厦門 コロンス島

福建省は烏龍茶の名産地です。特に、厦門からほど近い千メートル級の峰が連なる安渓産の鉄観音茶は有名です。中国茶は緑茶、白茶、黄茶、黒茶、青茶、紅茶、の6種に区分され、烏龍茶は青茶に分類され、茶葉を発酵途中で加熱して発酵を止め、半発酵させた茶です。青茶に対して、緑茶は茶葉を摘んだ直後に加熱するため発酵の過程がなく、紅茶は完全に発酵させたものを乾燥させたものです。烏龍茶の生産量では福建省がトップで、次が台湾です。福建省北部にある武夷山の武夷岩茶と、福建省中部の安渓で作られる鉄観音が有名です。武夷岩茶は、福建省武夷山で作られ、その中でも「大紅袍」は、武夷山の北部にある九龍巣の絶壁にある僅か4本しかない400年を越える老木からほんのわずか収穫され、一般に市場にでることはありません。その老木を接木した孫木、ひ孫木などから作られた茶葉を含んだお茶が、「大紅袍」として一般市場に流通しています。鉄観音は、春茶(5月頃)と秋茶(10月頃)に香りも味もよい新茶が出ますので、この頃に味わうのがベストと思います。

コロンス島は、旧共同租界地で、商社や華僑の別荘など、歴史的建築物が数多くあり、コロニアルな建物の美しい観光スポットとして多くの人が訪れます。また、コロンス島には一台の車もなく落ち着いた島です。
  • コロンス島の日光岩、高さ92.7mの高台から眺める
  • 南国の花の木
  • 南国の花の木
ピアノ博物館:菽庄花園に設けられたピアノ博物館がります。館内にはアメリカ、イギリス、フランス制などの古いピアノ70台を展示しています。全部のピアノはコロンス出身の華僑が集めたものです。
  • コロンス島の街角
  • コロンス島の別荘地





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最終更新:2007年07月26日 20:12