※テロ対策を既にセットにしたやつです。

流用報告はこちらにお願いします→https://www24.atwiki.jp/ronnyuuryuu/pages/706.html


*部品構造

-大部品: 発電による燃料採掘施設 RD:87 評価値:11
--部品: 燃料の発電
--大部品: 大型風力発電所 RD:37 評価値:8
---部品: 発電の仕方
---大部品: 特性 RD:4 評価値:3
----部品: 安価
----部品: 豊富
----部品: クリーン
----部品: 無尽蔵
---部品: 風車の仕組み
---部品: プロペラ型風車
---大部品: ブレード RD:3 評価値:2
----部品: 素材
----部品: 3枚ブレード形式
----部品: 可変ピッチ機構
---部品: 制御
---大部品: ナセルの機能 RD:8 評価値:5
----部品: 主軸
----部品: 巻線型誘導発電機
----部品: 増幅器
----部品: ヨー旋回装置
----部品: ナセル制御盤
----部品: 冷却装置
----部品: 防音・防水
----部品: メンテナンス用スペース
---部品: タワー
---部品: 複数台設置の最適場所調査
---大部品: 災害対策 RD:3 評価値:2
----部品: 高い構造物としての雷に対する備え
----部品: 台風対策
----部品: 雪や氷
---大部品: 建設場所の条件 RD:6 評価値:4
----部品: 基本的な事
----部品: 道が必要
----部品: 騒音と建設場所
----部品: シャドーフリッカー
----部品: 電波障害
----部品: 生態系に配慮
---大部品: 建設するためには RD:7 評価値:4
----部品: 立地調査
----部品: 風況調査
----部品: 基本設計
----部品: 実地設計
----部品: 関係各所への手続き
----部品: 建設工事
----部品: 運転開始とその後
--大部品: その他の発電所 RD:29 評価値:8
---大部品: 火力発電 RD:15 評価値:6
----部品: 汽力発電
----大部品: 大気汚染防止対策 RD:4 評価値:3
-----部品: 硫黄分の少ない燃料を使用
-----部品: 排煙脱硫装置
-----部品: 脱硝装置
-----部品: ばいじん対策
----大部品: 水質汚濁防止と温排水対策 RD:2 評価値:1
-----部品: 総合排水処理装置
-----部品: 温排水対策
----部品: 廃棄物対策
----大部品: 火災対策 RD:7 評価値:4
-----大部品: 火災検知器 RD:3 評価値:2
------部品: 熱感知器
------部品: 煙感知器
------部品: 光感知器
-----大部品: 消火設備 RD:4 評価値:3
------大部品: 水消火設備 RD:2 評価値:1
-------部品: 閉鎖型スプリングクラー
-------部品: 解放型
------部品: 泡消火設備
------部品: ガス消火設備
---大部品: 水力発電 RD:5 評価値:3
----部品: 水を使った発電
----大部品: 種類 RD:4 評価値:3
-----部品: 自流式
-----部品: 調整池式
-----部品: 貯水池式
-----部品: 揚水式
---大部品: 太陽熱発電 RD:3 評価値:2
----部品: トラフ式
----部品: タワートップ式
----部品: 地域と夜間
---大部品: 海洋エネルギーによる発電 RD:4 評価値:3
----部品: 海洋温度差発電
----部品: 濃度差発電
----部品: 波浪発電
----部品: 海流発電
---部品: 発電所の周辺環境に対する対策
---部品: 保守点検はしっかりと行う
--大部品: テロ対策 RD:20 評価値:7
---大部品: 概要 RD:2 評価値:1
----部品: 意義
----部品: 方針
---大部品: 防犯カメラによる防犯システム(システム) RD:8 評価値:5
----部品: システム概要
----部品: 有効範囲と規模
----部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
----部品: 広域データ観測による時系列の把握
----部品: 防犯カメラの情報の集積
----部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
----大部品: 防犯カメラ RD:1 評価値:0
-----部品: 防犯カメラの規格
----部品: プライバシー保護
---大部品: パトロール RD:2 評価値:1
----部品: 巡回による抑止力
----部品: 警備体制
---大部品: 設置型テロへの対策 RD:2 評価値:1
----部品: 清掃の徹底
----部品: 不審物対策
---大部品: 自爆テロ対策 RD:3 評価値:2
----部品: 自爆テロの危険性
----部品: 持ち込み制限
----部品: 警察との協力
---大部品: テロ発生時の対応 RD:3 評価値:2
----部品: 避難経路
----部品: 避難誘導
----部品: 指揮系統



*部品定義

**部品: 燃料の発電
 燃料を得る為の発電は風力発電を主としつつも他の発電方法も合わせて行う事で特定の発電ができないような非常時にも対応でき、発電力としても安定して供給できるようになった。

**部品: 発電の仕方
 風力発電は風の運動エネルギーで風車を回し、その回転力で発電機を回して発電する装置であり、シンプルな発電装置である。


**部品: 安価
 風力発電は石油や石炭、天然ガスなどのエネルギー資源を使いません。自然界に吹いている風を使います。なので安価に発電できるのです。

**部品: 豊富
 風力発電で使う風は豊富です。外であるならば藩国中に風は吹いています。実際に発電所を建てる際には強く風を吹いている場所を探す必要がありますが、豊富なのは確かです。

**部品: クリーン
 風をエネルギーとして発電しているので火力発電のように二酸化炭素を排出しません。危険性もありません。クリーンなエネルギーです。

**部品: 無尽蔵
 発電所を風の強い場所に設置する事さえできればエネルギー源自体は無尽蔵で使えます。風が吹いてさえいれば発電し続けられます。

**部品: 風車の仕組み
 風力発電に使う風車はブレード、ローター、ハブ、ナセル、タワー、ナセルの四つの部分で構成されている。

 ブレードは羽根の部分。ハブはブレードを主軸に連結し回転力を伝達する部分。
 ローターはプロペラ(回転体)全体を指す。
 ナセルはプロペラの後方にある大きな箱で機関室。ローターの回転を増速して発電機を回す機能や各種システムが搭載されている。
 タワーは風車を支える柱である。


**部品: プロペラ型風車
 本発電施設ではプロペラ型風車を採用。タワーの上にブレードの回転中心を置くため、上空の風を使う風車となる。

**部品: 素材
 ブレード、羽根は軽く作る為にガラス繊維強化プラスチックで作られている。内部は空洞で台風のような強風にも耐えられる作りとなっている。

**部品: 3枚ブレード形式
 風車のブレード(羽根)は3枚。他の1枚、2枚ブレードと比べたら回転数が少ない故に騒音が少ない事、ローターの上部と下部の重要の違いを奇数ブレードが分担してくれる事などがあげられる。

**部品: 可変ピッチ機構
 風の強さによってブレードの角度を自動的に変えられるようになっている。風車を停止している状態から起動するときや風が弱い時には風に対してブレードの角度を大きくとって風を受けるようにし、必要な風速になった後は小さくして調整するという機構だ。

**部品: 制御
 風車の制御はタワー上部にあるナセルと呼ばれる大きな箱の上についている風向計と風速計の情報に基づいて制御されている。
 風速に対しては風車の羽根の角度を変える回転制御を行い、風向きは風車の回転面を風の方向に向けるようにする事で制御している。

**部品: 主軸
 ハブを支える部分でもあり、回転を増幅器に伝える部分。ローター全体の重量の支えとして、繰り返し回転する軸として疲労しやすいので特に注意して設計を行っている。

**部品: 巻線型誘導発電機
 本発電所で使用される発電機は巻線型誘導発電機である。カーボン製ブラシとスリップリングを通して外部抵抗を接続する事ができ、それにより速度範囲を拡大できる発電機である。

**部品: 増幅器
 発電機の回転数を上げる機器。遊星歯車を利用し、低速軸、中間軸、高速軸と段階的に増速して高速軸から発電機へと伝達させる。

**部品: ヨー旋回装置
 ロータを風の方向とは逆の向きに位置させるように方位制御する装置。発電効率向上のための装置であり、ズレないように風速計測アルゴリズムを使用して正確な風向を計測して方位制御している。

**部品: ナセル制御盤
 風力発電装置の制御に必要なコントローラーがまとめて置かれている場所。全体の状態監視、制御を管理している。

**部品: 冷却装置
 発電機、増速器が発生させる熱を冷やす為の装置。熱をほっておくと、増幅器の寿命が縮まったり発電機の絶縁体が損傷したりするのでそれを防ぐ為の装置となる。

**部品: 防音・防水
 ナセルは防水・防音の機能もついている。風車は風を受ける為に野外に建設される為、防水は当たり前。またナセル内部のギアボックスが出す音が騒音になるので少しでも解消する為の防音の役目も果たしているのだ。

**部品: メンテナンス用スペース
 ナセルにはメンテナンスに来る人の入れるスペースがあります。風力発電設備の定期点検は半年または一年に一度行われている。(消耗品の摩耗度など前回の点検時の状況を踏まえて決定)
 

**部品: タワー
 タワーは風車の支柱である。タワーの内部には発電した電気を送る為の電線やメンテナンス時にナセルまで上がるためのはしご、簡易エレベーターが設置されている。

**部品: 複数台設置の最適場所調査
 風車の設置する場所は年間を通じて風が強く吹く場所が望ましいですが、周辺に複数設置する場合は隣接し合った風車が乱流の影響を受けないように距離を確保する必要があります。
 風況シミュレーションを行った上で設置場所を選定するようにしています。

**部品: 高い構造物としての雷に対する備え
 大型風車は総じて周辺の建物よりも高い構造物である事が多い。ゆえに、雷を受ける確率が高く、直接雷を受ける事を想定して雷電流をすぐさま大地に放出する流路を意識した作りになっている。具体的にはブレードで受雷した雷電流をブレード内部の避雷導体から回転部のカーボンブラシ、そしてタワー基礎の鉄筋から大地に放電する流れとなっている。
 また、主回路や制御線には過電圧保護のサージ保護デバイスを取りつけるなど重要箇所ごとに雷対策を行っている。

