カラクリ湖は、カシュガルから約200Kmの地点にあります。標高3600mで約富士山の頂上近く相当します。伝説によると青年が美しい娘に求婚した時、その父親がムズタグ・アリ山の雪蓮花を取ってくることを条件にしました。青年は、山の仙女の助けをかり、禁断の雪蓮花を採って帰りました。一方掟を破った仙女は、ムズタグ・アリ山の閉じ込められ、その髪がムズタグ・アリ山の氷河になり、その涙がカラクリ湖になったとの伝説があります。