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ジュビリー (Jubilee) / ジュビレーション・リー Jubilation Lee
(キャラクター名、マーベル)
初出:
Uncanny X-Men #244 (1989年5月)
種族:女性、ミュータント→装備で強化した人間→吸血鬼
旧コードネーム:ワンドラ(Wondra、ニューウォリアーズとして)
能力
手から「花火」と称する爆発する火球を無数に放出する能力を持っていた。
「花火」の能力は破壊力もあり、潜在能力も高いが目くらまし役になることが多かった。
なお、
エマ・フロストは、「花火」が一種の核爆発であるのを見抜き高く評価。「花火」の威力に何らかの心理的なブロックがかかっているという。能力をコピーできる
シンクが「花火」を使ったところ、大爆発が起きている。また
エンプレートが花火の能力を吸収したときにジュビリーが彼を怒らせると制御が効かなくなり、これも大爆発を起こし仲間を救出した。
概要
中国系アメリカ人の女の子。「ジュビリー」とは元々聖書の言葉で「祝祭」などの意味がある。
若手ミュータントとして初登場し、
X-MENと行動を共にした後、
ジェネレーションXなどに参加した。
経歴
能力開花前
ショッピングモールで仲間と万引きを繰り返していたが、警察官に囲まれたところで能力が発現した。
(
Generation X#24,1997年1月)
初登場
花火の能力を使ってハリウッドのショッピングモールで大道芸のようなことを(無断で)やり、生活していた。ショッピングモール側はこれを迷惑がり、ミュータント狩りのチーム「M−スクアッド」に依頼して排除しようとする。しかしたまたま現れた
X-MENたちに救出され、勝手について行って仲間になった。
後にマサチューセッツの「
恵まれし子らの学園」分校に転入。能力の使い方を学ぶ10代のミュータントたちを集めたグループ「
ジェネレーションX」のメンバーになった。
ジュビリーは既に本家X-MENと行動を共にしていた経験を自慢する癖があり、この話をすると他のメンバーから迷惑がられてしまう。
M-Day以降
M-Dayで能力を失い、他の元ミュータントたちとニューウォリアーズ(第四期)に参加。
腕力を増強するスーツを与えられ(
ウィザードのものとされる)、ワンドラを名乗る。
その後吸血鬼の戦いに巻き込まれ、吸血鬼になってしまった。
2016年後半のMarvel Now II展開では、
ヘルキャットの事務所でアシスタントをしながら、彼女のサイドキックとして活躍している。
ただし
X-MEN系の表紙に描かれていたので、そっちにいくかも知れない。
トリビア
- 「算数不能(ディスカリキュリア)」という、先天的に算数を解くことができない発達障害(例えば、計算のための短期記憶ができない、計算記号が何を意味しているか分からない、など)である。
- 体操が得意で、将来はオリンピック選手を嘱望されていた。
- トレードマークの、でかい黄色いコートは、逃亡先で拾った衣服の一つである。
- X-Factor(当時)のブンブンと、性格やパワーがもろに被っているので、お互い嫌っていた。
- ストームのチームに参加した時に、食堂でブリング!にいきなりキスをされた。また、バトルワールドの「ランナウェイズ」に出ていた異次元のジュビリーは、突っかかってくるフロストバイト(女)に「私のこと、嫌いだろ!」と言われて、「嫌いじゃないよ」といきなりキスをして黙らせた。このあたりからジュビリー=同性愛者説がでてきている。
- 海外の「役に立たないミュータントの超能力」に、ジュビリーの「花火」がよく出てくる。
アニメーション版(1992年版)
1992年(日本は1995年)に放送されたX-MENのアニメーション版では、準主役の扱い。
「アニメーション版といえば、ジュビリー」ということで、バトルワールドやミニシリーズの「X-MEN '92(アニメ版のX-MENの世界)」では表紙に載っていた。
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最終更新:1970年01月01日 09:00