鎌倉五山:寿福寺

寿福寺は臨済宗建長寺派の寺で、鎌倉五山の第三位にあたります。源頼朝の父・義朝の居館があった所でもあります。1200年北条政子が寿福寺を開創し栄西を開山に迎えました。墓地には源実朝、北条政子の墓と伝えられる五輪塔があり、また同墓地には、陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎などの墓がります。

栄西(1141~1215)は、延暦寺で天台宗を学び、二度、中国の宋に渡り、寧波の天童寺などで臨済禅を学びました。帰国後鎌倉に入り禅宗を広め、その後建仁二年(1202)には将軍・源頼家の外護で京都に建仁寺を開きました。栄西は、わが国の臨済禅の祖であると共に、「茶は養生の仙薬なり…」ではじまる『喫茶養生記』を著し、お茶を日本に広めた人としても有名です。
  • 総門
  • 本堂
  • 北条政子の墓
  • 源実朝の墓




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最終更新:2007年09月20日 21:57