**部品: 台風対策
 風力発電機には風速によりブレードの角度が自動的に制御される仕組みが搭載されており、台風の時には風向きとほぼ平行にする事で風を通過させる。またヨー制御により風向きに対して風圧荷重が最小になる状態で待機させる事によって対策されている。

**部品: 雪や氷
 風がない時に雪が降り、ブレード表面に積もった状態で起動した場合、風の流れでブレードに積もった雪が剥離し、飛散し、数100m先まで達する事があり、近所迷惑になります。
 防止策として氷結センサーが雪や氷がブレードについていないか検出し、状態が回復するまで待機状態になるように設定されています。

**部品: 基本的な事
 建設する場所の第一条件は「年間を通して強い風の吹いているところ」である。
 そのため、海岸に沿ったところや丘陸地などに建てる事が多い。諸条件を満たせるならば他の場所でも可能。

**部品: 道が必要
 風力発電所を作る場所には風が通ってなければなりません
 風力発電所を作るには建設場所までブレードやタワーを運べる広い道路が必要になります。
 風力発電所で発生した電力を送る送電線が近くにある必要があります。
 三つの道の条件を達する必要があるのです。

**部品: 騒音と建設場所
 風力発電はナセル内部の音とブレードの風きり音が騒音となります。近くであればあるほど騒がしい為、建設する場所は稼働後の騒音を考えた上で決めなければなりません。

**部品: シャドーフリッカー
 ブレードの回転により、明暗の影が地上に発生する現象がシャドーフリッカー。

 特に大型風車はかなりの高さにブレードがあり、一分間に10~20回転する事、三枚ブレードなので一、二秒間隔で光と影のちらつきが発生します。

 慈善に影がどこに影響を与えるかを予測し、対処しなければ近隣から苦情まっしぐら。建設場所を決定する際にはシャドーフリッカーを考慮して選ばなければなりません。

**部品: 電波障害
 風車はでかい建築物なので電波障害も考慮する必要があります。風車により電波が遮られたり、乱反射してテレビが見れないと苦情を受けない為の対処が必須であるといえるでしょう。

**部品: 生態系に配慮
 風車はでかくて騒音があり、ブレードが回転しています。

 建設する場合は近くの生態系に配慮した計画を建てる事が望ましいです。特に鳥類がブレードに衝突して死亡するケースなどもあるので、できるだけリスクがない、低いかつ風車の良い設置女医兼となる地形を探した方がいいでしょう。

**部品: 立地調査
  風力発電に適している土地を探し、風況データがあるのならそれを調べ、地理的に問題ないかも知らべ候補地を絞っていきます。

**部品: 風況調査
 地形の状況により風の流れ方は大きく変わる。既存の風況データだけではわからない事もある。
 一年かけ、実際にその場所の風況データを取った上で風力発電をした場合を試算し、採算が取れるか計算する。

**部品: 基本設計
 輸送ルートの算出、地権者との交渉、騒音、環境への影響、電波障害、景観、シャドウフリッカーなど、近辺との摩擦が起こらないか? 対策は可能かを調べる。

**部品: 実地設計
 測量を行い、地質を調査し、問題はないかどうかを確認。後に工事の設計を行い工事計画を立てる。工事日などはまだ決めない、あくまで計画である。

**部品: 関係各所への手続き
 藩国のしかるべき場所へ届け出を行い、許可がもらえれば電力会社との事前協議や地元への説明、補助金制度があるのなら補助金申請、そして工事計画の提出。

**部品: 建設工事
 基礎の土木工事を行い、ブレードやタワーを持ち込み風車の設置工事と電気工事を行う。そしていよいよ試運転を行う。

**部品: 運転開始とその後
 運転開始後のアフターフォローもバッチりと、風車の整備や電気設備の保守点検を定期的に行い、万全な形での発電を行う。

**部品: 汽力発電
 ボイラで燃料を燃焼させ、高温、高圧の蒸気を発生、蒸気タービンと発電機を駆動させて電力を発生させる発電。
 汽力発電を採用しているのは使用できる燃料の多様さにあります。石炭、石油、天然ガスはもちろん、残渣油などの重質な油も使用できます。

**部品: 硫黄分の少ない燃料を使用
 硫黄酸化物対策として硫黄分の少ないLNGや低硫黄原油を使用しています。大気汚染を防止する為にできるだけ影響の少ない物を使用するように決まっています。

**部品: 排煙脱硫装置
 排気ガス中の硫黄酸化物を化学的に除去する装置です。石灰と反応させて石こうとして除去する石灰石膏法を採用しています。

**部品: 脱硝装置
 脱硝触媒が入った装置に排ガスを通してアンモニアと反応させる事により窒素酸化物を無害な窒素ガスに還元処理しています。

**部品: ばいじん対策
 ばいじんはほっておくと大気中に長時間残留し、呼吸器疾患を引き起こすので対策が必要です。
 未燃分がや灰が発生しない燃料を使う。重原由や石炭を適切な燃料管理を行い、未燃分をできるだけ出さないようにする。
 灰分が外に出ないように煙道に電気集塵装置を取り付けるなどの対処を行っている。

**部品: 総合排水処理装置
 処理に適したPh調整、凝集沈殿、膜分離、浮上分離、汚泥脱水、ろ過などを通した上で最後に放流前のPh調整を行った上で排水をしている。

**部品: 温排水対策
 排水をする際に海水温より高い温度で排水をして周辺海峡の生態系が変わらないように十分な配慮を行っている。
 あらかじめの調査、海冷却系統の設計、温排水放流拡散シミュレーションによる影響調査などを行った。また発電所が稼働後も定期的に生態系を調査し影響が出ていないか確認して対処している。

**部品: 廃棄物対策
 火力発電で出る廃棄物は藩国で決まった適切な処理を行っている。またリサイクル可能な物はリサイクルしている。
 石灰灰はセメント原料として、重油灰はパナジウムを回収して助燃剤に、脱硫石膏は石膏ボードの原料もしくはセメント原料といった風に再利用されている。
 

**部品: 熱感知器
 火災検知器は複数使われており、それぞれの機器に合った物が使われています。
 熱感知器としてはセンサー部の温度が設定された温度以上に上昇したら動作する定温式、センサー部が急激な温度上昇を受けた時に動作する差動式、定温式と差動式を組み合わせた熱複合式があります。

**部品: 煙感知器
 火災検知器は複数使われており、それぞれの機器に合った物が使われています。
 煙に関しては、物が燃焼する時に発生する煙を検知するもので、イオン電流で煙の微粒子が減少するのを感知するイオン化式、減光方式と反射方式の二種類の方式を使った光電式があります。

**部品: 光感知器
 風が強く、熱感知器や煙感知器が使用できない場所で使う感知器。光感知ではあるが、太陽の光と誤動作はしない優れもの。紫外線方式と赤外線方式のものがある。

**部品: 閉鎖型スプリングクラー
 常時閉栓されているノズル部だが、感熱部が火炎炎で設定温度に熱せられると動作する。その時は開栓、散水して消火活動を開始する。

**部品: 解放型
 区画内に取り付けられている複数のノズルから一斉に散水するタイプ。他の火災検知器または手動で起動させる。火災の拡大が早いと思われる場所に設置運用される物。

**部品: 泡消火設備
 燃焼面を泡で覆って窒息効果で消火する設備。油類の液体の火災に有効。蛋白泡と合成界面活性剤泡の二種類がある。
 蛋白泡の方が強力で消火剤消火としては多く使われている一方、合成界面活性剤泡は蛋白泡と比べると耐熱性に劣りますが貯蔵安定性に優れているのでそれぞれの長所に応じて使い分けています。

**部品: ガス消火設備
 酸素の濃度を希釈して窒息消火させる方法と酸化連鎖反応を遮断、抑制して消火させるものの二種類があります。他の消火方法と違い水損等の心配がないため、電気的絶縁不良を防げるので電気室、通信機室、計算機室などの消火設備として利用されています。

**部品: 水を使った発電
 水が高地から河、海と流れているその位置エネルギーや運動エネルギーの力学エネルギーを発電に利用する方式が水力発電です。
 発電方式は何種類かあり、藩国や地形事情で採用されるものが違ってきます。

**部品: 自流式
 川を流れている水を貯めないでそのまま水力発電に利用する方式。別名流れ込み式。そのまま使うだけあって出力は小さい。豊水期、渇水期で発電量が大きく違う点もあるが、建設費用は少な目。

**部品: 調整池式
 調整池に水を貯め込み、消費量の増加(特に昼)などに合わせて水量を調節して発電する方法。天候、電力需要の変化に対応でき、ダムを作るよりもコストはかかりません。


**部品: 貯水池式
 河川をダムでせき止めてダムを開いて水を流して発電するタイプ。豊水期に貯水、渇水期に放流して発電するのがメイン。またダム内に水をせき止めておけるので水の流れをコントロールし、洪水調節、水資源の確保などの利点もあります。
 ただし、ダムを建設する=ダムの中にある場所は水没するので周辺住民との交渉等、環境に関する対応が重要になってきます。



**部品: 揚水式
 発電所の上部と下部にダムをつくり、昼間のように電力消費が多い時は上から下へ水を流して発電。電力消費が少ない時(夜間)に他の発電所の電気を使って下から上へと水をくみ上げて再び昼間の発電に備える調整タイプのダム。
 電気は蓄えておくことが難しいエネルギーなので昼間の大量消費に合わせた蓄電施設といえます。

**部品: トラフ式
 太陽光を使うのではなく、太陽の熱を使った発電です。
 カーブした巨大な鏡を使って太陽光を央に通したパイプに集めます。パイプの中にはオイルが流れており、それを太陽熱で加熱。熱くなったオイルで蒸気を発生させ、蒸気タービンを回して発電します。

