■■■もう一つ上へ■■■

■より低い弾道のクラブを持つ■
例えば400Yのコースがあったとして、1打目1Wで250YBS→2打目4Iで150YBS。 これでは2打目のアイアン時によるタイムロスが大きい。

より速く回るためには1打目1Wで200YBS→2打目3Wで200YBSと攻めるべき。 パンヤミス時のロスは大きくなりますが、成功時のゲインは同じくらい大きいです。
■出来るだけピン手前を攻める■
チップがもちろん理想とはいえ、早打ちのチップ狙いはなかなか難しいもの。 しかし、普段はチップを狙う=ピンにぴったりの位置へ狙うわけですから、早打ち時も同じように狙いがち。 ただこれでパンヤをミスったりするとそのままホームランとなってしまい、タイムロスとなります。つまり、

「どうせ入らないならピン手前6Yの位置を最初から狙っておけ」

ということです。
こうすることで、パンヤミスの時も極端なホームランを回避することが可能になります。
もちろん、手前に打ち過ぎるとグリーンに乗らなかったりする場合は論外なので、 ピンの位置がどこかを把握しておく必要はあります。
■必要なトマは早めに打つ■
トマチップが全盛になったからかどうかわかりませんが、1度はトマで距離を稼ぐ必要のあるホールなどで 1打目ではなく2打目でパワーショットを打つ人が多いかと思います。

しかし、2打目をトマミするとグリーンまで届かなかったりしてタイムロスするケースが出てくるわけです。 これらを回避するためには

「1打目でパワーショットやトマなどの距離を稼ぐショットを打つ」

これにより2打目は通常のショットで届く可能性が高まりますし、 トマミしたとしても2打目もトマを打つなりすればカバー出来るわけです。

例えば雪の6H目、BMの15H目、WHの4H目など、1打目をトマで打つことで、 楽に2オン出来る可能性が高まりますし、結果的に時間の短縮にも繋がります。
■キャラをケンにする■
あんな地味なキャラじゃモチベーションが上がらない・・・と言いたいところでしょうが、 モーションが地味だからこそ全ての行動が速いという利点があります。
全く同じように回ったとしても、ケンとエリカでは30秒以上の差が出るでしょう。
ある程度の速さで回れるのにもう一つなぁ・・・という壁が出来た場合、 キャラをケンに変えてみることをお勧めします。
■ラフ、雪、sandの有効活用■
初心者編にも書きましたが、パンヤミス時だけでなく、 純粋にタイムの短縮となるのがラフ、雪、sandに入れた時。 これをどこまで活用出来るかがタイムの短縮に繋がります。

例としては雪の1H目、西の3H目、BLの4H目、SSの5H目など、 とにかく2打目距離が届く&方向変更に余計な時間がかからない場合は、 フェアウェイではなくラフなどに入れるべき。 そういったことが出来るホールがどこかということは練習で習得するしかないですね。

なおバンカーはクラブが必ずSWに変わるので、多くの場合タイムロスとなります。
■打ってはいけないショットを瞬時に把握する■
例えば左から右に9mの風の状況で、本人としては真っ直ぐ打ちたい。 こんな状況時に打ってはいけないのはスライスとなるショット。 なぜなら風の流れる方向と同じだから、思っている以上に曲がってしまいます。 逆にミスしたにせよフックショットならそのブレも小さくなってくるわけです。

もちろん上記の例は状況次第ではありますが、 ホール構成を覚えておいて「これだけは駄目。最悪このカタチ」というのを常に想定しておきましょう。
■ロングパットが入るようにする■
早打ち初心者の場合、「ロングパットは入らないものとして、 ノータイムに近い状態で早めに打つ」としましたが、 ある程度の段階になると「ラインを読むのに2秒かけてでも確実に入れる」ようにしないといけません。

2秒って速すぎと思うかもしれませんが、常にそういう打ち方をする前提でラインを読み、 パットを打つようにしておけばそれほど大変なことではありません。

さすがにDIなどの鬼過ぎるラインを入れることは難しいですが、ある程度はグリーン内だろうが、 グリーン外からだろうがパットが入るように練習しておきましょう。
最終更新:2008年11月06日 20:05