チーム名:三つ実さん親衛隊
★警護相手希望:はずれ?(罠っぽい)火焔+コガ
★所属部隊:警護部隊Trench Coats
★所属藩国:神聖巫連盟・アウトウェイ
★チームメンバー
<歩兵>
国民番号 |
PC名 |
根源力 |
着用アイドレス |
補足 |
3600689 |
藻女 |
148500 |
高位東国人+犬妖精+バトルメード+侍女+吏族 |
吏族ダンスパーティ(外見+5)、ル-ジュ救援従軍勲章(幸運+1)、お散歩勲章(侵入、移動判定時に+1) |
3600691 |
七比良 鸚哥 |
137550 |
高位東国人+犬妖精+バトルメード+侍女+吏族 |
吏族ダンスパーティ(感覚+2)、ロジャー濡れ衣記念勲章、対緑勝利勲章、参謀勲章、漢盛勲章、広島従軍章、大吏族従軍章、バトルメード勲章 |
<I=D>
パイロット:
国民番号 |
PC名 |
根源力 |
着用アイドレス |
補足 |
3900244 |
空 |
102050 |
はてない国人+学生+パイロット+名パイロット |
ノワール従軍勲章(幸運+1) |
コパイ(2名):
国民番号 |
PC名 |
根源力 |
着用アイドレス |
補足 |
3900706 |
癖毛爆男 |
19000 |
はてない国人+犬妖精+剣士+拳法家 |
ノワール従軍勲章(幸運+1) |
3900709 |
西田八朗 |
59500 |
はてない国人+犬妖精+剣士+拳法家 |
ノワール従軍勲章(幸運+1) |
評価値データ
名前 |
体格 |
筋力 |
耐久力 |
外見 |
敏捷 |
器用 |
感覚 |
知識 |
幸運 |
補足 |
藻女 |
0 |
0 |
2 |
9 |
5 |
4 |
7 |
0 |
4 |
吏族ダンスパーティ(外見+5)、ル-ジュ救援従軍勲章(幸運+1)、お散歩勲章(侵入、移動判定時に+1) |
七比良 鸚哥 |
0 |
0 |
2 |
4 |
5 |
4 |
9 |
0 |
3 |
吏族ダンスパーティ(感覚+1) |
ダンボール |
5 |
8 |
8 |
-4 |
2 |
-1 |
1 |
0 |
2 |
空(パイロット)、癖毛爆男(コパイ)、西田八朗(コパイ)搭乗 |
(空) |
-2 |
1 |
1 |
2 |
0 |
0 |
3 |
1 |
-1 |
ダンボール搭乗(パイロット)、ノワール従軍勲章(幸運+1) |
(癖毛爆男) |
2 |
4 |
1 |
1 |
3 |
-4 |
3 |
-3 |
2 |
ダンボール搭乗(コパイ)、ノワール従軍勲章(幸運+1) |
(西田八朗) |
2 |
4 |
1 |
1 |
3 |
-4 |
3 |
-3 |
2 |
ダンボール搭乗(コパイ)、ノワール従軍勲章(幸運+1) |
★作戦目的
- お見合いの成功
- 三つ実さんを護る
- あわよくば火焔+コガとの高感度UP
★作戦
- 基本作戦はダンボール白兵戦
- ダンボールで白兵戦して、それの打ち漏らしたのを歩兵が白兵で倒す
- ダンボールの白兵戦はスコップだが、乗ってるのが白兵のスペシャリストの子パイ二人組み(犬妖精+剣士+拳法家)。それを統制する名パイロットなので、白兵戦には自信がある。
- ダンボールの体制はシールドを構えてダッシュして ダッシュの威力をそのまんま白兵に変える感じで振り下ろす
- 歩兵の二人はダンボールの後ろに隠れて ダンボールが撃ちもらいした敵を倒す
- ダンボールの足の裏にはグリップが装備されており滑りにくく、体重をそのまま白兵に帰られる
- 敵が白兵させないようにしてくるをしてくる場合(弾幕張ってくる等)、シールドを構え体制を低くして一気に接近する
- ダンボールのスコップが使えないぐらい近づかれたら、拳法家のお家芸である肉弾戦をダンボールで行なう
- 事前にスコップで大きな落とし穴を作っておく
- スコップで土を掬い上げ、それを相手に投げかけ目潰しをしたりもする
- 必見必倒。見つけたら陣を崩さずに近づいて攻撃。瀕死や行動不可能程度の攻撃をする
- 三つ実さんの邪魔をしようとする人(チーム)を優先的に撃破する
- 神聖巫同盟の方達と声で直接相手・自分たちの位置を確認し続ける。