**部品: タワートップ式
 沢山の反射鏡を使い太陽光を中央のタワーに一点集中。そこで生まれた熱を利用して蒸気を発生させてタービンを回して発電する方式。

**部品: 地域と夜間
 タワートップ式もトラフ式も蓄熱により夜間でも稼働でき、熱を利用すれば火力発電との併用が可能。曇りや雨天時には効率が悪くなるが、低緯度の乾燥地域向きな発電システムである。

**部品: 海洋温度差発電
 海の表面に蓄えられている太陽からの熱エネルギーを利用する発電。
 アンモニアなどの気化しやすい気体を暖かい海水で蒸発させてタービンを回し、その蒸気を冷たい深層海水でもとの液体に戻し、暖かい海水で蒸発させる……という流れ。その温度差で発電する。
 表面の海水も深層海水も温度の急激な変化がないため、安定した発電出力を得られる。温度差が年間平均20℃以上ある亜熱帯などに向いている発電システム。
 

**部品: 濃度差発電
 海水と淡水の塩分濃度差を利用して発電する。浸透圧の位置エネルギーを使った浸透圧発電、陽イオン交換膜と陰イオン交換膜の間に海水または淡水を供給し、電圧を使って発電する電気透析発電、逆電気透析発電などがある。

**部品: 波浪発電
 波の上下運動で装置内の空気を圧縮、空気タービンを回転させて発電する。他にも波の回転運動で首振りするカムをもちいる方式、懐中に固定したやぐらに多数のいかだを繋いでその運動でタービンを回す方式などもある。

**部品: 海流発電
 海流の運動エネルギーを水車の回転で発電する方式。懐中に海流発電機を設置する。海流の流れがあれば発電できるので国によっては広範囲で発電可能な海域がある場合もある。

**部品: 発電所の周辺環境に対する対策
 各発電所は周辺環境や周りとの景観の調和や騒音、振動に対する対策(防音や低音になるように工夫など)を行っており、周辺住民と問題が起こらないように留意している。

**部品: 保守点検はしっかりと行う
 各発電所はそれぞれのマニュアルにより点検、巡回を行っている。例とし火力発電などは経年劣化に注意し、構成機器に応じた時間基準保全をと状態基準保全を行い、万全な形での運用する努力を行っている。

**部品: 意義
国内において国営施設や多人数が集まる施設など、テロの対象となる施設が数多く存在している。
そういった施設をテロの脅威から守るため、テロ対策をまとめる必要性が高くなった。

**部品: 方針
テロ対策は、国民の安全を守るためには重要であることは間違いない。しかし、テロ対策を至上命題とし、新たな差別や国民の生活が圧迫されることとならないよう、法の司や護民官などと連携し、行き過ぎたテロ対策を行わないよう管理、運用している。

**部品: システム概要
観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。


**部品: 有効範囲と規模
防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。
個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが
防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。
範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。



**部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
設置型カメラの首は回る角度が決まっており、360度すべてを見られるわけではないのでどうしても死角が出来てしまう。
複数台設置することでその死角を補い、より精度のある情報を記録できる。

**部品: 広域データ観測による時系列の把握
同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。

**部品: 防犯カメラの情報の集積
過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。
警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。

**部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。


**部品: 防犯カメラの規格
犯罪の証拠として撮影した映像を解析し犯罪捜査に役立てるのはもちろんだが、そこに防犯カメラが「ある」と思わせるだけで犯罪の抑制になりうる。
前者の場合は目立たない場所に、後者の場合は目立つ場所に設置されることが多い。
情報は設置者の下へ集められる。
複数設置することで死角を補う効果はあるが 全く同じ場所に沢山つけて同じ方向を写しても意味はない。

**部品: プライバシー保護
国民のプライバシーは守られることは、重要である。
しかし、テロ対策として、個人の記録の閲覧・利用が必要な場合もあり、その場合は、法の司、護民官と協議の上、藩国上層部の責任として閲覧・利用することがある。

**部品: 巡回による抑止力
結局人が見まわることの効果は大きい。警官や警備員の制服を着用した人間が巡回していることは、テロに対してかなりの抑止力となる。
ただし、場所によっては威圧感を与えすぎないため、場合によっては私服で巡回することも行う。


**部品: 警備体制
制服を着用した、警官や警備員の巡回を基本とし、防犯カメラから得られた情報を解析することにより、テロの兆候を事前に察知できる体制を整える。

**部品: 清掃の徹底
施設各所に設置されたごみ箱については、定期的な巡回によってこまめに廃棄される。この際、不審物の確認が行われる。
また、視覚的に不審物を早期に確認できる、中身が見えるゴミ箱の設置を検討する。
無論ポイ捨ても禁止。

**部品: 不審物対策
不審物が発見された場合の対応について、スタッフには十分な教育がされている。
後述の、藩国主催の避難誘導研修において、不審物発見時の避難誘導とともに、連絡先や警察等の専門家が到着するまでの対応も徹底的に叩き込まれることになる。

**部品: 自爆テロの危険性
自らの命を顧みない自爆テロは、断固防ぐべきものである。
警察による地道な捜査、監視カメラの情報、民間からの情報提供などを駆使し、事前に察知、取り押さえることを前提に考え、いざとなれば、実力行使により対象を制圧することもある。

**部品: 持ち込み制限
各施設の基準に従い、持ち込める荷物の種類、大きさ、数量等に制限が課せられる。特に不特定多数が集まるイベント等の際は手荷物検査等も実施される。
また、空港や政府重要機関においては、持ち物検査に加え、X線検査などより厳しい検査が行われている。

**部品: 警察との協力
民間と警察との協力は、積極的に行われている。
民間でのイベント時の警察の協力や、警備会社から重要施設への警備員派遣などで連携を深めつつ、定期的に効率的な連携のための会議が持たれている。

**部品: 避難経路
施設には、わかりやすく避難経路が設置されていなければならない。
入り口やエレベーターホールなど施設内の人が集まってくる箇所には、非常口への案内板の設置。また、天井には停電時でも光って避難経路を示す誘導灯の設置が義務付けられている。

**部品: 避難誘導
藩国主催による避難誘導研修が行われており、緊急時には、避難誘導研修を受けたスタッフによる避難誘導が行われる。
なお、警察官や警備員はこの研修の受講が義務付けられており、緊急時のスムーズな避難誘導に一役買っている。

**部品: 指揮系統
不幸にもテロが発生した場合、藩王、もしくは摂政がトップとなる対応会議が招集され、事態の収拾にあたることになる。
指揮系統は明確な順位付けがされ、迅速に処理にあたることが可能となっている。
※上位者が何らかの原因で、指揮を取れない場合は、この順位により指揮責任者が決定される。
なお、通常時のテロ対策に関する指揮は、警察機構にゆだねられており、法の下運用されている。






*提出書式

  大部品: 発電による燃料採掘施設 RD:87 評価値:11
  -部品: 燃料の発電
  -大部品: 大型風力発電所 RD:37 評価値:8
  --部品: 発電の仕方
  --大部品: 特性 RD:4 評価値:3
  ---部品: 安価
  ---部品: 豊富
  ---部品: クリーン
  ---部品: 無尽蔵
  --部品: 風車の仕組み
  --部品: プロペラ型風車
  --大部品: ブレード RD:3 評価値:2
  ---部品: 素材
  ---部品: 3枚ブレード形式
  ---部品: 可変ピッチ機構
  --部品: 制御
  --大部品: ナセルの機能 RD:8 評価値:5
  ---部品: 主軸
  ---部品: 巻線型誘導発電機
  ---部品: 増幅器
  ---部品: ヨー旋回装置
  ---部品: ナセル制御盤
  ---部品: 冷却装置
  ---部品: 防音・防水
  ---部品: メンテナンス用スペース
  --部品: タワー
  --部品: 複数台設置の最適場所調査
  --大部品: 災害対策 RD:3 評価値:2
  ---部品: 高い構造物としての雷に対する備え
  ---部品: 台風対策
  ---部品: 雪や氷
  --大部品: 建設場所の条件 RD:6 評価値:4
  ---部品: 基本的な事
  ---部品: 道が必要
  ---部品: 騒音と建設場所
  ---部品: シャドーフリッカー
  ---部品: 電波障害
  ---部品: 生態系に配慮
  --大部品: 建設するためには RD:7 評価値:4
  ---部品: 立地調査
  ---部品: 風況調査
  ---部品: 基本設計
  ---部品: 実地設計
  ---部品: 関係各所への手続き
  ---部品: 建設工事
  ---部品: 運転開始とその後
  -大部品: その他の発電所 RD:29 評価値:8
  --大部品: 火力発電 RD:15 評価値:6
  ---部品: 汽力発電
  ---大部品: 大気汚染防止対策 RD:4 評価値:3
  ----部品: 硫黄分の少ない燃料を使用
  ----部品: 排煙脱硫装置
  ----部品: 脱硝装置
  ----部品: ばいじん対策
  ---大部品: 水質汚濁防止と温排水対策 RD:2 評価値:1
  ----部品: 総合排水処理装置
  ----部品: 温排水対策
  ---部品: 廃棄物対策
  ---大部品: 火災対策 RD:7 評価値:4
  ----大部品: 火災検知器 RD:3 評価値:2
  -----部品: 熱感知器
  -----部品: 煙感知器
  -----部品: 光感知器
  ----大部品: 消火設備 RD:4 評価値:3
  -----大部品: 水消火設備 RD:2 評価値:1
  ------部品: 閉鎖型スプリングクラー
  ------部品: 解放型
  -----部品: 泡消火設備
  -----部品: ガス消火設備
  --大部品: 水力発電 RD:5 評価値:3
  ---部品: 水を使った発電
  ---大部品: 種類 RD:4 評価値:3
  ----部品: 自流式
  ----部品: 調整池式
  ----部品: 貯水池式
  ----部品: 揚水式
  --大部品: 太陽熱発電 RD:3 評価値:2
  ---部品: トラフ式
  ---部品: タワートップ式
  ---部品: 地域と夜間
  --大部品: 海洋エネルギーによる発電 RD:4 評価値:3
  ---部品: 海洋温度差発電
  ---部品: 濃度差発電
  ---部品: 波浪発電
  ---部品: 海流発電
  --部品: 発電所の周辺環境に対する対策
  --部品: 保守点検はしっかりと行う
  -大部品: テロ対策 RD:20 評価値:7
  --大部品: 概要 RD:2 評価値:1
  ---部品: 意義
  ---部品: 方針
  --大部品: 防犯カメラによる防犯システム(システム) RD:8 評価値:5
  ---部品: システム概要
  ---部品: 有効範囲と規模
  ---部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
  ---部品: 広域データ観測による時系列の把握
  ---部品: 防犯カメラの情報の集積
  ---部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
  ---大部品: 防犯カメラ RD:1 評価値:0
  ----部品: 防犯カメラの規格
  ---部品: プライバシー保護
  --大部品: パトロール RD:2 評価値:1
  ---部品: 巡回による抑止力
  ---部品: 警備体制
  --大部品: 設置型テロへの対策 RD:2 評価値:1
  ---部品: 清掃の徹底
  ---部品: 不審物対策
  --大部品: 自爆テロ対策 RD:3 評価値:2
  ---部品: 自爆テロの危険性
  ---部品: 持ち込み制限
  ---部品: 警察との協力
  --大部品: テロ発生時の対応 RD:3 評価値:2
  ---部品: 避難経路
  ---部品: 避難誘導
  ---部品: 指揮系統
  
