【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ6
1 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/05(日) 21:16:00 ID:9w58+ZjG
ここはふたなり専門スレです。ふたなりモノが苦手な方はお引き取りください。

生まれつき生えていても、魔法や薬などで突然生えてきても
女の子にペニスが付いていればどちらでもかまいません。

生えているのが当たり前の世界でも
そうでないごく普通の世界でもかまいません。

♂×♀でも♀×♀でも男がふたなり娘に犯されてもふたなり娘同士でヤッてもかまいません。

ふたなり妄想の赴くままに作品の投下や雑談をお待ちしております。
2 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/04/05(日) 21:16:15 ID:rrPPaGQr
3 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/05(日) 21:17:54 ID:9w58+ZjG
*ここで書かれた世界観の設定はあくまで基本的なものです。
 巨根ふたなり女性に屈服するM男性というシチュエーションにかぎらず、
 らぶらぶ純愛カップルのゲロ甘シチュエーションや、兄妹相姦なんてお話、
 ふたなり女性同士の百合なんてのもウェルカムです。

*この世界観でなくふたなりが正常でない社会を舞台にした作品も投稿可能です。
 天使や異世界ファンタジーな世界観でもかまいません。

*ここはエロパロ板なので、男がふたなり娘に犯される話を読むことに対して抵抗感を持っている読者がいるかもしれません。
もし作品を投下される際にそれらの描写があった場合、投稿者は事前に警告をしてください。よろしくお願いします。

以下SM板より転載
----------------
スレタイのとおり、女性にペニスがあるのが異常ではない社会を舞台にしたエロ妄想スレです。
ふたなりもの、M男性ものがお嫌いな方は、どうかお引き取りください。

この社会では、女性の約半数が生まれながらにペニスを持っています。
もっとも、大半のふたなり女性のペニスは『大きなクリトリス』といった感じのもので、多少大きくても男性で言えば小学生程度の可愛らしいものでしかありません。
しかし、中には成人男性並みの充分使い物になるペニスを持つ女性や、稀に逞しい巨根の持ち主もいます。
女性がペニスを持っていても不思議ではない社会ですから、「どうして私にこんなモノが……?」なんて悩む人はいません。
むしろ、美しいバストと同様、自分のセクシーさをアピールするためにわざと前の膨らみを見せるような服を着て街を歩くような人もいますし、巨乳・巨根のグラビアアイドルなんてのもいたりします。

それでも、この社会は男性優位の社会なのです。
ペニスを持った女性達は睾丸は持っていないため、彼女らの精液には精子が含まれません。
そして大半の女性のペニスよりは男性のペニスの方が大きいので、精神的な優位性という点でも男性の方が勝っているのです。
なお、この社会の大半男性は、女性のペニスを愛することにためらいを持ちません。それはクリトリスへの愛撫と変らないものなのですから。

しかし、そんな社会で劣等感にまみれて生きている男たちがいます。
短小、包茎、早漏、自分の持ち物に自信の持てない男性たちは、自分たちより立派なペニスを持ったふたなり女性に屈折した愛情を抱いています。
彼らのコンプレックスは、美しいふたなり女性の逞しいペニスで犯されることによってのみ昇華されるのです。

そんな不思議な、少し歪んだ妄想世界をお楽しみください。
また、皆様の妄想や作品の投稿もお待ちしております。
-----------------

*容量500KBオーバーに注意してください。
*容量が480KBを超えたら速やかに次スレを立ててください。
*又は>>970辺りでお願いします。
4 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/05(日) 21:20:29 ID:9w58+ZjG
*前スレ
【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ5
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1218769242/

*過去スレ
女性にペニスがある世界 in エロパロ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098518765/
女性にペニスがある世界 in エロパロ2
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1136740944/
【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ3
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170608122/
【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ4
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1194366464/

*関連スレ (SM板)
女性にペニスがある世界@SM板
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1038452749/
女性にペニスがある社会part2
ttp://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1050496697/
女性にペニスがある社会part3
ttp://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1064908976/
女性にペニスがある社会part3.1
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1065280569/
女性にペニスがある社会part4
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1086443078/
女性にペニスがある社会part5
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1101533139/

*まとめサイト
エロパロ板専用
ttp://www33.atwiki.jp/futanari/
(wikiなので更新は親切なスレ住民が行ってください)
5 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/04/05(日) 21:32:48 ID:wHSNKQ3g
c
6 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/04/05(日) 21:33:20 ID:1o4hHNR6

http://2chnews.sagac.info/2ch0405211.jpg
http://2chnews.sagac.info/2ch0405212.jpg
http://2chnews.sagac.info/2ch0405213.jpg
7 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/04/05(日) 23:10:02 ID:1o4hHNR6
http://sakura01.bbspink.com/test/read.cgi/ascii/1157295765/
8 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/07(火) 07:09:30 ID:eu1/lNP9
とりあえず>>1
9 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/08(水) 13:06:40 ID:R3VWbSFV
16歳から25歳までのふたなりっ娘100人に聞きました
「処女と童貞、どちらを先に捨てましたか?」

処女が先…………………38人
童貞が先…………………52人
まだ清い体ですっ.(>_<).… 9人
同時だった.……………… 1人

個々の具体的状況については皆さんで自由に妄想してください。
あと末筆ながら>>1乙。
10 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/08(水) 17:12:55 ID:rB9iTMVA
落ちるとは思わなんだ
11 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/08(水) 21:50:49 ID:YFLILOM2
落ちたっつーか500KBオーバーなんだけどな
とりあえず>>1
12 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/04/09(木) 20:18:26 ID:KJlJznM+
「ふたなりなコミュニティ」が存在するのであれば、「同時だった」は、結構多い気がする。
13 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/10(金) 00:10:30 ID:pwynf4vj
ふたなり同時喪失というのは、

・ふたなり同士挿しつ挿されつ
・男→ふた→女の3P

他にどんなパターンがありうる?
14 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/10(金) 00:32:04 ID:ZCHEDwNq
自分の棒を自分の穴に…かな…

今日は大好きなお姉ちゃんに優しく筆卸しさせて貰うフタナリ娘と
大好きなお姉ちゃんを童貞の分際で無理矢理犯すフタナリ娘と
どっちが良いか考えてた
15 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/04/11(土) 18:06:05 ID:OZHcsUJ7
ではナルシストの双子ふたなりがセルフクローンで。
16 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/11(土) 20:36:07 ID:JNxlGw4z
学校での体育の時間はふたなりっ娘が何人孕ませられるか競争する競技があったり、
腹ぽて状態になってからの射精技術検定(ウェスト150〜160が2級160〜170までが1級)などもある。
流産させないことが前提で、ある一定のピストン運動の速さと一定の射精量を求められる試験。
これに受かれば産婦人科の先生になれて、妊娠中極度の欲求不満の妊婦達の世話をする。

とか妄想してたら一日が終わった・・・
17 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/11(土) 20:52:54 ID:rj3HBz8V
文章にすりゃよかったのに…
18 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/12(日) 18:07:15 ID:sG7+WXfb
>>9
アンケート対象はレズビアン限定、同時だったは3P限定で交代で入れたは
含まずでいいのかな?

>>14
入れる前は上、入れた後下に1票
19 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/16(木) 01:08:54 ID:hKu12ACc
20 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/19(日) 00:31:18 ID:I/jh65Cl
ほしゅ
21 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/23(木) 21:57:26 ID:tw/ps7+t
半角2次からの転載だが

ふたなり牧場の朝は早い
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1240461857/
※VIP注意
22 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/26(日) 03:01:14 ID:hPUF2uqM
なんとなく保守
23 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/04/29(水) 22:28:11 ID:T7ZSNAGi
保守
24 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/01(金) 05:06:21 ID:o6e/n9C1
「ん、ん、んあぁ、いい、いいよぉ〜 クリも、おまんこも、おしりもぉ」
ブイーーーン 私はクリと中とアナル用のアタッチメントをつけた
電動マッサージ機に、ローションを追加して抜き差しする。
「ふわぁっ、すごい、すごいよ!女の子でっっっいくぅ!」
お風呂場なのにで声が響く。自分の声が反響して恥ずかしさも増すがそれがいい。
頭の中が気持ちよさでわからなくなり、体が勝手にびくびく震える。
ふぅ・・ふぅ・・・ふぅ・・・
まだ電マのスイッチを止めて、そーっと抜く。
チュルン「あんっ!」はぁん、良かったぁ〜。

でもまだまだ今日はお楽しみがあるのだ。
私の体には秘密があって、数少ないふたなりさんなのだ。
しかも巨根なんです。今まで何とか隠してやってこれたけど。
まだ今日は男の子の性欲は処理していない。そして女の子はまだまだいける。
そして今日は新型オナホと新型ローションと格安ディルドを買ってしまった。
オナホはひだひだがすごいそうだ。ローションは粘り気250%UP!
ディルドは私の男の子と同じ巨大な直径でカリが連続してるタイプで安く2本も購入。
もうすでに洗って干して清潔にしている。医療用素材だから安心だし。
オナホとローションにお金かけたからディルドは安いのでいいやってした。
25 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/01(金) 05:07:01 ID:o6e/n9C1
今日は日ごろのストレスをはらすために思いっきりオナニーすることにした。
まず私のおちんちんにローションをぬる。そしてコンドーム(巨根用)をつける。
そしておちんちんにもオナホにもローションをぬって、オナホをいれるぅんっ!
くうっ!このひだひだと締め付けと吸いつきがぁ〜んんぅ。
まだよ、まだまだ・・・
今度はこの私と直径同じサイズのディルドにコンドームつけて、ローションつけて
私の中にいれる・・・ちゅぷん、ちゅぷんとカリのところでいやらしい音がする。
私と同じサイズって大きいかもっ。おまんこいっぱいだよっ!
Gスポットのところもカリでぐりぐりされるよぅ。それでおくのほうまで到達!
ぷちゅぅ。・・・膣に空気があってチナラが。ちょっと恥ずかしい。
もう1本今度はお尻に。同じくコンドームとローションつけて。
お尻って、トイレットペーパー当てたときとか
少しだけ気持ちよくてやってみたかったんだよね。
これもカリ一段づつ入れてみる。すごい・・オマンコのほうとこすれあって・・・。

もうこれだけで気分が乗ってきた私。もうかなり息も上がって
頭もボーっとしてきている。これ動かしたらすごいだろうなあ。
私は女の子座りの体勢に入れ替えて、オナホを握った。
ちょっと上下しただけでビクビクきた。
オナホのせい?ローションのせい?ディルド2本差しのせい?
それともしばらく忙しくてオナ禁だったせい???
とにかく動かしちゃおう!ずりずりずりずり
「ん、ああん、んあああ、んあああ、んあああああ」
すごい、すごいよこんなのぉ。勝手に腰が動く。
でも腰が動くとディルドがもっと押しこまれてしまう。
それが快楽となって、またオナホを動かしてしまう。
もう無限ループに突入。止められない。
ずりずり、こつこつ、ずりずり、こつこつ、
ディルドが一番奥まで入って子宮口を叩く。
それだけで内臓がしびれるぐらいの快楽が発生する。
お尻も出したいけど出ないようなビクビクする快楽がある。
それがおちんちんにもフィードバックされ、
どんどん気持ちよくなっていく。も、もう出る出ちゃうよぉ
いく、おちんちんいく、おまんこいく、おしりいく、いくううううう
ボキボキ でるぅ〜 ビューーー ビューーー ビュー ビュ ピュッ
・・・ふぅ。しばらく自分自身が完全にいっちゃっていて荒い呼吸をするだけだった。
ぼきぼき?ボキボキ???そういえば変な音が・・・・
「あーっ!ディルド折れてる!?」
あーあ。残念。こんなに簡単に折れちゃって。やっぱり安物だったからか?
まあすんごい気持ちよかったからいいんだけど。
やっぱりカリが連続してあるような製品いいな。他の製品試してみるかな?

まずオナホをはずす。私のが小さくなっているのでずるりと抜けた。
気持ちよくなったばっかりなので、感度がよすぎる。そっとしておこう。
コンドームの中には、ものすごい量の精子がローションとまざっていた。
あはは、ちょっとためすぎたかな。おちんちんやコンドームとりあえず洗っておく。

さて、おまんことお尻のディルドをはずすか。なんか折れちゃって残念。
返品とかは、使用済みだし、アダルトグッズだから出来ないよね。はぁ。
・・・あれ?出てこない。折れた所から引っ張りだせない。
あれ?やばい、まじやばい。どうしよー!!!!

おまんこのほうもだめ、お尻のほうも力を入れてみてもだめ・・・・
やばい。こういうときは病院に・・・って、あたし医者じゃん!無理無理。
職場にいったら絶対笑い物にされる!だめだめだめだめだめ!
とはいえ、このふたなりボディでは理解のない病院じゃ出来ないし・・・
ど、ど、どうしよ〜!
26 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/01(金) 05:08:20 ID:o6e/n9C1
次回、
・一晩中もんもんとしたうえ仕事中なのに抜けなくなったディルドたちでビクンビクン
・抜けないディルドの刺激で大きくなったアレが、女同僚看護師にバレちゃってアレやコレや
・唯一相談できる女病院長に、もてあそばれて何とか抜いてもらう。でもその後
があったら、お楽しみに〜
END
27 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/01(金) 15:57:29 ID:kubbZyMP
乙 不思議と引き込まれて興奮する文章でした
28 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/03(日) 08:00:43 ID:NWJ+pzi+
29 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/04(月) 02:07:23 ID:b3uAqk46
何でいいんだろうと思ったらオナニーだからか
最近、個人的に犯り犯られのばっかり…ってわけでもないんだが、新鮮で良かった
30 名前: 名無し [sage] 投稿日: 2009/05/06(水) 07:18:49 ID:P3geFSkH
<脳内夢想>= ある魔法少女の最終回
ヒロインは魔法の国に帰る事になるのだが、気掛かりなのは人間界を善くすると言う目的が達成されていない事。
そこでイッキに人間界の悪人を大掃除する方法として、魔法でヒロインと人間界(地球)と一体化させ、チ○ポ
を生やし、手でシゴいてザーメンとして悪人を吐き出す。
31 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/06(水) 08:30:22 ID:hRMiG6cD
なんか抽象画みてぇな話だな…
32 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/07(木) 00:11:57 ID:HXsLuRAZ
>>30
ザーメンって悪いものなんですか?
33 名前: 名無し [sage] 投稿日: 2009/05/09(土) 09:15:56 ID:4wiRsuUk
悪人を大掃除する為ですから(笑)!!
ふたなりのオナニーで勢い良く噴出すザーメンの絵を見てたら、思いついた妄想。
34 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/11(月) 00:55:10 ID:vVVV7OJd
そういえば前スレの最後の方に投下されたSSって
まとめサイトにはまだないんだな
35 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/05/16(土) 00:17:32 ID:0wKsQV/A
大丈夫かよ
上げとくぞ
36 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/17(日) 01:24:50 ID:MOYlYFvy
エロゲー板に誤爆しましたが、とりあえず妄想だけ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大学の講義が終わったある日・・・
−あとで話があるから、うちにくるように。
という彼女からの呼び出しメールが来たからいってみると・・・
「いらっしゃい。」
あれ?みさきちゃんだ。彼女の友人で何度かみんなで一緒に出かけたこととかもある。
「あぁ、どうも。久しぶり。」
「そうですね。お久しぶりです。」
・・・なんだろうこの空気。二人は仲良しだから、もっとわいわいしてるはずなのに。

「あのさ、あんたの経験人数って、ふたなンンッ二人って言ってたわよね?」
「ああ、お前入れて二人。最初の彼女は高校のときの人だって正直に話したじゃん。」
「そうよね。で、私もあなたで二人目っていったわよね。」
「ああ、そうだけど・・・それがどうかしたの?あと人前でこんな話さぁ・・・」
「で、みさきちゃんは20歳だけど処女なのよ。だからあなたとエッチしてあげて」
「えええぇぇ?でも俺お前彼女だから、みさきちゃんでも他の子とは出来ないよ。」
「でも私の初めての相手、みさきちゃんなんだよ。処女あげたのみさきちゃん。
あんたは過去に経験してるっていうから処女はいやだろうなと思って
みさきちゃんにしてもらったのよ。それで自信がついてあなたと付き合い始めたの。
それでね、みさきちゃんが20歳になっても恋人が出来なかったら
誰か紹介するっていう約束したのよ。知らない人はいやだし、あんたなら良いって。」
いや、いいのかこれ?ってか不倫になっちゃうじゃん。
そうだ、みさきちゃんの気持ちはどうだろう?
「私も、それでいいです。あとお願いがあるんですけど3人でしたいんです。」
「「は?」」
みさきちゃんの説明によると、ようは3Pしたいそうだ。
みさきちゃんが、二人に入れたり入れられたりして

という妄想が浮かんだ。
37 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/20(水) 04:16:10 ID:a5xIHQTG
かわいい娘たちの絡みもみたいけどムチムチな三十路ふたなりの濃厚なやつも見てみたい
38 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/05/20(水) 20:56:31 ID:vigZ+1WH
自分の性別に引け目を感じているふたなり女教師が、
なんかで大暴走して生徒(複数)を襲ってしまった挙句、相手が孕んでしまうようなのがいいな。
39 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/24(日) 22:32:31 ID:w1dLNW9z
生徒3人「先生の家に泊まりに行っていい?」
先生「え、えぇ、いいわよ。」
〜〜〜
生徒「お風呂一緒に入りましょうよ〜」
先生「だ、だめです(だって私ふたなりだから・・・)」
生徒「わかりました。先生が先にはいってください。」
〜お風呂〜
先生「ふぅ・・・」
ガチャ
先生「えっ!」
生徒3人「無理やり入っちゃいました!って先生それって・・・」
先生「きゃー!誰にもいっちゃだめよ!お、お、襲っちゃうんだからー」
ずこずこばこばこどぴゅどぴゅどぴゅ
〜数ヵ月後〜
生徒3人が妊娠して(ry
こうか。
40 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/25(月) 11:00:15 ID:LVJ4Q60e
生徒「お風呂一緒に入りましょうよ〜」
先生「だ、だめです(だって私ふたなりだから・・・)」
生徒「わかりました。先生が先にはいってください。」
〜お風呂〜
先生「生徒をおそわないようにいっぱい抜いとかなきゃ」

〜数ヵ月後〜
生徒3人が妊娠

先生「湯船の中に射精するんじゃなかった(つД`)てかいっそ今から襲っちゃいます」
41 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/25(月) 11:22:41 ID:Jj6NspgH
ふたなり好きってギャグエロが好きな人多いよな
ここのネタ見てるとギャグエロじゃなくてもうただのギャグにしか見えない
42 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/25(月) 11:29:46 ID:RDs62nYO
>>40
どんだけ精子強力やねんw
43 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/05/25(月) 12:01:05 ID:cghPlvaw
http://m.doujinnavi.info/app.php/work/detail/1403
ふたなり先生
44 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/27(水) 06:42:56 ID:0I0s/SXS
>>41
そもそもふたなり自体
賢者モードで見ればギャグ以外の何者でもないのだから仕方ない
45 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/27(水) 12:04:50 ID:CrHhQcin
>>44
俺はふたなり単体はギャグには見えないよ
爆根巨玉とかでなければ
46 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/27(水) 13:37:17 ID:zHQxiz93
私、原村和は練習のため、今日もネット麻雀をする。
ペンギンのぬいぐるみを抱いてプレイするというのは、ただ胸が重いのを支えるため。
私は初経が来てからはオナニーしながら麻雀をプレイすることを覚えた。
そしてイク寸前のぎりぎりのときの精神状態では逆に頭がさえて勝利していった。
それが面白くて訓練というよりただ単に好きで何度も何度も繰り返しやっていたら
四六時中寝て起きてもドライオーガズム状態でいられるようになってしまった。
だから、こんなにも胸が大きくなってしまったのだと思っている。

今、とても気になっている人がいる。麻雀で出会った宮永咲さん。
私とは正反対。とてもじゃないけど、すごい運の持ち主。
私の麻雀は正確無比で効率を徹底的に追及した打ち筋なのに対して、
彼女はプラスマイナスゼロを目指し場の流れを読み運をつかむ。
なぜあのようなことが出来るのだろうか。それがなぜなのか理解したい。
あと私は巨乳美少女なんて言われているが、彼女はボーイッシュで中性的な魅力がある。
それなら、一度家に招待してじっくり話を聞いてみるのがいいと思った。

でもここから先をかく気力がもうないわー
実は咲はふたなりだった。
プラスマイナスゼロで麻雀打てたこと=ふたなりつまりプラマイゼロ
運がいい=ふたなりに生まれるぐらいだから運がいい
普段どじ=ふたなりを隠したい

私にも運がほしい、そしてエッチをはじめる。
咲はふたなりティムポで出しまくる。=積極性そして勝ち癖を手に入れる。
ただ試合中に勃起するように・・・。
のどかはドライオーガズム状態なのですぐイキまくる=イッった後の
さらに上位の新しい精神状態を手に入れる。

そして二人でコンビになり麻雀界最強になるのであった。のエロシーンとか書くのが無理。
47 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/27(水) 22:38:55 ID:6CZc187N
スレ間違えたかと思った

>ふたなりつまりプラマイゼロ
その発想はなかったわww
48 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/27(水) 23:36:16 ID:qqjZtAhy
女性にもドライオーガズムってあるのか?
49 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/27(水) 23:51:09 ID:zHQxiz93
けいおんのふたなり妄想をしているが、どうも浮かんでこない。
バスドラム(中央下の大きいやつで、足でペダルを踏んで音が出るやつ)
のペダルを忘れてしまい、仕方ないからティムポで叩くぐらいしか

>>47
まあそんなことばっかり考えてるダメ人間ですからwww
>>48
どうだろう?そこらへんはわからん。
50 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/28(木) 00:02:59 ID:4MRHM1CC
もはやSS駄文のすくつになってしまったVIPでは
よくけいおんメンバーがふたなりでいじられてるな
51 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/28(木) 17:09:17 ID:LUh8R6bQ
46
その発想はなかったw
52 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/28(木) 20:42:54 ID:cUGHqOWo
作品スレで書こうとすると、ふたなりはやめろよーってたいてい言われるねw
53 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/29(金) 09:30:30 ID:gVEg2UvQ
ここ最近活気ないなあ
54 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/29(金) 15:23:43 ID:LqLgwvZY
>>53
最近の俺、SS書こうとすると男体化になってしまうんだ
55 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/29(金) 23:50:25 ID:BClIcAgs
ここ以外の他のスレも過疎気味だわな
みんな五月病が尾を引いてるんでないの?
かくいう俺もその一人……
56 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 00:18:42 ID:K8zp2FLD
2ch自体が落ち目で人口減ってるからしようがない
57 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 00:44:13 ID:rwGiZzjK
じゃあどこに人がいるんだ?www
とはいえ文章力があがってきたら、2ちゃんよりか
独自サイト設立か、ふたなりサイトに寄稿したほうがいいしなあw
58 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 00:44:50 ID:rwGiZzjK
ああ、携帯かw 携帯小説サイトとか作らないと無理かw
59 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 09:49:45 ID:l/mmeD3H
>>53
うつになってリハビリ中
すまぬ
60 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 20:47:05 ID:etMAOrwc
>>57
ふたなり漫画増えたらからね
61 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 22:38:23 ID:4nq9guLg
ふたなりもの好きなんだけど、このスレは空気が独特でどうも合わないんだよな
ペニスを持ってるのが当たり前の世界で、かつ内容は純愛もの
そうじゃないと投下しにくいふいんき(何故か変換できない)を感じてた
特に前スレのエロパロ5はそれが強くて結局一回も投下しなかったな
62 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 22:45:40 ID:Mn0ZIEBT
つまりペニスを持ってるのが当たり前じゃない&純愛じゃないものを投下したいって事か?
前者は俺も好きだけど後者は俺の好みじゃないな。
63 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 22:49:58 ID:1JyI/jPq
スレタイからしてこうだし

【ふたなり】女性にペニスがある世界 in エロパロ6
64 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 22:53:04 ID:8b3FOU2S
純愛じゃないのが好みな人間もいるだろう
GJは付きにくいだろうけど。
65 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 23:35:09 ID:1JyI/jPq
門戸が狭いスレだなとは思う
女にちんこがあるのに、男が犯される表現だけで注意書きが促されるくらいだから
66 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 23:42:54 ID:FKYt6FLa
もとはSM板スレだったから男が犯されるのも普通だったかもしれんが
ここはエロパロ板だからもうそれは普通じゃないよ。


あと>>61からは
「自分が批判されるのはゼッタイイヤだけど他人は批判したい」オーラが出てて嫌
自分が好きなこと書いたなら胸をはって批判されても平然としてやがれ
67 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/30(土) 23:55:31 ID:Mn0ZIEBT
投下してみて良い作品なら皆読むだろうしな。
もし今までコメ返ってこなかったのからって
スレの雰囲気のせいにしてるならアレだよなぁ
68 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 01:46:43 ID:dhVL4tZT
>>61
明るくて軽いモノが受け入れられる流れはあるけど、それ以外NGって事はないだろ
それぞれ嗜好の問題だし、注意書きも避けられるなら無理に突っ込む事ないよ、って言う配慮だし
勿論、多数の人間に支持されなくても少数でもいいと思ってくれる人は居るだろうし、コアな人気付くかも
どう言ったモノなのか見てみないと判断出来ないけど、いいものなら実用としても読み物としても素敵かもしれん
俺は書く力がそんなに無いので>>61には期待しているぜ
69 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 15:41:28 ID:zv30n/yv
ふたなりについて語り合えるってだけでもこの板は素晴らしい。

でも、出来れば「ふたなりであれば何でもOK」って感じにしてもらいたかったな。

頑張って書いても「スレ違い」の一言で終わったら報われない。

オレは構わず投下するほうだけどね(笑)。
70 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 16:03:47 ID:HRmpw1yW
ここはそうなんでねーの?
SM板のほうは男受け主体だけど。
71 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 22:00:16 ID:ntXRsfgc
ところでなんで未だSM板の注釈が載ってるの?
もうエロパロ板なんだから一新しちゃってもいいんじゃない

> 巨根ふたなり女性に屈服するM男性というシチュエーションにかぎらず、
という注釈でそういう展開がメインなのかと思えば
>*ここはエロパロ板なので、男がふたなり娘に犯される話を読むことに対して抵抗感を持っている読者がいるかもしれません。
>もし作品を投下される際にそれらの描写があった場合、投稿者は事前に警告をしてください。よろしくお願いします。
という注釈が出てきたり

>*この世界観でなくふたなりが正常でない社会を舞台にした作品も投稿可能です。
という注釈があったかと思えば
>この社会では、女性の約半数が生まれながらにペニスを持っています。
というSM板からの転載

無駄が多いっていうか、ごちゃごちゃしすぎ
72 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 22:01:25 ID:iAZ4inQy
ふたなりネタだったら、何でもオッケーにしたほうがいいと思うけど
まあこのスレの成り立ちからしてしかたないかと
73 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 22:03:54 ID:0PWoq/18
そもそもスレタイで微妙にふたなり重要(この時点でそこまで多くないと思う)から
さらにちょっと人を選んでる感があるねぇ
74 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 22:25:55 ID:HRmpw1yW
俺もSM板のテンプレは載せなくてもいいと思う
そろそろテンプレももちょっとこのスレ用に直したほうがいいんでないの。
類似スレとしてSM板のふたスレ載せておけばいいし
75 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/05/31(日) 23:19:09 ID:KOXIuT5p
私新参だけど>>3のテンプレ見たら特定世界観推奨かと思う
どういう経緯かは知らないけどさ、二次創作系でないスレなら
普通は世界観の説明とかないから、
逆にその説明があるって事は何か固定的な流れがあるのかと勘繰ってしまう
なんかスレタイも微妙に特殊な雰囲気がするしね

でも男姦は注記あった方がいいと思う
専門スレ以外だと、ふたなりだって注記対象なんだし
苦手な人も多いのは注記しておいたほうがいいかな、と。
まあ自分も苦手な方なんで…

個人的には、属性注記は全般にサプライズ展開を台無しにする可能性もあるから
絶対ではないけど推奨、程度がいいと思うなあ
76 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 01:07:19 ID:m5Ab2J3k
男女、百合、男受け、グロ、二次創作とか
属性書いといてくれると保管する時楽なんだけどな

この板でふたなり専スレはここだけだしもっと門戸広げてもいいと思う
つか色々受け入れようとしたから>>1のテンプレができたんだしな
>>3は削除しちゃって>>1だけでもいいんじゃないかと思うけど
ふたなりが当たり前の世界観が好きな人もいるしなー
77 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 01:15:34 ID:+OFc0XTW
>生えているのが当たり前の世界でも
>そうでないごく普通の世界でもかまいません。

これがあるなら>>3はいらないと思う。
だが、そもそもスレタイが>>3に準拠してるのでなんかちぐはぐな印象。
78 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 01:56:17 ID:m5Ab2J3k
前々からスレタイごと一新したらって意見もあったけど
スレタイの世界観が好きな人もいるし毎度スレ立てするときバタバタしてるしで
結局話し合いも出来ずに6スレ目まで来てるんだよなw

もし変えるならスレタイ案
【ふたなり】女の子が挿入したり射精したりするスレ
79 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 02:01:21 ID:6nhvlzN6
>>78
>【ふたなり】女の子が挿入したり射精したりするスレ
お前それじゃSM板と同じ趣旨じゃねーか
80 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 02:16:14 ID:rAonjptN
普通に
「ふたなりでエロパロ」
でよくね?
余計なのつけたりするより。

あと、それで別にふたなりが当たり前の世界が否定されるわけでもないというか
既にありきたりな設定だと思うから、特に言及する必要自体なくね?
何も書かなくても、書きたい奴は勝手に書くと思う。

でもって俺の場合、ふたなり自体が特殊でもなんでもない基本属性になってるから
逆にこのスレは投下しにくくなってたり
正常位スレがあっても投下しにくいようなレベル
81 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 02:27:52 ID:v5IlNv/o
スレ違いじゃないって分かってるんだから書けばいいじゃん
それとも書けない理由をスレタイのせいにするのかい?
82 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 02:44:48 ID:M/6fc247
早い話>>3の「以下SM板より転載」を外して、
成り立ち的に男が掘られるのはSM板へ、みたいな事書いておけばいいんじゃないのか
あとは好きなようにどうぞで。
83 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 03:05:49 ID:6nhvlzN6
>>82
それがいいと思うよ
それ以外はこのスレをそのまま表してるし
SM板テンプレ外す以外に変に改変する必要は無いだろう
84 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 10:13:29 ID:iLy2bilk
というか事の発端の>>61は、SMや男受け書きたいなんて言ってない
ガチ男向けの陵辱・調教や淫語系、鬱系を書きたい・読みたいけど、どうもこのスレ
純愛オチばかりで綺麗なエロばかりなんで書きにくい、
つまり女臭いしすごく女が多いようなので違和感あって困ると文句言いたいんだろう

今のエロパロ板どっこも女多いから仕方ないと思うけど、
あえて女臭さを排除して、淫語と牝犬系で埋め尽くされてるスレもない事はないので
一度好きに書いて落としてみればいんじゃないの
85 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 10:30:15 ID:M/6fc247
>>84から>>61本人の臭いがする…

と言ったら>>84は「決め付けるな妄想乙」と言う

そしたら俺たちは「女ばっかりとか妄想乙」と言う

めでたしめでたし
86 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 10:41:38 ID:J6NZD7bV
書きたいなら書けばいいだろ
自分語りする書き手の方がよっぽど女臭いわ
87 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 10:50:29 ID:sBY2AbPS
投稿はしないのにスレの雰囲気がどうこうという書き込みだけはする奴はクズでFA
88 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 11:11:49 ID:qLk1clB8
>>84
いや別にお前のそのネタはすげー見たいんだが。
誰か反対した奴いるか?
89 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 11:24:33 ID:sBY2AbPS
ありもしない作品について語るなんて釣りも同じだろ
90 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 12:25:12 ID:iLy2bilk
ちょ、本人違うからねー
淫語スレでは綺麗エロが淘汰されて敬遠され、文章エロでは淫語系が淘汰され、
また純愛と陵辱もなかなか共存は難しい
どちらかにGJは偏ることがしばしば。

そりゃあGJが付くのは大概、綺麗目な純愛ハッピーエンドエロだろうけど、
陵辱でも壊れ系でも何でも喰らい尽くす変態は絶対いるはずなので、
スルーを恐れ投下を躊躇っているなら残念な事だと言いたかっただけです
91 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 12:51:58 ID:M/6fc247
なんかこーひしひしと人のせいにしてる感が伝わってくるな。
俺の作品にレスがつかない、俺の好きな作品が投下されないのは
「読み手側のせい、女のせい、純愛しか書かない職人のせい、純愛ハッピーエンドばっかり人気」

こんな事書いて何かを淘汰しようとしてるのは>>90自身だわな
92 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/01(月) 15:49:56 ID:d7WaE2F/
スルーを恐れるってなんなんだ
好きなこと書いて発表できるだけで充分幸せだろ

「発表されたら叩かれたからもう書かない」ならわかる
だが「もし叩かれたりスルーだったら嫌だから発表しない」なんて話にならない
93 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 00:54:01 ID:TkfhX4nA
まあちまちま頑張って書いたのに総スルーだと切ないけどなw
誰だって褒められたらやる気でるもんだろ?趣味みたいなもんなんだし
投下したければすればいいし、イヤなら投下しなければいい
レスもらえたら喜んで、スルーされたらしょんぼりする
読んで気に入ったらGJ送って、つまらんかったらスルー、皆好き勝手やってるだけだろ
過疎ってるのは寂しいが、とにかくふたなりの話をすべきじゃないのかね
性欲の強いふたなり発展場に迷い込んだ女の子の行く末とか
94 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 01:40:54 ID:SKVOBSG7
そこらへんの議論はこっちで頼む

SS書きの控え室93号室
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241363639/
95 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 05:15:01 ID:NfXkiPmo
別に純愛系が淘汰されるわけでも無いのになんでそんなに必死なんだろう
間口が広がればスレもにぎわっていいのに
純愛以外が書きたいなら書けば?と言われてるけど
純愛スキーは純愛スキーで書き続ければいいじゃんと思ってしまう
96 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 05:41:52 ID:+nQ7SczF
ずっと不思議なのは、なんで人格攻撃なんだろうってこと

スレの空気と違うからとしか言ってないのに
根性なしとか、そんなにGJが欲しいのかとか、人のせいにしてるとか
正直わけわかんない
そんなののしりでスレ埋めるほうがよっぽど空気悪くなるのに
97 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 05:49:49 ID:9tcsDgv8
この「俺が思うスレの空気じゃないから投下しづらい」って妄想もうやめろ
誰も純愛オンリーだ陵辱オンリーだとか言ってないじゃん。
投下したいのを投下しろっつの。男受けの場合はSM板のスレにな。
GJされないのは読んだヤツらの好みじゃなかったか文章が下手なだけだ。

>>95
逆逆。荒らしてるヤツは純愛ばかりでハードな作品が淘汰されてると妄想してる
98 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 08:57:53 ID:UtVGqNOa
この流れで駄々こねてる人をスレ民が人格攻撃してるって見る人なんか変じゃないか??
どう考えても最初に純愛ばっかで陵辱は淘汰されるだ女臭いスレだなんだ
妄想でスレ民を人格攻撃して雰囲気悪くしてるの駄々を言い初めた方。

なんか日付変わったら擁護が出てくる
99 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 10:38:01 ID:DdS2F0wF
「スレの雰囲気が気に入らない」って時点で人格攻撃だよな
やっぱり「自分は他人を批判したいが自分のことは絶対批判されたくない」
たぐいの構ってちゃんだろ。
100 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 19:04:14 ID:1B4wqBcr
おいら、純愛モノ(やや倒錯してたが)投下しまくってたけどなあ。
101 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 19:35:38 ID:BPBcEYFV
まあ色々言ってるけど、双方とも
「このスレはふたなりなら何でもOK」
>>3は今のスレに適してない」
という点では一致してるんだろう?

なら、その方向で次スレではテンプレ変えればいいだけの話

個人的にはスレの雰囲気が気になるなら、躊躇う前にさっさと聞いて解決すればいいと思うし
ちょっとネガティブな事いわれた位笑って聞けと思う
後からスレを責めるのも、それを聞いて発言者を責めるのも、相手のせいにした同穴だわ
102 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 19:48:35 ID:UtVGqNOa
双方じゃないと思うが…
>>82>>101の上四行と同じ事言ってるのに
何かそれじゃどうも納得いかない人がレスしてこんな事に
103 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 21:16:16 ID:TkfhX4nA
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |   次でボケて!!!   |
 |________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ
104 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/02(火) 21:32:12 ID:yTZ40CFL
ちなみに男受けは女の子にお尻を犯される男の子スレに投下するのもありだ
105 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/03(水) 01:30:10 ID:+nAPXqM9
「あんっ!あんっ!愛ちゃんのあそこいいよおおお」
 夜空の下、ぱんぱんと肉の打ち合う音が鳴り響く。小さな藪の向こうで、黒髪の女性に向かって
金髪の少女が腰を振っていた。
 ここは知る人のみぞ知る、ふたなりっ娘の射交場。毎夜のように人が訪れては、このように
セックスや自慰行為に耽っているのであった。
「ターニャちゃんすっごく興奮してる、私も気持ちいいっ、ねっ、ねっ、ね」
 求めに応じて強く抱き合い、キスを交わす二人だったが、密着した体勢は大きな快感をもたらし
長くねぶりあう事はできなかった。
「ターニャちゃんのおなかっおなか擦れるのっ、おちんちんらめええええ」
「イくの?淫語連発してイっちゃうの?こんなに乱れるなんて恥ずかしいお姉ちゃん!」
「おまんこっ、おちんちんいっぱっ、あっあっあっ」
「すごい締まってるよぉ、私も中に、中に出しちゃう!いくうううう!」
「あはぁっ!……んっ…んんーっ!…んうーーーっ!」
 身を硬直させ、互いの絶頂を感じ合う二人。始めてから既に五時間が経とうとしていた。

「じゃあ、ちょっと、私休んでくるね」
「ごゆっくり」
 去りゆく相方を見送るターニャであったが、彼女の身体はまだ相手を欲しており、休む気には
なれないでいた。
「…あの」
 不意に、奥から声がした。誰もいないと思っていた彼女は、思わずびくっとする。
「わ、私も混ざりたいんですけど、でも、ダメですよね…」
 見ればターニャより更に年下の少女。垢抜けない雰囲気が、却って何か掻き立てるものがあった。
「何言ってるの。私は構わないわよ。あなたみたいな子も大好き」
「で、でも、なんかお二人仲よさそうですし…」
「気にしなくていいってば。名前なんていうの?」
「音手イブって、いいますけど、ごめんなさい、私かえります」
「そんなこと言って、見てたんでしょイブちゃん。ここ大きくして」
 遠巻きに外へ出ようとするイブの肩を引き寄せ、後ろからねっとりペニスを触るターニャ。
しかしそこに思ったほど固い感触はなく、代わりにどろどろの粘液がたっぷりと付いていた。
「こんなに一杯出しちゃって…でも、一人だと、こっちが物足りないでしょう?」
 膝丈のスカートに手を入れ、秘所を撫でる。
「ひああっ!だ、だめですぅ、そこは」
「メチャクチャ熱ぅい。凄く欲しがってる…」
 指で揉むと、ぐちゃぐちゃと完全に出来上がってしまった音が響き、ぱくぱくと蠢いた。
「ほら、これ入れちゃうよ、ほら!」
 既に勃ちきった一物をスカート越しにお尻に押し付け、首筋を舐めるターニャ。
106 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/06/03(水) 01:31:09 ID:+nAPXqM9
「ダメぇ…いやぁ、ダメです!帰る!」
 力を込めて拘束を解こうとするイブだったが、体格で勝るターニャは逃がさなかった。
「スイッチはいっちゃった…絶対入れる」
 獲物を仕留めた目つきでそう呟くと、ぴったり組み合ったまま押し倒してかかる。
「わ、わた、わたし、私、処女なんです」
「嬉しい!私がはじめての人になれるのね」
 様々なプレイに慣れているターニャには、手を後ろに縛る位は造作もない事だった。
そのまま足を押し開き、まずは舌で味見をする。
「ひゃあっ!ああんっ!ああああっ!」
「ぐちゅぐちゅで今にも潮吹きそう。焦らしちゃかわいそうね」
 顔を上げると、口づけするように覆いかぶさり、濡れた左手で控えめなおっぱいを
優しく撫でながら、右手で陰茎の照準を秘所に合わせる。
「大丈夫、きもちいいよ」
「いやああああああっ!」
 既に完全に勃ち切った肉茎で、一息に処女を散らす。
「あつい、あついよぉ、こんなの我慢できない」
「やっめ……やさ、しくぅっ………っ!」
 紅に染まった女陰を容赦のないピストンで責められ、涙を流すイブ。
「ほらほら、あなたのかわいいおちんこも、ガチガチになってるわ」
「ちがっ…ちがうのお……あっ」
 出し切って萎えていたイブの小ぶりな陰茎も、いつの間にか破裂寸前になっていた。
「手でしごくと、中がキュッキュッってぇ…いいよぉ、いいよお」
「もう……わたし……いやあ……」
「出るよ、中に、出すよ、出るううううう!」
「ぁぁぁぁぁぁ…………」
 膣内で大きく脈打った肉茎は、少女の中を隅々まで犯し、また白い液体で汚した。
その衝撃で身を強張らせ、イブもまた、本人の意思に拘らず初めての生の絶頂を味わっていた。
スカートに新たな精液と愛液と、血が滲む。
「すごくよかった…熱くて」
 ひとしきり出した後、ようやく自身を引き抜いたターニャは、身体を拭き服を身に着ける。
「じゃあ、私はそろそろ帰るね。また来てね。あ、ここにタオル置いとくから」
 暗闇に、草を踏む音だけが聞こえ、やがてそれも消えた。
「……うっ………うっ……ううううう、ごめんなさぁぁい、えぐっ」
 残された少女が誰に謝っていたのかは、本人にも分からなかった。


●登場人物
スレイド公園 … 夜ごとふたなり娘が集う公園。最近、改装が検討されている。
遠藤 愛 … 古風なお姉さまだが、やっぱりふたなり娘らしくエロエロ。
フターリヤ・スレーミナ … 愛称ターニャ。どんなプレイも好むロシア系ふたなり少女。
 余談だが名前を男性形にすると、同志フタル・スレーミンとなる。父称略。
音手イブ … 苗字は「ねがて」と読む。引っ込み思案だがふたなり娘らしく、頭の中はエロエロ。

スレの流れを見てたらムラムラしたのでやった。当初和姦だったけど流れ的にやめた。
多少違和感があっても反省しない。
107 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/03(水) 01:33:00 ID:+nAPXqM9
あ、どうでもいいけど>>105の五時間は六時間の間違いだった
108 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/03(水) 04:16:06 ID:t1I1FEQ6
>>105-107乙GJ
109 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/03(水) 08:36:37 ID:WqRH8Kqq
青姦六時間とかスゴスGJ(;´Д`)ハァハァ
110 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/03(水) 20:50:12 ID:6HYRPt6i
射交場ってのがいいな、あまりにもはまりすぎてるw
イブがちょっとかわいそうだったなー。次があれば軽く仕返しする話とか読んでみたい
111 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/03(水) 21:09:53 ID:q7pyywwI
興奮したGJ
112 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 09:42:14 ID:38vyBMI/
クリトリスの先端に尿道口がある世界なら女性も立ちションできそう
ペニスがあるより、こっちのほうが萌える
113 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 13:30:16 ID:mZ/ZAAhA
それだとオカマやらシーメールになってしまうので・・・

トイレに座ったのに、あそこが立っちゃったみたいなのもいいかなってw
114 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 20:26:33 ID:hMPyZND9
>>109
確かにすごいけど
六時間やったんだなというのが読んでて納得出来るかというとね…
六時間やってましたってただ書いただけ
それが五時間だろうが三日三晩だろうが何も変わらない
この作品の中にはこの六時間が確かに存在したと思わせてくれる表現は見当たらないね
115 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 20:31:45 ID:pXMII2at
>>107
そこ変更して何の違いがあるんだよwwwwwでもGJ
116 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 20:56:51 ID:LsJcEPWo
>>114
単に筆力の問題だと思う
セリフで読ますタイプの人なんだろ
117 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 21:47:25 ID:cCOPkRYr
俺は「〇時間やりつづけた」だけで興奮できるタイプw
「朝から晩まで家中のあらゆる場所でセックルした」とか
「夏休み中ハメ狂った」とか'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
118 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 23:35:12 ID:4npwQAvp

 公園外周のまばらな木の陰に、小さな少女が決然とした面持ちでボールを手に取っていた。
「絶対に許さない……仕返しする」
 金髪の少女に、ここで強引に処女を奪われた記憶がよみがえる。
 二度と来ないつもりだった。
「この球状液薬"嬢喰"で、絶対に思い通りに……」
 SA製薬店舗を家に持つ以上、この手の薬は彼女の得意とするところであった。
この薬は必ず効くというわけでなかったが、成功すれば見返りは大きいはずである。
 この一週間、悶々と過ごしてきた彼女であったが、しかしやはりふたなりはふたなり。
蓄積していたのは絶望と怒りだけではなく、少し判断がおかしくなっていた。

 空が朱から黒へと染まってゆき、薄闇が漂う頃。
 長い影法師を引き連れて、目的の少女が現れた。丈の短いスカートをはじめとした
身の軽い姿に、少々似合わないぐらいの大きなバッグを手にしている。
 慣れた足つきで藪の中へと入った彼女は、バッグからシートを取り出し敷き始めた。
元気に鼻歌を口ずさんでいる。
 ……人の気もしらないで、でもここまでよ!
 背を向けた一瞬を突き、ボールを振りかぶる。この薬は肌に触れなければ意味がない。
標的が服を着ている今、狙えるポイントは頭しかなかった。
 ――ブンッ、ぱしゅうぅ
 手応えがあった。衝撃で内容液が飛散し、すぐに揮発していく音がする。
「ん?なんか当たった?あ、イブちゃん!こんばんは」
「こ、こんばんは」
「そういえば名前言ってなかったね。私はフターリヤ・スレーミナっていうの。ターニャって
 呼んでくれたらいいかな。母国の愛称でさ」
「はぃ…スレーミナさん」
「それで前はごめんね、なんか私おかしかったみたい。本当に酷い事をして」
「うん…」
「それで謝らないとなーって思ってて。また来てくれてよかった。やりすぎは良くないね。
 でもほら、イブちゃん可愛いからつい…」
「ど、どうも」
 急に褒められて少し顔を赤くする。しかし薬が効いてるのか効いてないのか判断できない。
「今日は御詫びに、イブちゃんの言う事なんでも聞いてあげる」
「…ありがとう」
 拭えない違和感に困惑するが、希望通りの展開になっている事には違いなかった。
119 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 23:43:11 ID:4npwQAvp

「じゃあ。…私のを舐めて」
「フェラ?」
「そ、そう。……だと思う」
 努めて虚勢を張るイブだったが、フェラという言葉を聞いた事はなかった。
イブにとってこの提案は、靴を舐めさせる類の発想のはずであった。
 前準備としてスカートを脱がされると、気恥ずかしさからそわそわしてしまう。
「前見た時よりおっきい…はちきれそう。オナニーしてなかったのかな?」
「あんな事されて、できな…じゃなくて、あの」
「…ごめんね」
 この一週間、自慰をするにもあの時の記憶が邪魔をしてできずにいたのは事実で、言いたい事も
あったがそれ以上に、自分が"普段自慰をする人"と公言する事はまだ躊躇われる年頃であった。
 下着も脱がされ、ペニス全体が外気に晒される。しゃがみこみ、既に固くなっているそれを
軽く指でつかんだターニャは、顔を近づけ鼻をならした。
「すごい臭い、溜まってる」
「それを舐めるんですよ、今から」
「おいしそう…興奮してきた」
「へ、変態!」
 初々しい反応にターニャはただ微笑を返すと、先端からねっとりと舐め始めた。
「うは、ひゃっ、ひゃっ、う…」
 そのテクニックにふたなり娘としては異常なほど溜めた性欲が反応し、思いがけずに
大きな快感を得た肉茎が、早くも脈打ち始める。予兆を察知したターニャは出来るだけ
引き伸ばそうと、根本を抑えつつも、口腔全体にペニスを含んだ。
 熱い口浸けに脳を灼かれたイブは、思わずターニャの頭を掴んでピストンを始める。
「あぅっ、あふっ、出る、ごめんなさい、口に、出しちゃううう!」
 一週間ぶりの射精に身を震わせ、前のめりに体重を預ける。
「ひゃあっ、吸ってるぅ、なんでっ、きもちいっ」
 出してる間も吸い続ける刺激に触発され、とめどなく精子が流れ出る。
強烈な感覚に目からは涙が溢れ、吐息は蒸気のように思われた。
120 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/04(木) 23:50:10 ID:4npwQAvp

「これでよかった…?」
 長く続いた射精がやっと終わり、口を離したターニャが訊ねる。
「ま、まだです。今度は、あなたのを、踏ませなさい」
「はぁい」
 なぜか愉しそうに仰向けになる様を不可解に思いながら、靴は脱ぎ、足首を掴み上げる。
「電気あんまなんて、甘いもんじゃないから!踏んづける!」
 電気あんまそのものの姿勢をとりながら、靴下を履いたままの足で思い切り踏んづける。
「この、この!」
「あん、あん!…もうちょっと強くぅ」
「は…、お、おかしいんじゃないの!」
 より激しく蹴りつけるイブだったが、本当に痛そうにするには優しすぎる彼女には
どうしても足の裏全体で圧迫するようにしかできず、喜ばせる結果にしかならなかった。
「大体なんで濡れてるのよ、この変態!変態!」
「ごめんなさああい、私ヘンタイなのおおお」
「なんで嬉しそうなのよ、もう、お、お、犯しちゃうから!」
「ご主人様の思うままに…」
 足を引いたイブは、持っていた足首を地面に放り、弛緩しているターニャの尻を持ち上げる。
「はーっ、はーっ…。ほ、本当に入れるからね!服もこのまま!」
「好きにしてぇえ」
 下着をずらすと、全く萎えていない陰茎を秘所に挿し込む。
「はっ、あっ、あああぅっ」
「童貞チンポきたよぉぉぉ」
「うるさいっ、このヘンタイ」
「だって嬉しいもん、イブちゃんかわいいし」
「こ、この…ばか!ばか!全然罰にならないじゃない!」
 手近にあった木の枝を握り、背中をぱしぱしと叩くイブ。
「今日はずっとイジメぬいてやるんだからあああああ」
「はいぃぃご主人様ああああああ」
 膣内で肉茎がびくびくと跳ね上がり、いつ終わるとも知れない射精を始めた。

 それから二人は長く絡み合っていたが、性欲より先にイブの体力が尽き、挿れたまま眠りに
落ちてしまったのであった。
 後で現れた遠藤愛と話しているターニャに時折精を送りつつ、夢見心地の中でイブは
薬が効いていてもいなくても、可愛がってくれてるならいいか、と幸せな気持ちになっていた。


こうして綺麗に締まれば良いのだが、筆者はやはり気になっているのであった。
名前でネタばらししてるのに!流れがなんとかって言ってるのに!
なのになんでターニャは普通に反応してるのおおおおお!
前のもそうだけど、これもそうで、特に前半。
六時間の六というのも深くは考えてないけど、そういう事なのにいいい!
…まあ2chなんてそんなもんだよね、と改めて悟る夜であった。

SA製薬 … エスエース製薬と読む。スレイド公園界隈の主要産業。
121 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/05(金) 00:44:14 ID:Ypx5+sOG
純愛もネガティブ陵辱もスレ民は美味しく食っちゃうよってんだろww
GJwwエロかったww
122 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/05(金) 01:24:52 ID:wm4s1luo
>>117
その言葉だけで自分で色々妄想して抜けるわw
123 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/05(金) 02:56:31 ID:4400UpT6
>>119
レイプのはずが和姦(;´Д`)ハァハァ
エロゲー陵辱規制後もこれで勝つる!

>>122
夏休み中だと…俺が40日分補完してやろうじゃねえかって闘志がわくよね
124 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/05(金) 21:20:35 ID:gU1kJw+2
わおう、ほんとに続ききてるw
ヘンタイ相手だとこういう仕返しはうまくいかんもんだなwまあこれからエロ仲良くやっていけば良いさ
そして知識と経験を積み重ねて、もっかい仕返しするとかね

あと聞くのも野暮だが、裏の意図は121のでいいのかな?
125 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/05(金) 22:58:40 ID:V5VbanZn
>>124
というより、本当は一発ネタのスレそのものを基にしたジョークSS
前編は議論(?)内容から、後編は投げた反応が良かったけど妙に素だった事+一応>>110に反応
エロ前提なので関係ない部分も多いけど

同志フタル・スレーミンって書ければ何でも良かった
イブはきっと本当はハードな趣味だけど結局愛ちゃん展開なのは自分の趣味上仕方ないね
126 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/06(土) 17:22:53 ID:uirPhIy/
HPを更新したので宣伝させて下さい。
『Resurrection extend Replay』
http://m-pe.tv/u/page.php?uid=naginovel&id=2

サキュバスに犯されたOLの話の後日談です(またやられます)。
ちょっとやり過ぎてますので、リアル嗜好の方や、純愛ものが好きな方は御注意下さい。

前作未読の方はひとつ上の作品からどうぞ。
127 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/06(土) 21:03:04 ID:AlBHJG/B
>>125
なるほど、いろいろとありがとう
よければまたなんか書いてください。続きでも別の話でもお好きなのを
128 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/14(日) 16:23:53 ID:4xCXG6ci
クラスの大半がふたなりで数人だけ普通の女の子っていいよな
129 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/14(日) 17:32:05 ID:d5i0Lq66
普通の女の子が、あるものはちんこに脅えつつも慣れていき、
あるものはちんこに憧れ自分にちんこがないのを嘆き
あるものはふたなりたちの奔放な性にあてられて毎日替えのパンツを5枚持参するんだな
130 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/16(火) 19:39:12 ID:4LZKvo5P
「ふたなりだけのクラス」って、

臭いはともかく逆に慎ましくなる男子校路線なのか、
異性視線がないから女捨ててる女子校路線なのか、

どっちなんだろね。
131 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/17(水) 07:17:13 ID:/yCkaTvE
ふたなり女子に一斉に襲われるノーマル女子
132 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/17(水) 07:18:44 ID:C32Jqnll
ふたなりっ子と二人きりになるときは
ノーマルの子は物凄い危険だな…
133 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/17(水) 12:40:05 ID:2j1WgG15
>>130
ちんこ付いても女子だから女子高ノリになるんじゃないか?
「あーだり、眠くって勃ってきた」
「ちょっWWWギンギンWW」
「ともぉ、ちょっと抜いてよぉ」
「やだ、なんであたしが」
「ちぇー、じゃ自分でシコってくるかぁ、みぃ、ちょっとおいで」
「え、わたし?やだ」
「うるせーあんたオカズにすんからさぁこい!」
「い、いやああぁぁぁ!」


なんか変になってきたorz
134 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/17(水) 22:58:25 ID:Brfo2D7I
それでも俺は、姉妹と書いてスールと読むキャッキャうふふで百合ん百合んな女子高路線であると信じるぜ
135 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/06/18(木) 07:24:43 ID:ddhGdNMV
祥子「祐巳さん、ちんこが曲がっていてよ」
136 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/18(木) 10:53:17 ID:1JLziO9R
祐巳「むしろ、どちらかに曲がっているのは正しいんですよ祥子様」
137 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/18(木) 12:15:13 ID:aY2rCXOh
私立上流名門女子と公立底辺女子商業の差みたいだなW


…金で買われた底辺ふたっ娘…
…転落して元使用人になぶられるお嬢様ふたっ娘…

いや、なんでもないんだ。
138 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/18(木) 17:33:05 ID:ONVk4HSz
ふたなりの女の子と普通の男の子
仲良く家族のように育ったが、女の子の引っ越しで離れ離れに
やがて思春期を迎えた女の子
美しく育つがそれ故に、自分の身体にコンプレックスを持ち、その秘密をひた隠しにする
生涯一人で生きていくことを覚悟した彼女は、自分を磨き文武両道、完璧に築き上げた
近づくすべもない至高の存在として、孤独に君臨する彼女
だが、再会してしまった
あの頃と同じに優しい彼に
醜いケダモノ以下の自分の正体を知ってて、それでも気にもせず笑いかけてくれる彼
まるで、地獄に垂らされた一本の糸
彼女はそれにすがり付く
近づく者は容赦しない
糸が切れないことは知っているから……



なんて、設定のラブラブホエホエストーリーを思い付いたが描くヒマがないなぁ
139 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/18(木) 17:41:53 ID:1JLziO9R
>>137
小公女セーラっぽいな
140 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 00:54:29 ID:syKgKGI0
>>137
名門女子も、寮なんかでは「男性が見たら幻滅の限り」なことだらけだぞ、
と、姉がマリ見てに感想を述べていた。
141 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 00:59:17 ID:eE8eZlAA
カップリング:兄×ふたなり妹
世界観:普通の世界(ふたなりはありえない)
テイスト:純愛系

登場人物:
兄…妹をとても大切にしているが、恋愛感情は皆無。飽くまで家族愛。
妹…そんな兄を小さい頃からとても慕っている。
  小さい頃、「おにいちゃんのお嫁さんになる」とか言っていたクチ

兄が天然ボケで、最後まで妹にティンコが生えたことに気付きません。
ということで、これから投下してみます。
142 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:00:41 ID:eE8eZlAA
深夜。
理由もなく体が火照って眠れない兄は、
罪悪感と羞恥心にかられつつも、自身を慰め始める…

自分の指での刺激で、硬くなったモノの先端からは
粘性のある透明な液体がにじみはじめていた。

兄:
………ッ、…………

ベッドの中でひとり、息を殺し、快楽に身を委ねる…

突然、ノックの音。
びくっと体が跳ね上がる。

沙耶:
おにいちゃん……起きてる?

か細く、闇に消え入るような妹の声。
怖い夢でも見たのだろうか。
143 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:01:19 ID:eE8eZlAA
体にまとわりつく熱を振り切ってドアを開ける。

兄:
どうした?

沙耶:
あの……あのね……

うつむいて言いよどむ。

兄:
………怖い夢でも見たのか?

沙耶が小さい頃はよくそうして泣きながら
夜中に自分の部屋に来たものだった。
すすり泣く妹を抱いて、そのまま寄り添って眠る。
…だが、それは飽くまで「小さい頃」の話だ。
沙耶がそういうことをしなくなって、かなりの年月が経つ。

沙耶:
……………

うつむいたままの妹を、とりあえず部屋に招きいれた。
暗いままの部屋の中で、沙耶はベッドに腰掛けると……
なぜか股間のあたりを手で押さえて、また顔を伏せてしまった。
144 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:01:59 ID:eE8eZlAA
さきほどまでの自分の状態が妹の姿にかぶって、
身の置き場に困ってしまう。
妹が腰掛けているそのベッドで、さっきまで自分は………

追い出したはずの熱がもどってきそうになって、
取り繕うために沙耶に話しかけた。

兄:
沙耶…眠れないのか?

沙耶:
っ……うん……
あ…ごめんね…おにいちゃんのベッドなのに…

自分がベッドを占領しているせいで、
兄がベッドに戻れないのだと思っているようだ。
が、それはあまりにも杞憂でしかなかった。
沙耶の体格ではそこをひとりで「占領」できるはずがない。
兄の体躯を横たえてなお余りある寝台を…
145 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:02:42 ID:eE8eZlAA
兄:
…………その…一緒に、寝るか?落ち着くまで…

できるだけ、何気なく…言ったつもりだった。
が、沙耶が明らかに体を震わせたのがわかった。

そうだ。
もう、そんなことをしていていいような歳ではない。
兄妹とはいえ、体はもう男女として成立している。
まして兄は、さきほどまで疼いていた欲を吐き出してもいない。
そんな状態で同衾すれば……互いが望むかどうかは別にしても
不道徳な展開に陥る可能性は非常に高い。

………が、

沙耶:
……うん……お願い……

あろうことか沙耶が、自分のベッドにもぐってしまったのだ。自分から。

兄;
さ………沙耶っ……?

沙耶:
おにいちゃんも…早く、入ってきて…一緒に、寝よう?
146 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:03:26 ID:eE8eZlAA
沙耶の声が熱を帯びているように聞こえたのは気のせいだったのだろうか。
妹の体に背を向けて、ベッドに横たわる。
その背中に、沙耶がぴったりと寄り添ってきた。

やわらかな温もりが背中に押し付けられ、息がつまる。

沙耶:
おにい、ちゃ、ん………

ほとんど声帯を通らない吐息が、途切れがちに自分を呼んだ。
沙耶の髪がまとう甘い香りが、嗅覚を伝って頭を痺れさせる。
無理だ。耐えられない。これでは拷問だ。

沙耶:
おにいちゃん……どうして、こっちむいてくれないの…?

頼むから無茶を言うな。
147 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:03:56 ID:eE8eZlAA
兄:
さ……沙耶に…甘えグセがついたら、オレの責任になるからな…
高2にもなって夜ひとりで眠れないなんて……

苦しい言い訳だが、それは正論でもあった。
自分がことあるごとにかばってきたのも原因ではあるのだが
沙耶はこの歳になってもいわゆる典型的な「おにいちゃんっこ」で、
母親にすら「沙耶はいつになったらおにいちゃん離れするのかしらね」と
苦笑されるような状態なのだ。

沙耶:
………違うもん…

兄:
何が違うんだ?

沙耶:
おにいちゃん、わたし…怖い夢を見たなんてひとことも言ってないよ…?
眠れないって、言っただけだもん………
どうしてそう勝手に決めつけるの…?
148 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:04:29 ID:eE8eZlAA
沙耶の細い腕が、背後から胸に回される。
到底抱えきれない胸板を、それでも抱きしめようとする。
その背に、否応なく妹の体が密着することになる。

兄:
っ…わ…わかった…オレが悪かったから…

離れてくれ、と言おうとして身じろいだ時、
何か硬い物体が背中に当たった。

沙耶:
ひゃんっ…!!

兄:
うん?……携帯でも持ってきたのか?
持ってくるのはいいが、寝るときは机の上にでも置いたほうがいいんじゃないのか?

言って、布越しに携帯電話と思われるモノに触れ、握る。
149 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:04:59 ID:eE8eZlAA
沙耶:
あッ、あうっ!お、おにいちゃんダメっ……んんッ!!

沙耶の体がびくん、と跳ねた。

兄:
?????

首をかしげる。
携帯電話が、動かない。これでは固定電話だ。

兄:
沙耶、パジャマのポケットに携帯を入れたまま眠るのはどうかと思うんだが。

沙耶:
ちがッ……ふああああッ!!だっ、だめ、だめえええ!!!

パジャマのポケットに入れられた携帯電話を取り出そうとして
手を動かすたびに沙耶が嬌声を上げる。
150 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:05:29 ID:eE8eZlAA
兄:
こらっ、静かにしろっ…今何時だと思ってるんだ…
大丈夫だ、中身を見せろと言っているわけじゃないから

沙耶:
ひああッ…ちがうのっ…おにいちゃん、ちがうのッ……んくううっ…

兄:
…………お前のパジャマどうなってるんだ?ポケットの入り口がないぞ

沙耶:
ううっ……おにいちゃん……うっ…ぐすっ……

兄:
!?……沙耶!?

兄に携帯電話をさわられるのがそんなに嫌だったのか…
考えてみれば無理もない。沙耶だって、年頃の女の子だ。
家族とはいえ、プライバシーの塊を無遠慮にさわられたくはないだろう。
151 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:06:06 ID:eE8eZlAA
兄:
………ごめんな、沙耶。
だが、寝るときは携帯はベッドの外に置いたほうがいいと思うぞ…

沙耶:
おにいちゃんのバカ!!バカ!!バカああッ!!

泣きながら、全くと言っていいほど破壊力のない打撃を連発する妹。

兄:
……………

打たれるままになるしかなかった。
152 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:06:51 ID:eE8eZlAA
沙耶:
なんでそうやってなんでも決めつけるの!?
携帯なんて持ってきてないよ!!!!
わたしがいつそんなこと言ったの!?
おにいちゃんのバカあ!!

兄:
えっ………え?ちょ、わぷっ……

暗闇に乗じて顔面にまで打撃。

兄:
…ッ沙耶!!

闇雲に振り回す細い腕を二本とも掴んで止める。
153 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:07:21 ID:eE8eZlAA
兄:
携帯じゃなくても、そんな硬いものを寝床に持ち込むなと言ってるんだ!
寝返りを打った時にケガでもしたらどうする!

沙耶:
うっ……ううっ……だって……だって取れないんだもんっ……!!

兄:
?????????

取れない。

取 れ な い 。

…ふと、ドリンク剤の瓶に指を入れたら抜けなくなった奴のことを思い出した。

兄:
沙耶………………お前…、一体何をやったんだ?

少しあきれた声を出していたかもしれない。
154 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:07:53 ID:eE8eZlAA
沙耶:
ううっ……何も…してないよぉ……
寝る前、なんか…ヘンだなと思ったらこうなってたんだもん……

兄:
…正直に言いなさい。こうなってたって、どうなってたんだ?
さわられるのが嫌なら、ちゃんと口で説明しなきゃわからないだろう?

沙耶:
ふ……うっ………や、だ……恥ずかしいよぉ……ぐすっ……

兄:
…………………

自分の胸で泣きじゃくる妹に、かけるべき言葉が見つからない。
だいたい、言うのが恥ずかしいならなぜ自分のところへ来たのか。
せめて同性である母のところへ行くのがスジではなかろうか。
女性の体に起こった恥ずかしい出来事を、男の自分に一体どうしろと…
155 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:08:29 ID:eE8eZlAA
兄:
………どうしてほしいんだ?

沙耶:
えっ………?

兄:
沙耶……オレは、どうすればいい?

当人がはっきりと「恥ずかしい」と言っているのに、
酷なことをきいているのは重々承知している。
しかし、本当にどうしてやればいいのかわからないのも事実だ。
さきほどのように不用意に触れれば、また泣き出しかねない…

沙耶:
……………て…………

兄:
…ん?
156 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:09:01 ID:eE8eZlAA
あまりにも小さな声で言われて、全く聞き取れなかった。
そんなに声が小さくなるほど、恥ずべきコトを要求しているのだろうか。
…そして自分はといえば、聞き取れなかったとはいえ
それを沙耶に二度も言わせようとしているのか。

震えている妹を抱きしめて、安心させるように言った。

兄:
……沙耶、大丈夫だ…
お前のこと、嫌いになったりしないから…
オレにどうしてほしいのかちゃんと教えてくれ。

沙耶:
ほんとに…?おにいちゃん、わたしのこと嫌いにならない?絶対に??

妹の声が、少し明るくなる。

兄:
ああ………大丈夫だ。

胸に押し付けられている沙耶の頭をそっと撫でてやると
それまで腕に伝わってきていた震えがおさまった。
沙耶が話し出すまで、このままでいようと思った。
かつて、「怖い夢を見た」とすすり泣く妹にそうしていたように。
157 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:09:38 ID:eE8eZlAA
沙耶:
おにいちゃん……あのね……さ…さっきみたいに、さわってほしいの…

兄:
…………………?

耳を疑う。

どんな要求でも飲むつもりだったが、だからといって
ついさきほど、泣くほど嫌がられたことを
また繰り返すほど馬鹿ではないつもりだ。
しかし、妹は明確にそれを要求している。
……全くつじつまが合わない。

沙耶:
…………ダメ?

兄:
いや……沙耶がそうしてほしい…なら……

おそるおそる手を伸ばし、触れる。
妹が「携帯電話ではない」と言ったその物体は、
確かにそんな無機質な質感ではなかった。
パジャマ越しに触れているのに、鼓動と熱が伝わってくる。
158 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:10:15 ID:eE8eZlAA
沙耶:
あッ…ふ……っ!

兄:
…腫れて…熱をもっているのか……

…腫瘍か何かだろうか。
だとすると、素人が迂闊に触れるのもどうかと思う。
しかし、できた場所が場所だけに、病院に行くのもためらわれるだろう。
せめて大きさとカタチだけでもたしかめようと、布越しにそっと手で包む。

沙耶:
んっ……あ……

熱に浮かされたような吐息が首にかかった。

兄:
……痛くないか?

