「ラグ」とは??
ラグ(lag)は「進み方が遅い」などを意味する英単語である。
日本では「ラグ」という単語はコンピューター用語や放送用語などとして浸透している。
コンピューター用語や放送用語として「ラグがある」「ラグが発生した」などと言った場合は、「通信速度のズレ」「相手のパソコンと自分のパソコンとのデータが届くまでの遅れ」「サーバーの反応のズレ・遅れ」などの意味で使われることが多い。
オンラインゲームでは、ラグ持ちのプレイヤーは迷惑扱いされることがしばしばである。
「ラグ」の原因
ラグの原因は、主に、「遅延」と呼ばれるものです。
遅延とは、データを乗せる電気信号が、サーバーまで伝わるのに掛かる僅かな時間です。
これが酷いと、ネットが快適に使えなくなります。
ラグは、「ping」という、「回線の安定度」を示す数値によってあらわされます。
「ラグ」を確認する
自分が、使用しているサイトでラグが生じているのかを調べる方法を記載します。
①コマンドプロンプトによるping特定
ここでは、パソコンのツールの一つである、「コマンドプロンプト」を使用します。
自分の使用しているサイトで、自分のパソコンがラグを生じているかを調べましょう。
この手順が、最も的確な数値が出てきます。
[Windowsでの確認方法]
1.「スタート」ボタン>「ファイル名を指定して実行」を選択
2.「名前(O)」:「cmd」を入力、「OK」ボタンをクリック
3.Windows コマンドプロンプトが起動するので、下記を入力し、Enterボタンを押す。
ping 接続先のサーバ名(mail.example.net yahoo.co.jp など)
ping mogera.jp
4.下画像の赤枠のところをチェック。ここででてきた数値を以下の表に当てはめてください。
(ラグ目安表)
(国内のサイトを閲覧したときの目安となっています)
「ラグ」を軽減する
では、「ラグ」を軽減するにはどのようにすればいいでしょうか?
ここでは、手軽にできる「ラグ軽減法」を記載します。
①ルーターの電源を消してみる
すぐに改善できる可能性のある方法の1つです。
ルーターにデータのゴミが溜まることがあるそうです。
ルーターの電源を消したのちに再起動したら、安定することがあるようです。
PINGの調子が悪いなと思ったら、まずはパソコンとルーターを再起動してみることをおすすめします。
②閲覧履歴の消去
こちらもすぐに改善できる可能性のある方法の1つです。
パソコンに履歴データが溜まると、ラグを感じることが多々あるです。
閲覧履歴を消去してみましょう。
消去法については、
コチラをご覧ください。
③無線LANから有線に
パソコンで無線LANを使っている方は、無線LANから有線に変えるのも一つの手です。
④LANケーブルの障害の有無の確認
パソコンで有線の方は、LANケーブルが折れ曲がっていないか、LANケーブルの上に物が乗っていないかなどの確認をしてみてください。万が一LANケーブルにこのような障害がありますと、ping値が安定した数値でも、ラグを感じることが多々あります。LANケーブルを伸ばす、またはLANケーブル自体の取り換えを検討してみてください。
⑤デフラグを行う
デフラグをすることによって、ハードディスクへの読み書き速度を向上し、結果的に動作を軽くすることができます。
詳しくは、
コチラのサイトをご覧ください。
- その他色々な方法がありますが、今回ここでは、お手軽なものを紹介しました。
ping値が高い方や、そうでなくとも重さを感じる方は、是非試してみてください。
「ラグ」を直すと・・・
「ラグ」を直すとメリットしかないです。
- 動画などがカクカクしなくなる。
- オンラインゲームなどでの動作が軽くなる。
- ストレスがなくなる
最終更新:2016年03月06日 01:47