最上位標目:アルカ文法史
上位標目:方言, 第十一期新生アルカ

境方語とは2008年12月9日第十一期新生アルカで作られたフィクションの人工言語である。アルカット大陸中部南岸、メティオ(metio)、ソーナ(sorna)、カルカヒ(kalkahi)の諸国で話される。(初出:境方語 2008/12/09 (火) 16:47:25)
後期制アルカ時代にできたメテ方言の後身にあたり、声調を持つという共通点はあるが、声調の種類や声調が発生する法則も異なっている。

音声

声調

メテ方言では軽声を合わせて全5種類だったが、昇音が消滅して4種類である。法則も簡略化されている。

1声:軽声。声調を持たない。機能語がなる。時相詞、se,a,i,kaなど。
2声:高声。高く平坦。子音を減じない場合に2声になる。kuはku2。
3声:降声。高いところから低いところへ降りる。有声子音を減じたときに現れる。減じるのは最後の子音。kim→ki3、aml→am3、non→no3、spel→spe3
4声:低声。低く平坦。無声子音を減じたときに現れる。減じるのは最後の子音。kit→ki4、sems→sem4

2声が続くと、音の高さは一段ごとに落ちる。
ridia→ri2dia2

(初出:境方語 2008/12/09 (火) 16:47:25)

文字

声調記号が付く。(境方語 2008/12/09 (火) 16:47:25)

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文法

繋辞

繋辞はetでなくde1。否定はden1。
deを否定と混同しないように。
(境方語 2008/12/09 (火) 16:47:25)

時相詞

制アルカ同様時相詞を使う。ただし順序は逆で[相 時制]になる。動詞の後に1声で続ける。

過去 現在/通時 未来
a i o

なし 将前 開始 経過 完了 影響
w p t s k n

ke2wa1 行った lu4si1 歩いている lu2na2ki1 来た sa3ni1 着てある

用例を見る限り、無相かつ無時制の場合、時相詞がつかない。

fi4 与える
(境方語 2008/12/09 (火) 16:47:25)

格詞

a ~へ、~まで(alにならない)
i ~から(itにならない)
ma ~のときに(im)
lo ~の場合(lo)

e ~の(nalt t'arbaのようにt'にならない。 nal4 e1 a3ba2)
(境方語 2008/12/09 (火) 16:47:25)

実例

metio et flon i fremazer = me2tio2 de1 flo3 i1 fre2ma2ze3.

ren fit tu a non = re3 fi4 tu2 a1 no3.

la ket felka = la2 ke2 wa1 fe3ka2.
(境方語 2008/12/09 (火) 16:47:25)

参考資料

セレン=アルバザード "metio.gif"
人工言語アルカ > 境方語 2008/12/09 7:45 GMT
※境方語の声調。

セレン=アルバザード "direi.mp3"
人工言語アルカ > 境方語 2008/12/09 7:39 GMT
※境方語の音声。

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最終更新:2009年02月27日 18:57