はじめまして、ahaです。


実ボクの仕様が変更された中、たくさんの新人さんがスパ天の門をくぐり、
そしてたくさんの猛者に挑み続ける日々の中で、その楽しさに気づき何度も挑戦し勝利の喜びを掴み取る方がいる一方で

だめだ、ぜんぜん勝てない。つまらない。


とbotとしか対戦しなくなったり、壁にぶち当たってそのまま姿を消すという方もいらっしゃいます。




新人さんの最初の壁である「スパ天の常連さんに勝つ」
これはとても難しいことであり、
私たちスパ天の常連も、初めはこの試練を乗り越えてきました。
誰もが通る、避けては通れない道です。
私事ではありますが、自分もデビュー当時は全く勝てず、勝率が50%を超えるのはとても時間がかかりました。
たぶん相手を選んでスパーをしていたこともカコにあったような気がします。
今でも苦手な相手はたくさんいますし、必ず勝つという保証などありません。


ですが、一人でも多くの方がこの壁を乗り越えられるように私ahaが、自己流ではありますが攻略法を書いていきたいと思います。

上から目線で「なんだお前長くやってるからって偉そうにしやがって。」と思う方もいるはずです。
ですが新人さんにスパ天に慣れてもらいたいという気持ちは本物ですので、
最後まで読んでいただけると光栄です。



◎なぜ常連に勝つことが難しいのか・・・


極端なことを言うと、「経験の差」だ。
敗戦を味わい、「どうすれば勝てるのか」を地道に研究し続けようやく勝利を掴み取る。
この経験をたくさんしてきた常連に対し、

基本技術を習得したばかり。多くの新人さんはフリー版でのプレイだと思いますので、戦った相手はCPUの野村君のみ。
まだ対人での経験はなく、戦い方もわからない。

ここに「経験の差」が生じるが故に、デビューしたばかりの新人さんがスパ天で勝利することが難しいのである。

私もたくさんの新人さんの相手をしてきた。(デビュー当時から数えてその数150人超笑。)なかには稽古をつけた方もいて、今なお実ボクをプレイしている方もいる。
そんな新人さんと対戦していると、やはり共通の特徴がうかがえるのだ。まずは戦い方がわからないが故の新人さんの大きな特徴を、箇条書きで説明していこうと思う。
以下の欠点に当てはまっているか、ぜひ確認していただきたい。

①ガード

相手のパンチがあたる距離、または当たりそうな距離にいるときにはガードでパンチを防ぐのだが、
多くの新人さんは顔面がガラ空きで、こちらの思うがままにジャブや強打が当たってしまうのだ。

これは一番よく見られる傾向である。

②不意の強打

実ボクに慣れている常連には見られないが、突然アッパーやボディーフック(以下B・フック)を当てにくるパターンが多い。
だがこの不意のパンチがときに強烈ヒットすることがあるので、いくら常連と言えど侮ることはできない。

これも多くの新人さんに見られる傾向である。そしてこれが生む特徴が次の③だ。

③スタミナ配分

②にも記したが、不意のアッパーやB・フック(もちろんこれの二つに限らない。ほかの強打も見られる。)を打つことによって大量のスタミナを消費してしまうのである。

すると体力ゲージに蓄積ダメージが出始める。(ゲージの半分以上を使うことによって表れる灰色のやつだ。)
当然パンチに威力はなくなるので、常連の思うがままに沈められてしまうのである。
これは簡潔に言うと「自殺行為」であり、常連側とすると「これは勝利同然」とまで思われてしまうのである。(必ず勝てるということでもないが。)

特に一番やってはいけないこと、それはゆっくりなヘロヘロストレート(以下ヘロスト)である。

スタミナを消費することでストレートのスピードが鈍化し、ゆっくりなスピードとなるのである。
これぞ確実な自殺行為である。
なぜなら、直後に強烈なカウンターの餌食となってしまうからだ。

中にはこれを連発する方もいる。

⑤パンチの打ち終わり

すべてのパンチに共通しているのだが、パンチの打ち終わり時の顔面が度フリーであるということだ。
常連の中には優れたカウンター技術を持っている方もいるので、あっさりパンチを返される始末である
そうでなくても、強打やジャブを返されるパターンがほとんどだ。



中には特殊な傾向が見られる場合が多いが、以上5つがまだ戦い方のわからない新人さんに見られる傾向である。


◎どう戦えばいいのか




先ほどから何度も何度も「戦い方を知らない」って、お前はいったい何様だ!と不愉快に思われた方がいるかもしれない。
だが、そんな新人さんでも勝てる方法がしっかりあります!!

