プラスティックマン(Plastic Man) / パトリック・オブライアン(Patrick "Eal" O'Brian)、愛称イール(Eel)

(キャラクター、DC)

初出:Quality Comics (1941–1956)、DC Comics (1966–)
属性:化学物質で変異した宇宙人、男性、地球在住

概要

惑星プラスティコンの最後の生き残り。
金庫破りの常習犯だったが、ある仕事の際に化学物質(「酸」としか書いていなかったので、未だに何か分かっていない)を浴びてしまった結果、体がゴムのように延び、自由自在に形が変わるようになった(プラスティックとは「可塑性物質」と言った意味)。元祖ゴム人間。
時には半液状にドロドロになってしまい、ビーカーや瓶に入ることもある。
どのように延びても体に張り付いている赤いコスチュームと、まれにしか外さないゴーグルを着けている。

犯罪者だったが、後に警官やFBIなどの職歴を経る。

性格的に、どんなときも真面目になれずジョークを飛ばし続ける。何にでも変形できる体を使ったギャグ(例えば、手を交通標識に変えて相手に示し、さらにホイッスルをつくって警告するとか)などを用いる。
なお皆驚くのだが、JLA内でプラスティックマンのことを高く買っているのがバットマンである。

同じDCでゴム人間のエロンゲイテッドマンより先に出現しているが、JLに参加したのは近年。
昔の話でよく分からないが、プラスティックマンの版権を買ったことが編集長に伝わっていなくて、編集長が別にエロンゲイテッドマンのコンセプトを指示した、ともいわれている。
エロンゲイテッドマンより液状に近く、グニャグニャになることができる(エロンゲイテッドマンは、あまりグニャグニャになると痛みが出る)。パラシュートができるのがプラスティックマンという違いがあるらしい。

クオリティ・コミックス出身で1941年制作。クオリティ・コミックスが倒産しDCコミックスに買収され、DCのキャラクターになる。
クオリティ・コミックス出身の中でも代表的なキャラクターであり、DCで何回かソロ・タイトルを持つが、あまり長続きしない不遇なキャラだった。

他メディア展開

プラスティックマンが主人公のアニメ"The Plastic Man Comedy/Adventure Show"がつくられており、1979年から1981年まで比較的長く放映された。
「バットマン ブレイブ&ボールド」「ヤングジャスティス」「ジャスティスリーグ・アクション」にそれぞれ登場している。
2020年末、女性版のプラスティックマン(?)を映画にしようという企画が出たとか。

トリビア

日本では、水木しげる御大が貸本漫画時代にライセンス契約して(本当か?)、プラスティックマンを日本で漫画化している。
プラスティックマンがカマボコになるなど、後の鬼太郎につながるアイデアも。


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最終更新:2021年02月19日 15:18