沙耶:
う、ん……

兄:
さっきみたいにって……たしか…こんな風だったか…?

「携帯電話」をパジャマのポケットから取り出すつもりだったから、
今よりは強く触れて…というより、掴んでいたはずだ。
が、体から離れないことはわかっているので、
掴んで…擦り上げるようにしかできない。
159 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:11:03 ID:eE8eZlAA
沙耶:
ふあっ、あッ!んっ、んくっ…

妹よ…頼むから、耳元でそんな声を出すな。
非常に重大かつ最悪な勘違いをしてしまいそうだ。兄として。

沙耶:
お、おにい、ちゃん……パジャマの、上からじゃなくてッ…
ちゃ、ちゃんと……さわっ…て……っ

………「ちゃんと」というのは「直接」という意味だろう。
いや、わざわざ考えなくてもそのぐらいは判る。が…

兄:
……その…こんな、熱いし…硬いぞ?
直接触ったりしたら…痛いんじゃないか?

腫れ物に触れる…とは、まさにこの状況だ。

沙耶:
い…いいの…お願い…さわって、おにいちゃんっ……

患者が切望する行為が、症状に対する禁忌に当たる場合は多々ある。
痒いからといって掻きむしるなどは、いい例だろう。
…しかし、「どんな要求も飲む」と決意したばかりでもある。
そんな葛藤で動きがとまっていた手に、沙耶が自分の手を重ねてきた。

沙耶:
は……はあっ……おにいちゃ……ん…っ

沙耶の手が、さきほどまでの動きを再現するように自分の手を動かす。
そうしてほしい、という意思表示なのだろう。
160 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:12:14 ID:eE8eZlAA
兄:
沙耶……

それで少しでも沙耶が楽になるならと、再び手を動かし始めた。

沙耶:
あ、あうっ、ふああっ!お、おにいちゃ…おにいちゃああん……!!

沙耶の体が硬直し、ぶるぶると震える。
同時に、手に触れた布地に粘性のある熱い液体が染み出してきた。
慌てて手を離す。何だこれは。膿か、それとも血液……?!

兄:
沙耶!沙耶…大丈夫か!?おい!返事しろ!!

沙耶:
う………おにい、ちゃん……

力無い声。弱弱しい、途切れがちな吐息。弛緩しきった体。
それらは全て、妹の生命の危機を感じさせた。
161 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:12:49 ID:eE8eZlAA
兄:
沙耶………っ

沙耶:
おにいちゃん…ありがとう…気持ちよかっ…た………

兄:
沙耶!!!

沙耶:
なんだか………眠くなってきちゃった………

兄:
沙耶!!!!!!

沙耶:
おにい…ちゃん………………だいすき………………………

兄:
沙耶っ……………






妹を抱いて眠る兄の頬には、涙の通った跡があったという………
162 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:13:47 ID:eE8eZlAA
以上!
翌朝ふたりがどうなったのかまでは考えてませんwww
163 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 01:51:36 ID:5oEjV37T
形で気づかないのかwww
164 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 07:03:32 ID:FBu5wcLF
>携帯電話が、動かない。これでは固定電話だ。

お前のセンスに世界が揺れたわ
165 名前: ◆HOZlQYR1MY [sage] 投稿日: 2009/06/19(金) 23:39:14 ID:eE8eZlAA
ツッコミありがとうっ
ふたなりエロというより兄のせいでギャグになってしまった
166 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/20(土) 03:38:45 ID:nZbEybHv
むしろ兄に萌えたwww
167 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/20(土) 20:30:45 ID:pkn942qJ
GJ
168 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/20(土) 22:29:09 ID:kOyf2cYs
わざわざしゃべった人物名を書かないようにすればなお良し
169 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/21(日) 18:51:24 ID:3Ys8Kk4O
「ナルシスふたなり双子貴族」とか最強じゃね?
170 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/21(日) 18:56:56 ID:NmEwPky4
それなんてサラ
171 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/25(木) 10:26:00 ID:x6HO3Nyf
男子・・・男
一女(いちじょ)・・・棒+袋+ま○こ有り
二女(にじょ)・・・棒+ま○こ有り
三女(さんじょ)・・・女

と思って読んでくだされ。

------------------------------

「さぁ始まりますっ!一女だらけのフェラチオ大会っ!」
テレビ画面には、可愛らしい二女子高生が映っている。
マイクを持ってポーズを取りながら下手な司会口調で、笑顔でこちら
を見返している。
アダルトビデオの内容にふさわしく、司会役の二女子高生は上は白のブ
ラウスを着ているが、下半身は白のローライズの小さなパンティに、
紺のハイソックスとローファーという変態的な出で立ち。
更に、小さなパンティを無理矢理押し上げるように、半勃ちのチンボが
くっきりと盛り上がっている。

彩は食い入る様に画面を見つめていた。今日は学校の帰り道にレンタル
ビデオショップに寄って、このビデオを借りてきたのだ。
テスト期間やらなんやらで、この4日間はせんずりもコイていない。
赤点→夏休みの補習という最悪のコンボだけは避けなければならなかっ
たので、本気で勉強してたのだ。
なので、その反動で試験期間中は平気だった性欲が今日昼に最後のテ
ストが終わった瞬間、猛烈にこみ上げてきて、親友の朝海の「喫茶店
にでも行こう」という誘いも断って、レンタルビデオ店に駆け込んだ
のだった。

電車の中ではせんずりの事しか頭に無く、どういうズリネタでチンボを
こすろうかと、それしか考えることができなかった。
彩の通う高校は中堅より上の進学校だったが、校則は緩く、従って彩も
他の生徒がするように、超ミニのスカートに紺のハイソックスという
格好だった。
スカートはギリギリまで短くするのが流行っていたので、彩も当然、
角度によっては、マンコの盛り上がりを包んでいるパンティの股間の
部分が見えてしまうくらい短くしていた。
正面から見ると、股間の「U」の部分が歩くたびに見えそうで見えない
・・・時々見える・・くらいまで短くしていた。
彩が電車の中で妄想をたくましくすると、チンボは急速に大きくなって
くる。マンコも濡れて来て、股間がぬるぬるするのが自分でも分かった。
彩は、カバンで股間を隠して勃起しているのをバレないようにしつつ、
家に帰ったら盛大にせんずりをコいてやろう・・・とそればかり考え
ていた。
自分の降りる駅に着くと急いで改札を抜け、駅前のレンタルビデオ店に
駆け込む。アダルトコーナーの「男子様専用」「女子様専用」の「女子
様専用」に駆け込むと、更にコーナー別に細分化された棚がある。
この店のアダルトコーナーに行き慣れた(苦笑)、彩は「一女コーナー
」に行くと熱心にタイトルを目で追い始めた。
172 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/06/25(木) 17:38:18 ID:Qhsb0N7X
>>171
ついてるモノの数と一〜三女の数字が逆じゃね?
173 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/01(水) 20:00:09 ID:WhjN4Bxu
学校の水泳の授業では、ふたなりっ娘は水着の下半身に
男子と同等のサポーターを着用するのか、
それともあくまで女の子だからと女子用水着のみを着用して、
たくましいシルエットをあらわにするのがたしなみであるのか。
174 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/05(日) 18:11:45 ID:PO9o1nHH
男子用を装着し、専用のセパレートブラをつける
175 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/05(日) 20:13:45 ID:NilRDcuv
女子用水着にスカート状の「チン隠し布」がつく
ふたなりっ娘で形が見えるのが恥ずかしい子はそれを装着する
普通の女子もそれをパレオっぽく身に着ける事は許可されている
もちろんふたなりっ娘でも何故か隠すことなく
くっきりさせてる子もいるし
ふたなりみたいな格好出来る訳ないじゃん!と
パレオ巻き断固拒否な普通女子もいるという形にすればどうかな
176 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 01:10:15 ID:x5f4PVoZ
パンツもふたなり用のじゃないと苦しくてかわいそうなんじゃないか?
女子校ではいくら楽だからと言って女の子がトランクスを穿くんじゃない!
と言われたりしてるかも?
逆にええとこのお嬢様はおちんちんが目立たないように
ガードルのような感じのきついのを穿かされたりとかw
177 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 06:46:38 ID:On8Wcxnp
そろそろブリーフを履くふたなりっ娘(非ボーイッシュ)が出てきてもいいと思うんだ
いや、履かされるってのもいいな

「あなたそのショーツじゃ苦しいでしょ?いいものを用意してあるの」

「こ、これって男の人の…!や、やだよぅ…」

「…あら?あなた、私の好意を踏みにじるつもり?いいのよ?あなたの身体のことバラしても」

「だ、だめ!それは絶対だめぇ!」

「じゃあ履きなさい!あなたならきっと似合うわ♪ウフフ」

「〜〜〜〜〜〜」






みたいな






予断だがウチの中学は何故かトランクス禁止だった
178 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 09:12:18 ID:bystrH/6
ふたなりっ娘はちんこをしめつけるといけないという理由で
パンツの類はハガキの半分サイズの極小エプロン以下禁止の世界

水着のときも同様なので常にお尻丸出し
「せめてお尻のほうにも同じ布をもう一枚…」と懇願されようとガン無視
「いっそ何もつけなくても同じでは?」という意見もガン無視

ちょっと動いただけでちんこがのぞいたり
ボッキすると布が持ち上がってちんこもまんこも丸出しになるけれど
「ふたなりっ娘はちんこをしめつけるといけない」の一点ばりで問題視されない


ふたなりっ娘内でもこの格好を好むものも着ただけで恥ずかしボッキしちゃうものもおり
賛否両論だがおかまいなく一律で義務付け。
179 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 09:12:51 ID:bystrH/6
×→極小エプロン以下禁止の世界
〇→極小エプロン以外禁止の世界
180 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 18:50:03 ID:mC4korC5
理由が理由だけに
男もそれでないとおかしいよな
そんな世界マジで見たくないわ
181 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 21:40:47 ID:7ViZ+88f
>>180
ふた娘のナニが基本的に超絶敏感でスクミズを着るだけで
普通の感度でも二回、敏感だと五回以上射精してしまう
とかにすれば良いのでは?
182 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 22:57:55 ID:mC4korC5
もう説明しようとするな
アホらしい
その方がエロいからそうする!って言ってくれた方がスッキリするわ
183 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 23:05:58 ID:zYSjtSyB
ガン無視を2回連呼してる時点でそれぐらい気付けよ
184 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 23:10:35 ID:mC4korC5
差別がまかり通る世界観が大嫌いなんでな
何とかしてケチをつけたくなるんだ
185 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/07(火) 23:32:27 ID:On8Wcxnp
こういう人がいるから作品が投下しにくくなるんだろうなって思った
186 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 00:06:50 ID:Qtd8lrdo
ふたなりスレで、更に
ふたなりっ娘はちんこをしめつけるといけないという理由
とふたなりに対象を限定してるのに

わざわざ男のことなんか考えて一人でガッカリする誰得かまってちゃんはNG登録で。
187 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 00:21:50 ID:Om6sukXq
伸びてるから投下あったのかと思ったらよく分からない理由で厨が暴れてたでござる
188 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 01:09:28 ID:MtAMvTfe
ふたなりで時代モノにするとしたら
やっぱふたなりもノーパンなのか
ふんどしだとライン出て不恰好だし
でも和服男装ふたなり娘も萌える・・・
189 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 02:19:39 ID:a498jC2t
股布に切れ目の入った股割れふんどしでいいじゃない
190 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 07:32:43 ID:Rk1ndh0B
ふたなりスレだから男の事は考えちゃいけないという決まりがあるのか?
同じ「ちんこを持つ者」として考えてはいけない理由は何?
何故ふたなりっ娘のちんこは男のちんことあまりにも違うものと考えなければいけない(例:>>181)のか?
理由が知りたいね
191 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 07:34:22 ID:2sc4K/Dg
単にキモいから。ふたなりに萌えるんであって男の事を考える必要が無いから。
別に一つの作品を創り上げる設定を考えてる訳じゃない雑談だから。
192 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 08:11:14 ID:AF6MvXdH
緻密な設定があるふたなり長編は歓迎
設定とか深く考えないふたなりSSも歓迎
だがエロもふたなりも出てこない設定議論には興味ない

まあスレタイで誤解する人も少なくないよな
ふたなりでエロパロ くらいでいいんじゃないの
193 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 08:13:40 ID:Rk1ndh0B
必要かどうかは関係ない
考えてはいけない理由を聞いている
考える人は考える必要があろうがなかろうが考えてしまうものなんだ
ふたなりのちんこは締め付けちゃいけないんだ
→え?じゃあ男のちんこはどうなの?男もふたなりと同じような格好させられるんじゃない?うわひでえ
そこまで考えが至らない奴はいい
でも現に考えてしまう奴もいるんだから
禁止するならそれなりの理由がないと従えない

一つの作品を創り上げる設定じゃないというのは本当につまらん逃げだな…
みんな自分の中にふたなりがいる世界についてのイメージを持ってここに来てるはずだろうに
ふたなりのちんこは男のより何倍も敏感なんだよ!って言ってしまったら
違うイメージを持って来ている人とぶつかるのは当たり前じゃないか?
ここが自作のイラストを披露する場所なら
「こんな衣装考えますた」「GJ!」「これはエロいwww」で済む話だと思うけど
ここは言葉で表現する場所なんだから
この人がこういう格好をしてるという事をあえて表現する事には理由があると考えるのが普通
それには全て自分が持ってるイメージの裏づけがある
衣装の話をするというのは雑談のつもりであってもそれぞれの世界観をぶつけ合う場所になってしまうんじゃないのかな
ふたなりが自分で着るものを選べない世界でいいと思ってる人は平気で>>178みたいな事を考えられるだろうが
そう思ってる人ばかりじゃないと今回のような事になる

>>185
>>178が雑談じゃなくSSを書いていれば「ああ、こいつの世界はこうなのねw」で受け入れたと思うよ
SSという形ならその人だけの世界で完結出来るんだから他人がどうこう言う場合じゃない
異論があればこっちの世界を表現する事で対抗するだけ
むしろ雑談ですらみんなが同意して一方しか向いてないのって気持ち悪いよ
何書いても「そうだよね」しか返ってこないんだぜw
194 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 09:28:54 ID:2sc4K/Dg
やだ、キモい……
195 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 13:14:07 ID:wCjo5TFO
こんなどうでもいい長文を投下するくらいなら、自分が納得いく世界観の作品を投下してほしいわ
196 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 17:33:43 ID:JZenV1yp
読まずにNG&透明あぼーんしますた
197 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 22:39:33 ID:Rk1ndh0B
>>178
時々はここに来るんだろ?
何でふたなりだというだけで着たくもない恥ずかしい衣服を身に着けなきゃいけないのか
ふたなりのちんこはしめつけちゃいけないっていうけど男のちんことどう違うのか
今度来た時でいいから説明してね
198 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 23:08:09 ID:MtAMvTfe
人がせっかく話題を変えようとしてるのにお前ときたら・・・
ムスコも性的魅力も劣るくせに理屈っぽくて声のでかい>>197
巨根エロエロどSのふたなり娘たちにいじめられてケツ掘られたり
公開全裸オナニーをさせられてスルーされたり凝視されたり
セックス見せ付けられてるのに射精制限されてたりとか妄想してればいいわけか
>>197は気が強いからいじめっこ達も大興奮だな
ちなみにいじめられる理由は「なんか気に食わないから」
いじめなんてそんなもんだろ?
いやいっそ>>197もふたなり娘にしてしまえばもっと萌えるな個人的には
妙に気が強くて理屈っぽいいじめられっこ・・・うんいける
199 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 23:13:45 ID:7MBMqsC3
ここに書き込んでるのは全員ふたなりってことでいいよ
200 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 23:14:32 ID:wCjo5TFO
自分やお前らがふたなりだと妄想する方がよっぽどガッカリするわwww
201 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/09(木) 04:26:08 ID:6ZEpDc5L
なんで妄想なのにわざわざ自分以外をガッカリキャラにするんだよ
いけ好かない書き込みばっかしてるけどすげーかわいいフタナリっ娘だとでも思っとけ
202 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/09(木) 05:01:00 ID:2bkGvxV/
もし>>197が理論派ふたなり委員長だとしたら
203 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/09(木) 08:34:26 ID:XEVV+5xo
理性ではセクロスは男女でするのが当然、
女性は男性に興味を持ってしかるべきと考えてても

視線はいつもふたなりっ娘のちんぽにくぎづけで
その矛盾を指摘されるとキレちゃういじられキャラ
204 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/09(木) 18:43:57 ID:5t6Mr6gp
久々に見たらなんかキモくて変なのが湧いてた。
205 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/10(金) 03:49:12 ID:ITkOYhQr
>>192
緻密な設定の長編って、このスレだとどんなんあったっけ…
ベル氏のお嬢様のとか?
206 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/10(金) 23:40:31 ID:Fk+i2hly
世界観の設定なら恋した惑星とか春日リコのやつとかかなぁ
緻密っていうか多少独特な世界設定だった


>>204
キモくて変なのなんていないよ?
いじめられ体質のふたなり委員長ならいるけど
メガネはガチ
207 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/11(土) 18:30:46 ID:UVGzHOzC
「荒らしを擬人化」で擬人化されとるぞW
208 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/11(土) 22:15:11 ID:411AzWib
>>207
向こうに挨拶しといたよ
教えてくれてありがとう

>>178
まだ来てないみたいだな
待ってるからな
209 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/11(土) 22:30:24 ID:VOPRL4Hr
SM板であったふたスレのまとめそういえば保存しといたからあげとく
ttp://www1.axfc.net/uploader/Li/so/38976
パスはfuta

読むときはindex.htmlを開いてくれ
210 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/07/13(月) 07:21:38 ID:cEd57GED
>>208
挨拶ってプ
211 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/13(月) 13:32:28 ID:dMzDLDDg
亀頭を交互に顔面になすりつけあうのがふたなり同士の朝の挨拶だったりしてほすい
212 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/13(月) 22:07:27 ID:EZsZOTM9
そこは兜合わせでいいんじゃなかろうか
213 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 04:32:13 ID:acF5rIRv
ともだちんこはもう挨拶とか礼儀を通り越して、ふたなり同士が会話する間は
ずっと亀頭をこすり合うのが自然なしぐさというとこまでいってほすい
214 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 04:56:53 ID:gQn/7FfE
で、憧れのお姉様に正対して何故か勃たなかったり
真性だったりで亀頭出せなくて焦ったりするんだな

逆に過敏なため一擦りで射精しちゃったり
215 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 08:08:58 ID:5s0PkapO
ふにゃちんでは相手に失礼と必死に立たせようとするけど
相手はふにゃちんカワイイとよろこんでたりしてな
216 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 08:18:33 ID:5s0PkapO
いちいち手で誘導したり目線を下ろしたりせず自然に亀頭を触れ合わせるのが大人っぽく、
下を向いてちんこに手を添えないとともだちんこできないのは子供っぽい、とされていて
ふにゃちんな娘が「どっちもムリ」と涙目でいると
やさしいお姉様がかがんで下からともだちんこしてくれる
かがめた膝がふにゃちんな娘のヒザにぶつからないようマヌケなガニマタ姿だが
お姉様は日頃のおこないがいいのでそれすら「優雅だわ……」と周囲はうっとり
217 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 08:19:06 ID:Rdk88AHK
それこそ色んな派閥がありそうだよな
バッキバキのちんぽ主義とふにゃちん主義とか。
各派閥にそれぞれお姉さま+構成員で日々エッチな派閥争いを繰り広げています、的な
218 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 11:14:42 ID:c5FBXc2I
ふにゃちん主義は「ボッキしてると下品」なのか?
ともだちんこもふにゃちんをプルプルさせながら
恥丘をこすりつけんばかりに接近してようやくともだちんこするのが普通なのかな

ふにゃちん主義なのにギンギンの朝勃ちがなかなかおさまらず涙目とか
ともだちんこの刺激で即ボッキしちゃったりとか

みんなの憧れのお姉様はいつもギン勃ちだけど、バッキバキ派もふにゃちん主義者も
わけへだてなく接してくれる懐の深い方

リリアンのヒザ下まであるロングスカートを
前だけたくし上げて勃起ちんぽの根本にひっかけた姿と
単に下半身まる出しとどっちがよいものか
219 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 11:31:36 ID:HPA9Dxpl
> リリアンのヒザ下まであるロングスカートを
> 前だけたくし上げて勃起ちんぽの根本にひっかけた姿
これはかなりぐっと来るものがある
220 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 11:49:30 ID:c5FBXc2I
上級生が下級生と特別な関係を結ぶ「ホール」という性奴もとい制度があり
指名された下級生は学業を免除され、文字通り上級生の性処理穴、オナホール妹として
求められれば即座に穴を差し出すべく上級生に付き添うことになる

なお、避妊の問題と、汁で校内をよごさないため、お嬢様学校だからなんとなく処女厳守
更には注いで頂いたザーメンをこぼすような失礼がないようにといった理由から
ホールが使ってもらうのは口かアヌス限定
(ただし婚約済みかつ双方の両親の許可をもらったふたなりカップルを除く)

通常はいくらホールとはいえ上級生が欲情しないかぎり単にそばにいるだけだが、
みんなの憧れのお姉様は異常なまでの絶倫で、
登校即ハメで放課後まで挿れっぱなしの正にオナホ扱い

授業中も食事中もおかまいなしの抜かず50発でザーメン出しまくり注ぎまくり、
トイレに行くのはホールのためで自分のおしっこすらホールの腸内に中出し
「〇〇、わたくしおしっこ致しますわ」「だ、だまってなさって下さい…聞かれちゃいましたよ」
「ごらんなすって、お姉様のご放尿顔、なんて哲学的な表情なのかしら」
「今日も沢山お出しになったのね、ホールのお腹があんなに膨れて」

すっかりボテ腹になったホールをハメっぱなしのハンデをものともせず
体育の授業でも大活躍のお姉さま。
「だっこひもがきつくはありません?」
「ひもよりおしりの中のお姉様の突き上げがすごくてイキっぱなしですう」

221 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 13:00:27 ID:c5FBXc2I
「いつも苦労をかけるわね」
「いえ、光栄です。私のことは穴と思って気がねなさらずにお使い下さい」
「この子ったらなんていじらしい……フルボッキしてしまいますわ」
「え、ちょ、まだ? お、お姉様、太すぎ…」

「まあごらんなすって、お姉様がフルボッキしておいでよ」
「あらあら、ホールのつま先がすっかり浮いて…なんて凛々しいおイチモツでしょう」
222 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 13:28:48 ID:c5FBXc2I
「ほら、しゃんとおボッキなさい、
ハメている間は貴方がわたくしの代わりにおともだちんこなさるのよ」
「も、もうふたなり前立腺突かれすぎのトコロテンしすぎでおちんぽに力が入りません〜」
「どうしましょう、みなさまに失礼にあたりますわ」
「そんな、私、がんばります、ああ、どうして立たないのぉ」
「うふふ、無理なさらないで。放課後までがんばったらわたくしのお尻を使わせてあげてもよくってよ」
「お、お姉様が『使う』だなんて下々の言葉を…」
「あらあら、現金なおちんちんですこと」
223 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 13:32:47 ID:c5FBXc2I
マリみて読んだことないからだんだんイメージが
けいおんのたくあんとあずにゃんになっていってしまうww
224 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 15:49:15 ID:xi6gFLqV
マリミテこんなんじゃないぞw
225 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 17:36:46 ID:Rdk88AHK
>>220
おっきした!是非書いてくれ
226 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 19:21:43 ID:XMlx3vGH
おボッキってあんびばれんつ以外で初めて見たわw
227 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 20:24:01 ID:SZRoUvXO
基本ギャグスレなのな
228 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 22:32:31 ID:Rdk88AHK
あー、前にも悲壮な感じのが見たいけど、流れ的にそういうのは排斥されてるのかね?
みたいな話が出てたけど、別にそういうわけでもない。
投下してみていいものだ、というのであれば別に選り好みはしないスタンスだから
賛同を得るためなら難しいけど、作品としてはどんとこい!だったはず
229 名前: 222 [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 23:27:54 ID:qQ+m3JCJ
玉なし派でアナル派な自分も、玉ありアナル無しのAmBiVaLenZが大好きであります
まさにアンビバレンツ
230 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/14(火) 23:40:37 ID:xi6gFLqV
フタが女の子を妊娠させて二人で子育てまでする話が読みたい自分は孕ませ属性なのかなやっぱ。
231 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/15(水) 17:51:47 ID:t5c3o5Wx
今期アニメのふたなり妄想
・うみものがたり 人魚はふたなりだった
・青い花 内気なのはふたなりのせい。
・うみねこが泣くころに ベアトリーチェが魔女でふたなり(てか、だれだよ、よくわからん。)
・化物語 ストーリーなんだかよくわからんw とりあえず登場人物ふたなりでいいや
・エレメントハンター アンドロイドのユノがふたなり。
・懺・さよなら絶望先生 ふたなり好きなんて絶望したー 絶望したー
・CANAAN 銃でバンバン打つのが普通の女の子・・なわけがない=つまりふたなり
・プリンセスラバー むしろラバーフェチ。エッチするときはラバー(ゴム)つけてね
・かなめも 新聞配りしながら
・ニードレス 変身できるイヴ・ノニンシュヴァンシュタンが、ふたなりにも変態可能
・宙のまにまに 宇宙観察をしながら、なぜか宇宙のパワーでふたなりになってしまい
・狼と香辛料2 ふたなりと精子の量ってかw 狼さんがふたなりでいいやもう
・GA 芸術科アートデザインクラス ふたなりの感性で素晴らしい芸術作品を作る話、だったらいいな
・東京マグニチュード8.0 大地震が発生し、生き残ったのはなぜかふたなりばかりの救助活動
・よくわかる現代魔法 よくわかるふたなり化魔法
・大正野球娘。 貞操観念がもっと強い大正時代、野球やるような彼女たちはふたなりだった。

ところで、ふたなりスレにくるお前らは、今期どんなアニメ見る?
232 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/15(水) 19:48:30 ID:jJO3et7s
ふたなり好き=アニメ好きって決め付けんな!
見られるものは全部見るってだけだ!
233 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/15(水) 23:55:11 ID:mLISeVE+
本スレが最初の方NEEDRESSだった神作品がアニメになんのか、そんなに面白くないのによくなったもんだ
234 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/16(木) 00:59:30 ID:/uDQAdxU
見られるものは片っ端から。いかに見逃さずに完走するかが問題だ
235 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/16(木) 05:38:44 ID:r1y8c+xH
>>233
日本語で
236 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/16(木) 15:14:01 ID:h3dDBsSm
>>235
本スレ(のスレタイ)が最初の方(NEEDLESSなのに)NEEDRESS(とかいう誤植)だった(今井)神(って漫画家が描いた)作品がアニメになんのか、(絵は下手じゃないけど)そんなに面白くない(作品な)のによく(アニメに)なったもんだ
237 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/17(金) 12:11:19 ID:XV5WREnK
もうさ、アニメもネタ切れなんだよね。
ふたなりもネタ切れだ・・・
238 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/17(金) 12:13:35 ID:GXX3wGjc
どっちもんなこたーない
239 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/17(金) 12:43:45 ID:svaRgQud
職人が来なくても
各自が自分の好みの妄想プロットを書いてくだけでもいいじゃんよう
240 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/17(金) 16:01:40 ID:kg2Fv5fX
個人的にはふたなりは、性質上ジャンルを限定しないで書く方が向いてると思ってる
そして同人・パロに向いてると思ってる

何故なら俺はギャップ萌えだからだ
その為には普通の女の子描写がしっかりしていればしっかりしているほどいい

オリジナルで徹頭徹尾ふたなりものだと、その点どうしても難が生じるが
同人・パロなら逆に、何もしなくても女の子として認識されてるから何も考えずに済む

という俺の趣味
いや結局は何でも食うんだけどね
241 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 01:24:47 ID:9l2skzHg
咲がふたなりで和のおっぱいでしたりもちろん中出し有りの妄想をしている
アニメ同人のふたなり率の高さは嬉しいな
242 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 01:33:58 ID:0lA80/DM
>>241
なんという俺ww

ただアニメのフタナリものってヒット率も低いんだよなあ。
咲はフタナリ自体少ないと思うし。
ストパンではTIAMATって所の芳佳とリーネが最高だったけど
ああいうのがいっぱい出て欲しい。
243 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 03:33:44 ID:ZdrvS/NF
貧乳はフタナリータス
なんてなw ちときついかw
244 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 07:17:02 ID:JZIZlHng
最近のアニメが分からないので、書くのも読むのもムズい。

同人では、昔の格ゲーキャラのやつとかは好きだけど。
245 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 09:21:06 ID:fjcuavzf
ふたなりキャミィなら大歓迎さ
246 名前: ダキニ様がみてる 1/4 [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 11:48:28 ID:vrv5/bX/
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
ダキニ様のお庭に集うふたなり乙女たちが、今日も涅槃を迎えたような無垢な
笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
両性を秘めた心身を包むのは、深い色の制服。スカートのプリーツは
乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくり歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、勃起してしまい前屈みに歩くといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。

私立マントラ女学園。
明治三十四年創立のこの学校は、もとは華族特有の濃い血の交わり故につくられたという、
伝統ある密教系ふたなりお嬢さま学校である。
東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、おいなり様に見守られ、
幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられるふたなり乙女の園。
時代は移り変わり、元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、
十八年通い続ければ温室育ちの純粋培養ふたなりお嬢さまが箱入りで出荷される、
という仕組みが未だに残っている貴重な学園である。

……ま、世間一般では単なる「名門御嬢様学校」って認識なんだけどね。
でも、私立マントラ女学園は実は、ふたなりだけの秘密の花園なんだ。
元々は、古い華族が近親結婚を繰り返した結果、突然変異で生まれたのがふたなり。
当然、家の名誉の為、ふたなりを隔離する学校が作られた……それが学園の始まり。
今では全国の名門名家の中から、生まれてきちゃったふたなりを集めてるんだ。
私? 私は福田兎己(ふくだ うみ)、マントラに今年から通う一年生。
容姿は平凡、かな? スタイルも普通だし……周りは美少女ばっかりで目立たない。
その筈なのに、どうして? どうしてこんなことになっちゃったのかな?
247 名前: ダキニ様がみてる 2/4 [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 11:49:01 ID:vrv5/bX/
 お弁当箱を空にして、口元をナプキンで拭う――それだけでも私は緊張してしまう。
 だって、みんなが見てるんだもの。
 視線が痛い……刺さる眼差しの矢文は「何故」と「どうして」のオンパレード。
 でもね、私のほうが聞きたいくらいなんだけどな。
 そりゃ、皆様そろって困惑なさるでしょうけど……私だって混乱してるんだからね。
 何故って、それは――
「兎己、もうお昼は済ませて? でしたら、わたくしについていらっしゃい」
 教室中の視線が、私から声のする入口へと一斉に向き直る。
 よく通る、澄んだお声は典雅な響き……私はときめきととまどいに立ち上がった。
 私を教室の外へと誘うのは、大河原真知子(おおがわら まちこ)様。
 この学園で憧れを集める、眉目秀麗な紅菊のつぼみ(ヌス・キネンシス・アン・ブゥトン)
 凛としたお姿の真知子様は、優雅な笑みで手を伸べてくる。
 私はおずおずと、その手を取って歩き出すしかない。
「兎己はもうわたくしのホールなんですもの。もっと堂々となさいな」
 ホールとは、このマントラ女学院に古くから伝わる伝統的な制度だ。
 上級生と下級生の間で結ばれる、姉妹を超えた奉仕と献身のちぎり。
 正直、真知子様が私なんかを選んでくれるなんて、まるで夢のような話なのだけど。
 私は今朝、それを伝えられた時からずっと悩んだ挙句……お断りしようと決めたのだ。

 私の手を引き、真知子様はお手洗いへと歩く。
 あくまで優雅に、しかし肩で風切り歩く姿もお美しく……連れられ歩く私は思わず恐縮してしまう。
 そんな私を気にもとめず、真知子様はお手洗いに入るなり個室を選んだ。
 逡巡する私の後に立ち、両肩にそっと手を置き微笑む真知子様。
 私はもう、身を強張らせて個室に脚を踏み入れるしかない……背後で鍵のかかる音。
「何も怖がる必要はなくてよ、兎己。さ、おかけなさいな」
 マントラ女学園のお手洗いは、個室が通常より倍以上広く作られている。
 瀟洒なタイルが並ぶ清潔感にあふれた空間は、とても用を足す場所とは思えない。
 便器の他にもホール用の小ざっぱりとした椅子が用意されており、私はそれに腰掛けた。
 目の前で真知子様も便器に腰掛けると、組んだ膝に頬杖をついて私を覗き込んでくる。
 その闇夜よりなお黒い、漆黒の瞳に見詰められて、私の鼓動は高鳴り呼吸が停止する。
 顔は真っ赤なのに頭は真っ白、でも言わなきゃ……勇気をだすのよ、私!
「あっ、あのっ、真知子様……」
「何かしら、兎己。嬉しいわ、初めてね。兎己から名前を呼んでくれるのは」
 真知子様が心底嬉しそうに笑うと、まるで花が咲いたように空気が和らいでゆく。
 上品な芳香剤が微かに香る中、私は何とか気持ちを伝えようと言葉を振り絞る。
「折角のお申し出、非常に嬉しいのですが……私、真知子様のホールにはなれません」
「あら、どうしてかしら?」
「だって、私はとりたてて可愛いわけでもないし」
「そんなことないわ、兎己。自分を過小評価してはダメよ」
 うう、やりにくいなぁ〜、真知子様の優しさに溺れそうになってしまう。
 でもダメ、真知子様に憧れてるからこそ……キチンとお断りしなければ。
 私は意を決して立ち上がると、スカートの前を捲り上げて裾を口にくわえた。
 真知子様は全く動じず、知的に輝く瞳を私の股間へ向けていた。
248 名前: ダキニ様がみてる 3/4 [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 11:49:33 ID:vrv5/bX/
「真知子様、私じゃダメなんです……あっ、あの……見てください、これ」
 私はショーツを両手で下げ、真知子様に自分の最大のコンプレックスをさらした。
 既に濡れそぼる花弁から光の糸を引いて、下着からぶるんと半勃ちの肉芽が零れる。
 真知子様が一瞬、息を飲む気配を感じて私はぎゅっと目をつぶった。
「こんな私じゃ、真知子様のホールになる資格、ないですっ」
 私は包茎……しかも真性包茎。
 それは私の卑屈な劣等感で、誰にも言わずにずっと秘めてきた。
 大きさは普通、だと思う……他の人のは見たことないけど。
 ただ、すっぽりと私の肉棒を覆う皮の余り具合たるや……は、恥ずかしいっ!
「まあ、兎己。あなた、こんなに皮を余らせて」
「私、こんなだから……真知子様のホールだなんて、とてもじゃない――」
 不意に私は、痺れるような感覚に身を仰け反らせて言葉を飲み込んだ。
 真知子様がじかに、その白い手で私自身に触れてきたのだ。
「そんなことはなくてよ、兎己。可愛いわ、わたくしきっと好きになれそう」
 真知子様の手の中で、どんどん充血して肥大化する私の包茎おちんちん。
 三擦り半と待たずに、私はフル勃起……ただ震えながら、両の拳を固く握って立ち尽くす。
「ふふ、立派よ兎己。でも、勃ってもかぶったままなのね」
「は、はい……こんなだらしない私じゃ、真知子様のホールは、ひぅ!?」
 便器の上で優雅に脚を組み替えると、真知子様は人差し指を私の先端へとあてがう。
 そのまま、透明な粘液が溢れ始めた皮の中へと、そっと指先をさしいれてくる。
 私は押し寄せる快楽に崩れ落ちそうになり、内股気味に必死で脚に力をこめた。
「まっ、真知子様っ、そ、それは……んっ、らめっ、内側らめぇぇぇ」
 皮と亀頭の間を、真知子様の指がぐりゅぐりゅとうごめく。
 その度に愉悦の声を上げて、私はガクガクと膝を笑わせるしかなかった。
 そんな、酷い……真知子様、そんなにしたら私……
 必死で込み上げる射精感を堪えていると、糸を引いて真知子様の指が引き抜かれた。
「兎己、綺麗にしてるのね……もっときつい匂いを期待していたのに、残念」
 真知子様は、びっしょりと濡れてふやけた人差し指に桜色の唇を寄せて吸い付いた。
 私の先走る劣情の蜜を、丹念に口の中で味わいながら……真知子様は恍惚とした表情で微笑んだ。
「ちゃんと毎日、剥いて洗っているのでしょう?」
「は、はい……でも」
「では兎己、ホールであるあなたに命じます。今後は洗浄を禁止しますわ。よくて?」
「えっ、あ、あのっ、その前に真知子様、私はホールには……」
「皮が余ってるくらいなんです、わたくしは一向に構いませんわ。可愛らしいじゃない」
 そう言って便器から立ち上がると、真知子様は身を寄せ抱きしめてきた。
 思わず潤んだ瞳で見上げれば、すぐ目の前の御尊顔との距離が徐々に縮まる。
 私は重ねられた唇の甘さにとろけてしまい、差し入れられた舌に夢中で舌を絡めた。
249 名前: ダキニ様がみてる 4/4 [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 11:50:04 ID:vrv5/bX/
 濃厚なキスは、昼休みの終わりを告げる予鈴が響いても続いた。
 真知子様は意外に大胆で、貪るように私の唇を吸い続ける。
 私は夢のような一時に酔いしれて、鼻を鳴らしながら真知子様の唾液をすすり続けた。
「……ぁ、真知子様」
「素敵よ、やっぱりあなたをホールにしてよかった。さ、そのままおかけなさい」
 私は真知子様の唇が離れると、名残惜しさを前面に押し出してしまった……はしたない。
 しかし真知子様は構わず、私に再度椅子に座るように促した。
 言われるままに腰掛ければ、真知子様の柔らかな両手が私の両膝を包む。
 そのまま身を委ねて私は、大きく脚を開いてその間に屈む真知子様を迎えた。
「あっ、あの……真知子様、それ以上は……」
「あら、嫌?」
「いえっ、その……」
「ふふ、素直におなりなさいな。わたくしの可愛い兎己」
 血管が浮き出て脈動する私の屹立を、真知子様は両手で愛おしげに包んで頬擦りをしてくる。
 こんなこと、いけないのに……私なんかが真知子様と、でも抗えない。
 真知子様がちろりと舌先で、私の皮に埋まった尿道口を探り当てて舐める。
 上目遣いで私を見上げながら、わざと音を立てて丹念にねぶる真知子様。
「さあ兎己、わたくしがお口で剥いてあげますわ。いいこと? 今後は一人で剥いちゃダメ」
 私はただもう、真っ赤になって小さく頷くしかない。
 真知子様は満足気に微笑まれると、今にも爆発寸前の私のペニスを頬張った。
 一度奥の奥まで飲み込み、蕾のような唇をすぼめて締め上げ、激しくしごく。
 私が袖を噛んで嬌声を堪えると、真知子様は余りに余った包皮を甘噛みした。
「あっ、そ、それダメ……」
「兎己、あなた皮オナニーしてるわね? そうでしょ、正直におっしゃい」
「は、はい……ま、毎日、してます」
「やっぱり。だからほら、こんなに伸びるわ。本当にだらしないおちんちんね」
 真知子様がそのお口で、私の包皮をもてあそぶ。
 次第に真知子様の舌使いは激しくなり、皮と亀頭の間でまるで別のイキモノのようにうごめいた。
 私はもう、込み上げる快感に身を震わせ、気付けば荒い息でよだれをたらしていた。
 気付けば真知子様は、私の皮を口で全部剥いてしまった。
 普段は隠れている亀頭が露出し、粘液に濡れて光る。
「兎己、私のホールにおなりなさいな。いいこと? もうこれは決まったことなの」
「は、はい……私で、真知子様の、お役に立てるなら」
 よろしい、と微笑む真知子様の手が、にちゃにちゃと音を立てて私の竿を擦る。
 私は呆けた顔で声も露に、真知子様の顔へとありったけの精を迸らせてしまった。
 ああ、どうしよう……こんな失礼な、私なんかが真知子様に……
「さあ、次はわたくしを気持ちよくしてちょうだい。よくて?」
 そう言って真知子様が立ち上がると、私の前に腰を突き出してスカートをたくし上げる。
 黒いレースを隆々と盛り上げる膨らみをみれば、もう私は頷くしかなかった。
 ――こうして私は、真知子様のホールになってしまった。
250 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 12:00:56 ID:wt0nQh8p
保守乙
251 名前: 220 [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 13:33:33 ID:pZCMEX6B
>>246
感謝の極み'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァていうかいろいろがんばりすぎすぐるww
ダキニ様みてっいやらしいふたなりっ娘たちの奔放な性を視姦してっ(;´Д`)ハァハァ

朝からスーパー賢者タイムのふたなりっ娘たち(;´Д`)ハァハァ
きっとみんな登校中に何本か抜いてきてるにちがいない

タントラの授業ではダキニ様との性交を妄想しながらオナったりするのかな
立川流(;´Д`)ハァハァ

真知子様のおちんぽが姿を現す前におわっちゃうのが悩ましい!
252 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/18(土) 15:26:14 ID:k+YVLklr
>>246
タイトルと
>今日も涅槃を迎えたような無垢な笑顔で
に吹いてそれ以降内容が頭に入ってこないwwwww
253 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/19(日) 05:24:26 ID:faNNLfLO
「ごきげんよう」 「ごきげんよう」

さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
ヘルマプロディートス様のお庭に集うふたなり乙女達が、
今日も天使のような無垢な笑顔で、肉棒の先をなすり合う。

衰えを知らないお心身を包むのは、深い色の制服。
たくし上げたスカートが下がらないように、桃色の亀頭は隠さないように、
隆々と勃起して歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、おちんぽを萎えさせてスカートの前をずり落とすなどといった、
はしたない生徒など存在していようはずもない。


ついともだちんこさせたくなってやった。今は反省している
254 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 00:57:51 ID:s8qlm1pk
兎己ちゃん可愛い!

>私は包茎……しかも真性包茎。
>気付けば真知子様は、私の皮を口で全部剥いてしまった。
でも真性包茎ならおちんちんは剥けなくてよ。
ホールになる前はオナニーの経験も全く無いのが本当のお嬢様ですよ。
自然に剥けることは少なく、オナニーするために自分で剥く場合が
ほとんどなんですからねっ。

ひょとすると
>「さあ、次はわたくしを気持ちよくしてちょうだい。よくて?」
真の真性包茎は真知子様では?
真知子様がホールだった頃、包皮輪も狭く、亀頭を触ることは出来なくても
先輩に気持ちよくしてもらったのでしょう。
さあ、今度は兎己が真知子様を気持ちよくしてあげるのですよ。
255 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 07:18:34 ID:2dbfzCot
こういう自分の知的優位を誇示するようなツッコミレスがあると
他の職人もウザがって来なくなることが多いことがわからない残念な子来ちゃった
256 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 11:16:00 ID:MHdxzG/T
嫌なら限界まで突き詰めたものを書き込めよ
突っ込みどころがあるから突っ込まれるんだろうが
257 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 12:31:08 ID:TBVze3Fn
このスレ的には突っ込むモノがあるから突っ込むんだ
258 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/20(月) 19:25:21 ID:s8qlm1pk
作者さんよ、254は可能性のある並列世界だと思ってくれればそれで良いよ。
259 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/23(木) 21:47:15 ID:B2Mh8lEK
>>257
突っ込みながら突っ込まれるのが気持ちいいのよ、ふふっ
260 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/24(金) 00:10:00 ID:FbjQRdAL
>>259
奥が深いですな
261 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/24(金) 07:03:56 ID:NoHbbdJW
ちょっと前に偶然ふたなりスタリオンなる文献を見つけたのだけども未完(ネタ出しのみ?)みたいなんだけど
これがえらくツボなんだ
転載しちゃっても大丈夫かな?大分前のスレみたいだけど自分の力では保管しきれない
出来れば神に続きを保管していただきたい
262 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/24(金) 07:43:36 ID:Pnydu+1G
書き下ろし完全新作のみ受け付けます
263 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/24(金) 19:49:50 ID:kP4lqAVr
>>261
とりあえず貼ってみ
264 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/25(土) 06:24:05 ID:eSAi0BH7
脳と卵巣があるはずの所に精巣がある以外はふたなりっ娘の姿をした男の子はここではあり?
265 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/25(土) 06:39:32 ID:MLJMJZaR
脳まで精巣になってるのか・・・
266 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/25(土) 07:03:45 ID:95DBufr6
そもそも女の子を見てボッキするような
ふたなりっ娘たちの脳の性別を男女どちらかに決めようだなんて
おこがましいと思わんかね…
267 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/25(土) 07:25:12 ID:5hH1HZFk
男を見て勃起する男もいるし女を見て濡れる女もいる
そんな世界で脳で性別を決定するなど愚かしい事だと思わんかね
268 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/25(土) 07:31:31 ID:weRSiH9y
>>264
よく分からん
どういうんだそれは
269 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/07/25(土) 09:50:05 ID:I5Ig+8UK
女性は子宮でものを考えると言うし、精巣で考えるふたなりっ娘がいてもおかしくないよ

ないよ!
270 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/25(土) 09:56:56 ID:Ow/RLbaF
採用
271 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 04:40:02 ID:EwvtV8f/
競馬ならぬ競フタとでもいったところだろうか
人間が走るにはキツい500〜2800といったコースは直線での300メートルほどに置き換えられ
各自パドックに納められた12人のふたなり美少女達が合図と共に芝生のコースに走り出る
その全員がシューズ以外の何も身に着けていないあられもない姿でありながら
一部の美少女は競走馬が装飾をつけるように自身の陰茎や乳輪にリボンなんかをあしらって
みな一様に陰茎や乳房を勢い良く上下に弾ませながらゴールへ向かって全力疾走を開始する
彼女達を勝利へと駆り立てるのはレース前数日から数ヶ月にわたって制限されてきたその性欲
ペニスとヴァギナを覆う用に据え付けられた貞操帯のせいで長い間刺激を与えることすら許されず
しかし調教師の手によってひたすら性感と性的欲求を高めることを強要されてきた彼女達は
レース上位入賞者にのみ与えられる「ふたなり美少女による性欲発散奉仕」という景品に夢中になる
景品のランクは順位付けされ「ふたなり美少女との直接的な性交渉」のような至福の一時から
「オナニー3こすり半まで」などの返って生殺しになるような下位賞まで様々な段階にわけられている
そしてレース自体を放棄し他の出走娘に襲い掛ったり、あるいは自慰にふけろうとする者が出ないよう
トラックに広くふたなり監視員を大勢配置し、レース放棄者にただちに貞操帯を装着しにいけるよう
万全の体制がとられており、また放棄者にはペナルティとして連続寸止め地獄も用意されている
そのためふたなり美少女達はひたすら景品を目指して陰茎を振り回しながら走るしかない
そして入場料を払い競フタを観戦にきた多くのふたなり美少女達もレースの予想などするハズもなく
その淫猥な恥辱に塗れた競争を舐め回す様に視姦しながらあるものは激しく陰茎をさすりあげ
あるものは初対面ながらも隣席に座ったふたなり美少女同士でくんずほぐれつの和姦をはじめたりする
そうしてトラックに放出される大量の精液は見事一位でゴールしたふたなり美少女に向かって
栄光の勝利の美酒であるかのようにふりそそぎ、その性的興奮がより一層際立ったところで景品授与
ふたなりスタリオン転載

といった輝かしい勝利の裏ではペナルティを知らされていることにも関わらず
眼前を走るややぽちゃっとしたふたなり美少女のたわわにゆさぶられるお尻の肉に夢中になってしまい
つい我を失って後ろから組み倒して挿入してしまおうとしていたロリフタナリ美少女が
ぽちゃふたなり美少女のお尻のお肉に竿を突き立てんとする瞬間に監視員に抑えられ
その場で我に返るも時すでに遅く、監視員の連続寸止め攻撃に哀願の叫びを上げ泣き叫んでいたり
お嬢様ふたなり美少女がコース半ばで陰茎に手を触れなかったのに外気にさらされた刺激や
根元から揺れ動き与えられる刺激だけで手淫せずに絶頂をむかえてしまい精液を撒き散らせてしまい
監視員の目の前でごめんなさいと泣きじゃくりながら腰砕けになって動けなくなってしまっていたりする
そんな見所たくさんの夢のようなふたなり美少女競馬、いつか実現させたいと思っているので応援お願いします
272 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 04:41:02 ID:EwvtV8f/
変な位置に転載の文字打っちゃった・・・。

ちなみに… まず競走馬ではなくふたなり美少女をレースさせるにあたって距離は200程度の短距離
おおぶりな乳房をはずませながら走る娘から平面の胸を曝け出す娘までいる中で
共通してその全員が大なり小なりの陰茎を大きく振り回しながらゴールめがけて全力疾走
馬であれば目的はただ走ることであればいいがふたなりであることを考慮して
景品として1着にふたなり娘のマンコ、2着にふたなり美少女の口腔奉仕、3位にオナホ
そして以下順位に従って手淫を許可される時間を与えられるのである
娘達の競争意欲を高めるために普段からふたなり牧場においては定期的に性処理を施し
レースが近づくにつれてその頻度を減少、あるいは完全に封印することで性欲を募らせる
また管理外の時間に性欲を発散させないために日常的に貞操帯を装着させておく
調教師の技術により日々その淫乱度を高められたふたなり美少女達はレースを迎える
そうして開かれるパドック、外される貞操帯、走り出すふたなり美少女
監視員はトラック内にくまなく配置されておりレースを放棄し自慰にふけったり
他のふたなり娘を襲おうものなら捕縛され妙絶なテクニックによる寸止め地獄を味合わされ
参加は必至となる ゴールでお尻をふりながら待つふたなり美少女めがけて直走るしかない
恥も外聞もなく限界まで膨れ上がった陰茎を勢いよく振り回し上気した顔で走る乙女達
中にはその状況に耐え切れず不本意なまま触れずして中途半端な射精をおえてしまうものさえ
乳房、臀部、陰茎を大きく揺らしながらゴールまでたどり着き判定がなされ景品のもとへ
順位が確定されたものから溜まりに溜まった欲望を撒き散らす至福のご褒美タイムが始まる
1着のものは走り終えた疲労をもろともせず美少女の背中に覆いかぶさるように挿入し
2着のものはまた別のふたなり美少女による口腔奉仕に身を悶えさせる
3着のものにはオナホールがあたえられ、以下の娘共々指定された時間内で必至に陰茎を擦る
しかし十分な射精を行える者はいいとして手淫の最中に与えられた時間がなくなった者達
彼女達は絶頂の一歩手前であろうと時間と共に容赦なく再び貞操帯を装着されることになる
くわえてなまじ他の娘達の性交や手淫を目の当たりにしてのお預けということになる
中には半狂乱になりながら「逝がせてえええ!!!!逝がせてくだしゃいいいいい!!!!」
などと叫びながら涙を流し貞操帯の上から必至に陰茎に刺激を与えようとする者も出てくることになる
そうしてレースが繰り返されるうちにふたなり美少女も引退を迎えることとなるのだが
多くの娘がちんぽみるく牧場やふたなり騎乗体験、あるいは普通の社会に戻っていく中で
常勝を連ねた強者にはその子種を後世に残すことを目的とし好きなだけ種付けを行える天国が待っている
私はそういう光景をこの生涯において一度目に焼き付けたいと切に願うものである っていうバージョンもあるんだよ
273 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 07:08:36 ID:TLXdrnjU
家畜以下だな
さぞ自殺が多いだろうて
274 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 09:39:21 ID:BBuvgona
後生ですからそんな身も蓋も無いこと言わないでください><
275 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 22:50:06 ID:E+wtpQga
一方俺は乗馬倶楽部に入って馬並みふたなり少女に乗ったり乗られたり
276 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 23:42:20 ID:RXfZr+eI
>>266-268
姿はふたなりっ娘だが、生殖能力やものの考え方は男性のもの、
性同一性障害ではなくれっきとした男性。
子供の頃興味を持つものなんかも普通の男の子と同じ。
で、ふたなり女性と違い極端に人口割合は少ない。
そんなマイノリティーの悲哀ってやつを堪能しようじゃないか。

服装はどうなんだ?
着替えや風呂は?
どっちでも問題だろうから、きっと更衣室も風呂もどっちも入れず別室行きさ。
男女どちらからおっぱいを触られても文句言えず、女の子のおっぱい
触ったらビンタされる、そんなもんさ、きっと。
277 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/27(月) 23:52:13 ID:TLXdrnjU
卵巣がないのに胸がふくらむってどうよw
エストロゲン足りるのか?
そういうのは胸もふくらまず男に近い体になるだろうな
本人も自分が男だと思うだろうしスカートなんか穿かないよな
それって
ペニスがある女性じゃなくてマンコがついてる男じゃないのかと言いたいが我慢する
278 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 01:35:16 ID:Yt+YJN2l
言ってる言ってryw
ついてるのがあたりまえでそういう世界観ってのもいいが
突拍子もない事柄から生えちゃったってのが好きだ
恥じらいやら焦りなどで女の子らしい感情表現があれば尚良し
279 名前: 流れSS書き ◆63./UvvAX. [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 01:58:46 ID:qsTVyWsb
思い付いたネタで短編を投下
なにぶん、このジャンル(?)で書くのは初めてなので細かい部分などはご容赦頂けると嬉しいっす
280 名前: オトコノコ [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 02:00:05 ID:qsTVyWsb
 二人の少女が他に人気のない学校の廊下を体操着姿で駆け抜けてゆく。
 「ぐすっ。ごめん、ごめんね早希ぃ……」
 「ううん、みっくんは全然悪くないんだから謝らなくて良いんだよ。それに私はみっく
んの彼女なんだから……ね?」
 身長150センチ足らずで中学生と間違われそうなツインテールの少女、早希が、18
0センチ近くて成人女性並みの発育ぶりでポニーテールを結った美奈の手を引いて走る様
子は、大勢が行き交う休憩時間であれば奇異の視線を集めたことだろうが、幸いにして授
業中である今は誰の目にも留まらない。
 「さ、こっちだよ。もう大丈夫だから」
 二人が駆け込んだ先は、この時間なら誰もいないであろう一階の職員用トイレ。中の個
室の扉が全て開放されていることを確認した早希は、もう一度廊下に目撃者が居ないこと
を確かめてから美奈を個室の一つに押し込んだ。
 「じゃあ脱がすからね、みっくん? ジッとしててね?」
 何処から見ても不自然なほど股間が盛り上がったブルマーをパンツと一緒に引き下ろす
と、もしも美奈が男性なら相応しいと言える程の大きさを持つ仮性包茎のイチモツが半勃
ち状態で現れた。と同時に男性器特有の饐えた匂いと少女独特の甘酸っぱい汗の香りとが
混ざり合って二人を包み込む。
 「も、もう、しょうがないなぁみっくんは?」
 「ぐすっ……」
 早希がおどけて見せても美奈の涙は止まらない。
 「相原でしょ? あいつってば、わざとサイズが合わないの(体操着)を着て男子を誘
惑してるんだよ? みっくんのほうが背が高くて胸もお尻も大きいからって、やり方がイ
ヤラシイっていうか、あざといよねぇ?」
 「で、でもボク、美奈がいるのに……相原さんで……興奮して……」
 「やぁーだなぁもぉ。そんなの全然気にしてないってば。それに他の男子見た? あん
な下品なポーズで目の色変えて、きっと全員フル勃起だね、うん! それに比べて、みっ
くんは半分も硬くしてないし、皮だって被ったままだよ? 男の子なんだし、ちょっと反
応するくらいはしょうがないよぉ」
281 名前: オトコノコ [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 02:00:52 ID:qsTVyWsb
 「で、でも……」
 「ね、みっくん?」
 「うん……」
 「ほらっ!」
 場違いなほど明るい掛け声とともに早希が上着を脱ぎ捨てると、そこにはライトグリー
ンのスポーツブラに包まれた、ささやかな膨らみが。
 「あ……!」
 が、そんな控え目な下着越しの乳房を見ただけで、美奈のペニスはビクビクと脈打ちな
がら一気に体積を増した。
 「えへへへっ」と心から嬉しそうに笑う早希「そんなに大きくしてくれるなんて嬉しい
なぁ。でも相原の胸より、こんな小さなオッパイに反応するなんて、みっくんってば実は
ロリコン?」
 「ち、違うよ! 早希のだから……」
 「うんうん、わかってるって。みっくんが本当にコーフンするのは、私の体だけなんだ
よね?」
 ぷちっ、と悪戯っぽい笑みのまま背中のホックを外してブラを脱ぐと、ほんのりと桜色
に染まったなだらかなバストが全て露わになる。その中心、普段は陥没している米粒のよ
うな乳首も美奈の興奮にあてられてか僅かに顔を出している。
 「……どう?」
 「か、可愛い。凄く可愛い!」
 いつの間にか涙も乾き、美奈の顔には女性への性的な渇望がありありと浮かび上がって
いる。そして股間で爆発寸前にまで膨張した彼女の分身も。
 「じゃあ、シてあげるね、みっくん?」
 うっとりとした表情で美奈の前に跪いた早希が、目の前で透明な粘液を垂れ流す肉棒を
躊躇もなく両手で包み、慣れた動きでリズミカルに扱き始める。
282 名前: オトコノコ [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 02:01:18 ID:qsTVyWsb
 「う……あ……!」
 「ほらぁ、駄目だよ、みっくん。私がエッチな格好でオチンチン擦ってるの、ちゃんと
見て欲しいの」
 弱点を知り尽くした責めに翻弄され目を瞑ってしまった美奈に、早希は猫なで声で視姦
を催促する。
 「で、でも……」
 「私のオッパイ見て? その所為で、すぐにイッちゃっても笑ったりしないから。私の
裸を見ながら私の手コキで気持ち良くなってくれるんだから、平気だよ?」
 「う、うん。わかった……」
 促されるまま早希の柔らかい髪に両手を添えて下を覗き込む美奈。重くて揺れて本当に
邪魔でしかない自分の乳房越しに、ビンビンになっている自分のペニスと、顔に我慢汁を
浴びながら一生懸命に奉仕してくれている早希の顔。そしてその下には、うっすらと汗を
かき仄かな輝きを放つ恋人の裸の胸が。
 「あ……ぐ! 早希……ボク、もう……!」
 そんなビジュアルだけで、美奈は限界に達した。下腹部に生まれた熱い固まりが美奈の
意志を無視して尿道を押し広げ一気に出口へと殺到してゆく。
 「うん! いいよ、みっくん、全部ちょうだい!」
 真っ赤に腫れ上がった亀頭を早希が口に含むのと、美奈の劣情が暴発するのは殆ど同時
だった。半ば本能的に腰を突き込まれ顔を引き寄せられた早希は目を点にしながらも、恋
人の粘ついた子種を必死に嚥下してゆく。次々と注ぎ込まれる白濁液に咽せそうだからで
も後始末の心配でもなく、勿体ないから。美奈の精子が自分の内臓で消化され血と一緒に
体の隅々まで行き渡り自分の血肉に染み込んでいく様に子宮を震わせながら、自ら吸い上
げて貧欲に呑み続ける。
283 名前: オトコノコ [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 02:01:50 ID:qsTVyWsb
 「みっくん、相変わらず絶倫だぁ。半日でこんなに溜める、普通?」
 美奈の射精が終わるまで吸い付き、すっかり大人しくなった男性器に付着した分まで残
らず舐め取った早希が、自分の唇に付着した分まで美味しそうに舐めながら得意げな顔で
笑う。美奈を見上げる瞳は、ご馳走を心ゆくまで堪能して満足した雌らしい淫蕩な色で塗
れ光っている。
 「うぅ、ごめん……」
 「だぁ〜め、こればっかりは謝っても許さないんだも〜ん!」
 今度は別の意味で困っている美奈の顔を楽しそうに眺めながら下着と付け体操着を整え
る早希。美奈も脱がされたブルマーを履き直してる。
 「で、でも……」
 二人の身長差は約30センチ。バストの差も10センチ以上。でも誕生日だけは、早希
の方がちょっとだけ上。だから美奈は早希には永遠に敵わない。
 「責任とって、お嫁さんにしてくれないと一生恨む。みっくんのこと、死ぬまでストー
キングして邪魔な女は全員刺しちゃうの。恋する女の子の執念は凄いよぉ〜?」
 「ぼ、ボク、よくわかんない……かも……」
 「そりゃ、みっくんは私の彼氏でオトコノコだかんね、誰がなんと言おうと!」
 「う、うん。そうだね……」
 うっすらと、美奈の顔に笑みが浮かぶ。
 「じゃ、今度こそ本当に保健室行こっか。ちゃんとお腹が痛いですってお芝居しないと
駄目だぞ〜?」
 「う、うん……」
 「えへへっ。ほんとにしょうがないなぁ、みっくんは?」
 再び手を繋ぎ、二人の少女は夏の日差しが差し込む明るい廊下へと駆け出していった。
284 名前: 流れSS書き ◆63./UvvAX. [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 02:04:29 ID:qsTVyWsb
以上です、失礼いたしました。
285 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 02:28:26 ID:ICjaG3sP
ど、どうしてフェラどまりなんだ!
どうして子作りまで書かないんだ!!
286 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 09:11:00 ID:zNSRaLN9
授業中だからさ…
287 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 20:32:31 ID:SSbBgWg7
ふたなりはちんぽのついた女の子なのかおっぱいと膣のある男の子なのか。
ふたなり美少女だと言うからには女の子なのだろうと安易に決めつける人間がいるが、
彼女らを美少女という枠にはめ込むことは、むしろ可能性を狭めることにはならないか。
彼女らが美しいことはこのスレの諸兄に説明するまでもないが、少女であるかどうかは、
彼女と我々が止揚していかなければならない永遠のテーマであり、
この葛藤にこそ彼女らの本当の魅力が秘められているように思える。
288 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 20:36:27 ID:uOQ6H2U1
女性にペニスがある世界
289 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 20:40:18 ID:8bNBHhiD
>>287
スレタイ嫁よ低脳
290 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 20:55:42 ID:Xh0+c/7h
男だったのにある日突然ふたなりっ娘になるとかでもないかぎり
ボクっ娘かそうでないかの差でしかなくねと思う

それよかふたなりっ娘はノーマル女性とふたなり女性のどちらに対し
より欲情することにした方が(;´Д`)ハァハァできるか妄想してる方が楽しい(;´Д`)ハァハァ
291 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/28(火) 21:54:25 ID:ICjaG3sP
男が女になるのは女体化だろ。
292 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:14:37 ID:JVQnckIl
オリジナル。
ふたなりが当たり前ではない、ふた×女の子。

ああ、まただ。
むくりむくりと、私のスカートの中に血が集まってくる。私の一部
分が私を貫き、私から抜け出そうともがいている。
だって仕様がないじゃないか。
月野ちゃんは、すごくかわいい。
墨汁をすっと流したような黒髪に、日差しに透き通りそうなくらい
白い肌。体はやせっぽっちで背も私より頭半分は低いのに、いつも元
気良くそこら中を跳ね回ってる。
そんな彼女が、くりくりとかわいらしい瞳で、両手を頬に当てて、
私を見てくれている。
「あはは。またピクってなったあ。やらしー」
机の上ではしたなく両足を広げ、スカートをたくし上げる私を見て
くれている。
私の水色のボーダーのパンツが内側から持ち上がり、いやらしい等
高線を描いているのを眺めてくれている。
「よーちゃん。私の約束、ちゃんと守ってくれた?」
月野ちゃんは私の足の間に屈んで、楽しそうに目を細めている。彼
女がその状態で喋ると私の頂点に息がかかり、意志とは関係なしに背
筋が震える。
「あ、当たり前だよ……ちゃんと、守ってたよ」
私は体の内側から上る熱を抑えて、できるだけ冷静になろうとした。
こんなことで月野ちゃんは私を嫌いにならないだろうけれど、今日こ
の日、今の今まで押さえ付けていた衝動を月野ちゃんに知られるのは
恥ずかしかったから。
「本当? しこしこしてない? えっちな本とかビデオ見たり、えっ
ちな想像しておちんちん固くして、右手や左手でしこしこ擦って、白
い汁をびゅっびゅって出したりしなかったの? ちゃんと我慢してた?
293 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:15:44 ID:JVQnckIl
おちんちん固くなってもえっちなビデオ見てもいいし、しこしこす
るのもいいけど、びゅっびゅってするのはちゃんと我慢できた?」
月野ちゃんは身振り手振りを交えて、極めて直接的な表現でわかり
やすく、私に確認した。
本当に、そんな動作すらもかわいい。
「し……してないよっ! 約束通り、一週間我慢したよ!」
私は首を降って、必死に否定した。約束を守らないと、この後の
『お遊び』もなくなってしまうのだから当然だ。
「あ、ぱんつの先がじわってなった。これって先走りって言うの?
本当、よーちゃんはえっちなんだねー」
「はうう!」
ちょんちょん。
月野ちゃんはパンツの上から、私の頂点を指先でつついた。たった
それだけでも、今の私にはすさまじい刺激となって脳に響く。私は
スカートの裾をにぎりしめることで、叫ぶ声をかろうじて堪えた。
「あ……ごめん。痛かった?」
そんな私に、月野ちゃんが上目遣いで尋ねてくるのだからたまらな
い。ああ、本当に、そんな目で見られるのは困るんだ。
「ううん。違うの。違うから……もう、いいでしょ?」
私は月野ちゃんに、涙声になりそうなのをこらえて懇願した。これ
以上今の状態が続くと、頭がどうにかなりそうだった。
「うん。約束は、守ってくれてるみたいだし」
そんな月野ちゃんの返事に口では答えず、私はそそくさとパンツと
スカートを脱いで下半身を表にした。
手で股間を隠すようなマネはしない。足を広げて、よりはっきりと
月野ちゃんに見てもらう。
私は月野ちゃんよりも胸がある。全体的に肉付きもある。太ってい
るのではないかといつも悩んでいるが、月野ちゃんは「やわらかくて
きもちいい」と褒めてくれた。
だが本当の問題は、私の股間からそそりたつ男性器だ。
念のため書いておくが、私は男ではない。とはいえ、男性器がある
294 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:17:31 ID:JVQnckIl
以上女の子であるとも言い張れない。例え、股間に『男の子』とは別
に『女の子』を持っていたとしても。
ふたなり。
私は、女の子の恰好をして、自分でも女の子だとは思っているが、
生物学的には男の子でも女の子でもなかった。
そして月野ちゃんは、そんな私の体の秘密を知る、ほとんど唯一の
人間だった。
「うわあ。いつもより太くない? 血管なんかすごい浮き出てるし、
先っぽから汁がじわじわって出てるよ!」
月野ちゃんは、最初から今まで、私を気持ち悪いとか汚いとか思わ
なかったそうだ。
この体の秘密を、よりによって親友の月野ちゃんに知られた私は、
比喩ではなく目の前がまっくらになった。しかし月野ちゃんは、実に
あっさりと、あっくなく、私を受け入れてくれた。
それ自体は、幸運なことだっただろう。
ただそれからが、私の想像を超えていた。
「ふふー。じゃあ、これから遊んであげる。一週間我慢した分、いっ
ぱい気持ち良くなってね?」
「ああ……!」
月野ちゃんのちっちゃくて白くて柔らかい指が、私に絡み付く。
そのまま彼女は、私を上下にシゴき始めた。
「ほーら。しこしこしこー♪」
目を輝かせて、楽しげに。
私の予想外の月野ちゃん。
見た目が幼いからと、私は月野ちゃんを誤解していた。彼女がえっ
ちなことには興味がないと、決め付けていた。
それは半分事実で、半分間違っていた。
月野ちゃんは、まだ彼氏を作るつもりはない。同じ女の子と喋る方
が楽しいと皆に公言している。
でもそれと、えっちなことに対する興味とは別だった。
月野ちゃんには興味があったのだ。男性の、性の部分に。
実際に男の子と付き合ったりする勇気はなくとも。
だから。親友である私に、女の子である私におちんちんがついてい
たのは、彼女にとっては行幸だった。
「それ、私にちょうだい」
295 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:19:37 ID:JVQnckIl
男の子じゃないから付き合わなくていい。親友だからいくらでも遊
べる。いいでしょう? 私も勉強して、ちゃんと気持ち良くなるようにするから。
月野ちゃんは、私にそう頼み込んで、私はそれを了解した。
私にとっても、それは行幸だったから。
例えおもちゃでも、世界で一番大好きな月野ちゃんがシゴいてくれ
るなら、私は嬉しかったから。
「あっ……あ!」
私はだらしなく口を開けて、喉が渇いたかのように舌を空中へ突き
出す。客観的には見たくないが、きっとだらしのない顔をしてる。
親友の女の子に両手でおちんちんをシゴかれて、気持ち良くなって
る。意志とは関係なしに腰が浮いている
きっと多分、絶対に私はヘンタイだ。
女の子なのに、月野ちゃんのことが好きだから。月野ちゃんにシゴ
かれる度に、気持ち良くて幸せすぎて泣きそうになるから。
「よーちゃん。気持ちいいの? いいよ、いつでも出してね?」
ああ、ああ。きっと月野ちゃんは知らないのだ。私がえっちな想像
をする時、誰を想像しているのか。
私が想像の中で何度月野ちゃんの肌にむしゃぶりつき、小さな胸に
顔をうずめ、月野ちゃんの女の子を犯したのか、知らないのだ。
言ってしまいたい。今私の中を上る白くて熱い液と一緒に、ぶちま
けてしまいたい。
「月野ちゃん! 月野ちゃん好きィ! もっと、もっと、指なんかじ
ゃなくて、月野ちゃんの中でびゅっびゅっしたいっ!」
歯を食いしばって、ぎりぎりで、それだけは飲み込んだ。
296 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:21:29 ID:JVQnckIl
月野ちゃんが欲しいのは恋人じゃない。
おもちゃ。楽しいおもちゃ。
私のおちんちんは月野ちゃんのおもちゃ。それ以上になってはいけ
ない。おもちゃは恋人にはなれない。
「ようし、そろそろ本気でいくよお!」
月野ちゃんは私の先端を両手の掌で挟み、火起こしの要領でコスっ
てきた。
今までよりやや乱暴で、でもその乱暴ささえもが気持ち良い。
「んんっ! んー!」
私は口を閉じた。開いてしまえば、何を言ってしまうかわからなか
ったから。
下半身の力を抜いて、その瞬間が来るのを待った。
火が着くようにそこが痺れて、脈動と共に私の液が上る瞬間を。
「あ、今おちんちんがきゅーってなった。もうイク? イキそう?」
その通りだと答えることもできず、それは来た。
どくん。どくん。びゅっ、びゅっ、びゅう。
私の先端からほとばしった液は、月野ちゃんの顔や髪を白く汚した。
一週間溜め込んだそれは予想外の勢いを持っていて、私は月野ちゃ
んに申し訳ないと思いながらもどうすることもできなかった。
「……って、つ、月野ちゃん? もういいよぉ! もうイったからぁ!」
なんと月野ちゃんは、私の液で汚れたことにも構わず、まだ私をコ
スりつづけていた。
「やめ……やめてえ! イった後もコスられると、止まらなっ!」
次の波は、すぐにやってきた。
一回目よりもさらに激しい勢いで私の先端から液が飛び、月野ちゃ
んを汚す白色がさらに増えた。
そうして、私は三回も月野ちゃんにイカされてから、ようやく止め
てもらえた。
「ごめんね。よーちゃん。連続でどれだけイケるか試したかったの」
手を合わせて、悪気はなかったのだと月野ちゃんは謝った。
「そういうのは、実際にする前に言って欲しかったかな……」
297 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:23:43 ID:JVQnckIl
イキすぎたせいか、根本が少し痛い。けれどそれが月野ちゃんの無
邪気さによるものだと思えば、不思議と愛おしかった。
「痛いの? ごめんね?」
月野ちゃんはかわいい。
本当にかわいい。
私は月野ちゃんが月野ちゃんであるだけで、すべてを許せる。
けれど月野ちゃんは、それでも私に詫びてくれる。
そのやわらかくてつるつるした唇で、私の先端にキスをしてくれた。
びくん。
反応する。
そんなことされて、反応しないわけがない。
「……えっと、もう一回する?」
「…………」
私は答えなかった。代わりに、私を貫いて外に表れている私が、頷
くように跳ねた。
私と月野ちゃんの間には、それで十分だった。


