ハル・ジョーダン(Hal Jordan) / ハロルド・ジョーダン(Harold Jordan)

(キャラクター、DC)

初出:Showcase #22 (1959年10月)
属性:異星のテクノロジーを使う人間、男性、アメリカ人、ユダヤ人
参加チーム:ジャスティスリーグ(JLA)、グリーンランタンコァ

概要

父親がカトリック、母親がユダヤ教徒(ユダヤ人)であり、ユダヤ人。兄が2人いる。
父親を幼い頃に飛行機の事故で無くしているが、自身もテストパイロットになった。
コーストシティがホームタウン。
地球で重症を負ったグリーンランタンのアビン・サーは自分の後継者をリングに探させ、リングはコーストシティ出身のテストパイロット、ハル・ジョーダンを選ぶ。ハルはアビン・サーの遺志を継ぎ、地球を含むセクター2814を守るグリーンランタンとなった。

グリーンランタン」の名前を持つキャラクターとしてはアラン・スコットに次いで2人目だが、グリーンランタン・コァ所属のキャラクターとしては初代となる。
なお、グリーンランタンの立ち位置は「宇宙の警察官」。

ハルの別名は「恐れを知らぬ男」。最強のグリーンランタンとも呼ばれる。
「恐れを知らない」ので、「恐れを武器とする」バットマン(ブルース・ウェイン)とは相性が悪い。
ワン・パンチ」というお決まりのギャグがあり、通常ガイ・ガードナーバットマンがパンチ一発でのしているが、ハル・ジョーダンがバットマンをのしたことがある。

ハルは、故郷のコーストシティをモングルに破壊され暴走し、コーストシティを復活させようとオアのセントラルパワーバッテリーを狙い、立ちはだかるコァ隊員を次々に殺害して、セントラルバッテリーを吸収し魔人パララックスと化す。
しかし、超巨大宇宙生物サンイーターが太陽系に接近し。太陽を食しはじめ、地球は氷河期に襲われると、パララックスは太陽再生のために自らを犠牲にする。
地獄のさまよえる魂の牢獄に封じられていたハルは、3代目スペクターとして復活。
その後、パララックスの正体が語られ、ハルはグリーンランタンとして復活する。

能力

主なリングの能力は、固形の光を放射すること。戦闘ではリングは武具を実体化させたり、ビームにも見える光の柱を作り出して使う。
その他、飛行、リングの持ち主同士の言葉を通じさせること など
弱点は、エネルギーが消耗すると、一定時間ランタン型のエネルギーチャージャーに入れる必要があること。エネルギーの補給が必要かは、リングが教えてくれる。
昔は、黄色いものにはリングの光の効果がなかった。

他メディア展開

映画「グリーンランタン」(2011年)
DCの映画シリーズ第一作として後が続く予定だったが、本作の興行成績が悪くシリーズ化は頓挫した。
映画「デッドプール」シリーズ主役のライアン・レイノルズが、「グリーンランタン」で主役を演じていたので、「デッドプール」には「グリーンランタン」をネタにしたジョークがよく出てくる。
なお、「画面が全部緑色で見にくい」と言われるが、別の色が出たら困る。

関連キャラクター

トム・カルマク(パイフェース)
イヌイット(エスキモー)出身のメカニックで、サイドキック的なキャラクターだった。なお、"パイフェース"は平板な顔つきを指す差別的なニュアンスがある。
ラリー・トレーナー
空軍の同僚という設定。後のドゥーム・パトロールネガティブマン


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最終更新:2022年10月20日 10:59