  
  部品: 燃料の発電
   燃料を得る為の発電は風力発電を主としつつも他の発電方法も合わせて行う事で特定の発電ができないような非常時にも対応でき、発電力としても安定して供給できるようになった。
  
  部品: 発電の仕方
   風力発電は風の運動エネルギーで風車を回し、その回転力で発電機を回して発電する装置であり、シンプルな発電装置である。
  
  
  部品: 安価
   風力発電は石油や石炭、天然ガスなどのエネルギー資源を使いません。自然界に吹いている風を使います。なので安価に発電できるのです。
  
  部品: 豊富
   風力発電で使う風は豊富です。外であるならば藩国中に風は吹いています。実際に発電所を建てる際には強く風を吹いている場所を探す必要がありますが、豊富なのは確かです。
  
  部品: クリーン
   風をエネルギーとして発電しているので火力発電のように二酸化炭素を排出しません。危険性もありません。クリーンなエネルギーです。
  
  部品: 無尽蔵
   発電所を風の強い場所に設置する事さえできればエネルギー源自体は無尽蔵で使えます。風が吹いてさえいれば発電し続けられます。
  
  部品: 風車の仕組み
   風力発電に使う風車はブレード、ローター、ハブ、ナセル、タワー、ナセルの四つの部分で構成されている。
  
   ブレードは羽根の部分。ハブはブレードを主軸に連結し回転力を伝達する部分。
   ローターはプロペラ(回転体)全体を指す。
   ナセルはプロペラの後方にある大きな箱で機関室。ローターの回転を増速して発電機を回す機能や各種システムが搭載されている。
   タワーは風車を支える柱である。
  
  
  部品: プロペラ型風車
   本発電施設ではプロペラ型風車を採用。タワーの上にブレードの回転中心を置くため、上空の風を使う風車となる。
  
  部品: 素材
   ブレード、羽根は軽く作る為にガラス繊維強化プラスチックで作られている。内部は空洞で台風のような強風にも耐えられる作りとなっている。
  
  部品: 3枚ブレード形式
   風車のブレード(羽根)は3枚。他の1枚、2枚ブレードと比べたら回転数が少ない故に騒音が少ない事、ローターの上部と下部の重要の違いを奇数ブレードが分担してくれる事などがあげられる。
  
  部品: 可変ピッチ機構
   風の強さによってブレードの角度を自動的に変えられるようになっている。風車を停止している状態から起動するときや風が弱い時には風に対してブレードの角度を大きくとって風を受けるようにし、必要な風速になった後は小さくして調整するという機構だ。
  
  部品: 制御
   風車の制御はタワー上部にあるナセルと呼ばれる大きな箱の上についている風向計と風速計の情報に基づいて制御されている。
   風速に対しては風車の羽根の角度を変える回転制御を行い、風向きは風車の回転面を風の方向に向けるようにする事で制御している。
  
  部品: 主軸
   ハブを支える部分でもあり、回転を増幅器に伝える部分。ローター全体の重量の支えとして、繰り返し回転する軸として疲労しやすいので特に注意して設計を行っている。
  
  部品: 巻線型誘導発電機
   本発電所で使用される発電機は巻線型誘導発電機である。カーボン製ブラシとスリップリングを通して外部抵抗を接続する事ができ、それにより速度範囲を拡大できる発電機である。
  
  部品: 増幅器
   発電機の回転数を上げる機器。遊星歯車を利用し、低速軸、中間軸、高速軸と段階的に増速して高速軸から発電機へと伝達させる。
  
  部品: ヨー旋回装置
   ロータを風の方向とは逆の向きに位置させるように方位制御する装置。発電効率向上のための装置であり、ズレないように風速計測アルゴリズムを使用して正確な風向を計測して方位制御している。
  
  部品: ナセル制御盤
   風力発電装置の制御に必要なコントローラーがまとめて置かれている場所。全体の状態監視、制御を管理している。
  
  部品: 冷却装置
   発電機、増速器が発生させる熱を冷やす為の装置。熱をほっておくと、増幅器の寿命が縮まったり発電機の絶縁体が損傷したりするのでそれを防ぐ為の装置となる。
  
  部品: 防音・防水
   ナセルは防水・防音の機能もついている。風車は風を受ける為に野外に建設される為、防水は当たり前。またナセル内部のギアボックスが出す音が騒音になるので少しでも解消する為の防音の役目も果たしているのだ。
  
  部品: メンテナンス用スペース
   ナセルにはメンテナンスに来る人の入れるスペースがあります。風力発電設備の定期点検は半年または一年に一度行われている。(消耗品の摩耗度など前回の点検時の状況を踏まえて決定)
   
  
  部品: タワー
   タワーは風車の支柱である。タワーの内部には発電した電気を送る為の電線やメンテナンス時にナセルまで上がるためのはしご、簡易エレベーターが設置されている。
  
  部品: 複数台設置の最適場所調査
   風車の設置する場所は年間を通じて風が強く吹く場所が望ましいですが、周辺に複数設置する場合は隣接し合った風車が乱流の影響を受けないように距離を確保する必要があります。
   風況シミュレーションを行った上で設置場所を選定するようにしています。
  
  部品: 高い構造物としての雷に対する備え
   大型風車は総じて周辺の建物よりも高い構造物である事が多い。ゆえに、雷を受ける確率が高く、直接雷を受ける事を想定して雷電流をすぐさま大地に放出する流路を意識した作りになっている。具体的にはブレードで受雷した雷電流をブレード内部の避雷導体から回転部のカーボンブラシ、そしてタワー基礎の鉄筋から大地に放電する流れとなっている。
   また、主回路や制御線には過電圧保護のサージ保護デバイスを取りつけるなど重要箇所ごとに雷対策を行っている。
  
  部品: 台風対策
   風力発電機には風速によりブレードの角度が自動的に制御される仕組みが搭載されており、台風の時には風向きとほぼ平行にする事で風を通過させる。またヨー制御により風向きに対して風圧荷重が最小になる状態で待機させる事によって対策されている。
  
  部品: 雪や氷
   風がない時に雪が降り、ブレード表面に積もった状態で起動した場合、風の流れでブレードに積もった雪が剥離し、飛散し、数100m先まで達する事があり、近所迷惑になります。
   防止策として氷結センサーが雪や氷がブレードについていないか検出し、状態が回復するまで待機状態になるように設定されています。
  
  部品: 基本的な事
   建設する場所の第一条件は「年間を通して強い風の吹いているところ」である。
   そのため、海岸に沿ったところや丘陸地などに建てる事が多い。諸条件を満たせるならば他の場所でも可能。
  
  部品: 道が必要
   風力発電所を作る場所には風が通ってなければなりません
   風力発電所を作るには建設場所までブレードやタワーを運べる広い道路が必要になります。
   風力発電所で発生した電力を送る送電線が近くにある必要があります。
   三つの道の条件を達する必要があるのです。
  
  部品: 騒音と建設場所
   風力発電はナセル内部の音とブレードの風きり音が騒音となります。近くであればあるほど騒がしい為、建設する場所は稼働後の騒音を考えた上で決めなければなりません。
  
  部品: シャドーフリッカー
   ブレードの回転により、明暗の影が地上に発生する現象がシャドーフリッカー。
  
   特に大型風車はかなりの高さにブレードがあり、一分間に10~20回転する事、三枚ブレードなので一、二秒間隔で光と影のちらつきが発生します。
  
   慈善に影がどこに影響を与えるかを予測し、対処しなければ近隣から苦情まっしぐら。建設場所を決定する際にはシャドーフリッカーを考慮して選ばなければなりません。
  
  部品: 電波障害
   風車はでかい建築物なので電波障害も考慮する必要があります。風車により電波が遮られたり、乱反射してテレビが見れないと苦情を受けない為の対処が必須であるといえるでしょう。
  
  部品: 生態系に配慮
   風車はでかくて騒音があり、ブレードが回転しています。
  
   建設する場合は近くの生態系に配慮した計画を建てる事が望ましいです。特に鳥類がブレードに衝突して死亡するケースなどもあるので、できるだけリスクがない、低いかつ風車の良い設置女医兼となる地形を探した方がいいでしょう。
  
  部品: 立地調査
    風力発電に適している土地を探し、風況データがあるのならそれを調べ、地理的に問題ないかも知らべ候補地を絞っていきます。
  
  部品: 風況調査
   地形の状況により風の流れ方は大きく変わる。既存の風況データだけではわからない事もある。
   一年かけ、実際にその場所の風況データを取った上で風力発電をした場合を試算し、採算が取れるか計算する。
  
  部品: 基本設計
   輸送ルートの算出、地権者との交渉、騒音、環境への影響、電波障害、景観、シャドウフリッカーなど、近辺との摩擦が起こらないか? 対策は可能かを調べる。
  