「もう。月野ったら。またお弁当忘れたの?」
「ごめん。寝坊しちゃってさ。よーちゃんのわけてー」
月野ちゃんが両手を合わせて、私に懇願する。
昼休みの教室。私以外にもクラスメイトがいる場所。
そこで私は『あねさん』とあだ名をつけられていた。
「そんなこと言って。ツッキーがあねさんの料理食べたいだけじゃな
いの?」
「あねさんの料理はおいしいからねー。私の冷凍食品と何か交換して
くれない?」
「ダメダメ。あねさんはツッキーの保護者だから」
「ちょ、みんなひどい!」
みんなで集まって食べる昼食。
そこでは私は月野ちゃんを呼び捨てにする。この女子高に進んでか
ら、彼女をちゃん付けで呼ぶのが恥ずかしくなったから。
「月野。お小遣あげるから学食行きなさい」
「やー! お弁当食べたい!」
じたばたと、月野ちゃんは私の提案を断る。
298 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:25:22 ID:JVQnckIl
まあ私も、本当で言っているわけではない。私がこうして皆と昼食
ができるのも、月野ちゃんが間に入ってその社交性を発揮してくれた
からだ。
私一人では、多分三秒も会話が続かないに決まっている。
「しょうがないわねえ。ほら、ブロッコリーあげるから」
「私がブロッコリー食べられないの知ってるでしょ!」
「じゃあこのしいたけあげる」
「キノコなんかみんな死んじゃえ!」
「しょうがないなあ。とっておきの梅干しあげる」
「喧嘩売っとんのかワレー!」
「高校生なんだから少しは好き嫌い減らしなさい」
私は月野ちゃんの鼻をつまんで、さっきいったおかずをすべて彼女
の口に詰め込んだ。
「ほにい。あふわあ! なるあほへふー!」
涙目になりながら、月野ちゃんは必死に飲み込もうとがんばる。食
べ物を粗末にできない良い子なのだ。
「本当、保護者だよね。あねさん」
「あねさんの愛で育ってるね。ツッキー」
「誕生日で考えればツッキーのが年上なのにね」
私と月野ちゃんの評価。
仲良し姉妹。
私は月野ちゃんのお姉さんらしい。
「もうほーはっはら、ほーははふまへひはへへやゆー!」
口にものを頬張ったまま発せられた声に、クラスメイト達は行儀が
悪いと月野ちゃんをしかった。
だからその意味を受けとれたのは私だけだった。
「うん……よろしく」
月野ちゃんにだけわかるように、微笑む。
私の体の月野ちゃんのおもちゃ。
それがスカートの中でびくんと跳ねて、起き上がるのを感じた。
299 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:28:27 ID:JVQnckIl
以上っす。お騒がせしました
300 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 00:35:44 ID:mlyEG8Tu
301 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 01:12:07 ID:8xidxNqN
ど、どうして子作りまで(ry
302 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 07:07:41 ID:sSYNUVnp
他人が書いたものの内容に不満を言うぐらいなら自分で満足出来るものを書け
303 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 07:24:06 ID:8xidxNqN
不満つーか俺なりの褒め言葉なんだけどな…
どうでも良い人のは続きみたいなんて思わないからな。
304 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 15:37:49 ID:5mh0VZtY
>>303
やや理解されにくい言い方なんじゃないかと

>>299
乙です!
305 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 17:23:38 ID:YhSV9Smn
GJなんだけど読みにくい
306 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:22:52 ID:8xidxNqN
確かにわかりづらかったかな。今度からは素直に乙する
というわけで>>299乙でございます
307 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−ふたつめ [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:30:09 ID:JVQnckIl
子作りまで……やれと?
これは良い『許可』をいただきました。
では、続きをやらせていただきましょう……


「やっぱりねえ。段階を踏まなきゃダメだよね」
 月野ちゃんはチューベットを吸いながら、夏の空を見上げた。
「段階?」
 私もチューベットを吸いながら、公園のベンチに腰掛ける月野ちゃんを眺める。
 今日は休日。二人とも私服。月野ちゃんは麦藁帽子をかぶり、袖のないサマードレスを着て
いた。
 見てはいけないと思いつつも、彼女の脇や鎖骨、白い足に目が行ってしまう。ほんの三秒、
理性というものを手放せるのならば、私は間違いなく彼女に抱き着いている。
 月野ちゃんはかわいい。
 私なんかよりは、ずっと。
「手でするのはそろそろいいかなって。大分感覚が掴めてきたし」
「ちょ、人が見てるって!」
 右手で輪を作り上下にシェイクするジェスチャーをする月野ちゃんを、私は慌てて引き止め
た。変な誤解をされては困る。いや、事実無根というわけでも、ないのだけど。
「大袈裟だなあ。よーちゃんは、誰も気にしないよ」
「するって。私がするって」
 左手で静かにツッコミを入れてから、私は気を取り直した。
「でも、手以外ってことは、やっぱり……」
「そ。お・く・ち♪」
 無駄にシナを作って、月野ちゃんはちろりと舌を出した。
 どくり。
 私はそれを一瞬で想像して、股間に熱を感じた。裾の長いシャツとジーンズに隠れたおかげ
で、傍目には何の変化もなかったけれど。
「フェラチオ。って言うらしいよ。でも、相手を本当に気持ち良くするには、ちょっとコツが
いるんだって」
 ぺろぺろ。ちゅーちゅー。
308 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−ふたつめ [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:35:37 ID:JVQnckIl
 月野ちゃんはチューベットを念入りに、溶けたシロップの一つも逃さぬよう、チューベット
を舐め回す。
 まるでそれ自体が練習であるかのように、くわえて、舌先でほじくり、唇でねぶってみせた。
「でも、汚いよ? おしっこも出る所だし」
 私は気持ちを抑えた。本当はすぐにでも月野ちゃんにしてほしい。けれどそれは、私のエゴ
なのだから。
 私は月野ちゃんのおもちゃ。エゴ等持たず、また持ってはいけない存在だった。
「汚くなんかないよ。ゆーちゃんのおちんちんだもの」
 理があるようで身も蓋も無い、月野ちゃんの断言。彼女がそう言ってくれたことで、私は跳
ね回りそうなほど喜んだ。
「と! 言うわけで善は急げ!」
 空になったチューベットをゴミ箱に捨てて、月野ちゃんは指を立てた。
「フェラチオの練習をしよう!」
 大声で宣言されてしまった。
 私はもう周囲を確認することもせず、月野ちゃんを連れて公園から退散した。

 数分後、私と月野ちゃんはカラオケボックスにいた。
「なんで?」
 ブラックライトで照らされた、薄暗い密室。文字を読む程度の明るさはあっても、決してそ
れ以上ではない。
「私ん家、今日はお父さんいるし」
「いや、うん。確かに家でするのはマズいかもだけど……」
「学校も休みだし」
「いつもは放課後の教室でしてるものね」
 あれはあれで、雰囲気があった。皆が普段勉強している場所であんなことするのは、ぞくぞ
くするような背徳感がある。
「でも……カラオケ?」
 どうにも落ち着かない。
 防音も定かではなく、鍵もかからず、なにより隣には普通に遊んでいる人がいるはずなのに。
 こんなことをしていいのだろうか。
 私は私に問いかける。
 一方で私は、私の意志とは関係なしにむくむくと起き上がり、ジーンズの中で窮屈そうにし
ていた。
 異物。
 自らを女の子だと思い込む私にとって、股間から生えたそれは私ではない異物だ。しかし、
ふと疑問に思う時がある。
 これこそが、私の本当の姿なのではないか。
 私の女の子という形骸を内側から貫き、現実化しようとする男の子こそ、私の本心なのでは
ないのか。
 その証拠に私は、月野ちゃんのことが好きで。
 時々、彼女を、その肉槍でめちゃめちゃに犯してやりたいと思っている。純粋無垢な彼女を、
白くて濁った液で汚したいと思っている。
 いや違う。そうじゃないと女の子の私は思う。今のまま、仲良しになれているだけで十分だ
と思っている。
 その私を後ろから突き刺し、私が耳元で囁く。
 月野ちゃんのおもちゃになって、ずっとシテもらいたいんだ?
「どうしたの? よーちゃん」
「あ、いや……」
 月野ちゃんに心配そうに声をかけられて、私ははっと我に返った。
309 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−そのに [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:40:03 ID:JVQnckIl
 お遊びへの期待が、簡単に自己嫌悪にひっくり返る。なんだか今日は、いつになく心が安定
してない。
「冷房寒い? それとも、去年のチューベットにあたった?」
「あれ、去年のだったんだ!」
「氷菓子に賞味期限はないから」
 月野ちゃんが不安げな表情をするのはかわいそうだ。私は月野ちゃんを安心させるために、
にこりと微笑む。
「ちょっと、ぼーっとしてただけだから。平気だから、ね?」
「うん。わかった」
 月野ちゃんはこくりと頷いて、それ以上私に問うことはやめた。
「じゃあ、やろう!」
「お、おー……」
 そして切り替えが早かった。そういうさっぱりした月野ちゃんも私は好きなのだ。
「あ、待ってよーちゃん」
 私がジーンズのベルトを外し、指をかけて脱ごうとするのを月野ちゃんが止めた。
「そうじゃなくてえ……ほら、ここをこうして」
 月野ちゃんは私にジーンズのベルトをつけさせたまま、前のファスナーだけを開けた。そし
てなんと、月野ちゃんはそこへ指を突っ込んだのだ。
「うあ……月野ちゃん?」
「あれ、これどうなってるの?」
 ジーンズの中、パンツごしに月野ちゃんの手が私を探る。さんざんごそごそと撫で回した後、
ようやく私の先端を探り当て、そこからパンツを下ろした。
 私は服を脱がないまま、私の男根だけが月野ちゃんにさらされた。
「あは。できたできた。おもしろーい」
 月野ちゃんが私の先端をつまんで、前後左右にゆらした。さすがにそれだけでイってしまう
ことはないけれど、私がさらに固くなる要因にはなった。
「ねーねー。これができるってことは、よーちゃんは立っておしっこできるの?」
「したことないからわからないけど、多分……」
 自分で自分の下半身を見ると、本当に男の子みたいだ。私のパンツを見て貰えないのはなん
だか残念な気がするけど、こういう倒錯した
のも悪くない。
「便利だなー憧れちゃうなー」
 握ったりゆるめたり。月野ちゃんは感触を楽しむように私に触れてくる。その手つきとキラ
キラした目が、本当にたまらない。
「じゃあ、そろそろ始めるけど……」
 私を握ったまま、月野ちゃんは急に考えこんだ。
「どうかした?」
「んー。ゆーちゃんは寝たい? 座りたい?」
「ああ……」
 姿勢のことか。
 参考資料として見せてもらった雑誌に書いてあったあれか。
「立つほうが、いいかな?」
 月野ちゃんはともかく、私がソファーに横になるのはちょっと窮屈だ。だから座るか立つか
だが、私たちの身長差を考えると私が立つほうがちょうど良いと思っ
た。
「ん。じゃこっちで立って」
 入り口から死角になる位置へ私を連れて、月野ちゃんはその正面にひざまづいた。
310 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−ふたつめ [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:42:02 ID:JVQnckIl
 そして一度こちらを見上げてから、笑いかけてくれる。
「私ね」
「ん?」
「私好き嫌いはあるけど、よーちゃんの作ったものだけは残さないよ。よーちゃんを嫌いになりたくないから」
「へ? ……はう!」
 不意を突く形で、月野ちゃんは私の先端をちろりと舐めた。続いてカリ首を突き、鈴口をぐ
りぐりとほじくる。
 点の攻撃。
 舌をのばして、狙うべき点を狙う。私はそのたびにびくんと跳ねる。刺激される点以外の部
分が、せつない。
「どんどんいくよお……」
 月野ちゃんはそんな私の反応を見て嬉しそうに目を細めて、裏筋を上から下へと舐めた。亀
頭をぐるりと回り、根本までらせんを描く。
 線の攻撃。
 舌による刺激ももちろんだけど、月野ちゃんの吐息や、頭を揺らした拍子に触れる黒髪もす
ばらしい。
 私は無意識に月野ちゃんの頭に手を乗せて、優しく撫でていた。柔らかい髪の毛の感触で指
すらもイってしまいそうになる。
「そろそろかなー?」
 月野ちゃんは一旦私から口を離して、三秒だけ何かを念じた。小声だったけど、
「レモンと梅干しをたっぷり口に詰め込まれて、バキに口を抑えられてる!」
 とか言ったと思う。バキである必要はない気はしたが、そこは流そう。
 月野ちゃんは息をすっと吸い込んでから、まずは唇で私の先端をはさんだ。
 はもはも、はも。
 強くも弱くもない、やわらかくて温かい刺激。
 いつも眺めている唇が、私の汚い先端に触れている。止めたいという想いともって汚してしま
いたいとの想いが一緒に生まれて、混じり合う。
 どっちが私なのだろう。
 突き出た先端と、包む表層。どっちが本物なんだ?
 疑問はさらなる刺激で振り払われた。
 先端をはさんでいた月野ちゃんの唇が、一気に私の半分まで進み、吸い付き始めたのだ。
311 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−ふたつめ [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:43:34 ID:JVQnckIl
「す、すわ……はうう!」
 月野ちゃんのやわらかいほっぺの内側が私にくっつき、その隙間を彼女の唾液が埋める。
 しかしなにより私の官能を高めたのは、私に吸い付くことでタコのように崩れた、月野ちゃ
んの顔だった。
 月野ちゃんのこんな顔を見れるのは世界でも私だけなんだ。
 そんなことが、そんなことで、私は強い征服感を得た。
 おもちゃとしては、あるまじき態度だったろう。
 しかし、それすらもすぐにどうでも良くなった。月野ちゃんが、私をくわえたまま、前後に
動き始めたから。
 面の攻撃。
 時々当たる八重歯ですらも愛おしい。私は腰を振りそうになるのを必死でこらえて、ただ月
野ちゃんの頭を撫で続けた。
 とろけてしまいそうだった。
「ぷはあ!」
 息継ぎのために月野ちゃんが時折口を離すのも、良いメリハリになる。
「まだまだ!」
 一生懸命に吸い付く月野ちゃんが、とても健気だ。
 だがしばらくして、私はあることに気がついた。
 イケない。
 月野ちゃんが下手なわけではない。確かに月野ちゃんの口はちっちゃくて、私を完全にくわ
えることはできないけど、それとはまた違う話だ。
 もっと単純に、刺激が足りない。
 今よりもっと早く月野ちゃんが動いてくれればいいのだけど、そのまえに彼女の顎が限界に
近づいてしまう。
 このままじゃ、ダメだ。
 私は月野ちゃんの頭を押して、彼女を引き止めた。
「……ど、どったの?」
 月野ちゃんは肩で息をしていて、口の端から私の先走りと唾液の混じった液を垂らしていた。
 彼女としては、もう少しがんばれば私をイカせられると思っているのかもしれない。
 でも、それは無理だ。
312 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−ふたつめ [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:45:29 ID:JVQnckIl
 私はおもちゃ。月野ちゃんの楽しいおもちゃ。
「あの、その……」
 ほてった頭で考える。月野ちゃんがこれ以上疲れなくて済む方法を。
「最後に試したいのがあるんだ」
 参考資料の内容を思い出した。あれに、おあつらえ向きのやり方があった。
「ぱいずり……って言うの。あれ、やりたい」
 私が。
 私からこうして頼み事をするのは、初めてだった。
 親友を楽しませるために、おもちゃとしての領分から一本踏み出した。
「……私おっぱい小さいよ? よーちゃんならともかく」
 胸の前で腕を組んで、月野ちゃんはいぶかしげに言った。
 月野ちゃんはやせっぽっちで、当然胸もない。私はそんな彼女をひそかに羨ましいと思って
いた。自分の無駄に大きい胸は、谷間が汗でべたついて気持ち悪い思いをすることがよくあっ
たから。
「やって、できなくもないんじゃないかな?」
「うーん……」
 月野ちゃんは襟を引っ張って中を覗きこんで、それを私と比べた。
「じゃあ、ゆーちゃんもおっぱい見せて」
 その提案は、予想外ではあったけど想定内だった。
「いいよ」
 私はシャツの前を開けて、ブラのホックを外した。ブラはフロントホックなので、それだけ
で私のおっぱいがまる見えになった。
 肩凝りの原因となる重さ。汗でべたつく谷間。でも月野ちゃんが褒
めてくれた柔らかさ。
「自信ありげに脱ぐんだから……」
 月野ちゃんは憎々しげに、左右の手で私の乳房を掴んだ。正直それでも、月野ちゃんの手に
は余る大きさだった。
「小学生の頃までは同じ大きさだったのにい」
 月野ちゃんは私の乳房を潰したり歪めたり摘んだり引っ張ったり左右を擦り合わせたりして
ひとしきり遊んだあと、ため息をついた。
「私にもおちんちんがあればよかった」
 冗談か本気かわからない口調で、ぼそりとつぶやいた。
313 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−ふたつめ [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:48:12 ID:JVQnckIl
「……笑ったらしてあげないからね?」
 月野ちゃんはそう念押ししてから、サマードレスを脱いだ。
 そして、それっきりだった。
「だってブラすると暑いんだもん」
「でも付けないと、透けたり隙間から見えたり……」
「小さいおっぱいなんか見てどうするのさ」
 透けたり隙間から見えたりするのを楽しむ私としては、月野ちゃんは無防備すぎるように思
えた。本人がそれでいいのなら、いいことなのだと、とりあえず納得することにする。
 それよりも。
 月野ちゃんはブラを付けていなかったので、身につけているのは白いパンツとハイソックス
だけだ。何もつけていないよりも、なんだかぐっとくる。
 そして、胸。
 さんざん小さいと言ったけれど、桜色の乳首に小さめの乳輪、つつましやかながらも上を向
く膨らみは、本当にかわいいと思う。大きさよりも形が大事なのだと、一目で気付かせてくれ
る。
「ううー。なんか最近暑さで縮んだ気がする……」
「そんなことないって」
 私はさっきのお返しに、指先で月野ちゃんの乳房を撫でた。見た目に反して、すごく柔らかい。
「でもわかるでしょう? これじゃあおちんちんを挟むなんてできないよ……」
「挟む? 挟むなんて言ったっけ?」
 私は月野ちゃんをソファーの上に座らせた。これから何をするのかわからない月野ちゃんは、
私の言うことに素直に従う。
「おっぱいでコスるから、ぱいずりでしょ?」
 そして私は、仰向けになった月野ちゃんに跨がった。月野ちゃんは驚いて息を飲んで私を見
返す
 そして、私は。
 月野ちゃんの唾液でぬらぬらと光る先端を、月野ちゃんの乳房に擦り付けた。
314 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−ふたつめ [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:49:49 ID:JVQnckIl
「あう……」
 小さく、月野ちゃんは本当に小さく悲鳴をあげた。
 私はその声にさらに興奮して、もう片方の乳首にも先端を押し付けた。
 乳首のしこりと、乳房の柔らかさが同時に伝わる。
 点の攻撃だ。
 今度は乳首から膨らみの裾をめざし、そこから一周させる。谷間を亀頭でほじくり、反対の乳房も一周する。
「あ、熱いよ……それになんか、変」
 線の攻撃。
 私は月野ちゃんにされたことを参考に、同じことを月野ちゃんの乳房にした。
 そうして月野ちゃんの柔肌を汚していくのはとても背徳的で、すごく興奮した。
「ふああ! はげ、はげしい、激しいよ!」
 いつしか私は月野ちゃんの乳首を男根全体ですり上げていた。それ自体の刺激よりも、月野
ちゃんが平静を失っていく様に興奮していた。
「んあ、あ……ああー!」
 月野ちゃんが一際大きく鳴くと同時に、私は絶頂に達した。月野ちゃんの乳房に、白くて熱
い液を思い切りふりかけた。
「よーちゃん……熱い」
 月野ちゃんは天井を見上げて、うわごとのようにつぶやいていた。

 気持ち良かった?
 私を貫く私が、私に問い掛ける。
 白くてちっちゃくて柔らかくてかわいらしい月野ちゃんの上に乗って、汚いおちんちんを押
し付けて、熱くてねばねばした液で汚すのは気持ち良かった?
 私は答えない。答えずともそれは明白だったから。
 私はおもちゃ。月野ちゃんの楽しいおもちゃ。
 違う。
 堪えきれてない。隠しきれてない。捨てきれてない。
 私は今でも、月野ちゃんの心を欲しがっている。身体のみならず、心までも汚してしまいた
いと思っている。
 その結果が、この有様だ。
 月野ちゃんはナプキンで汚れた身体を拭き取り、衣服を元に直していた。
 けれど、それから一言も、私に話し掛けてこない。
 同じ部屋で、こんなに近くにいるのに。
 それ以前の問題で、私は月野ちゃんと目を合わすことができなかった。
 今月野ちゃんと目を合わせれば、私の本心を知られてしまいそうで。
 それをすることは、できなかった。
 そうしてどれだけの時間が経っただろう。
 内線の呼び出し音と共に、店員が延長するかどうかを聞いてきた。
 私が素直に部屋を出ることを伝えようとすると、
「延長。二時間お願いします」
 横から月野ちゃんが受話器を取り上げて、店にそう告げた。
 呆然としている私に、月野ちゃんはにこりと笑う。
「ちょっと、びっくりしたけど……」
 気恥ずかしそうに、はにかんで。
「びっくりした、だけだから。そういうやり方もアリなんだなーって。そうだよね。よーちゃ
んが気持ち良いなら、ナシなことなんてないもんね」
 私は。
 結局いつも、月野ちゃんに救われる。
 私が月野ちゃんを許すように、月野ちゃんも私を許してくれるのだ
「よーちゃん、すごく気持ち良さそうだったし。だから、ね? もう一回やろう? ぱいずり!」
 月野ちゃんは胸を張って、どこか誇らしげにそう言った。
315 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 20:55:04 ID:JVQnckIl
以上です。
ここまではストックしていた分なので、ここからはスレの流れや過去ログからネタを拾って、
ちまちま続けてこうと思います。
316 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 21:10:51 ID:uAr8MgJm
ここから段階を追って子造りまで…ながい旅路になりそうだぜ'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
もちろん地獄までつきあうYo!
317 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 21:20:57 ID:sSYNUVnp
許可されたとか言ってるけどさ
一人が言ったらスレの総意なの?
318 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 21:33:16 ID:8xidxNqN
続き来てるじゃないか乙乙乙!!!
すげー好みだわ。

>>317
>他人が書いたものの内容に不満を言うぐらいなら自分で満足出来るものを書け
俺にこんな事言っておいて変なこと言うなよ。
319 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 22:42:59 ID:sSYNUVnp
変なことっつーか俺なりの励ましなんだけどな…
許可とか無理矢理な理屈つけなくても書きたいから書く!でいいじゃねえか
320 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 22:46:43 ID:ZxMI75SX
>>317
スレの空気悪くして投下しにくい雰囲気にするのって楽しい?
321 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 22:50:30 ID:sSYNUVnp
ちゃうねん
322 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 22:51:35 ID:sSYNUVnp
まあいいか
323 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/29(水) 23:11:34 ID:JVQnckIl
すみません……なんか空気読み違えたみたいで。

できればピリピリせず、まったりとして欲しいです。俺はただ、むちむちで陰気なふたっ娘が
幼馴染みのロリっ娘とキャッキャウフフするのが好きなだけで、それを他人に強要する意図は
ないので。

書きたいから、書いてます。
324 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/30(木) 00:16:10 ID:HRTK76Ef
>>323
気にしないで投下してくれ。
期待して待ってる。
325 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/30(木) 00:23:59 ID:GiNVo8IT
>>322
レス見ればID:sSYNUVnpはどう考えても変な人だからあんたが
気に病む事はないww

次待ってるよ。
326 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/30(木) 00:24:59 ID:GiNVo8IT
訂正 
>>322>>323
327 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/30(木) 08:39:58 ID:IA2djop1
ID:sSYNUVnpは即NGしたよ
328 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/30(木) 14:53:27 ID:CdQIQjGu
いいじゃん、続きがあるなら書けよ
嗜好的にNGが出そうってのなら注意書きあればいいし
投下して、例えば読みにくい・分かりにくいって言うのなら変える事も必要だけど
内容に関しては特に気にする事ないから
329 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 09:11:29 ID:fR+GlCwa
sSYNUVnpは今世紀稀に見る、口下手で損をするタイプ

「人が書いたものの内容に不満を言うぐらいなら自分で満足出来るものを書け 」

誰かの『許可』とか気にせずに、書いちまって良いんだぜ?

逆に、誰か一人が『読みたくない』って言ったらやめちまうのかい?

「許可されたとか言ってるけどさ
一人が言ったらスレの総意なのか?」
(その一人に許可されなかったら、書かないのか?
 許可されるかどうかなんか気にするなよ、素敵な話なんだからさ!)」

「ちゃうねん」(でも、他の皆がGJしてるし、これ以上何言っても誤解されるだけだし、)「まあいいか」

って言う事じゃないのか
そういう口下手でぶっきらぼうで少し雑だけど優しいふたなりっ子萌えます
330 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 09:31:57 ID:d1yRtgpe
まず自分が>>301の意を汲み取らず突っ込んだのに自分は意を汲んでくれってのは
流石に好意的すぎるっていうか
正直ID:fR+GlCwa=ID:sSYNUVnpにしか見えないwww
331 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 11:32:51 ID:0egNJHFQ
確かにここまで仔細に汲み取るってのは流石に無理があるぜよ
332 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 12:57:39 ID:0V5TNQ6i
せっかく良作がきたんだから明るい雰囲気で待ってようぜ。
ようするにだ
口下手ブッキラボウの>>322、誤解されてひとりぽつんとしているところに優しく慰める>>329
最初は頑なだったけど「わたしはしんじてるからね」の言葉に心が開いて行く>>322
心開けば股開く、安心したのか何となくイイ雰囲気に当てられたのか、思わずニョキニョキと元気になる>>322>フタなりブッキラ棒
「あらあら口下手なのにココはずいぶん正直なのね」と、>>329に優しくショーツの上からブッキラ棒を撫でられて、恥ずかしいやら嬉しいやら興奮するやらで顔を真っ赤にした>>322
「く、口下手じゃないモン!」とやおら>>329を押し倒して同じくビンビンのうまか棒にむしゅぶりつく>>322
「アアン、凄い!とっても上手う!」と後はキャッキャウフフ フヒヒサーセン

でいいじゃぬぇかもう。
333 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 13:12:15 ID:EGOIOsfP
ところでお前ら
フタナリ精液に妊娠能力があるのとないのとどっちが好きよ
334 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 14:08:47 ID:4CysT1xD
ふたなりカップルが互いに妊娠させあうのがいいんじゃないか。
そんで育った娘たちと…なんかあったなこんな話。
335 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 14:15:15 ID:CWx7jyMD
>>333
有りならラブラブ子作りキャッキャウフフ。
無しならどんなに中出ししても大丈夫でハーレム形成。

どっちもよい。
336 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:27:02 ID:927hD9c/
 私はプールが嫌いだ。
 小学生のころはまだおちんちんも小さかったし、サポーターでなんとかごまかせた。
 しかし中学に上がると、その方法でも限界なほどおちんちんが成長してしまい、プールの授業
を休むしかなくなった。
 当然、クラスメイトからの誘いも断るしかない。それがどんなに楽しそうに見えたとしても、
水着になれない私にはそれを楽しむ権利がないのだから。
 つまり私には、プールで遊んだ記憶がないのだ。楽しい記憶がないのだから、嫌いになるの
は当然だ。
 そのことについて、月野ちゃんは長らく心を痛めていたらしい。
 私はいつも中耳炎だの生理だの言い訳をして逃げていたが、最近になって月野ちゃんに、私
の体の秘密を知られてしまった。
 おちんちんがついているから水着になれない。
 そんな私の『本当の事情』を知って、月野ちゃんは本気で悲しんでくれたそうなのだ。
 そしてそれをどうにかしようとしてくれた。
『明日、プールで遊ぼう』
「え……」
 暑い日が続いていた。日没後も湿気と暑さが残り、蝉がうるさく鳴き続る夏の日。
 私はシャツのボタンを三つ開けて、首にアイスバッグを当てたりうちわで扇いだりしながら、
なんとかそれを凌いでいた。私の部屋にも冷房はあるけど、私は冷房が苦手だった。なのに扇
風機は冷房を欲しがる妹が使ってる。需要と供給が一致していなかった。
 まったくだらしがない。
 最近だらしねぇなと、暇つぶしに観ていた動画サイトの兄貴に言われてしまうほどだ。
 そんな中、唐突に鳴った携帯電話。
 発信者の名前を見た私が、飛びつくように通話ボタンを押したのは言うまでもない。
「ええと、私、水着持ってないんだけど……」
 ひょっとして新しいギャグのつもりなのかもしれない。私は慎重に言葉を選んで、月野ちゃ
んに応えた。
『あ、それはこっちで用意しといたよ。サイズは合ってると思うから安心して?』
「用意って……」
 私には、おちんちんがある。
 バストやヒップのサイズは、まあ月野ちゃんなら知っているだろう。だが私の、おちんちん
に合うサイズの水着など、あるのだろうか。
『オーダーメイドだから。ちょっと早いけど、よーちゃんの誕生日プレゼントだよ』
「オーダーメイド……?」
 どうも、釈然としない。
 女の子にはおちんちんがないのは当然だ。その当たり前を曲げて、そういうモノを作らせた
のだろうか。
 いや、そもそも、月野ちゃんは私のおちんちんのサイズを計ったのか?
「……!」
 想像してしまった。
 しかし記憶にはない。それは確実だった。
『じゃ、明日は私の家に集合だから』
 そして、私がそうやって悶々としている間に、月野ちゃんは予定を決めてしまった。
 月野ちゃんはちょっと強引。
 でも肝心な所では、きちんと人を思いやれる。
 彼女が何を考えてるかはわからないが、私をおとしめたり傷つけるモノではないはずだ。
「うん。わかった。また明日ね」
『ぐっない。はにー』
「はいはいおやすみおやすみ」
 私は月野ちゃんに約束して、電話を切った。長電話は苦手だ。だったら明日、直接話す方が
いい。
 ふと、右手が股間に伸びているのに気がついた。
 三日前から夏休みに入り、月野ちゃんと会っていない。それはつまり、お遊びをしていない
ということだ。
 たまっている。
 今出せば、きっとつまめる程度に濃い液が出るはずだ。
 月野ちゃんの声。その月野ちゃんがメジャーで私のおちんちんを計っている妄想。
337 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:28:43 ID:927hD9c/
 私の右手がいつの間にかパンツの中へ潜り込み、固くなり始めたおちんちんを握って、
「おねーちゃん!」
 背後のドアが開け放たれ、反射的に右手をひっこめた。
「開ける時はノックする約束でしょ、電子」
「ごはんだって呼んでるのに来ないんじゃない」
 電子はむっつりと頬を膨らませている。
「ごめんごめん」
 私はすぐにPCの電源を落とし、電子の元へ向かう。
「あ、私、明日月野ちゃんとこに遊びに行くから」
「ああ、月野ちゃんとこ? 何しに?」
「プールだって」
「プール? へえ……」
 妹は私の体の秘密を知らない。だからやっぱり妹も、私をプール嫌いだと思っている。
「それ、男の子も来るの?」
「来ない」
 聞いたわけではないが、多分そうだろう。そうでなくては困る。
「んー。じゃあいいや」
「あんたねえ……」
 引っ込み思案な私とは対照的に、妹の電子は注目されるのが好きだ。
 スタイルの均整がとれていて、顔も良くセンスもあるのでファッション誌の読者モデルもや
っていたりする。
 自慢の妹、と言うべきかもしれないが。
『私の夢は専業主婦です。経済力のある人と結婚して、メイドを雇い、一生働かないで暮らし
ていきたいです』
 という夢を持っているあたり、人としてどうかと思う。
「お姉ちゃんも彼氏作ればいいのに。便利だよ?」
「便利だからって理由で付き合ってくれる人なんているわけないでしょ」
「私はいつも言ってるけどなー。お姉ちゃんもがんばれば、ついていってくれる人はいるよ」
「別に、今はいらないし」
 今は。
 付け加えた。自分は女の子だと信じていたから。
「ま、とにかくご飯だよ。今日はゴーヤチャンプルーだから」
「あっそ」
 割と好物なので、私の頬が緩んだ。
「…………」
 部屋を出て、ドアを閉める前に一度だけ振り返る。
 危ない危ない。
 私のおちんちんが月野ちゃんのおもちゃになってから、私は射精を禁じられていたのだった。
一人で勝手にシゴいて、出してはいけないのだった。
「お姉ちゃん!」
 すでに階段を降りきった妹が私を呼ぶ。
 彼女に心の中で感謝して、私はダイニングへ至る階段を降りた。

 そうして朝がきた。
 私は朝食を摂り、堅苦しくない程度に身嗜みを整えて、月野ちゃんの家に向かった。
 時刻について詳しくは決めてなかったけれど、まあその時は待たせてもらうなり出直すなり
すればいい。月野ちゃんの家は私の家から二百メートルと離れていないのだから。
「あ、おはよー。よーちゃん」
 果たして、私が月野ちゃんの家に着いた時。時刻は十時で、早速日差しがアスファルトを焼
きはじめめていて。
 月野ちゃんは庭にいて、彼女はすでに水着姿だった。
 ピンク色を基調とし、所々にフリルがあしらわれたワンピースタイプ。見ようによっては子
供っぽいデザインだが、それを平然と着こなすのが月野ちゃんだった。
 いや決して、彼女が幼児体型であるという意味ではなく。
「なんで、もう水着着てるの?」
 ここで似合ってるよ。かわいいよと言えない自分が憎らしい。つい、常識的なツッコミを優
先してしまう。
「いいからいいから」
 月野ちゃんは私の背中を押して、ほとんど無理矢理に玄関へ招き入れた。
338 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:31:56 ID:927hD9c/
 それだけでは、なく。
「はいこれ」
 私の目の前に、水着を突き付けてくる。
「私が準備する間に、着てね」
「ここで?」
「家には今日、誰もいないから。カーテン閉めれば平気だよ」
「はあ……」
 肝心の『どうして今、ここで着替えなければならないのか』がわからなかったが、月野ちゃ
んの目を見る限り、それを聞いてしまうのは無粋だと感じた。
 月野ちゃんは人を喜ばせるのが好きだ。その次にびっくりさせることも好きだ。
 私はびっくりさせられるのはともかく、喜ばせられるのは好きだ。ならば無粋なことはやめ
ておくべきだろう。
「じゃ。準備できたら呼ぶから」
 月野ちゃんはそそくさと私を残し、本人の言う準備へ向かった。
「何考えてんだか……」
 私は笑いながら、月野ちゃんの残した水着を手に取った。
「本当に、何考えてるの……?」
 そして驚いて、どうしようもないことに気付き、諦めることにした。

「準備できたよー」
 月野ちゃんの声が聞こえた。
 私は動けない。
「もういいよー。よーちゃん」
 月野ちゃんが呼んでる。
 私は動けない。
「よーちゃん?」
 玄関を開けて、月野ちゃんが入って来た。彼女は水着を来て、部屋の隅でうずくまる私を発
見した。
「ほーら。よーちゃん行くよー」
 私は月野ちゃんに引っ張られて、無理矢理外へ連れ出された。
 といっても、それは月野ちゃんの家の庭まで。
「じゃじゃーん! 月野ウォーターパークへようこそ!」
 そこにプールがあった。というか、小児用のビニールプールだった。
「滑り台もあるんだよー。すごいでしょー」
 確かにあった。プラスチック製の、私の腰の高さもない滑り台が。
「波も流れも自在だよー。しかも私とよーちゃんの貸し切りだよー」
 確かに、二人以上は遊べない規模だろうし、それなら波も流れもあったものではない。
「えい」
 月野ちゃんはプールの中に入っていたシャワーを、私に向けてきた。
「ちべたっ!」
 うずくまっていた私は悲鳴を上げて、その場で跳ね上がった。
「もー。ちゃんと聞いてよ。案外大変だったんだよ?」
「い、いや。うん。それはすごくありがたいのだけどさ……」
 いい発想だとは思う。
 プールに行けない私に対し、ビニールプールで遊ぶという発想はとても月野ちゃんらしい。
その点については感謝したいと思ってる。
 だが、だけれど、しかし、どうしても。
「なんなのよ……これ」
 水着のチョイスに、不満があった。
 白色のシンプルなビキニ。これはいい。だが、どこかとなにかが妙だった。
 勇気を出して、着てみて、それが確信となった。
「こんなの……どこで買ってきたのよ」
 サイズはあっていると言った。それを疑いたくなった、だって、かなりきわどい感じだった
から。
 背中がまる見えになるのはいい。ビキニはそういうものだ。しかし、アンダーバストがおさ
えきれてなくて、乳房の下の部分が見えている。股上も浅くて、動く度にお尻に食い込んでし
まう。
 なにより。
339 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:33:39 ID:927hD9c/
 おちんちんのやり場がない。右にやっても左にどかしてもはみ出るし、ならばと前に置こう
とすると、盛り上がりがすごく強調される形になる。
 やん、恥ずかしい。見ないでえ……
 かわいくしてみた。全然かわいくない自分が嫌になるだけだった。
「うん。似合う似合う」
 なのに。
 なのに月野ちゃんは、満足げに頷いていた。
「ううっ……うっう〜」
 これはずるい。
 真正面からそう褒められてしまうと、私には何も抗議できない。ここにいるのは私と月野ち
ゃんだけなのだ。その月野ちゃんが似合うと言ってしまえば、私を咎める他人はいなくなる。
「ほら、一緒に遊ぼう」
 月野ちゃんは私の手を引いて、私をプールの中へ導いた。
 さすがは小児用プールといったところか。
 私はクラスでも背が高い方で、当然ながら足を伸ばしてゆっくり浸
かるなんてことはできない。
 体育座りのようにしていても、膝の頭が水面から出てしまった。
「ふう……」
 けれど、これはこれでいい。熱の溜まった体が冷やされて、一気に汗が引いていく。
「スキアリ!」
 そうして息をついていると、頭に水がかかった。何事かと振り向いてみると、両手に水鉄砲
を携えた月野ちゃんがいた。
 笑ってる。
「もう……」
 私は頬を膨らませて怒った振りをして、プールの中に浮いていた水鉄砲を手にして反撃した。
 にわかに対戦が始まった。
「おんみょうだんをくらえー!」
「狙い撃つぜえ!」
「私の後ろに立つなあ!」
「ちょっと頭冷やそうか……」
「しょうがない! プランBだ!」
 お互い、映画だの漫画だのアニメだのの台詞を適当に叫びながら撃ち合う。
 私はプールの中から。月野ちゃんはあちこちを跳ね回りながら。
 シャワーを攻撃に使うのはお互いのプライドが許さなかった。手にした銃のみで撃ち合う。
 私は月野ちゃんの体を狙った。
 頭とかおなかとか、足とかお尻とか、胸とか首筋とか。
 月野ちゃんに撃たれた。
 頭とかおなかとか、足とかお尻とか、胸とか……おちんちんも撃たれた。
「むう、こうなったらゼロインを使わざるを得ない!」
 両手の銃が弾切れを起こし、設置していたバケツの残りも少ないと見ると、月野ちゃんは特
攻をしかけてきた。
 すなわちプールに向かって設置していた滑り台に上り、そこを滑って来たのだ。
「それー!」
 一際大きな水しぶき。
 そして、飛び込むんできた月野ちゃんを受け止めてバランスを崩し、押し倒された私がいた。
「あははー」
 月野ちゃんはかわいい。
 私は思わず月野ちゃんへ伸ばしそうになっていた手を引っ込めた。
 抱きしめてしまいそうになった。
 月野ちゃんがかわいくても、それはいけないことなのに。
340 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:35:53 ID:927hD9c/
「ぜろ、いーん!」
 けれど。
 月野ちゃんが抱き着いてくるなら、断ることはない。
 私の胸にほお擦りするように、月野ちゃんは顔をうずめてきたのだ。
「よーちゃんのおっぱいやわらかーい。つめたーい。きもちいー」
 目を細めて、子猫のようにすり寄ってくる。私が頭を撫でると背中に腕を回して、さらに密
着する。
 私のおっぱいは気持ちが良いらしい。
 でも私には、月野ちゃんのほっぺが気持ちいい。丸っこい頭と綺麗な黒髪を抱きしめるのが
好きだ。
 月野ちゃんはいつだって、私に多くのものをくれている。
「よーちゃん」
「ん?」
「私のこと、好き?」
 ふと、月野ちゃんがそんなことを聞いてきた。
「好き好き! 大好き! 愛してる! 超愛してる! アモーレ愛してる!」
 とは言えなかった。
 月野ちゃんは友達だ。その上で好きかどうか聞いているのだから、その答えは違う。
「好きだよ」
 頭に大を付けることすらできない自分の意気地無さが嫌いになった。ついでに言うと、言葉
を押さえようとするあまり棒読みになってしまった。
「本当?」
 ほら、そんな答え方だから月野ちゃんが不安になった。顔を上げて、私を見ている。
「悪いとは、思うんだ」
 月野ちゃんが目を伏せた。
「そもそもは、私がよーちゃんの……その、ひとりえっちしてるのを見ちゃったからで」
 きっかけ。
 くだらないことだった。それだけに致命的だった。
 ある日、二人で勉強会をしてた時。
 夜も遅くなって、月野ちゃんが帰って、ふと一人になって、私は妙にむらむらしていること
に気がついた。
 だから思い切り一人でシた。服を脱ぐことももどかしくて、乱暴につくったティッシュの山
に向かっておちんちんをシゴいた。
 妄想の中で、月野ちゃんを犯していた。彼女の小さな割れ目に私のおちんちんをねじこみ、
白いお尻に腰を打ち付けていた。
 そうして時が来て、射精して。
 部屋のドアが開いていたことに気がついて。
 月野ちゃんと、目があったのだ。
「よーちゃん、苦しそうだったから」
 私は謝った。泣きじゃくって土下座して、鼻水や涙で顔をくしゃくしゃにした。
 言葉は支離滅裂で、ほとんど伝わらなかったようだけど『誰にも言わないで』だけは月野ち
ゃんには聞こえたらしい。
 だから月野ちゃんは誰にも言わないと誓った。一方で、こうも言った。
「それ、私にちょうだい」
 取引とは言わなかった。交換条件ではなかった。
 けれど私は、それを受け入れた。
 月野ちゃんを妄想で犯した罰を受けたかったのか、これからは月野ちゃんにシてもらえると
喜んでいたのか、自分でもわからない。
341 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:39:31 ID:927hD9c/
 とにかく私のおちんちんは、そのときから月野ちゃんのおもちゃになった。
「でも。よーちゃんが嫌なら、もういいんだよ」
 月野ちゃんは、はっきりとそう告げた。
「もともと、私のわがままなんだし。それどころか、脅迫するようなマネまでして……」
「やめなよ」
 ぽんと私は、月野ちゃんの頭に手を置いた。
「別に、私は迷惑だなんて思ってないから。これからも好きなように、遊んでくれればいいじ
ゃない」
「よーちゃん……」
「月野ちゃんは、そういうことをウジウジ考えるのは、似合わないし」
「むう。なんか馬鹿にされたような」
 月野ちゃんは頬を膨らませて私を睨む。しかし、もう陰気な感じはない。
 それでいい。
 私は月野ちゃんを許しているのだから、それでいいのだ。
「……じゃあ、今日もしていい?」
「もちろん」
 私はそこで、自分の股の怒張を意識した。
「あ、それと」
 月野ちゃんはちょいちょいと、私のビキニを指差す。
「透けちゃってるよ?」
「うわ……」
 気付かなかった。
 白いビキニが、水に濡れて肌に張り付き、乳首の形はおろか色まで見えている。
 この水着は、月野ちゃんが用意した。
「……わざと?」
「なんのこと?」
 月野ちゃんはすっとぼけた。
 そんな仕種もかわいいと思ってしまう自分も、たいがいだと思った。

 ちょっとルールを変えることにする。月野ちゃんはそう言った。
「肝心かなめはさ、よーちゃんが気持ち良いことだと思う。で、おちんちんを良くするのはそ
れに繋がるんだけど、一番大事なのはよーちゃんが気持ち良くなることでしょ?」
「ん……」
「だから、おちんちんにこだわる必要はないと思うの。男の子だって、乳首好きな人もいるみ
たいだし」
 ビキニの上から、私の乳首を唇でかみながら、月野ちゃんが言っていた。
 ルール変更。
 おちんちん以外も気持ち良くする。
 カラオケでの一件より、三日経っている。その間に月野ちゃんの中で、なんらかの変化が起
こったらしい。
 私はおもちゃ。月野ちゃんの楽しいおもちゃ。
 お遊びのルールを決めるのは月野ちゃんだ。私はそれに従うだけだ。
 そういうことにしかすぎないと、その時の私はタカをくくっていた。
「う、ああ……!」
 月野ちゃんは私の乳首に吸い付いて、ビキニに染み込んだ水を吸った。きっとそれには、
私の汗も含まれている。
 まるで赤ちゃんだ。両手で乳房を支えている様からも、そう見えてしまう。
 でも彼女が吸っているのは、ミルクではない。
「あうう、吸い過ぎ……!」
 乳首が固くなる。体の内側から来た何かに、内側から貫かれる。
 それは月野ちゃんのことを愛していた。
 それは月野ちゃんを壊そうとしていた。
 月野ちゃんを愛する気持ちで幸せになる。月野ちゃんを壊したい気持ちで悲しくなる。間に
立って切なくなる。
342 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:42:50 ID:927hD9c/
 全く度し難い、私の上っ面と内側だった。
「あはは。なんか、普通に裸の時よりやらしいかも」
 月野ちゃんは唇を離して、目を細めた。
「あ、そうだ」
 何かを思い付いて、月野ちゃんは私の水着をずらした。脱がしたのではない。外側にずらさ
れた水着によって、胸の谷間がより強調される。
「谷間も、すごいなあ……」
 そこに沿うように、月野ちゃんは舌を這わせた。
 汗が貯まる場所。
 そこを月野ちゃんのちっちゃな舌が潜り込み、ほじくる。
「汚いよ……月野ちゃん」
「でも、気持ち良いでしょ?」
 やけに自信ありげに、月野ちゃんが答える。
 どこから得た知識だろう。けれど月野ちゃんの舌が気持ち良いのは事実だった。
「ん……んっん」
 月野ちゃんの舌は私のの乳房を這って、再び乳首に至った。
「んんー!」
 そうしてもう一度、痕になりそうなくらいに強く吸った。
 それは乱暴だったけれど、同時にとても気持ち良かった。
 そして。
「……?」
 月野ちゃんの、何かが感じられた気がした。何か切実な思いが、さっき……
「あー。こんなにおっきくなってる」
 ちょんちょんと、月野ちゃんは私のおちんちんをつついた。
 それはすでに完全に勃起していて、先端が水着からはみ出ていた。
「ねえねえ、いつの時点でおっきしたの? 水着の上から? 谷間を舐められて? 乳首を吸
われて? それとも、おちんちんに水鉄砲が当たった時からかな?」
 水着からはみ出る先端をつまんで、月野ちゃんがくりくりとコスった。すぐに射精するほど
ではないけれど、おちんちんがどんどん反応して固くなる。
「あれ、やっぱりわざとだったんだ……」
「だって、よーちゃん水着が透けてるのに気付かないんだもん。おちんちんも、先っぽの色が
透けて見えてたのに」
「その水着を選んだのは誰かなあ?」
「だって……」
「ん?」
「月野ちゃんがこんなに、やらしいから!」
 豹変した。
 いや、そもそも。今日の月野ちゃんは機嫌が良すぎた。ナチュラルハイはいつものことだが、
今日はそれが意味不明のレベルまで来ていた。
343 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:43:43 ID:927hD9c/
「よーちゃん、どうしてこんなにやわらかいの?」
 月野ちゃんが私の肌に吸い付く。
「どうしてこんなに気持ちいいの?」
 吸い付いて、吸い付いて、痕をつける。
「どうしてこんなに、やらしいの?」
 痕はどこにでもついた。足にもお尻にも、脇腹にも胸にも、首筋にも。
 でも、一カ所だけ月野ちゃんが唇で触れない部分があった。
 私の、唇だった。
「本当に、不思議……」
 熱に浮かされたような、とろんとした目で月野ちゃんが言う。
「私、えっちなことがなんなのか、よくわかんなかった。ひとりえっちしたこともあるけど、
どうしてもイケなかったの。やり方も、結構調べたのに」
 告白。きっと、月野ちゃんがずっと秘めていたこと。
「でもね。よーちゃんが苦しそうにおちんちんシゴいて、白いザーメンびゅっびゅって出して
るのを見てね。イケたんだよ。気持ち良くなれたんだよ」
 いつのまにか月野ちゃんの手が水着に潜り込み、私のおちんちんをにぎりしめている。
「よーちゃんにレイプされてるのを想像して、いっぱい気持ち良くなった」
「じゃあ……」
 それでいいじゃないか。
 想像だけで、何も実際に、私と遊ばなくても。
「止まんないの」
 月野ちゃんは私のおちんちんをしきりにシゴく。
「実はもう、よーちゃんにレイプされる想像だけじゃダメなの。いろいろ頑張ったけど、どう
してもイケないの」
 息が荒い。月野ちゃんの息が私の鼻にかかる。
「私、おかしいのかな。おかしくなっちゃったのかなあ。よーちゃんに、レイプして欲しくて
たまらない」
 同意を求めるならレイプではない。がしかし、この場合はどちらがどっちだろう。
 月野ちゃんは私から離れ、滑り台へ寄り掛かった。
「よーちゃん」
 足を広げて、水着の股をずらして、女の子の割れ目を見せる。
 指を入れて、広げて、かきまわして、涙目になって懇願した。
「レイプ、して。私をレイプして。よーちゃんでキタナイ想像した私に、お仕置きして……」
「月野ちゃん?」
 私は。しかし。
 水着から突き出たおちんちんが、勝手に跳ねるのを感じた。
 どうしよう。
 そんな思いを抱いたまま、月野ちゃんの痴態に見とれていた。
344 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 16:57:45 ID:927hD9c/
 以上です。いや、途中なんですけど、ここで展開に迷ってしまったので筆が止まりました。
 なのでこれから『よーちゃん』がどうするのか、スレの諸兄の意見を募りたいと思います。


1:素直に月野ちゃんとやっちゃう。
2:理性を発揮して我慢する。月野ちゃんを止める。
3:『よーちゃん』がSに覚醒する。


……大体この三つを考えたのですが、俺一人では決めかねているので、助けを下さい。
345 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 17:14:34 ID:EGOIOsfP
| 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ 
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/      全て頂こうじゃないか
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、          
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、
 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_   _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |   ̄ ̄ / _,. く  / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_    / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
  \_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  /  .(_
346 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 17:45:23 ID:v0d0RrB9
素直にやっちゃうとみせかけてアナルファックで。でも和姦みたいな
347 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 17:52:13 ID:yNH/SgID
君が思うままの二人を描けばそれが最高だと思うよ
348 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 17:59:37 ID:4FoFZaQH
ま、次はどうなるんだろ?と期待させるのも手法のうちだしねw
349 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 18:04:11 ID:maRzFsOz
>>330
>>301
350 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 18:28:57 ID:ICBcP6I6
2→3→1で全部書いてほしい。1が素直にじゃなくなるけど。

>>349
タイミング逃してる上作品にコメもせずそーいうレスすんなよ
351 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 18:41:37 ID:927hD9c/
>>345
 正直なあなたが好き。
 とはいえ、この時点でパラレル書きをすると俺の力量を超えてしま
うので、どれか一つにしなきゃならんのです。無理はしない。これ大事。
>>346
 後ろですか……いきなり後ろとは大変変態的で良いですね……検討します
>>347
 思うまま……
 どれも、好きだ! 俺には選べない!
>>348
 ありていに言えば、それです。ご意見ご感想を参考に続きを書く。空気読むには大切。
>>350
 素直ですね。欲張りですね。俺も欲張りです。
 中盤のヤマ場なので、もちっと考えて決めることにします。
 みんなが幸せになる答えがあるはずなんだ。
352 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/07/31(金) 22:38:56 ID:VIwbLOqK
2.5 理性を発揮して我慢する。が、月野ちゃんを止められない。現実は非情である
353 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 11:04:30 ID:6shF7glt
二人が最終的に幸せになってくれるならどんな展開でもいいな。
354 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ(承前) [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 16:21:44 ID:Mt2AIRZH
 前提の違い。
 月野ちゃんは無邪気で優しい。その無邪気さと優しさ故に、私のおちんちんを欲しがった。
男の子のモノでない、安全なおちんちんを。
 そこが、そもそもの間違いだった。
 月野ちゃんもいつまでも子供のままでいるわけではない。きちんと成長していて、悩んでい
た。『えっちなことがわからない』と。
 月野ちゃんの中では、どろりとしたものがいつもうごめいていたのだ。それは月野ちゃんの
無意識という扉で封じられていて、今まで表層に出てくることはなかった。
 しかしその扉を、私は開いてしまった。私のおちんちんが、月野ちゃんの鍵となった。
 扉は開かれ、歯止めがなくなった。
「ああ! うっ、あっ!」
 月野ちゃんは水着を半分脱いで、表になった小さな乳房を片手で揉みしだく。もう片方の手
を陰裂に潜りこませ、指で愛液をかきだす。
 淫靡。
 普段からは想像もつかない、したくもなかった月野ちゃんの姿がそこにあった。
「私の、せいなの?」
 自問する。
 私は、私のおちんちんが私を狂わせるのだと思っていた。大好きな月野ちゃんを傷つけるの
だと思っていた。
 だから、おちんちんの情欲を押さえ付けようとした。
 その試みは、成功したとまでは言えないけれど、ぎりぎりのところで、私は月野ちゃんを守
れていると信じていた。
 でも、これは。
 月野ちゃんを見る限りは。
「早くぅ! ちんちん! よーちゃんのおちんちん欲しいっ! ここにちょうだい! ちょう
だい!」
 失敗、したんじゃないのか?
「月野ちゃん!」
 叫ぶことしかできない。
 他に何ができる?
 失敗したって、どこでどう、何をしくじった?
 こんなの。
 どうしようもないんじゃ、ないのか?
「ほらあ、こんなにトロトロだよお……? よーちゃんのおちんちんで、ずぼずぼしてよぉ。
そしたら私は、私だって、イケるんだからあ……」
 月野ちゃんが、愛液にまみれた手を差し出してくる。その香りは甘くてすっぱくて、頭の芯
が痺れる感じがした。
 おちんちんが反応する。私が、内側から貫かれる。内側と外側が、ひっくり返る。
 くちゅくちゅ。ぷちゃ。
 月野ちゃんがはしたなく、二つの口からよだれを垂らしている。火照った目で、私を求めて
いる。
 私は。
 ワタシハ。
「もう、仕様がないなあ……」
 笑った。
 満面の笑みを浮かべた。
 ゆっくりと月野ちゃんへ近付き、彼女の秘裂へ手を伸ばす。
 手伝ってあげる。
 そう囁いて、濡れそぼつ月野ちゃんの真ん中へ指を差し込んだ。
「よーちゃん! よーちゃん!」
 月野ちゃんが、涙を流して私に縋り付く。私が月野ちゃんの中で指を動かすたびに、彼女の
体が波打つ。
「私に白くてスケスケの水着きせて、はみ出た勃起おちんちん見て興奮して。月野ちゃんって
ヘンタイさんだったんだね」
 耳元で。息がかかるくらいの距離で、私は囁く。
「うん、うん! 私、ヘンタイさんなの! ヘンタイさんだったの! だからよーちゃん、私を……」
「わかってるよ。おちんちんでいっぱいシてあげる。いっぱいイカせてあげる。だって、私は
月野ちゃんが大好きなんだから」
 月野ちゃんはかわいい。
355 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ(承前) [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 16:25:55 ID:Mt2AIRZH
 月野ちゃんはちいさい。月野ちゃんは白い。月野ちゃんは柔らかい。月野ちゃんはあたたかい。月野ちゃんは気持ち良い。
 月野ちゃんは、いやらしい。
 だからいいの。壊しちゃっていいの。汚しちゃっていいの。
 お仕置きしてあげるの。罰をあげるの。愛してあげるの。
 月野ちゃんはヘンタイだから、きっと喜ぶ。
 私もヘンタイだから、きっと楽しめる。
 なんにも、なあんにも、悪いことなんてない。
「月野ちゃんはどこが気持ち良いの? ここかな? それとも、こっち?」
「ふにゃあうう!」
 私は指で、月野ちゃんの中を掻き回す。柔らかな媚肉とあたたかい愛液の中から、月野ちゃ
んの弱点を探る。
「そこ……そこがいい! もっとシてえ!」
「うん。じゃあもう一本いれるね」
 私は月野ちゃんにさらに指を差し込み、月野ちゃんの教えてくれな弱点をひっかく。
「じっくりほぐしてあげる。私のおちんちんが通れるように、指一本ずつ広げてあげる」
 くちゅ、くちゅ。
 月野ちゃんの中からはとめどなく愛液が溢れてくる。それはきっと、これまでずっと溜まり
続けるしかなかった情欲の形の一つなのだろう。
 かわいそうに。
 もう我慢しなくていいよ。
 私が全部、かきだしてあげる。
 私はおもちゃ。月野ちゃんの楽しいおもちゃ。
 月野ちゃんが涙とよだれにまみれてヨガり狂っている姿を見るのが、
大好き。
「ふあ、ふああっ! あん! ねえ、よーちゃん」
「んー?」
「もう、もういいでしょ? もうほぐれたよっ! もう大丈夫だから!」
「……ああ、そうだね」
 私は月野ちゃんから指を引き抜き、指に着いた愛液を勃起したおちんちんにすりつけた。
 いやらしく。みせつけるように。じっくりと。
 月野ちゃんは、うっとりとそれを眺めている。
 ああ、ああ。
 その期待に答えてあげよう。月野ちゃんに、私のおちんちんの形を教えてあげよう。
「……よーちゃん?」
 月野ちゃんの表情が変わった。
 驚きと、後悔の顔だ。
 どうしたの月野ちゃん。これからだよ。これからおちんちんをあげるよ。欲しかったんでし
ょう。ずぼずぼされて気持ち良くなりたいんでしょう。
 だったら、そんな顔しないでよ。
 私はなんともないから。
 涙なんて、流してないから。
「やだっ! やだっ! 嫌だ! イヤだっ! いやだあ!」
 私は両手で顔を覆った。月野ちゃんから顔を隠した。
 今更なによ。
「こんなの嫌だ!」
 自分で望んだことでしょう。
「そんなの違う!」
 妄想の中で何度も練習したじゃない。
「でも違うんだ!」
 月野ちゃんはこんなにかわいいのに。こんなに私を求めてくれているのに。
「それは私じゃない!」
 私だよ。
「違う!」
356 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ(承前) [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 16:28:42 ID:Mt2AIRZH
 私だって月野ちゃんが欲しいのに。犯して汚して、凌辱して、自分のモノにしたいと思って
いるのに。
「そんなの、違う!」
 じゃあいいんだ。
 月野ちゃんを、このままにしても。
「…………」
 私は顔をあげた。
 月野ちゃんが私を見ていた。
 私に寄り添うように。私の背中に、細い腕を回して。
 いいよ。別に。
 だったら私は、何もしない。
 月野ちゃんに、任せるよ。
「待っ……!」
 脚がもつれ、押し倒された。
 滑り台の上で、私が下に、月野ちゃんが上になった。
 マウントポジションだ。
 月野ちゃんの剥き出しになった女の子と、私からはみ出た男の子とが、くっついている。
「大丈夫だよね……?」
 眉をハの字に曲げて、月野ちゃんは声を震わせる。
「だってよーちゃん。いいって言ったもん。遊んでいいって言ったもん。気持ち良くしていい
って言ったもん。ダメじゃないよね? いいんだよね? ねえ?」
 月野ちゃんが腰をくねらせて、秘裂を私のおちんちんにすり付ける。その動きにあわせて水
着がずり落ちて、私の女の子の部分までもが夏の日差しにさらされた。
「いいよね? だってよーちゃんは気持ち良いんでしょ? それで私も気持ち良くなれるんだ
から、イケるんだから、いいでしょ。だって、そうじゃないと……」
 月野ちゃんの腰の動きが激しくなる。おちんちんの先に、月野ちゃんの固くなった陰核を感
じる。それを意図しているのかしていないのか、月野ちゃんはより強く、より早く腰をくねら
せ、私の下腹部を愛液でびちゃびちゃにした。
「よーちゃんばかり気持ち良くなって、ずるい」
 月野ちゃんが両手で、私の乳房を掴んだ。強く、強く。私の心までをも握り潰さんばかりに。
「ひう……!」
 息が漏れた。
 痛い。痛いのに気持ち良い。気持ち良いのに痛い。どっちがどっちなのかわからない。どっ
ちが被害者で、どっち加害者なのかわからない。
 そして、私は。
「……んあ!」
 両手で月野ちゃんのお尻を掴み、左右へ割り開いた。月野ちゃんはすでに脚を広げて私に跨
がっているので、月野ちゃんの下半身が無防備になる。
 私は、そこへ私の先端を突きこんだ。
「あんみゃああ!」
 月野ちゃんが悲鳴をあげて、体をのけ反らせる。
 私は腰に力をこめて、さらに月野ちゃんの中へと突き進む。
「やっ……めっ……そこ……」
 月野ちゃんは黒髪を振り乱し、私の乳房に爪を食い込ませる。
「違う! そこ、違う! うんちの穴だよお!」
 普段は出口として機能している穴へ、異物が潜り込んでいる。月野ちゃんはその感触に恐怖
すると同時に、混乱していた。
 私は構わない。
 こんなに近くにいる月野ちゃんの悲鳴が、やけに遠くに聞こえるだけで。
 構わず、月野ちゃんの後ろの穴を犯す。
「も、もう、無理、無理! 入らな……やめてえ!」
 月野ちゃんの穴は小さかった。あるいは、私のおちんちんが大きすぎるのだろうか。亀頭に
強い抵抗を受け、肉槍はなかなか前へ進まない。
 月野ちゃんが腰を動かした。私の両手がそれを掴んだ。月野ちゃんの逃げ場がなくなった。
「いやああ!」
 月野ちゃんは涙を流して叫ぶ。
 でも私の腰は止まらない。少しずつ月野ちゃんに刺さり、亀頭が埋まった。
357 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ(承前) [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 16:32:08 ID:Mt2AIRZH
「やめてよお! よーちゃんやめてえ!」
 月野ちゃんの中は温かかった。ぎゅっと私のおちんちんを締め付け、外へ追い出そうとして
いた。
 その抵抗がたまらなくて、私はさらに腰を突きこんだ。
「ぎゅふ! ゃふ!」
 下から突き上げられて、月野ちゃんから潰れた声が漏れた。私が突くたびに、月野ちゃんの
黒髪が舞った。
「あ、ああ……はは」
 何度突いただろう。
 私のおちんちんが半分ほど入った所で、月野ちゃんに変化が起きた。
「な、にゃに、これ……! きも、きもっ……きもちい!」
 笑っていた。よだれをたらして、はしたなく、月野ちゃんが笑っていた。
「痛い……けど、いたっのにっ……気持ちいいよお!」
 私に突かれながら、月野ちゃんは自分の陰核を指でつまみ、コスりはじめた。
「やっぱい! っぱり! レイプされるのイイ! すごすぎて、イっちゃう! イキすぎちゃう!」
 月野ちゃんの秘裂から愛液が飛び散り、私を汚した。それでも、私も月野ちゃんも止まらな
かった。
 止まれなかった。
 求め合い、傷つけ合うことを止めることができない。
 こんなに好きなのに。大好きなのに。
 こんなにも傷つけて、蹂躙して、凌辱して、それを楽しんでいる。
 どうしてだろう。
「ねえ? よーちゃんも気持ち良い? 私の中、気持ち良いの?」
 哀しいのに。
 辛いのに。
「うん……気持ち良い! 月野ちゃんの中気持ち良くて、びゅっびゅって出ちゃう!」
 こんなにも気持ち良いのはどうしてだろう。
「もっとシコシコしていいよ? 私のうんちの穴の中に、白いのたくさん! たくさん出し
て!」
「うん! 月野ちゃんのけつまんこにたくさん出すね! びゅっびゅっするね!」
「あはは! いいね。けつまんこ。そうだよ。よーちゃんのけつまんこだよ。よーちゃんの勃
起おちんちんをしこしこするための、けつまんこ! 好きなだけ突いていいんだから!」
 二人。淫靡な言葉を言い合う。
 どれだけ淫らになれるかを競うみたいに。そうすれば何もかもを忘れて、ただの動物みたい
に気持ち良くなれるのだと信じて。
「んはぁ! もうだめ、私イっちゃう! よーちゃんの勃起おちんちんでけつまんこほじくら
れてイっちゃう!」
358 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−みっつめ(承前) [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 16:33:25 ID:Mt2AIRZH
 先にイったのは月野ちゃんだった。目を見開いて舌を突き出して、体の芯を震わせる。
 それと同時に月野ちゃんの媚肉がきゅっと締まり、私の先端をより強く締め付けた。
「っつく! でるでるでる! 出しちゃう! 月野ちゃんの中でびゅっびゅっしちゃう!」
 月野ちゃんのお尻に搾り出されるように、私は月野ちゃんの中へ精液を放った。それと同時
に私のお尻の穴と女の子もきゅんと痺れて、私な腰が一際高く突き上げられた。
「あぅ! 私、もうイってるのにぃ! よーちゃんのザーメンが熱すぎてまたイっちゃう! 
けつまんこイっちゃうう!」
 私の精液をおなかの中に注ぎ込まれて、月野ちゃんはその秘裂から多量の愛液を吹いた。そ
の熱さが、また私のおちんちんを刺激する。
 かわいい月野ちゃんが潮を吹いてイク所を見て、まともでいられるわけがないのだ。
 私の精液は、尿道に残る一滴まで、月野のちゃんのお尻の穴から吸い出されてしまった。
 出し切った後も、射精の余韻で私の腰は止まらなかった。
「あは……」
 そこで、月野ちゃんが小さく笑った。
 そして力尽きたように、私の胸元へ倒れ込む。
「月野……ちゃん?」
 すやすやと、月野ちゃんは安らかな寝息を立て、私のおっぱいを枕にして眠っていた。
「月野ちゃぁん……」
 涙声になっていた。
「つき……のっゃ!」
 ねえ、起きてよ。
 冗談だって言ってよ。舌を出して笑い飛ばしてよ。
 鳴咽が止まらない。
 壊れてしまったのだ。
 私と月野ちゃんとの間にあった友情は、完全に壊れた。もう私達は、今までのような『幼な
じみ親友』には戻れない。
 そんなものとっくになくなっていたのかもしれないけど、私はあると信じていたんだ。
 もう戻らない。もう帰れない。
「ごめんね……ごめんね……」
 月野ちゃんの頭を撫でてあげることもできない。
 挿し込まれたままのおちんちんは、まだ固さを保っている。
 そこに感じる熱さと痛さが情けなくて、私は月野ちゃんに謝り続けた。
359 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 16:58:39 ID:Mt2AIRZH
 以上。みっつめおしまい。
 「それはないわ」という意見はなかったようなので、こういう決着と相成りました。
 余談ですが、月野ちゃんのフルネームは『高間月野』なのです。月野は苗字じゃないのです。
 『よーちゃん』も、苗字は『蜂須賀』と言います。下の名前も一応、決めてあります
 そういうことってだけで、特に意味はないのですが。

>>352
 現実は非情でした。当初はらぶらぶえっちな路線だったはずなのに、どうしてこうなった。
エロいからですか。
>>353
 こういうレスがあると真面目に考えてしまうのですよね。
 ふたっ娘の幸せって何だろう。ふたっ娘牧場でのんびり暮らすこと? 両性具有として奔放
な性を満喫すること? それとも、普通の女の子みたいに一番好きな人と二人で生きてくこと?
 考えて、やるのです。
 きっとそれも、新しい妄想の材料になるから。
360 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/01(土) 18:05:09 ID:eEuhQBtF
処女のままアナルファックごちそうさまです(;´Д`)ハァハァ
ローカルに保存して末永く使わせていただきます

幸せになるのもいいけど
泣いてあやまってるのに、相手は安らかに眠ってるのに
下半身はまだ犯す気まんまんでギン勃ちしっぱなしというジレンマもいいものです(;´Д`)ハァハァ

361 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 00:29:45 ID:LdaRo7I7
エロい
ガンガンやっちゃうよーちゃんエロいです
なんというか……とにかく自分にストライクな内容でエロいです
続きをwktkして待ってます
362 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 10:10:07 ID:Jp7nhtyu
>>359
GJ!やっぱりこれだよな
今まで抑えてた性欲を解放して暴走するのはふたなりにしかできない
363 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 10:22:42 ID:Eehqorll
やさしい心の少女と下半身の暴君のギャップ萌え
364 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 10:25:18 ID:OWo9bT1O
>>359
ウルセー毎回ガガタ書くな、お前がどう思ってようが関係ねー
ここはPINKだエロけりゃ正義だ。
そしてお前のSSは間違いなくエロイ、エロ過ぎるそれでいいじゃねぇか大正義だ
コノヤロウGJだよGJ!家宝級のGJ!

