シー・サッチャナーライ遺跡は、ピサヌロークからヨム川を渡り北西に位置します。スコータイが独立する以前は、クメール族がこの地を拠点としてこの一体を支配していました。この遺跡は、スコータイの歴代の王が直轄した王朝第2の都市の市街地にあたります。
ワット・チャーン・ロムは、正方形の基壇の周囲を半身の像の像で飾り、その上にスリランカ風の塔を載せています。この様式はスコータイ時代に多く立てられたと言われています。基壇は2層になっており、上の壇には仏座像が納められています。13世紀の末にクメールに戦勝した記念に建てられたといわれています。