サムイェ寺

ツェタン(澤当)は、チベット高原の中南部にあり、ヤルツァンポ川の中流域にあります。神話では、チベット人の発祥の地となっており、チベットの最初の宮殿ユムブ・ラカンもあります。ツェタンからラサに向かう道にダナンがあり、ダナンからヤルツァンポ川を渡ったところにサムイェ寺があります。サムイェ寺はチベット仏教建築のなかで最高傑作と言われています。サムイェ寺はチベット語で不可思議な寺の意味です。


この寺は、チベット仏教の伝来当初に建てられ由緒のある寺です。この寺は、仏教(密教)の教えを体現する立体マンダラを再現しています。マンダラの本来の意味は、本質的なもの、完全にまとまったものです。 これから、仏様の悟りの世界、空間を表現したものである。密教の修行者が悟りの世界を瞑想するための助けとして作られたのが本来の意味です。


  • サムイェ寺の正面とマニ柱
サムイェ寺に行くには、ダナンから渡し舟でヤルツァンポ川を渡りますが、私達はトヨタ・ランドクルーザを手配していましたので、川が増水していたので、渡し舟は危険とのことで、ツェタンのさらに東にあるヤルツァンポに架かる橋を渡り、道なき道をランクルでサムイェ寺まで移動しました。
  • ランクルで走った景色です。
  • サムイェ寺の内部




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最終更新:2007年06月29日 20:36