ベゼクリク千仏堂

ベゼクリク千仏堂:火焔山に続く荒涼とした岩石の山の中に断崖に渓谷があり、その河沿いに千仏堂があります。ベゼクリク千仏堂は5~6世紀ころから造られ、9~13世紀の高昌国の時代に最も栄えました。現存するものは64窟あり、仏教壁画に描かれています。イスラム教や20世紀初頭の各国探検隊により、大きな被害を受けました。窟内は撮影禁止となっています。

壁画は、高価な顔料、例えば、ラピスラズリ、トルコ石、金泥などを豊富に使っています。つまり、壁画は貧乏な僧侶のみが頑張って作ったとは考えられません。壁画は富の象徴と考えなければいけません。つまり、背景に王族、大商人などの寄進者がいた等豊富な財力が背景となります。
  • ベゼクリク千仏堂入り口
  • 渓谷沿いの全景
  • ベゼクリク千仏堂窟




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最終更新:2007年09月29日 19:44