マスターズ・オブ・エビル(Masters of Evil)

(チーム名、マーベル)

初登場:Uncanny X-Men #210 (1986年10月)

概要

初登場時はミスターシニスターモーロックスを「浄化」するために結成した殺戮部隊。

初代:

ミュータント・マサカーで登場。

  • ミスターシニスター(Mister Sinister)/ナサニエル・エセックス(Nathaniel Essex):マローダーズを集めた超本人で、ボス役。
  • アークライト(Arclight)/フィリッパ・ソンタグ(Philippa Sontag):超怪力のミュータント。衝撃波を発することができ、これを用いて敵や物を破壊し、限定された範囲であれば地震を起こすことが可能。
  • ブロックバスター(Blockbuster)/マイケル・バエラ(Michael Baer):超怪力と頑健さをもつミュータント。ソーのパンチをくらって立っていられた。
  • ハープーン(Harpoon)/コディアック・ノアタック(Kodiak Noatak):イヌイットの若者で、スレイスピア(Slayspears)という9kg(20ポンド)の返し針のついた銛に、バイオエナジーをチャージして投げることで破壊力を高めるなどする。エンジェルの両翼を銛でピン止めにしたが、これが翼の切断につながる傷になった。
  • マリス(Malice)/本名不詳:実体のないサイキック体であり、人の潜在意識に「隠れ」て、隠れられた人が鏡を見たときに姿を現したり、意識のダークサイドに現れたりする。主にポラリスに取り憑いて活動していた。本編ではダズラーに憑依する。指揮命令系統から離れていた。後にミスターシニスターに殺害されて、デジタル体として復活し、オメガ・センチネルに取り憑く。
  • プリズム(Prism)/ ロビー(Robbie):結晶体の肉体を持ち、さまざまなエネルギー攻撃を増幅して反射するが、身体は衝撃に弱い。自信家で冷血な殺し屋だが、自身の体の壊れやすさを過小に見積もることがある。
  • リップタイド(Riptide):ヤーノシュ・クエステッド(Janos Questad):首から下を高速で回転させて竜巻をおこすほか、竜巻を利用して皮膚からつくった手裏剣を打ち出し、大ダメージを与える。
  • セイバートゥース(Sabretooth)/ヴィクター・クリード(Victor Creed):ウルヴァリンの仇敵。実はX-MEN関係のタイトルへの出演は、ミュータント・マスカラーが初めてで、それも中途からである。
  • スカルプハンター(Scalphunter)/ ジョン・グレイクロウ(John Greycrow):冷血な仕事人。マローダーズの戦術隊長で、マリスとミスターシニスターだけが彼の下した命令を覆せる。「テクノモーフィング」というテクノロジーを使った機器の性質を変える能力と、再生能力を持つ。テクノモーフィングの能力を使って、銃などを埋め込んだバトルスーツから適宜武器-主に重火器-を組み立てる。
  • スクランブラー(Scrambler)/キム・イルスン(Kim Il Sung):最年少。相手のパワー(ミュータントパワーや、生命遺伝的、電磁的、機械技術的なパワーを含む)を、相手に接触することで一時的に消し去る。同じような能力のローグと打ち合った結果、両方の能力が中和された。
  • ヴァーディゴ(Vertigo)/本名不詳:ヴァーディゴは「めまい」の意味で、その名の通り対象の意識を朦朧とさせ、時には意識をそのまま失わせる。サヴェッジランド原住民で、遺伝子操作で超人的能力を身に付けたサヴェッジランド・ミューテイツの一員。クローンが多く、どれが元のヴァーディゴなのか分からなくなっている。


二代目:

メシア・コンプレックスに登場。X-MENの関係者がマローダーズに参加した。

  • ガンビット(Gambit)/ レミー・ルボー(Remy LeBeau): X-MENへの加入前、ミスターシニスターに雇われて初代マローダーズを集めたが、その結果百人以上のモーロックスが死ぬことになった。マローダーズを集めたことはX-MENに秘密にしていたが、ローグと記憶を共有してしまい隠すことができなくなった。
  • レディー・マスターマインド(Lady Mastermind)/リーガン・ウィンガード(Regan Wyngarde): 幻覚を作り出すミュータントであり、初代マスターマインド/ジェーソン・ウィングラード(Jason Wyngarde)の娘の一人。
  • ミスティーク(Mystique): 変身能力者。X-MENを裏切るため、内部に入り込んだ。
  • サンファイア(Sunfire)/ 吉田士郎 (Shiro Yoshida): 元X-MENの日本人ミュータント。炎を操る。


三代目:

スキズム展開の後、X-MENの敵の二人がマローダーズに参加。

  • キメラ(Chimera): 元次元海賊で、物理界、アストラル界などさまざまな世界の敵に対し、半透明で緑色の竜の形をした炎を吐くことができる。
  • バニッシャー(Vanisher) / テルフォード・ポーター (Telford Porter): 長年の犯罪者にしてX-Forceの元メンバーで、テレポート能力者。


四代目:

マグニートーが、セイバートゥースとマリス以外の、クローンが残っている初代マローダーズを追跡し、殺した。これは新たなクローンを活動させるためであり、マグニートーの命令に従うようプログラムするためであった。


五代目:

All-New, All-Different Marvelのイベントで、ミスターシニスターが新たなマローダーズを結成。キメラ以外のメンバーは、下記の通り。
  • アリエス(Aries):雄羊のような角と容貌を持つミュータントで、ゾディアックと関連を持つ。
  • アジマス(Azimuth):口の中にブラックホールがあり、ナイトクロウラーのテレポートも無効にするほどの力がある。
  • コーダ(Coda):フォーク状の舌を持つ、ミイラ化したミュータント。



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最終更新:2022年09月18日 01:08