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*基礎用語編 別ページからのリンクも考慮して、基本的に個別ページも用意します。リンク先の記述はここに書かれている内容とほぼ同じになることもあります。 数字、AtoZ、50音順 **数字 [[100人のコミックスにおける最もセクシーな女性]](Comics Buyer's Guide Presents 100 Sexiest Women in Comics) コミックス・バイヤーズ・ガイドというコミックスファン向け雑誌が、2011年12月に出した特別号。ランキングは荒れると言われるが、よく言及されるので掲示します。 **AtoZ [[A.K.A.]] "Also Known As"の略。X a.k.a. Yとして「X、またの名をY」「X、あるいはY」と使う。 [[BFF]] "Best Friend Forever"の略で、「永遠の親友」「大親友」の意味。 [[GLAADメディア賞]] GLAAD(アメリカ国内において[[性的マイノリティー]]のイメージに関するメディアモニタリングを行っている非政府組織)が毎年発表する、[[性的マイノリティー]]とそのコミュニティに対して、公平で正確かつ広く影響を与えたメディアを讃えることを目的とした賞。コミックスも一部門であるが、コミックス原作の映画、ドラマ、アニメなども関連する。 GN [[グラフィック・ノベル]]の略。 [[TOKYOPOP]] アメリカとドイツに拠点を置く、日本のマンガを扱っていた出版社。特に少女マンガに強かった。一度倒産しているが、2015年ごろから、日本のマンガで描かれたディズニー作品を中心に再起。 TPB [[トレード・ペーパーバック]]の略。 **50音 [[インターカンパニークロスオーバー]] 下記の[[クロスオーバー]]の内でも、会社の異なる登場人物が登場するもの。例えば、[[バットマン]]と[[スパイダーマン]]がお互いの敵([[ジョーカー]]と[[カーネイジ]])が手を組んだ事件に対処するなど。 [[インプリント]] 欧米の出版社が出版物を刊行する際に用いる、ブランド名。同じ出版社が、路線を変えた出版物を出す場合などに使う。 [[ヴァリアントカバー]] 中身は同じで表紙だけ異なるコミックスの発行形態。または異なる表紙のことも指す。 [[ヴィラン]] いわゆる悪役のこと。後に立場を変えるキャラクターも多い。 [[エネルギーブラスト]](energy blast):ビームのようなものを目や手から放出して攻撃する能力。 [[オリジン]] ヒーローやヴィランの誕生の状況。主に能力を得た理由を指すが、出生の秘密なども描かれることがある。 [[オン・ゴーイング]] 終了の期限を決めずに継続される長期シリーズのこと。 [[コミックショップ]] コミックスおよびその関連製品を専門に扱う店舗。 [[クトゥルー神話]] 1920年代を中心に活躍したハワード・フィリップス・ラブクラフト(Howard Phillips Lovecraft:略称 HPL、H.P.ラブクラフトとも記される)の「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」を基とした、シェアードワールド作品群。共通した魔導書などのアイテムや、クトゥルーなどの神(に匹敵する魔物の存在)への言及などが特徴。 [[クリエーターオウンド]] クリエーター、つまり書き手がすべての権利を持つ、コミックスに関する著作権の形態。すべての権利が帰属するため、映画などでキャラクターが使われる場合も書き手にお金が入る仕組み。イメージ・コミックが有名。 [[クローン]](Clone) お手軽な復活方法。人気キャラクターに似た、でもちょっと違うキャラクターをすんなり導入するための手段の一つでもある。 [[クロスオーバー]] 異なるコミックの主人公が共演すること。