またお願いします。
365 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 10:26:57 ID:7I8Lh4Ga
すげー良かった…

でもやっぱアナルより断然まんまん派の俺は続きを切望しちまうぜ
366 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−よっつめ [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 15:43:42 ID:texQgx5L
 自己嫌悪。
 プールでの一件の後、私は部屋に閉じこもり続けた。
 ケータイもPCも、電源すら入れない。部屋の窓も開けない、一歩も動かない、私はただベ
ッドに横たわる、干からびるのを待つだけの屍となった。
 とにかく何も考えたくなかった。
 生命活動を否定したかった。
 ……願望だ。
 私は食べていたし、トイレにも行ってたし、シャワーも浴びていた。
 何も考えたくないのに、自らの存在に対する恨み言だけは考えていた。
 否定しても否定しても存在する、自分自身の重みに苦しんでいた。
 我思う故に我あり。だなんて。
 なんて、残酷な、言葉だろう。
「お姉ちゃん?」
 妹の電子が、私の部屋にいた。今日の夕食である四川風麻婆豆腐を盆に載せ、心配そうな目
で私を見ていた。
「別に、夏休みだから何をしててもいいけどさ……何か食べないと死んじゃうよ?」
「…………」
 私はそんな妹を一瞥して、枕に顔を伏せた。
「いらない。後で食べる」
 ここ数日、もっとも良く使った言葉で返した。
「そんなコト言って。後で見ても殆ど食べてないじゃん」
「夏バテなの」
「体力自慢で警察官志望のお姉ちゃんが?」
「じゃあ生理」
「お姉ちゃんはそういうので弱みは見せないでしょ」
「うっさい。ほっとけ」
「……もう」
 妹がため息をつく気配がした。彼女自身、このだらしない姉をどうすれば良いのかわからな
いのだろう。
「私、お姉ちゃんみたいに真面目じゃないからわかんないけどさ。そうやって一人でいて、な
んかイイコトあるの?」
「…………」
 ないよ。
「やらなくて後悔するなら、やって後悔ってヤツじゃない? まあ、
やればできるってオチが来るけど」
 下品なギャグを言ってきた。しかも笑えない。
「ん。反応した? ひょっとして、オトコ的な悩み?」
「……違うよ」
 いっそそれなら、悩んだりしない。
「じゃあ、痴情のもつれ?」
「…………」
 黙秘した。
 やってから、これでは肯定しているのと同じだと気がついた。
「はっはぁーん」
 いやらしい声が耳を打った。
 自慢にならない妹による、ふざけ半分のお節介が始まる合図だ。
「いやあ。よくある。よくあるよ。思春期の乙女にゃよーくある!」
「いきなり、事情をわかったみたいな口ぶりをするな」
「わからいでか。お姉ちゃんの交遊関係から考えれば、月野ちゃんがらみってことくらい」
 鋭い。
 それほど学校の成績が良いわけでもないのに、妹はこういった洞察力が人一倍高かった。
 ベッドの隣がへこむ気配がする。電子がそこに腰掛けたのだ。
「なまじ女の子ってのは、男の子よりもやっかいだからね、人によっては、女の友情なんてあ
りえないー……っとかさ」
「そういうあんた自身、女の子より男の子のが好きなんでしょうが」
「んー? 別に? 女の子同士もアリだと思うよ。あたし」
「ありなんだ?」
「百パーは無理だけどね。うまいことハマれば七十パーはいけるよ」
「なにそれ。どれだけ好きになれてどれだけ嫌いかってこと?」
367 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−よっつめ [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 15:45:12 ID:texQgx5L
「百パー好きで百パー嫌いってのもあるよ。他人のどこかじゃなくて、自分の気持ちの問題。
一日でどれだけそのことについて考えるか……ってだけ」
 わかるようで、よくわからない話だった。
 好きになれる気持ちや嫌いになれる気持ちに、最初から限りがあるような言い方だ。
「残念なことに『永遠の愛』なんてどこにもないんです。我々の命が有限である以上、限界が
生じるのは仕方のないことなんです」
「言ってることはわかるけど、あんたが気に入らない」
「お姉ちゃんは私に対しては容赦なく『嫌い』を向けてくるね。妹って萌えないの?」
「あざとい。妹であれば良いだろとか、にわかの業者の発想でしょ」
「そうだねー。月野ちゃんの方がお姉ちゃんの妹みたいだものね」
 電子は。
 その言葉を、どこか寂しそうに紡いだ。
「今となっちゃどうでもいいけどさ、あたしは月野ちゃんのことあんまり好きじゃなかったん
だ。あたしにとっちゃ、妹ポジションを奪ったフグタイテンの敵だもの」
「…………」
 私と月野ちゃんは、小学校からの幼なじみだ。つまり、私が小学生になるまでは、月野ちゃ
んは友達でも親友でもなかったのだ。
 思い出せない。
 月野ちゃんと会う前の私は、この妹をどう思っていたのか。
「今となっちゃどうでもいい話だからね? 気に病まないでよ? それにあたしは、今こうし
ているあたしが結構好きだし」
 電子はあわてたようにフォローを入れる。
「お姉ちゃんに甘えたいとか、甘えられたいとか。あった気はするけど、もう埋めてお墓をた
てちゃったからさ」
「甘える?」
 なんだろう。
 妹が姉に甘えるのなら、わかる。一般的だ。でも姉が妹に甘えるとは、どういうことだろう。
「わかってもらえるとか、わかってあげられるって思うのは、甘えだよ」
 冷淡に。
 押さえるべき点をきっちり押さえて、妹は言い切った。
「わかってもらうために努力するのは当たり前だし、わかってあげようと歩み寄るのは大切だ
けどね。そうすることでわかり合えると思い込むのは、ちょーっと世の中を甘く見てる感じに
なっちゃうね」
「そんなこと……」
 たったそんなことが、甘えなのだろうか。
 私と月野ちゃんは、親友なのに。
 いや。
「ある……のか、な」
 私は実際、実の妹とすらもわかり合えていないし、月野ちゃんのことも全然わかっていなか
った。
「だからって、わかってもらえないと諦めるのはいじけてるだけだし、わかってあげないと突
き放すのは臆病だけどね。本当、世の中って厳しいよ」
 今、電子はきっと、肩をすくめたに違いない。そういう細かい仕種すら、あざとい奴だか
ら。
「電子」
「ん?」
 でも、聞いてみた。電子なら、何かを教えてくれそうな気がしたから。
「その『甘え』を埋めてお墓をたてるには、どうすればいいの?」
「んー」
 電子はわざとらしく考え込んで、すぐには答えてくれなかった。
 けれど、いつまでも答えないわけじゃなかった。
「別に、埋めなくていいんじゃない?」
 そう答えた。
「お姉ちゃんと月野ちゃんは、すごくいいと思う。甘えるのはよくないけど、わかり合えない
って結論を出すのには、まだ早い気がする」
「……そうなのかな」
「そうだよ」
368 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−よっつめ [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 15:46:56 ID:texQgx5L
 言い切った。いつになく真摯な口調だった。
 そうして、姉妹でしばらく黙っていて。
「じゃ」
 電子は私のベッドから腰を上げた。
「麻婆豆腐、後でいいからちゃんと食べてね? ひき肉を大豆に代えた特別製なんだから」
「うん、ありがと」
 何に対するお礼なのかはわからない。
 ただ、電子が去り際に微笑んだことだけは、顔を上げた私には見ることができたのだ。

 私と月野ちゃん。
 馴れ初めは小学一年から。 
 月野ちゃんはそのころからちっちゃくて、私はそのころはまだやせっぽっちだった。
 はじめは、私は月野ちゃんのたくさんいる友達の一人だった。でもお互い意外に近くに住ん
でいることがわかって、すぐに互いの家に遊びに行くほどの仲良しになれた。
 ただ、私がふたなりであることを隠すためか、泊まりに行ったり来させたりすることは私の
両親が禁じていた。当時の私はまだそういう自覚がなく、気にしたことはなかったけれど。
 月野ちゃんといっしょにいるのは楽しかった。
 いつも一緒に下校して二人きりで話したりする機会が多かったし、性格はまるで正反対だっ
たけど、それがむしろ互いにとっての驚きや刺激になっていて、何時間一緒にいても飽きるこ
とがなかった。
 そういえば、あのころの私達はいつも手を繋いで歩いていた。私は月野ちゃんが迷子になら
ないように、月野ちゃんは私から離れないように、互いの手をにぎりしめていた。
 その手が離れたのは、中学一年の夏だった。
 私の初潮が来たのが、直接のきっかけになった。
 その頃の私は、若干不安定だった。ぺたんこだったおっぱいが膨らみ、体が女性らしい丸み
を帯びて来ているのに合わせ、おちんちんが急激に成長してきたのだ。
 あらかじめ両親から説明はされていたけれど、自分自身、言葉の上では納得していたけれど、
実際にそれが起こると、私はひどく混乱した。
 両親は、私を女の子として育てていた。でも一方で、私におちんちんがあることは否定しな
かった。
 大人になったら、自分の好きなように決めなさい。
 いつも、私にそう言い聞かせていた。だから私が悩むことも混乱することも否定しなかった。
 ある意味自由で、悪く言えば放任だった。
 それでも、他人に無理矢理決められるよりはマシだと、私は納得することにした。
 ある日。プールの授業があった。日差しが強く、蝉がうるさく鳴く真夏日だった。
 私は『本当に』生理だったので、他の女子生徒と一緒に授業を見学していた。
 特にすることもなく、一緒に見学している人も友達というわけではなかったので、私はぼん
やりと月野ちゃんを見ていた。
 月野ちゃんは運動は基本的に苦手だったけど、水泳だけはなぜか得意で、好んでいた。元気
よく飛び込み、軽快なクロールで泳ぎ、どうしてもうまくいかない背泳ぎを一生懸命に練習し
ていた。
 そしてそれでも、月野ちゃんは時々私に気付いて、プールの中から手を振ってくれた。私は
それが妙に嬉しくて、照れながらも小さく手を振り返していた。
 そんな中の、ただ一瞬の出来事だった。
 前後の記憶ははっきりしない。どうしてそうなったのかは覚えてない。けれど、確かにそれ
はあった。
 月野ちゃんの水着のお尻がめくれあがり、彼女の股に食い込んでいた。
369 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−よっつめ [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 15:49:37 ID:texQgx5L
 スクール水着だったから、今思えばそれほど過激な光景ではなかったと思う。でも、ほんの
少しだけ見えたお尻の丸みは、水着に包まれている月野ちゃんの裸体を想像させた。
 反応した。固くなって、勃ち上がって、痛くなった。
 そうなったまま、三日間も戻らなかった。
 私はそれをどうにかしようとした。それまでも擦れたりして反応することはあったから、冷
水をかけたり、体をつねったりした。できるだけ刺激しないようにとパンツを二枚重ねて履こ
うなどと妙なこともした。
 でも駄目だった。戻らなかった。
 痛くて熱くて嫌なのに、固くて大きいままだった。
 恥ずかしくて、誰にも相談できなかった。
 そうして、三日目の夜。
 私はキレた。
 風呂場で、削り取るつもりで、ボディタオルでゴシゴシと擦った。本当に削り取るつもりは
なかったけれど、どうせ痛いならいっそ腫れるまでやってやろうと思っていた。
 そんな憎しみを込めて『削る』中、不意に痛みとは違うモノを感じた。
 見てみると、おちんちんの先を被っていた皮が後退し、サーモンピンク色の先端が現れてい
た。
 自分の体ながら、私はそれをグロテスクだと感じた。おまけに、先端からおしっことは違う
よだれのような汁が出ていて、先端を濡らしていた。
 やりすぎた? まさか皮が剥がれるなんて。一体私の体はどうなってしまったんだ?
 恐る恐る、私は指でそこに触れた。鈴口のあたりを、指の腹で塞いでみる。
「ふあ!」
 刺激。
 それほど激しく触れたつもりはないのに、体がびくりと反応した。けれど、傷口に触れた時
とは違う。感覚的には『もっとやさしく』するべきだが『触れてはいけない』わけではないと
直感した。
 だから、次はそっと、触れるか触れないかの力で、静かに指を近づけた。
「……ん」
 やはり刺激があった。けれど、痛みとは違う。
 なんだろう。もっと調べてみよう。
 先端に触れたまま、指をちょっとずつ動かす。時に離したりしながら、刺激の正体を探る。
「ん、んんっ!」
 亀頭の裏側、肉の合わさるあたりが一番刺激を感じた。同時に、そこに触れる度に下半身に
熱が溜まる気配があった。
「んは……」
 ふと我に返る。刺激の正体なんて、そんなに重要な情報か? そもそも、この『皮剥け』が
怪我かどうかを調べてたんじゃなかったっけ?
 早くお母さん……いや、お父さんにキカナイト。
「んっ! んっ! んふぅ!」
 指が止まらなくなっていた。
 人差し指の腹で、亀頭の裏をしきりにひっかいていた。次第に指一本だけじゃ物足りなくな
って、左手で根本を押さえ、右手で裏スジ全体をコスっていた。
 あれ。何してるんだ私。なんか止まらない。先端からよだれみたいなのが出て、指が汚れて
気持ち悪いのに。
 トマンナイ。
「はあ、はっ……んはぁ!」
 あ、今ビクンってなった。おちんちんが勝手にビクンって。どうしよう、なんか変だ。これ
は本格的だ。どうしてしまったんだろう。
 いつしか、私は風呂のタイルの上で膝立ちになっていた。左手を壁につき、前屈みになる。
そうすると、右手でおちんちんを握り、上下へコスるのが楽になったから。
「は、……っあ、あー……!」
 変な声出してる。おちんちんのよだれで右手がべとべとする。うわ、
女の子の方からもよだれがでてるじゃないか。なんか怖くなってきた。早く止めなきゃ。
 やめなきゃ。
 ヤメナキャ。
「あっ! あっ! ああ!」
370 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−よっつめ [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 15:52:03 ID:texQgx5L
 おちんちんが痺れてきた。お尻の穴と女の子の穴がきゅんとした。体の奥から、何か熱くて
どろどろしたものが込み上げてくるのを感じた。
 怖い。
 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖
い怖い怖いこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこ
いこわいこわいコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワ
「ああ、あー、んあー!」
 気持ち良い。
 私は一瞬だけ体をのけ反らせ、白い液体を浴室の壁にぶちまけた。
 どくどくと右手の中で痙攣し、べとべとした液を吐き出すおちんちんを、なにか下等な生物
を見るような気持ちでぼんやりと眺めていた。
 ああ、これが射精か。
 私は学校で習ったことを、その時になってやっと思い出すことができた。
 ひどいな。皮が剥けるともよだれみたいな汁が出るとも聞いてない。
 壁に付着した精液を指ですくいとる。その粘り気と、臭いを確かめる。
「生臭い」
 イカみたいな臭いがした。白いのでミルクみたいな味がするかとも予想したけど、味を調べ
る気が失せた。
「えーっと」
 射精を終えると、なぜか急激に冷静さが戻って来た。同時にさっきまでの痴態を省みて死ぬ
ほど恥ずかしくなったけど、とりあえず、それを後悔するのは後にすることにした。
 おちんちんが固くなるのは、女性の膣に入れるため。
 射精して、子供をつくるため。
 皮が剥ける理由はわからないけど、これも膣に入れやすいからだろう。
 つまり私のおちんちんは、大人になったのだ。
 私の女の子の部分と、同じように。
「……なんだ」
 自分が病気でないことがわかって、私はひどく安心した。同時に、あれほど固くなっていた
おちんちんから、血の気が引いているのを感じた。
「ああ。『シコると静まる』ね」
 教室の片隅で、下品な男子が大声で喋っていたことの意味を理解し
た。
 しかし『シコる』というのは下品でやだな。『オナニー』とか『マスターベーション』とか
はイメージが曖昧だし。何か別の、しっくりくる言葉はないものかな。
 そんなくだらないことを考えながら、私は壁についた精液を洗い流すためにシャワーをとった。
 それで、この件は解決すりハズだった。
 二次性徴期の肉体の変化を人より倍経験しただけ、それはそういう話でしかなく、めでたし
めでたしで終わるべきだった。
 けれど、違った。
 めでたしめでたしでは、終わらなかったのだ。
「どうしたの? よーちゃん」
 明けて、次の日。
 私はいつものように起きて、玄関を出て、月野ちゃんを迎えに行った。
 月野ちゃんもいつも通りに出て来て、二人一緒に登校する。
 ハズなのに。
「早く行こうよ」
 月野ちゃんが私に差し出した手を、握ることができなかった。
 いつも、毎日、繋いでいた手だったのに。
「……生臭い」
 右手から、臭いが取れない。
 おちんちんから出たよだれと、白くてねばねばした精液の臭いが、とれていない。
 ちゃんと洗ったのに。何度も洗ったのに、取れないのだ。
 こんな手で。
 月野ちゃんのちっちゃくて、白くて、柔らかくてきれいな手を握っていいのか。
 あの下品な肉槍をシゴいた手で、繋いでいいのだろうか。
「……その」
 できなかった。
 そんな手で、月野ちゃんの肌に触れることはできなかった。
「もう、やめない? そういうの」
371 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか−よっつめ [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 15:54:10 ID:texQgx5L
「え?」
 月野ちゃんが手を差し出したまま、悲しい顔をした。
「もう中学生だしさ。手を繋いでるのは、なんか、ね」
 その場で理由を考えた。
 嫌になるほど筋が通っていた。
「私と手を繋ぐの、イヤ?」
 月野ちゃんが問う。今にも泣き出しそうな目だった。
「そうじゃない。そうじゃないの」
 私はたまらなくなって、月野ちゃんへ歩み寄った。
 そのまま抱きしめてあげたかったけど、それすらできない自分を見つけただけだった。
「イヤじゃないよ。月野ちゃんが嫌いになったわけじゃ、ないよ」
「じゃあ、どうしてそんなこと言うの?」
 月野ちゃんが、私の制服の袖を握ってきた。遠慮がちだけど、しっかりと私を捕らえようと
していた。
「嫌いじゃないの。お願い。わかって」
 そうだ。
 あの時確かに、私はそう言った。
 そして、言い訳のように月野ちゃんの頭を撫でたのだ。私の臭いで月野ちゃんが汚れないよ
う、慎重に。
 その日から、私と月野ちゃんが手を繋ぐことはなくなった。
 それでも私達は互いを親友だと思っていたし、それを疑おうともしなかった。
 ただ、私から月野ちゃんに触れることが、頭を撫でることだけになっただけで。

 回想終わり。
 一歩も動かず、時間すら十分にも満たない旅を終えて、私は私の部屋にいた。
 タイムトラベルは簡単だ。
 過去は思い出して、未来は想像すればいい。
 あるいは『もしも』を使えば事足りる。
「もしも……」
 私がふたなりなんかではなく、普通の女の子だったら? あるいは、男の子だったら?
「もしも……」
 私が月野ちゃんと友達にならなかったら? 女の子で興奮したりしなかったら?
「もしも……」
 私が初めて射精した次の日も、私は月野ちゃんとちゃんと手を繋げて、ずっと仲良くしてい
られたら?
「もしも……」
 私が月野ちゃんで『しこしこ』してるところを目撃されず、気持ちを隠し切れていたら?
「もしも……」
 月野ちゃんを犯さなかったら?
「…………」
 このまま部屋に閉じこもり続けて、月野ちゃんと二度と会えなくなったら?
 そしたら、私は。
 私は。
「嫌に決まってるでしょ。そんなの」
 じっとしていともイイコトなんて起こらない。



 だから私は、ケータイの電源を入れた。
372 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 16:16:36 ID:0IWhkspv
ふたなりっ娘の自己嫌悪初オナニー(;´Д`)ハァハァ
みさくらチックに快楽に忠実なふたなりもいいですが手淫して落ち込むふたなりっ娘も(・∀・)イイ!!

妹ちゃんにもラブラブアナルファックしてあげてくだちい
373 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 16:19:11 ID:0IWhkspv
というかフタナリ妹バレイベントはありますか?
月野との濃厚セクロス目撃でダブルショックな妹とかw
しかし名前で内田春菊のCMキャラが目に浮かんでしまう…
374 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 16:26:23 ID:texQgx5L
 スレの諸兄はふたっ娘のナニが好きですかー。
 そりゃもちろんシュミはいろいろですが、俺はふたっ娘が自分で慰めたりするのが好きです。
 余談ですが、これはケータイで書いてます。なのでケータイで読むと調子が良いかもしれま
せん。誤字脱字は完結してまとめる時に直したいな……

>>360
 どっかの記録に『はじめてからずっと後ろの穴で生涯通しました』っ人の記録があった気が
します。
 どこの人だったっけ。

>>361
 俺もストライクなんだぜ! あたりめえだけどな!

>>362
 テンプレだけに、鉄板です。だからこそ、ハズせない、神経を使うところですが……

>>363
 やらしさとやさしさは隣り合わせ。たった一文字の違いなんだぜ!

>>364
 すみません。あとがきとかライナーノーツが好きで、こういう場合でもついレスをしたくな
ってしまう寂しがり屋なもので。俺きめえ。ごめんなさい。

>>365
 趣旨が『子作りまでやる』ですから、疑似精液でない限りそれやっちまうと終了なので……
 それにロリのが開発がしやす(略
 長くなりそうですが、最後までお付き合いしていただければ幸いです。

 あ、トリップつけてみました。よろしくお願いします。
375 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 16:40:00 ID:texQgx5L
>>372
 うおっと新しいレスが
 妹参戦希望ですか。さすがエロパロ板。パネェですね。妹の電子は『克服』したヤツなので、
ショックとかはないかも。その上で近親相姦へ走るかどうか……むう。

 みさくら御大のセンスは真似したくともできない……俺がふたなりと言う世界と出会えたの
はみさくら御大のおかげです。初めてふたっ娘を見たのはバイオレンスジャックですが……あ
れに萌えてはいなかったなあ。

 名前被りは覚悟してましたが(月野うさぎとかね!)、そっちは知りませんでした。
 後で調べなきゃ。
376 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 17:20:38 ID:texQgx5L
ああ、あー。電子の方かー。

 本名は
 月野→よーちゃん→電子
の順番で考えたので、そいつはある意味不幸な事故なのです。

 月野⇔『よーちゃん』
 『よーちゃん』⇔電子

 という感じに、対になる名前です。
 ……どうでも良い話ですけどね。
377 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 17:50:50 ID:LAnYjpU8
考えてんだなー、そういう細かいこだわりは大切だと思うよ
378 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 18:58:17 ID:bRaukH6q
全レス開始すか…
379 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 20:40:24 ID:E0yOx6K6
>それやっちまうと終了
つまり当分処女のままアナルオンリーということですか?'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
私の脳内ではごほうびです
380 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/08/02(日) 21:04:23 ID:JLLZKOjU
酉付けて全レスなんて嫌われる要素だから気をつけろよ
現に眉間に皺寄せてる奴もいるし

何はともあれよくやった
381 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/08/02(日) 21:05:58 ID:nyhYPUhF
流石に全レスは引く
382 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 21:06:53 ID:JLLZKOjU
sage忘れた/(^o^)\ごめんちゃい
383 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 21:18:13 ID:hEUyu4+/
・携帯
・全レスのかまってちゃん

どうみても夏休みの厨房です
384 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 21:21:43 ID:vVqFJjRd
>ああ、あー。電子の方かー。
陽電子とか、反陽子とか……
# 核子なんてのいたり?w

それはさて、アク禁中のレスでこんなの残ってたw↓
--
精巣が体内にあったら拙くないか?
385 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 21:25:06 ID:texQgx5L
 すみません。確かにSS以外のレスほどほどにしといた方が良いですよね。自重します
 作品専門ではなく、雑談もアリなスレなのだから、感想ばっかで埋まるのも良くないし。

 少し頭冷やしてから続きを書く作業に戻ります。お騒がせしました。
386 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 23:12:44 ID:zRqDJF3h
どうしてSS以外の部分にケチ付けたり叩いたりしてSSを投下しにくい雰囲気にするかねぇ………。



>>385
あまり気にするな。
続きを期待してる。
387 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 23:23:16 ID:bRaukH6q
投下自体をどうこう言ってるわけじゃないのに何で勝手に雰囲気が悪い事にしたがるんだ
388 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/02(日) 23:26:08 ID:hesadgyj
>>386
SSは求められてるけど全レスは求められてないからじゃね
389 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 00:07:05 ID:0+roLwiw
>>380
自治厨乙、お前みたいな奴が一番要らない

てか
読み手は文句言っていいのに
なんで書き手は全レスしちゃだめなの?
別に自分のSSの感想のレスぐらいさせてやればいいじゃん
書き手は文章投下するだけのロボットじゃないんだから

こんな閉鎖的なスレ長続きしないわw
390 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 00:37:18 ID:1d9lJnXi
むしろお前が自治厨にみえるわwww
391 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 01:48:21 ID:CvC1A1aH
最初に全レス云々言い出した奴が自治厨だろ
全レスする必要がないと思うなら「全レスは要らないんじゃないか」とか
言えばいいだけなのに「夏厨」だ「現に眉間に皺を寄せてる奴もいる」(←匿名掲示板で何を)
だなんだ言ってる奴らおかしいだろ。
392 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 09:44:54 ID:+53YwXB3
じつは>>380も、>>380への反論も全部荒らしの自演だったとみなしてまるごとあぼーんするお
393 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 11:03:28 ID:GbBXGQ/S
それをするなら作者叩き全部が自演とみなしてあぼーんが正解
394 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 15:15:41 ID:luYoeTnr
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )  どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ  どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、   レ´`ヽ   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
|    | ( ./     /

 ___        ♪  ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄||         _ ヽ( ^ω^ )7  どうしてこうなった!
|.....||__||         /`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった! 
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ    
|    | ( ./     /      `) ) ♪
395 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 16:57:55 ID:VT9OQF09
で、結局こうして無駄に荒れるわけだ。
まあ、全レスは基本荒れる元だから歓迎されないわな。
書き手は自分の作品にレスがつけば嬉しいが、読み手は書き手からレス返されても嬉しくないし。
396 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:07:23 ID:k8jBdb3V
 いつつめできました。
 かなり長くなるので注意して下さい。
 一応これが、とりあえずのラストになります
397 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:08:31 ID:k8jBdb3V
 月野ちゃんからのメールは、あれから一件も届いていなかった。考えてみると、私が閉じこ
もり始めて結構時間が経つのに、月野ちゃんは私の家の電話にかけることもしていない。
 もし月野ちゃんが電話をかけていたのなら、電子はもっと早く異変
に感づくハズだ。私にあんな鎌かけなどする理由がない。
 月野ちゃんもまた、閉じこもっているのだ。
『あなたと話がしたいです』
 だから私は、月野ちゃんにそんな文面のメールを送った。そっけない内容だが、これくらい
シンプルなくらいが私には調度良い。
 そうして、準備を始めた。
 まずは食事。冷蔵庫に残っていた麻婆豆腐をあたためて、白いごはんにかけて丼で食べた。
咀嚼して、嚥下して、染み込ませた。
 庭に出て運動した。休みすぎて鈍りきった筋肉をほぐして、伸ばして、あたためた。
 シャワーを浴びた。汗と垢を洗い落とし、体のすみずみまでを磨き、研ぎ澄ませた。
 そうしてまっさらになって、ふりだしに戻って、私は私の体を取り戻した。
 深呼吸する。
 感情とは脳内物質のバランスだ。男の子と女の子を両方持つ私は、誰よりもそれを実感して
いる。男の子にも女の子にもなりきれず、いつもおっかなびっくり生きていた。
 でも。もう。それはおしまいにしよう。
 私は、私なんだから。
 濡れた体を拭いてから下着を選ぶ。ボーダー柄が良いとの直感に従い、その通りにする。
 おちんちんは固くなっていなかった。かといって萎えているわけでもない。いわゆる半勃ち
状態のそれを、軽く押し込める。
 ボクサーパンツとか履いてみようかな。でも可愛くないんだよな。当たり前だけど。
 髪を乾かす。ブラシですきながら、痛まないよう丁寧に。肩口まで伸ばした髪は、乾かすの
にそれほど時間はかからなかった。
 服。真っ白なシャツと黒いジーンズを身につける。おしゃれをするよりも、清潔感があって
動きやすい服の方が好きだった。
 だから化粧はしない。せいぜい姿見でバランスを確認する位だ。
 よし。
 準備完了だ。
 両手でばしりと頬を叩いて、気合いを入れる。
 玄関でミュールをつっかけて外へ出る前に、もう一度ケータイを開いてみた。
 月野ちゃんからの返信はない。
 電話をかけておこうか? いや、やっぱり電話は苦手だ。だったら直接話がしたい。
『今からそちらのお宅に伺います。茶菓子はこちらで用意いたしますので、どうぞお構いなく』
 そんなメールを送った。慇懃な割に有無を言わさない雰囲気がある。私はメールも苦手なの
かもしれない。
「まあいいか」
 私は玄関を開け、夏の日差しの中へ飛び込んでいった。

 月野ちゃんの家に鍵はかかっていなかった。
「お邪魔します」
 チャイムを鳴らしても誰も出なかったので、勝手に上がらせてもらった。何度も遊びに来て
いるからか、あまりためらいを感じない。
 階段を上がって、月野ちゃんの部屋へ。一階に人の気配はない。月野ちゃんは一人っ子で、
両親は共働きなのだから当然だ。
「月野ちゃん。私だよ。来たよ」
 ドアをノックして、呼びかける。
 返事はない。
「すあま買ってきたからさ、ちょっと話そうよ」
 ドアは開かない。
 沈黙が返ってくるばかりだった。
「開けていい?」
 拒絶されてるわけじゃない。
 確信はないが、そう感じる。まだ、月野ちゃんと私は繋がっている。
「……入るね」
 だから私はノブに手をかけて、ドアを押した。
 瞬間。
 タイミングを合わせたかのように、ドアが内側から引っ張られた。
398 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:09:40 ID:k8jBdb3V
 不意を突かれた。
 私はとっさに『踏ん張らない』ようにした。こういう時は、流れに逆らおうとしてはいけな
い。むしろおもいっきり、大袈裟に転んだ方が安全だ。
 幼い頃からの道場通いが役に立った。
 だがしかし、安全ではあっても正解ではなかった。
 月野ちゃんの部屋転がり込んだ私に、すぐさま影が飛び掛かって来た。私は大勢を立て直す
前にそれにのしかかられ、組み伏せられた。
「あははー。よーちゃんだ! やっぱりよーちゃんだ! 来てくれたんだ!」
 影に見えたそれは、とてもかわいい生き物だった。柔らかくてちっちゃくて、白かった。
 月野ちゃんだった。
「え……何?」
 違う。
 映像で理解しても、頭の処理が追い付かない。
 月野ちゃんの部屋は散らかっていた。そこらじゅうに漫画やぬいぐるみが散乱し、窓が開い
てるにも関わらず風がなく、じめっぽさを感じた。
 なにより。
 月野ちゃんの様子が、以前と全く違っていた。
「ほらあ。見てこれ。通販でこっそり買ったんだけどさ、すごいんだよ」
 月野ちゃんの黒くて髪が、白い肌に汗ではりついている。薄桃色のパジャマのボタンをすべ
て開け、下半身には何も身につけていなかった。
 それどころか。
「これだけ大きいのが入るんだから、きっとよーちゃんのも入るよ? きっと、ぜえんぶ……」
 月野ちゃんの肛門に、太いディルドーが、突き刺さっていた。月野ちゃんはその後端をぐり
ぐりと揺らし、さらに深く押し込もうとして喘いでいる。
 だらしなく口を開けて、はしたなく腰を振る。ちっちゃな乳房の先が、ぴんと尖っていて。
「月野ちゃん!」
 私は月野ちゃんの名前を叫ぶ。
「ああ、安心して? ちゃあんとここは、よーちゃんのためにとっておいたから」
 月野ちゃんはとろんとした目で、秘裂を指で割り開いた。
「よーちゃん。好きなものは最後までとっとくもんね。お尻を先にしたのも、今日まで来なか
ったのもそういうことなんでしょ?」
「ちが……」
 反論しようとして、口が塞がれた。
 月野ちゃんの唇だった。
「んふ……ゅむ。んん……」
 月野ちゃんの舌が、私の口の中へ差し込まれる。歯茎を、舌を、頬の裏側を、ざらついた舌
でなぶられた。
「んはぁ……よーちゃんっておいしいね!」
 月野ちゃんは笑った。邪気の一切感じられない、純粋な笑顔だった。
「…………」
 そして、はじめてだった。
 キスも勿論だったけど、それがいきなりディープキスとなったのには驚きを隠せないけれど。
 それより何より、私は、月野ちゃんのその笑顔に魅了された。
 『かわいい』ではなく『痛ましい』と感じて、心の真芯を撃ち抜かれた。
「ねえ、他の所の味もみていい?」
 パンツの中で、おちんちんがむっくりと起き上がるのを感じた。
 私はのしかかる月野ちゃんを払いのけることすらできず、ただ彼女に首肯して、従うことし
かできなかった。

 ひび割れた友情。
 傷ついた絆。
 それでもかろうじて、私は月野ちゃんと繋がっている。
 本当に?
 私の表層を貫く裏っ側。
 肉槍の形で、私の表へ出ようとするもの。
「あはは。よーちゃん、またしましまのぱんつだ。かわいいー」
 目の前の月野ちゃんが、私のジーンズを脱がせる。膝まで下ろして、私の足の動きを封じる。
 私は、そんな月野ちゃんの顔をじっと見ていた。
「ほーら、よしよし。今出してあげるねー」
 パンツの上から私の怒張をなでさすってから、月野ちゃんは指をかけてこれを剥いだ。
399 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:11:16 ID:k8jBdb3V
「ふあ! もう……」
 押さえがなくなった反動で、すでに勃起していた私の肉槍が月野ちゃんのほっぺを弾いた。
 月野ちゃんの顔に、よだれのような粘液がこびりつく。すでに私の先端は、てらてらと濡れ
て光っていた。
「おちんちんは後でしてあげる。今は、こっち」
 月野ちゃんは頬についた粘液を拭おうともせず、半脱ぎになった私のパンツの中へ手を差し
込んだ。
 先端と同じように濡れそぼった、私の秘裂。
「女の子はクリトリスが好きな子と中をいじるのが好きな子がいるって聞いたけど、よーちゃ
んはどうかな」
 月野ちゃんの柔らかい指が、私の中へ潜り、掻き回す。
「もっともよーちゃんのクリトリスはおちんちんだけど。不思議だよね」
「ふっ……くっ……!」
 おちんちんとは違う快感だった。じわじわ、じわじわと昇る感じがする。月野ちゃんの指が
私の愛液で濡れて、びちゃびちゃと音が鳴る。
 声が漏れた。
 気持ち良かった。
 なのに、悲しくなる。ちっとも幸せだと思えない。
「やめて……月野ちゃん」
「お前の『やめて』は『もっと』に聞こえるぅ」
 私の耳元でそう囁いて、月野ちゃんは私の中から指を引き抜いた。
「ほら。こんなにべとべとになっちゃった」
 愛液にまみれた指で、私の頬を撫でた。
「我慢しなくていいんだよ? 好きなことして、いっぱい気持ち良くなればいいじゃない」
 私の顔をぐしゃぐしゃに濡らしてから、月野ちゃんは私のジーンズとパンツを下ろし、両足
から抜いた。
 下半身裸になった私の足の間に膝立ちになり、にっこり笑う。
「こんなのは、どうかな?」
 月野ちゃんは左手を私の脇に着いて、覆いかぶさるような姿勢をとった。残った右手をおち
んちんに見立てて、再び私の中へ入れる。
「ふ、ふああ、あああ!」
 同じ指なのに、感じ方が全く違う。
 月野ちゃんの体が近くて、彼女の吐息を肌で感じられて。それが、どうしようもなく興奮す
る。
「あはは! よーちゃんの感じてる顔かわいい! もっとみせてよ。イク時の顔も、全部!」
 ああ、しかし。どうだ。
 やっぱり悲しい。
 月野ちゃんに突かれる度に、彼女の悲しさや痛みが、伝わってくる。
 それが私の心臓に注ぎ込まれて、ずきずきするのが止まらない。
 やめて。
 お願いだから、やめてよ。
「ああ、あー……!」
 意識が混濁する。
 体は気持ち良いのに、心がどんどん痛くなる。
 やめて欲しいのに、やめて欲しくない。
 快感を振り切ろうとしても、月野ちゃんに押し戻されてしまう。
 やがて。
 おちんちんの芯が痺れるのを感じた。射精が近いというサインを、私の脳が受け取った。
「だぁーめっ!」
 それと殆ど同時に、月野ちゃんの手が私の根本を掴んだ。
「ひぎぃ!?」
 強く掴まれたことで精液の通り道を塞がれ、私は射精することができなくなった。
「おまんまんでイク前におちんちんでイっちゃダメでしょー?」
 根本を押さえたまま、もう片方の手が鈴口をぐりぐりとほじくる。
「ふぇ!? ふ、っふぅぅ!」
 その刺激で、おちんちんがイった。びくびくと、射精できない代わりに体全体が痙攣した。
400 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:13:33 ID:k8jBdb3V
「さっきは我慢しなくていいと言ったが、すまん。ありゃ嘘だったぁ……」
 違う。
 今の月野ちゃんは嘘だらけだ。本当なら、笑っているわけはないのだ。
「何。その目」
 もの言わずとも、月野ちゃんは私の目に何かを感じた。
 それを恐れて、かつ恐れを打ち消そうと私に向かい歯を剥いた。
「気持ちいいんでしょ! こんなことされても……!」
 月野ちゃんの両手が私のシャツの襟にかかり、ボタンを引きちぎった。そうしてブラの上
から、私の乳房をひっつかむ。
 あるいは、潰した。
「ヘンタイさんなんだ! よーちゃんはおちんちん生やしたヘンタイさんなんだ!」
 声を荒げて、まくしたてる。
「私だけだよ? 私だけなんだよ? そんなよーちゃんの友達になれるのは! よーちゃんは
私がいなきゃ、どこにもいられないんだから!」
 ぽたり、と。
 私の頬に、熱い液が落ちてきた。
「うえ……うっ……」
 泣いていた。
 月野ちゃんが、私の上で泣いていた。
「嫌いだ……よーちゃんなんか、嫌い。どっかいっちゃえば……いいのに。どうして、ど
うして戻って、来たの……?」
 鳴咽。
 私を嫌いだと言って、私を傷付けて、しかしそれ以上に自分を傷付けている、小さな女の子
がいた。
「私は、好きだよ。月野ちゃんのことが、大好きだよ」
 月野ちゃんをまっすぐ見つめて、はっきりと言い切った。
「だから、話しをしようよ」
「う……ええ……!」
 私が頬をなでると、月野ちゃんは一際大きな声で泣いた。
 それはまるで、産声のようだった。

「よーちゃん。おっぱいが膨らんだのって、いつ?」
 始めに、月野ちゃんはそれを聞いた。
 私達はならんで、部屋の壁に寄り掛かっていた。肩が触れるほど近くはなくて、手を延ばせ
ば届くくらいの距離を空けて。
 向かい合わずに、同じ方向を向いて並んでいた。
「えーと……小学五年生になったあたりかな?」
 私の胸は、中学生くらいの時には今とほぼ同じ大きさに成長してた。高一になった今もまだ
成長し続けているというのが、これまた悩みの種だけど。
「ぶっぶー。小学四年の冬には膨らんでましたー」
「ええ、嘘?」
「よーちゃんはあんまり重ね着しないからね。毎日抱き着いてる私ならわかるんだよ」
「へえ……」
 確かに、学年が上がってから気付いたのは身体測定がきっかけだ。秋と春の間に成長が始ま
っていたと考えれば何も不思議じゃない。
「でも、それがどうかしたの?」
「するよ。だって、私はいつまでもちっさいままだったから」
 月野ちゃんは膝を抱えて、体を丸めた。肛門のディルドーは抜いたけれど、下半身には何も
履いていないので、それだけで白い足が全部剥き出しになる。
 ただ、私の持ってきたすあまは気になるのか、さっきからちらちら見ているけど。
「最初は楽しかった。よーちゃんはいつ気付くかなーって、わざと教えないようにして、毎日
抱き着いてた」
「たはは……」
 月野ちゃんは背は低いので、正面から私に抱き着くと私の胸に頭が来る。私達の身長差は、
今も昔も変わっていないのだ。
「でもね。クラスの男子が言ってたのを聞いちゃったんだ」
「え?」
401 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:16:21 ID:k8jBdb3V
「好きとか嫌いとか、直接的なニュアンスじゃないけど、よーちゃんのこと『いいよな』って
言ってたの」
「…………」
 心辺りが、ない。
 私は月野ちゃんとばかりいたから男の子と親しくしたことはないし、正直なところあまり多
く友達を作るのは面倒だとすら思っていた。
 だからこそ、分け隔てなく誰とでも接する月野ちゃんの存在が有り難かったし、それにずい
ぶん助けられた。
「びっくりした。何言ってるんだと思った。よーちゃんのこと、なんにも知らないくせに……
って怒りたくなった」
 怒らなかったけどねと月野ちゃんは舌を出して笑った。微妙なニュアンスだった。
「でも結局、女の子が成長するってそういうことなんだ。昨日までとは違う自分になって、違
う目で見られるようになる……そうやって、みんな。大人になってくるんだよね」
「そう、だね」
 月野ちゃんは私のおっぱいが成長したことを喜んでくれた。しかし、それなら、彼女は本当
に喜んでいたのだろうか。
「中学生からだよね。だっこも手をつなぐのもしてくれなくなったのは」
「うん……」
「嫌いになったわけじゃないって、言ってくれたよね」
 記憶している。全部覚えてる。
「あれは、違うの」
 けれど、それは事実だけど、月野ちゃんの真実ではなかった。
「私が、よーちゃんを嫌いになっちゃうのが、怖かった」
 それは。
 変わってしまうことへの、恐れだった。
「よーちゃん。おっぱいがどんどん大きくなって、お尻もまあるくなって、時々別の人に見え
ちゃうくらいだった。よーちゃんがそんなに変わっていくのに、私はちっさいままだった。変
われないままだった……」
 ため息をついて、天井を見上げる月野ちゃん。きっと、一人でいる時はいつもそうしていた
のだろう。
 ただ一人、孤独に。
「それに、受験もそうだった。私が無理言って、志望校のレベル下げちゃったでしょ?」
「それは……!」
 私の成績は月野ちゃんより上で、普通ならもっと上のレベルの高校も狙えたのは事実だ。
 けれど私は、高校生になっても月野ちゃんと離れたくなかったし、今の女子校でも満足して
いた。何も問題ない。そういう決着になったハズだった。
「私はいつの間にか、よーちゃんの足手まといになってた」
 無味乾燥で、客観的な口調だった。まるであたたかみを感じない、残酷な見解だった。
「それでも私はよーちゃんと一緒にいたかった。そうでないと、私一人だと、何にもできない
から」
「そんなわけ……」
 何もできないわけ、ない。月野ちゃんは、頑張ってたじゃないか。
 月野ちゃんは首を振った。否定だった。
「だからね。よーちゃんがふたなりだって知って……都合が良いって思った。私はよーちゃん
が居ればなんでも良かった。よーちゃんのためならなんでもできた。それ以外は、考えたくも
なかった」
 どろりと。
 虚空を見つめる月野ちゃんの瞳に、何か昏いものが見えた気がした。
「私。よーちゃん以外何もいらない。だからよーちゃんは、私から何でも奪える。私は、私の
モノにならないよーちゃんも、よーちゃんのモノになれない私も、嫌い」
 大嫌いだ。
 吐き捨てるように、月野ちゃんは言った。
 どうして。
 私は、月野ちゃんがこんなに苦しんでいたことに、気付けなかったのだろう。
402 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:19:10 ID:k8jBdb3V
 気付いていれば、傷つけなくて済んだかもしれないのに。
 いつまでも、二人。一緒にいられたかもしれないのに。
「もういいよ。よーちゃん。私のことはもう、放って置いて。これ以上、私なんかに付き合っ
てダメになることなんて、ない」
 言い切った。
 確信的だった。
「ううん。次は私の番だよ。私も、話さなきゃいけないことがあるんだ」
 だからこそ、わかり合おうとしなくちゃいけない。
 私は、自分の話を始めた。

 こういう風に話をするのはいつ以来だろう。
 ひょっとしたら、初めてかもしれない。
「よーちゃんはスク水萌えだったんだ」
「え、皮って手術しなきゃ剥けないんじゃないの?」
「そうだったんだ。別に、臭くなんかないのに」
 月野ちゃんは最初こそ無言だったけれど、だんだん聞く耳を持ってきてくれた。適当な箇所で相槌を入れて、最後まで話を聞いてくれた。
「…………」
「…………」
 そして、お互い、黙り込んだ。
 話すことを話せば、それでおしまいだと思っていた。
 でも、これはどういうことだろう。
 結局二人には何が起こって、どうなったんだ?
「月野ちゃんは」
「よーちゃんは」
 それを確かめるために、私達は違いに顔を見合わせて、同時に口を開いた。
 かぶった。
 気を取り直して、続き。
『私のこと』
 今度は言葉まで一緒だった。
 笑える。
 久しぶりに、心がぽかぽかしてきた。
 どちらからともなく近付いて、互いに手を繋いだ。
 左右とも、指を絡ませるように、しっかりと。
 自然と、月野ちゃんと顔が近づく。
「ばか」
 今度は、私から先に口を開いた。
「月野ちゃんは、そのままでいいの。私がずっと一緒にいてあげるから、ゆっくり大人になれ
ばいいの」
「でも……」
 また月野ちゃんが涙を流した。月野ちゃんの瞳から零れるそれを、私は唇で一粒一粒吸ってあ
げる。
 そうして月野ちゃんの涙が止まるのを待ってから、唇を軽く重ねた。
「それよりも」
 私は少し目を逸らして、続ける。
「私の手、臭くない? ていうか、おちんちん生えたヘンタイだし。汚れちゃうよ?」
 ふるふると、月野ちゃんが首を振った。
「いいもん。よーちゃんの匂い好きだから」
 月野ちゃんはそう言って、私の頬や額、鼻や瞼、他もろもろにキスを浴びせた。
 私は私が嫌いだ。
 でも、月野ちゃんを好きでいる私は、月野ちゃんと一緒にいる私だけは、好きだ。
 今度は二人同時に唇を寄せ合って、深いキスをした。舌を絡ませて、吸い込み合う。
 月野ちゃんが月野ちゃんのことを好きになれるように。
 私が月野ちゃんを好きだと伝えるために。
 互いに、同じ祈りを込めて、深く味わった。
403 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:21:17 ID:k8jBdb3V
「んはぁ……」
 唇を離すと、違いの唾液の混じったものが糸をひき橋を作っていた。
 それがとてもやらしくて、愛おしくて、たまらなくなる。
「よーちゃあん……」
 月野ちゃんが、私にとろんとした目を向けてきた。
「うん」
 二人で、服を全部脱いだ。
 生まれたままの姿なんて、そんなわけはないけれど。
 お互い、一番まっしろな状態になって、見つめあった。
 月野ちゃんはやっぱりかわいい。
 背はちっちゃくて、やせっぽっちだけれど、体はすごく柔らかい。墨をすっと流したような
黒髪も、透き通るような白い肌もお人形さんみたいに綺麗だ。そのくせ表情が豊かで、ちょっ
ぴりわがままで、すごく繊細な、女の子。
「おっぱいとかお尻とか誉めてくれないんだ」
 頬を膨らませて、月野ちゃんはむすっと抗議した。そんなものなくたってかわいいよと言っ
てあげた。
「えへへ……」
「照れる時『えへへ』なんて言う人初めて見た!」
 かわいいなあ。もう。
「よーちゃんの方がかわいいよ!」
 月野ちゃんは私のおっぱいや足を撫でたりさすったりしながら、そこを順に誉めて言った。
「さすがにおっぱいがメロンだってのは言い過ぎじゃない?」
「じゃあスイカ!」
「余計でかくなっとるやんけー」
「よーちゃんのおっぱいが揺れる擬音は『むちょろろろ〜』だね! きゃあ、いやらしい!」
「そんな奇っ怪な効果音を流してたのか……私」
 どんだけだ。
「あと、やらしいし」
「そりゃ否定できないけど」
「間違えた。やさしいし」
「間違えちゃダメだよ!?」
「ごめん。とにかくやさしいよ。よーちゃん」
「やさしくない人なんているのかな」
「それ自体がやさしい人のセリフなんだよ」
「そうなのかな?」
「例えば『やらしくない人なんているのかな』とか」
「それは確かにやらしい人だ!」
 なんて、妙な会話も交えつつ。
 私と月野ちゃんは、本来のリズムを取り戻す。
 そしてこれから、新しいリズムを作るために。
「ん、ふう……」
 月野ちゃんのベッドの上で私は仰向けに転がり、突き立った先端を月野ちゃんが舐めた。
「裏のお肉があわさるところ……ここかな?」
「ふあっ! そ、そこ!」
 いつかの時よりも、月野ちゃんはずっと上手になっていた。
 さらに、あまった手を私の女の子に入れて、かき回している。
 二つの快楽が、互いに増幅して、絶頂よりももっと高くて深い所へ私を誘う。
 不意に、月野ちゃんの口がおちんちんを滑り、濡れそぼった女の子に一気に吸い付いた。
「んん……!」
 一際強い刺激、でも、イってはいない。
 月野ちゃんがにやりと笑うのが見えた。私の感じている顔を見て、楽しんでいるに違いない。
「月野ちゃん。足、こっちにちょうだい」
「はーい」
404 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:23:36 ID:k8jBdb3V
 瞬間、なぜか闘志が沸き上がった。その欲求に従い、月野ちゃんに自分の頭を跨がらせる。
「ちゃんと、あたためてほぐしとかないとね」
 白くて肉の薄い大腿をなぞって、月野ちゃんの真ん中を割り開いた。とたんに、トロトロの
愛液が溢れてくる。
 その匂いだけでイキそうになった。
「負けるか……!」
 何がどうなったら負けなのかは自分でもわからないが、とにかく私は指二本を月野ちゃんの
中へ挿し込み、入口近くの弱点をひっかいた。
「ゆびい! よーちゃんのゆび気持ちいい!」
 月野ちゃんの顔が見えないのは残念だけど、ひだのふるえかたで彼女が悦んでいるのはわか
った。
 それでも。
 月野ちゃんは私の女の子と男の子を同時に責めているのだ。私もどうにかして、それに報いたい。
「ふあ! 何々? よーちゃんそれなにい!?」
 突如お尻の穴を襲う感触に、月野ちゃんが混乱した。
「通販で買ったんだっけ? これ」
「ふああ! だって、練習になるかと思ってええ!」
 私はディルドーを捩りつつ、少しずつ月野ちゃんのお尻へ挿入していく。
「そんなこと言って。本当はお尻の穴でするのに目覚めちゃったんじゃない?」
「ちが、お尻じゃなくて、よーちゃんのおちんちんが好きなの!」
「嬉しいコト言ってくれるじゃないの」
 だがそれとこれとは話は別だった。実際、お尻の穴を責められて、月野ちゃんは少なからず、
というかかなり、感じているみたいだから。
「そろそろかな……」
 月野ちゃんの女の子がほぐれてきたのを、指の感触で確かめる。
「ん。もういいの? 一回出しちゃってもいいよ?」
「ううん。だったら月野ちゃんの中でたくさんびゅっびゅっしたいから」
「で、でも……」
「妊娠したら、お嫁さんにしてあげる」
「よーちゃん……!」
「まあ、妊娠する確率は、普通よりかなり少ないらしいけれど」
「そうなの?」
「卵も種も、普通の人の半分以下しか作れないんだって」
 見た目には倍でも、パワーは半分。おおざっぱに言うとそういうこと。
「じゃあ、いっぱいしようよ! 普通の人の二倍だって三倍だって!
「たはは」
 月野ちゃんはこれを、すごくシンプルに解釈したようだ。私としても、こんなことで悩んで
欲しくはなかったし。
「ようし、じゃあ……」
「あ! だめえ! ディルドーいきなり抜いちゃ!」
 残念。それが狙いです。
「ひどいよお……」
 月野ちゃんは四つん這いになったまま、お尻の穴をひくつかせていた。
 こちらに向かってお尻を突き出し、月野ちゃんの全部がまる見えになっている。
「ごめん。かわいすぎて」
「お嫁にいけない……」
「貰ってあげるって」
「むしろよーちゃんが私の嫁になってよ!」
「待って月野ちゃん意味がわからない!」
 私は月野ちゃんの嫁なのか、婿なのか。これから考えていくことにしよう。
「はあ、楽しい。なんでこんなに楽しいんだろ」
 勃起したおちんちんを四つん這いになった月野ちゃんの秘裂にあてがい、私は呟く。
405 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:24:29 ID:k8jBdb3V
「らぶらぶだからだよ」
 月野ちゃんは短く答えた。
「らぶらぶですか」
 確かにそうだよね。
 一方通行でも立体交差でもなく、ちゃんと繋がって、慈しみ合えるのだから。
「じゃ、力抜いて。無理に逆らうと痛い……と思うよ」
「ひっーふっー」
「呼吸は普通にした方がいいんじゃないかな。柔軟と同じ」
「私、柔軟苦手……」
「ヘンなとこで自信なくさないでよ。入口からちょっとずつ慣らしてくから」
 私はそう言って、あてがった先端を、傷つけないようにそうっと、月野ちゃんの中へ挿し込
む。
 お尻の穴とは違い、膣はとても柔らかい感じがした。多分肉厚が違うのだ。あたたかで、や
さしくて、月野ちゃんの心に触れているような思いがした。
 なんだか、じんときた。
「女は子宮で考えるって、本当なのかなあ」
 同じことを考えていたのか、しみじみとした調子で月野ちゃんが呟いた。
「男の子でも女の子でもないよーちゃんの心って、どこにあるのかな?」
「…………」
 言葉にする必要はなかった。
 ただ、もっと月野ちゃんの奥に触れたいと思って、でも焦らないように、ゆっくりと進めた。
 しかし、進まない。すぐに何かに締め付けられ、阻まれた。
 処女膜って、これのことか。
「月野ちゃ……」
「よーちゃん」
 振り返らないまま、背中を向けたまま、月野ちゃんが言った。
「大好き」
 たったそれだけだった。
 でもそれ以上はきっと野暮だったろう。
 私はより強く、腰をつきこんだ。
 みりみり、みり。
 先端が締め付けられる。道が狭いなる。
「ふぅ……!」
 月野ちゃんは痛みに耐え、必死に私を受け入れようとしてくれている。痛いはずなのに、そ
んなことは一言も言わない。
 そうして。
 ぷつん、と。
 輪ゴムが切れたような感じがして、道が広がった。
「んあ……」
 つい勢いを余らせて、一気に奥まで私が進んでしまった。
「ふああ!」
 痛みに必死に耐えていた月野ちゃんも、これには悲鳴をあげた。
 月野ちゃんの奥は、とてもあたたかかった。外からの見た目は小さいのに、私をきちんと包
んでいる。
「意外と、痛くないっていうか……」
 月野ちゃんが涙目で私を振り返る。
「気持ち……良すぎるよ……」
 かわいかった。
 今世紀最後と言ってもよかった。
 私は月野ちゃんに腰を打ち付けた。
 何度も、何度も、何度も、何度も。
 突くたびに、月野ちゃんのお尻の肉が波立った。愛液がかきだされ、シーツに落ちた。月野
ちゃんの髪が舞い、汗が飛び散った。
 気がついたら、月野ちゃんも腰を振って、より激しく、早く動こうとしている。
 それがまたかわいくて、私はもう止まれなくなってしまった。
「よ、よーひゃん! わたし、もう……!」
「うん! いいよ、月野ちゃん! イって!」
406 名前: 私と月野ちゃんとあとなにか―いつつめ [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:25:55 ID:k8jBdb3V
 私も痺れを感じて、一際強く月野ちゃんを突いた。
「ひぃ、ひっ、ひっひゃうう!」
 月野ちゃんも、お尻を高く突き上げて。
 私達は、ほとんど同時に絶頂に達した。

「私、今やっと、よーちゃんに会えた気がする」
 月野ちゃんは、そう言った。
 あれから私達は、手を変え品を変え、時に休みながら、何度も交わった。
 今も、月野ちゃんは胡座を書いて座った私に正面からしがみつき、繋がっている。
 対面座位というらしい。
 こうすると私と月野ちゃんの目の高さが合うし、二人のおっぱいが密着するのも面白い。
 そんな極近距離から、月野ちゃんは言ったのだ。やっと会えたと。
「私も、なんだかそんな気がするんだよね。実は」
 俗に言うジャメビュというヤツだろうか。
 何度も会ったのに、何度も話したのに、それを忘れていないのに、初めて月野ちゃんと会え
た気がする。
 それがなんだか、泣きたくなるほどうれしい。
「じゃあ、勘違いじゃないんだ。私は今日、初めてよーちゃんと会ったんだ」
「え?」
 にこりと笑う月野ちゃんと、困惑する私。
「いや、でも……」
「初めまして。私、高間月野」
「えーっと」
 妙な会話だった。こんな状態でするような会話ではなかった。
「あなたとは、とっても仲良くできそうなの。だから、仲良くして欲しいの」
「…………」
「迷惑かけたりするかも知れないけど、あなたとならきっと大丈夫。そんな気がするの」
 ああ、そっか。
 私達はまだ、出会ったばかりだ。これから、私達にはもっともっといろんなことが起こる。
この夏とは比べものにならないくらい、たくさんのものが散らばっているハズだ。
 それでも、私達は、たまたま一緒にいただけの幼なじみなんかじゃないから。
 大丈夫だ。
 私達は、わかり合えると信じ合える。
「あなたの名前は?」
 高間月野が尋ねた。
 私は、それを少しおかしく思いながらも、答えた。
「私の名前は――」
407 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:28:53 ID:k8jBdb3V
 以上です。
 なんというか、本当にお騒がせしました……
408 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:29:29 ID:mSC2ZpXe
いいえ
409 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/08/03(月) 21:33:49 ID:luYoeTnr
お疲れさん。
二人のラブラブっぷり見てたら、荒らしだの全レスだのバカらしくなっちまった
410 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 21:43:03 ID:luYoeTnr
専ブラに慣れると、他ので見るときにsage忘れが多くなる罠に見事に引っ掛かるorz=3
411 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 22:20:23 ID:2Qhp2Qsl
GJ
あれ、目から汁が・・・
412 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 22:23:15 ID:f6aISUf0
>>407
GJ
すげーいいもん拝ませてもろた
413 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/03(月) 22:37:52 ID:P0W5UT4x
>>407
お疲れさん。
色々あったが、作品は良かったぜ。
やっぱあれね、ふたっ娘と普通っ娘が悩みながらも愛を育む話はいい。とてもいい。
414 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/04(火) 07:00:33 ID:8iWpg1hR
私と月野ちゃんと〜お疲れッス
久しぶりにココに来て、実によいものを読ませていただきました
こんな作品を待ち望んでおりました
今後とも是非頑張っていただきたい所存です
415 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/04(火) 08:03:04 ID:Ir1iCuD6
>「はあ、楽しい。なんでこんなに楽しいんだろ」
和姦ものでこのセリフはなんか新鮮でえろいですね(;´Д`)ハァハァ

>「嬉しいコト言ってくれるじゃないの」
きっとその後の2人は、赤ちゃんより先におしっこで腹ボテになるくらい
いっぱい温泉浣腸(腸内放尿)プレイにいそしんでるに違いないと信じてます!
416 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/04(火) 08:51:22 ID:+ACxDfxT
俺も好きなものは最後まで残しておくタイプだから
最後の最後に膣セクロス大変おいしゅうございました>>407

>>413
>やっぱあれね、ふたっ娘と普通っ娘が悩みながらも愛を育む話はいい。とてもいい。
同意!
417 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/04(火) 22:27:38 ID:va9YMQ2d
 あらためてどうも。『わたにか』の筆者です。『わたつき』のが良いでしょうか。どうでも
いいか。

 ええ、本編をちょっぴり読みやすく直して、おまけ(番外編とキャラ設定集)を加えたもの
をzipにして配りたいのですが。需要はありますでしょうか。

 あるなら適当なロダを指定していただき、そこに上げたいのです。
「おまけだけ寄越せ!」
 ならそれでも。
 たびたび、お手数かけます。

 機会があれば、電子を語り手になんか書きたいかなと思ってます
418 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/04(火) 22:55:02 ID:2QTQaHVk
俺には需要あるぜ
ロダは斧で
419 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/04(火) 23:04:13 ID:IFIYTEYH
>>417
まとめサイトに自分でうpすればええやん。
せっかくウィキ形式のまとめサイトなんだし、ロダにうpしてもすぐ流れるだろ?
あと、今後もこの板で活動を続けるなら、一度SS書き控え室まとめサイト(ttp://hikaeshitsu.h.fc2.com/frame.html
に目を通しておくことを勧める。
420 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/04(火) 23:35:03 ID:dqbBmX94
>>417

>>419に同意
どこにうpしても遅かれ早かれ消えちまうんだし、wiki更新した方が便利

あとテンプレくらいはちゃんと確認しようぜ
管理人が居ない方式なんだし、自分で更新しないと誰もやってくれないぞ?
421 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/05(水) 11:09:34 ID:M0h6UflZ
>>419
 こんな便利なまとめがあるなんて! ありがとうございます。参考にします。
 確かに、やるなら自分でやった方が良いですよね。というわけで

ttp://www33.atwiki.jp/futanari/pages/200.html

 本編、および番外をwikiに保管しておきました。
 ただ、自分から『〜氏』とつけることができなかったので、気になった人は修正してください。
 しかしSSでない『キャラ資料』は上げられないな……どうでも良いと言えばどうでも良いのだけれど。
422 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/05(水) 17:08:51 ID:a6LRff4O
◆wBXUc4mUSAは自前でサイト持った方が良いかもね。は
423 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/05(水) 22:25:15 ID:tlhViPtA
>>417
読んでおっきしながら泣いちゃってた。

GJ。
424 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/06(木) 10:03:30 ID:kwF/1Xbm
>>420
>自分で更新しないと誰もやってくれないぞ?

