**Volksjäger(国民戦闘機・単座/複座仕様)の設計案

 デザイン イタ@になし藩国

になし藩国航空宇宙倶楽部謹製 試製「弌軸」(いちぢく)


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 はい、皆が、力を合わせひとつの軸となるのです、、プ。




デザイン説明


 単座で設計されていたモデルを複座仕様の仕様要求公示に伴い、設計変更(追加)したもの。
よって、単座仕様のものとさほど形は変わっていない。
(単座仕様は断面がほぼ円形、複座が「並列」に座る関係で断面が少し楕円ぎみになった)

「とにかく安く」「とにかく早く(つくれる)」「とりあえず頑丈」

 ついでに

「だあーじょうぶ、帰ってこれるからっ」

この3つ(4つ)のみを押し進め出来たデザインである。
そして結果トコトン「不格好」な機体となった。

 巡航ミサイルだったものを、燃料部分を3分の1ほどにし、スペースの開いたところに操縦席を
押し込んだ悪趣味なスタイル。(よって国の中を飛ぶのが精一杯である)

その元ミサイルの翼を横に少し延ばし、粘土で繋げたようにした。翼にフラップなどはなく、少し
申しわけ程度の揚力を発生させる断面の板きれに小型ロケットを補機として2機(4機)とりつけた。
基本はロケットによる推力偏向により機体をコントロールさせるが、
機体の円周上に空気取り込み口があり、そこから空気を通し筒の内部にて速度や方向に偏向を加え
姿勢制御(安定)するギミックも盛り込まれている。

 コクピットは機首先端ではなく、機首中央にあり、小さな小窓の下にある、まったく視界が取れ
ない形状である。ほぼ計器飛行であり、「もしも」のときのため申し訳程度の窓を付けてみた、
といった感じだろうか。
「急場凌ぎの迎撃限定と考える/敵がドックファイトをやりたがるような数奇者ではない限り大丈夫」
と想定されている。
(単座の公示時期では、まさかコレがメインを張るような事態は想定していなかった)

機首先端を付け替えることで仕様(装備)を変更できる。画像では上段前方パースのものが対空
ミサイル装備の機首(2発)、これは単座と同じ仕様だが、コパイを置くことで、多少精密な攻撃
が出来るようになった。続いてそして左側のものが「偵察用機首」である。下段右が爆弾装備、
これは先端が爆弾で、そして後ろの長い筒の中にミサイルを装着している、外装が剥がれ、ミサイル
(6発)が切り離される。より攻撃力が増しているのだが、設計上、爆弾を先、あるいは同時にと
言った使い方しか出来ないのが難である。(ミサイル筒のみにして先端を円錐にした機首もある)

この「爆弾&ミサイル」装備は、まさに「元巡航ミサイル」を思い起こさせ、この戦争が早くも
「末期的状況」に移行していることを軍人以外の人間にも感じさせる事と成ってしまった。

 離陸は垂直離陸、機体底部(尾部)から6本伸びた収納式のポールで身をささえた状態で駐機され
中央メインエンジン(ロケット)点火で離床する。そしてしかるべき高度にて水平状態なり弾道起動
へと移行し目的地点へ飛んでいく、ここまではパイロットはほぼ何もしないで良いし,この先も精々
がミサイルなどのボタンを押すくらいである、正直「無人」のほうが良いのでは?と思われるが恐らく
「核」などによって機器が死ぬことへの対策であろうか。

着陸は、底部(尾部)から逆噴射で着地、とされているが、機首機器類を分離したその下にパラシュート
があることが確認されることから、自国領の海や砂漠などに軟着陸するのが「基本」と思われる。そして
回収部隊がトラックや回収艇にて回収し、分解整備し、可能な限り繰り返し使って行くつもりのようだ。


以上

追記 この機体は「作戦に支障のないかぎり、好きにペイントしてよし」と黙認されているそうだ。
勇ましい言葉でも、プリンセスでも恋人の姿でも、それを咎める上官は居なかったという。


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(以上です、イタ@になし藩国)
最終更新:2008年05月17日 14:45