kalk /// / 以上:4 \ sid:kalk(以上)。先代アルカのkalaka(以上)がkalkになったもの。誰が母音を削いだのかはもはや不明だが、古アルカを強弱アクセントで発話していた者と思われる \ [ iyuan ] \ (漠然と)以上の。vat-e du 10 fei kalk 10分以上待つ \ [ pea ] \ 以上の \ 2:以降に、これからは \ [ ova ] \ 50歳以上の人 \ 50点以上 \ いつも以上に美しい \ もうこれ以上は耐えきれない \ 必要以上に勉強した \ [ vetyolom ] \ 「以上」、≧、「その時点を含んでそこから未来」、「4以上(4,5,6,7....)」 \ その動詞を説明するのに必要な数の境界線を表わす \ その数は時間的意味でも数量的な意味でも良い \ 惕 \ kalk, kilk, kolk, kelkのこれらは順に「以上」「以下」「より上」「未満」を表わす。即ち数学の≧、≦、>、<のことである。実際に数学用語としてもkalkらを>などの意味として使う。但し、実際の記号についてはアルカ独自で、たとえば11 kolk 10は11 > 10になる \ これらは数学的な意味以外に、時間的、数量的な意味で用いられる。空間的意味で使われることはない \ 時間的意味の場合、「その時点を含んでそこから未来」「その時点を含んでそこから過去」「その時点を含まないでそこから未来」「その時点を含まないでそこから過去」という意味である。それぞれ簡単にいうと厳密ではなくなるが、おおよそ「以降」「以前、までに」「から後」「まで」などに相当する(1) \ (1) ket-al kilk vi sel(三日以内に来てください) \ 数量的な意味の場合、たとえばその数字が4だとすると「4以上(4,5,6,7....)」「4以下(4,3,2....)」「4より上(5,6,7....)」「4より下(3,2,1....)」という意味になる。今は整数で例示したが、無論小数でも良く、3,9でも4より下である \ また、(1)のselのように数量の後に単位を付けても良い \ 尚、これらはふつう定量を取り、不定量や数の分からない節はふつう取らない \ これらはその動詞を説明するのに必要な数の境界線を表わす。その数は時間的意味でも数量的な意味でも良い \ kolkとの違いは格詞の目的語を含むか否かで、kalkは含む。「今日からちゃんと勉強しよう(今日も明日も明後日もちゃんとやる)」="fel-o tap kalk fis"。「事故で10人以上が死亡した」="soda set-a kalk 10"(これは"soda set-a lan kalk 10"の略で、kalklanにかかり、10を目的語としている) \
最終更新:2007年05月17日 09:17