試作機(第4次公共事業)デザインエントリー

「試作機のデザイン」(伏見藩国)の帝国側に提出するデザインを提出いたします



課題
試作機(乗り物)
一般性能要求(要点)
 試作機は航空、低軌道宇宙での戦闘を考慮した試作戦闘機である。
大型のスクラムジェットエンジンを一発装備し、
着脱不能の大型増加燃料タンクを本体に滑らかに接続した。
武装はレーザーと、ガンポッドである。大気内限定でミサイルも装備した。
大きさは30mを越える巨人機である。




「4式疾風」(はやて)


試作機の 機体前方から上面、下面(66%)

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 オーソドックスなスタイルのデルタ翼を持つ機体、黄色と赤の縞模様の部分の下に
燃料タンクがある。(これはデモンストレーション用にわかりやすく塗装したものである)

翼端部に稼働する(進行方向を軸にバタフライ状に動く)補助翼を持つ。
機体上部側面に左右に一つずつ、下面に一つ、スクラムジェット用のエアインテイクがある。
3つの口から大気をとりこむ、余剰分はインテイク後部に流し、姿勢制御の補助とする。

胴体後部(翼面上部)にある伸ばした楕円球のようなものは「航宙用推力エンジン」で
離陸やスクラムジェット稼働までの加速をするためや、低軌道宇宙でも使われる。
機体下部に取り付けられているユニットも同じ働きをするものである。
(W=4などにも使われている普通の推進機である)

武装は先端部に集中している。先端部の膨らみの周りにあるスリットは窓ではなく
レドーム周りに切られたレーザー砲用のスリットである。
レドームの下、先端の横に「頬」のように張り出した部分は、姿勢制御噴射装置が収められた
部分である、テールヘビーぎみの機体を無理矢理矯正している。

その下にある大穴にはガンポッド(電磁誘導式)が収められている。
レドームのうしろにある細長い円筒形のものも又ガンポッドである(口径は小さい)

タンク上面、後部にあるのは後方警戒レーザーである、タンク上部とはいっても
複合素材やフレームの下にタンクは存在するのでオーバーロードによる誘爆の恐れはない。

コクピットシェル、パイロットとの対比


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コクピットは胴体内部に存在する、外部カメラやセンサーから情報を得て飛ぶ訳だが、トモエ
リバーやケントにて充分検証されたシステムのため問題はないと思われる。
(スクラムジェット、その他の補助エンジンにしてもそうであるが、本機は「枯れた技術」
 にて殆ど設計されている)

試作機の 機体後方から上面、下面(66%)

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エアインテイク後部の開口部の状態が良くわかる画像。
補助推進エンジンが機体に装着されているのがわかる。
大気圏限定使用のミサイルは機体内部に収納されている。


胴体下部への「離陸、加速用補助推進エンジン」の接続

及び翼下へのオプション兵装の例


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機体下部、翼下に2機の空戦i=Dを懸架することもできる。この2機も「補助エンジン」と
して推力の足しとして使うことも可能である。エネルギーや燃料は4式から供給されるので
切り離し後の稼働に問題はない。
(しかし、離陸時に専用の切り離し式のスキッド(そり)若しくはフロートが必要となる)

低軌道宇宙においては、この2機が前に出、4式はバックアップ、もしくは砲撃任務に就く。
着陸時は、それぞれ別々に着陸するので専用の降着装置は必要ない。

以上。          






以上です デザイン&解説文、ページ編集 イタ@になし藩国 でした。



以下、付けたし設定(審議が終わるまで控えておりました 6・26)

 ○オーソドックスなデルタ翼(ダブルデルタ翼)選択は、高速粋での
  衝撃波発生への対策と機体形状を複雑にすることにより、空気の渦を 
  作ってしまうことを極力さけた、と言う事です。


 ○翼端の可動する補助翼は、畳んだ状態ではデルタ翼として、折った状態
  ではダブルデルタ翼として機能させるための可変機能を持たせています。
  デルタ翼では超高速時の、ダブルデルタ翼では(比較的)低高速時の
  機体機動にて機能させます。
  (低速時にゆっくりゆっくりと開いていく、急に「バっ」とは開けない)


  また、折りたたみ方向によって揚力バランスにも作用を与えます。
  (もっとも揚力を担うのは、機体外装を流れる気流のコントロール
   と、大推力の推進器によるものでありますが)

 ○説明文中の、余剰排気を後ろに流すといった趣旨の文章ですが
  機体の外装、上面と下面にスピードの異なる空気の流れを作ることに
  よって、機体をコントロールする、という意味です
  先端部(頬状のふくらみ)のエンジンもその役目を担います。

  スクラムジェットが可動(機能)していないときでも、空気を取り込み
  その役目を果たしています。

 ○下面部に接合される推進器は試作三号機からは機体と一体化し固定と
  する予定でした。これは燃料タンクが空になったり、翼下の装備など
  を分離、投擲すると、重心位置が大幅に変わりバランスが乱れる事が
  風洞試験の段階でわかっていたからです。

  ちなみに「試製疾風」と言う名の実機は存在せず、
  実験用のミニスケールの試作機(隼)を試作1号~3号と呼びます
  フルスケールの試作機は存在しません(泣)

  コンピュータシミュレーションでも構わないのにモックアップがある
  のは単に開発者の「趣味、ですわよ」とのことです。

 ○翼下に吊り下げることができるW=4などの空戦機ですが、上の文章に
  あるとおり、分離、投擲時までは、その稼動は4式からのエネルギー
  で賄えることができます。

  以上終わりです。     (20070627)
最終更新:2008年04月24日 03:33