  部品: 実地設計
   測量を行い、地質を調査し、問題はないかどうかを確認。後に工事の設計を行い工事計画を立てる。工事日などはまだ決めない、あくまで計画である。
  
  部品: 関係各所への手続き
   藩国のしかるべき場所へ届け出を行い、許可がもらえれば電力会社との事前協議や地元への説明、補助金制度があるのなら補助金申請、そして工事計画の提出。
  
  部品: 建設工事
   基礎の土木工事を行い、ブレードやタワーを持ち込み風車の設置工事と電気工事を行う。そしていよいよ試運転を行う。
  
  部品: 運転開始とその後
   運転開始後のアフターフォローもバッチりと、風車の整備や電気設備の保守点検を定期的に行い、万全な形での発電を行う。
  
  部品: 汽力発電
   ボイラで燃料を燃焼させ、高温、高圧の蒸気を発生、蒸気タービンと発電機を駆動させて電力を発生させる発電。
   汽力発電を採用しているのは使用できる燃料の多様さにあります。石炭、石油、天然ガスはもちろん、残渣油などの重質な油も使用できます。
  
  部品: 硫黄分の少ない燃料を使用
   硫黄酸化物対策として硫黄分の少ないLNGや低硫黄原油を使用しています。大気汚染を防止する為にできるだけ影響の少ない物を使用するように決まっています。
  
  部品: 排煙脱硫装置
   排気ガス中の硫黄酸化物を化学的に除去する装置です。石灰と反応させて石こうとして除去する石灰石膏法を採用しています。
  
  部品: 脱硝装置
   脱硝触媒が入った装置に排ガスを通してアンモニアと反応させる事により窒素酸化物を無害な窒素ガスに還元処理しています。
  
  部品: ばいじん対策
   ばいじんはほっておくと大気中に長時間残留し、呼吸器疾患を引き起こすので対策が必要です。
   未燃分がや灰が発生しない燃料を使う。重原由や石炭を適切な燃料管理を行い、未燃分をできるだけ出さないようにする。
   灰分が外に出ないように煙道に電気集塵装置を取り付けるなどの対処を行っている。
  
  部品: 総合排水処理装置
   処理に適したPh調整、凝集沈殿、膜分離、浮上分離、汚泥脱水、ろ過などを通した上で最後に放流前のPh調整を行った上で排水をしている。
  
  部品: 温排水対策
   排水をする際に海水温より高い温度で排水をして周辺海峡の生態系が変わらないように十分な配慮を行っている。
   あらかじめの調査、海冷却系統の設計、温排水放流拡散シミュレーションによる影響調査などを行った。また発電所が稼働後も定期的に生態系を調査し影響が出ていないか確認して対処している。
  
  部品: 廃棄物対策
   火力発電で出る廃棄物は藩国で決まった適切な処理を行っている。またリサイクル可能な物はリサイクルしている。
   石灰灰はセメント原料として、重油灰はパナジウムを回収して助燃剤に、脱硫石膏は石膏ボードの原料もしくはセメント原料といった風に再利用されている。
   
  
  部品: 熱感知器
   火災検知器は複数使われており、それぞれの機器に合った物が使われています。
   熱感知器としてはセンサー部の温度が設定された温度以上に上昇したら動作する定温式、センサー部が急激な温度上昇を受けた時に動作する差動式、定温式と差動式を組み合わせた熱複合式があります。
  
  部品: 煙感知器
   火災検知器は複数使われており、それぞれの機器に合った物が使われています。
   煙に関しては、物が燃焼する時に発生する煙を検知するもので、イオン電流で煙の微粒子が減少するのを感知するイオン化式、減光方式と反射方式の二種類の方式を使った光電式があります。
  
  部品: 光感知器
   風が強く、熱感知器や煙感知器が使用できない場所で使う感知器。光感知ではあるが、太陽の光と誤動作はしない優れもの。紫外線方式と赤外線方式のものがある。
  
  部品: 閉鎖型スプリングクラー
   常時閉栓されているノズル部だが、感熱部が火炎炎で設定温度に熱せられると動作する。その時は開栓、散水して消火活動を開始する。
  
  部品: 解放型
   区画内に取り付けられている複数のノズルから一斉に散水するタイプ。他の火災検知器または手動で起動させる。火災の拡大が早いと思われる場所に設置運用される物。
  
  部品: 泡消火設備
   燃焼面を泡で覆って窒息効果で消火する設備。油類の液体の火災に有効。蛋白泡と合成界面活性剤泡の二種類がある。
   蛋白泡の方が強力で消火剤消火としては多く使われている一方、合成界面活性剤泡は蛋白泡と比べると耐熱性に劣りますが貯蔵安定性に優れているのでそれぞれの長所に応じて使い分けています。
  
  部品: ガス消火設備
   酸素の濃度を希釈して窒息消火させる方法と酸化連鎖反応を遮断、抑制して消火させるものの二種類があります。他の消火方法と違い水損等の心配がないため、電気的絶縁不良を防げるので電気室、通信機室、計算機室などの消火設備として利用されています。
  
  部品: 水を使った発電
   水が高地から河、海と流れているその位置エネルギーや運動エネルギーの力学エネルギーを発電に利用する方式が水力発電です。
   発電方式は何種類かあり、藩国や地形事情で採用されるものが違ってきます。
  
  部品: 自流式
   川を流れている水を貯めないでそのまま水力発電に利用する方式。別名流れ込み式。そのまま使うだけあって出力は小さい。豊水期、渇水期で発電量が大きく違う点もあるが、建設費用は少な目。
  
  部品: 調整池式
   調整池に水を貯め込み、消費量の増加(特に昼)などに合わせて水量を調節して発電する方法。天候、電力需要の変化に対応でき、ダムを作るよりもコストはかかりません。
  
  
  部品: 貯水池式
   河川をダムでせき止めてダムを開いて水を流して発電するタイプ。豊水期に貯水、渇水期に放流して発電するのがメイン。またダム内に水をせき止めておけるので水の流れをコントロールし、洪水調節、水資源の確保などの利点もあります。
   ただし、ダムを建設する=ダムの中にある場所は水没するので周辺住民との交渉等、環境に関する対応が重要になってきます。
  
  
  
  部品: 揚水式
   発電所の上部と下部にダムをつくり、昼間のように電力消費が多い時は上から下へ水を流して発電。電力消費が少ない時(夜間)に他の発電所の電気を使って下から上へと水をくみ上げて再び昼間の発電に備える調整タイプのダム。
   電気は蓄えておくことが難しいエネルギーなので昼間の大量消費に合わせた蓄電施設といえます。
  
  部品: トラフ式
   太陽光を使うのではなく、太陽の熱を使った発電です。
   カーブした巨大な鏡を使って太陽光を央に通したパイプに集めます。パイプの中にはオイルが流れており、それを太陽熱で加熱。熱くなったオイルで蒸気を発生させ、蒸気タービンを回して発電します。
  
  部品: タワートップ式
   沢山の反射鏡を使い太陽光を中央のタワーに一点集中。そこで生まれた熱を利用して蒸気を発生させてタービンを回して発電する方式。
  
  部品: 地域と夜間
   タワートップ式もトラフ式も蓄熱により夜間でも稼働でき、熱を利用すれば火力発電との併用が可能。曇りや雨天時には効率が悪くなるが、低緯度の乾燥地域向きな発電システムである。
  
  部品: 海洋温度差発電
   海の表面に蓄えられている太陽からの熱エネルギーを利用する発電。
   アンモニアなどの気化しやすい気体を暖かい海水で蒸発させてタービンを回し、その蒸気を冷たい深層海水でもとの液体に戻し、暖かい海水で蒸発させる……という流れ。その温度差で発電する。
   表面の海水も深層海水も温度の急激な変化がないため、安定した発電出力を得られる。温度差が年間平均20℃以上ある亜熱帯などに向いている発電システム。
   
  
  部品: 濃度差発電
   海水と淡水の塩分濃度差を利用して発電する。浸透圧の位置エネルギーを使った浸透圧発電、陽イオン交換膜と陰イオン交換膜の間に海水または淡水を供給し、電圧を使って発電する電気透析発電、逆電気透析発電などがある。
  
  部品: 波浪発電
   波の上下運動で装置内の空気を圧縮、空気タービンを回転させて発電する。他にも波の回転運動で首振りするカムをもちいる方式、懐中に固定したやぐらに多数のいかだを繋いでその運動でタービンを回す方式などもある。
  
  部品: 海流発電
   海流の運動エネルギーを水車の回転で発電する方式。懐中に海流発電機を設置する。海流の流れがあれば発電できるので国によっては広範囲で発電可能な海域がある場合もある。
  
  部品: 発電所の周辺環境に対する対策
   各発電所は周辺環境や周りとの景観の調和や騒音、振動に対する対策(防音や低音になるように工夫など)を行っており、周辺住民と問題が起こらないように留意している。
  
  部品: 保守点検はしっかりと行う
   各発電所はそれぞれのマニュアルにより点検、巡回を行っている。例とし火力発電などは経年劣化に注意し、構成機器に応じた時間基準保全をと状態基準保全を行い、万全な形での運用する努力を行っている。
  
  部品: 意義
  国内において国営施設や多人数が集まる施設など、テロの対象となる施設が数多く存在している。
  そういった施設をテロの脅威から守るため、テロ対策をまとめる必要性が高くなった。
  
  部品: 方針
  テロ対策は、国民の安全を守るためには重要であることは間違いない。しかし、テロ対策を至上命題とし、新たな差別や国民の生活が圧迫されることとならないよう、法の司や護民官などと連携し、行き過ぎたテロ対策を行わないよう管理、運用している。
  
  部品: システム概要
  観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。
  
  
  部品: 有効範囲と規模
  防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。
  個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが
  防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。
  範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。
  
  
  
  部品: 設置型カメラ複数設置による死角フォロー
  設置型カメラの首は回る角度が決まっており、360度すべてを見られるわけではないのでどうしても死角が出来てしまう。
  複数台設置することでその死角を補い、より精度のある情報を記録できる。
  
  部品: 広域データ観測による時系列の把握
  同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。
  
  部品: 防犯カメラの情報の集積
  過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。
  警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。
  
