マナーについて


はじめに

TRPGは人と人とのゲームですから、当然お互いに不快な思いをさせないためのマナーが存在します。
界隈やKPによっては厳しく、また事細かな不文律が定められていることもありますが、
(*^◯^*)「クトゥルフTRPGをやるんだ!」スレは初心者への間口をできる限り広げるため、
極めておおらかな環境(例:プレイヤーキャラがおんJ語を喋ることの容認)でセッションを行っています。

それでも最低限守ってほしい、初心者だからという言い訳は許されないマナー違反がいくつかあります。
セッションへの参加前に、以下に示すことを必ず確認し、よく守るようにお願いします。

マンチキンにならない

マンチキンとは、「自分の都合のいいようにならない」「自分の思い通りにならない」
などの理由でKPや他プレイヤーに不平不満を言うプレイヤーへの蔑称です。

肝心なダイスロールでファンブルした、期待したような成果を得られなかったなどした時、
文句を口にしたくなる気持ちも分かりますが、ぐっとこらえて大人の気持ちで流してください。

「絶えず減らず口を叩く性格のキャラ」など、キャラ設定によっては汚い言葉を使うことが自然なこともありますが、
プレイヤーキャラはプレイヤーの代弁者ではないことを心得ておきましょう。

寝落ちは厳禁

読んで字のごとくセッション中に寝てしまう事。
セッションの進行が難しくなります。
続きを開催するために他の参加者の時間を無駄に使わせたり
予定を合わせるために本来不要なはずの労力を割かせることになります。

セッションはどうしても夜間から深夜に及びがちですが、
眠いのは他の参加者も同じです。
もし眠くなった時はエナジードリンクを飲んだり
半裸でベランダに出て夜風を浴びましょう。
恐らく眠気が覚めます。
あとはそもそも暗い部屋で布団に入って、など
寝るための環境でセッションに参加しないようにしましょう。

そして、参加する時は自己管理が大切です。
自分に合った日時の卓を選びましょう。
自分の健康を優先する事も大事ですので、
どうしてもつらくなった時はその旨をきちんと周りに伝えて
決して無言で失踪しないように気を付けましょう。

また、深夜に及ぶセッションでは眠くなってしまうこと自体は仕方ありません
眠くなってきてしまったら、無理に起きようとせず
眠くなってきてしまったことを周りに伝えることも大切です。
周囲に一番迷惑をかける行為は
無言で寝落ちしてしまうこと
であると、きちんと認識してセッションに臨みましょう。
眠気覚ましも参考に、どうぞ。

メタ推理に基づく発言/行動はNG

メタ推理とは、「KPはこの展開の裏に何か隠し事をしているのではないか」など、
プレイヤーキャラやNPCといったセッション内の世界を超えた領域で推理を行うことです。

内心で推理するだけならばそれは当人の自由ですが、メタ推理を公言する、
プレイヤーキャラにそのメタ推理に基づいた行動/発言を取らせるとなると、
これはまさしく場外乱闘のような行為です。
しかもプロレスなどのそれとは違い、周囲が興ざめすること請け合いです。
プレイヤーキャラは某デッドプール氏とは違うのです。

メタ推理以外でも、「プレイヤーが取った方が良いと思う行動」と
「プレイヤーキャラが取りそうな行動」は分けて考え、
両者が衝突した時はなるべく後者を選ぶようにしてください。

「クトゥルフ神話の知識を前提にした行動を取る」のは特に忌避されるメタ行動のひとつです。
私たちのいる世界のようにクトゥルフ本が堂々と出版されたり、クトゥルフについて丁寧に解説するWebページが存在したり、
ましてやクトゥルフ神話が元ネタのアニメが放映されるなどということはセッション内世界ではまずありえないことで、
プレイヤーキャラは出自などが余程特殊でない限りクトゥルフのクの字も知らないのが普通です。

キャラロスト/発狂しても泣かない

クトゥルフTRPGには「よく分からないけどやばそうな怪異に巻き込まれてしまった。君はこの先生きのることができるか」
というほとんどのストーリーに共通する様式が存在します。探索中の死亡や発狂は起こるものとして考えてください。

ロールプレイを重視するのも良いのですが、プレイヤーにとってのプレイヤーキャラはあくまで「コマ」です。
プレイヤーキャラがロストしたり、深い傷を負ってしまっても、心を強く持って「次のセッションこそは」と思いましょう。
KPや他のプレイヤーに八つ当たりするなどもってのほかです。

