ポタラ宮(1)

チベットにおいて、観音菩薩は特別な存在です。チベット民族の創造者であり、かつ救済者でもあります。初代の国王ソンツェンガンポは、観音菩薩の化身と考えられています。ソンツェンガンポ王は、このマリポリの丘に宮城を作ったといわれています。その後、ダライラマ5世が、このマリポリの丘にポタラ宮を建てた。マリポリの丘は、観音菩薩が降臨し、チベット民族の救済を誓った神聖な場所です。
ポタラ宮とは、観音の聖地の意味で、ラサのマルポリ(赤山)に建っている。本格的な建設は比較的新しくダライラマ5世が17世紀にマルポリの丘に宮殿を建てることを決めた。1994年には、ユネスコの世界遺産にも登録されている。ポタラ宮は、ダライラマ5世が建築した白宮(ボタン・カルボ)とその後に立てられた紅宮(ボタン・マルボ)を中心に複合した建築で内部は迷路の様になっています。
  • 紅宮の屋上の建物。黄金色の屋根は、歴代のダライラマの霊塔
  • 同じく紅宮の屋上




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最終更新:2007年07月14日 19:33