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ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツ(the Brotherhood of Evil Mutants)

(チーム名、マーベル)

初出:Uncanny X-Men #4 (1964年3月)

概要

ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツはミュータントのグループ。
元々は、ミュータントを優越種と看做し人類を支配するためマグニートーによって組織された。それ以来、人類とミュータントとの共存を目指すX-MENと対立し、幾度となく戦った。
ただし、後年に再結成された"ブラザーフッド"を名乗るチームの中には、そういった政治的イデオロギーとは無縁のチームも存在する。
また後期のチームは名称から「イビル」を抜くこともある。

後に、マグニートーの描き方が変わってくると、プロフェッサーXは「何がイビル(悪)か、イビルに対する自分のチームは<善>なのか」という哲学的な問いをかけられたと考えた。

チームの経歴とリーダーの変遷

マグニートー

初登場時はマグニートーが結成したチームだった。本拠地は小さな島。
最初の攻撃はキャノン砲を積んだ貨物船を奪い、南アメリカの小国サント・マルコ共和国を支配することだった。計画は完璧に進み、一瞬で政府を掌握することに成功。しかし、X-MENの活躍により逃亡せざるを得なくなった。

【初期メンバー】
マグニートー:磁界の帝王。磁力を操る協力なミュータント。
トード:協力なジャンプ力やキック、そして長い舌を持つミュータント。マグニートーと長く付き合うことに。
スカーレットウィッチ:最初は呪いの力で相手に不幸をもたらす能力だった。マグニートーの実の娘(と思われていた)だが、それを知るのはもっと後のこと。
クイックシルバー:超高速で行動できる。スカーレットウィッチの双子の弟。
マスターマインド:複数の人間に同時に幻覚を見せることができる。

ミスティーク

結成:Uncanny X-MEN#141(1981年1月)
"Days of future past"で初登場。ミュータント排斥主義者の政治家を暗殺するために結成した。
後にアメリカ政府の傘下に入り、フリーダムフォースとなる。

【初期メンバー】
ミスティーク:ミュータント・テロリスト。変身能力を持つ。
ディスティニー:盲目だが、予言能力を持つ。
アバランチ:固形物を溶かしたり、崩壊させたりした上に、その残骸を使って津波を起こして攻撃する。
パイロ:炎を自在に操る。ただし自分で発火できないので、火炎放射器を背負っている。
ブロブ:柔らかい体であらゆる衝撃を吸収。また地面に根を張ったように動かない能力もある。
アラクネ:黒スーツに白のクモ模様のスパイダーウーマン。テレキネシスを使って壁に張り付き、精神力で生み出した糸を操る。ミュータントではない。

トード


【初期メンバー】
トード、パイロ、ファンタジア、サウロン

ハボック

ダークビーストによって洗脳されたハボックがブラザーフッドを組織した。

その後も様々なキャラクターがブラザーフッドを組織している。





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最終更新:1970年01月01日 09:00