不正をしない

当たり前すぎるのであまり書くことがありませんが、オンセだとダイスロールの捏造などがあるようです。
界隈を永久追放にされても文句を言えない愚行ですので、決してやらないでください。

しかし、キャラシート作成時のダイスロールについては、
オフセなどでその場でダイスロールして作るのであれば不正の余地はありませんが、
プレイヤー側で別途ダイスロールをして行う、ということになるとどうしても、
周りにばれずに特定能力だけ振り直しマラソンをする(ルール違反)余地が出てきてしまいます。

KP側は提出されたキャラシートの能力値が適正な手段で出されたものか確認する手段に乏しく、
これに限ってはプレイヤー側の良心を信じるしかない状態です。良心をもってキャラクターを作成してください。

メアリースー

メアリースーとは「取ってつけたような重い出自がてんこ盛り」「無駄に万能で、絵に描いたようなスーパーマン」
「周り全員自分の引き立て役」「俺つえー」などのような特徴を持つ、端的に言うと厨二病要素のラーメン二郎みたいなキャラクターのことです。

元々はTRPGではなく二次創作界隈に由来を持つ言葉ですが、かなり自由にキャラクターを作成できるゲームということで
TRPGにもメアリースー的キャラクターを持ち込もうとする人がいることがあります。
また、メアリースーかどうか自体は主観により判断するしかないため、
自分ではメアリースーでないと思って作ったキャラも、他者からメアリースー的なものと見られてしまうこともあるでしょう。

いずれにしても人的トラブルの種になるため、キャラシートの作成作業に慣れてきたら「その設定は自然か?」という点に気を遣ってみてください。

ただし、キャラクター作成という行為そのものに及び腰になることはありません。
確かにメアリースーというのは昔から多くの人々によって批判のために使われてきた言葉ですが、
それだけに私的な感情込みで使われることも多いものです。

不安であれば、セッションに出す前にスレなどで他の人に見てもらうのもよいでしょう。
メアリースー的かどうか以外にも、もしかしたら自分だけでは見つけられなかった問題点が見つかったり、
あるいはさらに設定を練りこめる点、次のキャラ作成に活かせる点が出てきたりするかもしれません。

勝手にダイスを振らない

プレイヤーはKPに求められるか、KPに働きかけて認めてもらうことによって技能の成功判定などを行います。
つまりプレイヤーのみの判断で技能を使う(ダイスを振る)ことはご法度です。注意しましょう。

NPCを蔑ろにしない

PLやKPに対しては当然のことですが、NPCに対しても一定の礼儀を忘れないようにしましょう。
ノンプレイヤーキャラクターには中に人が入っているわけではありませんが、KPはNPC一人一人にを込めてシナリオを制作しています。
そんなNPCを蔑ろに扱うということは、そのシナリオひいてはそれを作ってくれたKP、一緒にプレイしている他のPLにも無礼に当たります。
セッション自体の雰囲気を壊してしまうことにも繋がりますので、全てのNPCに魂が入っていることを頭に入れてRPを楽しみましょう。



こちらは(*^◯^*)「クトゥルフTRPGをやるんだ!」スレではかなり大目に見られているものの、
他所では許されない、不快な思いを招く恐れのある行為の一覧です。当スレで基本的な流れなどを覚えて、
別な所でセッションに参加しようという際には必ず目を通し、先方に迷惑をかけないようにしましょう。

キャラ崩壊

キャラ崩壊とは「お嬢様設定のキャラが何の脈絡もなく野郎言葉を喋り出す」など、
プレイヤーキャラが最初に作った設定からあまりにも逸脱した行動や発言を繰り出すことです。

TRPGの中でも特に雰囲気を重視するセッションではご法度のひとつとされることが多く、
ルール上は不正でも何でもなかったとしても、参加者の心に対する破壊力は非常に高いマナー違反です。
APP17の美女モデルがおんJ語を喋っても笑って許されるのは当スレぐらいのものですので気をつけましょう。

二つ以上のシナリオに参加する

現状、PL不足の状態が続いているため大目に見られていますが、参加している一つの卓が終了する前に別の卓に参加することは控えましょう
複数の卓に参加してしまうと、数日に分けて卓が継続した場合に日程を合わせる上で障害になってしまうことがあります。
また、それぞれのシナリオにしっかりとのめり込めなくなったり、ストーリーを忘れてしまう原因にもなりますので、極力控えると良いでしょう。

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最終更新:2017年11月18日 20:53