スクラッチ

Scratch、こすること。
ヒップホップDJでは、再生中のレコードを手で動かして演奏する手法のことを指す。

スクラッチの歴史


1973年にグランド・ウィザード・セオドアがターンテーブルをいじっている時に発見した、ということになっている。(ドキュメンタリー映画にもなった)
親戚であるグランドマスター・フラッシュが広めたことで有名。

現在では、ヒップホップDJの最も重要な技法の1つとなっている。

スクラッチの種類


スクラッチにはいくつか種類があり、それぞれ演奏法も出る音も異なる。

ベイビースクラッチ(Baby Scratch)

レコードを前後に動かす、最も基本的なスクラッチ。

フォワード(Forward)

ベイビースクラッチの後ろに戻す音をフェーダーでカットし、前に押し出す音だけを鳴らす。

バックワード(Backward)

フォワードとは逆に、ベイビースクラッチの前に押し出す音をフェーダーでカットし、後ろに引く音だけを鳴らす。

ドラッグ(Drag)

ゆっくりと前後にレコードを動かして、低い音を鳴らす。

テアー(Tear)

ベイビースクラッチの手を途中で止めて、音に切れ目を入れる。

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最終更新:2015年12月29日 22:07