麗江2

ナシ族には、世界で唯一現在も使われている東巴象形文字、東巴文化、ナシ族古典音楽、いくつかの宗教が合わせた白沙壁画などが今なお残っています。 自然を崇拝していたナシ族の宗教は、ボン教(チベットにおいて、仏教が伝わる以前に信仰されていたチベットの古い宗教)、大乗仏教、道教の影響を受けて、麗江独特の東巴教となりました。また、東巴教は、ボン教の原型を保持していることなどから、東巴経典は各所から注目されています。東巴経典は、独特の象形文字(東巴文字)書かれており、東巴文字は、世界で唯一現在も(信仰面で)使われている象形文字として知られています。ナシ族の一部には、女系家族、(男性が)通い婚の伝統がありました。昼間はそれぞれの実家の労働に参加し、食事も実家の家族と共にし、生まれた子供は母親の家で育てられ、実の父親とはあまり関係が無かったようです。さらに、ロカ湖付近には,ナシ族に近い民族で、今も80%が通い婚と言われるモソ人が住んでおり、女系社会、通い婚、歌垣の伝統を持っており、女性が一家の責任者として、畑仕事はもちろん、家庭の営みも全部担当するとのことです
  • 麗江古城の家並
  • 古城の至る所に用水が流れています
  • 細い路地





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最終更新:2007年07月18日 21:47