アブギダというのは、例えばデーヴァナーガリー文字でKと書いたら[ka]と読んでKOと書いたら[ko]と読むように、 子音一つだけのときは、特定の母音が続いて読むという規則になっている文字のことです。 水田氏もデーヴァナーガリーを参考にしたと明記しています。 ノシロの場合ですと、大抵子音だけのときは[u]の音を続けて発音するという規則になっているようです。 ただ、過去時制-T [-ta]と未来時制-R [-re]と主格接尾辞-W [-wa]など例外も多いようです。 KA [ka] KI [ki] K [ku] KE [ke] KO [ko] KyA [kja] Ky [kj] KyE [kje] KyO[kjo]