>>35 日本語の「中」というのも結構な多義語だけど、 king in kingってなると、大きい王がいて、その体内に居る王みたいな感じなのか、 「王」という名称の服があってそれを着た王ってことになるね。 「中の王」にこだわるとなるとMiddle kingかな。 HighでもLowでもなく、中級王だね。 king of middle kingなら中級王の王だから、上級王だね。 king's middle kingなら王が所有している中級王だね。
SVOだと両端が名詞だから、どこが始まりだか終わりだか分からないし I have a sister went to Americaと言う風に目印なしにするとわかりやすいけど、 I have (a sister went to America) (I have a sister) went to America 「私は妹がアメリカへ行ったをもつ」と「私は妹を持つがアメリカへ行った」 みたいなわけのわからない文章にも解釈できるから、きちんと目印をつけて、 括弧がどこで作られるか示そうという話なのです。 I have a <sister> ←[who] (went to america)
その時の教育メソッドは文法とか、屈折表とかあまり複雑なことは教えずに、 ひたすら、「I love you」は「te amo」で、「You love me」は「me amas」で、 「she love me」と「he love me」は「me amat」と言う風に、ひたすら大量の例文の丸暗記だね。 とりあえず技術さえつけておけば理解は後からついてくるよ。 アルカとか、エスペラントの勉強も、実は小説を辞書を使いながら読解していく と言うのが、一番早いかな。作文より借文の方が間違いにくいよ。
経験の浅い:2 14:seren:klel:daxl 素人、アマチュア、アマ、研修生、未熟な者、青二才、見習い [動詞] onを見習いにする [形容詞] 経験の浅い、経験の少ない、見習いの、研修の、研修生の、未熟な者の、青二才の、素人くさい [用例] osis tu et dixl それは素人の考えだ la et daxl 彼は素人離れしている [語法] daxl
さて、不完全なアブジャドと呼ばれる方式の人工文字で一番有名なのは、 J・R・R・トールキンの『指輪物語』に出てくるエルフ諸語を 記述するのに用いるテングワールだよ。 エルフ語の一つシンダール語では、adan(人間)がedainになると「人間たち」という風に 複数形になるけど、子音の違いによって決定的な意味の差が生じないと言うこともあって、 アブジャドとの相性がいい言語になっているよ。 a a e i DN [adan] DN [edain] a
mi ensxovis al vagino virgulina penison mian, kiun kunabino palpas kunabino diris, "cxesigu!! vi, lupo!! helpu!" mi diris, "kiriu, kiriu. polico, kiu vi helpas ne venos cxi tie. cxar, c^i tie estas arbaro densa, kiu neniu venas"
>>229 「ニューヨーク」「欲しい」「行く」という単語がバラバラに並んでいたら、 I want New York, go「ニューヨークがほしいから行く」と思う時もあるね。 戦国武将的な意味で。 「ニューヨーク」「欲しい」「行くこと」だったら、 「行くこと」はメイン動詞「欲しい」と合体して「行きたい」になるんだなって分かって 「ニューヨークに行きたい」に意味が確定するよ。
若者特有の知識と経験の不足で、ある対象が理解不能だったときに その不足を補って、なんとなく世界を分類整理させてくれるような イデオロギーとか、思想を提示されるとすぐ信じちゃうんだね。 とりあえず、わけのわからない者に出会ったら敵だと思えばいいわけで単純明快だよ。 日本人 vs 朝鮮人とか、ドイツ人 vs ユダヤ人とか、 平民 vs 貴族とか、プロレタリアート vs ブルジョワジーとか、 光の勢力 vs 闇の勢力とか、選ばれし民 vs 異教徒とか、 要約すると絶対正義である我ら味方と絶対悪である彼ら敵だね。 この手の二元論は、若者特有の世界観の単純化なんだけど、割と政治でも宗教でもうけるよね。 なぜか、大人でも単純に信じたままの人もいるよね。 ちなみにこの二元論と、自分たち選ばれし民だけが救われる、団体に加入しないと、 もしくは離脱すると地獄に落ちると主張する千年王国論を 主張している団体は大体セクト団体だから気をつけた方がいいよ。 道場に監禁されてがっぽり金を取られるよ。
ええと、とりあえず型=国際補助語に使える程度に癖が少ない架空言語 舞台は文明レベルは21世紀初頭で2ちゃんねる的なものが存在している世界、 音=日本語とほぼ同じ、文字=アルファベットシステムの何らかの文字と決まったね。 今後の都合で音が増えたり、仮名になったりするかもしれないけど。 この辺の世論からすると文法の基本的なところは、SOV AN Po 節前置で、ほとんど日本語語順、 格標識は格助詞仕様で膠着語、ってことになるんだろうね。 ルニたちはSVO NA Pr 節後置のインドネシア風語順の方が人工言語としては慣れているけど。
ええと、従属節ではdass er heute in Tokio ankommen wirdになるから、 本当はSOVがメインだったんだなって分かるよ。 ただ、アイスランド語やイディッシュ語みたいに従属節でもV2語順になるものでも、 「着くこと + だろう」みたいな不定詞+助動詞の文章で、「着くこと」が妙に後ろの方にあれば、 SOV, 前の方にあればSVOが基底だと言うことが判別できるね。
格標識を屈折語尾にするか、格助詞にするかなんだけど、 abh アーヴが abe アーヴを bar アーヴの bari アーヴに bare アーヴへ bahar アーヴから bale アーヴで みたいにいちいち屈折テーブルを作るのも面倒だから、格助詞使用で、 膠着語がいいかな。 屈折語はロマンだけど、作るのが面倒なのです。 動詞もgo went goneみたいなものを作るのが面倒だから、膠着だね。 人称とか数の変化、am are isも作るのが面倒だから省くよ。 ロマンを追及した架空言語ならあったほうが雅だけど。
上のような文章が組めないとしたら、やっぱりSVOなんじゃないかな。 VSOのV2語順だとしたら、 want to drink I tea tea want to drink I [助動詞][不定詞][主語][目的語]→[目的語][助動詞][不定詞][主語] のように、目的語がトピックになった時妙に主語が後ろの方にあるなとなったら、 そうかもね。
ええと、lu tis ar sen(彼ですらできる。ディスってる感じ)とか lu as ar vil(彼でさえできない。リスペクトしている感じ)とか、そういうのとも別種かな。 siina(〜してくれた), sin(〜してしまった), ben(〜しやがった)とも別で、文じゃなくて、 代名詞単体に掛ってる表現だね。
>>743 you studied English at school, did you? most Japanese people can read English a little, though I don't know they can listen or not. you can easily read this text, can't you?