  部品: 防犯カメラの設置場所の工夫
  テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。
  
  
  部品: 防犯カメラの規格
  犯罪の証拠として撮影した映像を解析し犯罪捜査に役立てるのはもちろんだが、そこに防犯カメラが「ある」と思わせるだけで犯罪の抑制になりうる。
  前者の場合は目立たない場所に、後者の場合は目立つ場所に設置されることが多い。
  情報は設置者の下へ集められる。
  複数設置することで死角を補う効果はあるが 全く同じ場所に沢山つけて同じ方向を写しても意味はない。
  
  部品: プライバシー保護
  国民のプライバシーは守られることは、重要である。
  しかし、テロ対策として、個人の記録の閲覧・利用が必要な場合もあり、その場合は、法の司、護民官と協議の上、藩国上層部の責任として閲覧・利用することがある。
  
  部品: 巡回による抑止力
  結局人が見まわることの効果は大きい。警官や警備員の制服を着用した人間が巡回していることは、テロに対してかなりの抑止力となる。
  ただし、場所によっては威圧感を与えすぎないため、場合によっては私服で巡回することも行う。
  
  
  部品: 警備体制
  制服を着用した、警官や警備員の巡回を基本とし、防犯カメラから得られた情報を解析することにより、テロの兆候を事前に察知できる体制を整える。
  
  部品: 清掃の徹底
  施設各所に設置されたごみ箱については、定期的な巡回によってこまめに廃棄される。この際、不審物の確認が行われる。
  また、視覚的に不審物を早期に確認できる、中身が見えるゴミ箱の設置を検討する。
  無論ポイ捨ても禁止。
  
  部品: 不審物対策
  不審物が発見された場合の対応について、スタッフには十分な教育がされている。
  後述の、藩国主催の避難誘導研修において、不審物発見時の避難誘導とともに、連絡先や警察等の専門家が到着するまでの対応も徹底的に叩き込まれることになる。
  
  部品: 自爆テロの危険性
  自らの命を顧みない自爆テロは、断固防ぐべきものである。
  警察による地道な捜査、監視カメラの情報、民間からの情報提供などを駆使し、事前に察知、取り押さえることを前提に考え、いざとなれば、実力行使により対象を制圧することもある。
  
  部品: 持ち込み制限
  各施設の基準に従い、持ち込める荷物の種類、大きさ、数量等に制限が課せられる。特に不特定多数が集まるイベント等の際は手荷物検査等も実施される。
  また、空港や政府重要機関においては、持ち物検査に加え、X線検査などより厳しい検査が行われている。
  
  部品: 警察との協力
  民間と警察との協力は、積極的に行われている。
  民間でのイベント時の警察の協力や、警備会社から重要施設への警備員派遣などで連携を深めつつ、定期的に効率的な連携のための会議が持たれている。
  
  部品: 避難経路
  施設には、わかりやすく避難経路が設置されていなければならない。
  入り口やエレベーターホールなど施設内の人が集まってくる箇所には、非常口への案内板の設置。また、天井には停電時でも光って避難経路を示す誘導灯の設置が義務付けられている。
  
  部品: 避難誘導
  藩国主催による避難誘導研修が行われており、緊急時には、避難誘導研修を受けたスタッフによる避難誘導が行われる。
  なお、警察官や警備員はこの研修の受講が義務付けられており、緊急時のスムーズな避難誘導に一役買っている。
  
  部品: 指揮系統
  不幸にもテロが発生した場合、藩王、もしくは摂政がトップとなる対応会議が招集され、事態の収拾にあたることになる。
  指揮系統は明確な順位付けがされ、迅速に処理にあたることが可能となっている。
  ※上位者が何らかの原因で、指揮を取れない場合は、この順位により指揮責任者が決定される。
  なお、通常時のテロ対策に関する指揮は、警察機構にゆだねられており、法の下運用されている。
  
  
  
  
  