- 神聖巫同盟の人たちの方が後方に居るので、戦況を全体的に見渡しやすい。
- 対人に対してのスコップはゴルフ撃ちやラクロスの要領でダンボールを動かし、スパコーン! と、お空に飛ばすイメージでやる。
- 相手がI=Dを出してきたら、スコップを突く感じで威力を増大させる。
- スモークで目くらまし兼ビーム威力の減衰を狙い、そこをシールドを構えて一気に突撃、このスピードを利用して突く事で、大威力の一撃を叩き込む。
- もし避けられたら剣士・武闘家で白兵に慣れたコパイの二人が瞬間でスコップを切り返すか、スコップを持ったまま殴るか、スコップを捨てて殴るなどの白兵選択を行う。これによって、最適な行動で追撃できる。
- 防衛側のほうが当然、先に会場について、先に警備できるのでスコップや簡単なものを使ってブービートラップを作っておく。これによって、相手の進行ルート等をある程度制御できるので、戦場を制御下に置きやすくなる。
- GJとの戦闘中にそれぞれ前口上や三つ実、結城火焔、コガへの思いのたけを叫んで、士気を保ち続ける。
- また、一部を外部スピーカーに乗せて相手の気をそらすと共に、こちらの士気の大きな回復を狙う。
★対アビシニアン用作戦
- 火焔が危ないからミサイルはきっと使えない
- レーザーはダンボールのスモークディスチャージャーと塹壕と盾で防ぐとする
- 白兵専門のダンボール相手に、レーザーもミサイルも使えないとなると、近づけない=突破出来ない
- レーザーは十字砲火。十字砲火用の足止め+白兵にダンボール
- レーザー射手は塹壕内から二脚使って狙撃
- ダンボールの白兵戦を突破した死神を後方に待機させたメードが狙撃
★ロールっぽい物
癖毛爆男「火焔さん! コガの餌も用意するから、俺とトランプを! そして、殴ってくれ!!」
西田八朗「ヨーコさんーヨーコさんー……え!?会場が違う?此処は『賞味期限切れ』じゃなくて『罠っぽい』組み!?…とっとと終わらせて肉喰いに行こう!肉!!コガには『綿飴』もつける!!」
空「火焔さんー。こんどどっかに遊びに行きましょう!貴女の好きなところでいいですよ」
藻女「仲良きことは美しきかな、2人の絆に心惹かれました」
西田八朗「ウチのヒロインをキズモノにする訳にはー!!」
癖毛爆男「結婚してください」
空「三つ実さんの幸せはみんなの幸せぇ!今決めた!」
藻女「あなたの恋が叶いますように、せめて思いを届けることができますように。微力ながら手伝いますね」
七比良 鸚哥「三つ実さん・・・。お、応援してます!(泣」
癖毛爆男「そこまでだ!GJの部隊。いくつ物見合いを越えてきた、いくつもの破局を見てきた。いくつものフォローを重ねてきた。でももう、それも終わり。
このお見合い破局人達め! お前たちのやり方にはほとほと完全にあきれ果てた!もはやこの世でお前たちと分かり合える余地は今の所、多分、無い!
この上はお前たちを全部まとめてお見合い会場の横の池に叩き落し、終わった後で酒くらいは奢るとしよう! これより我等はパイを取り、この場に兵は城!兵は生垣を形成する!」
空「みんなの幸せ邪魔するやつぁ、どこの誰であろうとぶっとばーす!馬に・・・と言うか、このダンボールにブッ飛ばされて月まで飛んでけー!!」
七比良 鸚哥「ここから先は誰一人通さない!」
藻女「お腹が空きました。警備が終わったらみんなでご馳走食べよう~。その為にも、GJの人たちさっさと倒れちゃってください」
西田八朗「人の恋路の邪魔する奴は…コレ空さんが言ってる。違うの違うの…オモシロ台詞も既に言われてる…食べ物系の台詞も言われて…くっ!!コ、コガは渡さん!!其のジャケットを真っ白に染めたる!!」(パイ構え)
~はてない県人口上~
いくつもの闇を超えてきたわ、いくつもの悲しみをみてきた、いくつもの苦労を重ねてきた。でももう、それも終わり。
この糞悪党どもが、お前達のやり方にはほとほと完全にあきれ果てた。もはやこの世でお前達と分かり合える余地はまったくない。
この上はお前達を全部まとめて冥界に叩き落し、何百年後かの再会にかけるとしよう。
これより私は剣を取り、地上に楽土を建設する!