SSに限らず絵とかもそうだけどwiki方式って作者じゃなく見てる人が保管する事の方が
多いと思うけど…なんか珍しいな。
425 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/06(木) 12:29:21 ID:jDqSV8Qn
久しぶりに来たけど相変わらず読む側の態度の方が圧倒的にでかいのなwww
426 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/06(木) 13:29:54 ID:P0FFF64J
どこもこんなもんだよ
ただコイツの場合は夏厨でかつ携帯(笑)だから仕方ない
427 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/06(木) 14:46:14 ID:WxYEymCn
>>426のレスも十分夏厨臭い
428 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/06(木) 14:57:32 ID:OJ1U8oF4
以下無限ループ
429 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/06(木) 18:45:05 ID:8CW60f0P
>>421
くっ、夢の中で妹にしていたことを月野ちゃんにもするということは
夢の中でのみ月野ちゃんにしていた腸内放尿プレイは夢のままか…でもGJ(;´Д`)ハァハァ
430 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/08(土) 08:04:36 ID:ei/SJzPi
基本的に作品のファンであって作者はどうでもいい
431 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/08(土) 20:13:57 ID:y4MvQ0jy
誰もお前のことなんて聞いてないから
大人しくROMってろ
432 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/08(土) 23:49:11 ID:lwQREoMo
俺の歌を聴けぇ!
433 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:05:23 ID:bPdX/N7B
続きが、できてしまった……
というわけで投下します。語り手は蜂須賀電子です。
434 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:06:19 ID:bPdX/N7B
 それは、いわゆる一つの都市伝説だった。
 ある女子高生の友達の友達、その姉の彼氏の妹と同じクラスの女の子の体験談だと言うが、
もうその時点で情報の信憑性が怪しい。が、情報の出所なんて結局は些細な問題で、問題はい
つだってその体験談の内容だ。
 ある夜、その女の子はアルバイトの帰りに、人気のない夜道を歩いていたらしい。うら若い
乙女がそんな道を歩くのは、単に近道だからというだけで、決して怪しい人やモノとの出会い
を期待して……というわけではないらしい。本当かな。
 まあそれはそれとして、女の子はその夜道で、自分と同い年くらいの少女がぽつんと立って
いるのを見つけるわけだ。
 少女は、女の子と目が合うと、にこりと笑って会釈する。
 別に女の子は、その少女と知り合いだというわけではない。きっと人懐っこい子なんだとか、
夜道を歩いて心細かったのかなとか、その女の子は少し考えるわけだ。
 すると、さらに、少女は女の子に問い掛ける。
「わたし、きれいですかぁ?」
 少女のその声は、とても美しかったのだそうだ。女の子がうっかり足を止め、聞き惚れてし
まうほどに。
 そうして女の子は少女をもう一度見て、新たに発見する。
 夜道に立っていたその少女は、とても美しい娘であることを。
 いわく、かわいいとか綺麗だとか、モデル並だだとか、そんな言葉では表現でき
ない美しさなのだそうだ。
 そんなとびきりの美少女に問われて、女の子は動揺する。
「答えてください。きれいですかぁ?」
 美少女は女の子に迫り、さらに問う。最高級のヴァイオリンを連想させるその声に撫でられ
て、女の子は狼狽しつつも、
「き、きれい。だよ」
 と、美少女を褒めてしまうそうだ。
「そう……」
 美少女は女の子の答えを聞いて、満足そうに微笑む。
 そして、自分のスカートの前をたくし上げるのだそうだ。
「これでも、きれいですか?」
 美少女のスカートの中にあったもの。それは美少女にの白い足に似合う純白のパンティ。
 そして、それを内側から持ち上げる、逞しいおちんちんだった――
「ちょ! ま、待って!」
 あたしは叫んだ。机をばしばし叩き、口から唾を飛ばし、無理矢理話題を打ち切る。
「下ネタじゃん! それ!」
「そうだけど、何か?」
 あたしに手をかざし、迷惑そうな顔をして、美雪は応えた。
「何か? じゃねーわよ! 食事中でしょーう!」
 最悪だった。
 あたしはこれから、本日の弁当の中で最も楽しみにしているだし巻き玉子に食べようとして
いたのだ。それは昼休みという限られた休憩を鮮やかに彩るハイライトシーンだ。そこで美雪
に都市伝説を語らせたのは、それを盛り上げるBGMをあたしが欲していたからに過ぎない。
「食事中に下品なネタは慎みなさいよ! ほら、花憐だって引いてる!」
「ねえねえ、その美少女ってオカマさんだったの?」
「って食いついてるよこの娘!?」
 あたしの隣に座っていた花憐が、目を輝かせて身を乗り出し、美雪の話に耳を傾けている。
「いいや。それじゃあただの変態の話だろう? これが都市伝説なのは、その美少女が一種の
『怪人』だからさ」
 美雪は指を一本立てて、得意げに語った。
「いや、初対面の人に向かってスカートまくる時点で十分ヘンタイだから……」
 あたしはあって当然しかるべき指摘を、美雪のお話に対して行った。
 まったく。
435 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:07:09 ID:bPdX/N7B
 美雪は、静かに本を読んでいるだけなら、眼鏡とみつあみの似合う『文学少女』だ。しかし
て、その実態は齢十六にしてポルノ小説を読みあさる耳年増であり、彼女が仕入れてくる『面
白いお話』にはロクでもない下品なオチが付くことが多い。あたしはそれに、いつも頭を抱え
ていた。
 今回の話は都市伝説だというから、暑い季節にぴったりな恐怖話が聞けると思っていたのに。
後悔先に立たずとはまさにこのことだ。
「オカマさんじゃないの? おちんちんがあったんでしょう?」
 そしてもう一人。私と共に美雪の話に耳を傾けていた花憐は、この手の話が大好きだった。
 かわいらしい名前とちみっこい容姿に反し、花憐はこういった猥談に対して並々ならぬ興味
を持っている。
 前の中学から一緒だった美雪からの悪影響とも考えられるが、近くで観察しているあたしと
しては、小学生男子が『うんこ』で喜ぶのと似たようなものではないかと思っている。
 まあ、そんな感じのあたしの友達なのだけど。
 かく言うあたしも、別に猥談がダメだと言うわけではない。だが、何も食事の時間にこんな
話をして、せっかくの弁当を台なしにするのはいただけないと言っているだけなのだ。
 とはいえ、一度話が始まってしまったら最後。二対一では彼女達を止める術はない。なんて
ことだろう。これが多数決の正義か。くたばれ民主主義。
「オカマじゃあない。その美少女は乳房もあるし、陰茎の他に女性器も持っている。むしろ、
オカマにあるはずの陰嚢がないそうだ」
「いんのー?」
「つまり、タマタマがないんだ」
 タマタマなかったのかどうか気になる所だ……というギャグを、あたしはギリギリで飲み込
んだ。わざわざ餌をあげる必要はない。
 いや、うん。だからあたしも下品が全面禁止というわけじゃないんだ。ただ、時と場合を考えてほしいだけでさ……
「へえ。すごいねー」
「いわゆる両性具有。ふたなりってヤツだな。だから怪人『ふたなり美少女』って呼ばれてる」
「ん? 男の子も女の子も両方あるのに美少女なの?」
「まあそれは永遠のナゾだな……印象重視なのかも」
 美雪と花憐が、真面目くさって考え込む。その探究心を勉強に活かせば、もっとマシな成績
を取れるだろうに。
「てゆーかそもそも、どうして両性具有ってわかるのよ。スカートまくるだけじゃ、女の子も
あるかどうかなんてわからないでしょうに」
 パンティが見えたということは、履いていたということだ。それでは、女の子のアソコが見
えるハズがないだろうに。
「ああ、邪魔が入ったから、話が途中になってしまっていたんだ。実はな、美少女はパンティ
を履いてはいなかったんだ」
「はあ? ぱんつはいてないの?」
 話がよくわからなくなってきた。こういうミスディレクションは、話す方はともかく聞く方
はもどかしいだけだ。
「なんと言うべきかな……パンティだと思われたそれは、ソックスだったんだよ」
「……ますます不可解なんだけど」
 パンティとソックスは同じ下着だ。世には完全に裸になるよりもソックスのみ身につけた方
が興奮するという男性がいるそうだが、さて件の美少女も、そういう効果を狙っていたのだろ
うか。
「こう、な。太く勃起した陰茎を隠すように、ピンクのリボンがついたかわいらしいソックス
をつけていたそうなんだ」
「は? 何、それ」
「ペニスソックスとでも称するべきかな……」
「いや! いやいや! なんなのそれは!」
436 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:08:05 ID:bPdX/N7B
 想像してみた。眉目秀麗な美少女が、スカートをたくし上げる。その中には逞しいおちんち
んがそそり立ち、美少女がただの美少女でないことを主張している。おちんちんは純白の生地
に覆われてはいるが、そこにあしらわれたリボンはむしろ、よりおちんちんへ視線を引き寄せ
ることを目的としていて……
「変態だー!?」
 どうみても弁護のしようがない、明らか過ぎる立派なヘンタイの所業だった。
「だいたい、そんなのどこで売ってるのよ」
「情報はない。手づくりかもな」
「んなアホな……」
 荒唐無稽が過ぎる。
 あたしがおちんちんを持っていたとして、有り得ないことだがそうだとして、そんなことを
するだろうか。いやしない。反語。
「女の子なのにおちんちんついてるんだ。なんかお得だね。それ」
 花憐は自分の股に右手をあてがって、あれこれ想像しているようだった。
「ボクにおちんちんがあったら、ちょっと自慢したくなるかも……」
「やめなさい。自慢するのも、想像するのも」
「だがその美少女も、自慢したかったそうなんだ」
 ちっちと舌を鳴らし、美雪は話を続けた。
「美少女は女の子の前にしゃがみこみ、ソックスを外す。そうして剥き出しになった陰茎を、
こう……」
 右手を握って、上下に振る手ぶりをする美雪。
「みせつけるように、扱きはじめるそうなんだ」
「うわあ……」
 もうかける言葉がみつからない。あたしはこの時点で、すっかり食欲をなくしていた。
「股を開いて、ついでに残った左手で女の子の部分もいじって『きれいですか? わたしきれいですかぁ?』と
言いながら自慰行為を見せ付けるそうだ」
「あたしならその時点で警察呼ぶわ……」
「ええ? でも美少女なんでしょ? なんか、ボクなら見とれちゃうかも」
 花憐とあたし、再び意見が分かれた。あたし達は顔を見合わせて、なんとも複雑な表情をみ
せあった。
「……少なくともこの場合、女の子は美少女の痴態に見とれてしまうそうだ。美少女の肉壷が
淫靡な音をたてて掻き回され、足元に零れ落ちた快楽の証が水溜まりを作るのをじっと眺めた
まま、身動きができなくなってしまう」
「描写をするな。描写を」
「そうして、美少女はよだれを垂らしながら叫ぶ『来るぅ! 来ちゃいますぅ! ちんぽみるくびゅーって! びゅーって出ちゃいますぅ!』と」
「棒読みもやめろ」
 不気味だ。というかそもそも、恥ずかしくないのだろうか。
「美少女が一際身を震わせると、その陰茎の先から白くねっとりした精液が吹き出し、女の子
にふりかかる。その後美少女は我に返って『ごめんなさいですー!』と言い残し、どこか去っ
ていく……これが、女の子の体験したすべてだ」
「ああ……いや、うん」
 強烈だった。
 その怪人『ふたなり美少女』とやらのキャラクターが、あまりにも荒唐無稽すぎる。終始、
それに振り回されっぱなしだった。
「ねえねえ。その『ちんぽミルク』って精液なの?」
「二度と牛乳が飲めなくなりそうな、トラウマ級の単語を平然と口にしないでよ……」
 元々、あたしは好きじゃないけどね。牛乳。
「それについてはわからないな。白いことは確からしいが、それ以上の情報は話の中にはない。
陰茎から出ていても、実際はまったく別の体液かもしれない」
「じゃあ、妊娠しないんだ」
「美少女の目的は性交ではなく、自慰を見てもらうことらしいからな……」
「いや、でも女の子にかかってるじゃん」
 なんなんだろう。
437 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:09:07 ID:bPdX/N7B
 つまりその美少女は、男に負けないくらいの立派なモノを持っているのに、露出するだけで
満足しているらしい。そして被害者はそれすらも『美しい』と見とれてしまい、逃げることも
できなくなる。そんな所だろうか。
 最後まで聞いて見ればなるほど、怪談と言えなくもない。かもしれない。
「美少女の『ちんぽみるくに』は恋愛成就の御利益があるのだとかいうオマケもあるが、これ
は噂が伝播していく過程で美少女の神秘性が強調されただけだろう。その美少女が初恋の女の
子を探しているという説もあるが、これは話の構造が類似した『口裂け女』の影響だろうと思
われるな」
「いや、そこで真面目に分析されても……」
 美雪は、これでいて結構真面目だ。こんなお話でも、彼女なりに出来るかぎり正確な情報を集め
ようとしてくれていたに違いない。
 あたしとしては、有難迷惑なのだけど。
「その美少女ってどこで会えるのかな。ボク、ちょっと興味あるかも」
「ちょ、やめなさいよ花憐。そんな、見て気持ち良いものじゃあないでしょう」
「美少女らしいぞー?」
「ヘンタイはヘンタイでしょーが」
 美雪が煽り、花憐がはしゃぎ、あたしが止める。三人のパワーバランスはだいたいそんな感じだ。
「まあ、所詮は都市伝説だからな。真実かどうかよりも、どうしてそんな噂がでてきたのかを
調べる方が面白いのだがね」
 美雪は、そこでふっと笑ってあたしの弁当箱からだし巻き玉子を取り上げた。
「何すんのよ!」
 あたしはもちろん、これを取り返そうとするが、
「もう昼休みおしまいだから」
 美雪が口に放り込むと同時に、チャイムが鳴った。
「おおおん……」
 あたしは崩れ落ちた。
 というかこれ、美雪の罠じゃなかろうか。あたしの玉子を狙って仕組んだんじゃないのか。
「た、玉子なら明日ボクがあげるから……」
「花憐、明日って今なのよ」
 慰めが欲しいわけではなかった。ただ昼休みをやり直して欲しかった。
「無駄な時間なんてないのだよ。電子君」
「あんたがゆーな」
 あたしは得意げに言う美雪に向けて、思い切り中指を突き上げてファックサインを返した。
 いわゆる都市伝説。
 昼休みの暇つぶし。
 それはただ、それだけで終わるハズだった。
 けれど、
「……マジで?」
 あろうことかその6時間後、あたしは『彼女』と遭遇した。
 そう、それは実在したのだ。
 怪人『ふたなり美少女』は、あたしと行き会った。

 別に、対した用事があるわけじゃなかった。
 学校の帰りに歯ブラシを買っていくのを忘れたことに気付き、一緒に帰ろうとしていた美雪
や花憐と別れた。そして買い物をすませた後で唐突に焼き団子が食べたくなり、甘いの辛いの
を五本ほど、いきつけの和菓子屋で買って食べている内にすっかり遅くなってしまった。
 日の沈みきらない黄昏時。
 あたしは近道を歩いていた。別に門限があるわけでもないのに、この時間はやけに焦ってし
まう。
 そうして、シチュエーションは知らず知らずの間に整ってしまった。
 油断していたとしか言いようがない。
「わたしって、きれいですかぁ?」
 突然、背後から声をかけられた。
 甘ったるい。それでいて耳にすっと心地良い、ラムネのように透明で美しい声だった。
 私が思わず、振り向いてしまうほどに。
「あ……」
 そうしてあたしは彼女の顔を見て、目を丸くした。
 美少女だった。
438 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:10:22 ID:bPdX/N7B
 ふんわりとウェーブのかかった茶色い髪に、琥珀色の瞳。やわらかそうなほっぺはほんのり
と朱色がさしているが、これは肌が白すぎるせいだろう。
 背はあたしより低い。体格はかなり華奢で、触れればたちまち折れてしまいそうだ。
 あまりにも、はかない。
 一度目を離してしまえば、その隙に跡形もなく消えてしまいそうな、そんな美少女だった。
「あ……!」
 あたしがそんな風に見とれている間で、美少女も目を見開いた。
 ふんわりとした笑顔を浮かべて、あたしに近づいてくる。
「な、なによ……」
 あたしはたじろいだ。いきなりそんな無防備な笑顔を向けられては、逆に警戒してしまう。だが背を向けて逃げるこ
ともできず、その場から動くことができない。
「会いたかった……」
 そうこうしている内に、美少女に手を取られてしまった。見た目以上にやわらかい指があた
しのそれと絡み付き、あたしの胸がどきりと跳ねた。
 って、何を動揺してるんだ。相手は女の子だろう。手を繋ぐくらい、なんでもないのに……
「い、一体なによ。あたしはあなたを知らないわよ」
「あ、ごめんなさい。つい舞い上がっちゃって」
 美少女ははっと我に返り、しかしあたしの手を握ったまま続けた。
「覚えていないのも当たり前ですよね。デンちゃん。あの時も握手したけれど、わたしはあく
までファンの一人でしたから」
「デンちゃん……?」
 あたしのニックネーム。
 とはいえ、現在あたしをそう呼ぶ人間は殆どいない。それはあたしが中学生の時、モデル活
動の際使っていたニックネームであり、高校生になってモデルをやめた際にお墓をたてて埋め
てしまった名前だからだ。
 恥ずかしい過去ではないけれど、悪目立ちするのも趣味じゃない。今のあたしはただの蜂須
賀電子であり、モデルをやっていたデンちゃんとは別人のつもりだった。
「わたし、デンちゃんのファンだったんです。握手会にも毎回行きました。今はモデルをやめ
ちゃったみたいですけど、やっぱりもう一度会いたくて……」
「ああー。はいはい」
 モデル。といっても、ティーン向けのファッション雑誌での話だ。最初こそ楽しかったけど、
自分が芸能界に向いていないとわかってからはさっさとやめてしまっ
た。
 つまりこの美少女は、あたしが雑誌に載っていた時期の読者であり、あたしのファンという
ことか。で、どういう情報からたどり着いたのかはわからないが、モデルをやめた後のあたし
を探して、ここまで来てしまったと。そういうことか。
 むう。困ったな。
「あのっ、あの! わたし、本当にデンちゃんが好きだったんです。だから、雑誌からいなく
なっちゃった時は本当に残念で……」
「いや、まあ、それは半分くらいはあたしの意向なんだけどね」
 男だったら、蹴り飛ばすなりなんなりしてる。
 だがファンの女の子の場合はうまいあしらい方がわからない。彼女があたしに持つイメージ
が邪魔をして、冷たく突き放すようなマネをしにくくなる。
 相当熱心なファンみたいだしなー。あんまりひどくやって泣かしちゃったらなー。
 あたしはもうモデルをやりたいとは思ってないし、その予定もないのだけど。
「うわあ……テンション上がってきました……あっ、もう、もうダメっ!」
 あたしのミスは、美少女を慮ってしまったことだ。さっさと突き放していれば、あんなこと
にはならなかったに違いない。
 あるいは、この美少女が都市伝説であることを忘れていなければ。
「ああ、わたし、わたしもう……!」
439 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:12:26 ID:bPdX/N7B
 美少女が突然しゃがみこみ、あたしから手を離す。苦しそうにうずくまる彼女に『腹痛な
の?』と声をかけそうになった自分が恨めしい。
「がまん……無理い!」
 美少女が自分のスカートをめくった。
 そしてあたしは見た。美少女の股間にそそり立つおちんちんと、これを包むリボン付きのか
わいらしいペニスソックスを。
「え……」
 あまりにも突拍子もなく出現したそれに驚いたのは尚悪い。何かの間違いだと、それをもっとよくよく見ようとした
のは不覚だった。
 美少女の右手がペニスソックスの頂点をつまみ、これを脱ぎ捨てたことと。
 そうやって抜き身になったおちんちんを、彼女が股を大きく開き、スカートを口にくわええ
ることで見せつけたことと。
 右手と左手で、包皮ごとおもいっきりおちんちんをシゴく美少女の姿が、目に焼き付いてし
まったから。
「んん、ふぅぅぅ! デンちゃんとあくしゅ! あくしゅした手ぇ! デンちゃんの間接手コ
キきもちいですぅ!」
 手遅れだった。
「なに、それ?」
 あたしがその状況に対して言えた言葉は、たったそれだけしかなかった。

 それは、クリトリスと呼ぶにはあまりにも大きすぎた。
 太く、固く、黒く、そしてなにより脈打っていた。それはまさしく肉槍だった。
 なんて、どこぞのファンタジー漫画のマネをしている場合ではない。
 どうしよう。
 どうにかしなくちゃ。
 しかし、何を?
「きもちっ! きもちよすぎぃ! 間接手コキよすぎぃ!」
 美少女は悦んでいた。
 スカートの端をちぎれるほどに噛み、両手で自らの肉槍を激しくシゴき、女の子の部分から
は蜜がぽたぽたと垂れていた。
 なんの前フリもなくそんな痴態を見せ付けた美少女に、なんて声をかければ良いのだろう。
『いいモノもってますね!』
 違う。
『間接じゃなくて直接してあげようか?』
 ノルな。
『初対面の人の前でやるのはちょっと……』
 んな半端な言い方で止められる状況か。
 ああ。どうしたらいいんだ。
 というか、美少女におちんちんシゴくのをやめさせる方法なんてあるのか? 知らないぞ。
あたしは知らない。
 そんな風にあたしがまごついている間も、美少女はおちんちんをシゴいている。さきっちょ
の皮がめくれたり戻ったりするたびに、よだれのような汁がわいてくる。
「ああっ! 来ちゃう! すごいの来ちゃいますぅ!」
 美少女の声がにわかに高まり、腰をがくがくと振りはじめる。
「え? 来るって? どういうこと……」
 まさか。
 と、思った時点でもう遅い。
「き、来たあぁぁ!」
 美少女のおちんちんの先から、白い汁が放たれた。
 それは意外なほどの勢いで跳ね、あたしの顔面にふりかかる。
「う、うわあ!」
 つい、色気のない悲鳴を上げてしまった。
 でも仕方ないと思う。それはあたしが想像したよりも熱くて、ねっとりしていて、臭かった
のだから。
440 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:13:53 ID:bPdX/N7B
「……は」
 射精後の余韻というやつだろうか。美少女はおちんちんを握りしめたまま、しばらく虚空を
眺めていた。
「ご、ごめんなさいです!」
 だから、おもいっきり顔にぶっかけられたあたしを認識するのに、ワンテンポ遅れてしまっ
た。
「あ、あの! 大丈夫ですか?」
 美少女はポケットからハンカチを取り出し、あたしの顔を拭う。それはとてもやさしい手つ
きだったけど、半ば放心状態だったあたしには無用の気遣いだった。
 というか、気遣いがあるならもっと早くにして欲しかった。
「な、なんでこんなことに……ち、違うんです! わたし、こんなつもりじゃ……」
「いいから」
 あたしは美少女の両肩を掴んだ。
「一から説明して。早く。そしてわかりやすく」
 強く。音が鳴るほどに、怒りを込めたのだ。

 弁明。
「申し遅れました。わたし、伊達伊織って言います。十六歳です。あ、苗字は『いだち』なん
です。『だて』じゃないんです」
 そして、両性具有の美少女。
「伊織って、昔は男の子の名前だったみたいだから……字は違うけど青い炎を出すベーシスト
の人も『いおり』ですよね。あは」
 知ってるけどどうでもいい情報だった。
「すみません。笑えませんよね……あの、その。デンちゃ……あわわ、電子さんが好きなのは
本当なんですよ。本当に好きで……うまく言えないんですけど」
 憧れではなく、女の子として好きだと。ライクでなくラヴであり、アガペではなくエロスだ
ったと。そういう意味だったらしい。
「わたし、こんな体ですけど……電子さんが好きで、好きで好きでたまらなくて、この辺りで
見たって噂を聞いたから、ずっと待っていたんです」
 いつのころからか。都市伝説の発生時期と合致するのか。
「ええと、春になってからだから、たぶん……」
 都市伝説は真実か。真実として動機は何か。
「わ、わたし……その、見られてないと来ないんです。それで、たまにでも出しておかない
と、苦しいので……」
 これまではどうしていたのか。
「わたし、学校に行ってないんです。不登校でひきこもりってヤツです。だから、場所を転々
としながらちょっとずつやってました。そうすれば、噂の広がりも遅くなるし……」
 なるほど。妙に巧妙だ。
「本当は、こんなことしたくなかったけれど。自分じゃもう、どうしていいかわからなくて……」
 したくてやっていたら、それこそヘンタイだし、そうでなくても十分ヘンタイだけど。
441 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:14:49 ID:bPdX/N7B
「うう、うぅ……ごめんなさいです」
 でも、気持ちはわかった。
 必要な話は聞いた。
 後はその後で、あたしがどうするかだ。
 正直、警察に通報すべきだろうけれど。
「へ、ケータイ、ですか? いいえ、持ってないです」
 そうか。なら。
 あたしはその場でスケジュール帳に書き込んで、伊織に破って渡すことにした。
「これは……?」
「あたしのメアド」
「え」
 あたしに向かって土下座していた伊織が、顔を上げた。
「要するに、あたしと会いたかったんでしょ? なら会えるようにしたげる」
「でも、電子さんはもうモデルをやってないんだし……」
「だぁーかぁーらぁー」
 あたしは腰に手を当てて、伊織に向かって乗り出した。
「モデルとファンじゃないわよ。友達として会ってあげる」
「え、えええ!?」
 伊織はあたしの提案に、ひどく驚いたようだった。しかし、嫌がっている様子はない。恐縮
し、遠慮しているだけだ。
「そんな! わたし、ちんぽ生えてる変態ですよ?」
「わーってるわよ。だからこそよ」
 あたしは考える。
 わかり合える方法を、みんなが幸せになれる方法を、いつだって。
「あたし、これでも人を見る目はあるの。あんたの言ってるコトが本当で、あんたがひとりぼ
っちで、それでもあたしが好きで、傷ついて苦しんでいることくらいは、わかるの」
「……!」
「逆に聞くけど、あんたが今まで都市伝説で語られるようなことしてて、イイコトあった? 
あたしにこのまま警察に突き出されて、何かイイコトあると思えるの?」
「そ、それは……だって……」
「やめなさいよ。そういうのは。あたしはそういう薄幸そうなオーラが嫌いなの」
「うう……」
「だからあんたを矯正したげる。あんたの友達になって、話を聞いてあげる」
 おせっかい焼き。
 あたしを知る人間は皆、あたしをそう呼んでいる。
「いい……んですか?」
 伊織は伏し目がちに、ひかえめに、あたしに尋ねる。
「選ぶ権利を与えたつもりはないわよ?」
 あたしは胸を張って、笑った。
「あたしは許せない。あんたの行為が許せない。あんたにそうさせた『何か』が許せない。あ
んたからイイコトを遠ざけ、苦しめた『仕組み』が許せない……だから許さない。それだけよ」
 あたしの信念だった。
 その信念に従うだけで、それ以上でも以下でもない。あたしは自己中心的な女なのだ。
「あ……ありがとう……ございます」
 そんなあたしに、伊織は再び土下座した。
 そうして。
 あたしと伊織の、妙な交流が始まったのだ。
442 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 16:16:02 ID:bPdX/N7B
以上っす。
さて、こっからどうしようか。
443 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 18:08:23 ID:B3LppZrH
なるようになるんじゃないの
444 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 18:18:06 ID:wxUjNvB2
姉がふたなりなことを知った上で気づいてないふりをしてる可能性が消えた…
445 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 20:16:27 ID:+H40AzVx
おにんにんに作用する霧状媚薬を散布して
全国各地のふたなりっ娘の性衝動を刺激し、ほぼ同時刻にごにょごにょさせることにより地震を発生させ
世界を破滅させる悪の秘密結社とかいうのを思いついた
446 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/09(日) 21:47:57 ID:rb5R6Ma7
1.おにんにんに作用する媚薬散布
2.世界中のふたなりっ娘がちんぽ狂いになり激しくちんぽしごき
3.激しいちんぽしごきにより大量の熱エネルギー発生
4.過剰な熱エネルギーで地球温暖化が急激に進行
5.海面上昇、気温上昇により人類滅亡




今日も世界は平和だ。
447 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/10(月) 20:47:57 ID:ypQXq+TM
番外編でも夢オチでも妄想オチでも何でもいいから、
よーちゃんVS伊織ちゃんが見たいです。
448 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/08/11(火) 04:41:05 ID:YNwI6WrO
取り合えず薄暗い場所で扱いて上げなよ。
建物の地下の階段とか。淫靡に
449 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/13(木) 20:45:20 ID:LbdG3Y9c
電子って名前で興醒め
450 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/13(木) 22:27:23 ID:HrsGAIaN
「でんし」ちゃん?「でんこ」ちゃん?
どっちにしてもDQNネームですなww
451 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/13(木) 22:31:46 ID:wxnkGyeF
中を取ってデコちゃ……おや? こんな時間に宅急便かな?
452 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:20:06 ID:8y2M6xt2
 電子は「でんこ」と読みます。
 DQNです。投身モンです。でも強く生きてる子です。
 デコかどうかは、どうしよう。好みでお願いします。

 というわけで投下開始します。
453 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:22:43 ID:8y2M6xt2
 姉に聞いてみた。
「お姉ちゃん、姉さん、姉上、姉さま、姉ちゃま、ねぇねぇ、ねぇや、姉君、姉チャン、おねーたま、アネキ、姉者ぁー♪」
「あんたの姉は一人でしょうに」
 背後から肩を揺すられ、あたしの姉は面倒臭そうに振り返った。机の上には勉強道具。姉は
今年、大学受験なのだ。
「お姉ちゃんってさ、おちんちん見たことある?」
 単刀直入に聞いてみる。
「……っ!」
 吹いた。穏やかさがウリで、笑い方すら不器用な姉が、あたしの一言で喉を詰まらせ、しき
りに咳ばらいをしている。
「いきなり何を言い出すのよ……」
 そして、思いっきり呆れられた。
「いや、だからさ」
 この様子だと有力な情報は得られなさそうだったけれど、あたしはあえて話を続けた。だっ
て面白そうだったし。
「お姉ちゃんって、男の子の恋人いたことあるの?」
「まるで女の子の恋人を作ったことがあるみたいな言い方ね……」
「え? お姉ちゃんって百合な人じゃないの?」
 あたしの姉はレズなんです。どうです? すべらないでしょう。
「あのね、私は月野ちゃんが好きなだけで、レズとかそういうのじゃないから」
「そういうのをレズって言うんじゃないかな……」
 基準がわからない。ちなみに、月野ちゃんというのは姉の幼なじみの高間月野だ。彼女はあ
たしとも交流があって、姉に対して『よーちゃんは私の嫁!』とかかなりストレートな愛情表
現をしていたけど。
「私、彼氏がいたことはないわよ。いたらあんたにわからないわけないでしょ」
「うん。そうだよね。じゃあおちんちんをみたことは?」
「彼氏はいないって――」
「恋人でないと見られないってことはないんじゃない? お姉ちゃん、パンツレスリング好き
でしょ?」
「さすがに修正なしはみたことないわよ……」
「んー。とにかくさ。ないの?」
「ないこともないんだけどね……」
「本当? あ、小さい子供とかはナシね。モザイクが必要なアレだから」
「あるわよ」
 姉はどこか物憂げな表情で、しかしはっきりと答えた。
「ふーん。意外。どこで誰のを見たの? お姉ちゃん女子校なのに」
「黙秘権を行使します」
 姉は両手を突き出して、あたしの追求を遮断した。線引きをされた。
 まあいいか。どこで見たか言わなくとも、嘘をついてあたしを騙すような人じゃないし。
「じゃあ、おちんちんってどんな感じ?」
「どんな……って言われても」
「ヘビみたいだとか言うじゃん。どの辺がどうなのかな」
「ヘビ……ヘビかあ」
 姉は中空を見つめ、考えこんだ。何かを思い出そうとする時のクセだ。
「あんまり、そういう印象はないなあ。第一、色が違うし」
「そうなの?」
 といってもあたしは、ヘビみたいと言われても『ニョロニョロしてるの?』としか思わなか
ったけど。彼女と会うまでは。
「保健の教科書で見れる断面図とそう変わらないわよ」
「あんなんでわかるわけないじゃん」
 身も蓋も無いことを言い出した。間違いではないだろうけど。
「そうじゃなくて、印象とか聞きたいの。結局おちんちんってなんなの?」
「んー」
 姉はそこで、再び考え込んだ。性格的に生真面目なので、素直に印象を述べるのが苦手なの
だろう。
「あえて言うなら……内臓の一部って感じかな」
454 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:24:33 ID:8y2M6xt2
「内臓……」
 ロマンもなにもない単語だった。
「そこだけが剥き出しで、敏感で、無防備だからね。おまけに赤黒いし。弱点であり急所。そ
んな感じかな」
「なるほど、確かに皮が……」
 言いかけて、あわてて止めた。危ない危ない。
「ありがとう。参考になったよ」
「こんなのが参考になるのかしらね」
 姉は最初から最後まで合点がいかなかったようだが、あたしとしてはこれくらいで十分なの
だ。
 伊織のおちんちんが本物なのか、直接調べてもらうわけにはいかないし。
 少なくとも同じらしい。それくらいで十分だ。
「じゃ、受験がんばってね。お姉ちゃん」
「言われなくても」
 姉はペンを握り直し、机に向かった。あたしは音をたてないように、部屋から去ることにす
る。
 さて。
 何からはじめようか。

 具体的な問題点の列挙。
「見られてないと来ないんです」
 伊達伊織。自慰行為を『見られてない』と達することができない少女。ただ私見を言わせて
もらうと、これは彼女が変態性欲を持つからというわけではなさそうだ。
 もっと。なにか。切実なモノを感じる。彼女が自分を慰める姿は、何かに許しを乞うている
ようにも見えたから。
 例え変態でも、あんな辛そうにするのはひどいと思う。
 そして問題点その二。
「女の子なのに、おちんぽが生えているんです」
 彼女が両性具有だということ。
 見た目は華奢な美少女なのに、股間にはごっついモノを持っていた。ちゃんと『ちんぽみる
く』も出るらしい。それが男の子の精液と同じかどうかは、本人にもわからないらしいが。
 これについては精神的な影響もあるが、ホルモンのバランスが崩れて性欲がコントロールで
きなくなることが稀によくある(←証言ママ)らしい。
 実際にコントロールできない場合はどうするのか。彼女はそんな時は変装し『怪人ふたなり
美少女』となり、通り掛かりの少女に自慰行為を見てもらうのだ。
 だが、彼女の問題はまだある。
「わたし、ひきこもりで、誰にも相談できなくて……」
 本当の問題は、彼女が一人だったこと。
 誰か、苦しみを分かち合える仲間を持てなかったこと。
 あたしにはそれが許せなかった。
 だから彼女の友達になることにした。
「わたし、デンちゃ……電子さんが好きです」
 そんな最後の問題は、最後に考えておくことにして。
「まあ、アレよ。友達から始めるとして……」
 として。
 あたしはあたしの足にすがりつく、伊織を見下ろしていた。
「ふともも! ふとももすりすりしていいですか! ていうかします! 構いませんね!」
 正確には、あたしの側でひざまづき、その頬をあたしの足に擦り付けてくるのを呆然と見て
いる。
「やわらかーい」
 うわあ。すごい幸せそうな顔してる。子猫みたいに目を細めて、あたしのニーソックスとホ
ットパンツの隙間の肌を、ほっぺですりすりしてる。
「いや、待て」
「ひゃん!」
 あたしに頭を掴まれて、伊織が悲鳴を上げた。
「何をしているの何を」
「だっ、だって、電子さんのふとももがあんまりにも眩しいから……」
「あら、褒めてくれてありがとう……じゃねーわよ! 離れなさい! 今すぐ! 即刻!」
455 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:26:15 ID:8y2M6xt2
「あと五分だけですから!」
「寝坊の言い訳か!」
「じゃあ、一分!」
「ダメだって!」
「それなら三十!」
「もうすでにそれくらいの時間は経っている気がするけど……その後どうなってもいいと誓えるなら、許す。特別に」
「はーい。では許可があったのであと三十分すりすりしますぅー」
「いい度胸してるなキサマ!」
 あたしは変態を蹴り飛ばした。スイーツ。
「い、痛いです! もっとください!」
「もっと!? なら元伝暗殺蹴を見せてあげる……わけないでしょうが!」
 あたしは、あたしにすがろうとする伊織を必死に押しやって、抵抗した。
 彼女が落ち着きを取り戻すまで三分。あたしは伊織にアイアンクローをかけることで何とか耐え切れた。
「あんたさ……」
 そして尋ねる。
「友達との付き合い方っていうか、間合いがわかんないんでしょ……」
「あ、はい。そうなんです」
 伊織は、実にあっけらかんとした様子で答えた。
「わたし、友達がいたことなかったので。いきなり友達になっても、何をするものなのかわか
らないんです……」
 内容は悲痛なのに、どこかさっぱりしている口調だった。
「少なくともふとももをすりすりしたりはしないわ」
「そうなんですか? じゃあ、背中をついーって指でなぞるのは?」
「ああ……それはアリかもね」
「よかった。では二の腕から腋までをついーっとやるのは?」
「……ありかも」
「じゃあさらに腋から鎖骨は? 鎖骨から胸の間は? 胸の間から乳首は?」
「ちょ、タイム! ブレイクブレイク!」
 わけがわからなくなってきた。
 女の子同士ならまあ、ふざけて抱き合ったりするし、人によってはおっぱいを揉んだりキス
をしたりすることも珍しくないという。だがこれは、別に百合だのなんだのといった話ではな
く、その場のノリや雰囲気にかかる非常に微妙な問題なのだ。
 ようするに、平気な人もそうでない人も沢山いるというだけだ。
 はてさて、しかし。
 これはあくまで、女の子の話だ。伊織は厳密には、女の子ではない。見た目は女の子でも、
両性具有であり、ふたなりであり、おちんちんがついているのだから。
「友達って何なんですか? 何をして、何ならしていいのでしょう?」
 あらためて聞かれると、確かに迷う問題だった。
 伊織はアウトサイダーだ。女の子でも男の子でもなく、ひきこもって閉じこもり続けた孤独
の人だ。そんな彼女に友達とは何かと問われ、納得できる答えを用意できる自信がない。
 なので。
「ふむ。この娘が都市伝説か」
「こんにちはー。伊織さん」
「……いつもながら遅いのよ。あんた達は」
 あたしは、美雪と花憐を呼んでみることにしたのだ。

 あたしが伊織と遭遇したその日の夜。あたしはメールで美雪と花憐に伊織とのことを報告し
た。
 伊織が両性具有だということを隠しはしなかった。あの二人なら、守るべき秘密は守れると
知っていたから。
 それに対するそれぞれの反応。
『是非会いたい。会って話がしたい。特に性的なことを』
『お前のモノはボクのモノ。電子の友達もボクの友達!』
 概ね、彼女を好意的に受け入れているように見えた。
 だから、あたしは二人を呼んだ。
 そして皆で親睦を深めるために、カラオケに行ったのだ。
 ……今思うと、他の選択肢にすればよかったと、ちょっと後悔している。
456 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:29:24 ID:8y2M6xt2
 いや、あたし自身はカラオケは好きだ。月野ちゃんが教えてくれたのをきっかけにハマった
戸川純を熱唱するくらいには好きだ。美雪も花憐も好きだったし、
「歌は良いですね。文化の極みです」
 伊織も、そんな風に言って鬼束ちひろ等を歌っていた。
 元々、伊織は一人でカラオケに行って練習していたそうだ。その成果もあって彼女の歌はか
なり上手で、あたし達も盛り上がったのだ。
「なるほどなるほど、君はたいした逸材だ。都市伝説というだけある」
「そんなことは、ないですよ……」
 美雪の素直な褒め言葉に、伊織が恐縮する。多分、褒められるのになれていないのだ。
「そんなことはあるよー。デラべっぴんさんだし、歌もデラ上手だし、デラおもしろいしデラ
いけてるよー」
 花憐が、美雪に続いて伊織に微笑む。
 この二人が、そこまで好意を示すこと、そういう例は実は結構珍しい。そもそもあたし達三
人は、クラスではちょっと浮いていて、その浮いた者同士で何となく集まっているだけだったか
ら。
 他人と積極的に関わろうとすること自体、珍しいことなのだ。
 あたしは半端にモデルをやっていて、一般的な『視点』からやや離れて、なのにモデルに成
り切れない半端な存在になってしまった。だから周囲から浮いているのだと自覚はある。きっ
と、美雪と花憐にも何かしらの事情があるのだと思う。
 それについて話したことは、一度もないけれど。
「あー。ちょっとトイレ行ってくる」
 久々に歌って、喉が渇いて、今度は出したくなった。あたしは前に座っていた花憐にどいて
もらい、一旦部屋から出ることにする。
「行ってらっしゃい」
 マイクを持ったまま、美雪があたしを見送った。
 さて。
 行きつけの店だし、迷うことはない。あたしは女子トイレに向かい、手早く用を済ませた。
 油断していたというなら、そこだ。
「ごめんなさい!」
 トイレのドアから出ようとしたあたしに、伊織が飛び付いてきた。あたしはその勢いに押さ
れ、再び便座に座ることとなる。
「え……何?」
 唐突な事態に、反応できない。
 後ろ手で鍵を閉め、スカートをたくしあげる伊織の姿が、やたらシュールに見えた。
「が、我慢できないんです……」
「いや、うん。だったらあたしはもう済んだから……」
「違います。大きいのでも小さいのでもなくて、白いのです!」
「え?」
 それは、つまり。
 アレか。
「なんとか我慢してくれないかな……その、何、困る」
「我慢しました。でももうダメです。ほら、もうこんなになってます」
 伊織は腰を突き出して、いつものようにペニスソックスに包まれ、逆に大きさや形が強調さ
れたそれを見せてくる。
 たくましくそそりたち、脈を打つそれは、華奢な伊織には明らかに不釣り合いなものだ。ペ
ニスソックスの先端が内側から濡れていて、すえたような匂いがしている。臭くて不快なはず
なのに、何度も嗅ぎたくなるような蠱惑的な匂いだった。
「……こないだ聞き忘れたけど、なんでそんなの付けてるの?」
 ズレた質問だった。伊織のペースに飲まれまいと、イニシアチブを取り返そうとしてのこと
だった。
「し、しかたないんです」
 伊織は腰を腿をすりあわせて、涙目になった。
「こんな体じゃあ女の子のパンツなんて履けないし、でもトランクスとかは無理だし……だっ
たら自分で作るしかないじゃないですか」
「やっぱり手作りなんだ」
「かわいいでしょう? わたし、こういうのは得意なんです」
457 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:31:57 ID:8y2M6xt2
 将来は下着デザイナーだろうか。確かにペニスソックスの縫製は丁寧だし、彼女に似合っ
て、馴染んでいる。
 かわいらしさと淫靡さを同時に強調するもの。矛盾していると思われる要素を両方満たすも
の。
 とても、美しいと、思ってしまった。
「あたしは、どうすれば?」
 聞いてみた。覚悟した。これから何が起こるのかを。
「見ていてください。わたしがはしたなくおちんぽシゴいて、ちんぽみるくびゅーってすると
こを見ているだけでいいです」
 言いながら伊織はペニスソックスから肉槍を引き抜いた。その先端がねっとりと尾を引いて、
てらてらと光っている。
「はあ……っん!」
 伊織がにわかに、肉槍をシゴき始めた。あたしの視線に構わず、しかし確実に意識しつつ、
自らの剛直を右手でにぎりしめる。
 苦しそうに見えた。辛そうに見えた。
 なるほど、内臓だ。
 自らの内臓をにぎりしめれば、きっとそんな顔をするに違いない。
 けれど。
「……手伝ってあげようか?」
 肉槍の先端から、よだれのような汁が沸いていた。それが伊織の白い手を汚していた。同時
に、より手と肉槍とを繋ぎ、溶け合わせている。
 悦こんでいる。
 ただの内臓なら、そんなに気持ち良さそうな顔をするだろうか。
「え……?」
 伊織が返事に戸惑う間で、あたしの手が彼女を包み込んでいた。
 どくどくと脈打つそれを、大きくて熱くいそれを、あたしの手が握っていた。
 そうしてあたしは伊織の肩に顎を乗せて、そっと囁く。
「握る強さはこれくらい? それとも……」
「ひぎぃ!」
 あたしが根本の部分を絞ると、伊織は悲鳴を上げた。
「あたし。友達って何をするのか実はよくわかんないのよね。まして、友達が変態だったらど
うするかなんて……」
 強めたり、弱めたり。
 そのたびに悲鳴を上げる伊織に、心のどこか、深くてどろりとした部分が反応する。
「自分じゃどうしようもない……みたいに言ってるけど、結局はあたしをオカズにするんじゃ
ないの? あんたの友達として、あたしはどうすればいいと思う?」
「そ、それは……」
「よくわからないのよね。そこんところ」
 ああ、ああ。気分がいい。
 内臓どころではない。これは心だ。伊織の心だ。
 それがあたしの手の中にある。あたしの意思でどうとでもできる。
 そのことが、とにかく、気分がいい!
「ご、ごめんなさい。ごめんなさい!」
 伊織が謝った。もうすでに、涙声になっている。
「別に謝れなんて言ってないわ。やめろとも言わない。あたしのいろんなことを想像して、お
ちんちんバッキバキに固めてることは、悪いことじゃないもんね」
 本心からそう言った。
 伊織が目の前でオナニーを始めた時も、彼女が異常だとは思っても不快ではなかった。
 むしろ、そうだ。
 自分のコトをそれほどまでに想ってくれる人間がいたことに、ひどく感動したのだ。
 だから。
 それは純粋な彼女の思いと比べると、ひどく暗い快感に満ちたおぞましいモノだったけれど。
「あたしが手伝ってあげるから、存分にあたしを想いなさい。他のことを考えられなくなるく
らい」
 あたしは、伊織を、所有したくなった。
 支配してみたく、なったのだ。
「……やさしく、してくれますか?」
 伊織が聞いた。
458 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:35:35 ID:8y2M6xt2
「もちろん」
 あたしは答えた。二度と手に入らない大事なものを、自分で壊すわけがなかった。
 そして、伊織の一番無防備な部分を、ゆっくりとシゴき始めた。
「はう!」
 可憐に、伊織が呻いた。
 なんだかあたしは、そのかわいらしさにぞわぞわした。
 もっともっと、乱れて欲しいと思う。
 だからあたしは伊織の先端を包み、上下にシゴいた。先端を包む皮ごと、素早く。
「は……はあ! んん!」
 伊織はそういう風にされるのがお気に入りのようだ。ひょっとしたら伊織の皮は、こういう
『やりかた』で伸びてしまったのかもしれない。
「ちんぽの皮、気持ちいいです……それに、電子さんの手があったかくて……」
「そう? じゃあ」
 あたしは伊織の皮を、下へずらした。赤黒い伊織の先端を剥き出しにする。
「直接コスってあげる」
 そして左手で皮を抑え、右手の指先で先端をくすぐるようにコスった。
「ああ……あん!」
 思いの外強い刺激だったのだろう。伊織は腰をくねらせてそこから逃れようとしたが、あた
しは許さない。
 人差し指の腹で、鈴口をなぞった。ほじくるように、何度も。
「つ、つよぉ! つよいぃ! もっと、もっと……」
「もっと強く?」
「ちっ、ちが……ひゃん!」
 大丈夫。優しくしてあげる。
 あんまり焦らすのは、可愛そうだし。すぐにいかせてあげる。
「ああー……ぁ! 来ちゃう来ちゃう来ちゃう! ちんぽみるくきちゃいますう!」
 一際強く、伊織が震えて。
 白くて熱いミルクを、洋式便器に叩きつけた。
「はあ……はあ……」
 伊織は前かがみになって、余韻にひたっている。きっとそれは、あたしが一生味わえない快
感なのだろう。
 でも。
「ほら。休んでないで」
 あたしは伊織の女の子の部分に、指を入れた。
「ひゃあ!」
 伊織は思わず便器のタンクに手を付くが、そのせいであたしにお尻を突き出す恰好になる。
 あまり深く指は入れない。入口の辺りを浅くかきまわすだけだ。しかしそれだけでも、伊織
にはたいした刺激だったらしい。
「な、なんですか? なんですかこれぇ!」
 腰をくねらせて、早くも固さを取り戻した肉槍を振り回す。先端に残っていた精液が、糸を
引いて落ちた。
「こっちではしないの? 意外……というべきなのかな」
「ど、どんどん上ってきます! おちんぽとは違うけど、イイです!」
「そう。良かった」
 不思議だった。
 伊織が乱れれば乱れるほど、あたしは冷静になれた。実験か何かをするように、彼女を愛撫
した。
「せっかくだから、ここで出し切りなさい。中途半端にやって、また途中で抜けたくないでし
ょ?」
「は、はいい!」
 伊織は。
 そう言ったあたしを、親切だとでも思うのだろうか。
459 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:37:05 ID:8y2M6xt2
 実際は違うのに。
 あたしが遊んでいるだけなのに。
「いっぱい! いっぱいびゅーってしますね! だから、電子さんも、ちゃんと見ていてくだ
さいね!」
 伊織は悦んでいた。
 とても、すごく、かなり。
 あたしはそれに応える。
 伊織のおちんぽを、おもいっきりシゴいてあげる。
「ああ! わたし見られてます! おしりの穴も、おまんこも、おちんぽも、みんなみんな電
子ちゃんに見られて、来ちゃいます!」
 そうして。
「あ! 来た来た! 最初よりもずっとすごいのきたぁ!」
 びゅう。びゅるびゅる。どく、どく、びゅる。
 伊織の先端が、再び白い精液を吐き出した。その勢いも量も、一回目よりも多い。
 伊織とあたしは、ほとんど同時に息をついた。
「……どう?」
 あたしは、伊織を握ったまま、彼女に尋ねた。
 感想ではない。
「……も、もう一回、お願いします」
 伊織は濡れた目であたしを見つめて、お尻を突き出して懇願した。
 だからあたしは、彼女に応えてあげた。
 何度も、何度でも。

 すべて終わったのは十分後だった。
 意外に早かった。三十分くらいかかっているかと思った。
 それからあたし達は存分に歌い、ファミレスに行ってから解散となった。
 何も覚えていない。
 伊織と何かを話たハズだし、美雪とも花憐とも、たくさん話したのに、何一つ思い出せない。
「それでは、失礼。また会おう。伊織」
「今度はボーリングやろうね。いおりん」
 いつの間にか、二人とも彼女を名前で呼んでいるのに。それだけ仲良くなっているのに、ど
うしてそうなったのか思い出せない。
「電子さん?」
 伊織の声で、あたしははっと我に返った。
「わたしは、この駅で降りるので……」
 開いたドアに向かおうとして、しかしあたしに目を合わせて、彼女は言った。
「あ。そっか。さよならか」
 一歩足を踏み出し、ホームへ降りる彼女を見送る。
 けれど伊織は、その場から動かない。
「あの……また会ってくれますよね?」
 スカートの前を握って、上目使いであたしに問うた。
460 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:37:55 ID:8y2M6xt2
「友達でしょ? 会いたい時に呼んで、呼ばれた時に会えばいいじゃない」
 模範解答だった。それ以上でも以下でもなかった。
「……ですよね」
 伊織が、あたしの答えに対し満足そうに笑った。
 同時に、発車のベルが鳴る。
「それじゃあ、また」
「ん。じゃあね」
 互いに向き合って、手を振って。
 扉が閉まって、電車が動き出した。
 それでもあたしが窓から見えなくなるまで、伊織は手を振っていた。
 あたしも、振り返していて。
 伊織が、見えなくなって。
「……何やってんのよ」
 ひどく、落ち込んだ。
 傷つけたからではない。伊織は傷ついていない。けれど、だからこそ、自分との器の違いを
見せ付けられた思いだ。
 誰かに必要とされることが、こんなに重いなんて。
 美雪も花憐も、なんとなく集まっただけだ。それぞれ孤独で、集まっただけだ。そこに、切
実なものは何もない。
 そんなものだろう。それで十分なのだろう。だからこそ、伊織の存在が重い。
「友達って、なんだろう」
 あたしは耐えられるだろうか。
 伊織に必要とされる自分を、逃げずに続けることができるのだろうか。
 耐えられなくなった時、あたしは伊織をどうするのだろう。あるいは耐えられないとわかっ
たからこそ、あたしは伊織を支配しようとしたのだろうか。
 恐ろしかった。
 けれど、電車の窓に映る自分に問い掛けても、答えは返ってこなかった。
461 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 19:39:58 ID:8y2M6xt2
 以上です。
 基本無軌道に書いてますが、全五話の予定なのです。
462 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 20:59:54 ID:mUFRcUUK
にぱー
463 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 21:08:12 ID:8y2M6xt2
レスは自重するつもりでしたがこれだけは言わせてほしい。

>>462
違う! 『にぱー』じゃない! 『はうはうはう〜』だ!
前髪ぱっつんじゃなくてツノがある方だ! 田村ゆかりじゃなくて堀江由衣だ!
 今は化物語で羽川翼を演じているほっちゃんだ!

そこんとこ間違えられると困るのですよ!
464 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 23:29:02 ID:mUFRcUUK
ククク・・・
465 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 01:38:28 ID:eUWJFToC
>>461
続き来てたーまってたよ!
氏の作品は俺的にストライクで最高です
そして続きをwktkして待ってる!
466 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 02:54:01 ID:KvGvA5d1
ギン勃ちちんぽで洋式に射精するには滑稽なポーズにならざるを得ないはずなので
ちんぽをムリヤリ下に向ける痛みをこらえつつ
心ならずもマヌケな格好もする描写を入れてほしかった(;´Д`)ハァハァ
467 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 17:29:40 ID:gTTz7mad
どうして女の子に
チンポがあるとこうも
エロいんだ。
無理やりでも和姦でも
エロすぎる。
468 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:41:30 ID:QxQmAI4R
改めてどうも。続きです。
これがきっと、中盤のヤマ場になります。
469 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:42:37 ID:QxQmAI4R
 シリコンってやわらかい。
 第一印象はそれだった。見た目よりもずっと柔らかいし、よく伸びる。これなら、どこまで
も吸い付いてくれるだろうと確信できた。
 けれどあわててはいけない。あたしはそれを後端から順に絞り、中の空気を抜く。入口まで
それをしてから、今度は別に用意したボトルをとり、とろりとした液体を注ぎ込んだ。
 途中で気泡が混じらないように。ゆっくりと、慎重に。
 やがてそれの内部が液体で満たされ、入口から溢れた。
 いやらしい。
 すっかり濡れたそれは『器具』ではなく『器官』に見えた。ただそこに吸い付き、汲み上げ
ることを追求したモノ。
 あたしにあるモノと、同じであるハズのモノ。
「は……あ。すごい。こんなのに入れたら、わたしどうなっちゃうんでしょう?」
 あたしの胸に背中を預けた伊織が、うっとりとした目でそれを見つめた。
 ここはあたしの部屋。
 伊織が家族に隠れて購入したおもちゃを試す場として、ここは最適だった。姉は月野ちゃん
の家に行っているし、両親もいない。今この家にいるのは、あたしと伊織だけだった。
 むしろ、ひきこもり続けているハズの伊織の部屋を友達が訪ねてくる方が、ずっと騒ぎにな
る。あたしは、より快適に伊織と遊ぶ環境を整えただけだ。
 そう。遊び。
 ちょっとした身体的特徴に苦しむ友達を、あたしの手で助けてあげるだけだ。
「はやくぅ……はやくそれにおちんぽうずめたいです……しこしこして、びゅーってしたいです……」
 伊織が腰を振り、股間の肉槍を振った。皮が勃起によってずり落ち、赤黒い先端が露で光っ
ているのがわかる。
 ペニスソックスは外され、スカートも放ってある。伊織は下半身裸で、アヒル座りになって
あたしに懇願していた。
 色素が薄く、ふんわりとウェーブのかかった髪。華奢な体、肉の薄い大腿、そして白い裸。
 はかなくて、繊細で、だからこそ暴力的に太く、黒く、脈打つ怒張が淫靡なモノに見えてし
まう。
「あわてなくても、すぐに良くしたげるよ」
 あたしはそんな彼女を背中から抱きしめるようにして、器具を彼女の股間にあてがった。
 透明でどろりとした液が溢れる入口で、伊織の根本から先端までをなぞる。
「ふああ……! いぢわるしないでください……入れる前に、出ちゃいますよお!」
「我慢した方がいっぱい出るでしょう。だから、ギリギリまでがんばるの」
 あたしは伊織の耳元で囁く。彼女を安心させるため、あるいはより官能を高めるために。
「それにしても、やり口がどんどんエスカレートするのね。こんなおもちゃまで買ってさ。し
かも自分じゃなくあたしに使わせるなんて」
「だ、だって……! わたし、一人じゃ来ないんです! 誰かに見てもらわないと、電子さん
がシテくれないと、どうしてもダメなんです!」
「わかってるよ。見られてないと興奮しないヘンタイなんでしょ?」
「ち、違っ……!」
 ずい、ずぶぶ。
 伊織の虚を突く形で、あたしは伊織の肉槍を器具に突っ込んだ。
 器具は、オナホと呼ばれているモノだ。
 オナホの口は小さかったが、シリコンの伸縮性は安々と伊織を受け入れた。その結合部から、
透明なローションがこぽりと溢れてくる。
 あたしは伊織の太さによって膨れたオナホを根本まで下ろして、一旦手を止めた。
「あっ! あっ! 気持ちいいです! はやく、はやく動かしてください!」
 伊織は舌を突き出して、瞳をとろかせた。その感触はあたしには想像もつかないモノだけれ
ど、きっと、多分、すごく気持ち良いのだろう。
470 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:43:25 ID:QxQmAI4R
 だから、もう少し焦らしてみたくなる。
 あたしはあえて、非常にゆっくりとした動きで、オナホをねじってみた。
「んんあ!」
 伊織が嬌声を上げる。あたしの動きがじれったいのか、腰を震わせる。
 じゅっ、じゅっ、ちゅぷ。
 粘り気のある水音が、静かに響く。
 あたしは片手でオナホを握り、もう片方の手で伊織を抑える。彼女が逃げないように、拘束
する。
「気持ち良い……です。もっと、もっとしてください……」
 白い頬を上気させて、伊織が呻く。加虐心を刺激される、たまらない表情だった。
「おちんぽで来ない気分って、どんな感じ?」
 あたしは伊織に問うた。胸の中にある暗い欲望に気付かれないよう、あえてトーンを落として。
「ふ、ふぇ……」
「答えて。あんたを露出狂のヘンタイに走らせるほどの気分って、どんな感じ?」
 棒読みに、平坦に、感情を込めないように細心の注意を払う。
「え、えと……とにかく、辛いんです。出したいのに、溜まっているのに、自分ではどうしよ
うもないんです。おちんぽのコトしか考えられなくなって、そんな自分がはしたなくて情けな
くて、とても惨めな気分になるんです……」
 震える声で伊織が答えた。あたしは手を止めず、しかし早めることもせずに聞いていた。
「生理前イライラみたいなのと同じかな?」
「……わからないです。わたし、生理のリズムがバラバラなんで」
 両性具有。男でもあり女でもあること。それは完璧な体を持ちながら、不完全な魂を持つこ
との矛盾なのかもしれない。
 どうでもいいけど。
 肝心なのは、あたしが伊織の無防備な部分を文字通りに握っているということだけだ。
「ふああ! あ、ああ!」
 あたしはオナホを上にずらし、伊織の先端が現れる直前で止めた。
「にゅいい! 吸われる! なんか吸われちゃいます!」
 オナホの後端が縮み、伊織に吸い付く。きっと彼女にとっては、尿道から精液を汲み取られ
るような感覚を味わっているのだろう。
 それが気に入ったなら、そうしてあげる。
 入れる時はゆっくり、抜く時は素早く。次第に動きを早め、間隔を短くする。
「あ、あ! 来る、来た! 来ちゃいます!」
 伊織もオナホの動きに合わせて腰を振りより強い刺激を得ようとする。
「いいよ。いっぱいだしてよ。好きなだけ、びゅーってしてごらん」
 あたしは優しく言った。その言葉に、伊織は何度も頷いた。
 そして。
「ふみゃあ! 出た! びゅーって! 電子さんにオナホでシゴかれて、ちんぽみるくたくさん出ましたあ!」
 腰を突き上げて、がくがくと顎を鳴らし、伊織は絶頂に達した。
 オナホの内部でローションが精液と混じり、なんとも卑猥な匂いを発して伊織との結合部か
ら零れてくる。
「……よくできました」
 あたしはそれをやたらに無感情に見つめて、伊織を抱きしめた。
 彼女を苦しめた仕組み。
 あたしに、それを解決することはできるのだろうか。その後で、あたしは伊織をどうするつ
もりなのだろう。
 答えは出ない。
 ただ逃げないように、きつく抱きしめた。

 伊織があたしの友達になってから、半月が過ぎた。
 その間、あたし達は何度も伊織と遊んだ。伊織は、ずっと前からそうだったかのように、あ
たし達と仲良くした。
 本当に、仲良しになれた。
 けれど、問題が解決したわけではない。
 伊織の性欲は収まらないし、あたし達と会う以外は未だにひきこもりを続けている。都市伝
説の噂は途絶えたが、状況は何も変わっていない。
471 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:44:39 ID:QxQmAI4R
 あなたを苦しめた仕組みが許せない。
 あたしは確かに、そう言ったハズだ。
 だから信頼を得ようと、伊織と友達になったのだ。
 けれど、けれど怖い。
 伊織に触れてみてわかったのは、あたしをこれ以上なく信じていること。例えあたしが間違
ったとしても、伊織はそれを正したりはしないだろう。
 それが、怖い。
 あたしは、他人のモノを背負えるほど大層な人間ではない。人よりほんの少し運が良いだけ
の、ただの女子高生でしかないのだ。
 伊織の信頼は、あたしには重すぎる。
 しかし、かといって、問題から逃げてはいけない。逃げるわけにはいかない。自分で引き受
けた荷物を途中で離すのは、あたしの美学に反する。
 体も言葉も心も、美しく在りたい。
 だけれど、しかし。
 やはりためらってしまう。何が伊織をそこまでにしたのか、それを知るのが怖い。
 伊織が、どうしてそこまで自分を信じなくなったのか。その理由が怖い。
 いつか。聞かせて欲しいとは思ってる。
 けれど、自分からはどうしても聞き出せない。
 困った。参った。
「そういえば伊織は、本当に陰茎があるのか?」
 そんな風にあたしがもんもんとしていると、美雪が尋ねた。
 あたしに、ではない。
 カラオケで遊ぶ中、伊織に直接、非常にさりげなく聞いてみせたのだ。
「ああ。そういえば、見せていたのは電子さんだけでしたね」
 とぼけるでもごまかすでもなく、あっけらかんとした様子で伊織が答えた。
「あ、そうだった。あんまりかわいいから、忘れてた!」
 花憐がマイクをもったまま、視線を伊織に向ける。
「……んなの、どうだっていいでしょうが」
 あたしは苦い顔をして、二人をたしなめた。
 つもりだった。
 この日はすでに伊織はあたしの家で済ませていたから、存分に遊べる。ならばそれでいいと、
思っていたからだ。
「そうは言うがな。私は興味があるんだ。彼女が両性具有だと言うなら、その証拠を自分の目
で確かめたい。あくまで学術的にな」
「ボクも気になるー。イヤなら無理にとは言わないけど……」
 異口同音に、美雪と花憐は伊織への興味を示した。
 まあ、この二人なら嘘は言っていないのだろう。正直に素直に、心のままに言っている。
 しかしだからと言って、伊織は素直に見せるのだろうか。彼女が露出するのは、あくまで自
分を抑えるためであり、自慢したりするためではないのに。
「いいですよ」
 けれど。
 伊織はそんなあたしの思いを知ってか知らずか、やけにあっさりとスカートをたくし上げた。
 驚いた。止めようとした。間に合わなかった。
 個室とはいえ、誰が開けるかわからないのに。
 伊織は実にあっさりと、ペニスソックスに包まれたそれをさらけ出した。
「……ほう」
「わあ」
 美雪は眼鏡を直して、花憐は身を乗り出して、それぞれ伊織を見た。
「想像以上に大きいな」
「思っていたより太いね」
 それは半分勃起していた。何回か射精したとはいえ、やはりそれだけで収まり切るモノでは
ないのだろう。
 屹立する角度が、なんとも言えずいやらしい。
「ねえねえ。触ってもいい?」
 そう言って、花憐は手を伸ばした。
 しかしその前に伊織は腰を引いて、スカートを戻した。
472 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:45:54 ID:QxQmAI4R
「いえ……その……」
 伊織は、俯いた。
 何かを、深く考えている。
「どうかしたのか? やはり、触れるのはダメなのか?」
「そうじゃ、ないんです。嫌じゃない、けれど」
 伊織はあたしを見て、目を逸らして、またあたしを見た。
 迷っている。
 何かをためらっている。それだけの何かを抱えている。
 そうか。
「……話してみせてよ」
 あたしは、伊織の手を取った。彼女を安心させるために。
 それを聞けば、もう後戻りはできなくなる。そんな予感がある。
 けれど伊織が話そうとするなら、あたしにはそれを聞く権利と義務があった。
「はい……それじゃあ……」
 伊織は、姿勢を正して、真っすぐにあたしを見た。
「聞いて下さい。わたしが、中学生だった時の話です」
 そして、語り始めた。
 痛みを受け入れ、それに耐えるように。

 わたしは中学生の時、まわりと上手く行かなかったんです。
 友達と呼べる人はいなくて、みんなから嫌われていました。先生ですら、わたしのことを欝
陶しく思っていたみたいです。
 どうしてそうなったのか、理由はわかりません。わたしが人より不器用でのろまでばかだっ
たからかもしれません。
 あるいは、わたしにおちんぽがあることがバレてしまったからでしょうか。
 最初に知られたのは、ある女子のグループでした。わたしは一人だったので、特にこれとい
ったグループにいたわけじゃないけれど、その人達は気が強くて、ちょっと怖かったんです。
 だから、逆らえなかった。
 わたしが悪いんです。学校でえっちなこと考えて、おちんぽ立たせていたのが悪いんです。
のろまだから、からかい半分にスカートをめくられてしまったんです。
 わたしに正当性はなにもありません。
 いろいろ、やらされました。学校の屋上でオナニーさせられたり、根本の部分に輪ゴムをか
けられたりしました。足で何度もおちんぽを踏み付けられたこともあります。
 でも、わたしは彼女達が悪い人じゃないって知っていましたから。本当はやさしい人だから、
わたし一人が我慢すればいいことでしたから。それはもうどうでも良いんです。
 だけどそんな時、ある女の子――すいません。Sさんとさせてください――彼女が、わたし
をかばってくれたんです。
 Sさんは社交的で、なんでもできて、学級委員長を肩書でなくスタイルでやり通せる人で、
わたしが『いじめ』を受けていると思ったみたいです。
 わたしは彼女を遠ざけようとしました。そうしないと、あのグループにわたしがふたなりで
あることをバラされてしまいますから。そうでなくても、わたし一人が我慢してクラスが平和
になるなら、それでいいと思いましたから。
 でもSさんは言いました。
「あなたが何も話したくないならそれでいい。あなたの真実がそうさせるならそれで構わない。
けれど、だから、ならば私は、私の真実にしたがってあなたを助ける。嫌がっても、引きずっ
てでも、そこから連れ出してあげる」
 そう、言ってくれたんです。
 とても、力強い言葉でした。聞くだけで、勇気が涌いてくる言葉でした。
 だからわたしは、生まれて始めて、わたしの体の秘密を打ち明けたんです。自分から、告白
したんです。
「ありがとう。話をしてくれて」
 Sさんは笑いました。そうして、わたしと一緒に解決の方法を考えると約束してくれました。
 わたしが我慢しなくていいように。みんなが平和でいられるように。それをする方法を、考
えてくれると。
 だけど。だけどなんです。やっぱりそれはいけないことだったんです。
 その次の日。わたしは罰を受けました。
 クラスの人が見ている前で服を脱がされて、おちんぽを無理矢理シゴかれて、勃たされたん
です。
「あんたが先に約束を破ったのよ」
 かのグループの代表的な人が言いました。
473 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:47:12 ID:QxQmAI4R
「うわ、本当に生えてやがる。気持ちわりぃ」
 普段目を合わせることすらない男子が、わたしのおちんぽを好奇に満ちた目で見ていました。
 他にも、いろいろ、クラス中の視線に晒されました。
 気持ち悪いと言われました。
 ありえないと言われました。
「みなさーん。この伊達伊織はヘンタイでーす。チンポおっ勃てて腰をふるレイプ魔予備軍
でーす」
 机の上に立たされて、みんなに良く見えるように。手で隠すことすら禁じられました。
 それでも、わたしは良かったんです。
 約束を破ったのは本当だし、気持ち悪くてありえないのも本当でしたから。
「それじゃあ、本日のゲストに登場していただきまーす」
 でも、そこからが良くなかった。
 ゲストとして現れたのは、ガムテープで手足を縛られて、口まで塞がれてしまったSさんだ
ったんです。
 Sさんは机に抑えつけられて、わたしに向かってお尻を突き出すような恰好をさせられまし
た。
 男子も加わっていたので、抵抗できるはずもありません。スカートをめくられ、パンツを下
ろされて、白いお尻を叩かれました。
「気になってたのよね。あんたのセーエキって、本物なのかしら? って」
 わたしは、Sさんの前に突き出されました。その時点で、これから何をさせられるのかわか
りました。
「伊織」
 グループのリーダーが、わたしの肩に手を置いて、やさしく言いました。
「こいつをレイプして中出ししたら、許してあげる」
 本当に、やさしい声でした。
 強制ではありません。置かれた肩はすぐに離れましたし、他には何もされていません。許さ
れなかったらどうなるとも、言ってなかったのです。
 多分その時点で、クラスの皆にわたしの秘密は知られていました。あの時教室にいたのは、
わたしを主役にした『出し物』に興味をもった人か、Sさんに個人的な不愉快を持つ人だけで
した。
 だから、許すも許さないも、わたしにはあまり意味のないことだったのです。
 あるとすれば、Sさん。
 かのグループの不興を買った彼女が、どんな目に遭わせられるか。
 いいえ。しかしそれも、結局は言い訳です。
「ほらあ。せっかくの初物よお?」
 Sさんの。
 彼女の媚肉は、どんな感じなのだろうと。
 割り開かれたSさんの膣口は小さくて、きつそうで、けれどとても、気持ち良さそうで。
 ああ、どうして。
 苦しいのは我慢できたのに、気持ち良いのをどうして我慢できなかったんでしょうか。
 気がついたら、わたしはSさんぬちんぽをねじこんでいました。
 無理矢理に、乱暴に。
 とても柔らかくて、あたたかくて、気持ち良くて。
 止まらなくて。彼女から血が流れているのはわかっていたのに、止まらなくて。
 笑い声に囲まれました。みんな笑っていました。わたしと彼女を除いて、みんなが平和でし
た。
 わたしが腰を打ち付ける度、彼女のお尻の肉が波立ちました。
 彼女の割れ目から、とろとろした蜜がこぼれて、教室の床を汚しました。
 わたしは。
 わたしはそれが、だんだん。
 面白くなってきて。
「ほらほら。もう出るんじゃない? 妊娠させちゃいなさいよ。あんたのちんぽで!」
 ついには。
 彼女の一番奥にちんぽを突き込んで。
474 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:50:33 ID:QxQmAI4R
 どくどくと。
 中で、出してしまったんです。
「嫌あ! 嫌あ! いやあああ!」
 気が付くと。
 Sさんの口のガムテープは、剥がれていました。
 いつから剥がれていたのでしょう。
「どうして……やめてって……いっ、い……」
 少なくとも、わたしを止めようと何度も叫んだことは確かでしょう。
 どうして。
 わたしは、彼女の声が聞こえなかったのでしょう。
 聞こえないふりをしていたのでしょう。
 これだけは良くなかった。
 わたしが我慢できなかったから、彼女が傷ついた。我慢くらい、すれば良かったのに。
 どうして。