*インポート用定義データ

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      "title": "発電による燃料採掘施設",
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        {
          "title": "燃料の発電",
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              "title": "特性",
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            {
              "title": "風車の仕組み",
              "description": " 風力発電に使う風車はブレード、ローター、ハブ、ナセル、タワー、ナセルの四つの部分で構成されている。\n\n ブレードは羽根の部分。ハブはブレードを主軸に連結し回転力を伝達する部分。\n ローターはプロペラ(回転体)全体を指す。\n ナセルはプロペラの後方にある大きな箱で機関室。ローターの回転を増速して発電機を回す機能や各種システムが搭載されている。\n タワーは風車を支える柱である。\n",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "プロペラ型風車",
              "description": " 本発電施設ではプロペラ型風車を採用。タワーの上にブレードの回転中心を置くため、上空の風を使う風車となる。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "ブレード",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "素材",
                  "description": " ブレード、羽根は軽く作る為にガラス繊維強化プラスチックで作られている。内部は空洞で台風のような強風にも耐えられる作りとなっている。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "3枚ブレード形式",
                  "description": " 風車のブレード(羽根)は3枚。他の1枚、2枚ブレードと比べたら回転数が少ない故に騒音が少ない事、ローターの上部と下部の重要の違いを奇数ブレードが分担してくれる事などがあげられる。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "可変ピッチ機構",
                  "description": " 風の強さによってブレードの角度を自動的に変えられるようになっている。風車を停止している状態から起動するときや風が弱い時には風に対してブレードの角度を大きくとって風を受けるようにし、必要な風速になった後は小さくして調整するという機構だ。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "制御",
              "description": " 風車の制御はタワー上部にあるナセルと呼ばれる大きな箱の上についている風向計と風速計の情報に基づいて制御されている。\n 風速に対しては風車の羽根の角度を変える回転制御を行い、風向きは風車の回転面を風の方向に向けるようにする事で制御している。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "ナセルの機能",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "主軸",
                  "description": " ハブを支える部分でもあり、回転を増幅器に伝える部分。ローター全体の重量の支えとして、繰り返し回転する軸として疲労しやすいので特に注意して設計を行っている。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "巻線型誘導発電機",
                  "description": " 本発電所で使用される発電機は巻線型誘導発電機である。カーボン製ブラシとスリップリングを通して外部抵抗を接続する事ができ、それにより速度範囲を拡大できる発電機である。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "増幅器",
                  "description": " 発電機の回転数を上げる機器。遊星歯車を利用し、低速軸、中間軸、高速軸と段階的に増速して高速軸から発電機へと伝達させる。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "ヨー旋回装置",
                  "description": " ロータを風の方向とは逆の向きに位置させるように方位制御する装置。発電効率向上のための装置であり、ズレないように風速計測アルゴリズムを使用して正確な風向を計測して方位制御している。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "ナセル制御盤",
                  "description": " 風力発電装置の制御に必要なコントローラーがまとめて置かれている場所。全体の状態監視、制御を管理している。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "冷却装置",
                  "description": " 発電機、増速器が発生させる熱を冷やす為の装置。熱をほっておくと、増幅器の寿命が縮まったり発電機の絶縁体が損傷したりするのでそれを防ぐ為の装置となる。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "防音・防水",
                  "description": " ナセルは防水・防音の機能もついている。風車は風を受ける為に野外に建設される為、防水は当たり前。またナセル内部のギアボックスが出す音が騒音になるので少しでも解消する為の防音の役目も果たしているのだ。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "メンテナンス用スペース",
                  "description": " ナセルにはメンテナンスに来る人の入れるスペースがあります。風力発電設備の定期点検は半年または一年に一度行われている。(消耗品の摩耗度など前回の点検時の状況を踏まえて決定)\n ",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "タワー",
              "description": " タワーは風車の支柱である。タワーの内部には発電した電気を送る為の電線やメンテナンス時にナセルまで上がるためのはしご、簡易エレベーターが設置されている。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "複数台設置の最適場所調査",
              "description": " 風車の設置する場所は年間を通じて風が強く吹く場所が望ましいですが、周辺に複数設置する場合は隣接し合った風車が乱流の影響を受けないように距離を確保する必要があります。\n 風況シミュレーションを行った上で設置場所を選定するようにしています。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "災害対策",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "高い構造物としての雷に対する備え",
                  "description": " 大型風車は総じて周辺の建物よりも高い構造物である事が多い。ゆえに、雷を受ける確率が高く、直接雷を受ける事を想定して雷電流をすぐさま大地に放出する流路を意識した作りになっている。具体的にはブレードで受雷した雷電流をブレード内部の避雷導体から回転部のカーボンブラシ、そしてタワー基礎の鉄筋から大地に放電する流れとなっている。\n また、主回路や制御線には過電圧保護のサージ保護デバイスを取りつけるなど重要箇所ごとに雷対策を行っている。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "台風対策",
                  "description": " 風力発電機には風速によりブレードの角度が自動的に制御される仕組みが搭載されており、台風の時には風向きとほぼ平行にする事で風を通過させる。またヨー制御により風向きに対して風圧荷重が最小になる状態で待機させる事によって対策されている。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "雪や氷",
                  "description": " 風がない時に雪が降り、ブレード表面に積もった状態で起動した場合、風の流れでブレードに積もった雪が剥離し、飛散し、数100m先まで達する事があり、近所迷惑になります。\n 防止策として氷結センサーが雪や氷がブレードについていないか検出し、状態が回復するまで待機状態になるように設定されています。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "建設場所の条件",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "基本的な事",
                  "description": " 建設する場所の第一条件は「年間を通して強い風の吹いているところ」である。\n そのため、海岸に沿ったところや丘陸地などに建てる事が多い。諸条件を満たせるならば他の場所でも可能。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "道が必要",
                  "description": " 風力発電所を作る場所には風が通ってなければなりません\n 風力発電所を作るには建設場所までブレードやタワーを運べる広い道路が必要になります。\n 風力発電所で発生した電力を送る送電線が近くにある必要があります。\n 三つの道の条件を達する必要があるのです。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "騒音と建設場所",
                  "description": " 風力発電はナセル内部の音とブレードの風きり音が騒音となります。近くであればあるほど騒がしい為、建設する場所は稼働後の騒音を考えた上で決めなければなりません。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "シャドーフリッカー",
                  "description": " ブレードの回転により、明暗の影が地上に発生する現象がシャドーフリッカー。\n\n 特に大型風車はかなりの高さにブレードがあり、一分間に10~20回転する事、三枚ブレードなので一、二秒間隔で光と影のちらつきが発生します。\n\n 慈善に影がどこに影響を与えるかを予測し、対処しなければ近隣から苦情まっしぐら。建設場所を決定する際にはシャドーフリッカーを考慮して選ばなければなりません。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "電波障害",
                  "description": " 風車はでかい建築物なので電波障害も考慮する必要があります。風車により電波が遮られたり、乱反射してテレビが見れないと苦情を受けない為の対処が必須であるといえるでしょう。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "生態系に配慮",
                  "description": " 風車はでかくて騒音があり、ブレードが回転しています。\n\n 建設する場合は近くの生態系に配慮した計画を建てる事が望ましいです。特に鳥類がブレードに衝突して死亡するケースなどもあるので、できるだけリスクがない、低いかつ風車の良い設置女医兼となる地形を探した方がいいでしょう。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "建設するためには",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "立地調査",
                  "description": "  風力発電に適している土地を探し、風況データがあるのならそれを調べ、地理的に問題ないかも知らべ候補地を絞っていきます。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "風況調査",
                  "description": " 地形の状況により風の流れ方は大きく変わる。既存の風況データだけではわからない事もある。\n 一年かけ、実際にその場所の風況データを取った上で風力発電をした場合を試算し、採算が取れるか計算する。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "基本設計",
                  "description": " 輸送ルートの算出、地権者との交渉、騒音、環境への影響、電波障害、景観、シャドウフリッカーなど、近辺との摩擦が起こらないか? 対策は可能かを調べる。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "実地設計",
                  "description": " 測量を行い、地質を調査し、問題はないかどうかを確認。後に工事の設計を行い工事計画を立てる。工事日などはまだ決めない、あくまで計画である。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "関係各所への手続き",
                  "description": " 藩国のしかるべき場所へ届け出を行い、許可がもらえれば電力会社との事前協議や地元への説明、補助金制度があるのなら補助金申請、そして工事計画の提出。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "建設工事",
                  "description": " 基礎の土木工事を行い、ブレードやタワーを持ち込み風車の設置工事と電気工事を行う。そしていよいよ試運転を行う。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "運転開始とその後",
                  "description": " 運転開始後のアフターフォローもバッチりと、風車の整備や電気設備の保守点検を定期的に行い、万全な形での発電を行う。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            }
          ],
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "その他の発電所",
          "part_type": "group",
          "children": [
            {
              "title": "火力発電",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "汽力発電",
                  "description": " ボイラで燃料を燃焼させ、高温、高圧の蒸気を発生、蒸気タービンと発電機を駆動させて電力を発生させる発電。\n 汽力発電を採用しているのは使用できる燃料の多様さにあります。石炭、石油、天然ガスはもちろん、残渣油などの重質な油も使用できます。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "大気汚染防止対策",
                  "part_type": "group",
                  "children": [
                    {
                      "title": "硫黄分の少ない燃料を使用",
                      "description": " 硫黄酸化物対策として硫黄分の少ないLNGや低硫黄原油を使用しています。大気汚染を防止する為にできるだけ影響の少ない物を使用するように決まっています。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "排煙脱硫装置",
                      "description": " 排気ガス中の硫黄酸化物を化学的に除去する装置です。石灰と反応させて石こうとして除去する石灰石膏法を採用しています。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "脱硝装置",
                      "description": " 脱硝触媒が入った装置に排ガスを通してアンモニアと反応させる事により窒素酸化物を無害な窒素ガスに還元処理しています。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "ばいじん対策",
                      "description": " ばいじんはほっておくと大気中に長時間残留し、呼吸器疾患を引き起こすので対策が必要です。\n 未燃分がや灰が発生しない燃料を使う。重原由や石炭を適切な燃料管理を行い、未燃分をできるだけ出さないようにする。\n 灰分が外に出ないように煙道に電気集塵装置を取り付けるなどの対処を行っている。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    }
                  ],
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "水質汚濁防止と温排水対策",
                  "part_type": "group",
                  "children": [
                    {
                      "title": "総合排水処理装置",
                      "description": " 処理に適したPh調整、凝集沈殿、膜分離、浮上分離、汚泥脱水、ろ過などを通した上で最後に放流前のPh調整を行った上で排水をしている。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "温排水対策",
                      "description": " 排水をする際に海水温より高い温度で排水をして周辺海峡の生態系が変わらないように十分な配慮を行っている。\n あらかじめの調査、海冷却系統の設計、温排水放流拡散シミュレーションによる影響調査などを行った。また発電所が稼働後も定期的に生態系を調査し影響が出ていないか確認して対処している。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    }
                  ],
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "廃棄物対策",
                  "description": " 火力発電で出る廃棄物は藩国で決まった適切な処理を行っている。またリサイクル可能な物はリサイクルしている。\n 石灰灰はセメント原料として、重油灰はパナジウムを回収して助燃剤に、脱硫石膏は石膏ボードの原料もしくはセメント原料といった風に再利用されている。\n ",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "火災対策",
                  "part_type": "group",
                  "children": [
                    {
                      "title": "火災検知器",
                      "part_type": "group",
                      "children": [
                        {
                          "title": "熱感知器",
                          "description": " 火災検知器は複数使われており、それぞれの機器に合った物が使われています。\n 熱感知器としてはセンサー部の温度が設定された温度以上に上昇したら動作する定温式、センサー部が急激な温度上昇を受けた時に動作する差動式、定温式と差動式を組み合わせた熱複合式があります。",
                          "part_type": "part"
                        },
                        {
                          "title": "煙感知器",
                          "description": " 火災検知器は複数使われており、それぞれの機器に合った物が使われています。\n 煙に関しては、物が燃焼する時に発生する煙を検知するもので、イオン電流で煙の微粒子が減少するのを感知するイオン化式、減光方式と反射方式の二種類の方式を使った光電式があります。",
                          "part_type": "part"
                        },
                        {
                          "title": "光感知器",
                          "description": " 風が強く、熱感知器や煙感知器が使用できない場所で使う感知器。光感知ではあるが、太陽の光と誤動作はしない優れもの。紫外線方式と赤外線方式のものがある。",
                          "part_type": "part"
                        }
                      ],
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "消火設備",
                      "part_type": "group",
                      "children": [
                        {
                          "title": "水消火設備",
                          "part_type": "group",
                          "children": [
                            {
                              "title": "閉鎖型スプリングクラー",
                              "description": " 常時閉栓されているノズル部だが、感熱部が火炎炎で設定温度に熱せられると動作する。その時は開栓、散水して消火活動を開始する。",
                              "part_type": "part"
                            },
                            {
                              "title": "解放型",
                              "description": " 区画内に取り付けられている複数のノズルから一斉に散水するタイプ。他の火災検知器または手動で起動させる。火災の拡大が早いと思われる場所に設置運用される物。",