&br()[[Amazing Spider-Man]]、[[Spectacular spider-Man]]、[[Web of Spider-Man]]など、同じ主人公の別タイトルに跨がって進行するストーリーもクロスオーバーという。 [[剣と魔法の物語]](Sword and Sorcery) 主に「中世程度までの技術水準(端的にいうと銃器が普及していない時代)で、魔法が働く空想世界での冒険譚」を指す。または「ヒロイック・ファンタジー」とも呼ばれる。現代の日本では、コンピューターRPGやMMRPGなどのゲームの世界(およびそれを背景とした作品)といったほうが通りが良いかも。アメコミでも多くの作品がつくられている。 [[ゴールデン・エイジ]] 1930〜50年頃までのアメコミ黎明期。1938年に「スーパーマン」が出版され大ヒットし、スーパーヒーローが大ブームとなった。 [[コミックス・コード]] 1940年代のヒーローブームの後にやってきた犯罪コミックなどのブームにより、コミックブックの暴力表現と性的表現が過激化し、それらが未成年読者に悪影響を与える(と、世の大人が危惧した)事からくる世間の非難を回避するため設けられた倫理規定。&br()規制は暴力シーンの描写の仕方や、題名や作品中で使って良い単語などにまで及び、遵守するとかなり表現が束縛されるものだった。&br()1954年に始まり、形式上、2011年までは一応存在していた。 [[コミック・ストリップ]] 新聞や雑誌に掲載される形式のコミックスのこと。歴史的にはこちらのほうが古い。新聞の売れ行きまで左右したと言われる。コミック・ストリップを一冊に集めて出版したのが現在主流のコミックス(日本でいうリーフ)になる。 [[コンティニティ]] 「継続性」の意味で「ヒーロー/ヴィランたちの歴史の集合体」「継続的な設定」などを指す。例えば、あるヒーローがビッグイベントに参加したときに、実は別人がヒーローと入れ替わっていたとすると、後でビッグイベントの話がでたときはヒーローはその話を知らないはずである。アメコミにはこのような設定の積み重ねがあるが、こういうものの集合が「コンティニティ」である。 [[サイドキック]] 「相棒」「助手」のような意味で、広く捉えるとヒーロー(主人公)の傍らで、その行動を支援する役。コミックスにおいては、バットマンに対するロビンのように10代の少年が有名。ゴールデンエイジのヒーローは、同性の子どもを連れているのが当たり前と考えられていたほど。 [[シルバー・エイジ]] 1950年代中期〜60年代までのヒーロー復権の時代。一度ヒーローものは衰退するが、テレビドラマ版スーパーマンの放送で復権を果たし、様々なヒーローが誕生した。DCは過去のキャラクターにSF的な視点を与え、スタイルも(当時の)現代的に変えた。&br()またスタン・リーは人間的な悩みや生活を持ったヒーロー像を産み出し、後のコミックスに大きな影響を与えた。 [[スイムスーツ・スペシャル]] スポーツ・イラストレイテッド誌の水着特集のように、主に夏の特集として、キャラクターたちが水着を着てピンナップのようなポーズをとる絵を描いた特集号。一種のお遊びだが、スーツを脱いだヒーローたちってこうなるのか、と思わせるものなどがある([[ゴーストライダー]]が水着になったらどうなるか、とか)。最近あまりみかけない。 [[ストーリーアーク]] リーフ数冊に渡って進行するストーリー。1つのサブタイトルを指すこともあれば、いくつかのサブタイトルがまとまって1つのストーリーアークを形成することもある。[[クロスオーバー]]になることもある。 [[性的マイノリティー]] 異性愛者(ヘテロセクシャル)以外の性的指向あるいは恋愛的指向の者(LGBTQIA+)。 [[ゼネスコープ]](Zenescope Entertainment) アメリカのコミック出版社。童話の主人公(「美女と野獣」のベラなど)や有名な話(ロビンフッドや「ドラキュラ」を退治するヴァン・ヘルシングなど)の登場人物が、セクシーなお姉ちゃんになって武器を持って暴れる作品を多く出している。 [[ゾンビ]] 「動く死体」。元はヴードゥー教の一部に属する術に由来するもの。ジョージ・A・ロメロ監督により、新しい解釈のゾンビ(動く死体)映画がつくられ、さらにそのバリエーションを増やしている。 [[タイ・イン]] あるクロスオーバーやストーリーアークのメイン誌とは別のタイトルで同時進行するサイドストーリー。 [[第四の壁]](Fourth Wall) 演劇で、舞台の正面に位置する想像上の透明な壁であり、フィクションである演劇内の世界と観客のいる現実世界との境界を表す概念。 [[著作権]] 知的財産権の一つ。アメコミでも、作家・アーチストと会社の間で、成果の取り扱いについて係争が起こることがある。DCやマーベルは、作家などを雇い、著作権を買い入れる方法が多い。 [[テレキネシス]](Telekinesis) 代表的な超能力の一種。念力、念動力。 [[テレパシー]](Telepathy) 精神感応能力。声・身振り手振りを使わない会話方法。 [[ドミノマスク]](Domino Mask) [[ロビン]]とか[[バッキー]]のアレ。 [[トレード・ペーパーバック]](TPB) リーフで発行されたコミックをまとめたもの。[[ストーリーアーク]]ごとにまとめることが多い。利点は、リーフの流通ルートで通常販売されない書店で売れること。 [[バンドデシネ]] フランス・ベルギーのコミック。アメコミではない。 [[表紙サギ]] カバーと本編のアートの落差が激しく、カバーを見て期待したら本編が期待以下だった場合などに発せられる言葉 [[フィールドリーダー]] チームにおけるサブリーダー、行動隊長。リーダーが戦闘に出ない際は現場で指揮を執る。 [[フェイズシフト]]:直訳すると位相偏移。本来は物理用語なのだが、アメコミではなぜか物質を通り抜ける能力を指し、主にこの能力を持つキャラをフェイズシフターと呼ぶ。 [[フレネミー]] (Frenemy) Friend(友人)とEnemy(敵)の合成語。「縁が切れない腐れ縁のライバル」あたりか。ロマンス系、青春系、ユーモア系の作品によく出てくる人間関係。 [[プレビューズ]] Diamond Comic Distributors, Inc.という取次会社が発行しているカタログ雑誌。 [[ボルトロン/ヴォルトロン]](Voltron) 日本のアニメ「百獣王ゴライオン」と「機甲艦隊ダイラガーXV」を流用し、1984年にアメリカで放映された"Voltron"、およびその派生作品。現在では「百獣王ゴライオン」を元にした作品が多い。 [[マシュマロ]] ふんわりとしたメレンゲにシロップを加え、ゼリーで固めて粉をまぶした菓子の名で、ソフトキャンディーの一種。 [[ミニ・シリーズ]] 期間限定のタイトル。 [[メイン・ストリーム]] 「主流」や「王道」だが、コミックで使うと実質的に「マーベルとDCのヒーローもの」の意味。 [[リーフ]] アメリカでのコミックの主流な販売形態。「リーフ」は日本独自の呼び名。20〜30ページのカラーコミック(レターサイズ、広告入り32ページ・フルカラーが標準)が、単独タイトルで数ドルで販売される。通常コミックショップやニューススタンドで売られ、書店には入らない。これがまとまったのがトレード・ペーパー・バックとなる。 [[リランチ]] 「再立ち上げ」という意味。設定やキャラクターの変更などを行い、ストーリーの流れを変えること。 [[ルトランド]](Rutland) ヴァーモント州にある街で、毎年行われるハロウィンの仮装パレードでヒーローの格好をすることで有名だが、DC、マーベル両方に出ており、マーベルにDCのキャラが出てきたり、逆だったりする、一種のお遊びになっている。 [[ワン・ショット]] シリーズ化されない、一回終了の読み切りタイトル。何らかのクロスオーバーのタイ・イン誌やあるキャラクターの個人タイトルの場合も多い。 ----