>>750>>751 正確に言えば、人称代詞や動詞の変更による位相変化がないという意味かな。 後期制アルカにおいて、性差というと、sete(〜でしょう)/kok(〜だろう) eyo(かしら)/sei(かな)という 文末純詞レベルで限定的には存在していたね。 ただ、今のように「位相」が大々的に発達していたわけではないという意味だよ。 an kui tuus と non xen tutuで代詞・動詞レベルで別のものを使うと言うことはなかったね。
you が主語の場合は would や遠まわしな言い方で「ほんとはこう言いたかったんですよね」と あくまで自分の推測であることを明示すべき、また can は「さもなければ無能」の意味合いを 含むので、人が主語の場合は避けるべきなのだす (この場合は be good at を使い、not so well など well に係る副詞で微調整するが吉)。
「その」みたいな指示詞から進化したのが定冠詞で、「一つの」から進化したのが不定冠詞らしいね。 英語のtheは古英語のse(男性の)、seo(女性の)などから進化したらしいよ。 定冠詞以外でも今でいうthatやhe/she/itなどの意味で使われていたみたい。 a, anに関しては古英語のān(1)だったみたい。
> you が主語の場合は would や遠まわしな言い方で「ほんとはこう言いたかったんですよね」と > あくまで自分の推測であることを明示すべき、 そこまで丁寧に言う必要はないだろ。義務教育で英語を習うのは普通の事なんだから、 殆んど自明で容易に想像できる事に、わざわざ推測であると断りを入れる必然は無いって。 強いて言えば、一行目は単なる過去形では現在との繋がりが切れて見えるから、 You've studied English at junior high, haven't you? などの方がいい。
> また can は「さもなければ無能」の意味合いを > 含むので、人が主語の場合は避けるべきなのだす (この場合は be good at を使い、not so well > など well に係る副詞で微調整するが吉)。 これも文脈によるもので、ヒト + can が即、訳文のような解釈となるわけじゃないよ。 例えばオバマの「Yes, you can!」は「やればできる!(しかしやらなくては何もならない)」であって、 「やればできる!(できなきゃ無能だけどね、プププ)」というニュアンスは含まれていない。
アルカの場合は、in front of(〜の前で)がha(前、〜の前で)だったり、 right in(〜の右で)がmik(右、〜の右で)だったり、 according to(〜によれば)がtex(情報、〜によると)だったり、 普通複数の語の組み合わせで作られる格標識が一語にまとめられる傾向があるから、 余計に多いのかもしれないね。 単語一つ覚える労力と、知らない単語を幾つも覚える労力を比較すると、 少なくとも初心者にとっては、前者の方が比較的楽だし、外人さんも誤解しにくいみたいだね。 英語学習も単語を覚えるよりイディオムを暗記する方がつらかったよ。
でも実際こういう言語が普及する世界ってディストピア感がすごいよ。 big brother is watching youなのです。 ジョージ・オーウェルの『1984年』にもちょっと被ってくるね。 だから、あんまり広まらない方が幸せじゃないかな。 ちなみにこの小説でもニュースピークという人工言語が普及してるよ。
ええと、作者の意図によると、現実に使われている若者言葉だとすぐに陳腐化してしまうから、 架空の若者言葉を作っておけば、未来でも古い印象を与えずに済むと言うことで、 ナッドサッドを作って作中で使ったらしいよ。 確かに昨今の人が「ヘビーだぜ」とか聞いても「はぁ?何語」と言う反応だったり、 もしくは「1985年から来たんですね、分かります」と返されるのがオチだよ。 ええと、英語圏ではダサい格好をしていると「1985年から来たんだろ」という言い回しで 馬鹿にされるらしいよ。元ネタはBack to the Futureだよ。