このコラムは、「実写でボクシング」(以下、実ボク)のネット対戦を始めて間もないプレーヤーが、ネット対戦を楽しみ、上達していくための戦術・テクニック・心構えなどについて解説していくものです。(全6回構成で、スパ天での勝ち越しを狙えるレベルの技術習得を目指しています。)という訳で、これから様々な戦術やテクニックについての話をしていきたいのですが、その前に僕自身のプロフィールを少しお話させてください。

僕自身は一応、実ボクがネット対戦対応になる前から実ボクをプレイしていて、タイムアタックやサバイバルでもそれなりに良い結果を出していました。そのため、ネット対戦がスタートした時は、「オフラインで結果を出したこの俺が簡単に負けるわけがない」といった感じで、自信満々でスパ天に乗り込みました。が、当時のネット対戦はオフラインとは全く別物で、ほとんど勝てませんでした。オフラインでの経験をもとに動き方を考えても全く通用せず、なすすべもなく倒される日々の繰り返しでした。そのため、負けるのが怖くてスパ天に入らなかった時期もあります。しかし、自分より強い相手に稽古をつけてもらっているうちに、駆け引きや対人戦でのテクニックを覚え、少しずつスパ天で戦えるようになっていきました。また、スパ天の接続環境も少しずつ改善されていったことに伴い、僕がオフラインで得意としていたカウンターが、スパ天でも使えるようになっていったことも大きかったと思います。(「当時のネット対戦はオフラインとは別物」と書いた理由がこれです。ネット対戦は、キーボードを押した後少し間隔をおいてからボクサーが動くようになっていて、その間隔の大きさを「遅延」と呼んでいます。今の遅延は2~5が一般的で、オフラインとほぼ同じような感覚で動かせますが、最初期は遅延20とかが当たり前で、カウンターなんて全く打てなかったのですw)そして今ではスパ天の常連さんとも互角に戦えるようになり、勝率についても、トッププレイヤーの証の1つとも言える70%を越えるまでに至りました。

そして、5年ほど前に、この強くなった経験をスパ天に還元しようというわけで、以前運営していたHPで「ビョークのスパ天講座」というコラムを公開しました。その結果、会長のブログに転載されるなどして好評を得ていたのですが、5年という月日の間に、実ボクそのものの仕様変更、フェイントやボディアタックの技術の発達、戦術の流行り廃りなどなどいろいろな事が起こりました。そのため、読み返しているうちに、「これは大幅に書き直さないとダメだな」という思いが強くなっていきました。という訳で、このWikiで改訂版を書くことにしました。

この講座の構成は、

第1回:初心者が身につけてほしいマナーと姿勢

第2回:初心者が身につけてほしい戦い方

第3回:大まかな戦術の流れ(特にボディ対策)

第4回:ダメージコントロール、ダウンからの復帰、状況に応じた守備意識

第5回:強打の狙い方(カウンター・ダブルアクション等)

第6回:上達・勝利のための心構え

といった感じになっています。(あとおまけでグラブ別戦術の解説を現在執筆中です。)スパ天デビューしたばかりで、「何をしたらいいかわからない」という人は、とりあえず第1回・第2回を読んでいただければ最低限のスパーは出来るようになると思います。また、「ブンブン丸は卒業したけどなかなか勝てない…。」という方は第3回以降もきっちり読むことをお勧めします。(特に第3回と第5回)

なお、スパ天はグラブの色でボクシングスタイルを変えられる(赤がオフライン仕様、青がスピード型、白がパンチ力特化型)のですが、フリー版では赤しか使えないので、赤で戦うことを前提に書くことにします。駄文乱文を長々と書き連ねることになりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

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最終更新:2013年09月03日 15:05