*基礎用語編 別ページからのリンクも考慮して、基本的に個別ページも用意します。リンク先の記述はここに書かれている内容とほぼ同じになることもあります。 数字、AtoZ、50音順 **数字 [[100人のコミックスにおける最もセクシーな女性]](Comics Buyer's Guide Presents 100 Sexiest Women in Comics) コミックス・バイヤーズ・ガイドというコミックスファン向け雑誌が、2011年12月に出した特別号。ランキングは荒れると言われるが、よく言及されるので掲示します。 **AtoZ [[A.K.A.]] "Also Known As"の略。X a.k.a. Yとして「X、またの名をY」「X、あるいはY」と使う。 [[BFF]] "Best Friend Forever"の略で、「永遠の親友」「大親友」の意味。 [[GLAADメディア賞]] GLAAD(アメリカ国内において[[性的マイノリティー]]のイメージに関するメディアモニタリングを行っている非政府組織)が毎年発表する、[[性的マイノリティー]]とそのコミュニティに対して、公平で正確かつ広く影響を与えたメディアを讃えることを目的とした賞。コミックスも一部門であるが、コミックス原作の映画、ドラマ、アニメなども関連する。 GN [[グラフィック・ノベル]]の略。 [[TOKYOPOP]] アメリカとドイツに拠点を置く、日本のマンガを扱っていた出版社。特に少女マンガに強かった。一度倒産しているが、2015年ごろから、日本のマンガで描かれたディズニー作品を中心に再起。 TPB [[トレード・ペーパーバック]]の略。 **50音 [[インターカンパニークロスオーバー]] 下記の[[クロスオーバー]]の内でも、会社の異なる登場人物が登場するもの。例えば、[[バットマン]]と[[スパイダーマン]]がお互いの敵([[ジョーカー]]と[[カーネイジ]])が手を組んだ事件に対処するなど。 [[インプリント]] 欧米の出版社が出版物を刊行する際に用いる、ブランド名。同じ出版社が、路線を変えた出版物を出す場合などに使う。 [[ヴァリアントカバー]] 中身は同じで表紙だけ異なるコミックスの発行形態。または異なる表紙のことも指す。 [[ヴィラン]] いわゆる悪役のこと。後に立場を変えるキャラクターも多い。 [[エネルギーブラスト]](energy blast):ビームのようなものを目や手から放出して攻撃する能力。 [[オリジン]] ヒーローやヴィランの誕生の状況。主に能力を得た理由を指すが、出生の秘密なども描かれることがある。 [[オン・ゴーイング]] 終了の期限を決めずに継続される長期シリーズのこと。 [[コミックショップ]] コミックスおよびその関連製品を専門に扱う店舗。 [[クトゥルー神話]] 1920年代を中心に活躍したハワード・フィリップス・ラブクラフト(Howard Phillips Lovecraft:略称 HPL、H.P.ラブクラフトとも記される)の「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」を基とした、シェアードワールド作品群。共通した魔導書などのアイテムや、クトゥルーなどの神(に匹敵する魔物の存在)への言及などが特徴。 [[クリエーターオウンド]] クリエーター、つまり書き手がすべての権利を持つ、コミックスに関する著作権の形態。すべての権利が帰属するため、映画などでキャラクターが使われる場合も書き手にお金が入る仕組み。イメージ・コミックが有名。 [[クローン]](Clone) お手軽な復活方法。人気キャラクターに似た、でもちょっと違うキャラクターをすんなり導入するための手段の一つでもある。 [[クロスオーバー]] 異なるコミックの主人公が共演すること。&br()[[Amazing Spider-Man]]、[[Spectacular spider-Man]]、[[Web of Spider-Man]]など、同じ主人公の別タイトルに跨がって進行するストーリーもクロスオーバーという。 [[剣と魔法の物語]](Sword and Sorcery) 主に「中世程度までの技術水準(端的にいうと銃器が普及していない時代)で、魔法が働く空想世界での冒険譚」を指す。または「ヒロイック・ファンタジー」とも呼ばれる。現代の日本では、コンピューターRPGやMMRPGなどのゲームの世界(およびそれを背景とした作品)といったほうが通りが良いかも。アメコミでも多くの作品がつくられている。 [[ゴールデン・エイジ]] 1930〜50年頃までのアメコミ黎明期。1938年に「スーパーマン」が出版され大ヒットし、スーパーヒーローが大ブームとなった。 [[コミックス・コード]] 1940年代のヒーローブームの後にやってきた犯罪コミックなどのブームにより、コミックブックの暴力表現と性的表現が過激化し、それらが未成年読者に悪影響を与える(と、世の大人が危惧した)事からくる世間の非難を回避するため設けられた倫理規定。&br()規制は暴力シーンの描写の仕方や、題名や作品中で使って良い単語などにまで及び、遵守するとかなり表現が束縛されるものだった。&br()1954年に始まり、形式上、2011年までは一応存在していた。 [[コミック・ストリップ]] 新聞や雑誌に掲載される形式のコミックスのこと。歴史的にはこちらのほうが古い。新聞の売れ行きまで左右したと言われる。コミック・ストリップを一冊に集めて出版したのが現在主流のコミックス(日本でいうリーフ)になる。 [[コンティニティ]] 「継続性」の意味で「ヒーロー/ヴィランたちの歴史の集合体」「継続的な設定」などを指す。例えば、あるヒーローがビッグイベントに参加したときに、実は別人がヒーローと入れ替わっていたとすると、後でビッグイベントの話がでたときはヒーローはその話を知らないはずである。アメコミにはこのような設定の積み重ねがあるが、こういうものの集合が「コンティニティ」である。 [[サイドキック]] 「相棒」「助手」のような意味で、広く捉えるとヒーロー(主人公)の傍らで、その行動を支援する役。コミックスにおいては、バットマンに対するロビンのように10代の少年が有名。ゴールデンエイジのヒーローは、同性の子どもを連れているのが当たり前と考えられていたほど。 [[シルバー・エイジ]] 1950年代中期〜60年代までのヒーロー復権の時代。一度ヒーローものは衰退するが、テレビドラマ版スーパーマンの放送で復権を果たし、様々なヒーローが誕生した。DCは過去のキャラクターにSF的な視点を与え、スタイルも(当時の)現代的に変えた。&br()またスタン・リーは人間的な悩みや生活を持ったヒーロー像を産み出し、後のコミックスに大きな影響を与えた。 [[スイムスーツ・スペシャル]] スポーツ・イラストレイテッド誌の水着特集のように、主に夏の特集として、キャラクターたちが水着を着てピンナップのようなポーズをとる絵を描いた特集号。一種のお遊びだが、スーツを脱いだヒーローたちってこうなるのか、と思わせるものなどがある([[ゴーストライダー]]が水着になったらどうなるか、とか)。最近あまりみかけない。 [[ストーリーアーク]] リーフ数冊に渡って進行するストーリー。1つのサブタイトルを指すこともあれば、いくつかのサブタイトルがまとまって1つのストーリーアークを形成することもある。[[クロスオーバー]]になることもある。 [[性的マイノリティー]] 異性愛者(ヘテロセクシャル)以外の性的指向あるいは恋愛的指向の者(LGBTQIA+)。 [[ゼネスコープ]](Zenescope Entertainment) アメリカのコミック出版社。童話の主人公(「美女と野獣」のベラなど)や有名な話(ロビンフッドや「ドラキュラ」を退治するヴァン・ヘルシングなど)の登場人物が、セクシーなお姉ちゃんになって武器を持って暴れる作品を多く出している。 [[ゾンビ]] 「動く死体」。元はヴードゥー教の一部に属する術に由来するもの。