塔方語または
サヴィア語とは、2008年12月9日
第十一期新生アルカで作られたフィクションの人工言語である。
マレット語族ないし
マレット語に分類される。サヴィア大陸南部イールゥート(iiluuto)、マレナルト(malenalt)、ヴァレナン(valenan)、ヴァクセン(vaksen)に分布する。サヴィア大陸最南端のキリワラ(kiliwala)は含まない。レイユ(メル歴300年代)に現存する唯一のマレット語だが、内容はほぼ
メル・アルカに一致する。
(初出:
塔方語 2008/12/09 (火) 16:54:31)
概要
イールゥート、マレナルト、ヴァレナン、ヴァクセンの地域。キリワラは含まない。唯一植民化を逃れて生き延びたマレットの地域。
このうちイールゥートは元々シフェルの土地だが、アズゲルで一度マレットが支配していたことから、シフェルとマレットが最も混在している。
塔方はサヴィア語で、唯一生き残った
マレット語である。
イールゥートはアルディアで新生を受け入れたのでバイリンガルだが、ほかは受け入れず、各々の
古アルカを使い続けた。
しかし塔方はマレットの中で最もシフェルに親和していたため、現代でも共存している。共存の結果、語彙は新生化した。
音声
音素
アクセント
常に前から2番目の音節。
SeREN
riDIA
freMAzer
harDIAN
seLEStia
elFREIN
arBAzard
文字
語彙
古アルカを使い続け、新しい単語も古アルカで造語する。
エルトやサールなど、アルシャに対する信仰がないため、語彙がシフェルと異なることがある。
セレスティアなどは外来語でしかない。
アルディアまで魔法が使えたため、架空の神を創造しなかった。
アルディアではむしろシフェルの末裔よりも魔力が強く、一般人でも比較的高等な魔法が使えた。
ナディアになると急激に魔法を失い、容易にシフェルに征服された。
レイユでは塔方のみが生き延びた。
文法
SVOのAN語順。修飾が句以上になると後置する。
形容詞はleで繋ぎ、副詞はheで繋ぐ。
del txiTE he keKKO ker kai le kalWA(私は速く大きい山に行く)
※ここの記述を見る限り
前ソーン・アルカ(1998年2月26日~1998年5月30日)から
メル・アルカ(2000年5月9日~2001年7月19日)の文法に一致する。ただ、le, heは[he tetxi](ゆっくりと) [le lin](綺麗に)のように後置する例が多く見られる。
事実上、ハイフンで[名 - 形]のものもあれば、[形 - 名]もあり、語順の固定は不完全だったものと思われる
sid1.jpg sid2.jpg。
[del de min de kai]のように[de kai]のよう繋辞を前置して形容詞を表すものが最古の形容詞表現方法であり、93年94年の
後第一改定アルカでSOV化に伴い、逆に[kai de min]で「大きい女」を表す用法が登場。
その後、
前クミール・アルカでSVO化したため前置・後置両方の系統が現れて、併用されるようになったらしい。
参考資料
最終更新:2009年02月28日 23:33