                              "part_type": "part"
                            }
                          ],
                          "expanded": true
                        },
                        {
                          "title": "泡消火設備",
                          "description": " 燃焼面を泡で覆って窒息効果で消火する設備。油類の液体の火災に有効。蛋白泡と合成界面活性剤泡の二種類がある。\n 蛋白泡の方が強力で消火剤消火としては多く使われている一方、合成界面活性剤泡は蛋白泡と比べると耐熱性に劣りますが貯蔵安定性に優れているのでそれぞれの長所に応じて使い分けています。",
                          "part_type": "part"
                        },
                        {
                          "title": "ガス消火設備",
                          "description": " 酸素の濃度を希釈して窒息消火させる方法と酸化連鎖反応を遮断、抑制して消火させるものの二種類があります。他の消火方法と違い水損等の心配がないため、電気的絶縁不良を防げるので電気室、通信機室、計算機室などの消火設備として利用されています。",
                          "part_type": "part",
                          "expanded": true
                        }
                      ],
                      "expanded": true
                    }
                  ],
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "水力発電",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "水を使った発電",
                  "description": " 水が高地から河、海と流れているその位置エネルギーや運動エネルギーの力学エネルギーを発電に利用する方式が水力発電です。\n 発電方式は何種類かあり、藩国や地形事情で採用されるものが違ってきます。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "種類",
                  "part_type": "group",
                  "children": [
                    {
                      "title": "自流式",
                      "description": " 川を流れている水を貯めないでそのまま水力発電に利用する方式。別名流れ込み式。そのまま使うだけあって出力は小さい。豊水期、渇水期で発電量が大きく違う点もあるが、建設費用は少な目。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "調整池式",
                      "description": " 調整池に水を貯め込み、消費量の増加(特に昼)などに合わせて水量を調節して発電する方法。天候、電力需要の変化に対応でき、ダムを作るよりもコストはかかりません。\n",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "貯水池式",
                      "description": " 河川をダムでせき止めてダムを開いて水を流して発電するタイプ。豊水期に貯水、渇水期に放流して発電するのがメイン。またダム内に水をせき止めておけるので水の流れをコントロールし、洪水調節、水資源の確保などの利点もあります。\n ただし、ダムを建設する=ダムの中にある場所は水没するので周辺住民との交渉等、環境に関する対応が重要になってきます。\n\n",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    },
                    {
                      "title": "揚水式",
                      "description": " 発電所の上部と下部にダムをつくり、昼間のように電力消費が多い時は上から下へ水を流して発電。電力消費が少ない時(夜間)に他の発電所の電気を使って下から上へと水をくみ上げて再び昼間の発電に備える調整タイプのダム。\n 電気は蓄えておくことが難しいエネルギーなので昼間の大量消費に合わせた蓄電施設といえます。",
                      "part_type": "part",
                      "expanded": true
                    }
                  ],
                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "太陽熱発電",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "トラフ式",
                  "description": " 太陽光を使うのではなく、太陽の熱を使った発電です。\n カーブした巨大な鏡を使って太陽光を央に通したパイプに集めます。パイプの中にはオイルが流れており、それを太陽熱で加熱。熱くなったオイルで蒸気を発生させ、蒸気タービンを回して発電します。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "タワートップ式",
                  "description": " 沢山の反射鏡を使い太陽光を中央のタワーに一点集中。そこで生まれた熱を利用して蒸気を発生させてタービンを回して発電する方式。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "地域と夜間",
                  "description": " タワートップ式もトラフ式も蓄熱により夜間でも稼働でき、熱を利用すれば火力発電との併用が可能。曇りや雨天時には効率が悪くなるが、低緯度の乾燥地域向きな発電システムである。",
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                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "海洋エネルギーによる発電",
              "part_type": "group",
              "children": [
                {
                  "title": "海洋温度差発電",
                  "description": " 海の表面に蓄えられている太陽からの熱エネルギーを利用する発電。\n アンモニアなどの気化しやすい気体を暖かい海水で蒸発させてタービンを回し、その蒸気を冷たい深層海水でもとの液体に戻し、暖かい海水で蒸発させる……という流れ。その温度差で発電する。\n 表面の海水も深層海水も温度の急激な変化がないため、安定した発電出力を得られる。温度差が年間平均20℃以上ある亜熱帯などに向いている発電システム。\n ",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "濃度差発電",
                  "description": " 海水と淡水の塩分濃度差を利用して発電する。浸透圧の位置エネルギーを使った浸透圧発電、陽イオン交換膜と陰イオン交換膜の間に海水または淡水を供給し、電圧を使って発電する電気透析発電、逆電気透析発電などがある。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "波浪発電",
                  "description": " 波の上下運動で装置内の空気を圧縮、空気タービンを回転させて発電する。他にも波の回転運動で首振りするカムをもちいる方式、懐中に固定したやぐらに多数のいかだを繋いでその運動でタービンを回す方式などもある。",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "海流発電",
                  "description": " 海流の運動エネルギーを水車の回転で発電する方式。懐中に海流発電機を設置する。海流の流れがあれば発電できるので国によっては広範囲で発電可能な海域がある場合もある。",
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                  "expanded": true
                }
              ],
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "発電所の周辺環境に対する対策",
              "description": " 各発電所は周辺環境や周りとの景観の調和や騒音、振動に対する対策(防音や低音になるように工夫など)を行っており、周辺住民と問題が起こらないように留意している。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            },
            {
              "title": "保守点検はしっかりと行う",
              "description": " 各発電所はそれぞれのマニュアルにより点検、巡回を行っている。例とし火力発電などは経年劣化に注意し、構成機器に応じた時間基準保全をと状態基準保全を行い、万全な形での運用する努力を行っている。",
              "part_type": "part",
              "expanded": true
            }
          ],
          "expanded": true
        },
        {
          "title": "テロ対策",
          "children": [
            {
              "title": "概要",
              "children": [
                {
                  "title": "意義",
                  "description": "国内において国営施設や多人数が集まる施設など、テロの対象となる施設が数多く存在している。\nそういった施設をテロの脅威から守るため、テロ対策をまとめる必要性が高くなった。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "方針",
                  "description": "テロ対策は、国民の安全を守るためには重要であることは間違いない。しかし、テロ対策を至上命題とし、新たな差別や国民の生活が圧迫されることとならないよう、法の司や護民官などと連携し、行き過ぎたテロ対策を行わないよう管理、運用している。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                }
              ],
              "expanded": true,
              "part_type": "group"
            },
            {
              "title": "防犯カメラによる防犯システム(システム)",
              "children": [
                {
                  "title": "システム概要",
                  "description": "観測される範囲の安全を確保し防犯につとめるために運用されるシステムであり、当然ながら観測する側が範囲内のものを管理、支配するためのものではない。\n",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "有効範囲と規模",
                  "description": "防犯カメラが設置されている場所でしか有効にならない。\n個人、民間組織、公共など利用者に制限はないが\n防犯カメラを設置する範囲が自己の管理下であることが必要。\n範囲が広くなればなるほど、そのデータを管理する組織、機材の規模も大きくなる。\n\n",
                  "part_type": "part",
                  "expanded": true
                },
                {
                  "title": "設置型カメラ複数設置による死角フォロー",
                  "description": "設置型カメラの首は回る角度が決まっており、360度すべてを見られるわけではないのでどうしても死角が出来てしまう。\n複数台設置することでその死角を補い、より精度のある情報を記録できる。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "広域データ観測による時系列の把握",
                  "description": "同時に広域を観測することで、その時系列を追うことができる。例えばそこに写っている人がどのような順序で道を歩いたか…などが複数のカメラの映像を繋ぐことで推測できる。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "防犯カメラの情報の集積",
                  "description": "過去の情報を解析することで犯罪捜査に役立ったり、事件発生率を把握、危険地域を特定できる。ただ、記録情報も記録媒体の容量を必要とするため、特別な情報以外は一定期間で廃棄される。\n警察組織以外が管理している場合、犯罪捜査協力として警察組織に情報を提供する場合がある。",
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "防犯カメラの設置場所の工夫",
                  "description": "テロ防止、防犯の意味であれば人の多く集まる場所に設置し、犯罪の抑制に使用する。また、薄暗い通りなど住民に危険がおよびそうな場所に設置することで同様の効果が得られる。\n",
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "防犯カメラ",
                  "children": [
                    {
                      "title": "防犯カメラの規格",
                      "description": "犯罪の証拠として撮影した映像を解析し犯罪捜査に役立てるのはもちろんだが、そこに防犯カメラが「ある」と思わせるだけで犯罪の抑制になりうる。\n前者の場合は目立たない場所に、後者の場合は目立つ場所に設置されることが多い。\n情報は設置者の下へ集められる。\n複数設置することで死角を補う効果はあるが 全く同じ場所に沢山つけて同じ方向を写しても意味はない。",
                      "part_type": "part"
                    }
                  ],
                  "expanded": true,
                  "part_type": "group"
                },
                {
                  "title": "プライバシー保護",
                  "description": "国民のプライバシーは守られることは、重要である。\nしかし、テロ対策として、個人の記録の閲覧・利用が必要な場合もあり、その場合は、法の司、護民官と協議の上、藩国上層部の責任として閲覧・利用することがある。 ",
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                }
              ],
              "expanded": true,
              "part_type": "group"
            },
            {
              "title": "パトロール",
              "children": [
                {
                  "title": "巡回による抑止力",
                  "description": "結局人が見まわることの効果は大きい。警官や警備員の制服を着用した人間が巡回していることは、テロに対してかなりの抑止力となる。\nただし、場所によっては威圧感を与えすぎないため、場合によっては私服で巡回することも行う。\n",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "警備体制",
                  "description": "制服を着用した、警官や警備員の巡回を基本とし、防犯カメラから得られた情報を解析することにより、テロの兆候を事前に察知できる体制を整える。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                }
              ],
              "expanded": true,
              "part_type": "group"
            },
            {
              "title": "設置型テロへの対策",
              "children": [
                {
                  "title": "清掃の徹底",
                  "description": "施設各所に設置されたごみ箱については、定期的な巡回によってこまめに廃棄される。この際、不審物の確認が行われる。\nまた、視覚的に不審物を早期に確認できる、中身が見えるゴミ箱の設置を検討する。\n無論ポイ捨ても禁止。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "不審物対策",
                  "description": "不審物が発見された場合の対応について、スタッフには十分な教育がされている。\n後述の、藩国主催の避難誘導研修において、不審物発見時の避難誘導とともに、連絡先や警察等の専門家が到着するまでの対応も徹底的に叩き込まれることになる。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                }
              ],
              "expanded": true,
              "part_type": "group"
            },
            {
              "title": "自爆テロ対策",
              "children": [
                {
                  "title": "自爆テロの危険性",
                  "description": "自らの命を顧みない自爆テロは、断固防ぐべきものである。\n警察による地道な捜査、監視カメラの情報、民間からの情報提供などを駆使し、事前に察知、取り押さえることを前提に考え、いざとなれば、実力行使により対象を制圧することもある。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "持ち込み制限",
                  "description": "各施設の基準に従い、持ち込める荷物の種類、大きさ、数量等に制限が課せられる。特に不特定多数が集まるイベント等の際は手荷物検査等も実施される。\nまた、空港や政府重要機関においては、持ち物検査に加え、X線検査などより厳しい検査が行われている。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "警察との協力",
                  "description": "民間と警察との協力は、積極的に行われている。\n民間でのイベント時の警察の協力や、警備会社から重要施設への警備員派遣などで連携を深めつつ、定期的に効率的な連携のための会議が持たれている。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                }
              ],
              "expanded": true,
              "part_type": "group"
            },
            {
              "title": "テロ発生時の対応",
              "children": [
                {
                  "title": "避難経路",
                  "description": "施設には、わかりやすく避難経路が設置されていなければならない。\n入り口やエレベーターホールなど施設内の人が集まってくる箇所には、非常口への案内板の設置。また、天井には停電時でも光って避難経路を示す誘導灯の設置が義務付けられている。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "避難誘導",
                  "description": "藩国主催による避難誘導研修が行われており、緊急時には、避難誘導研修を受けたスタッフによる避難誘導が行われる。\nなお、警察官や警備員はこの研修の受講が義務付けられており、緊急時のスムーズな避難誘導に一役買っている。",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                },
                {
                  "title": "指揮系統",
                  "description": "不幸にもテロが発生した場合、藩王、もしくは摂政がトップとなる対応会議が招集され、事態の収拾にあたることになる。\n指揮系統は明確な順位付けがされ、迅速に処理にあたることが可能となっている。\n※上位者が何らかの原因で、指揮を取れない場合は、この順位により指揮責任者が決定される。\nなお、通常時のテロ対策に関する指揮は、警察機構にゆだねられており、法の下運用されている。\n\n\n",
                  "expanded": true,
                  "part_type": "part"
                }
              ],
              "expanded": true,
              "part_type": "group"
            }
          ],
          "expanded": true,
          "part_type": "group"
        }
      ],
      "expanded": true
    }
  ]
最終更新:2017年08月20日 02:07