ジョージ・A・ロメロ監督により、新しい解釈のゾンビ(動く死体)映画がつくられ、さらにそのバリエーションを増やしている。 [[タイ・イン]] あるクロスオーバーやストーリーアークのメイン誌とは別のタイトルで同時進行するサイドストーリー。 [[第四の壁]](Fourth Wall) 演劇で、舞台の正面に位置する想像上の透明な壁であり、フィクションである演劇内の世界と観客のいる現実世界との境界を表す概念。 [[著作権]] 知的財産権の一つ。アメコミでも、作家・アーチストと会社の間で、成果の取り扱いについて係争が起こることがある。DCやマーベルは、作家などを雇い、著作権を買い入れる方法が多い。 [[テレキネシス]](Telekinesis) 代表的な超能力の一種。念力、念動力。 [[テレパシー]](Telepathy) 精神感応能力。声・身振り手振りを使わない会話方法。 [[ドミノマスク]](Domino Mask) [[ロビン]]とか[[バッキー]]のアレ。 [[トレード・ペーパーバック]](TPB) リーフで発行されたコミックをまとめたもの。[[ストーリーアーク]]ごとにまとめることが多い。利点は、リーフの流通ルートで通常販売されない書店で売れること。 [[バンドデシネ]] フランス・ベルギーのコミック。アメコミではない。 [[表紙サギ]] カバーと本編のアートの落差が激しく、カバーを見て期待したら本編が期待以下だった場合などに発せられる言葉 [[フィールドリーダー]] チームにおけるサブリーダー、行動隊長。リーダーが戦闘に出ない際は現場で指揮を執る。 [[フェイズシフト]]:直訳すると位相偏移。本来は物理用語なのだが、アメコミではなぜか物質を通り抜ける能力を指し、主にこの能力を持つキャラをフェイズシフターと呼ぶ。 [[フレネミー]] (Frenemy) Friend(友人)とEnemy(敵)の合成語。「縁が切れない腐れ縁のライバル」あたりか。ロマンス系、青春系、ユーモア系の作品によく出てくる人間関係。 [[プレビューズ]] Diamond Comic Distributors, Inc.という取次会社が発行しているカタログ雑誌。 [[ボルトロン/ヴォルトロン]](Voltron) 日本のアニメ「百獣王ゴライオン」と「機甲艦隊ダイラガーXV」を流用し、1984年にアメリカで放映された"Voltron"、およびその派生作品。現在では「百獣王ゴライオン」を元にした作品が多い。 [[マシュマロ]] ふんわりとしたメレンゲにシロップを加え、ゼリーで固めて粉をまぶした菓子の名で、ソフトキャンディーの一種。 [[ミニ・シリーズ]] 期間限定のタイトル。 [[メイン・ストリーム]] 「主流」や「王道」だが、コミックで使うと実質的に「マーベルとDCのヒーローもの」の意味。 [[リーフ]] アメリカでのコミックの主流な販売形態。「リーフ」は日本独自の呼び名。20〜30ページのカラーコミック(レターサイズ、広告入り32ページ・フルカラーが標準)が、単独タイトルで数ドルで販売される。通常コミックショップやニューススタンドで売られ、書店には入らない。これがまとまったのがトレード・ペーパー・バックとなる。 [[リランチ]] 「再立ち上げ」という意味。設定やキャラクターの変更などを行い、ストーリーの流れを変えること。 [[ルトランド]](Rutland) ヴァーモント州にある街で、毎年行われるハロウィンの仮装パレードでヒーローの格好をすることで有名だが、DC、マーベル両方に出ており、マーベルにDCのキャラが出てきたり、逆だったりする、一種のお遊びになっている。 [[レトコン]] 後付け設定。後発作品における先発の設定の改変。 [[ワン・ショット]] シリーズ化されない、一回終了の読み切りタイトル。何らかのクロスオーバーのタイ・イン誌やあるキャラクターの個人タイトルの場合も多い。 ----

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