AマホルルブP204より
★SS
作:癖毛爆男
※以下5点のSS(5点目のロール以外)はプライバシー保持のために、名前は伏せてあります(ぇ
「いかん・・・嫌な予感がする・・・」
背筋に薄ら寒いものを感じて、警備部隊の一人がぶる、と震える。
「どうした?」
その様子に同じ警備チームの仲間が声をかける。
「誰かが・・・誰かが! お見合いの妨害と称して覗きをしようとしているに違いない!! だから、俺は、犯人が見つかるまで、待合室の前からどかな・・・っ!!」
「いや、お前だから、犯罪者は、どう考えもお前だから」
駆け出そうとした警備の一人の足をひっかけ、盛大にぶっこけさせる。
「うぐぅ・・・お、俺は・・・おれはぁー!」
それでも行こうと・・・否、既に逝こうとする仲間の背中を踏んづけ、更にその上に胡坐をかいて座る隊長。
「いや、つーかさ・・・何でオマエ、警護側に居るの、それほどの情熱があるのに?」
「いや、だって・・・愛の告白なんて、恥ずかしいじゃないですか」
何故か照れたように言う男。
「・・・いや、どう考えてもお前が今やってる事の方が恥ずかしいから、マジで」
どすん、と既に腰を完璧に下ろして隊長が苦笑した。
「しっかし、防衛側も何してくるのかねぇ?」
「ぶっちゃけ、みんなこういうときでもないとはっちゃけられない物だから、好き放題ですよねぇ」
あははー、と文字通り尻に敷かれた男が笑う。
「阿呆、お前も似たようなものだ。相手の武装は判らんがね、それでも一応「警護」の任務についているんだ、冗談はやめとけって」
かっかっか、と隊長が笑う。
「いや、割と自分は大真面目に・・・」
「・・・駄目だ・・・コイツ・・・何とかしないと!!」
何か戦慄しながら隊長がどか、と腰を下ろしている。
「というか、結城火焔だっけ? 何処がいいんだ、そんなに・・・」
はぁ、と溜息をつく隊長。どうにも、それほどファンではないらしい。
「何言ってるんですか!? あのスーーーーーパーーーーガーーーール!!ですよ!? 自称中野区民(?)なんですよ!? それにあの精霊手を使ったイベントの後の変り様って言ったら、もう・・・それは・・・あーーーー!!」
「いや、何言ってるんだ、お前、怖いよ?」
尻にしかれた男の絶叫があたりに木霊する。
流石に尻に敷いている隊長もいい感じで気持ち悪くなってきた。
「いや、つまり、そういうことなんです! というわけで、頑張りますよ、おれぁ!」
「あー・・・うん、まぁ、なんだ、程ほどに・・・な?」
何とも生ぬるい目でその男が見ながら・・・
警備隊は来るべきグリーンジャケットに投げつける為のパイを用意していた。
ちなみに食用なので後で皆でおいしくいただく予定であるが、余談である。
★SSその2(対GJ風景)
作:癖毛爆男
お見合いが始まる少し前・・・
「キタキタキタキターーーー!!」
とうとう、来た、やってきた、来てしまった。
GJの襲来を聞いて、防衛側の人間がいきなり動き出す。
「I=Dで迎撃だ! ゴーゴー!」
メインパイロットが名パイロット、コパイロットの二人が剣士・武闘家という、明らかに白兵に特化したメンバーである。
理由は単純だ。射撃兵器はいろんな意味で洒落にならないからだ。
「ジャスト! ヒット! デストローーーイ!!」
とんでもなく不穏な単語を言いながら、メインパイロットがI=Dを動かしていく。
「きゃつらをパイ祭りに上げてくれるわー!」
コパイの一人もまた、ノリノリである。
そのI=D、ダンボールがスコップをGJに向って振り落としていく。
ドガ! という硬い音が響く。
「だ、大丈夫ですか!? 何か、これ洒落になってな・・・」
「大丈夫! ギャグだから! 相手も頑張るし!!」
無茶苦茶言いながら、I=Dダンボールが暴れまわる。
「チ、生きて切り抜けやがった!」
思いっきり舌打ちして、通り抜けた人たちを見ている。
「悪い! そっち抜けた! カバー頼む!」
『了解』
一緒に警護している神聖巫同盟のメンバーに連絡をつける。
「ゴーゴー! まず、パイ(後でスタッフが美味しく食べる)で、遠距離攻撃! しかる後に白兵だー!」
I=Dダンボールの後ろで人の声が聞こえてくる。
「あ、そういや・・・GJ側もI=D出してくるとか出してこないとか言ってましたねぇ」
