晩期制アルカとは、2007年10月から2008年1月19日までの制アルカの文体である。晩期制アルカという名称は、kakisが便宜的に呼ぶ名称であり、正式には後期制アルカに含まれる。後期制アルカとの文法的差異は微弱であり、人工言語アルカで補足事項として載せている。2008年1月19日アシェット制アルカの使用が停止され新生アルカの作成が始まったため、使用期間は3ヶ月にも満たない。事実上夢織のためだけの文体といえる。


後期制アルカからの変更点
  • 状態動詞化時相詞rの追加、
  • 相表現の厳密化によって-ik, -itなどの相表現頻度の増加、
  • dav, div, dov, devが、atif, parkan, cuuve, xelveになるなどの循環系や親族名称などのn対語の解体語彙の増加、
  • tisee, dec, xaなどの後置純詞による表現の増加、
  • メルの読み方が廃れ、古アルカ式の読み方に回帰した。よってkona, koso, kokeは、too(十), gal(百), ten(千)に変化した。

中期制アルカから後期制アルカへ変化したときと比べると変化はきわめて微弱である。
しかし、『紫苑の書』の文体によりアルカを習得したものにとっては、若干違和感を感じるものである。

rの改定経緯。
2007/10/09 影響相は状態動詞を作るとは限らない より、動作動詞化形副詞aatと状態動詞化形副詞aitができる。
2007/10/16 無題のコメントにて、動作動詞化形副詞aatをfes, 状態動詞化形副詞aitをerに変更。詳しい経緯は2007/10/18 影響相・状態動詞とidia
2007/11/15 新しい時相詞にて、状態動詞を示す時相詞-rが誕生。fesは動作動詞がデフォルトとなるため、自然消滅。現在流動的な状態にある。

○主な作品
セレン=アルバザード "melidia.pdf"
人工言語アルカ > 文学資料 2007/11/01完成 08/01/19校正、PDF化
※『melidia』(PDF)

最終更新:2008年04月16日 19:43
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