なので、初めてでわからない新人さんがどう戦えばいいかこれから説明していこうと思う。
(先ほどの欠点を直すと言うことではあるのだが笑)


Ⅰ.ジャブをメインに使う

動きながら使えることができ、一番万能なパンチがこのジャブだ。
ジャブは条件によって与えるダメージが頻繁に変わるので、まずはとにかくこのジャブをメインにして戦っていただきたい。
だがむやみに打てばいいというものではない。そのコツを説明します。

  • 理想は腕が伸びきった状態で当たる。
  • 相手がジャブや強打を打ってきそうなタイミングでこちらが先手で打ち、相手のパンチをつぶす。
  • 呼吸ゲージ(3つのゲージの横で上下している白いやつ)が上に位置しているときに打ち始める。
  • 相手のパンチ打ち終わりを狙ってジャブ返し。
  • 相手の強打の終わりにジャブでカウンター

特に最後に記した点は、強打でカウンターを返すためのタイミング等を鍛えることができるので、まずはジャブで返して方法を覚えていただきたい。

もちろんジャブもスタミナを消費するので、自分の体力ゲージが半分を超えないようにチラッと確認しながら打つと尚良い。

ちなみに3つ目の呼吸ゲージだが、これは上に位置しているときに攻撃力がちょこっとだけアップするので、狙ってみていただきたい。

Ⅱ.直後にガード

すべてのパンチに共通するが、パンチを打った直後はすぐにガード!!即ガード!!
を心がけていただきたい。
これだけでも先ほどの欠点①や⑤を改善することができるのである。

ただし、ガードだけでは相手のフック削り(フックでダメージを与えること)を食らってしまうので、リズミカルにダッキングやスウェーも混ぜながら守るといい。
特にラウンド(以下R)の終了間際に攻め込まれそうになったときは、スウェーで顔面回避をするのもひとつの手段。だが・・・

スウェーは続けているとどんどんスタミナを消費してしまうので、上記↑の時に行うと効率が良い。

Ⅲ.不用意な強打は打たない、使わない

欠点の②、③の通りであるが、まず不用意な強打は当たらない上にカウンターを受けやすい。そしてスタミナも消費してしまうという良いこと全く無しだ。

なので、ここぞ!というときに強打を打つことをお勧めする。だが例外がひとつ。

  • B・フックは、はじめの内は打たない。
これは守って頂きたい。
B・フックは当てるまでのタイムラグが長い上にスタミナ消費が激しい。なので、慣れるまではこのパンチは封印してスパーをするべきである。
この強打のカウンターヒット率はおそらく8割を超えるだろう。

アッパーも消費が激しい故、ここぞ!という決定的な場面以外は使わない方がいい。



以上の基本的なスタイル(私は初歩スタイルと呼んでいる。)を徹底的に叩き込んでスパーをすれば、自ずと自分で試合の流れをつかむことができ、勝利への道が近づきます。
もちろん一度にこれを全部やるというのはとても難しい。そんなに人間うまくできてはいない。
だからこそ、ゆっくり地道に練習を積み重ねていってほしいと思う。

それでもなかなかうまくいかずに悩んでいる場合は、その場で常連さんに
「ジャブがうまく打てない。」
「すぐカウンターを打たれる。相手に読まれやすくて困っている。」
などをどんどん積極的に聞いてください。

ここのユーザーさんは常連さんで何度もスパ天にいらっしゃる方であり、その勝利の方法を熟知していますし、
困っていればすぐにアドバイスを返してくれる優しい方ばかりだ。
なかなかネットの場で見ず知らずの人に聞くのは容易ではないが、勝利に近づけるために、勇気を持って聞いてみてください。


または、常連さんがどのような試合をしているか、リプレイをダウンロードしてじっくり鑑賞してみると良いだろう。
公式HPの左側に「リプレイ投稿天国」というページがあります。
そこを開くとダウンロードの仕方、見方が詳しく掲載されていますので、そちらをご覧ください。


プチ小技

その一.豪快なダウンを食らって、「あーもうこれは確実に立てないな。」
と確信できる場合、キーボード操作の方は十字キー↓を連打(正確には三連打)することで、タオルの投入をすることができます。
これは降参を意味するものです。

その二.十字キー↑三連打で武者震いという動きができます。
フリー版には縁があまりありませんが、自分のジャッジポイントを確認するときに使います。

その三.立っているときに十字キー↓三連打でイヤ倒れ(故意のダウン)をすることができます。
ですが、これは急な用事や席をはずさなければならない時に使うものなので、それ以外での使用は絶対にご遠慮ください。
マナー違反となります。お気をつけください。

あとがき


ここまで長々と説明してきましたが(申し訳ないです^^;)、やはり勝つためには時間がかかります。
ですが最後まであきらめずに、何度でも何度でも挑戦し続けていただきたいと思います。
自分が戦った「なんだこいつ、強すぎるだろ。」という方も、同じように悪戦苦闘して試練を乗り越えた方です。


いつか自分が「この人、強い・・・」といわれるまで成長したらもう立派ですね。

どうかあきらめず、何度でも戦っていただきたいと思います。


以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
(スパ天で私ahaに会いましたら、どうかよろしくお願いします!)

健闘を祈ります!!

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最終更新:2013年08月13日 21:46