シーサッチャナーライ遺跡(ワット・チャーン・ロム1)

シー・サッチャナーライ遺跡は、ピサヌロークからヨム川を渡り北西に位置します。スコータイが独立する以前は、クメール族がこの地を拠点としてこの一体を支配していました。この遺跡は、スコータイの歴代の王が直轄した王朝第2の都市の市街地にあたります。

ワット・チャーン・ロムは、正方形の基壇の周囲を半身の像の像で飾り、その上にスリランカ風の塔を載せています。この様式はスコータイ時代に多く立てられたと言われています。基壇は2層になっており、上の壇には仏座像が納められています。13世紀の末にクメールに戦勝した記念に建てられたといわれています。
  • ワット・チャーン・ロムの全景
  • ワット・チャーン・ロムを正面から
  • 基壇の1層目は像の半身の飾り、2層目は仏座像
  • 周囲の壁、熱帯地方らしく、大きな木々に囲まれています


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最終更新:2008年02月06日 21:44