 長い話だった。
 あたしも美雪も花憐も、一言たりとも口を挟まなかった。それだけ真剣な話だった。
「……以上です。聞いて欲しいお話は、それだけです」
 伊織は俯いて、しかししっかりと言葉を紡ぐ。
「それからわたしは、学校に行けなくなりました。誰にも合わす顔がなくて、閉じこもってい
ました」
 そして、あたしの手を取る。
「でも、その中で、わたしは誰かに見られてないと来なくなったんです。なぜだかはわかりま
せん。あるいは、許しが欲しいのかもしれません」
 鳴咽を上げ、涙を零す。
「わたしにとっては、あの時のことはまだ続いていて、全然終わってなくて。だからわたしは、
許してもらうまで謝り続けているのかもしれません」
 伊織は顔を上げない。
「電子さんがそれに気付かせてくれたんです。雑誌を開いて、電子さんに見られてると思えば、
ちゃんとできたから」
 あたし、そんなにすごい写真を撮られていたっけ。
 思い出そうとする。そういえば、月野ちゃんに言われたことがある気がする。
『電子ちゃんは前を向く人だから。写真にも、そういうのが出ちゃうんだよ。きっと』
 そうだ。
 あたしは前を向いている。
 後ろにある無数の墓を、振り返ってもしかたないと知っているから。
 伊織は、墓を建てられないんだ。だからゾンビのようにそれが地面を掘り起こし、後から追
ってくる。
 追われて、捕まって、囚われている。
 どうすれば良いだろう。
 もう一度埋めて、白木の杭を刺して、墓を建てようか。
 それとも。
「なるほど。わかった」
 まず立ち上がったのは、美雪だ。
「新しい木刀を仕入れたんだ。ここらで試してみるのもいいかもな」
「力任せは良くないよ。美雪」
 次に立ち上がったのは、花憐。
「そう。肉体の痛みはあくまで一瞬……もっとマインドに働きかけて、利子もきちんとね」
 二人とも、とても悪い笑顔を浮かべていた。
 あたしにとっては、むしろ馴染みが深い。
「ちょ、ちょっと!? 言いましたよね?」
 伊織はあからさまに慌てて、立ち上がった。
「わたし、恨んだりしてませんから! もう良いって、もう……」
「やめなさいよ」
 最後に立ち上がったのは、あたしだ。
「あんたはまだ墓を建ててない。過去に決着をつけてない」
475 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:51:28 ID:QxQmAI4R
 聞いてしまえば、もう後戻りはできないのだ。
「でも、でも……悪いのはわたしで、わたしは汚くて、ひどい人間で……」
「なら、相談する相手を間違えたわね」
 あたしは笑った。馬鹿げた心配だった。自分は前にしか進めない人間だと、とっくにわかっ
ていたじゃないか。
 伊織の心に付け込んで、支配しようとしてしまうかもしれない?
 笑わせる。
「あたしはね。これでも人を見る目はあるの。だから、あんたが自分で思うよりずっと強い人
だって言うことはわかるのよ」
 ゾンビに囚われているけれど。
 壊されてしまうほど、弱くもない。
「それに、あたし達のあだ名を知らないでしょう?」
「あだ名?」
 疑問を浮かべた伊織に、あたし達は揃って見栄を切った。
「『黒山羊の森の』立木美雪!」
「『名状しがたき』世良花憐!」
「そして『生ける炎』蜂須賀電子!」
「三人合わせて! えーと、あー……なんだっけ?」
「冒涜的な分隊だったか?」
「フレッシュ屍肉おいしいですじゃない?」
 決めてなかった。
 うわ恰好悪。
「……と、とにかく!」
 仕切直して、あたしは伊織に告げた。
「一週間。それだけあれば、あんたの過去に決着をつける舞台を用意してあげる」
「……でも」
「どう使うかは自分で決めなさい」
 伊織を信じて、あたしは言った。
「確かなことは、伊織がこのままじゃどこにも行けないし、どこにもいられないってこと。そ
して伊織の友達であるあたし達は、伊織がここにいられるようにしてあげたいってこと」
「……はい」
 伊織は、そこだけにははっきりと、頷いた。
 彼女だってわかっているのだ。
 このままではいられないことくらいは。でなければ、自分から話をするわけがない。黙って、
我慢していればよかったのだ。
 それができないからこそ、苦しんでいるのだから。
 あたし達は、それ故に手を貸すのだ。
「それじゃあ、あたし達は先に帰って準備するわ」
 あたしは二人と連れだって、部屋を出た。
 ドアを閉める直前、一度だけ振り向いて、
「大丈夫」
 声を出さずに、口の動きだけでそう告げた。
 結局は、あたしのおせっかいでしかないけれど。
 やっぱり伊織は、笑っている方が似合うと思うから。
 なんとかしたいと思う。
 それを可能にする友達が、側にいた。
「こういうのは久しぶりだ。腕が鳴る」
「焦げ付きの、解決だね」
「行くよ」
 あたし達は拳を突き合わせ、円陣を組んだ。
 伊織をあんな風にした仕組みが許せない。
 その仕組みを打ち砕くために、拳を握った。
476 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/15(土) 22:54:04 ID:QxQmAI4R
以上です。

洋式便器をまたいで、大股広げて、でも犬ころみたいに頭を下げる……とかしないとダメでしたね。いつか改稿します。
477 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/16(日) 10:12:10 ID:6foQObGb
ああ
478 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 13:14:27 ID:omv+ZTp3
>>476
性欲と周りの好奇心に挟まれて圧し潰されてどろどろのぐっちょんぐっちょんになっちゃう内気なふたなりっ娘が大好きだ!
479 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 14:16:03 ID:rvpQeuBN
いつも「自分がガマンすれば済む」で耐えてきた子が
「手を差し延べてくれた大切な人の処女マンにはあんまりガマンしない」矛盾を成立させるなら

・いじめっ子グループは性的いじめでいつも伊織を超気持ちよくさせていて
じらしプレイはしなかったので伊織はこの件で露出に目覚める前からすでに
性的なガマンができない体になっていた

・逆にいじめっ子グループはじらしプレイの超名人ぞろいでで
伊織はじらしプレイをされると即ダメな子になっちゃう体に調教済みだった

・あるいは伊織はSさんに感謝しつつも完全な体と心を持つSさんに
コンプレックスを持っていて内心ではSさんの陵辱を夢見ていた

とか用意してくれないと「やった後から後悔した」ではこのキャラの続きを
読みたい気持ちが目減りしてしまう

あと、伊織に自己嫌悪するような過去があると
折角のふたなり露出オナニーが単に自分に罰を与えてるだけになって…
…あれ? それはそれで(;´Д`)ハァハァ
480 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 17:36:59 ID:y4PsrZw6
あ、それなら3・5話として『いじめ』の内容をもちっと具体的にやります。
時には予定変更も大切
481 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/17(月) 19:00:37 ID:LZ2TRGRK
Sさんが実はふたなりで伊織をレイプしてから仲直りすれば丸く納まらね?
(レイプシーンでパンツを下ろされているのでそんな後付けはムリです)
482 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/18(火) 22:58:18 ID:5nofAOg8
予定を変更して番外です。
投下開始します。
483 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/18(火) 22:59:13 ID:5nofAOg8
 あの人達の話をもう少しだけします。

 心理学かなにかで、いじめの裏には性的なエネルギーがあるとどこかで読んだことがありま
す。思春期というのは、わたしのような体に生まれた人間に限らず、そういうものが有り余っ
てくる時期なのだと。
 無論、エネルギーの発露も性的であるとは限りません。もっと陰湿で、暴力的な行為で発散
させる人もいるだろうし、いわゆる『箸が転がるのも面白い』といった風に、ハイになったり
する人もいるでしょう。
 やさしいあの人達も、本当ならそういう風に発散していた人なのかも知れません。
 ですが、そこにわたしが現れてしまった。
 男性と女性を両方持つ、とても、とてもいやらしい体をしたわたしが。
 そんなわたしが、あの人達に方向を与えてしまったのです。わたしを性的にいじめることが、
あの人達にとってはこの上ない発散になったのです。
 最初は、あの人達の見ている前でオナニーするように言われました。
 あの人達の指示で服を脱いで、机の上で脚を開いて、おちんぽもおまんこも見えるようにするように言われました。
 少しでも逆らうと箒で叩かれたりするので、抵抗することはできません。
「ほらほら、ちゃんとシゴきなさいよ。あんたの包茎ちんぽ。それで許してあげるんだからさ。
叩かないであげるんだから。安いモンでしょ?」
 確かにその通りでした。見られるだけで済むなら、叩かれるよりずっとマシでした。
 それだけで、済めば良かったのに。
 あの人達の行為はだんだんエスカレートしたのです。よりわたしが恥ずかしがるように。よ
りわたしが、おちんぽをはしたなく勃たせるように。
 屋上とか開けた場所でやらされたり。
 わたしが泣いて自分でシゴくと言うまで、足でおちんぽを踏み付けられたり。
 そんな中で、記憶に深いモノがあります。
 いつものようにわたしはあの人達に呼び出されて、空き教室に来ました。
 小子化の影響でしょうか? わたしの中学には何にも使われてない教室がいくつかあって、
多目的室と呼ばれていたのです。
 実際にはそこは、あの人達の遊び場でしたが。
 教室に脚を踏み入れた瞬間、わたしは背後から突き飛ばされ、転がされました。
「待ちくたびれたわよ? さ。教室も楽しく行きましょ」
 あの人の号令で、数人の女子がわたしのスカートをめくりました。
 それ自体はまあ、有り得たことです。あの人達の遊びに、わたしの意志は関係ありません。
 ですが、その時わたしのスカートは、ほとんど裏返るまでめくられました。
 そして、端と端を、頭の上で結ばれてしまったのです。
 茶巾絞り。そう言うらしいです。ということは、名前がある程度にはポピュラーな遊びだっ
たということでしょう。ただわたしは全く知らなかったので、その事態にあわてふためく他あ
りません。
 当たり前ですが、下半身があらわになります。それも、おちんぽで不自然に盛り上がったパ
ンツだけではなく、おへそまで丸見えになります。そして、上半身の動きが封じられます。手
を使って結び目を解くこと等できません。この遊びにそんなスキはありません。
 でも、なにより恐ろしかったのは、視覚が塞がることです。倒されたわたしは、そのせいで
立つこともままなりません。
 よくできた遊びでした。
 一瞬にしてわたしは上半身の自由を奪われ、下半身だけの存在となったのです。
 下半身さえあればいい。
 どこかの魔王が言っていましたが、あの人達にとってのわたしも、そういうものだったので
しょう。
484 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/18(火) 23:00:09 ID:5nofAOg8
「予想以上に素敵な姿になったじゃない」
 あの人が、うっとりした声で言いました。
「ほら、立ち上がらせてあげてよ。ひとりじゃ難儀するでしょ?」
 あの人は過剰な暴力を好みません。必要な暴力を、必要な箇所に必要なだけ与えることを好
みます。
 だから、あの人の仲間も、やさしいとさえ言える丁寧さでわたしを立たせました。
「うん。いい感じ。そこで回ってみて」
 視覚を塞がれたわたしは、途中で転ばないよう、ゆっくりとその場で回りました。
 下半身が、いかにも頼りなかったです。上半身は何ひとつ見えない分、わたしの下半身に視
線が集中している気がして、とても恥ずかったです。
 特に、おちんぽ。そこにあの人達の視線が突き刺さり、熱さすら感じられました。
「あらあ? 勃起しちゃった?」
 びくん。
 返事するより先に、おちんぽがパンツの中で跳ねました。もうすでにかなり固くなっていて、
内側から窮屈そうにパンツを押し上げていました。
「まだそっちには触ってもいないのに。見られるだけでそんなにしちゃうんだ。変態ねぇ」
 言葉とは裏腹に、なじったり責めたりする響きはありません。むしろ、あの人はわたしが変
態であることを悦んでいるようでした。
「さてさて。変態の伊達さん? 見られるだけでメスちんぽ勃起させて、びっくんびっくん跳
ねさせている伊達さん? あなたはこれから、どうして欲しい? 何をしたいのかしら?」
 イダチサン。
 しつこいほどに、あの人はわたしを呼びます。あるいはそれも、あの人の使う誘導の技術な
のかも知れません。
 誘導でなければ、調教。
 わたしが、あの人の遊びのためだけに存在する『奴隷』と規定するための。
「わ、わたしは……」
 スカート越しからでもハッキリ聞こえるように、わたしは声を出します。
「わたしは……」
 こんなことはもうやめてください。
 などとは、言えません。
 わたし一人が我慢していれば良いのだから。もしここでわたしが断っても、状況は変わりま
せん。あの人のわたしに対する妄執はどうにもなりません。
 留まって、残り続けます。
 それなら。
「うん? どったの伊達さん」
 わたしは、耐える方を選びます。
「してください……」
 ひざまづいて、懇願します。
「わたしのいやらしいおちんぽを、いじめてください。ちんぽみるくが出るまで、みなさんの
好きなようにいじめてください……」
 プライドは、ありません。そんなものよりも、あの人達の平穏の方が、わたしにとって大切
なモノだったのです。
「はいはい。よくできました」
 あの人はそう言って、ひざまづくわたしを立たせました。
「お望み通り、いじめてあげる。セーエキださせてあげる」
 そして、わたしのパンツがするりと落とされました。ただし、足首までです。下半身を守る
最後の布ですら足枷となって、わたしを縛りました。
 同時に、脱がされた反動でわたしのおちんぽが跳ね返り、はしたなく揺れました。
「元気いいねー。でも相変わらずの包茎ちんぽね。大きさも太さもこんなにあるのに、どうし
て皮が余るのかしら」
「んう!」
 あの人の手が、わたしのおちんぽに触れました。くにくにと、包皮越しに亀頭を刺激してい
ます。
「包茎って危ないのよね。何より不潔だし。ほらほら。剥いてあげる」
 そして、包皮がひっぱられて、わたしのサーモンピンクの先端が剥き出しになりました。
 敏感なその部分にあの人の息がかかり、わたしは腰をくねらせます。
485 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/18(火) 23:01:41 ID:5nofAOg8
「ようし。みんなアレ用意した? そうそう、それね」
 あの人は仲間に向かって何かを確認しています。何を用意して何を確認しているのか、わた
しには検討も付きません。
「それじゃあ、いくわよ」
 ぞり。
 未知の、とても強い刺激が、わたしのおちんぽを襲いました。
「んんんんー!」
「あー。動かない動かない。あなたの包茎ちんぽに貯まったチンカスを、掃除してあげるんだ
から」
「んあ! ああ! あー!」
「大丈夫。ちゃんと毛の柔らかいのを用意したんだから――」
 あの人は、きっと笑みを浮かべて言ったのでしょう。
「この、歯ブラシ」
 ぞりぞり、ぞり、しゃか。
 複数の刺激が、突然に、てんでんばらばらに、しかし一つ一つは規則正しく往復していて。
 あの人の言葉通り、それは歯ブラシなのでしょう。
 水をつけていたのは幸いでしょうか。そうでなくても、先走りの汁が絡み、歯ブラシは多少
はやわらかくなっています。
 けれど、強い。強すぎる。
 根本に、裏筋に、亀頭に、鈴口に、包皮の隙間に刺激は無遠慮に、容赦なく潜り込みます。
それが痛くて、なのに逃げられなくて、わたしは涙を流しそうになりました。
「あ、なんか泡立ってる。先走りで泡立ってる。おもしろーい」
 もはやあの人達の興味は、わたしのおちんぽのみに注がれていました。こうなれば最後、わ
たしが泣こうが喚こうがあの人達は遊びをやめたりはしないでしょう。
 わたしには、我慢するしかないのです。
 そうして諦めて、心を閉じて、静かにすると。不思議と痛みが遠退いてきます。
 あるのは、気持ち良さ。
 何人もの人が、わたしのおちんぽを見て、遊んでくれているという快感だけが残り、わたし
の背筋を震わせます。
 変態なのでしょう。
 でもわたしのおちんぽは悦んでいたのです。こうして一方的に嬲られるだけでも、存在を認
められているということに。
 あの人達がしているのは、一般的にはいじめです。しかしわたしにとっては、こうしとおち
んぽをいじめられる時間こそが、わたしが真にわたしでいられる時間なのだと思っていたので
す。
486 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/18(火) 23:02:59 ID:5nofAOg8
 錯覚だとしても、そう信じることができたのです。
「許してください」
 スカートの中にしか響かない音量で、わたしはつぶやきました。
 こんな体に生まれたこと、生き残ったこと、生き続けたこと。
 女の子だと偽ったこと、女の子を演じていたこと、女の子だと勘違いしていたこと。
 わたしには、おちんぽがあるんです。
 誰かに触れて欲しいんです。勃起させたいんです。シゴいて欲しいんです。白いちんぽみる
く沢山出したいんです。
 そして、できれば。
 ちんぽみるくを誰かのおまんこの中に思い切り出して、妊娠させたいんです。
 許してください。許してください。
 こんないやらしいことばかり考えるわたしを、許してください。
 どんな罰だって受けますから。
 だから、許してください。
「あ、今ビクンってなった? 気持ち良いの? いいよ。歯磨き粉の代わりになるかもね」
「はい! 気持ち良いです! もっと、もっとごしごししてください! わたしの汚らしいメ
スちんぽ、ピカピカに磨いてください!」
 ああ、ああ。もう痛いのか気持ち良いのかもわかりません。
 ただ、射精したい。それだけで頭がいっぱいでした。
「きちゃ、きちゃ……んああ!」
 どくん。びく、びくびく。びちゃり。
 雷のような快感に貫かれ、わたしは身をよじりました。同時に、熱いマグマのようなものが
おちんぽを通り、外へ吐き出されました。
「はあ……はあ……」
 わたしはその瞬間に膝が砕け、へたりこんでしまいました。
 今更のように、おちんぽがひりひりと痛んできます。
「はい。おしまい」
 声と同時に、スカートの結び目が解かれ、わたしに光が戻りました。
「んじゃ、後片付けよろしくね」
 涙でぼやけた視界の向こうでは、あの人達が帰り支度をしていました。わたしに目を向けよ
うともせず、教室を出てしまいます。
 白濁液で汚れた教室に、わたしだけが残されました。
 くすくす。
 笑い声が聞こえました。
 すんすん。
 泣き声が聞こえました。
「片付け、なくちゃ……」
 どちらも、わたしの声でした。
 おちんぽの痛みに泣きながら床に落ちた精液を笑いながら。
 わたしは雑巾を取り出し、片付けを始めました。
487 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/18(火) 23:05:12 ID:5nofAOg8
以上です。

ひょっとしたら、真のラスボスはこの『あの人』なのかもしれない……
488 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/19(水) 00:05:05 ID:8d02VZGl
だといいけど
489 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/19(水) 02:58:34 ID:3AlQTk6m
あの人さんは間違いなく自宅では伊達さんをおかずにオナニーしまくり(;´Д`)ハァハァ
愛情の有無は別としてw
490 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/21(金) 11:54:06 ID:kpn7VMos
これはちょっと目覚めてしまいそうだ
ttp://yamisoku.blog43.fc2.com/blog-entry-164.html
491 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/22(土) 02:00:26 ID:8xfnbaDx
>>490
一度「女にお尻」スレを見てみるといい
ペニバン娘やザガッツなふたなりお姉さんもいるけどな
492 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/23(日) 03:15:28 ID:fEdaXGvI
ワシのような粗チンの娘好きは貧乳好きと共通するものがあるだろうか?
493 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/23(日) 10:01:27 ID:oNNJKx3A
>>492
難しい問題だな。
貧乳キャラは自らが貧乳であることにコンプレックスを抱き、またそれをどうにかしようと七
転八倒するのに魅力がある。
ただ巨乳でもコンプレックスを持つ場合はあるし、貧乳にも関わらず全く気にしないキャラも
それはそれで良い。ステータスだ。希少価値だと。

対してふたなりだと、事情は少し変わる。
そもふたなりっ娘は多くの場合男性よりよっぽど立派なモノを持っているコトが多く(かわい
い女の子にちんぽが! という驚きを誇張した表現かもしれないが)粗チンと言っても相対的
な評価になることも多い。
さらに、ふたなりっ娘はちんぽの大小よりも『女の子なのにちんぽが生えてる』ことにコンプ
レックスを抱く場合が多く、粗チンかどうかに意味を持たせるには特殊な世界、もしくは人間
関係が必要になる。
 まあ、つまりだ。

「あらあら、皮の裏にこんなに垢がたまってるわよ、粗チンちゃん」
「や、やあ! 皮のナカいじらないでぇ……敏感なのお……」
「ほーら。くりくりくり〜♪」
「あ! あ! あ! もうだめ! れちゃう! れちゃうのお!」
「いいわよ。いっぱい出して? 粗チンちゃんのとろとろちんぽミルク、おねいさんに見せて?」
「は、はいい! 見て! わたしの淫乱粗チンから絞れる特濃ミルク見てえ!」

 粗チンでロリなふたっ娘が巨根でむちぷりなふたっ娘に性的にかわいがられるシチュは萌える。
494 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 00:06:38 ID:/yH33c9H
>>493
個人的にはロリ巨根もいいなあと思う。
「なんでここばっかり大きくなるんだろう」的な。
温泉でふた娘達がアレの見せ合いをやるが一人だけタオルを肌蹴ないロリ。
「みんな同じだよ!!」で引っぺがしてみると顔に似合わぬ赤黒い…

むちぷりなふたっ娘というか巨根グラドルってどんななんだろうな。
ボクサーパンツの膨らみが売りなんだろうか。
「はーい、立たせて」でテントが張ったビキニなんだろうか。

495 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 20:52:32 ID:TuFHd+/P
どっちもokですよ
496 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 21:23:55 ID:DrFspbtC
>>494
>テント張ったビキニ
ブツが見えちゃうと発禁だな。
「あえて隠されて、でも存在は主張してる」ぐらいのほうがエロスなので、
テント張る余地のある、ふた専用ビキニだとポイント高いと思います!w

しかし、ロリ巨根は、ビジュアル的に考えてしまうと、
巨根ショタと紙一重ならぬ髪一重の差になっちゃう、という罠。おまんまんの有無はともかく。
まぁ、ここは文章だから問題ないけども。

…ってか、ふたなりロリと、ふたなりショタって、どこでどう区別したらいいんだろか?
497 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 21:33:24 ID:bvKiutSY
>>496
玉があったらふたなりショタ、なかったらふたなりロリ。
無論、私はどっちでもいっこうに構わんっ!

レースのスケスケな下着が、通常状態のペニでふっくらしてるのを想像すると興奮するな。
498 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:30:38 ID:/dqw+T4m
俺は基本タマありよりタマなし派ですが
「タマを専用ブラで支えればムレないしかわいいよ! ほらほら!」
とみせびらかすタマありふたっ娘には萌えます。

あと『メイとないしょ』を買っておいてショタ萌えじゃないって理屈は通用しなくなるかもしれません。
涼ちんも、涼ちんも……!

ともあれ、続きです。
路線変更がようやくうまくいきました
投下開始します。
499 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:31:51 ID:/dqw+T4m
 情報収集。
 他人の過去をむやみに詮索するような下卑だ根性からではなく、ただ友達を救うために。彼
女を縛る過去を埋めたてるために、あたし達は行動を起こした。
 伊織はそのことについては非協力的であり、首謀者の名前どころか出身中学すら喋りはしな
かった。
「しかし、事件の記憶は誰かに残っている。私のネットを過小評価されては困るな」
 こういうことなら、むしろ美雪の得意分野だ。いったいどこからどう調べたのか、彼女と同
じ中学だった生徒を見つけてきたのだ。
「うん。確かに噂にはあったよ。ひどいいじめがあって、一人が不登校になったって」
「詳しく聞かせて。人道支援なの」
 花憐の交渉。彼女はこう見えて、他人を言いくるめるのが非常に上手い。必要な情報を、舌
先のみで喋らせる才野があった。
「といっても……学校の方で一種のタブーみたいな扱いになっちゃったからね。被害者も加害
者も、誰だかわからないようにされちゃったから」
 タブー。確かにそう言っていた。花憐がどんなにきいても『ひどいいじめ』と言われるばか
りで、『女子生徒が女子生徒にレイプされた』という事実は隠されていたのだ。
 当然、だとは思う。両性具有だなんていかにも突飛で現実味がないし、誰かが話したとして
も、リアリティのない尾ヒレとして流されてしまったのだろう。
 両性具有なんて、リアルに考えれば都市伝説の存在なのだ。中学校のいじめの現場には似合
わない。
 ありえないし、気持ち悪いとされるのだ。
「あ、でも、いじめの中心になった人は有名だったよ。確たる証拠はなんにもないけど、その
人がやったんじゃないかって言われてた」
「それ、どんな人?」
「なんて言うかな……」
 情報提供者の女の子は、花憐に促されて、言葉を選びながら語った。
「一言で言うなら、やさしい人」
「やさしい? ひどいいじめをしたのに?」
「うん。それはそうなんだけど……なんか、そう」
 女の子の口調には、生々しい畏怖が漂っていた。
「容赦がない感じ。やさしくするにしても、やり方が極端に過剰で、それが結果的にいじめに
なっているというか……上手く言えないけど、そういう感じ」
「容赦がない……」
「ほら。悪魔って、魂と引き換えになんでも願いを叶えるって言うでしょ? あの人のやさし
さも、そういう感じなの」
 それは。
 とても、人間を形容する表現ではなかった。もっと別の、おぞましい何かについて話してい
るようにすら感じられた。
「魔性って、ああいう雰囲気を言うんだと思う。関わっちゃいけないのに、どこか惹かれると
いうか……そういう、すっごく綺麗で魅力のある人だったよ」
 それが、その子の所感。
 だが不安を感じたのはその部分だけで、情報収集自体はスムーズに進んだ。予定していた一
週間よりも早く、あたし達は伊織の過去について裏付けを取ることができたのだ。
「あとは……どう埋めるかね」
 これは、三人の中でもあたしの役割。
 美雪や花憐は、ブレーキがないとやりすぎてしまうことが多い。行くべき所や退くべき所を
決められなければ、危ないところまで突き抜けてしまうのだ。
「まず、伊織だ誰に会うべきか……だな」
「いじめの加害者か、被害者ね」
 かつてのいじめっ子と対峙し、トラウマを乗り越える。かつての被害者と会って、話し合う。
 どちらも、過去を埋め、墓をたてる方法ではある。伊織ができずにいる手法である。しかし
一方で、下手をすれば過去に飲み込まれてしまうことになりかねない。
500 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:32:38 ID:/dqw+T4m
 両方同時にやるのは、多分無理だ。伊織が耐えられない。
 ならば、どちらを先にするべきか。
「Sさんともう一度逢わせてあげるべきじゃない? だって、一番に謝りたいのはSさんじゃ
ないの?」
 花憐が、珍しく真面目な口調で言った。
「Sさんも、理解はしてくれるハズだ。誠意を受け入れるだけの器はあるだろう」
「…………」
 普通なら、確かに、そういう考え方になる。
 だが、情報収集の中で、あたしの中に違和感があった。
 これは、そんな簡単な事件なのだろうか。
「あたし『あの人』に会いにいく」
 提案。
 二人の案とは、全く別の方向へ行くもの。
「いじめの復讐を肩代わりするのか?」
「目の前に連れていってボコにしちゃうの?」
「ううん。あくまで、あたし一人で話をするだけ」
 あたしは首を振った。
「カンなんだけどね。『あの人』と話をしないと真実がつかめない気がするんだ。ボコにする
かどうか決めるのは、その後」
 ひっかかりがあるのなら、それを解消しなければならない。過去を埋めるというのは、非常
に繊細な作業なのだ。不安要素はできるだけ潰しておきたい。
 やさしいと評されるのに、魔性であるともされる奇妙な人物。彼女と話すことは、真実を知
る上では重要なはずだ。
「いじめをするような人間に、理なんてあるのか? 暴力に言い訳は無用だろう」
「普通の人じゃないかもしれないけど、わざわざ直接話さなきゃいけない人にも思えないよ」
 美雪と花憐は、二人なりに『あの人』を嫌悪しているらしい。当然と言えば当然だ。自分よ
り弱いものを攻撃するのは、あたし達の美学に反する。
「だったら、これはあたし一人で行くよ。根拠みたいなものは、何もないしね」
 あたしは二人にそう告げた。
「なんでもなければそれでいいの。そう……なんでもない、ただの人間なら」
 本心で。
 あたしはそれを願っていた。
 心にひっかかる不安を、振り切るために。

 その日の放課後、あたしは早速『あの人』の通う学校に来ていた。
 この地域では偏差値の高い、進学校の中の進学校だ。人を傷付けるような人間がそういう学
校に通えてしまうのが不快だと、美雪が言っていた。
 約束通り、来たのはあたし一人だけ。
「さて、どうやって会おうか……」
 残念ながら『あの人』のメールアドレスを入手することはできなかった。だから、会うには
実際に足を使うしかない。午後の授業をパスしてしまったことに心が痛まないでもないが、人
道支援なのだから仕方ない。
「あたしの顔を知ってる人とか、いないでしょうね……」
 真面目な子が多そうな校風だけど、あたしが載っていた雑誌を購読していた人はいるだろう
か。いれば便利かもしれないが、恥ずかしい気もする。
 とりあえず適当な人を捕まえて『あの人』のことを知っていそうな人を教えてもらおうか。
 下校時の人込みから話をしやすそうな人に当たりをつけて、情報を得ようと試みる。
 その瞬間だった。
「誰か、お探しですか?」
 ぞっとした。
 言葉の内容に、ではない。背後からぶつかった言葉は優しげで、威圧に満ちたものではない。
 問題は、タイミング。
 完全にあたしの不意をついていた。
 仮にも、一応、あたしは格闘技をやっている。その影響か、人の気配には人一倍敏感で、背
後から近づかれてもすぐに反応する自信があった。
 しかし。このタイミングは。
501 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:34:00 ID:/dqw+T4m
 もしこれが言葉ではなく銃弾だったら、あたしは間違いなく心臓を撃ち抜かれている。それ
ぐらい完璧に、それはあたしの隙に食い込んでいた。
 だから、あたしはその時、ほぼ反射的に声の主に振り返った。まるで、操られるように。
「誰かを、お探しですか? 手伝いましょうか?」
 きれいな人だった。
 瞳は吸い込まれそうなほど透明で、艶やかな黒髪が天使の輪のように光っている。背は低く
も高くもなくて、やせてもいないし太ってもいない。
 特徴と呼べるモノが見当たらないのだ。過剰な部分も不足した部分もない。それがどうにも
異常で、どうしようもなく美しい。
 のっぺらぼう。
 一度でも目を離せば、顔も思い出せなくなりそうで、だからこそ目を離せない。そんな人だ
った。
「え……いや、そのう……」
 あたしはうろたえた。
 モデルをやっていた時でも、こんな人には会ったことがない。だから、どう話せばいいのか
すらわからなくなってしまう。
 彼女の無個性さに、飲み込まれてしまう気分だ。
「まあまあ。とりあえず校門に立つのもなんですし、中に入りましょうよ。案内しますよ?」
 のっぺらぼうの彼女はあたしの手をとり、半ば強引にあたしを校門の内側へ引き入れた。
「ちょ、ちょっと?」
「いいからいいから」
 何が良いのか。
 いつもなら指摘できるなんでもない言葉すら、今は出てこない。調子が狂う。
 あたしはあっという間に、校舎の中へ連れ込まれてしまった。
「さて。誰に用事ですか?」
「……だから」
 順序が違う。
 とは思ったが、協力してくれるならありがたい。他人が聞いて気持ちの良い話ではないが、
ここは甘えさせてもらう。
「友達に暴力行為を行った奴がこの学校にいると聞いてね……」
 あたしは少しためらいながらも『あの人』の名前を彼女に告げた。
 沈黙。
 まずったかなと思うのは、いつだって後からだ。しかし、理由を偽るわけにもいかないしい
ずれにしろどうしようもないことなのだと割り切る。
 ダメだったら出直そう。そう諦めるだけの時間が経過した後で。
「ああ、それは私のことですね」
 のっぺらぼうの彼女は、にっこりと笑った。

 武勇伝のように誇らしげに語るのではない。かといって懺悔するわけでもない。
「あの子はよかったわ……」
 遠足の思い出を話すみたいに、じつに簡単に『あの人』は己の悪事を告白した。
「あんた。自分が何をしたかわかっているの?」
 あたしは、感情を押し殺して尋ねた。『あの人』が案内した教室には二人以外誰もいなかっ
たが、アウェーの場所で熱くなりすぎるのは禁物だ。
「いじめでしょう? そう聞いているわ」
 他人事みたいに、『あの人』は微笑んだ。
 いや。
「あんたがどんなつもりでそれをしたのかが知りたいの。他人の言葉じゃなく、あんたの言葉
が」
 他人事なのだ。『あの人』にとっては、すべて。
「あなた。変わった目をしてる」
 ずいと、『あの人』が唐突に顔を近づけた。
 鼻がぶつかりそうな、至近距離だ。
「とても綺麗ね。でも純粋じゃない。何か混じってる。抑えこんでる」
 あたしはのけ反りはしなかった。ただ『あの人』の瞳を見ていた。
502 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:36:20 ID:/dqw+T4m
「そういう目ができる人になら、教えてあげようかな」
 『あの人』は、そこで。
 あたしの首筋を、ぞろりと舐めた。
「ひ……!」
 痛みに似た、焼け付くような感触。またもあたしは、不意を突かれてしまったのだ。
「あれはねえ……」
 あたしの頬を『あの人』の熱い舌が這う。あたしの左目の下まで届いて。
「人道支援よ」
 『あの人』の唇が、確かにそんな言葉を紡いだ。

 名前、星井叶。
 成績はかなり良く、運動神経もあるが部活に参加したことはない。いつも数人の『取り巻き』
を連れているが、友達と呼べるような関係ではなく、近寄りがたい雰囲気がある。
 にもかかわらず、クラスの意識を統合する目茶苦茶なカリスマを持ち。
 そして、ぞっとするほど美しく、やさしい。
 外部から得た『あの人』の情報は、大体その程度だ。
 だがやはり、情報は情報でしかない。
 事実でしかなくて、真実とは違う。
 今、あたしの前にいる彼女は。
「私は、あの子の望みを叶えてあげただけ」
 ぞり。ぞり。
 ぞりり。
「ただそれだけで、他には何もしていないわ」
「……くぅ!」
 いつの間にか、あたしの制服のボタンが外されている。リボンタイが解かれている。より露
になった鎖骨を舐められている。
 いや、違う。
 削られて、こそぎ落とされているんだ。
「いじめ……それは、あの子が言ったわけじゃないでしょう? それがいじめかどうか決める
のは、受けた側よ。被害者の訴えがなければ、罪は裁けない」
「詭弁……だわ。伊織が受けたのは、明らかに暴力じゃない」
 民事ではなく、刑事だ。訴えのあるなしに関わらず、それはしてはならないことのハズだ。
「あの子は罰を望んでいたのよ。女の子なのにちんぽがついている自分を、罰することで認め
て欲しかった。だから私はそうしたそれだけよ」
 ぞり。
 星井叶の熱い舌が、あたしの胸元に届いた。
 体が、勝手に、びくりと反応する。ただ舌で舐められているだけなのに、抵抗することすら
できない。
 テクニックとか、そんなものではないのだ。
 心を、直接、侵食している。
「そんな、わけない……! 伊織は、ただ寂しかっただけで……!」
 あたしは叫んだ。しかし、声が出ていない。響かない。
 違うのだと、わかってしまう。
 はじめてあたしと会った時、伊織はどんな顔をしていた?
「……あなた、味も変わってるわね」
 一旦、星井叶が舌を止めて、あたしと目を合わせた。
「ねぇ。あなたの望みは何? 叶えてあげるよ」
「あたしは……」
 伊織を、助けたくて。
「それは違うわね」
 星井叶の手が、あたしのブラを外した。ぷるんっとか、景気の良い効果音はしないけれど、
形には自信のある乳房が外気に晒される。
「あなたの願いは、もっと深くにあったものよ。もっともっと、強く想う願いがあったはず……」
 星井叶は舌を突き出して、丁寧にあたしの頂点を持ち上げた。そして、それを舌の上でころ
ころと転がす。
「友達を助けようとするのはとても素晴らしいわ。でも、あなたは素晴らしいというだけで誰
かを助けられるの? あなたが雑誌モデルを始めて、止めたのは何故?」
「……!」
503 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:39:01 ID:/dqw+T4m
 調べられている?
 あたしはまだ、星井叶には名前しか教えていない。いや、この程度なら、雑誌を見ていたな
ら十分思い出せる情報だ。
 心理戦であり、カマをかけられているだけだ。たいしたことはない。
 そのはず、なのに。
「……ひう! す、吸っちゃだめえ」
 星井叶のやわらかい唇があたしの乳首を挟み、吸い上げた。それもまた、あたしの不意をつ
いていて、刺激が何倍にも増幅されている。
 まるで。
 あたしの体が求めるモノをどのタイミングで与えれば良いか、始めからわかっているみたい
だ。
 実際、そうなんだろう。
 星井叶はあたしに侵食し、同化し始めている。
 のっぺらぼうの顔に、あたしの顔が重なり始めている。誰にも似てない星井叶が、あたしに
似ているような気がしてくる。
「あなたは、本当に友達を助けたかっただけ?」
「……あた、あたしは」
「居場所が欲しかった。それだけじゃあないの?」
 核心を、突かれた。
 容赦のない、やさしさで。
「つらいものね。きついものね。成果がなければ、誰もあなたを認めてくれなかった。一番に
ならなければ、どうしようもなかった。だからあなたは競い続けなければならなかったし、戦
い続けなければならなかった……そういう生き方に疲れていたのに」
「あっ……あ……!」
 星井叶の舌が、あたしをやさしく撫でる。すでにブラウスは完全にはだけて、へそまで晒さ
れていた。
「無条件で、あなたがあなたであるだけで認めてくれる、誰かに逢いたかったのでしょう?」
「あた……しは……」
 反論が、出てこない。
 確かにあたしは、姉から疎外されたと感じ、反発していた時期がある。モデルがうまくいか
なくて、腐っていた時期もある。
 でも、だからといって。
 素直に認める必要なんて、なかったのに。怒るなりなんなりして、突き放せば良かったの
に。どうしてもそれができない。星井叶に引き込まれる。侵食される。同化される。
 ごまかしが、できなくなる。
「伊達さんなら、確かにあなたを愛してくれるものね。あなたの成果じゃなくて、存在を」
「は……」
 星井叶は、あたしのブラウスの襟に指をかけ、するすると背中から落とした。そして、あた
しの背に浮かんだ汗の玉を、唇でひとつずつ吸い取っていく。
「伊達さんのおちんぽで、愛して欲しかったのでしょう?」
 びくり。
 普段なら簡単に突き返せる言葉も、嬲られて官能の高まった頭ではまともに答えることもで
きない。
「伊達さんも素直じゃないからね。公開オナニーなんかせずに、レイプしちゃえば良かったの
に。あの件から、妙に怖がって、セックスできなくなっちゃったのよね」
 再び。星井叶があたしに目を合わせた。
「被害者なんて、どこにもいないのに」
「……それ、は、違う」
 体中が火照っている。目の前にいる星井叶に『めちゃくちゃにされたくてたまらない』。そ
れでもあたしはあるだけの理性をかき集めて、言葉を放つ。
「え、Sさんは、あんたがレイプさせたんだ。伊織も、傷ついている……」
 情報ではあるが、伊織が語った真実だ。
 それだけは、ゆるぎないハズだった。
「あら、以外と強情ね」
 星井叶は目を丸くして、驚いた。
 だがそれすらも、すぐに笑みの形に溶けてしまう。
「でも、菅原さんは、被害者なんかじゃあないわ」
 そう語る星井叶の背後に、人影を見つけた。
 いつからいたのか、全くわからない。あるいは最初から、そこにいたのかもしれない。
 その人影は少女で、少女は星井叶に似ていた。
504 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:40:55 ID:/dqw+T4m
 髪型も表情も違うのに、似ているとしか思えないのだ。
「彼女はね。過去に痴漢にあったことで男性恐怖症になっていてね。おちんぽも怖かったらし
いわ」
 星井叶は少女の傍らに立ち、ほっそりとした指で彼女の頬を撫でた。
「でも、彼女は心の底では、求めていたの。だから私は、彼女と伊達さんを引き合わせた。二
人が、愛し合える状況を作ってあげたの」
「うそ……だ」
 そんなわけはない。
 そう考える一方で、やけに冷静に納得している自分もいた。
 女の子なら。伊織のような女の子になら。犯されても怖くないんじゃないかと。
 じゃあ、女の子であっても構わない?
「蜂須賀さんの髪。いい匂いがする」
 星井があたしを床に押し倒し、髪に顔をうずめている。
 いつの間にかあたしは靴下とパンツ以外のものを脱がされていて、星井も全裸だった。
 いや、自分から脱いだのかも知れない。わからない。
 ただ彼女の肌に触れて、匂いに包まれることに、酔っていた。無理矢理されているはずなの
に、自分からそれを求めているような気がしている。
 あたしの顔をしたのっぺらぼう。
 彼女の指が、唇が、あたしの上っ面を剥がしていく。溶かしていく。
 それが、とても、ぞくぞくする。
 星井叶が、あたしの両足を抱えて、持ち上げた。
「こっちも、ちゃんとしてあげないと」
 星井叶はあたしの靴下を脱がして、頬を寄せる。素足が、柔らかい頬に触れる。
「ひゃ……!」
 舐められた。
 右足の小指から、丁寧に、一本ずつ、しゃぶられる。爪の間や指の股にまで、舌が潜り込む。
 それがくすぐったくて、気持ちが良い。いや、もはやあたしは、彼女が歯を突き立てたとし
て、その痛みですら、快感と感じてしまうに違いない。
 そうだ。
 星井叶は、あたしがして欲しいことしか、していない。
「はい。腰をあげて。そうそう。お尻も綺麗なのね。蜂須賀さんは」
 言われるままに、脱がされた。脱いだ。
 同時に、左足親指から内股へ、星井叶の舌が流れる。
「ひう……!」
 悲鳴をあげてしまう。中心に近付くにつれ、皮膚が敏感になる。
 右足からも、指先が微妙な力加減で内側を撫でて、くすぐっている。
 そうして、あたしの中心に星井叶が割り込んだ。
 指で割り開かれ、覗き込まれる。
「あは。蜂須賀さんってやっぱり処女だったんだ。だったら、なおさ
ら優しくしてあげなきゃね」
 膣唇の回りを、舌で突き回される。音を立てて、蜜を啜られる。
「はん……!」
 勝手に爪先が延びた。両手で星井叶の頭を掴み、しかし押しのけることもできずに快感に耐
える。
 その黒髪のやわらかい感触すら、官能を高める材料にしかならない。
「こっちはどう?」
 クリトリスが摘まれ、包む皮を剥かれた。そして、乳首にされたのと同じように舌で転がさ
れる。
 溶けてしまう。
 熱さと気持ち良さで、下半身から溶けてしまいそうだった。
「蜂須賀さんはクリ派みたいね。もうこんなにほぐれてるし、蜜もたっぷり……」
 星井叶が顔をあげた。
 あたしの蜜がねっとりと絡み付いた右手を、一本ずつ丁寧にしゃぶってみせる。あたしの味
を、楽しんでいた。
「そろそろ、いいかな」
505 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:42:57 ID:/dqw+T4m
 その右手を股間に持って行き、おちんぽを握った。すでにそれは、彼女のヘソにも届くくら
いに勃起している。
「……はあ」
 言葉が、出てこない。
 あんな太いモノで貫かれたら、相当に痛いはずなのに。心のどこかで、それを期待してしま
っている。
 止まらない。止められない。
「はい、足開いて……うん。さすが格闘技やっているだけあるじゃない。やわらかい」
「…………」
「あなたの情報は、あなたが校門に近づいた時点で集められているの。私の友達は親切だし、
なにより私は、あなたを愛しているから」
 顔を、近づけて、至近距離で星井叶が笑う。
「まあ私は、あなただけじゃなくみんなを平等に、かつ無制限に愛しているのだけどね」
 いたずらっぽく、ウィンクまでして。
 熱でとろけたあたしの頭には、記録されても記憶されない、白昼夢のような印象しか残らな
いけれど。
 隙といえば、そのすべてが隙だった。
 あたしの中に星井叶が侵入したのは、その直後。
「ひぎいい!」
 引き裂かれるような痛み。広げられて、刻み込まれる。
「大丈夫。大丈夫だから……」
 星井叶が、あたしの頭をやさしく撫でた。あたしは両手を延ばし、彼女にしがみつく。
 涙が出た。
 真ん中が痛い。その痛みが、あたしに残っていた何かを、完全に砕いた。
 思考も感情も消えて、感覚だけが残る。体が反応するままに動くしか、できなくなる。
「蜂須賀さんの中、キツイわあ……でも、やわらかい……」
 ずず、ず、ず。
 星井叶の先端が、あたしの奥を目指し、少しずつ進んでいく。その太さが、熱さが、固さが、
あたしの内部に形を与える。
 侵食、同化。
 あたしと星井叶の境目があいまいになり、あたしの顔が消えていく。二人ではなく、一つの
肉塊となっていく。
「ん……これで、全部入ったかな?」
 星井叶の先端が、あたしの奥で止まる。彼女の挿入した肉槍が、内部であたしの内臓を圧迫
して、苦しい。
「すごく、居心地がいいわあ。わたしのおちんぽが、蜂須賀さんのおまんことぴったりくっつ
いて……まるで、最初からそこにハマるようになっていたみたい!」
 感極まったとばかりに、星井叶が叫ぶ。それは、彼女だけの言葉ではない。あたしの認識で
もある。
 星井叶のおちんぽは苦しいけれど。
 それは最初からそこにあって、いつのまにか失って、また戻って来たあたしの感覚なのだと、
思えたから。
 内臓だと、お姉ちゃんは言っていた。
 きっとそれは、正しいのだ。
 ただしおちんぽは、その人の内臓ではなく、他の誰かの内臓だ。
 一つだったものがちぎれた際に生じた、端切れのようなものだ。
 星井叶のそれが、あたしの欠落にぴたりと合わさった。
 それは、とても。
「ああ……うああ!」
 子供のように泣きじゃくり、あたしは星井叶を強く抱きしめた。
 星井叶はあたしと繋がったまま、あたしを抱きしめ返す。
「あなたは、十分がんばった」
 耳元で、彼女はやさしく囁く。
「だからもう、休んでいいの。何も心配しなくていいの。私が全部やってあげるから。私があ
なたを愛してあげるから」
 だから。
 泣いていいよ。
「ふぇ、えええ……っ!」
 そうだ。あたしは。
506 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:44:18 ID:/dqw+T4m
 この時初めて、安心したのだ。
 受け入れられることを、受け入れたのだ。
「それじゃあ、動くよ」
 星井叶が状態を起こし、あたしの脚を持ち上げた。
 そうして、腰を前後に振って、ピストンを始める。
 もう痛みは感じない。
 ただ、快楽があるだけだった。
 星井叶の肉槍が、あたしからとめどなく溢れてくる蜜をかきだしていく。
 あたしの媚肉が、星井叶の屹立に絡み付き、離すまいとして溶け合う。
 そのすべてが気持ち良くて、嬉しかった。
 互いに手を差し出し、指をからませ合う。
「どんなに……動いても……吸い付いてくるみたい! いいよ。蜂須賀さんの中、すごくいい!」
 星井叶の動きが、ピストンから変化し、腰をくねらせる横軸の運動に変化する。うねうねと、
角度を変えて、隙間なくあたしの感じようと貪る。
「ぅん! ……そこ……!」
 そうして星井叶の先端がある部分をえぐった時、一際強い快感を感じた。
「へえ……ここ?」
 星井叶はにんまりと笑い、再びそこを突いた。
 刺激。
「そこ……ダメ! ダメなの! ヘンになっちゃう!」
「ヘンになるくらい感じて? なんにも、悪くないんだから」
 星井叶は腰をぐりぐりと動かし、あたしの一点を集中してえぐる。
「ああ……うああ!」
 蜜が、溢れて、おしりの穴にまでたれてきて、教室の床が、ふやけてしまうくらいに濡れて
いる。
 快楽が、振り切れて、意識が暴走する。
 自分が何なのかも、わからなくなる。どうでも良くなる。
「……んう! 私、そろそろイキそう!」
 そう呟いて、星井叶は再びピストンを行った。しかし、今度はストロークがかなり短く、速
さも段違いだ。
 ぴたんっ。ぴたんっ。ぴたたたた。
 星井叶の腰が、なんでもあたしに打ち付けられ、肌を波立たせる。その波紋が、あたしの奥
まで響いてくる。
507 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:45:13 ID:/dqw+T4m
「くぅん! あた、あたし、も! あたしもイッちゃうう!」
 いつしかあたしは、子犬のように鳴いて、星井叶にすがっていた。
「うん。いっしょにイこう? 二人で、いっしょに!」
 星井叶は上半身をあたしに密着させた。乳房を潰し合い、やわらかな中にあるしこりが四つ、
ぴたりと重なる。溶け合う。
 それでも、彼女の腰だけは止まらなくて。
「イクよ! 蜂須賀さん! 私のセーエキ、いっぱいあげるね!」
 一際、星井叶が強くあたしを突いて。
 彼女の腰が、あたしに密着して、完全に溶け合って。
「くぅぅん! きたあ! あついのきたあ!」
 マグマのように熱い液が、あたしの中にどくどくと放たれた。
 あたしの中で、星井叶が心臓のように脈打つのを、確かに感じた。
 そのまま、あたし達はたっぷり数分間、繋がったまま離れなかった。
「……気持ち良かったでしょ」
 快楽の余韻は、あたしに頷くことすら許さなかった。

 それからのことは、よく覚えていない。
「伊達さんのことは、私にとっても遺憾なの」
「私は常にあの子の望むことをしてあげたけど、あの子はそこからも逃げ出し、閉じこもって
しまった」
「本当に、残念に思っているの」
「だからね。蜂須賀さん。私はあなたに感謝しているわ。本当よ?」
「あなたがもう一度私の前に伊達さんを連れてくれば、私はもう一度彼女を『治療』できる」
「あの子があの子らしくなれるように、手伝える」
「お願いね。蜂須賀さん」
「私は、みんなに幸せになって欲しいだけなの。だって……」
 断片的で、思い出せない部分もあるが。
「私は、私以外のみんなを、愛しているのだもの」
 お願いと、その言葉だけは記憶できた。
「……痛っ!」
 ふっと。夕方の家路に着くあたしの下腹部に、痛みが走った。
 きっと、星井叶の残した痕だ。
「どうしよう……」
 一番星を見上げて、途方に暮れた。
 伊織の過去を埋める方法はある。
 だが星井叶は、過去を抱く方法を持っている。気持ち良く、心地良く、幸せにする方法を。
 あたしも、彼女に過去を抱いてもらえば、苦しまずにすむ。
 のっぺらぼうに、すべて預けてしまえば。
「どうしろって、言うのよ」
 痛みに耐えられなくなって、あたしはその場にうずくまった。
 答えはある。驚くほど近くに。
 でも、それは、それで、それが。
 考えが、まとまらない。
 背負って来たものが苦しくて、潰れてしまいそうだった。
 あたしは。
 アタシは。
 アタシハ。



 だから数日後。
 あたしは伊織を連れて、星井叶の家を訪ねることにした。
508 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:49:10 ID:/dqw+T4m
以上。投下終了。

ビキニなら亀頭がちょこっと出ているのが良いです。
グラビア? だったらビキニよりもぴっちりしたワンピースでヘソまで届く勃起を強調した悩
殺ポーズをですね……

はい。

たぶん。次が最終回になります。
509 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:49:23 ID:J/bpNn1l
うん
510 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 22:52:55 ID:7sAgcqXg
わかった。
511 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 23:22:42 ID:iE4V494V
衝撃の展開だわ
512 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/24(月) 23:35:51 ID:V8WGC3X8
え、何この展開は(期待
513 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 01:03:16 ID:KtkDTzLb
>>504で星井が全裸になってるのに>>505までちんこのことスルーの上
「星井さんもふたなりだったんだ…」的リアクションがないのが
クラクラする
514 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 01:29:02 ID:oMiIa5kT
>>513
 やべえ! すみません。乱丁です。フェラのシーンが抜けてます。
515 名前: 504修正 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 01:34:55 ID:oMiIa5kT
 髪型も表情も違うのに、似ているとしか思えないのだ。
「彼女はね。過去に痴漢にあったことで男性恐怖症になっていてね。おちんぽも怖かったらし
いわ」
 星井叶は少女の傍らに立ち、ほっそりとした指で彼女の頬を撫でた。
「でも、彼女は心の底では、求めていたの。だから私は、彼女と伊達さんを引き合わせた。二
人が、愛し合える状況を作ってあげたの」
「うそ……だ」
 そんなわけはない。
 そう考える一方で、やけに冷静に納得している自分もいた。
 女の子なら。伊織のような女の子になら。犯されても怖くないんじゃないかと。
「その証拠に、菅原さんは今では私に感謝してくれているわ。そうでしょ?」
 星井叶が尋ねると、少女はこくんと頷いた。即答だった。
「菅原さん。少しお願いを聞いてくれる?」
 言いながら、星井叶は、自分のスカートをたくしあげた。
 そこに。
 ああ、そこには。
「これから伊達さんの代わりに、私が蜂須賀さんを愛してあげようと思うの。だから少し、こ
れを綺麗にしてもらえる?」
 女の子にあるはずのない、ふくらみがあったのだ。
「なんで……!」
「菅原さんに必要だったのは伊達さんのように無害な人。でもあなたが欲しいのは、無条件で
自分を愛してくれる人でしょう?」
 あたしの意図とはずれたところで、星井叶は答える。その間に少女は星井叶の前にひざまず
き、彼女のパンツを静かに下ろした。
 弾かれるように、太く、黒い怒張が露になる。伊織のそれとは違い皮が後退し赤黒くなった
先端は、確かに蛇を連想させた。
 すでによだれに濡れていて、びくびくと脈打っている。
 少女は、ためらうことなく、そこにしゃぶりついた。
「そうそう。口の中を全部使ってね。吸えば吸うほどほっぺたのお肉が使えるから。ちゃんと
綺麗になるように、舌もがんばって?」
 スカートをつまんだまま、星井叶は少女を褒める。本当に、やさしい声で。
516 名前: 504修正 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 01:37:13 ID:oMiIa5kT
 少女が星井叶をくわえたまま、嬉しそうに目を細めるのが見えた。
 小さくてやわかそうな口で、太くて固いおちんぽをしゃぶっている。舌先で遊ぶ。喉まで飲
み込む。
 奉仕と言うよりは、すがりついているように見えた。
「うん。もういいよ」
 星井叶がそう告げると、少女は素直に唇からおちんぽを抜いた。唾液と何かのまじった糸が、
名残惜そうに糸を引く。
「……さて、と」
 星井叶が、あたしに向き直った。
 屹立したおちんぽが濡れていて、スカートをまくっている。
「愛してあげるよ。蜂須賀電子さん?」
 あたしの名前を呼んで、一歩、二歩と近づいてくる。
「い……嫌……」
 足に、力が入らない。どこも縛られていないのに。何も疲れていないのに。
 あたしの顔をして近づいてくるのっぺらぼうから、逃げられない。
「怖がらないでよ。大丈夫だから……」
 星井叶が両手を広げ、あたしを抱きしめようとさらに近付く。
「嫌ぁ!」
 その隙をついて、あたしは右の拳を放った。姿勢が姿勢だけにたいした力はないが、向こう
は素人だ。急所へ打ち込むのは簡単だった。
 簡単、だったのに。
「だめだめ。素直にならなきゃあ」
 すっと。
 それより遥か以前に、星井叶の掌があたしの拳を包んでいた。
 テクニックではない。もはや読心能力とでも呼ぶべき精度で、星井叶はあたしを制していた
のだ。
 力が抜けた。
 自分の心が、完璧に掌握されついることを、理解した。
「力を抜いて。怖くないし、悪いことじゃないんだから……」
 星井叶が、あたしを抱きしめて。
 座っていた椅子から床へ、優しく引き下ろした。
517 名前: 504修正 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 01:38:01 ID:oMiIa5kT
 専業主婦になりたい。
 最近になってできた、あたしの夢。
 白馬の王子様を待つわけじゃない。むしろ自分で白馬を乗って、王子様になって、世界のど
こかにいる誰かを探す旅に出るのだ。
 その旅の果てであたしはあたしの相手を見つけて、ただの専業主婦になる。
 条件はただ一つ。あたしがただの専業主婦になっても、変わらずあたしを愛してくれる人。
 そういうやさしい人がいい。それだけ無条件にあたしを認めてくれる人がいい。
 容姿は問わない。お金だって少しでいい。地位も名誉も必要ない。
 じゃあ、女の子であっても構わない?
「蜂須賀さんの髪。いい匂いがする」
 星井があたしを床に押し倒し、髪に顔をうずめている。
 いつの間にかあたしは靴下とパンツ以外のものを脱がされていて、星井も全裸だった。
 いや、自分から脱いだのかも知れない。わからない。
 ただ彼女の肌に触れて、匂いに包まれることに、酔っていた。無理矢理されているはずなの
に、自分からそれを求めているような気がしている。
 あたしの顔をしたのっぺらぼう。
 彼女の指が、唇が、あたしの上っ面を剥がしていく。溶かしていく。
 それが、とても、ぞくぞくする。
 星井叶が、あたしの両足を抱えて、持ち上げた。
「こっちも、ちゃんとしてあげないと」
 星井叶はあたしの靴下を脱がして、頬を寄せる。素足が、柔らかい頬に触れる。
「ひゃ……!」
 舐められた。
 右足の小指から、丁寧に、一本ずつ、しゃぶられる。爪の間や指の股にまで、舌が潜り込む。
 それがくすぐったくて、気持ちが良い。いや、もはやあたしは、彼女が歯を突き立てたとし
て、その痛みですら、快感と感じてしまうに違いない。
 そうだ。
 星井叶は、あたしがして欲しいことしか、していない。
「はい。腰をあげて。そうそう。お尻も綺麗なのね。蜂須賀さんは」
 言われるままに、脱がされた。脱いだ。
 同時に、左足親指から内股へ、星井叶の舌が流れる。
「ひう……!」
 悲鳴をあげてしまう。中心に近付くにつれ、皮膚が敏感になる。
 右足からも、指先が微妙な力加減で内側を撫でて、くすぐっている。
 そうして、あたしの中心に星井叶が割り込んだ。
 指で割り開かれ、覗き込まれる。
「あは。蜂須賀さんってやっぱり処女だったんだ。だったら、なおさ
ら優しくしてあげなきゃね」
 膣唇の回りを、舌で突き回される。音を立てて、蜜を啜られる。
「はん……!」
 勝手に爪先が延びた。両手で星井叶の頭を掴み、しかし押しのけることもできずに快感に耐
える。
 その黒髪のやわらかい感触すら、官能を高める材料にしかならない。
「こっちはどう?」
 クリトリスが摘まれ、包む皮を剥かれた。そして、乳首にされたのと同じように舌で転がさ
れる。
 溶けてしまう。
 熱さと気持ち良さで、下半身から溶けてしまいそうだった。
「蜂須賀さんはクリ派みたいね。もうこんなにほぐれてるし、蜜もたっぷり……」
 星井叶が顔をあげた。
 あたしの蜜がねっとりと絡み付いた右手を、一本ずつ丁寧にしゃぶってみせる。あたしの味
を、楽しんでいた。
「そろそろ、いいかな」
518 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 01:42:54 ID:oMiIa5kT
以上。>>504の内容を上記のレスに置き換えて読んでください。

お手数かけます
519 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 08:22:50 ID:vgLRujKT
GJ
修正版乙
520 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:16:53 ID:Ehs1gwDx
 ようし。『電子と伊織と友人多数』最終回です。
 気がついたら純然たるエロというよりは、個人的なシュミが混じりまくった
熱血エロコメっぽくなってますが。五飛教えてくれ。俺は(ry

 では、投下開始します。
521 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:17:51 ID:Ehs1gwDx
 星井叶の家は、いわゆる豪邸というやつだった。
 街の郊外に建てられたそれはいかにも日本家屋然としていて、見るだけでも見物料
を取られてしまいそうなくらいに立派なものだった。外の門から眺めるだけでは判別
しにくいが、きっと中の庭も相当広いに違いない。
 うわあ。うらやましい。
 あたしも将来的には、こういう家に住んでみたいものだ。
「電子、さん?」
 隣から、不安そうな声が尋ねてくる。
「あの……ここって……『あの人』の家ですよ、ね?」
 あたしの左手の中で、彼女の右手が震えた。
「そうだよ。星井叶の家」
 だから、その震えを抑えてあげたくて、あたしは伊織の手をやさしく握り返した。
 怖がる必要なんてないと、教えてあげるために。
「い、嫌……!」
 それでも、伊織は、あたしの手から逃れた。
 離して、離れてしまった。
「……伊織?」
「どうして!」
 あたしの言葉をさえぎるように、伊織が叫ぶ。その声が、すでに震えている。
「わたしは、そんなこと頼んでないっ! 思い出したくないっ! 向き合いたくもな
い! なのにどうして、電子さんは……!」
 悲痛な声だった。
 耳をふさぎ、目を閉じて、うずくまっていた。
 壁を作り、殻にこもり、地に埋まっていた。
「伊織」
 それでも、あたしは毅然とした態度で伊織に向かう。
「そういう風にしていて、何かイイコトあった?」
 そして問いかける。
「あんたが苦しんだことはわかる。傷ついていることもわかる。でも、その傷と向か
い合わなければいけないんじゃないの? 向かい合って、乗り越えないと。いつまで
もそうやって、逃げていては駄目よ」
「でも……わたしは……わたしなんかは……」
「大丈夫。あたしがいるから」
 あたしは伊織に寄り添い、彼女の頬をなでて、笑った。
 伊織はそれに反応して、顔を上げて、あたしを見る。あたしの目を覗き込む。
「……え?」
 その目が、開かれた。
522 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:18:54 ID:Ehs1gwDx
「あなた、誰ですか?」
「ん?」
 唐突に、意味のわからない質問が、あたしにぶつかってきた。
「あたしは、あたしだけど? 蜂須賀電子よ?」
「ち、違う……」
 恐れ。
 伊織の表情に、それが表れていて、あたしに向けられていた。びくんと跳ねて、後
ずさる。
「電子さん、じゃ、ない……あなたは、誰?」
「伊織? あんた一体何を……」
 言っているのか。
 あたしは伊織を捕まえようと、手を伸ばして、足を進める。しかし伊織は、どんど
ん後ろに下がって逃げようとする。あたしを恐れ、逃げてしまいそうになっている。
 けれど。
「捕まえた♪」
 その伊織の背後から、抱きつく影があった。
「お久しぶり。伊達さん。また、あなたと遊べるなんて、とても嬉しいわ」
 いつの間にかそこにいた、星井叶だった。
「あ……ああ!」
 伊織は星井叶に抱きすくめられ、頬ずりされる。誰にも似てない、誰よりも美しい
顔を擦り付けられる。
「蜂須賀さんも、ありがとう。さ、中に入って?」
「……うん」
 そうして、あたし達は三人で集まって、星井叶の家に足を踏み入れたのだ。

 星井叶の家は、古い木の香りがした。
 内部もやはり立派で、部屋の数も相当にある。庭も含めれば、あたしの家が三つ建
つくらいの土地がありそうだ。
 しかし。
「両親はちょっとした事情で、家を空けていてね。たまに来るお手伝いさん以外は、
誰もいない家よ」
 生活臭と呼べるものが、ひどく希薄だった。
 これだけ広い家に一人で住んでいれば、自然とそうなるものなのかもしれない。
「ま、今はあなた達が来ているし、普段から友達を呼ばないわけでもないけどね」
 星井叶はあたしに振り向き、軽い調子でウィンクをした。
 知り合ったのはつい先日なのに、幼馴染にするみたいな人懐っこさだった。
 そして。
523 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:19:42 ID:Ehs1gwDx