コパイの一人がボソ、と呟く。
「何―――!! 卑怯な、卑怯だぞーーー!!」
コパイのもう一人が自分たちもI=D・ダンボールを使ってるのに平然と文句を言う。そこら辺がどうかしているといえばしているのだが、テンション高いだけでGO!GO! というノリで戦うこのコパイにとってはそれは些末な問題らしい。
「とにかく、お互いに人死にを出さずに、それで面白く! あ、会場も壊すなよー!」
そんなわけで・・・
本日、お見合い日。
今日も天気はよく、それ以上になんだか、抜けたような・・・というか、抜けた空が見えていた。
★SSその3(対GJ)
作:癖毛爆男
「・・・はい!?」
相手のI=D・アビシニアンがレーザーを撃って来たのを見て、I=D・ダンボール内の空気が変った。
「やろう・・・死なない程度にお祭りを楽しむというはずが・・・洒落にならんことやってきたなぁ」
なんとも興ざめな様子でコパイの一人が呟く。
「ん、仕方ない仕方ない、俺らも人のこといえないし」
あっはっはっ、とメインパイロットの一人が笑う。
「んじゃ、ま・・・さくっと反撃しましょうかね。アレはマズインんで」
「んだな。神聖さん、たのんますわー」
神聖巫同盟の人たちに後方からの狙撃などの援護を頼むと。
「まず、スモーク!」
スモークを周囲に思いっきり展開させる。
「レーザー兵器にはスモーク。これって、鉄則なのよね」
塹壕の中をじりじり動きながら、スモーク直前まで捕らえていた敵の位置を修正していく。
「それじゃ、逝くぞ?」
「逝きますかね」
「全ては愛のために」
ニヤ、とダンボール内の男達が笑う。
「それじゃ・・・ゴーゴーゴーゴー! スモークが晴れる前にアビシニアンを殲滅するよ!」
一気にダンボールを高機動させて、動かしていく。
「白兵特化、上等! 近づく前にやらないと、アンタ等落ちるよ!?」
ダンボールが一気に接敵していく。
「おっと、敵の位置が変わってるな。後、今人が通り過ぎて行ったからね、神聖さんと連絡よろしく!」
「アイサー! あー、もしもし? 神聖巫同盟さん? えーと、そちらに敵が一人・・・」
「いやー、適当にやっても何とかなるねぇ」
ケラケラ笑いながらそのI=Dダンボールは囮をしながら、敵を撃破するために動き続ける。
「ま、最悪死ぬ程度ダベ? 生身の連中が囮やるよりはマシだろ」
「ですねぇ」
「いやはや、全くですね」
そうして、白煙の中の大乱闘が始まる。
「ま、平気だろ。ダンボールは固いし」
その思いつきな一言が、何とも凄い結果になるとは、このとき誰も思わなかったのである。
★SSその4(トラップ作成風景)
作:癖毛爆男
「いやー、ここまでする必要あるんですかねぇ?」
ザックザック、とダンボールで一部の地面を深く掘っていく。
「相手の方が大人数の場合もあるしね」
糸で足をひっかけさせるという古典的にして悪戯的なブービートラップを作りながら、警護する場所を見渡す。
「そうだねぇ。あ、殺さないようにちゃんと中に罠は仕掛けるなよー」
「うぃーっす」
「いやー、目出度い席になるかもしれない場所で人死にはいただけないですからねー」
あっはっはっ、と笑いながら各人がトラップ作成に精を出す。
「そうそう。あ、そうだ。落とし穴にはこれ忘れれるなよー」
アウトウェイ側の一人が各人に何かを配り始める。
「ふむふむ?」
それを見てみると。
『はい、それまでよ~♪(植木○風に読んでね♪)』
「・・・」
「・・・」
「・・・」
それを見た各人が流石に押し黙る。
「いやー、『来た見た勝った』と迷ったけどこういうほうが判りやすいかなーって」
へらへらとその紙を配った張本人が笑ってる。
「な、なんでジュリアス・シーザーと植○等が同系列で語られてるんだ?」
「いや、突っ込みどころそこじゃないよね?」
なんだか論点が微妙にずれた論争が起こる。
「ま、ジョークの気分も忘れちゃいかんのよ。シリアスになると殺しあいになりかねんし」
「だねぇ。ここに至って殺しあいはやだよなぁ・・・」
「あぁ、犬っぽくはないけど・・・やっぱりなぁ、イマサラじゃん?」
「いや、というか・・・これ、オフレコじゃないとマズイ話だね」
何ともいえない雰囲気になりながらも手は動かし続ける。
「ま、いいじゃん。楽しもうよ。これが最後かもしれないし」
