Proracing Web Dashboard(プロレーシングウェブダッシュボード)


R3Eの標準のHUDでは、表示されないタイヤやブレーキなどの温度、ラップタイム、Gセンサー、各種情報を表示させることが出来る、公式に認められた外部アプリケーションです。

ここでは、このアプリケーションの特徴と、使用方法について解説します。
ver.1.6.3.5を例に説明します。




こちらのページからソフトをダウンロードして下さい。
”by Stefan Mizzi”の隣のリンクで直ぐにダウンロードが開始されます。

ダウンロードが完了したら、zipファイルなので解凍し、手順に従いインストールを行って下さい。

デスクトップに、Proracing Dashboard Managerのショートカットアイコンがあるはずなので、クリックして起動しましょう。

このような画面が出るはずです。
OFF状態 R3E未認識 R3E認識
なお、R3E起動後でも、R3E起動前でも問題なく使用できます。

Streaming to wab

初回起動時、プライベートIP(Local IP)が空欄か、もしくは自分が使用しているものと違っているはずなので、自分のプライベートIPを調べて、入力して下さい。
この時、Portは変更せず、そのままの数字(57777)にして下さい。
LocalIPにチェックが入ったままにして下さい。

R3E API update/ms = 情報表示(インターフェース)の更新頻度の早さを変更できます。
Live timing update/ms = 情報の更新頻度の早さを変更できます。
※数値が少ないほど、タイムラグは減りますが、動作が重くなる可能性があります。

Web application

Defaltのままで、問題ないはずなのでそのままにしておいて下さい。

Game Plugins

R3Eには、関係しないのでそのままにしておいて下さい。

Games

RaceRoom Racing Experienceがデフォルトで、チェックが入っているはずなのでそのままにして下さい。

Session and Telemetry Data(Race Room only)

変更箇所は特にありません。そのままにしておいてください。

Settings

Imperial = ヤード・ポンド法になります。
Metric = メートル法になります。
(上記の設定は、Proracing Web Dashboardにも反映されます)
Enable Logs = ログを機能させる。
(エラー等のログが、txt形式で保存されます)
Open dash on startup = Proracing Web DashboardProracing Dashboard Manager起動と同時に、ウェブブラウザにページを表示させる。
Open widgets on startup = ウィジェットをProracing Dashboard Manager起動と同時に、表示させる。
(ただし、Windows Aeroを有効にし、任意のウィジェットにチェックを入れないと表示されない)
Open app on OS startup = OS立ち上げ時に、Proracing Dashboard Managerも起動する。
Disable live streaming to web = 調べ中。

shortcut

そのままで、問題ありません。

Data

変更箇所は特にありません。そのままにしておいてください。



Start Listenerを押して、WebStreamを有効にしてください。
Proracing Dashboard ManagerがR3Eの起動を認識します。これで、R3E内のレースデータが反映されます。

OpenDashboradを押すと、このページが開きます。

①Your Address欄にIPアドレス(通常はプライベートIP)を入力します。
初回時、プライベートIP(Local IP)が空欄なはずなので、自分のプライベートIPを調べて、入力して下さい。
ポートは、デフォルトの"57777"のまま、通常は変更しないで下さい。


②そして、LAUNCH DASHBOARDを押して下さい。
エラーが出る場合、記入に誤りがある可能性があります。
ページに進めたら、R3Eのデータが反映されます。
なお、R3E起動後でも、R3E起動前でも問題なく使用できます。
するとこのようなページが表示されます。
Build/Edit Dashboardsで、自分の好みにウィジェットを作成・編集することが出来ます。
My Widgetsで、作成・編集したウィジェットを表示できます。
その他、最初から用意されているウィジェット、各種情報表示も便利で見やすいので是非活用して下さい。
Webブラウザのフルスクリーン機能(F11キー等)を使うと無駄が無く、より見やすくなるでしょう。




しかし、Webブラウザ上でウィジェットを表示しているという性質上、wifi環境(無線LAN)や有線LANを繋いだスマートフォンやタブレットPC・ノートPC、増設したモニター・小型モニターで表示させる必要が有るため、モニターが1つしか無い環境では不向きです。

そういう場合に、Proracing Dashboard ManagerCustom Widgetsを活用します。

Custom Widgets(tick to auto open※)

デフォルトで用意されているウィジェットや、Proracing Web Dashboardで作成・編集したウィジェットを表示します。
丸で囲まれたチェックマークを、クリックすることで表示できます。
丸で囲まれたXマーク、クリックすると削除を行います。間違えて消してしまわないよう注意してください。
※tick to auto openはWindows Aeroを有効にしないと、チェックボックスが表示されません。




使用例

左がProracing Web Dashboardを用いたウィジェット、右がProracing Dashboard ManagerでPC上に表示させたウィジェットです。

複数のモニターや、スマホ、タブレットPC、ノートPCを用いることで、多くの情報を表示し見ることが出来るでしょう。
もし、使っていない古いモニター等が余っていたら、活用するとよいでしょう。

グローバルIP(ExternalIP)を使う。

wifi環境(無線LAN環境)がなくてもスマホや、タブレットPCでProracing Web Dashboardを使うことが出来ますが
ポート開放作業が必要となり、セキュリティ上あまり良くない事、回線速度の都合上レスポンスも悪く、オススメしません。

In-Game DirectX Overlays

DirectXを用いた、テレメトリ表示方法です。
ゲーム内に直接タイム等を映し出すことが出来る少し便利な機能です。
デフォルトで表示される設定になっていますので、操作方法を説明します。
<表示例>

まずは、Device Key Mappingsタブで、操作キーを設定しましょう。
Deviceの中のキーボード又は、コントローラを選び、次にActionsの中の設定項目を選んで、キーを設定して下さい。

In-Game DirectX Overlaysタブで、表示の設定が行えます。
各項目ごとに、不必要なものはチェックボックスにて非表示にすることが出来ます。
Detect Monitors = 現在使用しているモニターについて調べます。通常は押す必要はありません。
Reset X and Y Positions = バラバラになったり、画面外にはみ出てしまった時に使用して下さい。
              (直後にフリーズしますが、現在仕様です。再起動して使用して下さい)






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最終更新:2020年03月30日 22:30