 手を繋いでいる伊織にも、星井叶はウィンクを送った。
「……ひぃ!」
 返ってきたのは悲鳴。
 その顔すらも、伊織にとっては恐れの対象でしかなかったのだ。
「あらら」
 はにかむように笑って、星井叶はあたしに振り向いた。
 あたしは無言で、ただ首を振る。
 どういうニュアンスだったのかは、自分でもわからない。ただ、これは誰のせいで
もないということだけは、理解しているつもりだった。
 そう、誰も悪くない。
 伊織が気に病む必要なんて、最初からどこにもないのだ。
「それじゃあ、この部屋で待っていてね」
 あたしと伊織が通されたのは、星井叶の家の一番奥の部屋。十畳程度の畳の部屋だ
った。客のための部屋なのか箪笥等は置かれておらず、読めない字で書かれた掛け軸
がかかっていた。
 ふすまが閉められて、あたしと伊織の二人きりになる。
「…………」
「…………」
 二人、黙っていた。
 あたしは部屋の真ん中に正座して、伊織は端っこで膝を抱えている。彼女は、あた
しとは目も合わせようとしていない。
 古い畳の匂いがした。懐かしい匂いだった。
 なんとなく、祖母の家を思い出す。星井叶の家と比べると小さいけれど、あそこも
田舎らしい古民家だった。
 あそこも、あたしの居場所には、なりえなかったけれど。
「大丈夫だから。伊織」
 あたしは、もう一度、伊織に語りかける。
 膝を抱えて、顔を伏せた伊織は答えない。
 それでも、あたしには。あたしが伊織にしてあげられることは、それしかなかった。
 他にはなんにも、なかったのだ。
 黙ったまま、空気が止まったまま、数分が経過した。
 あるいは、数時間。そう感じられるほどに長い時間だった。
 ふっと、襖が外から開けられる。
「おまたせ。伊達さん。蜂須賀さん」
 星井叶が現れた。
 そして、彼女の傍らには、
「菅原さんを連れてきたわよ?」
 やはり彼女と同じ顔をした『菅原さん』が立っていた。
「……菅原さん?」
524 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:20:11 ID:Ehs1gwDx
 その言葉に反応して、伊織が顔を上げた。そして、入り口に立つ二人を見て、息を
のんだ。
 当然だ。あたしだって声が出なかった。
「ああ、気にしないで。これは、彼女が望んでしたことだから」
 星井叶は『菅原さん』の肩を叩いて笑うが、しかし仮にそうだとしても、それは異
常事態だった。
 『菅原さん』は服を着ていない。
 だが、一糸纏わぬ姿でもなかった。
 その柔らかい肌に、幾何学的な模様を描き、荒縄が食い込んでいたのだ。それは
『拘束』を目的としたものではなく、縛ることによって肉体を『強調』することを目
的とした縛り方だった。
 いわゆる、亀甲縛りというヤツだろうか。
 ただの女子高生であるわたしは、当然生で見たことは初めてだ。
 伊織もそうだろう。
「菅原さん!」
 だから動揺し、叫んでいた。
「落ち着いて。伊達さん。すぐに説明してあげるから」
 立ち上がり、飛び掛ろうとするのを、予備動作すら完了しない時点で星井叶に制せ
られる。
「彼女はね。ずっとあなたに謝りたかったそうなの。ずっと、ずっとよ? だから私
が、そのチャンスを作ってあげたの。ほら。菅原さん」
 星井叶に促されて、菅原さんが一歩前に出た。歩くたびに、荒縄が食い込む。両手
を後ろで縛られているため、動作の一つ一つが痛ましい。
 それでも、菅原さんは、無表情だった。
 伊織の前まで歩いて、ひざまづいて、正座になって、頭を下げた。
 そして。
 部屋に響くかどうかの声で、言ったのだ。
「犯してください」
 聞き間違えかと思った。けれど、聞き間違えるほどの音量でもないし、明瞭な発音
だった。
「ずっと、そうして欲しかった。星井さんの言う通りにしただけだったの。あなたに
はおちんぽがあるから、あなたのおちんぽで犯してもらえば、私はあのことを忘れら
れるって……!」
 嗚咽が、混じっていた。
「利害が一致しただけで、それだけなの。それが私の真実なの。だから、だから、ね
え……」
 体を起こし、菅原さんは伊織を見た。
525 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:20:59 ID:Ehs1gwDx
「……あ」
 その瞳を見て、あたしはつい声を漏らす。
 星井叶に似ているのでは、ない。ただ、菅原さんと星井叶の区別がつけられないだ
けだ。菅原さんは、自分で在り続けることを、とっくの昔に止めてしまったのだ。
「菅原さん……そんな」
 伊織は、その異常に気がついただろうか。
 しかし気が付いたとして、何ができただろう。
 体ごと飛び込む菅原さんを、押し倒されつつも、受け止めることしかできなかった
に違いない。
「伊織ちゃん……伊織ちゃ……」
 菅原さんは伊織に唇を重ね、舌をねじ込む。伊織は必死に抵抗しようとしたが、無
駄な努力だったかもしれない。
 ちゅ、ちゅば、ちゅく。
 淫靡な音をたっぷり響かせ、菅原さんが伊織の舌をしきりに吸っていた。
「菅原さん。すごく喜んでいるみたいね」
 いつのまにか、星井叶があたしの隣に来ていた。あたしの肩を、左手で抱き寄せて
いる。
「私も嬉しいわ。だって、それくらいだもの。私が嬉しいことは」
 あたしの目を覗き込み、星井叶が笑った。
「……あんたは」
 一体。何者だ。
 何様だ。
 改めて、星井叶を見る。特徴のない、憶えようが無い、普通としか言えない、誰に
も似てない顔。
 素敵で、綺麗な、のっぺらぼう。
 だから彼女は、すべての人間を愛せるのだ。そんなことを、冗談でなく本気で言う
ことができる。誰でもないからこそ、誰の過去でも背負える。抱ける。
 そして、癒せる。
 あたしは。
 そんな彼女に、どうしようもなく惹かれてしまう。
「見ているだけでいい? それとも、あなたもしたい?」
「……っ!」
 どちらが、先に求めたのか。
 いつのまにかあたしの唇が、星井叶のそれに重なっていた。
 互いに舌を絡ませ、すり合わせ、吸い付き合う。
 一つになろうとして、二人でいるのがもどかしくて、一人でいるのに耐えられなく
て。あたしは、星井叶を求めていた。
526 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:21:59 ID:Ehs1gwDx
「んは……なんだか、蜂須賀さんはキス上手ね」
 星井叶の唇から、糸が延びて光っている。その糸が、あたしと繋がっている。
「ほら、まだ触ってもいないのに、こんなになっちゃった」
 導かれるままに星井叶のスカートの中に手を差し入れると、そこには硬くなった彼
女の怒張が感じられた。
 思わず、撫でてしまう。薄くてやわらかい生地の上から、根元から先までさすり上
げ、握ってしまう。
「慌てないで。今出してあげるから」
 星井叶は立ち上がり、スカートをめくった。黒のレースの下着が、内側から破裂し
そうなほど押し上げられているのを、あたしの目の高さで見せ付けてくる。
「あなたの、したいようにして? 私が、その全部に答えてあげる」
 強制でもお願いでもなかった。
 あくまで彼女は、あたしの意思を尊重していた。
 だから、あたしも、好きなようにすることにする。
 パンツに手をかけて、しかし思い直して、股のの部分を横にずらした。そうしてで
きた隙間から、星井叶のおちんぽを引っ張り出す。
「あは、良い考えね。それ」
 星井叶が笑って、あたしの頭にスカートの裾をかぶせた。
 視界が塞がれた。星井叶のおちんぽ以外、何も見えなくなる。でも、今のあたしに
はそれだけ見えていれば十分だった。
 黒くて、太くて、大きくて、たくましい。
 先端からはすでに涎がでていて、てらてらといやらしく光っている。
 匂いは、少し臭いかもしれないけれど、むしろその湿った匂いが、よりあたしの官
能を高める。
 しゃぶりついた。
「ん……!」
 びくんと、おちんぽごと星井叶が震えた。
 あたしは彼女の亀頭のみを口に含んで、舌でちろちろと舐めた。
 苦くて、いやらしい味がした。
「ああ、出る所ちろちろされるの……いいわあ……」
 スカートの上から、星井叶があたしの頭をなでる。その感触すら、背筋が震えるほ
ど気持ちが良い。
 より彼女を味わいたくて、あたしは唇を進めた。舌を彼女に絡め、思いっきり吸い
込む。頬が内側からへこみ、星井叶のおちんぽを包み込み、押しつぶす。
「す、すごい……肺活量もあるのね……蜂須賀さん!」
 こんな所で、そんなことを誉められるとは思わなかった。美容を保つために格闘技
の練習を怠たらなかった過去の自分に感謝する。
527 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:22:51 ID:Ehs1gwDx
 でも、もっと。もっと。
 あたしはもっと、彼女に認められたい。愛して欲しい。
 飢えていた。苦しかったから。
 白馬に乗る。王子様にだってなる。なんにだってなる。自分でなくなったってい
い。あたしはただ、あたしの居場所が欲しいだけだから。
 どうか。どうか。
 祈りを込めて、あたしは星井叶のおちんぽをしゃぶり続けた。
 ついには、根元までくわえこんで。喉の奥で先端を吸っていた。あまりの大きさに
あごが疲れて、喉が突かれることで吐き気もしたが、そんな苦痛すらも快感に繋がっ
ている。
「んん! 蜂須賀さん……! 私、そろそろ……!」
 あたしの中で、星井叶が震えた。
 それが射精の予兆と知って、あたしはおなかに力を込めて、さらに吸い込んだ。
「ああ! 吸われちゃう! 蜂須賀さんのお口で、私のセーエキ吸われちゃう!」
 いいよ。出して。
 あなたの快楽を、あたしの中に撃ち込んで。
 どくん。どく、どくどく。
 喉奥に叩きつけるように、星井叶の精液が、あたしの中に注ぎ込まれた。
「ま、まだ吸うの? だ、駄目、腰が、抜けちゃう……!」
 あたしは、とくとくとそれを飲み込む。一滴も残すまいと、体に染み込ませよう
と、溺れそうになりながらも飲み干す。
 そうして、根元からゆっくり唇を引き抜いて、尿道に残った分まで丁寧に吸い上
げ舐めとった。
 鈴口をちろりと舐めた時、星井叶のおちんぽがまた震えた。
「ふぇ、フェラチオで、イッちゃったのは初めて……蜂須賀さん、本当に初めてな
の? すごく上手だったわ……」
 星井叶がスカートをたくし上げて、あたしの視界が元に戻った。顔を上げると、
彼女の上気した顔が見えた。はしたなく舌を出して、息も荒い。けれど、そんな顔
ですら綺麗だった。
「……なんなら、もう一回してあげてもいいわよ? 次はもっと、うまくやれる」
 きっと、あたしも同じ顔をしていただろう。だから、こんな台詞は強がりでしか
ない。でも星井叶が気持ちよくなれるのなら、何度でもするつもりだった。
「それはあなたの願いじゃないから。そんなことより、あっちの方が気になるでし
ょう?」
 星井叶が視線を転じるのに合わせて、あたしもその方向を見た。
 今度は、驚かない。
「す、菅原さん……! 菅原さん!」
528 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:23:30 ID:Ehs1gwDx
 下着姿になり、足を広げて座る伊織の股間に、菅原さんが頭を埋めていた。首を
使って上下運動を繰り返し、卑猥な水音を立てている。
 伊織は、彼女を止めようとしているのだろうか? それとも、促しているのだろ
うか。表情からも声調からも、どちらなのかはわからない。
 ただ、とても気持ち良さそうだった。
「菅原さんも上手ではあるんだけどね。イかせるにはちょっとパワーが足りないん
じゃないかな。肉体的資質ってエッチには大切よね」
「……それ、あたしがムキムキで女の子らしくないってこと?」
「そんなこと無いわ。あなたの筋肉はとっても素敵よ。やわらかくてあたたかく
て、気持ち良いもの」
 そう言って、星井叶があたしの二の腕を揉んだ。どうやらそこの具合が、星井叶
のお気に入りらしい。
「でも……」
 言いかけて止める。栓のないことだ。
 星井叶はあたしの他の部分も愛しているし、他の人間だって愛している。だなん
て。
「さて、それじゃあ向こうにもお邪魔しましょうか」
 星井叶はあたしに手を差し伸べて、立ち上がらせた。
「一緒に、伊達さんを愛してあげましょう」
 芝居がかかった、しかしこの上なくしっくりくる口調で、微笑んだ。

 どうしてあたしはここにいるのだろう。
 伊織の過去に決着をつけるためではなかったか。
 でもそれは、結局は不幸なすれ違いでしかなかった。
 自らの存在に苦しみ、それでも欲望を抑えきれなかった伊織と。
 過去に傷を追い、それでも求めていた菅原さん。
 二人の矛盾に気がつき、またそれらを同時に解決しようとした星井叶。
 すべてがすべて、順調に回っていれば、何の問題もなかった。あたしはただ、過
去にリンクを失っていた三角形を、修復する役割を担っただけだ。
 その報酬として、星井叶があたしに居場所を与えてくれた。
 何も、問題ない。
 それでいいのだ。これでいいのだ。
 あたしは何も間違っていない。あとは、伊織を解放してあげるだけ。彼女が自分
自身を憎むことを、止めてあげるだけ。何も心配ないことを、教えてあげるだけ。
 そうだ。
 誰も悪くなんかない。
 誰も。
529 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:24:05 ID:Ehs1gwDx
「よし、と。これでいいかな」
 星井叶とあたしは、服をすべて脱いで、二人のもとへ来た。星井叶が、菅原さん
の背後に周り、彼女をあお向けに寝かせ、足を広げさせる。彼女の足を、前に投げ
出した自分の足で押さえつけ、菅原さんの動きを封じる。
 あたしもまた伊織を背後から抱きしめ、彼女のおちんぽを菅原さんに向けさせた。
「菅原さん。もうこんなに濡らしちゃって……」
 星井叶が菅原さんを縛る荒縄を引き、彼女の股間に食い込ませる。敏感な部分を
刺激されたことで菅原さんは悲鳴を上げ、背を反らした。その反動で彼女の蜜がし
ぶき、畳に点をつける。
「……いやあ。電子さん……やめ……!」
 あたしは膝立ちになった伊織にぴたりと体を密着させ、左手で彼女の乳首をつま
み、右手で彼女の屹立をシゴいた。
「やめないよ。伊織」
 あたしは、できるだけ穏やかな声になるように気をつけて、伊織に囁いた。
 その間も愛撫を止めたりはしない。むしろ、あたしの立ち上がった乳首を、伊織
の背中に擦り込むくらいに押しつける。
「結局、あなたは自分から逃げているだけ。ここで逃げたら、もう立ち直れなくな
るわよ? それで、本当に良いの?」
「よ、良く……な……いいっ!」
 伊織の乳房は、あたしよりも小さいけれど、とてもやわらかかった。なんだかそ
の感触が楽しくて、ついやりすぎてしまう。
 一方でおちんぽは、あたしがシゴく度に皮が上下して、よだれにまみれて、脈動
と硬さをどんどん高めていく。
「そのおちんぽで、気持ち良くなりたいんでしょう? オナニーなんかじゃなく
て、おまんこで出したいとずっと思っていたんでしょう? だったら、それはもう
あなたの目の前にあるの。あなたはこれを、好きなようにしていいのよ?」
「ひゃう……うっ! んん!」
「それに、これはあたしの意見でもあるの。だって、本当に自分のおちんぽが嫌い
なら、どうしてそのおちんぽで気持ち良くなろうとするの? あなたには、ほら」
 ふっと、あたしは右手を伊織から離し、おちんぽの根元の向こうまで指を伸ばし
た。そこにある、もうすでに蜜であふれている、女の子の部分に触れる。
「女の子も、あるんだから」
 ある意味それは、あたしの嫉妬も混じっていたかもしれない。
 伊織の女の子の入り口を、指の腹でくすぐるように愛撫する。おちんぽのよだれ
にまみれた指が、彼女の蜜に浸される。
 そうしてかき出した蜜を、あたしは伊織のおなかや乳房に塗りたくった。
「素直になりなさいよ。伊達さん」
530 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:24:38 ID:Ehs1gwDx
 向かいで、平均より少し豊かな菅原さんの乳房を揉みしだく星井叶が、言葉を引
き継ぐ。
「憎むくらいの自分だったら、いっそ捨てちゃえばいいじゃない。自分を憎みながら
生きるのは辛いでしょう? 辛いことを自分に課すのは悲しいでしょう? だった
ら、投げ捨てちゃっていいの。誰かに任せちゃっていいの。私なら、それを全部、受
け入れてあげられるんだから」
「ひぃう!」
 星井叶に乳首を両方とも吊り上げられて、菅原さんが悲鳴を上げた。でもそれは痛
みではない。快楽の甘い響きだった。
「さあ。ほら」
 星井叶が、菅原さんの局部に手を伸ばす。縄を左右にずらし、彼女の割れ目を開
く。そこから大量の蜜と、独特の湿った匂いがあふれた。
「菅原さんの願いを、叶えてあげて? あの時以来、菅原さんは誰も入れていないの
だから。ここは、あなたの場所なのよ? 伊達さん」
「う、うぅ……ああ!」
 弾かれたように、伊織はあたしから離れた。菅原さんにすがりつくようにして、倒
れこむ。
「菅原さん! あなたは! あなたはそれでいいんですか!」
 答えはなかった。
 言葉よりも、菅原さんの濡れた瞳が、何よりも明白な回答だった。
「でも……でも……でもわたしは……わたしは!」
 伊織が、涙を流した。
 どうして。
 どうしてそこまで、伊織は自分を否定するのだろう。
 他人から差し伸べられた手を、拒否するのだろう。
「伊織。だから……」
 あたしは、伊織のそんな所が、かわいそうだと思っていた。辛いことをやめられな
いという彼女の境遇を、不幸だと思った。ほんの少しでもいいから、彼女に肯定的に
なって欲しかった。
 何も間違っていないのだから。
 誰も悪くないのだから。
 伊織は、正しいのだから。
「イイコトなら、ありました!」
 びん。
 空気が一瞬にして張り詰めるほどの、強い声が響いた。
「電子さん! あなたに会えました! 会えたんですよ!」
 伊織が。
531 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:26:22 ID:Ehs1gwDx
 あたしに。
 振り返った。
「わたしは間違っていないかもしれません。正しいのかもしれません。でもそれでも
やっぱりわたしはわたしを許せないんです。わたしのことを好きになれないんです。
本当の本当では、わたしは菅原さんでも星井さんでもなく、わたしに謝っていたんで
す。わたしに許して欲しかったんです!」
 涙声だけど、それは、はっきりとあたしの耳に届いた。
「それに気づかせてくれたのは……電子さんです! わたしがわたしを許す方法を探
すと言ってくれた、電子さんです! なのに、なのに……!」
 あたしの、心に響いた。
「どうしてあなたは、そんな他人の顔を貼り付けているんですか!」
 叩きつけて、打ち抜いて、砕き割る。
 伊織の言葉が、あたしの中に押し込まれた何かを、取り払った。
「……れ?」
 瞬間。右手が勝手に動いた。
 拳を固く握り締め、最短のルートを最速で走り。
 あたしの頬を、打ち抜いた。
「……いった」
 痛い。
 いたい。イタイ。
 でも、ここにいる。
 ここにいるのがあたしだと、わかる。
 のっぺらぼうではないあたしが、ここにいるのだ。
「何、やってんのよ……あたしはさあ……」
 ため息が漏れた。
「……蜂須賀さん?」
 突如として自分を殴ったあたしに対し星井叶は目を丸くした。
 いや。
「よくもまあ、ぬけぬけと、人をレイプしてくれたモンねえ。叶」
 呼び捨てでいい。名前だけでいい。
「そりゃ確かに、あんたに全部渡してしまえば、こんなに楽なことはないわ。あんた
と同じのっぺらぼうになってしまえば、何もかもが平和になる」
 あたしは立ち上がって、立ち向かった。
 のっぺらぼうに。
「でもそれって結局、あんたが他人から愛して欲しいだけじゃないの。世の中に『同
じ』人間しかいなくなれば、そりゃ誰も嫌われないし好かれない。そういう世界が出
来上がる」
532 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:27:12 ID:Ehs1gwDx
 侵食して、同化する。
 表層を剥がし、特徴を失わせる。
 結局、人間の本性は皆同じなのだ。だから、上っ面一枚を剥がせば、人は誰でも同
じになる。欠点も長所も善悪もない、ただの人間が出来上がる。
 けれど。
「伊織は……いや、あたし達は、背負っていくって決めたの。墓からゾンビが蘇るか
もしれない。後ろから襲ってくるかもしれない。これからも傷を負うかもしれない。
いっぱい苦しむかもしれない。重さが辛くなって、くじけてしまうかもしれない。け
れど、けれどねえ……」
 それでも。
 墓をたてるということは。決着をつけるということは。
「それでもあたし達は、そういう風に生きるって決めてるの。そういう上っ面が、と
るに足らないこだわりが、くだらないプライドが、あたし達なの。それを無くさない
ことが、あたし達にとっての人生なのよ」
 弱くても。脆くても。
 それを受け入れる。ここにいることを、諦めない。
 居場所を得るためにそれを捨ててしまう等、本末転倒だ。
 論外だ。
「……それで?」
 初めて。
 そこで初めて、叶の声色に、怒りが表れた。
「それが何になるって言うの? 自分のしたいことに反してまで、そのプライドとや
らを守るというの? 人間なんて、誰だって同じでしょう?」
 叶が、菅原さんの乳房をひっつかみ、握りつぶす。
 悲鳴をあげて、菅原さんがよがっている。
「結局、人間ってこんなものよ。自分が気持ち良くなることしか考えられない生き物
よ。動物と同じ。私はそれを、丁寧に丁寧に並び替えてあげているだけ。すべては、
みんなが勝手にしていることよ?」
「……それが、あんたの本音ってわけね」
 なるほど。
 愛を求める裏に、他者に絶望している。
 ナメられたものだ。
「伊織。計画を変更するわよ」
「計画も何も、わたしはもうとっくに決めていますよ」
 あたしは、伊織と顔を見合わせ、頷き合った。
 二人で、叶に視線を合わせる。
「叶。それがあんたのゾンビなら、あたしはあんたを助けるわ」
「泣いて謝っても、許してあげませんから」
 そうして、あたしと伊織は、それぞれに。
 叶に向かっていった。
533 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:28:16 ID:Ehs1gwDx
「や……やめ、なさい!」
 叶は抵抗する。
 彼女の読心能力はかなりのものだ。あたしが動く前に、すべての行動を見切ってい
る。すべて予知できる。
 だが、結局は、それだけだ。
 技に頼らなければ制するのは簡単だ。
 あたしと叶では、肉体的資質が違う。単に、まっすぐ力任せにやるだけでも、あた
しは叶を押し倒せる。所詮相手は素人なのだ。
「違うでしょう! あなた達は菅原さんの相手をするのよ! 私じゃない!」
「うっさい。黙れ」
 叶のマウントポジションを取ったまま、あたしは彼女の唇に自分の唇を重ねた。そ
うして、思いっきり彼女の舌を吸い上げる。
「んんんっ!」
 酸素ごと自らの舌を吸われて、叶がうめく。だがあたしは、容赦しない。
 向こうだってこちらに容赦はしないのだから、手加減は無理だ。
「ふう……なんか、格闘スキルの他に枕事スキルを身に付けてしまったみたいだわ」
「はは。きっとクリティカル出しちゃったんですよ」
 言いながら、伊織は叶の局部に顔を寄せ、そこを舐め上げた。
 ぴちゃり、ぴちゃり、ずるる。
 溢れる蜜を、存分にすする。
「こんなことして……何になると言うのよ! こんなことが……!」
「何にもならないわよ。こんなこと」
 叶の乳房を両手で掴み、あたしは続ける。
「誰でも彼でも侵食してきたあんたには、想像もつかないでしょう。自分の誘導に左
右されない人間なんて……」
 ゆっくりと、あたしの指の形を教えるように。
「あんたが怖いことは『他人が自分と違うこと』でしょう? でもね。違っていても
別に問題ないのよ。同じじゃなくても、あたしはあんたを愛せるし、助けられる。怖
がらなくてもいいってことを、教えてあげるだけ」
「そんなの……んんん!」
 今度は、唇で叶の乳首をくわえて、吸ってみる。
 叶は身をよじって、しかし歯を食いしばって、快楽に耐えていた。
「攻められるのには慣れてないの? まあ、そうかな……」
 あたしとしては、なんとなくのカンで自分がされたいことをしているだけに過ぎな
い。けれどそれが、どうも叶の弱点になっているらしい。
 そういう奇跡は、これまでの彼女には決して起こらなかったことだ。
 叶にとってはすべてが必然で、決定論的で、予想外のことは何も起こっていなかっ
たのだから。
 あたしと叶は、相性が良い。
 なんとなく遺憾だが、どうもそういうことのようだ。
「そりゃ、あたしだってね。愛してくれるというのなら嬉しいよ。お姉ちゃんがレズ
だからじゃないけど、あたしも性別とかはどうでもいいし。でもさ……」
 叶の頭の脇に手をついて、まっすぐ彼女を見て、続ける。
「愛してくれるというのなら、あたしの上っ面も認めて欲しいから。本音だけがあた
しのすべてじゃない。上っ面も、あたしなんだから」
 居場所が欲しいのは、本当だけど。
 誰かを助けたいと思う心も、嘘ではないのだ。
 だからこそ、自分を憎む自分をも、認めて欲しい。
 それはわがままかもしれないけれど、でもそういうあたしがいたおかげで、今のあ
たしが在るのだから。
「……電子さんに、お姉さんがいたのですか」
 背後で、伊織が呟いた。
534 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:28:58 ID:Ehs1gwDx
「やっぱり、電子さんに似て美人なのですか?」
「んー。あたしはモデル体系だけど、お姉ちゃんはグラビアアイドルっぽいかもね」
「わお。巨乳さんですか! むちむちですか!」
「……そこ、重要なの?」
「はい! すごく! むちむちなお姉さんをいじめたいです! それが電子さんのお
姉さんなら尚更!」
「…………」
 だめだこいつ。と思ってしまった。
 っていうか、いじめたいんだ。いじめられたいわけじゃないんだ。そっか。知らな
かったよ。あんた本当はSだったんだね。伊織。
「さて……じゃあ早速」
 あたしは少し腰を上げ、股を開いた。体の柔らかさには自信がある。ほとんど百八
十度足を開き、すっかり勃起した叶の先端を、あたしの中心にあてがう。
「ひっひ。良く見える? ほらほら」
「く……んん!」
 すぐには挿れてあげない。
 入り口の粘膜で、先端を嬲るだけだ。
 しかしそれだけでも、叶はずいぶん辛そうな表情をしていた。きっともう、おちん
ぽの方は我慢しきれないのだろう。
「さあ。どうする? 叶」
 選ばせる振り。誘導。
 彼女の真似。意趣返し。
「ひ……」
「ひ?」
 叶は両手を上げて、顔を隠した。
 そうして、消え入りそうな小声で。
「ひどいよお……こんなの、我慢できるわけ、ないよお……!」
 というか、涙声だった。
 本当に、攻められるのには弱いらしい。
「……あんたはいつも、そういうことをしていたってことでしょ。まあ、だから自業
自得とは言わないけれど」
 その反応に、なんだか背筋がぞくぞくした。
 やばい。あたしもSだったのか。嫌な自分を発見してしまった。
 なんだかもう、叶のことがかわいくて仕方が無い。
「人生、悪いことばかりじゃないってことね」
 あたしの方が我慢できなくて、腰を落とした。
「ひゃああ!」
535 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:29:32 ID:Ehs1gwDx
 叶の悲鳴と共に、太くて大きい屹立が、あたしの中に埋まる。
 まだ二回目だというのに、もう痛みはほとんど無い。むしろ、欠けていた内臓が元
に戻ったような安心感を感じる。
「ああ! あった、あったかいよお! 蜂須賀さんのなか、すっごくあったかいい!」
 顔を隠したまま、涙声で、叶が喜んでいた。
 なんだか、声のせいで普段より幼い印象を受ける。
「そう? なの? 想像もつかない感覚というのが、歯がゆいものね」
 代わりに、内部にある叶のおちんぽの形を確かめるように、あたしは力を込めてみ
た。普段は意識したこともない筋肉だが、お尻の穴を意識してみるとうまく行った。
「!!? ?!」
 叶が、声にならない叫びを上げた。
 あ、なんか面白い。
 腰を捻り、回しながら、だんだんコツがつかめてくる。入り口と、中の一箇所を締
めるコツはすぐに理解できた。上下で締めたり、片方だけ締めたまま動かしたりして
みると、叶は面白いくらいに喘いでくる。
「な、なんなのお……それ。す、すご……すごいい!」
「え? これって普通に誰でもできるんじゃないの?」
 そういうのに慣れている叶にとっては、身近な技術だと思ったのに。
「に、二段締めなんて……知らない……!」
「えええ! 二段締め? すごいじゃないですか! 電子さん!」
 知ってるのか雷電!
 あたしは叶を入れたまま、伊織に振り返る。
「技術じゃなくて才能ですよ! 普通は、三ヶ月は訓練しないと身に付けられないっ
て言われてますから」
「……へえ」
 それ、真面目に訓練する人いるの? 
「アケ版のストリートファイターで赤い波動拳を出すくらいにすごいです!」
「ごめん。その例えわからない」
 才能か。
 自分にこんな才能があって、しかもそれを女の子相手に初めて使うことになるとは
思いもしなかったな。
「きっと電子さんなら、真空波動拳に匹敵する三段締めもマスターできるはずです!」
「へえ……」
 でもまあ、誉められているから、いいか。
「伊織。そろそろいいんじゃない? 叶の女の子も楽しませてあげても」
「ん。そうですね」
 伊織は顔を上げて、あたしの背後に取り付いた。
536 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:30:00 ID:Ehs1gwDx
 いきり立ったおちんぽを、叶の女の子に押し当てる。
「え? ちょ、ちょっと! 挿れているのは私なのに! 挿れられたら……!」
「うらやましいですねえ。きっと、相当に気持ち良いですよ?」
 伊織は、あたしのように焦らすことは全くしなかった。
 まっすぐ、自らのおちんぽを、叶の中へ突きこむ。
「あにゃあああああ!」
 ついに、顔を覆っていた手を広げて、叶は高らかに叫んだ。
「……あ、星井さん、処女だったんですか? あらら。わたし、二回続けて処女を散
らした女の子になっちゃいました」
「まあ、叶の取り巻きはほとんど女の子だったろうし、当たり前って言えば当たり前
だろうけどね」
「こうなったら電子さんの処女も……」
「もう散っちゃっているから」
 蜂須賀電子。大人の女です。
 などとは、まだまだ全然思えないけれど。
「……ふっ、くっ……ったい。いたいよお……」
 叶が、泣きじゃくっている。
 ああそうか。
 これまであたしが叶だと思って見ていたのは、彼女の上っ面だったのだ。
 内側の彼女は、ただの、普通の、平凡な、弱くて繊細な、女の子だったのだ。
 魔性でも、のっぺらぼうでもない。ただの女の子。
「ご、ごめんなさい……ちょっと、興奮しすぎてしまって」
「いいのよ。伊織」
 あたしは叶とつながったまま、彼女に目を合わせる。
「叶。あたしを見て」
 それだけを言って、彼女を待つ。腰も動かさず、ただじっと。
 叶は。
 涙を腕で拭いて、腫れぼったい目であたしを見た。
「あたしが、ここにいるよ」
 自然と、あたしの口元が和らいだ。
「あなたが、そこにいる」
 だから出会えたんだ。
 互いに、上っ面と内側を見せ合って、傷つけ合って、ようやく出会えた。ここでリ
ンクした。
 それは、ただそれだけで、とても幸運なことなんだと。
「ふえ……ええ」
 いつかとは逆の構図で、あたしと叶は手を握り合った。
537 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:31:03 ID:Ehs1gwDx
 侵食でも同化でもなく、ただ触れ合うために。話をするために。互いと互いを認識
するために、あたし達は手を繋いだ。
 奇跡はあるんだよ。
 あたしはあなたになれないけれど、あなたはあたしになれないけれど、分かり合う
ことはできるんだよ。そういう奇跡はあるんだよ。
 そういうご都合主義を、信じていいんだよ。
 すべては言葉にならないけれど、想いだけでも伝える。
「……うん」
 小さな女の子みたいに、泣きながら、叶は頷いた。
 伝わった。
「うう……もう、動いていいですか?」
 辛抱たまらなくなったのか、あたしの背後で伊織がうめいた。
「そう言ってるけど、どう?」
 あたしは、ただ叶を見た。
「……いい、よ」
 ぼそりと。
 けれど確かに、叶はそう言った。
「ありがとうございます!」
 快活に答えて、伊織が腰を振りはじめた。
「やれやれだわね」
 あたしも、その動きに合わせて、再び腰を上げた。捻って回って、上下に動かす。
おなかの中いっぱいに叶を感じて、存分に突き回させてあげる。
 三人が、三人のまま、踊るように交わる。
 いや。
「あ。菅原さん? 菅原さんも混じるの?」
 四人だ。手の縄を解かれた菅原さんが、叶の頭にまたがり、中心を両手で左右に
割り開く。
「私も、お願いします。星井さん」
 その意味がわからない叶ではなかった。
 すぐに、菅原さんのクリトリスに吸い付き、舐め始める。
「すごいです! 4Pですよ!」
 その事実がより伊織の官能を高めたか、伊織はあたしの脇の下から腕を差し込み、
あたしの乳房を揉み始めた。
 あたしの両手も、自然と叶の乳房を包んでいた。
 すると今度は、叶の手があたしの股間に延びる。あたしのクリトリスを親指でく
りくりとこすり始めた。そしてもう片方の手は菅原さんのお尻に伸びている。
 そうして生まれる刺激は、快感は、すべて繋がっている。どこから始まって、ど
こに行き着いて、どこに反響しているのか、もう誰にもわからない。
 ただ、ただ。それがだんだん強まっていることだけが、確かなことで。
538 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:31:40 ID:Ehs1gwDx
「ああ! 来ちゃう! 来ちゃいます!」
「もう、ダメ、ダメです私!」
「くうぅん……あたしも!」
 どくん。
「ああ! い、伊達さんのがあ! 菅原さんのおまんこがあ! 蜂須賀さんの中に
い!」
 四人同時に、絶頂にたどり着いた。
 体全体を振るわせ、菅原さんが潮を吹いて。
 伊織が、叶の一番奥で、彼女のちんぽみるくを吐き出して。
 あたしの中が一際強く締まり、叶のセーエキを汲み上げた。
「イッちゃ……イき……! イきすぎちゃよお!」
 菅原さんの蜜を顔に浴びて。
 伊織のちんぽみるくを受け止めて。
 あたしにセーエキを吸い取られて。
 そのことが、ほとんど同時に起こったことが、叶の官能を上の上、限界のさらに
上まで高めて。
「……はひ……ひっ……」
 叶は。
「あれ? 寝ちゃった?」
 四人の真ん中で、失神した。

「……で、その後はどうなったんだ?」
 一ヶ月後。
 あたしの通う高校の屋上で、あたしは花憐と雪野と一緒に、昼食をとっていた。
「んー。あー……どうもしないわよ」
 あたしはカロリースナックを頬張りながら、二人にことの顛末を説明した所だ。
 ……あんまり人に話すべきことではないかも知れないが、元の発端は雪野と花憐で
ある。なんにしても、彼女達に報告しないわけには行かない。恥ずかしかったけれど。
「失神した叶を布団に寝かせたら、伊織が菅原さんに押し倒されて、第二ラウンドが
起きちゃったりしたけれど、あたしはそのとばっちり受けて連続潮吹きとかさせられ
ちゃったけれど……まあ、普通に、解散?」
「まさに、酒池肉林だね!」
「それ、微妙に意味間違ってるからね?」
 蜂須賀電子。これでも国語の成績は高いのよ。名前に反して理系はダメだけど。
「それにしても……そんなとんでもないことになっていたとはなあ。私も混ぜて欲し
かったな。特にその菅原さん、かなりのMの素質があるんじゃないか?」
「ボクも行きたかったよー。泣きながらやられちゃう叶さんの顔とか見たかったー」
「……たくましいわね。あんたら」
 平均的な女子高生として、その態度はどうなのだろう。
 二人が処女かどうかは知らないが、少なくともあたしと付き合いを始めてからは恋
人はいないハズなのだけれど。
「ああ。そういえば隠していたが、花憐はふたなりなんだぞ」
「人のモノローグを勝手に読むな……って、えええ!?」
 衝撃の事実が発覚した。
 そんな、三人でプールに行ったこともあったハズなのに、ぜんぜん全くそんな兆候
に気づけなかったぞ。
「んふふ。あの水着は特別仕様なのだよ電子クン。ボクのお母さんが、おちんちんが
目立たないように特殊な縫製をしてくれたの。特許出願中だよ!」
「……いまさらそんな裏設定を出されても」
 もしかして、一人称が『ボク』なのは伏線のつもりだったのか? ものすごい伏線
だった。『おちんぽが生えていたら自慢したくなる』とか言っていたくせに。とんだ
食わせ物だ。
「ボクのおちんちんは、美雪専用だからね。その時そこにいても、見てるだけだけだ
と思うけれど」
「そして私の穴も花憐専用だ。他のモノは、オモチャであろうと入れるつもりはな
い! ま、後ろの穴は例外だが」
「……そういう設定は、もっと早くに言いなさいよ」
539 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:32:37 ID:Ehs1gwDx
 まあ、あたし達の出会いからして、それはきっとタイミングを逸したということな
のだろう。そして結局、あたし達の関係はそういう設定では一つも変化しないという
ことで。
「それにしても、なんでそんなふたなりがいるのさ。どれくらい少ないか知らないけ
どさ……三人にも出会うなんて」
「さあな。それは私も調べたことがあったが、原因はよくわからない。わかることは
どうやらこの街にはふたなりの子が特に集中して住んでいるらしいということだ」
「この学校にも、ボクのほかにふたなりがいるかもしれないよー。案外、あなたのす
ぐ近くに……」
「そんな、馬鹿な」
 アホらしい。
 それこそ、本当に、都市伝説だ。
「……えっと、何の話をしていたっけ」
 話がズレた。
 頭がクラクラする。
「ああ、そうそう。だから、伊織と菅原さんと叶がその後どうなったかは、あたしに
もわからないの。伊織のメールアドレスも、昨日から通じなくなっちゃって」
 ケータイを開いて、伊織に送れなくなったメールを見せた。
「ふむ。返信もなしに、いきなりメールアドレスを変えてしまったのか。絶交か」
「せっかく友達になれたのに、残念だね」
 二人は、あたしのケータイを覗き込んで、そんな感想を漏らした。
 まあそうだろう。
 喧嘩をしたわけでもないのに、むしろあんなに仲良くなれたのに、いきなりこれだ
から。
 でも。
「けじめ。ってことかもしれない」
 あたしの所感では、それは絶交ではなかった。
「あの子なりに、いろいろ考えた結果だと思う。補助輪があれば幼稚園児でも自転車
に乗れるけど、いつまでもそれでいいわけじゃないでしょう? あたしは伊織にとっ
ての補助輪みたいなもので、伊織が自分の力で立つためには、むしろ枷になるんだと
思う」
540 名前: 電子と伊織と友人多数 [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:32:57 ID:Ehs1gwDx
 最後の最後。別れ際。
『それじゃあ、また会いましょう』
 伊織は確かに、そう言った。
 だからそれは、きっとそういうことなのだろうと思う。また会える日がいつになる
かはわからないけれど、それはそう遠い日ではない。そんな気がする。
 あたしがあたしのままに歩き続けるなら。
 きっと、また会えるのだろう。
「ふうん……それじゃあ、叶とは?」
「んー。そっちともよくわからないのよね」
 星井叶は、しばらくしてこの街を離れてしまったそうだ。
 海外に住んでいる親の元へ、留学したとか菅原さんに聞いた。
 彼女の中で何が起きて、どんな選択肢があって、どんな決断をしたのかわからない。
 けれどきっと。それも彼女なりに前に進もうとした結果なのだろう。それ以上はわ
からないし、知る必要もない。
 会える時があるなら、きっとまた会うことになるだろう。
 そんなものだ。
「じゃあ、事件の関係者の内、残ったのは菅原さんだけ?」
「そういうことね。といっても彼女は、あたしのことはどうでもいいみたいだけれど」
 あの事件から二、三度会っただけで、それっきりだ。
 でもなんとなく、彼女は今も伊織と関係があるのかもしれない。それをあたしに教
えていないだけで。
「なるほどな」
「なるほどねー」
「なるほどなのよ」
 三人、空を見上げた。
 青く、高い空だった。
 本当に、奇妙な事件だった。
 でも一応、終わることはできた。多分、一番良い形で。
「さあて。次は何をしようかしらね」
 あたしはため息をついて、青空に向かって大きく伸びをした。
「カラオケがいいんじゃない?」
「オプラディ・オブラダな気分ー!」
 二人が、同時に提案して、あたし達は笑う。
 そりゃそうだ。そうに違いない。
 きっと人生は、こんな風に続いていったりしちゃうものなのだ。
541 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 21:36:18 ID:Ehs1gwDx
 以上。投下終了です。
 長え! やべえ! レス消費しすぎた! 400KB超えちゃった!
 まとめに転載する時大丈夫だろうな。これ。
 
 いろいろ、長らく、お騒がせしました。
542 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 23:42:24 ID:HnZFUeR8
おっつおつ
楽しませて頂きました
さて、抜きにかかるか
543 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/26(水) 02:05:23 ID:ptDSG3zc
大作乙。叶が主役になっちゃうじゃんとハラハラしててたが
うまくラスボスになってて感心。エロもてんこもりでよかったです。
しかしこれで姉の真実を知った日には電子のハートは大丈夫なのかw
544 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/26(水) 16:02:38 ID:UXtC8Dy2
 『電子と伊織と友人多数』保管庫に上げておきました。
 そして、他の短編SSも保管させていただきました。

 ただ、小ネタの基準が良くわからないのと、>>171のような『未完の短編SS』については
扱いをどうすべきかわからなかったので、保管していません。

 気になる方がいれば……それぞれで修正や追加をお願いします。
545 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 16:22:23 ID:qcmISY0t
ふたなりちんぽがスカートをもち上げるさまは大変好もしいが
スカートのウエスト直下に小窓を設けてペニスソックスを被せたちんぽを突き出す、
志村の白鳥の湖スタイルファッションはどうだろう

もちろん白鳥にこだわらず、柄物やフリルのペニソもあり
子猫やクマなど動物モチーフのペニソを付けたふたなりっ娘は
外人がちんぽのことを「マイクの奴が」「おれのジョンが」と呼ぶのを
女の子っぽくした感じで付けてペットのように可愛がる

友人たちどころか真面目ないクラス委員長すらもちんぽをペットとして扱い
ちゃんと本人とペットちんぽの名を別々に呼ぶのが普通みたいな

「ほら、もうチャイムが鳴ったのだからマリーちゃんをおとなしくさせて」
「ごめん、マリーったら委員長のオデコみたら興奮しちゃって」
546 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 16:23:21 ID:qcmISY0t
×→付けてペットのように可愛がる
〇→名付けてペットのように可愛がる
547 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 20:55:02 ID:LlUjtSr7
美少女になってふたなりっ娘達の肉奴隷になりたい
548 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 21:12:33 ID:wSUgKsHw
>>545
男はいない設定?
549 名前: 545 [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 22:15:07 ID:Y4UIH3N3
>>548
どっちでもいいけど、俺的には女装男が>>545の格好をしたら考案者権限で死刑
550 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 22:32:19 ID:wSUgKsHw
女装男には認めないのか
じゃあ
そのへんのサラリーマンが社会の窓開けてちんちん放り出してるのはOKなんだな
551 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 22:57:58 ID:Y4UIH3N3
自分にも責任はあるがスレ違いです。
552 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 23:13:13 ID:v3xwH4Fd
まとめ作業中についカッとなって短編に
『ふたスタ』ておはなしを仕込んだのに誰も突っ込んでくれない……せつない。

スカートに窓を開けるという発想はどうにもしっくりこない。
そも女の子のスカートは(それがどんな長さであれ)中身を秘密にすることに魅力があるわけで。
『隠しているのに見えてしまう』
というコンセプトに反し、萌えやエロというよりもギャグとなってしまう。

とはいえ、羞恥プレイの一巻として
「これはおちんぽじゃないんですぅ! 白鳥さんなんですぅ!」
と道行く人に宣言し、ぬいぐるみに擬装されたオナホをつけさせられ、
『白鳥』の首をぶるんぶるん震わせながら涙目になるふたっ娘なら萌える。かも。
553 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/28(金) 02:54:34 ID:yHVV7DEG
くまさんパンツのくまさんの位置に白鳥さんがある勝負パンツがあるんだろうな。
穿いたまま勃っちゃったら小さくなるまで脱げなくなったりとか?
勝負に敗れたら、オナホール機能で慰める?

そう言われてみれば、ドリフの女装は長さんを除けばそんなにやじゃないな。
554 名前: 545 [sage] 投稿日: 2009/08/28(金) 07:12:25 ID:A5Ktu/Gu
>>552
エロかつやや滑稽なことを日常っぽくやると(;´Д`)ハァハァするという変態ですまんかった
555 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/29(土) 07:33:53 ID:xLy9oxRz
20XX年、人類は停滞していた。
文明の進歩はピタリと止まり、懐古主義が横行していた。
人々の暮らしは、21世紀初頭と全くと言っていい程変わらない……
せいぜい、携帯電話に電気カミソリの機能が追加された程度。
これはそんな、「袋小路の未来」の物語。

しかしただ一つ、人類はただ一つだけ劇的な変化を迎えていた。
40年前に地球を掠めた、巨大な彗星がそれをもたらした。
古典的な終末思想と、無数の新興宗教と――あと、もう一つ。
飛び去った彗星は、その後に「突然変異児の出生」を残していった。
世界各地で、男性器を持った女児が次々と生まれ出したのである。
原因は未だ解明できていないが、今や成人女性の97%は両性……

こうして人類の性別は三種になり、ふたなりは社会に認知されていった。

ふたなりは女性と男性、両方の生殖機能を併せ持つ。
――ただし、極めて特殊な体質ではあるが。
一つ、ふたなり同士の生殖では処女しか妊娠できない。
二つ、ふたなりでは女性を妊娠させることができない。
三つ、処女のふたなりは確実に受胎する…相手がふたなりでも、男性でも。

純粋な女性は稀少で貴重な存在となり、男性の地位は相変わらず……
そんな時代、日本の某県に「両性特区ふたみね市」が生まれた。
これから語られるのは、ふたみね市で暮らす人達のお話。



ふう、「設定」は考えられるけど「物語」を作る暇はない俺の妄想、ここまで。
556 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/29(土) 09:38:45 ID:JnTR0qXg
>>555
つまり、
ふた×ふた
男×ふた
の場合は確実に妊娠するから
「婚前交渉はほどほどに……っていうか禁止!」
であり
ふた×女
の場合は妊娠する心配はなく、好きなだけ中出しできるけど
「ごめんね……私ちんぽなくて、ふた子ちゃんの赤ちゃん産めなくて……」
という具合の悲劇のカップルなのですね。

ふたなりな子がふたなりな子を好きになるけど、なかなか言い出せなくて、その隙に女の子が
『私なら何回でもなかだししていいんだよ!』って詰めよって、自分はどっちが好きなんだろ
うと悩むふたなりな子が幼なじみの男の子に相談して、しかし実はその男の子も彼女のコトが
好きで……
というドロドロな展開を見せながらも4Pで仲直り。そんな話が読みたいです。
557 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/08/29(土) 11:23:01 ID:xLy9oxRz
40年前を境に両性が生み出されてるので、現在は第二世代も居る。
ふた×ふた(結婚は無論合法)、ふた×男で生まれた子供達だ。
無論、女性になるか男性になるか、それともふたなりになるかは解らない。
ただ、純粋な女性の出生率は非常に下がっているという設定だな。
あと、ふたなりは初体験の破瓜時に中出しされると、確実に妊娠する。
よって自然と、アナルセックスの文化が発達…なんてのも面白いかも。

後はまあ、よく話題になる「タマアリ」「タマナシ」の話なんだが。
両方いる世界というのもまた、オツかもしれないなと思った。
この場合、純男性も純女性も数的に少数派という世界観になるのかな?

・タマアリ
男性の突然変異で生まれる「胸と女性器(生殖機能アリ)を持つ中性的容姿のふたなり」

・タマナシ
女性の突然変異で生まれる「クリの代わりにペニスの生えた女性的容姿のふたなり」

などと妄想を膨らませつつ、SSの構想、執筆に割く時間がない…書きたいよママン。

>>556
・ふた子
ふた美に想いを寄せる、ごく普通のどこにでもいるふたなり女子高生。
少し内気で、なかなかふた美に気持ちを伝えることができずにいる。

・ふた美
容姿端麗な美少女ふたなりで学級委員長、ふた子を親友だと思っている。
ほんわかド天然で、無邪気にふた子に接してはドギマギさせてしまう小悪魔さん。

・ふた子の後輩
ふた子の部活の後輩で、この世界では珍しい純女性の美少女。
ヤンデレ気味に一途な想いをふた子にぶつけて迫り、やはりドギマギさせてしまう。

・ふた子の幼馴染
隣の家に住んでる、どこか少女然とした美少年で、幼稚園のころからの幼馴染。
ふた子に恋の相談を持ちかけられるが、実は彼もまたふた子が好きだったりする。

こんな感じだろうか?紆余曲折を経てハッピーエンドになるといいな、個人的には。
ふた子とふた美、後輩と幼馴染がそれぞれ結ばれるとか、安易だが嫌いじゃないぜ。
558 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/29(土) 14:21:15 ID:R7lxpflU
ふたxふたの場合、処女膜を破らずに膣内射精しなきゃいけない…のか?
喪失によって排卵が誘発され、その後は卵巣機能停止でもいいだろうけど
でも男xふただと普通に妊娠するのか


そんなことより
童貞のふたっ娘さんにももっと注目してください
559 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/29(土) 14:46:28 ID:VlbmZ2Cp
全人類がふたなりになった世界で、従来の男女の概念がタマ付き/サオのみと
入れかわったりしてな。
560 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/29(土) 20:38:03 ID:HsD6K/1i
>>558
 幼馴染の男の子が
「俺ってなんでモテねーんかなー。なんで童貞なんかなー」
 といろいろぶっちゃけてぼやくのに対し
「あたしだって! ……いや、その、アレよ!」
 と、内心ほっとしつつも自分の童貞はどう捨てればいいのかわからなくなっとるのですね。
561 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/29(土) 23:13:49 ID:mnUVjFyC
男に惚れちゃったふた子の、童貞はなかなか難しい問題だねえ。
相手に要求するわけにもいかず、かといって別の相手では不義にあたりかねない。
562 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 02:56:15 ID:liHQnUNS
カムアウトして男の子にオナホを買ってもらい、
セクロスのときに余るふたなりちんぽはオナホで可愛がってもらうことにするとか。

「オナホってよさそうだな、ちょっとぼくにもハメさせてよ」
「あっ…(間接ともだちんこだ…(///))」
563 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 07:40:26 ID:GygDZt4Y
俺はふた娘が、思いを寄せる男の子の尻処女で童貞喪失、なんて好きだけどな。
ただし美少年、美青年に限る(笑)そして俺の常駐スレだが、こんなのもあるよ。

★女にお尻を犯される男の子6
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237294173/337-339

でもホモ展開が苦手って人もいるし、気持ちは解るからな〜
それはそうと>>559みたいな、潔くタマありふたとタマなしふただけになった世界もいいね。
564 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 08:02:35 ID:pTeUoyxT
自分ならフタだろうと男だろうと子供をつくれるのは純粋な女だけだけど
フタが増えたそうでその純粋な女が減ってしまった世界、
フタと男は伴侶(純女)をゲットするのに躍起になってるって
設定みたいなのとかいいなぁ。
565 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 08:34:51 ID:GygDZt4Y
>>564
いいね、そんな世界観だと純女性は稀少で、面白い舞台になりそうだな。
女性は妊娠率を高めるため、夫の他に複数のふたなり生殖相手を持つ、とかさ。

スレ住人諸兄、ふたなりがリアル(に感じれるような)世界観の雑談に終始してすまん。
何か同じ趣味人の「俺はこんなふたなり世界観が好きだ」を聞くと、ちょっと楽しすぐる(笑
566 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 10:39:47 ID:BVWx47oa
世界観から俯瞰するのも大事なのだけど、そういう『ふたなりとはこうなのだ』という社会的
規範のない世界に生まれて、
『私って女の子なの? いや、男? そもそも人間?』
と孤独に悩んだりあがいたりするのも好きです。
567 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 11:39:46 ID:jYMXlHW8
ちんぽって性器であると同時に、
「私は今スケベなことを考えてますよアピール装置」でもあるから
常時ギンギンキャラや見られてるだけで勃起するキャラややりたい盛りのキャラでないかぎり
人前で勃起してしまうことは「私はちんぽ付き女ですがそれ以前に心がエロい人間です」
と白状するに等しいわけで
SM板から派生したこのスレ的にはふたなり崇拝傾向があるかもしれないが
個人的にはかわいいふたなりっ娘がそういう無様でみじめな目に遭ってると(;´Д`)ハァハァする
568 名前: 流れSS書き ◆63./UvvAX. [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:04:14 ID:qT1RNw/K
……前書きっぽいことが何も思いつきませんでした>挨拶
569 名前: オトコノコ(前)? [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:06:02 ID:qT1RNw/K
 待ちに待った瞬間。夢にまで見た世界への扉がいま、目の前で開かれる感動と興奮でボ
クは自分の目頭が熱く潤むのを止めることが出来ない。
 「ううん、泣いてちゃ駄目だ、ちゃんと見ないと……!」
 ぷしゅ〜、とエアコンプレッサーの出す独特の音と共にボクの目の前に来たソレは、心
地よい空気を醸し出しこれからボクを約束の新天地へと誘ってくれるのだ!
 
 『女性専用車』

 そのピンクのステッカーが貼られた車内へと一歩踏み込んだだけで、女の子だけが出す
甘く爽やかな香りがボクの鼻孔を優しく擽る。昨日まで乗ってた他の車両みたいにゴミゴ
ミとしてないし、男の汗臭さやコロンの臭い、そして何よりもガスマスクを付けたくなる
ヤニ臭が全くしない。
 正にパラダイスだ!
 「美奈っち、こっちこっち〜!」
 「まぁ美奈さん、おはようございます」
 右を見ても左を見ても女の子、あーんどお姉さん。見ているだけで楽しくなる様々な学
校の制服やカラフルなスーツ。その中でボクと同じブレザーを着ている女の子のグループ
が手を振ってる。ボクと同じ学校の学年のお友達。
 「うん、おはよう」
 「お? 美奈っちってば今日はご機嫌だねー」
 「あらあら本当に。凛々しいお顔がだらしなく弛んでますわよ?」」
 「脂ぎったオジサンが居ないからだよね? 美奈ちゃん何回か痴漢されたことあるって
言ってたもんね? もんね?」
 「う、うん……」
 そうなのだ。背丈はともかく、誰も頼んでないのにボクの体は女の子としてメキメキと
成長中。もうブラなんか今でも毎年カップが変わるほどの発育速度。その所為で(お父さ
んに騙されて)私立の女子校に進学してからというもの、月に数度は満員電車の中でお尻
やおっぱいを見ず知らずの変態に触られる日々が続いている。
570 名前: オトコノコ(前)? [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:06:57 ID:qT1RNw/K
 「痴漢って、ホントに? うわ最低〜!」
 「私に言って下さったら、手首を捻り折ってから罪人縛りにして警察に突き出してやり
ましたのに!」
 「静佳ちゃんが言うと冗談に聞こえないよぉ……」
 「あ、ははは〜……えっと、もう心配ないと思うから……」
 静佳ちゃんほどではないにしても、ボクだって武道の心得があるから素人さんなら楽勝
で撃退できると思う。けど、問題はそこじゃないのだ。
 (お、オチンチンがあるって知られたら……)
 ゴツゴツと骨張った男の手で敏感な部分を弄られるのも勿論嫌だけど、それ以上にボク
が所謂フタナリだとバレてしまうのは嫌どころの話じゃない。戸籍上は女の子だから何の
違反もしてないというのに、痴漢騒ぎを起こしてオチンチンのことが知られてしまったら
学校からは自主退学を勧められるだろうし、それこそこの街にも住めなくなってしまうか
も知れないのだ。だから電車の中では常に両手か鞄でオチンチンを隠し続け、お尻を触ら
れても胸を肘で突かれても痴漢にオチンチンの存在を知られないよう祈りながら前をカバ
ーすることしか出来ない。
 「それにしても女性の弱みに付け込み、コソコソ隠れて体をまさぐるなんて人間の風上
にも置けない卑劣漢ですわ。まとめて粛正して差し上げたくなります!」
 「けど男なんて多かれ少なかれ似たようなもんだって。中学の時に付き合ってた奴なん
て、処女をあげるまでは優しかったのに、一回許しちゃったら毎日毎日発情した犬みたい
に迫ってきたもん。なんていうかさ、も最低〜って感じ」
  「あ、わかるわかる! 私はセックスが怖いからって言ってお口だけだったけど、そ
れから何回もフェラチオさせらてたよ、させられたよ!」
 「いっ!?」
 ちゅ、中学で初体験て。じゃあ処女も童貞も捨て切れてないボクって……?
571 名前: オトコノコ(前)? [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:07:34 ID:qT1RNw/K
 「ああ、そう言えば私も……」
 「って静佳ちゃんもなのっ!?」
 「いえ、私の場合は一番上のお姉様のお話ですけど。お義兄さまが生理中とか妊娠中も
求めて来られて困ったと仰ってましたわ」
 「それでそれで? どうしたのどうしたの? やっぱりお口? それともお手々?」
 悠ちゃんが、あの小さなお口で何回もオチンチンを。ああ、唇が凄く柔らかそうだしベ
ロも可愛くって気持ちよさそうだよ。最後はどうしたのかな? のの、飲んであげたのか
な? あのプニプニしたほっぺの内側にオチンチンを押し付けて、喉の奥にボクのネバネ
バの精液をありったけ流し込んで……
 「はい、お口で悦ばせて差し上げたそうですよ。あとパイズリ、と言うんですの? 胸
でご奉仕したとも仰ってましたけど……」
 「むむむむむ胸でっ!?」
 「ええ、えっと……ちょっと腕を拝借して構いませんか、美奈さん?」
 どぞ、と殆ど脊髄反射で左上を差し出すボク。静佳ちゃんはボクに微笑みながらボクの
上腕を制服の胸元に引き寄せて、
 「こんな感じと仰ってたかしら?」
 むにゅにゅっ、とボクよりも更に数センチ大きなオッパイを両手で寄せボクの腕を包み
込んだ。
 「ふわわわわわわっ……!?」
 「どうですか、美奈さん?」
 「すすすす凄く柔らかくって……!!」
 「んっふぅ。いまは下着で締め付けていますから余り動かせませんけど、お姉様は素肌
で直接にお義兄さまのを挟んで、このように上下に摩って差し上げたとか」
 「うわっ! うわうわうわうわっ!?」
 ボクも自分のオッパイを手で揉んでオナニーしたことあるけど、全然違う。他の女の子
の胸って、こんなに気持ちいいんだ。しかも、このモニュモニュでプニプニしたオッパイ
で勃起したオチンチンを扱いて貰えたら……
572 名前: オトコノコ(前)? [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:07:57 ID:qT1RNw/K
 「生理中は絶対に嫌だって言ったけどな、私は。でもさ、その反動って言うか、生理が
終わった途端に猛獣みたいになっちゃってね? もう上に跨らされたり四つん這いで後ろ
からガンガン攻められたよ。しかも子宮がパンパンになっちゃうってくらいに中に出され
たり、嫌だって言ってるのに体中ドロドロになるまで掛けられたり散々だったよ」
 う、後ろから動物みたいに犯したり上に乗って動けって命令したり? しかも春香ちゃ
んを裸に剥いて、ボクの精液で全身を汚して髪の毛も顔もドロドロにっ!?
 「ほんと、男の人って身勝手ですわね」
 「うんうん。そう思うこともあるよね? よね?」
 「慣れれば強引にされるのも悪くないかなって思う時もあるけど、やっぱ限度っていう
かさ、少しは気を遣って欲しいとも思うな。好きな相手なんだし、抱かれたくないって言
ってる訳じゃないんだからね」
 「うふふっ。男の子の感じてる顔も可愛いもんね? もんね?」
 「そう言えば、お姉様も好いた殿方に尽くしてご奉仕するのも女の幸せだって仰ってま
したかしら。私も好きな人が求めてらしたら、好きなところを使って頂いたり恥ずかしい
行為も受け入れて差し上げるかも、ね? 美・奈・さ・ん?」
 「え? あ、うん……………………って! ああっ!?」
 し、しまった! エッチな事を考えてたらオチンチンが……!!
 「美奈っち?」
 「美奈ちゃん?」
 「あら? どうかなさいまして?」
 「いや、その、えっと、あの……あうあうあうあう〜!」
573 名前: オトコノコ(前)? [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:08:13 ID:qT1RNw/K
 い、言えない。頭の中でお友達にエッチしまくってオチンチン大きくして、しかもスケ
ベなお汁でパンツ汚してるなんて絶対に言えないよぉ!
 「お顔の色が良くありませんわよ? それに凄い汗。大丈夫ですか?」
 ああ静佳ちゃん、スベスベの手でおでこに触らないでぇ〜! ああ、だからって良い匂い
のするハンカチでホッペを撫でるのも禁止〜!!
 「ホントに具合悪そうだよ? えっと……」
 ダメダメ! 座ったらオチンチンが余計にバレ易くなっちゃうから空いてる座席を探そう
としないで譲ってくれそうな人なんて選ばないで春香ちゃん!
 「美奈ちゃん、大丈夫ぅ?」
 ううっ、そんな捨てられた子犬みたいなウルウル目でボクを見ないで悠ちゃん。その可愛
いお口にオチンチンをねじ込んで……じゃなくって!! ああもう、やっぱりボクは女の子
にはなれないよ女の子でしか興奮しないんだから女子校なんて無理だよお父さん。毎晩五回
もオナニーしてタマタマ空っぽにしてもご覧の有様だよ〜〜〜〜っ!
 「美奈さん?」
 「美奈ちゃん?」
 「美奈っち?」
 「うぅ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜ん!!」
 心配してくれる友達の手を振るきり、次の停車駅で電車から飛び出したボクは、泣きなが
ら駅の女子トイレに駆け込み、みんなに謝りながらも主に静佳ちゃんのオッパイをオカズに
オチンチンが元に戻るまで精液を搾りまくって遅刻しそうになってしまった。
 「無理〜! やっぱり無理だから〜! ボク、オンナノコになんてなれないからオトコノ
コの方が絶対に向いてるから! あ〜〜ん静佳ちゃん悠ちゃん春香ちゃんごめんなさい、で
もすごく気持ち良いんだよぉ〜〜〜!!」
 お父さんお母さん、このままだとボクは卒業する前にダメになっちゃいそうですぅ。
574 名前: 流れSS書き ◆63./UvvAX. [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:10:24 ID:qT1RNw/K
以上です

キャラが違いすぎる? 電車の中でする話じゃない? 細かい事ぁどうでも…………あべしっ!?
575 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 18:23:21 ID:FZ5K4klk
細けぇこたぁどぉでもいいんだよぉ
という事で続きをヨロシク。
576 名前: 名無しさん@そうだ選挙に行こう [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 19:41:39 ID:BVWx47oa
前というからには後もあるだろう。
つまり、オナニーだけでは済まないのだな!
ダメになっちゃうのだな!
是非続きを読ませてくれ! いや、ください!
577 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/30(日) 20:36:53 ID:9vMpzopq
女はヤりたくてもパンツ塗れるくらいだけど
男はヤリたいと頭の中はセクロスでいっぱいで死ぬほどヤリたいしちんこは立ちっぱなしで
めちゃくちゃ困るんだよな。男だとただの愚痴だけど
これがふたなりっ娘だとすごく(;´Д`)ハァハァする! ふしぎ!

つまり>>568GJ
578 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 00:57:31 ID:Dij3F3no
>>493
ワシは包茎好きでもあるからな。
それがふたなりっ娘ならなおさらだ。
そして、粗チンでも出るものはしっかり出るんだと言われてコンプレックスを抱えて欲しい。

ワシだったらそこでこうだな。
「あらあら、皮が剥けないのね、粗チンちゃん」
「や、やあ! 引っ張らないでぇ……痛いよお……」
「ごめんなさい、これじゃあ溜まってもオナニーで出せなくて勃っちゃったら収まらないね。
 ちょっと可哀想だけどかわいい、やっぱりおちんちん剥くのもったいないな」
「あ! あ! あ! もうだめ! れちゃう! これがし、しゃ、射精なのお?」
「あたしとすれば、出してくれるんだ。うれしい」
「は、はいい! 見て! わたしの淫乱皮被りちんちんから絞れる特濃ミルク見てえ!」
>577
ふたなりっ娘なら女性でも溜まることで悶々とする感覚を体験出来るからね。

>>494
委員長タイプの粗チン先輩が先に挿入した後、嫉妬して騎乗位逆レイプされたりとか良いな。
ちなみに大きくて包茎も良しだ。
先輩が先にダウンするかもしれないな。
579 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 01:05:17 ID:ZlXcJEqk
ここ最近のスレの盛り上がり、イェスだね!