「だね。思いっきり暴れてやろう」
「そうすっべ。人死にはない方向で」
「パイの一つにチーズケーキを混ぜとくとか?」
『いーねー』
けらけら笑いながら、皆で準備をする。
こういう時間が、たまらなく楽しいから、皆全力で、守ろうと、心に誓ったとか誓わないとか。
★SSその5(その他)
作:癖毛爆男
「いやー、これは笑えないねぇ」
とか言いながら、あっはっはっはっ、と笑うコパイの一人。
「笑えナイデスなぁ」
スコップをあたかもゴルフかラクロスかという動きで振りぬいてI=Dに搭乗して無いGJの一人を吹っ飛ばそうとする。
「いや、しっかし・・・こりゃ、笑えないねぇ」
彼我の戦力差が笑えない状態になってるので、逆に笑いがこみ上げてくる。
「ええい、テメーラ! まだだ、まだ終わらんぞ!」
「当然、まだ終わってたまりますか!」
「三つ実さんと結城さんとコガ殿への愛を叫ぶまでは、死ぬわけにも引くわけにも行かないっしょ!」
あっはっはっはっ、と笑いながらI=Dが暴れまわる。
注意を引いて相手の位置を神聖巫同盟に伝える。
後方からの狙撃。撃ちもらし、油断した敵を更に打ち落としていく。
「さぁ、今の内に練習しておこうぜ!」
メインパイロットの男の言葉にI=Dの中の空気が笑い声になる。
西田八朗「ウチのヒロインをキズモノにする訳にはー!!」
癖毛爆男「結婚してください」
空「三つ実さんの幸せはみんなの幸せぇ!今決めた!」
藻女「あなたの恋が叶いますように、せめて思いを届けることができますように。微力ながら手伝いますね」
七比良 鸚哥「三つ実さん・・・。お、応援してます!(泣」
「神聖さんのノリも最高だ!」
「つーか、癖毛さん? 貴方の台詞は防衛側じゃナイデスヨネ?」
「あっはっはっはっ、気にするなYO!」
けらけら癖毛が笑う。
「ついでだ! 結城さんとコガ殿への言葉も行くかー!」
「オーケーオーケー!」
もう、楽しくて仕方が無い。
癖毛爆男「火焔さん! コガの餌も用意するから、俺とトランプを! そして、殴ってくれ!!」
西田八朗「ヨーコさんーヨーコさんー……え!?会場が違う?此処は『賞味期限切れ』じゃなくて『罠っぽい』組み!?…とっとと終わらせて肉喰いに行こう!肉!!コガには『綿飴』もつける!!」
空「火焔さんー。こんどどっかに遊びに行きましょう!貴女の好きなところでいいですよ」
藻女「仲良きことは美しきかな、2人の絆に心惹かれました」
「あっはっはっ! いいねぇ、このノリ! 楽しくて仕方ない!」
思わず笑いが止まらなくなる。
それでもパイロットとして、防衛のプロとして動きはきっちり続けるが、それでも場の雰囲気は楽しくて仕方ない。
「よし! ついでだ。癖毛さん、もう一回口上言ってやれ!」
「オッケーオッケー! 果てない県人の心意気、見せてやりますよ。皆さんもやっちゃいましょう!」
げらげら笑いながら、スピーカーを外部に向ってなるように調節して。
癖毛爆男「そこまでだ!GJの部隊。いくつ物見合いを越えてきた、いくつもの破局を見てきた。いくつものフォローを重ねてきた。でももう、それも終わり。
このお見合い破局人達め! お前たちのやり方にはほとほと完全にあきれ果てた!もはやこの世でお前たちと分かり合える余地は今の所、多分、無い!
この上はお前たちを全部まとめてお見合い会場の横の池に叩き落し、終わった後で酒くらいは奢るとしよう! これより我等はパイを取り、この場に兵は城!兵は生垣を形成する!」
空「みんなの幸せ邪魔するやつぁ、どこの誰であろうとぶっとばーす!馬に・・・と言うか、このダンボールにブッ飛ばされて月まで飛んでけー!!」
七比良 鸚哥「ここから先は誰一人通さない!」
藻女「お腹が空きました。警備が終わったらみんなでご馳走食べよう~。その為にも、GJの人たちさっさと倒れちゃってください」
「・・・」
しばらくの沈黙の後。
『あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!』
思わず笑いが出てくる。
言うなれば「この人たち、それにしてもノリノリである」という所か。
「よーし、気合もは入れなおした! 戦闘続行!」
こうして、なんとも不思議な雰囲気の中で戦闘が続く。
最終更新:2007年08月01日 21:08