フラッシュ(The Flash) / ウォレス・ルドルフ・”ウォーリー”・ウェスト(Wallace Rudolph "Wally" West)

(キャラクター、DC)
*ウォリー表記もあり。
*New52で現れた同姓同名のアフリカ系少年はキッドフラッシュの項を参照されたし。

初出:The Flash #110(1960年1月)
属性:男性、地球人、アメリカ人

概要

三代目フラッシュ。元初代キッドフラッシュティーン・タイタンズ出身でジャスティス・リーグへと所属することになった初のヒーロー。
二代目フラッシュことバリー・アレンと同じタイプのコスチュームで描かれることも多いが、二人並んで描かれる場合はウォーリーは目の部分がレンズ状に覆われたタイプ(いわゆる白目マスク)になっている*1
彼が三代目を襲名した後、フラッシュをはじめとする多くのスピードスターに関わるエネルギー「スピードフォース」についての多くの設定が形成された。10代前半から結婚、子をもうけるまでの長きに渡りフラッシュを務める中でスピードフォースとの深いつながりを得ており、歴代フラッシュの中でも彼を最速とする説もある。

温厚で慎重派だった師匠であり義理のおじでもあるバリーと対照的な性格で描かれることが多く、せっかちかつ単純で直情径行が強かったり、お調子者でチームのムードメーカー的*2に描かれることも多い。またティーン・タイタンズ時代から交流のある初代ロビンナイトウィングことディック・グレイソンとは親友同士の間柄。

おじの死*3がヒーロー人生の転換点だったり、私生活が安定しなかったり、妻が流産したり、魔法*4で人々からフラッシュの正体の記憶を消してもらったりと、どこかのクモ男とは様々な共通点がある。

オリジン

キッドフラッシュとして長く活動していたウォーリーだったが、実は成人前に超スピードを得ていたため、バリーと異なり肉体への悪影響が発生。しだいに能力使用時に多大な苦痛にさいなまれるようになり、ヒーローとしての活動を断念することになってしまう。
しかし後に「クライシス」( クライシス・オン・インフィニット・アーシズ)事件中一時的にキッドフラッシュとして活動を再開していたウォーリーは、アンチモニターの放った光線により偶然にも肉体の性質が変異。自身への悪影響なしに超スピード*5を使用できるようになり、同事件中に反物質砲を破壊するために消滅してしまったバリーの跡を継ぎ、三代目のフラッシュとなった。

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最終更新:2022年07月11日 01:05

*1 鼻までマスクで覆われていることもある

*2 一部の作品ではこういったムードメーカー的な側面はバリーに逆輸入されている。

*3 こちらのおじは実は死んでいなかったが。

*4 厳密にはスペクターの能力によるもの。

*5 ただし当時は音速程度にまで速度が落ち込んでいた。