最上位標目:アルカ文法史
上位標目:方言, 第十一期新生アルカ

北方語とは、第十一期新生アルカの第二次アクセント改定によって複雑なアクセント体系をもつにいたった標準的な新生アルカを表す語であり、2008年12月9日に初めてできた用語である。イルケアより北でアルシア地方を除くアルバザード、ケートイア、南西部を除くヒュート、イネアートに分布しているとされる。アルナ方言はここに含まれる代表的なものである。
(初出:北方語 2008/12/09 (火) 17:02:05)

文化面

アルバザードは有史以来、神人間を問わず、多種多様な者が集まってきた。そのため、文化と人種のるつぼである。
語は世界中のものが集まり、アクセントは最も複雑な体系を持つ。

言語は混ざると簡略化されるか複雑化されるかのどちらかしかなく、不変ということはない。
たいていは簡略化されるが、アクセント体系などは複雑化している。
結果、アルナは世界の中心であるにもかかわらず、あらゆる言語の中で最も複雑なアクセント体系を持っている。
そしてアルナを含む北方語はすべてこのアクセント体系を持つ。
(初出:北方語 2008/12/09 (火) 17:02:05)

音声

発音

発声は喉の奥に響かせ、鼻に空気を通す方法で、北方に特徴的。
くぐもって籠った暗い感じの印象を受けるが、同時に、落ち着いた優しい印象を受ける
(北方語 2008/12/09 (火) 18:24:23)

粗野な発音

2009年5月18日、玲方語で二重母音の変化が設定されたことに伴い、アルバザード語などの北方語における粗野な発音として、二重母音の変化が設定された。北方語の二重母音変化は粗野でいい加減な発音とされ、丁寧でない言い方とされる。一方上方ルティア語である玲方語の二重母音は洗練されていると見なされる。(粗野な発音 2009/05/18 (月) 22:40:15)

ii→yi(イィ。アクセント位置移動。以下同)
ie→ye(イェ)
ia→ya
io→yo
iu→yu

ei→ee
ee→ee
ea→ya
eo→yo
eu→yu

ai→ee
ae→ee
aa→aa(ただし奥舌)
ao→oo
au→oo

oi→wi(アクセント位置移動。以下同)
oe→we
oa→wa
oo→oo
ou→oo

ui→wi(アクセント位置移動。以下同)
ue→we
ua→wa
uo→wo
uu→wu

i, eで始まるものはyになる。
o, uで始まるものはwになる。
aで始まるものは前舌はee、中舌はaa、奥舌はooとなる。
eで始まるもので、次の母音が自分より前舌の場合、eeになる。
oで始まるもので、次の母音が自分より奥舌の場合、ooになる。

hei lein, xe fian keir aol(なぁレイン、女の子がアシカを追っているよ)
→hee leen, xe fyan keer ool(おいレイン、チビがアシカ追ってんぞ)

アクセント

第十一期新生アルカの第二次アクセント改定を参照。かなり複雑である。

参考資料

セレン=アルバザード "xiar.mp3"
人工言語アルカ > 北方語 2008/12/09 9:20 GMT
※北方語の音声。標準的な新生アルカ。

セレン=アルバザード "varae.mp3"
人工言語アルカ > 音声資料 2008/12/14 2:58 GMT
※後ろにアクセントが固定している動詞varae.
an varae iskan palxet e vert le fit rens altilna. ニュースのいかにもやらせくさい善人な台詞が鼻につく(palxをpalxetにして「善人っぽい」という風に皮肉っている)

最上位標目:アルカ文法史
上位標目:方言, 第十一期新生アルカ
最終更新:2010年01月05日 20:09