フラッシュ(The Flash)

(キャラクター名、DC)

概要

DCを代表する超高速のヒーロー。ジャスティス・リーグジャスティス・ソサエティの主要メンバーとしても活躍する。「スカーレット・スピードスター」、「地上最速の男」の異名を持つ。
これまでに何度か代替わりもしているが、同じ世界に複数人が同時に存在していることも多い。
その多くは異次元のエネルギー「スピードフォース」にアクセスすることで能力を発揮しているが、時期によっては肉体ひとつで超スピードを発生させる者もいたりする。
高速で走る姿が有名だが、スピードフォースから得た運動エネルギーの操作を行うことで移動のみならず、様々な現象を発生させることが可能。ただし、超人的な耐久力*1があるわけではないので、奇襲や罠などによる負傷をすることも多い。なお、頭の回転も速くなるらしい。

代表的な能力

  • 高速走行
最も基本的な能力。時期や設定によっては光速を突破していたりもする。ただし肉体的な衰えや精神的な問題によって音速程度にまで落ち込むこともある。
  • 悪路踏破
滑り落ちる前にビルの壁面を登りきり、沈む前に水面を駆け抜けることが可能。
  • 物質透過
自分の肉体を構成する原子を高速振動させ、他の物体の原子間の隙間をすり抜ける。
  • 風の発生
腕を振り回せば強力な送風機代わりになり、円を描くように走れば竜巻を起こす。
  • 透明化
自分の肉体を構成する原子を高速で振動させ、その原子間の隙に光を透過させることで他者から透明になる。
  • 地震を起こす
振動を地面に伝わらせて、非常に局地的な地震を起こす。
  • 熱を起こす
身体の分子を高速振動させて摩擦熱を発する(捕らえられた際、敵から逃げるのに有効)。
  • 運動エネルギー付与
スピードフォースから引き出したエネルギーを自分で使わずに、接触した他の物体に与える。*2
  • 強力なパンチ
「助走をつけてパンチをすると、強いパンチが出せる」という原理を利用して、一番長い距離(地球上では今いる場所から地球を一周)を走って相手を殴る*3。ただし、使いすぎると「スピードフォース」に飲み込まれてしまう。カートゥーンでよくみられる。
  • 時間移動
ルームランナー型のマシン「コズミック・トレッドミル」を利用することで過去や未来に移動可能。*4
*なお超高速によって発生する反作用や空気抵抗、衝撃波や摩擦熱など諸々のネガティブな要素は「スピードフォース」によって解決しているので野暮なツッコミは不要である*5

歴代のフラッシュ

初代:ジェイ・ギャリック

初出:Flash comics #1(1940年1月)

二代目:バリー・アレン

初出:Showcase #4(1956年10月)

三代目:ウォーリー・ウェスト

初出:The Flash #110(1960年1月)

四代目:バート・アレン

初出:The Flash Vol 2 #92(1994年7月)

トリビア

DCとマーベルのキャラが対決した際にはクイックシルバーと対決。
一回戦はDC宇宙で戦い、フラッシュが圧勝したが、2回線はスピードフォースの存在しないマーベル世界で戦った為にクイックシルバーが勝利した。

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最終更新:2022年06月28日 22:06

*1 もちろん常人よりはいくらか強く、治癒速度もはるかに速い。

*2 フラッシュが人命救助を行った際、助けた人物が超高速移動による影響をほとんど受けないのはこのためと思われる。

*3 一部の作品では自身の質量を増大させるほどの速度で殴っている。三代目曰く「白色矮星並み」の質量だとか。

*4 一時期は単独でのタイムトラベルも行っていた。

*5 ただし衝撃波や摩擦熱による攻撃など、一部の現象は意図的に発生させることも可能なようである。