俺は仮性包茎なんだけど、すんごい皮の余ってる娘が好きだなぁ。
勃起しても、先端がやっとチョロっと見えるくらいの余りっぷり。
そんな余り皮をハムハムしたり、皮と亀頭の間に舌や指を入れたい。
580 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 03:12:21 ID:pbENirPO
どうも。たびたび失礼します。『よーちゃん』と『電子』の人です。

シリーズ完結の勢いでもう一本おはなしを書こうと思うのですが、スレ的にはどうしましょう。

1:よーちゃんと月野のその後の話
2:電子のその後の話
3:伊織のその後
4:叶、留学編
5:花憐と美雪の馴れ初め
6:伊織対よーちゃん
7:その他

意外と案があって、しかしどれか一つしか書けそうになくて、一人では決めきれないのでスレの諸兄の力を借りたいのです。
581 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 03:14:35 ID:pbENirPO
あっと、トリ忘れ。
582 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 03:29:06 ID:px+4Xq+y
1
583 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 12:27:53 ID:8szZFdVb
>>580
6番希望。
584 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 13:53:41 ID:FvWPdVZ6
よーちゃんと電子のアナル姉妹相姦
585 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 14:03:40 ID:foqGDr0h
3番
586 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 21:38:51 ID:Me11oe75
よーちゃんと電子の姉妹相姦
587 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:00:26 ID:I1cJZaFo
流れを読まずに。
ハードディスクの整理をしてたら昔書きかけてたものがあったので追記して投下。
588 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:01:29 ID:I1cJZaFo
 珍しいことに、私はふと夜中に目を覚ましてしまった。隣には、私の元友人で、今はカノジョ……
とでも言えばいいのだろうか、武藤恭子がいびきもかかずにぐっすり眠っている。
 恭子は、名前から分かる通り女だ。そして、私、大貫幸も女。それでカノジョってことは、
まあ、なんだ、あれだ。とにかくそーいうわけだ。別に二人を特殊な関係だと意識したことはない。
少なくとも私は。中学時代までは異性であこがれの先輩もいたわけだし、女の子しか好きになれない、
というのとは自分はちょっと違うと思う。それがいいのか悪いのかは分かんないけどね。
 恭子とは高校2年のクラス替えで初めて出会った。正確には、それ以前にもちらっと会話したことは
あったらしい。らしいと言うのは恭子は私のこと覚えていたけど、私は恭子のことを覚えていなかったんである。
 で、恭子も別に「お姉様〜」とかのたまいながら私に近づいて来たわけではなく、あくまで最初は
普通の友人としての関係だった。恭子は、私のさばさばしたところが面白かったんだそうだ。
私は、恭子の方がよっぽどさばさばして男っぽいと思ったのだが。それを指摘したところ、
「それは、似た者同士ってことだよ」と言われた。似た者になったつもりはなかったんだけどなぁ。
 だいたい、自分で言うのもなんだが私はいわゆる長男長女にありがちといわれるおっとりタイプ、
食卓で好きなものは最後まで大事に取っておく人間なのに対して、恭子は小柄ながら元気系で食卓では
私の好きなものまでおかまいなくかっさらっていく人間なのだ。いつだったか、似ているはずはないと
反論したけれど、「もっと内面の問題だ」としたり顔で言われてしまった。
589 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:03:04 ID:I1cJZaFo
 まあそんなことをいつまでも追求していてもしょうがない気もして、友人としてつきあっている間に、
偶然お泊まりでちょっとやらしー雰囲気と言うヤツになって、んでお互いの魅力だかなんだかに気付いて
気がついたらずるずると肉体関係で股間はドロドロという、要は私たちは恋人としては体からはじまった
関係なんである。それで、今のところ別れる理由もないから続いてる、ってわけ。いや、別れる理由が
ないどころか今では私はベタ惚れ気味なわけで。ひねくれ気味の私に対して恭子はストレートで、
それが私にはたまらなく魅力的なのだ。ま、体の相性ってのもあるのかもしれないけど。
 それはともかく、私の横に恭子が寝ている。別に今晩もお楽しみだったわけではなく、たまたま宿題やら
雑談やらで結局私の家に泊まっていくことになったわけだ。私の家は両親が留守がちなので秘め事にも
もちろん私の家を使っているが、今晩に限っては普通のお泊まりだったのだ。ともかく、恭子がいる。
それはいい。だが。この空間は何だ?
 ……壁が見えない。照明らしきものも見えない。ただ、どっか遠くの方から青白い弱い光が差し込んでいる。
ライトのようなそんな光。それだけだった。あとは、恭子と、私とで被っていた毛布があるだけ。
それ以外何もないだだっ広い空間。うっすらと明るい周囲と、その謎の光源以外、見えるものは暗闇。
私の部屋はいつからこんなに広くなったんだろうか。それに、秋も深まりつつある頃なのに被っていた
毛布を脱いでも肌寒くない。
590 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:03:56 ID:I1cJZaFo
 悩んでいても仕方ない。寝汗で顔面に貼り付いてしまったロングヘアを払いのけ、恭子を揺り起こして
みることにした。
「うー。なんだよー。まだ2時半じゃんか……」
胸から携帯を取り出し、時刻を見ながら恭子が愚痴った。
「きみは、どこに携帯をしまっているのよ?」
私は思わず尋ねてしまった。たしかに、恭子の胸はいわゆる巨乳で、パジャマと胸の間に携帯を挟んでも
まったくずり落ちないだろうが。もちろん、秘め事の時はこの、学校の男子どもの大半が注目せずには
いられない恭子の胸でじっくり楽しませてもらっている。
「あれ? なんでこんなとこに携帯入ってんの? あんた入れた?」
「いいや。ああ、こんどそこに携帯をおさめて電車の中でマナーモードで着信させて遊ぶと楽しいかも
しれないね」
 私がそういうと、恭子は顔を真っ赤にした。
「へ、へんなことばっかり考えてるんじゃなーい!」
恭子の言う通り、私は恭子に変なことばかりしている。恭子を責めると非常に楽しいのだ。恭子が純情で
恥ずかしがりだったので、初めての時私が責め役になった。それで私たちの夜の関係は決まってしまった。
591 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:04:47 ID:I1cJZaFo
元気少女の恭子は、なんとか立場を入れ替えたいらしい。が、私は恭子の嬌声を聞くためだけに必死に
そっち方面の勉強をしたため純情奥手少女恭子にはそう簡単に負けない自信はある。まあ、主に雑誌や
インターネットを利用した座学で、実地は恭子を使うのだが。恭子はときどきそんな私を変態とののしるが、
それはまったくの正解だ。
「それよりも、これ見てよ」
「え……おお!」
 恭子もやっとこの状況に気がついたらしい。
「……さっちー、いつの間に?」
「知らない。それと、さっちーってのはやめてって昨日も言ったでしょうが。某野球監督夫人のおばさんを
思い出すから」
「じゃあぬっきーでいいや。それより、何?」
「知らない……」
 私たちが途方に暮れていると、どこからか声がした。
「あ、どーもすみませーん。ご迷惑をおかけしてー」
間延びした女性の声だ。女性と言うか、私たちと同年代かそれよりちょっと下ぐらいか?
592 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:05:21 ID:I1cJZaFo
「ちょっと! なんだよ! 説明しろっ!」
 怒ったせいで完全に男口調になった恭子が怒鳴った。ショートカットで男口調、さばけた性格、
こんなに元気。胸さえなければ男に間違えられるかもしれないなあと、私は思った。まあそんなことより。
「ここは、どこなんですか?」
 私もつづけて質問すると、間延び女が答えた。
「えーとですね、それでは簡単に説明させてもらいますがー、実は私魔法使いと言うやつでしてー……」
「なにふざけてやがる! とっとと出て来て顔ぐらい見せろやコラァ!」
 いくらも説明しないうちに、恭子の罵声がとんだ。台詞だけ聞くとヤンキーだが、一応校内では
品行方正な優等生で通っている。こうして地を出すのがごく限られた人間の前でだけだからであり、
しかもそのごく限られた人間と同性ながら恋愛関係、肉体関係があることは他の人には知られていない
からなのだが。
 恭子の罵声の合間に、間延び女改め魔法使いが説明した話を理解不能な部分をさっ引いてまとめると、
時間とか空間とかをどうにかする魔法の練習中に、私が目を覚ましたのが原因だったらしい。
「てめえ! 人を巻き込んどいて人のせいにするとはどう言うことだ! 寝ぼけんじゃねえ!」
 ……恭子の怒りにより、私が目を覚ましたのが原因ではなく、魔法使いが私たちを練習台にしたことが
問題であると言うことにとりあえず落ち着いた。
593 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:07:04 ID:I1cJZaFo
「で、どうしたらもとに戻れるの?」
「日が昇ればー、効力が切れるのでー、元の部屋にもどれますー」
「今すぐ元に戻せ!」
 恭子がまた怒鳴った。さっきからキレっぱなしだなぁ。普段いい子をやってるとやっぱりいろいろ
ストレスってたまってくるものかもしれない。優等生って大変なんだなぁ。
「ですからー、夜明け……」
「い! ま! す! ぐ! 元に戻せ!!」
魔法使いが狼狽する。
「あ、あうー、それはできかねましてー……あ! お、おわびといたしまして、あなた方の願いを
それぞれひとつずつかなえて差し上げますよー! ……できる範囲で、ですけどー」
「聞こえなかったのか? 今! すぐ! 元に……」
「まあまあ」
 これ以上恭子が怒鳴っていてもらちがあきそうにない。私は妥協することにした。
594 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:07:32 ID:I1cJZaFo
「しょうがないよ。願いだけかなえてもらって、それで我慢しようよ」
「……ぬっきーがそう言うなら」
私は姿の見えない魔法使いに尋ねる。
「その願い事は、どうすればいいの?」
「あ、心の中で強く思って下さればそれで結構ですー。ただし、一過性のものしかできないんですよー。
だから、たとえばお金持ちになりたいって言われても、夜明けになったらお金が消えちゃうんですよー」
 夜明けまでの願い事、か。さてどうしようか。
「そもそもー、夜明けまではここからお二人とも移動できませんのでー、それを踏まえてー……」
「あ、だいたい分かりました。じゃ、恭子。お願い事しよう」
恭子の肩を、ぽんぽんと叩いた。
「ちっ、しょうがねーな」
恭子がしぶしぶうなずく。
「申し訳ありませんでしたー。……それにしてもお二人とも、私が魔法使いってのはあっさり信じましたねー」
「こう見えても、私たち夢見るメルヘン少女だから」
私の言葉を最後に、突然私たちの意識はブラックアウトした。
595 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:08:16 ID:I1cJZaFo
 目を開けると、まださっきのだだっ広い空間だった。
「あ、起きた?」
起き上がる私を、恭子が支え起こしてくれた。
「今何時?」
「三時。夜明けまでまだあるね……」
携帯を見て、恭子が答えた。
「ねえ……」
 いきなり恭子が抱きついて来た。暗がりでも分かるぐらい目が潤んでいる。……愛し合う時の目だ。
でもあまりにも突然だけど。
「どうしたの? 今日は積極的だね」
そう言う私の首に、恭子がすがりつく。恭子は私より背が低い。
「さっきの、願い事だけど」
「うん」
「……ここ、触ってみて」
「なぁに? もう我慢でき……」
 いつものように、恭子を愛そうと思った私は固まってしまった。
596 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:08:43 ID:I1cJZaFo
「……その、あの、よ、夜明けまでって、言ってたから」
「…………」
「幸をめちゃめちゃにしてみたくて」
「……せ、積極的だね。だからって、これはねぇ」
 恭子が顔をますます赤くしてうつむいた。その恭子の股の間には、パジャマの上からでもはっきり分かる、
男の、あの、あれがあった。
「硬くなってるってのは……ええと」
「幸……おねがい」
 恭子が、私のあだ名ではなくて名前を呼んで、私を押し倒そうとした。なるほど、せっかくだから
男にだけあるものを生やしてもらって、それでいつも恭子を責めている私を逆に責めようというんだね。
だけど。
「え……?」
 恭子は、私の髪に両手両足を縛られ、私の目の前に吊るし上げられた。
「な、なに?! これ? え?」
暴れる恭子。だけど私の髪はほどけない。
597 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:09:11 ID:I1cJZaFo
「私のお願いはね、この髪を、自由自在に伸ばして、あやつれるようにってこと」
 私の長い髪が、さらに伸びて恭子を縛り上げている。もはや髪と言うよりも、妖怪の触手だ。
「あ……ちょっと、なんで?」
 恭子は必死に前に出ようとするけれど、両手両足を吊り上げられ足が中から浮いた状態でがっちり
固定されて動けない。さすが魔法だ。髪とは思えないほどのパワーと頑丈さがあるみたい。そして、
それが私の意のままに動くのだ。
「よく見せてね……」
「あ、い、いやっ!」
 私は念じるだけで動く髪を使い、恭子の足をぐっと開いた状態で空中に固定した。目の前に恭子の
股間がくるように吊り上げる。そして、手で恭子の下半身を裸にした。雑誌ではこういうのM字開脚って
書いてたっけ。
「すごい……これ、本物なのかな。本物だよねぇ」
「あ、ちょっ、さ、さわらないでっ!」
 恭子に生えたものは、確かに見た目はまさしくそれだった。ただ、インターネットで見たものよりも
ちょっと大きい気がした。
598 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:10:33 ID:I1cJZaFo
「すご……これ、ほんと……」
「だ、だからそんなぐにぐにしな……ああ……」
 揉んで見ると、硬いのに、弾力がある、独特の感触。それで、なんだかものすごく熱く感じられる。
そのうえ、触っているうちにどんどん力がこもって来ている気がする。私は夢中になって触りまくって
しまっていた。
「ああ、女の子のも残ってる……欲張りだねえ」
「ちょっ、マジでっ……や、やめてえぇぇっ!!」
 恭子が泣き叫び始めたので、とりあえず手を離してあげた。でも、髪の毛での拘束は解いて
あげなかった。
「幸……ほどいてっ」
「いやだよ」
「わ、わたしが幸をめちゃめちゃにするのにっ! なんで私がこんな目にあってるの?!」
「えーっ、こんなもの私に入れようとしてたんだ? それはひどいとおもうなぁ」
 髪の毛をあやつり、恭子の顔が私の顔と同じ高さにくるようにした。もちろん、拘束は
解いてあげない。
「おねがい、幸……めちゃめちゃってのは謝るから……」
じっとお互いの目を合わせた。そして。
「十年早いよ、恭子」
599 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:12:53 ID:I1cJZaFo
 私の唇を恭子の唇に合わせて、舌を差し込んであげた。粘着質な音を奏でながら数秒絡み合わせる。
それを終わらせると、恭子の大事な部分が私の顔の前にくるように再び恭子を吊り上げた。
「ああっ……なんで……」
「怒ってるわけじゃないんだけどね。せっかく両方つけてるエッチな欲張りなんだから、楽しんだら
いいんじゃない?」
「わ、私は、エッチじゃない……ああっ」
 茎の方に息を吹きかけてあげるだけで、恭子の茎と背中がぴくぴくと震える。
「こ、これじゃいつもといっしょだよ……う……あぅ……」
それでも恭子は必死に抵抗しようとしている。こういうとこが健気でかわいい。かわいいので、
内股を舐め回してあげることにした。
「どお……?」
「……やめて……ごめん……はんっ、だめぇ……」
 粘着質な、ぺちょ、ぺちょという音と、恭子の吐息が暗い空間に響いて、雰囲気がかなりいやらしい。
「へー、興奮するとこっちの先っぽも濡れてくるんだぁ。恭子、こんなの生やしてもらって、
それで私が起きたらいきなり襲いかかって来たじゃない。十分エッチだ。だからおしおき」
 私は、いきなり恭子の茎を口でぱっくりとくわえてあげた。この行為そのものは初めてだけど、
なんとかなるだろう。
600 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:15:29 ID:I1cJZaFo
「だめーっ! き、汚ぃ……くうんっ! あ……はぁ……あ、あぁぁ……は……」
私は一度口を恭子から離した。恭子が安堵のため息をつく。
「汚いって、そんなことないよ。いつも女の子の方はなめてあげてるんだから。こっちだって、
きっとうまくできるよ」
「うまくいかなくていい! いいから! いいか……。やめ……い、いきふきかけないで、よぉ……」
 すでに、恭子の女の子の方も湿ってきているみたいだ。それにしても、背中をそらせて、
目をつぶって精いっぱい耐えている恭子は、見ていてぞくぞくする。恭子の受けている快感を、
私も受けている気分になれる。
「恭子、女の子の方と、胸と、どっちがいい?」
「え……。そ、それは……」
「選べないんだ? じゃ、両方」
「えっ?! そ、そんなのいやあっ!」
 恭子の抗議を無視して、残った髪の毛でパジャマの前をはだけさせた。器用に動く髪の毛には、
ブラジャーのホックも意味をなさない。できた隙間に髪を滑り込ませ、恭子の胸を、指で女の子の部分を、
そして口で男の部分を愛してあげた。髪の毛を筆のようにして胸の先端をつんつんとつつく。
「ふぇっ……つ、つついちゃぁ! あっあっ、うあああっ!」
まだ残っている髪の毛で胸全体やお腹をなで回しながら、女の子の部分を水気を確かめるように
指で優しく撫でる。
601 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:15:56 ID:I1cJZaFo
「ひっ! ……いっ、あっ、やあああっ、ああ、やめ……やあっ……!」
そして。
「恭子……好きだよ」
 言いながら、恭子の男の部分をくわえ、舌を絡めながら首を前後に動かしてあげた。インターネットで
見た動画の見よう見まねだ。けど、それだけじゃなく私にはまだ使える指と髪が、恭子には濡れた
あそこと胸がある。休まずに、責め立ててあげた。
「……んんんっ!! だっ……めぇ! !!……く……ぃっ……なんか、くるぅっ!!」
 恭子はもう声もまともに出せないみたいだ。それにしても、この茎はグロテスクなのに、舐めていると
なんだかうっとりとした気分になってくる。愛おしくてたまらない。恭子が熱くなるにつれ、私のお腹の
下のほうも熱くなってくる。気分が高まりすぎて、私はいつの間にか涙を流していた。
「……めっ……な……か、きちゃうっ! ぅち、……なしてえっ!」
 恭子は口による愛撫をやめてくれと言いたいのはなんとなくわかる。わかるけど、私の頭のなかも
熱く煮立っていて止められない。そして次の瞬間、口の中で、恭子が弾けた。
「……ちゃううっ……。 ……っ!! !!……ああ、ああっ……は、ぁ……ぃぃ」
 恭子の声とともに、どっ、と液体が吐き出され、私はむせ返ってしまった。髪の毛の力が緩み、
恭子を落としそうになる。あわててこの空間の床に降ろして、拘束を解いた。あふれた液体を手で受けると、
薄い光の中でもそれは白く濁りきっていて、妙な臭いを発してる。飲もうとしてみたが、のどが受け付けずに
全て手に戻してしまった。目の前には、緩みきった恭子がぐったりとしている。
602 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:18:45 ID:I1cJZaFo
「ごめん……がまん、できなかった……」
「いいよ。そのためにしたんだよ。きもち、よかった?」
 私の問いに、恭子はこくり、とうなずいた。それを見るだけで、私はとても満ち足りた気分になった。
好きな人が私で満足してくれるのを見るのはいつ見てもとてもうれしい。そして、この妙な状況が
一層私の気分を高めてくれていた。
「でも……わたし、幸と、してみたかった」
「できるんじゃないのかな」
 え? という顔で恭子が私の顔を見るので、股間を指さしてあげた。もう硬さをとりもどしつつ
ある。
「……は、ははは」
「エッチだね」
私の言葉に、恭子が顔を染めながら首をブンブンと振る。
「そんな、否定しなくても。私もそうなんだし。ほら」
 髪に念じ、恭子の腕を、首筋を、耳たぶを、そして背中を這わせた。あくまでやさしく、ゆっくりと。
「あ……あは……! これ、すごっ!」
恭子が嬌声をあげながらびくびくと震え、そのたびに股間に力がこもっていく。
「もういいんじゃないのかな。これ以上は固くならないみたいだし」
私は軽くからかったつもりだったけど、急に恭子の顔が神妙になった。
603 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:20:53 ID:I1cJZaFo
「あ、あのっ、ほ、ほんとにいいのっ?!」
私が首を傾げると、恭子が私の手をぎゅっとつかんできた。
「その、私、幸のはじめてをもらっちゃうんだよ! さ、さっきはめちゃめちゃなんてバカなこと
言ったけど、ほんとに、ほんとにこれ、いいの?!」
 確かに、さんざん体を合わせていたにもかかわらず、私が自らのなかに何かを受け入れるのは
これが初めてだった。おたがい、なんとなく入れると言うことはしづらくて、せいぜい浅く指を
差し込む程度だった。それよりも急所の突起の方がよかったというのもある。けれど、今回は。
「恭子。今度は、私から。お願いします」
「さ……ち」
「今日じゃないと無理だしね。それに、恭子だから、頼むんだよ」
 私は、恭子の拘束を解いた。次に何をすればいいのかは、二人とも分かっていた。邪魔なパジャマも、
下着も、脱ぎ捨てる。恭子の出した液でぬめった手は、既に私の股間からの駅で湿りかけていた
下着で拭いた。
 恭子が私の肩に手をかけた。お互い、ごくんとつばを飲み込む。
「やりかた、分かるよね」
「い、いままでいっぱい触ってるし」
「じゃ……い、いいよ」
604 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:25:31 ID:I1cJZaFo
 そこに熱いものが触れる感覚。そして、熱いものが分け入っていく感覚。そこまではなんとか
まともに感じられた。次の瞬間。
「あ……」
「……っぅうっ!!」
 初めはそれは衝撃のように感じられて、次はそれは熱のように感じられた。けれど、すぐにそれは
痛みという本来の形になって私を襲った。
「幸……や、やっぱり痛いの?!」
 声もあげられず、顔を歪ませる私を見て、恭子がうろたえ始めた。
「ご、ごめんっ! 幸、今すぐ抜くから……」
「……めないで!」
「え?!」
 私は恭子に強く強く抱きついた。恭子に爪が食い込んでいることすら分からずに。
「やめないで! ぬいたり、しないでぇっ!」
「で、でも」
恭子が腰を引こうとしている。でも、私は離れたくない。これじゃ、恭子に置いていかれてしまう。
行かないで。
605 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:26:59 ID:I1cJZaFo
「あっ、何を……!」
「おいてかないでっ……はなれないでっ……」
 無意識のうちに、髪を動かしていた。髪は、恭子と私にしっかりとからみつき、二人が
離れられないようにした。
「幸……」
「恭子……」
 しばらくして、少しだけ落ち着いてきた。それでも、痛みがじんじんとつきあげてきていたが。
私は、髪をほどいた。
「はぁ、はぁ……動いて」
「い、いいの?」
「このままこうしてても、あぁっ、し、しょうがないから」
 恭子が動くと、ずしん、ずしんと痛みが響く。顔を歪める私を、恭子が気づかってくれる。
「だ、だいじょうぶなの?」
「いいの。つ……づけて」
「幸。好き、好きだから」
「私もっ」
606 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:29:32 ID:I1cJZaFo
 どちらからともなく唇を合わせた。ちょっと痛みが和らいだ気がした。そして、痛みのなかに、
少しずつ恭子を受け入れていると言う感覚を覚え始めてきた。痛みと、熱さと、一体感が私のなかに
打ち込まれていく。
「好き……好き……」
「ああっ、さちぃっ……で、でちゃいそ……んああっ!」
「いいよっ……さいごまで、んっ、ひとつに、なろ。あああっ!」
 恭子が、私の入り口を、中を、蹂躙する。痛みは、もはや妨げにならなかった。繋がっている
ところから押し上げられ、私の中で何かが振り切れた。余裕なんてもう残っていなくて、無意識の
うちに恭子を締めつけていた。
「く、くっ、さちいっ! ……あは、あぁ……はぁ」
「ん……ああっ、あ、ふぁ……」
 恭子の動きが止まった。まどろみに似た余韻の中で、私たちは、固く抱き合って、いつまでも
唇を合わせていた。
607 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:31:28 ID:I1cJZaFo
 はっと目が覚めた。窓から朝の光が差し込んでいる。時計は土曜日の朝九時を示していて、
私たち二人は、ベッドの上に居る。つまりは、私の部屋に戻ってきたということだ。
 昨夜のことは夢だったのかな、と思いかけて、毛布をめくると。私と京子は全裸で、二人の間には
シーツにでっかい染みができていて、体からはあの独特の匂いが漂っていて、おまけに異常に長い
髪の毛が何本か散らかっていた。体を起こすと、両足の間に感じる違和感と痛み。つまりは、
現実だったんだ。
「さっちー? 起きてたんだ。おはよう」
「だからさっちーは止めてというのに。おはよう」
 恭子は起き上がり、うん、と伸びをした。そして、全裸だと気づき、慌てて胸を隠した。
「今更隠すこともないでしょうにねぇ……」
「……っ! きっ、気分の問題ってのがあるでしょうが!」
 どんな問題かは知らないが、慌てて自分の下着を探し始めた。昨夜脱ぐ前に責めまくっていたから、
汗とその他の液体にまみれていそうなんだけど。
「ひとつ思ったんだけどね、恭子」
「ん?」
608 名前: とある失敗の後始末 [sage] 投稿日: 2009/08/31(月) 23:33:44 ID:I1cJZaFo
 必死で辺りを探り続けている恭子の背中に向かって、私は言う。
「昨日の恭子の『お願い事』ね、内容はあの魔法使いとやらに筒抜けだったと思うんだ」
「なっ……?!」
 胸を隠すのも忘れて、恭子が振り向いた。
「『お願い事』を恭子が強く念じて、それを具体化させたのはあの魔法使いだからねぇ」
恭子の顔がみるみるうちに真っ赤に染まって行く。
「ま、楽観的に考えりゃ思うだけで魔法使いは関係無しに全自動で願いが叶うようにしておいて
くれた可能性もあるけどさ……。あ、ちなみに私の願い事は単に『自由自在に伸ばして操れる長い髪が欲しい』
だけで、そっち系の要素は一切入れてないから」
「きいいぃぃぃぃぃ!! ……あんのやろーっ!! 今度出てきたら絶対に殺してやる!!」
 本当にあの魔法使いが二人の願い事を把握して叶えたのだったら、私の願い事が何を意味するかは
あちらにも分かっただろう。けど、私にはどちらでもいい事だし、それにそんなことを言わないほうが、
胸を隠すのも忘れて一人でキレまくる恭子を見られるので楽しい。
「殺す! 殺すっ! 絶っっっ対に殺すっ!!」
「けど恭子、ずいぶん気持ち良さそうにしてたよね?」
「だからそれとこれとは別だーっ!! ぐああああごろじてやるごろじてやるごろぢてやるぅぅぅっ!」
 私も初めて見るような恭子の壊れっぷり。やっぱり見ていて楽しい。けれど恭子の思いとは別に、
私はそっと思った。
(もう一度ぐらい、願いを叶えに出てきてくれないかなぁ。そしたら、今度は私に生やしてもらって……)
 痛みの残るお腹の奥が、じゅん、と潤んだ。

(おしまい)
609 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/01(火) 00:15:00 ID:4GdXZVzj
ぐっじょ!

髪で縛られるというのは意外と良いな。縛られるのがふたっ娘ならなおさら
610 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/01(火) 11:59:13 ID:b6b6f3RP
GJ!としか言えないな
611 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/01(火) 12:44:02 ID:+k5bDObX
>>587
すげーよかったこういうの好きだ。乙
612 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/02(水) 10:49:09 ID:qRRLNRG+
ご馳走様
613 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 00:52:01 ID:C30xf6jg
もうすぐ500KB
あらためて見ると、ものっそい量を投下してるな、俺。

ともあれおまけ番外編、投下開始。
614 名前: 陽電子 [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 00:53:24 ID:C30xf6jg
「お姉ちゃん。どうしよう」
 あたしは、姉に向かい、パソコンの画面を指し示した。
「どうって、あんたねえ……」
 姉は呆れ顔で、ため息をついた。
「ああ、もう。あんたもこの掲示板見ていたなんて……どんだけよ!」
 先程からPCに表示されているもの。それは、とある掲示板の一部だ。
 その記事の名は、ずばり『ふたなり少女について』。
 あたしがその存在を知ったのは、美雪のおかげだ。そうでもなければ、こんな検索エンジン
にもヒットしないページにアクセスできるわけがない。
 そして、あの事件がなければ、あたしはそこで語られる情報を信じることもなかったろう。
 おちんぽの生えた女の子が、どこかにいる。
 そこではまことしやかに、そんな突拍子もない目撃談が語られていた。中には自らふたなり
少女であることをカミングアウトし、体験談を語る者もいた。
 いや、いや、まさか。
 何も知らない、以前のあたしなら。フィクションとして一笑しただろう。
 けれど、あたしは知っている。知ってしまっている。おちんぽの生えた女の子が、実在する
ことを。
 もちろん。この掲示板で語られることのすべてが事実だとは思わない。大低は妄想混じりの
フィクションだろう。けれど、その中でも一つだけ、生々しいまでのリアリティを感じさせる
レスがあった。
 場所も、人物の名前も伏せられている。しかし、その内容は、あきらかにあたしに身近な場
所で起こった出来事を描いたものだった。
 というか。
 これを書いた『よーちゃん』という人物。明らかに、あたしの姉だった。
 あたしの姉にはおちんぽが生えている。
 そんなこと、想像したこともなかった。馬鹿馬鹿しすぎた。しかしそんな前提を立てると、
これまでの姉の行動に、説明がついてしまう。
 中学生になった頃から急に疎遠になったり、プールに行くことを嫌がったり、制服以外にス
カートを持っていなかったり……
 ひとつひとつはなんでもなくても、それら全部が集まるとなれば、何か理由が必要だ。その
理由は、切実であればあるほど現実味が出る。
 女の子なのにおちんぽが生えている。それを悟られたくない。これほど切実な理由もないだ
ろう。
 だがしかし、あたしがそのレスを見つけた時点では『よーちゃん』があたしの姉であるとい
う確たる証拠はなかった。なので、こちらから鎌をかけてみることにしたのだ。
 つまりあたしも、伊織に関する件を、体験談として書き込んだ。
 少なくとも『よーちゃん』がそこにいたのは、本物を捜すためだ。だから、あたしが本物の
情報を出せば、必ず食いつく。
 案の定、その日の間にレスがついて。
 あたしと『よーちゃん』のIDが同じだということが、わかってしまった。
「あーあ。ひどいことになってる……」
 掲示板は、ちょっとした騒ぎになっていた。
 自作自演か。しかしなんのために。今までの報告は本当なのか。それともIDが同じなのは
ただの偶然か。いやそれも都合が良すぎる。実は同じ場所からアクセスしている? ならば二
人は家族なのか。その他、もろもろ。
 だが、もはやあたしには関係のないことだ。
 証拠を、突き付けることが、できたのだから。
 もう用はない。
「で『よーちゃん』さあ」
 あたしは振り返り、あえてそっちの名前で、姉を呼んだ。
「なんか、言いたいこと、ある?」
 できるだけ、意地悪そうに聞こえるように、気をつけた。
「……それ、脅迫?」
 姉は、あたしから若干目を逸らす形で、聞き直した。
615 名前: 陽電子 [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 00:54:07 ID:C30xf6jg
「べつにー? あたしはまあ、どっちでもいいけど」
 どっち。
 ばらすか、ばらさないか。
 あたしにすら秘密にしていたことだ。ばらされたら、困らないわけがない。その可能性を、
ちらつかせるだけで誘導には十分だった。
「……わかった。言うこと聞くわ。何をして欲しい?」
 姉は観念したように、ため息をついた。
 ふむ。
 意外とあきらめが良い。まるで、こうなる可能性を予測していたみたいに。
 ならば、そうだ。その予測を上回らなければ面白くない。
「いいの? ありがとう、お姉ちゃん」
 あたしは笑顔で、姉に最初の指示を出した。

 怒っていないといえば、嘘になる。
 姉におちんぽがあることではなく、それを隠されていたことについて、だ。
 しかし一方で、嬉しくもあった。
 姉の秘密を握ったことで、あたしに復讐のチャンスが巡ってきたのだから。
「これで、いい……?」
 第一の指示。
 あたしはまず、姉に服を脱いでもらうことにした。
 と言っても、いきなり全裸にしたのではつまらない。下着だけは付けさせて、遊ぶことにする。
「うん。そんな感じ」
 こうして、姉の体を見るのは初めてだ。思えばあたしは、姉がどんな下着をつけているかも
知らなかったのだから。
 黒と白の、シンプルなストライプ柄。ブラもパンツも、それで揃えている。
 だがむしろ、あたしを驚かせたのはその有様だ。
 姉が豊満な体をしていることは知っていたけれど、これは想像以上だ。
 おっぱいが、お尻が、いや、それ以外のあらゆる場所から、お肉がこぼれそうになっている。
 太っている、というわけではない。下着が小さすぎるのだ。これでは動くだけで、いろいろ
な部分に食い込んでしまうに違いない。
 そして、なにより。パンツの前面にあるあの膨らみ。あれは確かに、女の子にはありえない
ものだ。
「ん。お姉ちゃん。そのまま動かないでね」
 第二の指示。あたしは姉を下着姿のまま立たせ、その体を触ってみることにした。
 まずはおなか。
「わ、すごい」
 指でついてみると、そこはとてもやわらかかった。しかし同時に、指をはねのける手応えも
感じる。やわらかい脂肪としなやかな筋肉が合わさり、この不思議な感触を作っているのだ。
 そのままパンツの縁を指でなぞり、足の付け根に触れてみる。おなかに比べるとかなりやわ
らかい。押せば押すほど指が埋もれて、あたたかく包み込んでくる。
「ひゃ……!」
 なんだか我慢できなくて、両手で鷲掴みにしてみた。パンツごと、上下左右に揉んでみる。
 うーん。エロい。
 食い込むパンツとよくくびれた腰のおかげで、お尻の丸さが強調されている。それなのに、
あたしの指一つでいくらでもやわらかく形を変えるのだ。
 肉感的とか、むちむちとか、最近は流行らないかもしれないけど。
 こうゆうのなら、結構いいかも。
「ふぁん……!」
 お尻から手を離した。そこでまたぷるんと揺れるのがなんとも愛らしい。
 だが、調べるべき場所はまだある。あたしは姉の正面から、乳房をつついてみた。
「ん……」
 ここも、やわらかい。
 ブラがサラシのようにしめつけているというのに、そこはマシュマロのようなやわらかさを
保っていた。
 両手を脇の下に差し込んでみる。カップに入り切らない柔肉の感触を確かめてから、谷間に
指を挿し入れてみた。
 あたたかい。そして、ちょっと蒸れている。
616 名前: 陽電子 [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 00:55:22 ID:C30xf6jg
 なんと、巨乳にはそんな弊害もあるのか。あたしのつつましやかなおっぱいでは、一生経験
できないであろう悩みが、こんな身近にあるなんて。
 なんだかくやしくなったので、右手の指全部を谷間に入れてみた。五本の指で、思い切りか
きまわしてあげる。
「あ、ちょ……そこは敏感なのに……!」
 乱暴にされているにもかかわらず、姉はいやらしく吐息を漏らし、悶えた。妹ととして、そ
んな姉の姿は教育上よろしくないかもしれない。
 しれない、が。同時に、なにやらサディスティックな快感が湧いてくるのも感じていた。
 もっとしたら、どうなるかな。
 どんな声で喘いで、どんな風に乱れてくれるだろう。
 身震いするくらいにわくわくしている自分を、感じていた。
「何、お姉ちゃん。妹の指で感じてるの?」
 ほとんど無意識に、言葉が漏れた。
「う、あ……そんなん、じゃ……」
「動いちゃ、駄目」
 ぱちん、と、姉のお尻を平手で打つ。そんなに力を入れていないはずなのに、とても良い音
がした。
「ひゃう!」
 そして、そういう風に叩かれるのも、姉にとっては刺激になるらしい。
「ひょっとしてさあ、お姉ちゃん……」
 あたしは叩いた手を滑らせ、姉の股間に持って行った。
 より正確に言うと、パンツの上から姉のおちんぽをさする。
 そこは。すでに。
 固く、太く、勃起していた。
「これで、あたしとえっちしたいとか思ってる? 実の妹のおまんこにこおんなふっといおち
んぽねじこんで、やらしいミルク注ぎ込みたいとか……そう思ってるの?」
「そ、そんなことは……」
 姉の口答え。
 気に入らない。ブラのホックを外した。
 締め付けられていた巨乳が解き放たれ、ぶるんと揺れる。あたしより、随分大きくて、やわ
らかい。あたしはその乳首を両方ともつまんで、くりくりとコスってあげる。
「じゃなかったらこんなおっきいおっぱいで、あたしを押し潰したいとか思ってた? 上から
のしかかって、実の妹におっぱい擦り付けたいの?」
 引っ張り、シゴいて、固くしてあげる。
「じゃなかったら……」
 あたしは姉に正面から抱き着くような形で、彼女のお尻を掴む。
「このデカ尻を、ふやふやにとろけるまで揉んでほしかったの?」
 パンツの後ろの部分だけを下ろして、じかにもみしだく。あたしは、顎を姉の肩に置いて、
そっと囁いた。
「この、ヘンタイ」
 わざと、あえて、ココロの奥まで響くように。
 あたしは、姉におしえてあげた。

 第三の指示。
 全裸の姉に、手を後ろで組み、膝達になってもらう。
 おっぱいと、勃起したおちんぽが強調されるポーズ。
「まだ動かないでね」
 あたしは、姉のおちんぽを、両足ではさんだ。そうして、激しくコスり合わせる。
「ひゃん! そんなあ、あしでなんて!」
 そう。いわゆる足コキ。
 本当は伊織に試すハズだったけれど、使わなかったもの。
「うわあ。お姉ちゃんのおちんぽ、ガマン汁でべっとべと。気持ち悪ぅい。しかも、こんなに
カリが太くて……月野ちゃんはいつもこんなの入れてるんだあ」
 本気半分面白半分で、あたしは姉をなじる。豊満な女房を内側から突き破るように現れた肉
槍を、手を使わずにいじめる。
617 名前: 陽電子 [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 00:57:11 ID:C30xf6jg
 その姿勢の都合で、あたしも姉に向けて大股を開くことになるけど、この場合は羞恥心より
も征服感の方が強かった。
 かつて伊織に抱いたものと同じ。
 無防備な部分を手中……否、足中に収めた気分。
「うあ……で、電子、はげしすぎ……!」
 姉は。
 姉は背筋を曲げて、必死に歯を食いしばり、快楽に耐えている。
 姉の威厳か、足で達するわけにはいかないというプライドか。
 どちらにしろ、あたしにとってはくだらないものだ。どうでも良いものだ。
「ほら、妹の足でイっちゃいなよ。手でもオナホでもおまんこでもない、あたしの足で!」
 遠慮しないで?
 あたしはさらにギアを高め、激しく姉の肉槍をシゴく。
「んん! うっ、あう!」
 そして、足で、びくんと脈動を感じると同時に。
「ほら!」
 一際強く、姉の先端を潰した。
 びゅく、びゅびゅっ、びゅく。
 先端から、勢い良く、白濁液がほとばしる。それは想像以上にとび、あたしの髪や顔に熱く
跳ねた。
「イ……足でぇ、妹の足でイっちゃったあ……」
 舌を突き出し、瞳を濡らし、どこか恍惚とした表情で、姉はうわごとのように呟いた。
「まだよ」
 あたしは、そこになってやっと服を脱ぎ、姉に相対する。
「一回や二回出したくらいじゃ、赦さないんだから」
 顔にこびりついた白い雫を、舌を延ばして舐めとり、あたしは妖しく笑った。

 次。
 あたしは姉をベッドに俯せに寝かせた。
 そんな状態でも、潰れた姉のおっぱいが隙間からはみ出し、背中側から見える。
 なんといやらしい。なんとはしたない。
 あたしはそんな淫らな姉を仕置きすることを決意し、まずはそのおっぱいを片足で踏み付け
にした。
「んやぁ!」
 意味の失われた悲鳴を上げて、姉があたしの下でもがく。
 体重を本気でかけるつもりはない。しかし、足の指をくねらせ、姉の柔乳の感触を楽しみは
する。
 ねちっこく、丁寧に。
「く……ふっ……!」
 あたしの足は、姉の背骨をなぞり、お尻へも行く。左右の尻肉を、突き刺すようになぶる。
 えもいわれぬ快感。
 いつのまにか、あたし自身も息が荒い。
 ああ、ああ。
 やわらかくてあたたかいお姉ちゃんを踏むのが、こんなに楽しい。
「はは! あはは!」
 あたしは、お尻の側から、姉の秘裂へと足を潜り込ませた。
 そこはすでに熱い粘液で濡れそぼっており、あっというまにあたしの足がべとべとになる。
「お姉ちゃんのスケベ汁だよ? すりこんであげる!」
 背中に、ふとももに、腕に、首に、頭に。あたしは姉の体がてらてら光るほどに淫液を塗り
たくった。
 もともと豊満な肉体が、淫靡に輝き、その曲線や立体が強調された。
 次は、表だ。
 あたしは姉の体をひっくり返した。
 固く怒張したおちんぽ、胸の大きさの割に小さな乳輪、そして、すっかりアヘアヘとしただ
らしのない顔。
 あたしは股を開き、顔面に向けて、自分の割れ目を開いた。
「……んふは!」
 何も言ってない。指示してない。
 なのに姉は、あたしのそこにむしゃぶりついた。あたしのお尻に指を食い込ませ、ずるずる
とあたしの蜜をすする。
 姉の熱い舌が、やわらかい唇が、あたしのクリトリスを弄び、膣口に吸い付く。
618 名前: 陽電子 [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 00:59:44 ID:C30xf6jg
 気持ち良いというより、気分が良い。
 あたしは腰を姉の顔に押し付け、姉の与えてくれる刺激を残らず受け取った。
「お、お姉ちゃん、上手……! 月野ちゃんにも、そうしてあげてるの?」
 答えは聞いていない。言わせてあげない。
 その代わり、あたしはお姉ちゃんのおちんぽに口を寄せ、その先端を吸い込んだ。
 肉体的資質。
 それを最大級に活かし、姉の根本から、ゆっくり、強く引いていく。
 尿道に残っていた姉のミルクも、残らず吸い上げる。
 罰するように。
 あるいは、罰せられることを望むように。
 あたしと姉は、仲良しだったはずだった。
 過去形。
 今は、互いに、どこか距離を置いてしまっている。それは姉妹として当たり前だけど、同時
に、フラストレーションも溜まっていた。
 あたしは寂しかった。
 あるいは、悔しかった。
 かつてはあたしが独占できたハズの姉が、どんどん離れていく。
 かつては姉のモノだったあたしが、どんどん疎遠になっていく。
 それは受け入れているつもりだったけれど、受け入れていない自分も確かにくすぶっていた。
 そこにいたのに、無視し続けていた。
「どうして……?」
 あたしに跨がられた姉が、今更のように問いかけて来た。
 本当、今更だ。
「あたしは!」
 泣いていた。なきじゃくりながら、それを言った。
「お姉ちゃんのことが、大好きだから!」
 ずっと言いたかった。
 言えないまま、今まで過ごしていた。
 姉はあたしを嫌いになったのではないかとずっと恐れていて、聞けなくなっていた。
 ずっと、言いたかったことなのに。
「おちんぽ生えていても、お姉ちゃんのことは好きなのに! どうして秘密になんか!」
 すれ違ってしまったまま、今までリンクしなかった。
「お姉ちゃんのおちんぽなら、一番に欲しかったのに。お姉ちゃん専用のおまんこにだってな
れたのに……」
 姉妹じゃなかったら。
 こんなことに、ならないで済んだのに。
「……駄目だよ。私には月野ちゃんがいるし、あんたにもそういう人がいるんだから」
 姉は、そう言って、あたしの頬をやさしく撫でた。涙を、ぬぐってくれた。
「あた……あたしの方が、ずっと、ずっと前からお姉ちゃんが好きだったのに……っ!」
 どうして。あたしじゃなかったんだろう。
 くやしい。
 本当に、くやしいよ。
「もう、あたし、はじめてじゃないよぉ……」
 あたしは、姉が好きだったのに。世界中の、誰よりも好きだったのに。誰よりも、愛せたの
に。
 あたしじゃ駄目だなんて、ひどすぎる。
「ありがとう。電子」
 姉は、笑ってくれた。
「でも、はじめてじゃない? こっちは、そうじゃないでしょ?」
「……あ」
 姉の、熱くて固い先端が。
 あたしの、お尻の穴にあてがわれた。
「電子さえよければ、こっちのはじめてをもらっていいかな?」
「……うん、うん!」
 あたしは尻肉を両手で広げて、叫んだ。
「あたしのけつまんこ処女もらって……お姉ちゃん」
619 名前: 陽電子 [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 01:00:58 ID:C30xf6jg
 はじめて。
 そしてきっと、姉以外は入れない。
 それこそが、あたしの本当のお墓になる。
「ん、く……ふ……」
 まずは姉の指が、あたしのお尻の穴に姉に愛液を塗り込む。周辺から、内側まで、じっくり
と。
 あたしは四つん這いになってお尻を姉に向けているので、全部を見られている。それが恥ず
かしくて、とても興奮した。
「電子のけつまんこ、ひくひくしててすごいやらしいよ?」
「や、言わないで……お姉ちゃん……」
 いつの間にか、攻守が逆転していることにすら気付けない。
 あたしのお尻の穴は、姉の好きなように弄ばれる。
 挿し込まれて、ひっかかれて、広げられる。姉の蜜を、たっぷり塗り込まれる。
 痛みは不思議と感じない。あるいは痛みこそが快感だ。
「そろそろかな」
 最終的に三本の指があたしのお尻を掻き回し、そして引き抜かれた。
 ここからが本番。
 あたしは尻肉を左右に開いて、お尻を高く突き出す。
「あたしのけつまんこで、いっぱいしこしこして! お姉ちゃんおちんぽに、あたしのけつま
んこ処女あげる!」
 幼児退行。
 あたしのココロは、お姉ちゃんを一番好きでいられたいつかの頃に戻っていた。
「あまえんぼなんだから、電子は……」
 ため息まじりに、姉が呟いて。
 そして、あたしの中に剛直が突きこまれた。
「く……ううん!」
 膣を犯されるのとは違う感覚。当たり前だ。本来そこは、モノを入れるようにはできていな
い。意志とは関係なく、体が反応し、勝手に抵抗する。
 嫌、嫌だ。
 お姉ちゃんのおちんぽ欲しい。お尻の穴でしこしこしてあげたい。お姉ちゃんのちんぽミル
クたくさん欲しい。
「んぅ! ぅえ!」
 意味のある言葉は何一つ出て来ない。でも、あたしは必死に姉を受け入れようと反応に逆ら
った。
「すご……すごい締め付け。まださきっぽしか入ってないのに、ちぎれちゃいそう……!」
 快感と苦痛の入り交じった喘ぎ。姉もまた、あたしの意に答えようと、腰を進める。
 みりめり、みり、み。
 すこしずつ、すこしずつ。あたしのお尻の穴が、姉のおちんぽの形になっていく。
「お姉ちゃん! お姉ちゃん!」
 呼吸が荒れる。髪を振り乱す。けれどそれは、苦痛だからではない。
 例えようもない、幸福感からだ。
 姉があたしを犯すことが、姉に犯されることが、それだけで嬉しい。
 マゾヒスティックな喜びだった。
 そうして。
「ん。全部、入ったよ」
 姉の腰が、あたしの尻肉に触れて、終着となった。
「よくがんばった。電子」
 後ろから、姉があたしの頭を撫でてくれた。
「あとは、あんたの好きに動きなさいな。無理はしないでね」
「……うん!」
 姉の言葉の後半は、わざと聞き流した。
「しこしこ! あたしのけつまんこで、いっぱいしこしこしてあげる!」
 こんなの、止まるわけない。
「あたしのけつまんこおいしい? おいしい?」
 上下、左右、前後、捻りも加えて。
 あたしは、存分に姉の肉槍を貪った。
 息が荒い。汗が飛ぶ、蜜があふれる。
「こ、こら電子……はしゃぎすぎ……」
「くぅうん! もっと! もっとあたしのけつまんこほじってえ!」
 乱れたのは、あたしの方。
620 名前: 陽電子 [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 01:01:49 ID:C30xf6jg
 それでもよかった。
 だって、気持ち良いんだもの。
「電子……! 私、もう……!」
「うん! 来てお姉ちゃん! あたしのけつまんこに、ちんぽみるくいっぱいちょうだい!」
 どく、どく、どくん。
 あたしの中に、熱いマグマが、それこそ大量に注ぎ込まれる。
「くぅうん! でれりゅ! お姉ちゃんの熱いの、いっぱいでてりゅう!」
「ちょ……電子! そんなに締めたらキツイったら!」
「だ、だめえ! 抜いちゃ……」
 抜いちゃ駄目だ。
「せっかくのミルクこぼれちゃうの! だから、抜いちゃだめえ!」
「そ、そうは言っても……」
 わがままな妹の発言に、姉は困惑したことだろう。
 しかし、そこは姉。すぐに対策を思い付く。
「しょうがないわね。そんなに欲しいなら、お腹がたぷたぷになるまで出してあげる……!」
「ふゃあ! 激しっ! 激しいよ!」
 結局。
 姉はこの後、あたしの中で十二回は射精した。
 そこから先は覚えていない。
 あたしは連続射精によってあんまりにもイカされすぎて、気絶してしまったから。

 目が覚めると、あたしは一人だった。
 裸のまま、布団に包まっていた。
「……ああ」
 時計を見て、今日が日曜だと確認する。
「ん」
 下腹部に、違和感。射精された精液が、まだ腸に残っているのを感じる。
 ああ。
 昨夜のことは、夢じゃなかったけど、夢だったんだ。
 胸が締め付けられる思いがして、思わず膝を抱えて丸まった。
 卑怯なことをしたと思う。
 姉にはもう、月野ちゃんがいるのに。あたしはそれでも、一晩でも、姉を独占しようとした。
 あたしに正当性はない。純粋に、これはエゴだ。
 しかしそれでも、姉は許してくれたのだ。一晩だけ、あたしのモノになってくれた。
 なんて優しい人だ。
 しかし夜が明けたら、もう姉は月野ちゃんの所へ行ってしまった。あたしのモノではなくな
った。
 なんてひどい人だ。
 好きだとさえ言ってくれなかった。むしろ忘れさせ、墓をたてさせた。
 なんて厳しい人だ。
「うう……」
 駄目だ。布団から出られない。立ち直れそうにない。
 女の子には無理だけど、姉は、あたしが唯一百パーセント好きだった人なのだ。
 その人にフラれて、へこまないわけがない。
「…………」
 まあ、いいか。
 二度寝でもしよう。
 せっかくの日曜、惰眠を貪るのも悪くない。
 願わくば。
 次に目を開けた時、この目が新しい恋をみつけられるように。
 そういう世界が広がっていますように。
 あたしは、ただそれだけを祈って。

 瞳を、ゆっくり閉じた。
621 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 01:10:01 ID:C30xf6jg
以上。
結局『電子×よーちゃん』となりました。

今更ですが、よーちゃんの名前は『陽子』と言います。
「陽子と陽根って似てね?」
な妄想からはじまったキャラでしたが、まさかこんなことになるとは。

ともあれ、一応終結です。ありがとうございました。

……あ、そういやふたなり同士の無限連結ネタをやってねえな。
また、いけそうなネタが思い付いたら、スレのお世話になるかと思います。
その時は、場合によっては、よろしくおねがいします。
622 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 03:22:34 ID:V3PaCyhR
おつかれ GJ
623 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 06:11:38 ID:2qxM7xzY
>>621
ふぅ…おつかれ

陽子電子ときたら中性子だと思ってた
ふたなりだけに。
624 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 18:57:03 ID:uVGqX7X5
大傑作(ケツだけに)GJ! アナル'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

しかし妹を何年も拒んでいた姉の罪がたった一晩であがなわれるなんてありえない!
よーちゃんはもっとおしおきされるべき!
2人がそれでよくとも、月野ちゃんがゆるさないのは確定的に明らかw

電子のアヌスは月野ちゃん公認のよーちゃん専用浮気穴に決定というか、
むしろ月野から「よーちゃんによる週に一度以上の電子ちゃんのアナルへの奉仕」を
義務付け、自ら義務遂行を監視する勢いで! …それはただの3P?
625 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/09(水) 00:07:48 ID:tb243t78
そうだな
626 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/09(水) 22:36:04 ID:R0Q7amzb
ところで、おまいらは両手が不自由なふたなりっ娘が居たら
欲求不満の解消も含めて世話をしてあげますか?
627 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/09(水) 22:57:34 ID:YGHRxUpg
>>626
一生大事にする、幸せにする。
「ごめんね…手、こんなだから」って足コキしてもらう。
掘ったり掘られたりして、末永くいつまでも暮らしたい。
628 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/10(木) 00:00:38 ID:JHKbMRYr
セルフフェラさせながらアヌスを掘ってあげます
629 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 17:59:37 ID:s6RPQmjX
ついに現実のふたなりが現れた
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/20090911-00000069-jij-spo.html

現実は非情である。
630 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 18:09:32 ID:lS0KgYvc
見世物小屋には美人のふたなりもおるぞ。
631 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 19:00:49 ID:OMOIKkz3
生物的に中性で、自分を女性だと自覚してるなら気持ちよく金あげれればいい
金玉じゃないよ
632 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 22:00:01 ID:jECS3rvI
>>629
「ついに」なんて言うまでもなく中間の人たち(IS)は一定数(数千人に一人の割合で)存在し続けている。
大抵の場合どちらの性徴も現れにくいので体質改善のためにホルモン投与を受けることになる。
つまり、所謂「ふたなり」みたいにどちらの生殖器も立派に具えているケースは皆無といっていいほど。
寧ろ映像で出回っている両性具有に見える人たちは、形成手術を受けているか写真合成かが殆ど。

なんて話をすると興醒めだろうから躊躇していたのだけれど、ネタが上がってきたので書いてみるテスト。
633 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 22:24:07 ID:Zzd3bTMT
まあでも、現実はともかくスレ的には「美少女型ふたなり」の需要が前提とは思ってるが。
ところでスレ住人的には、ふた美少女とは女のからみが読みたい?それとも男とのからみ?
美少女と耽美に、もいいし、美少年とキャッキャウフフもいいし…ゴツムサいオッサンともいいと思うがどうか。
634 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 22:41:27 ID:OMOIKkz3
俺はレズ派
どっちかだけ生えてるパターン
635 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 22:56:15 ID:Pk6mXkas
>>633
男×ふたの場合だと、ふたのちんぽが男の尻に入るわけだからなあ……ありだとは思うが主食
にはしにくい。
ふた×ふたの場合も、かたほうのちんぽが遊んでしまうのがちょっともったいないように思え
る。
よって、ふた×女な組合せが基本。と思ってる。

とはいえ
「あたしもちんぽあるから……きもちいいトコわかるよ?」
とか
「俺が本当のセンズリを教えてやるぜ!」
とかなんだのでふた娘がいじられるシチュは萌える。
636 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 23:01:42 ID:hghP7+Bf
>>635
余ってるなら自分の口で咥えればいいじゃない
637 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 23:53:28 ID:OGNJ0LWx
ふた×ふたで突っ込まれてちんk扱かれて後ろもいじられて
もうらめいっちゃうぅうううううみたいなのが好き
ふた×女で素股でじらしまくってから突っ込んだり乳合わせしたりするのもいい
638 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 23:53:38 ID:WXFJySRR
意外にどっちかだけが生えてる派多いんだな。
俺も何だかんだでふた×女が一番好きだなぁ
639 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/11(金) 23:58:59 ID:jKYqldcZ
男の娘ならふたがいれるのもあり
640 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 02:10:54 ID:Q7oh2OGb
男受けなら別スレがあるし、男責めで書いてみるとふたなりの使い方が難しい

俺の脳内選挙の出口調査では、女×ふたのふた受けが最強という結論が出た
641 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 02:21:56 ID:05sny3n0
>>640
どんな出口調査だww
642 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 07:05:38 ID:IzIuj5u2
みんな各々、いろんなふたなり趣向があるんだな…レスの多さにびっくりだ。
おk把握、ふた×美少女(あるいは逆)が主流なんだな。
643 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 11:59:45 ID:VMzMWw+F
>>3 に書いてある世界観のせいかもしれないが、まとめサイトのSSはふた×ふたが圧倒的多数だな。
自慰ネタも意外と見受けられる。
644 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 17:00:12 ID:yR+LnHYj
俺は、
男×フタナリ
フタナリ×フタナリ
フタナリ×女の子
が好き。
特に男×フタナリで、フタナリが男に挿入されながら更にしごかれてたりするのが好き。
645 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 17:27:37 ID:e22Ci8xU
俺はレズの延長でフタナリが好きなんだと思うから
フタ×女が好きなんだと思うんだけど
男フタの人はやっぱりフタ自体が好きなのかな。
同じフタ好きでも色々いるな。
646 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 17:57:05 ID:VMzMWw+F
>>645
ふたなり好きの中には
『ふたなり美少女になりたい!』
という願望を持つ者も少なからずいるらしいからなあ。
女性にもふたなり好きはいるそうだし。
『触手になりたいんじゃない! 美少女になって触手に犯されたいんだ!』
と似た理屈を感じる。
647 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 18:05:02 ID:jABZp3oH
ふた責め男受けじゃなければふた絡みはなんでもいけるなー
648 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 19:26:32 ID:7rclaCQn
ふた責め男受けもいけるんだけどスレ違いなんだっけ?
649 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 19:39:38 ID:i6VoR4r7
>>648
このスレの原点はまさにそれだから良いんじゃないか?
650 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 21:06:57 ID:0i6ewKvi
>>648-649
SM板のが主にふた責め男受けだから一応ここではスレチだろ
651 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 21:12:28 ID:7DeqIPbY
ふたなり総合スレじゃなかったのか
652 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 21:27:53 ID:Q7oh2OGb
ここにも女にお尻を犯される男の子のスレがあるから、まあ男受けならそっちが専門

そこではふたなり7:ペニバン3くらいでふたなりが活躍している
以前は受けは男の娘に限る風潮があったが、最近はそうでもないな
653 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/12(土) 21:42:41 ID:R4eX7LaE
女体化した男がふたなりに犯されるのは好きだが
掘る系はなぁ
654 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/13(日) 17:16:11 ID:1Ym56hYf
>>617
GJ
655 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/13(日) 19:06:03 ID:TKxGKBdT
ふた「もう出ないよぉ…」
男「何言ってんだよ。俺の中でこんなに硬くなってるじゃないか。」
ふた「う、動かさないでぇ!!」
みたいな責めは特殊すぎるか。
656 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/13(日) 19:16:20 ID:kXWtgf+N
ぜんぜんokだな俺は
657 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/13(日) 19:53:09 ID:P/46ZNPe
女と女じゃないとちょっと無理なんだよな・・・
個人的な話だけどさ
658 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/13(日) 20:48:05 ID:0xBrvkAI
トコロテンにこそ思い入れがある俺みたいなのは少ないのだろうか
マンコにしろケツにしろ別の場所を刺激してちんこイカせるのに大変な魅力を感じる
659 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/14(月) 00:03:46 ID:XomifHYy
>>655
無問題
660 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/14(月) 00:58:32 ID:/yEtNzX/
>>655
俺もそのシチュは好きだが、それならよりニーズのマッチするスレがある。
女に尻を犯される男の子スレで、俺はお前さんを待ってるぜ!
661 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/14(月) 02:42:14 ID:RdXcdW/w
>>635
彼氏と親友という2人のペットが居て3P
662 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/18(金) 18:01:35 ID:oukILyk1
フタナリが女の子を犯すの読みたい。
663 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/19(土) 00:28:56 ID:HiKTH7hh
絶倫ふた娘が女の子を食い漁るのもいいなぁ
女子高とかで憧れてきた後輩の子と放課後の部室でとか
優しい先輩に最初リードさせといて後半逆転とか
ぶちぶちうるさいクラスメイトを無理やり教室でとか
不良系の子のちんこ握って言う事聞かせたりとか
教師とか生徒会長とかもいいなぁ
664 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/19(土) 00:47:16 ID:vN21cYmm
はぁはぁ
ふたなりっ子がヤリチン体質の話はイイ
665 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/19(土) 04:19:08 ID:HiKTH7hh
目を付けていた不良ちゃんの喫煙現場を偶然にも押さえたヤリチンふた娘。
とりあえず「チクっちゃおうかとかな〜」とか軽く脅しつつ不良ちゃんをバックでいただく。
不良ちゃんも最初は「ふざけんな」とか「ぶっ殺すぞ」とか言ってたけどだんだん腰砕けになってきて、
「無理やりされるの結構好き?」とか言葉責めされてくやしいっでも感じちゃうっ。
結局あんあん言いながら腰振っちゃってる不良ちゃんは、ふたなりちんぽを思いっきり扱かれて
「あぁ待って握っ、っうぁああ、ゃぁもダメ、もぅイくぅぁああぁあああっ…!」ってイくんだけど
ヤリチンふた娘は抜かずに不良ちゃんのちんこをまた起たせる。
腰が抜けるまで射精を繰り返したおかげで不良ちゃんの口調も後半はかなり可愛い感じに。
最後は「気持ちよかった?可愛かったよw」とか言いながらヤリチンふた娘がフェラしてやるか、
「もっかいしたいなら舐めてw」とか言って不良ちゃんに咥えさせるのもいいなぁ。
興奮してきたのでちょっと抜いてくる
666 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/19(土) 12:16:33 ID:ggu+/6VD
俺は一見純朴そうで内気な、大人しいふたっ娘も好きだな。
そんな娘が性欲に負けて「ごめんね、ごめんね」って、色んな娘を犯して…
他にもツンデレセフレや、処女も童貞も貰ってくれる男の娘がいればイイ!
667 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/19(土) 16:06:53 ID:wdIWT2A0
ちせ(最終兵器彼女)が頭に浮かんできた
668 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/19(土) 21:14:00 ID:2jXhl138
最終兵器ふたなり。

そりゃまあ、確かにいろんな意味で最終兵器であろうけども…それと同時にいろいろ台無しだな、うん。
669 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/20(日) 06:55:14 ID:Vf61MDQA
>>665
GJ
670 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/09/21(月) 09:33:04 ID:1GcI30OP
 むう。>>662なおはなしができたけれど、現在のスレッド容量を考えると微妙だ……新スレたてて移動した方が良いのだろうか。
671 名前: ◆wBXUc4mUSA [sage] 投稿日: 2009/09/21(月) 11:40:31 ID:YL1bj9l7
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1253500550/l50

 というわけでたててきました。
 スレの冒頭あたりに議論があったので、勝手ながら>>3は省略しました。
 それと、たびたび名前の挙がる『女にお尻を犯される男の子』スレを類似スレに追加させていただきました。
 スレタイもいずれ変えた方が良いのだろうか……
672 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/21(月) 13:30:59 ID:BeeexAAW
>>671
乙彼
673 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/21(月) 17:15:54 ID:VIjE0yEF
>>671
GJ!個人的に尻犯スレ追加は嬉しいぜ!
674 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/22(火) 23:05:32 ID:rYtaePrC
GJ!
さて埋めんべー
675 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/22(火) 23:22:27 ID:rYtaePrC
                  ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
         / ̄(S)~\  <                      >
       / / ∧ ∧\ \<   わたしと一発やらないか!   >
       \ \( ゚Д,゚ ) / /<                      >
         \⌒  ⌒ /  ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
         (。 _人 。ノ  
          /    /
   Σ  ∧_∧ ■□ (    ))
      (     )■□  ̄ ̄ヽ  < え…お、お願いします…
   γ⌒   ⌒ヽ  ̄ ̄ノ  ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
676 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/22(火) 23:23:31 ID:rYtaePrC
ずれたorz
677 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 21:06:58 ID:NKqTdN1u
              (゚∀゚)<スレ埋め!スレ埋め!
            (゚∀゚)(゚∀゚)<スレ埋め!スレ埋め!
           (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)<スレ埋め!スレ埋め!       
         (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)<スレ埋め!スレ埋め!
        (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)<スレ埋め!スレ埋め!
       (゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)<スレ埋め!スレ埋め!
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(つ」7= (つ」7=∩ (つ」7=∩ (つ」7=∩- (つ」7=∩-(つ」7=∩ (つ」7=∩
|   j |   j   |   j   |   j    |   j    |   j   .|    j
し'⌒U し'⌒U  し'⌒U  し'⌒U   し'⌒U    し'⌒U.   し'⌒U
ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ゙ッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ


678 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 21:08:57 ID:NKqTdN1u
  |               |   ミ  ,,l゙r、  ::::::::::y ツツノ/;; ツ : :::: 彡彡::::≧''" ノ     リ  」
ヽ」               ヽ   ゙l :ミl |;; "ヽ:::::/イ((::"/;; i"r,,彡"彡リ彡:::之彡彡ノ、ノ  ク 了
 ヽ  す. わ こ み な  イ   ミ ミ}}}ヽ };iiY|",,((,,、ミ_ィ:::::ェ;チ―ァヲ""}}ヽニ シ,j、゙,彡 rク .「    よ
 イ  べ  が の せ ら  L    { (jミ;;r=ィッ-5ソ´ミ三::'-ー゙ー´'''''"´彡ニ彡:::)) イ l| ',ー < )    か
 ,〉  て  生 A よ ば  /    ゙ミ Y゙`'' "´ヽ| ;;`'''Y゙,``゙::'ー、  ;;::j:::::::::ィ::| イリ ノ,リ、 ゙',ヲ`l     ろ
 |   を 涯 A  う 埋  j     ゙t ゙{;{ /::::::::j ,  {::Y:::::::" 、 :: ,,''ノ;;;;、;/::|/,/,"ミ  ヽ,, |.    う
 |   こ. の に   め  |       ヽ',゙', : :::::イ ヽ,,,__ Y'"   ゙;;X; `;;} {;; ゙'=''/ミ゙  、,,,,ノ |       /
 |   め        て  7       ヾ: : ::::`''ー、rー''´    }; ;} ;l| ゙;; '-ー''ミ    `゙'ミ 〉      (
_)".   て           /           ', ゙::::" ゙゙ろ        {;; |;; :レ::::::l|ミ      ゙、、´゙、     /
ヽ   //           |            ', ::::: ,,ィ''ー_'''_ー;-zイ  ''' l|  :|::::: ゙' 、ハ、,, 、 乙'゙  |_  r''゙
 l   ・・             |             ',: Y :::`゙ ̄_,, ヽ;;;ll;;   {;;  l|: : :  " ゙`ツ ノヽヽ ) ´  `''"
 ヽ             _|   ;;{{   ;;   l, 、j ´ ̄' 、:::::::::||ヽ|ll;  };; ,j: : : : : :    :::ノノ ヽ    '',,/;;
  ヽ、,,          <,     ;;ヽ  Y    |',: }}""   `''ー、}};; }"  ,、-'":::::: : : : :    ',::|  ::.ヽ、、、,, ノ)
     `レ―-、/ ̄ ̄ ̄      ;;}}ヽ、};;  ,,,|::', { 彡::   ..{;; ;{,、 ''´: : : :;;、-ァー-、    l|::  ::..ヽヽ、`l|''ー、
                ;;ヽ   イノ;;;、-ー ''"::|:::} ィ ヽ:::::::.../,、 '": : : : : ::/  /   `' 、   ゙、::  ゙:::l|:::::::`゙'' 、
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679 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 21:09:43 ID:NKqTdN1u
         イ ,. .-∠. .-ー. .- 、 __ /
        /:{/: ::/ : : : -:ー.‐:--_‐ ´
       _ {:.rー く _  :ー: :--: : :_: 二二ヽ、
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     /ィ . {:{ト、: ..\ー ニ、_>ヽ、_ー-ヽト、:{ _
    // {:{: :l l! -弐_ーヽ_ィ:ォテナヽーヽく:::ーミ二´
    l′ ヽ}: トヽ代:ィハ´ヽ  ̄`   ヽトト }::::::::}jノ てめぇのスレも見飽きたぜ!
       ノ'´ト:トト ̄ く        l!イ::l::r '   紳技!!フタナリティブラストォォ!!!
        ノノ从   f=ヽ  _ ∠Lイ:Lーァ
       / /ハ::\  ー_'  ヽ ̄ ̄ ̄ ̄〉´
         ′`ーj}ヽ   / 〉    /     _ -,_
         / ー  丁!‐ ´ ノ _ ィ -_〉 -‐ァ7-/ / `ヽ
         ` ー- 、 / ,}  く、 / /   / / / / /ヽ.|
          _. ィァ V/ 〉  _jヘ _//´ィ / / / / /  ヽ!
        _ノ / /_ノ_ r ニ   / ィ7ヽ {-'-{ i /   /⌒ヽ
      r 7/  i j/  _   _ -{ {´ ノ}  ̄ j i   { | riハ
     j r{!| /jヽ{⊥、/jヽ.V´    ー' く _ /ノ、_  l |l{ ヽ
      { ! !j |! j´  V   }/_ -     j/ l l ̄, -、― ‐ l l ヽ、 ヽ
     V  jー' ― ト-r'/_ -     / / l   ノl\   ヽ ー、ヽー ト、
      |ヽ/ |  - ヘrV          /  `T /   \  ⌒ヽ、` ' \
680 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 21:10:54 ID:NKqTdN1u
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 l  , , ,           ●      l   おい、おまいら
 ` 、      (__人__丿    、、、   /   埋める気あんのか?
   `ー 、__               /
       /`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´
       /,          |
      (_/          |  |
        ,         ヽ、_)   ∩
       l           |\  ノ |    
 .       |    ヘ      |`ヽ二 ノ
 .        |   /  \    /
       `ー‐'    `ー‐'

681 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 21:21:16 ID:NKqTdN1u
    Λ_Λ   パンパンパン…
    (;#゚Д゚ ) ホラホラ! チンポチンポ! セィヤセィヤ!
  (( (  つ Λ_Λ
     ) ,ィ⌒(;#゚Д゚ ) タマンナイタマンナイ! マジタマンナイヨ!
    (_(__人__,つ 、つ

    Λ_Λ   パン!パン!パン!パン!パン!…
    (;#゚Д゚ ) オッス!オッス! イクヨ!キメルヨ!オンナキメルヨ!イクヨッイグッ!!!
  (( (  つ Λ_Λ
     ) ,ィ⌒(;#゚Д゚ ) ヴァーダメ゙ー!モ゙ォーダメ゙ー! ウァッ!ウァッ!!ウァアアア!!!
    (_(__人__,つ 、つ

    Λ_Λ   
    (;#゚Д゚ ) アッー!
    (  つ Λ_Λ
     ) ,ィ⌒(;#゚Д゚ ) アッー!
    (_(__人__,つ 、つ

    Λ_Λ
    ( ゚д゚ ) ウホッ!イイフタナリ!
    (  つ Λ_Λ
     ) ,ィ⌒( ゚д゚ ) ウホッ!イイフタナリ!
    (_(__人__,つ 、つ

          や ら な い か !

 ((;;;;゜;;:::(;;:      ∧_∧   ∧_∧  '';:;;;):;:::))゜))  ::)))
 (((; ;;:: ;:::;;   ⊂( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )つ ;:;;;,,))...)))))) ::::)
  ((;;;:;;;:,,,."    ヽ ⊂ )  ( つ /  ;:;;))):...,),)):;:::::))))
   ("((;:;;;    (⌒) |  | (⌒)  どどどどど・・・・・
              三 `J.    し' 三    どどどどど・・・・・
682 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 21:22:37 ID:NKqTdN1u
        ⊂ ⊂ヽ、  /)/)
          c、   `っ(  ヽ
        (   v)c、  `っ 
          V''V  (   v)  / ̄`⊃
               V''V   |  ⊃     
                   (   v)  ハ,,ハ  
                     V''V  (゚ω゚  )   
                          ⊂⊂ ヽ
                           >   )
                          (/(/
                                 ハ,,ハ
                                ( ゚ω゚ )   おねがいします
                               /    \
                             ((⊂  )   ノ\つ))
                                (_⌒ヽ
                                 ヽ ヘ }
                            ε≡Ξ ノノ `J
683 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/09/23(水) 21:31:32 ID:NKqTdN1u

   都合により、番組を変更してお送りしています   


          _
        ノ |_   ll__l---||_       Nice boat.
      rj「l__`ー'  ヽlーj  L---┐
      |―┴┴―`ーrュ-‐< ̄.ィj .__jl
      |[][][][][][] i """ _..,,rr=''´ l
      l ̄ ̄ ̄ ̄/7-‐'´     /
   f  jL-、 _-‐'      -‐´~~
   ヽ |  ̄  _j_ -‐'~´~~
     `ー〜´~~~~