劇中においても、シルバーエイジに活躍していたが、ヴォイドを消滅させるため、ヒーローも一般人も含め人々の記憶から自分の存在を消去した、という設定になっていた。このストーリーの結末では、[[リード・リチャーズ]]と[[ドクター・ストレンジ]]によって再びセントリーの記憶は万人から消去された。 "the [[New Avengers]]"においてその結成ストーリー"Breakout"で再登場。超人刑務所[[ラフト]]の奥に囚われていた正体不明のヒーローとして現れた。 実はかつての宿敵の一人によって妻リンディを殺害したと思い込まされ、自らの意思で『ラフト』に収監されていたのだ。 [[エマ・フロスト]]がその記憶の封印を解くと、[[トニー・スターク>アイアンマン]]に勧誘され、[[ニューアベンジャーズ]]の一員となった [[ノーマン・オズボーン]]が結成した[[ダーク・アベンジャーズ]]に参加。 [[Siege]]などで攻撃力の要となった。このエピソードでは[[アレス]]の体を引き裂いて殺害。この戦いの中で完全にヴォイドと化し[[アスガルド]]を粉砕した。ヒーロー全員の協力や[[ロキ]]の魔力を合わせることで倒され、ソーによって殺害された。 が、その後[[X-MEN]]の宿敵の一人[[アポカリプス]]に仕える四騎士の一人として復活するのだった。 *家族 妻リンディ。 セントリーの最愛の人物であり、脆い精神を支える存在であると同時に、最大の弱点でもある。 リンディを自ら殺したと思い込まされていたため、超人刑務所ラフトに入っていた。 *コスチューム セントリーのコスチュームは -黄色い全身タイツ -青いマントと黒いブーツ -バックル部に大きく『S』と書かれたベルト ………と、MARVELのライバルである[[DCコミック]]を代表するヒーロー・[[スーパーマン]]にそっくりで、あからさまなパクr………もとい、オマージュキャラであることを殊更に強調している。 また、一度世界中の人間から自分に関する記憶を消し去る以前は -口元以外の顔を覆い隠したマスク を着用していたのだが、ヒーローへの本格復帰後は素顔を晒して活動している。 *能力 ゴールデン・セントリー血清の服用作用により、『100万の太陽の爆発』に匹敵するといわれる絶大な力を持つ。 軽く挙げるだけでも…… -怪力:100tの物体を持ち上げ、マジギレしたハルクと本気の殴り合いができるレベル -飛行:ほぼ一瞬で土星まで移動可能 -エネルギー操作:光を操り、ビームを放射する -老化の遅延 -死者蘇生:妻のリンディが[[ウルトロン]]に殺害された際、軽く触れただけでリンディを生き返らせた -分子操作 -無からの物質生成 -スーパースピード -宇宙空間でも生存でき、太陽に入っても傷つかない体 -超人的なスタミナ・感覚・反射神経 -天才的知性 -テレパシー:かの[[プロフェッサーX]]のお墨付き ………等々、MARVELのメジャーなヒーロー達の中では[[シルバーサーファー]]や[[ソー]]にも匹敵する程の圧倒的スーパーパワーを持ち、[[ウルヴァリン]]曰く『[[ギャラクタス]]より強い』との事。 また能力とは関係無いが、一度世界中の人間からセントリーに関する記憶を消し去った事があるため、『タイムトラベルで過去に行き、その時代で何かしら大きな事件を起こしたとしても、将来的に世界中の人間が彼の事を忘れるので歴史には何の影響も与えない』という特性がある。 *弱点 地球最強クラスのヒーローであるセントリーの最大の弱点……それは、その圧倒的スーパーパワーに対して精神的には一般人と対して変わらないために、精神面という観点においては非常に打たれ弱い……いわゆる『豆腐メンタル』である事。 自分の悪の側面であるヴォイドがいつ暴走するか常に怯えており、想定外の事態や敵の精神攻撃によってすぐにパニックになったり落ち込んだり……酷い時には戦いの途中で敵前逃亡したり、戦いに参加する事そのものを拒否したりする。 また、最愛の妻であり心の支えであるリンディの存在も弱点である。 事実、敵の策略で自分がリンディを殺害したと思い込まされた際には、自ら刑務所に出頭して他のスーパーヴィラン達が集団脱獄するまで刑務所に引きこもっていた。 *裏話 実はそのオリジンや経歴には後ろ暗い秘密がある。 -実はヒーローになる以前は薬物依存症患者で、研究所に忍び込んだのもゴールデン・セントリー血清を服用したのも、元々は麻薬が目当て -『ヴォイドがセントリーの悪の人格』というのは間違いで、本当は『ヴォイドこそが主人格』であり、『セントリーの人格』こそがヴォイドの中に存在する良心や罪悪感から生まれた存在だった -ダーク・アベンジャーズに参加したのは[[ノーマン・オズボーン]]によって麻薬による洗脳を受けていたから。本人も知らない内にノーマンの手先として悪事に加担していた *関係の深い翻訳版コミック [[ニューアベンジャーズ:セントリー]](2011年7月30日ヴィレッジブックス) ----

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