スパ天のおける新人の手引き


1.ガード

新人がもっとも犯しやすいミスの一つとして『ノーガード』で前進する、というものが挙げられます。敵の射程圏内でガードをしないというのは、相手にとって思うつぼです。ガードをしていれば、ガード中の相手にフックを放つ『フック削り』という技(ガード中の相手に対する最も有効な攻撃手段)を受けても、せいぜい40ダメージほどですみますが、ノーガードで前進しているところにアッパーなどの大技をくらうと、100以上のダメージを受ける場合も多くあります。すなわち、ガードというのは、もっとも簡単で優秀な防御手段なのです。先述のフック削りという技を受けると、必ずしもそれは万能ではないように感じられるかもしれませんが、少なくともガードを固めている状態でパンチをくらっても、大ダメージを受けないのも事実です。ですから、ガードを徹底的に固めることで、まず相手に「攻めづらい」という感覚を持たせることができ、仮に相手にその感情が生まれた場合、相手は積極的に攻めてくる場合が多くそうすると相手に隙ができるため、最終的に防御をすることは自分に攻め手を作ることにも繋がるのです。新人さんはまず、ガードを固めることを重点的に意識するべきであるといえます。

2.その他の防御手段

ガード以外の防御手段に『スウェー』と『ダッキング』があります。それぞれの特徴をつかむことによって、試合を有利に進めることができます。まず、スウェーの特徴から説明していきます。スウェーは顔面への攻撃を完全に防ぐことが可能です。しかし、その状態を維持することによって、体力はじわじわと減っていきさらにその状態でボディ攻撃をくらうと通常よりもダメージが大きくなるというリスキーな面もあります。そのスウェーが有効に生きる場面は、先述のフック削りの途中や敵のラッシュの際などです。特にラウンドの終わり際に、逃げ切りの手段として使うのが有効だといえます。次にダッキングについて説明しますが、ダッキングの特徴は、アッパー以外の顔面攻撃を完全に防ぐというものです。しかし、アッパーを喰らった場合相当な大ダメージになるため、使いどころには注意が必要です。有効な使いどころとしては、やはりフック削りの最中、またガードに織り交ぜて使用することで相手に攻めづらさを感じさせることができます。しかし、フック削りの最中にダッキングをすることを見越してアッパーを放ってくる策士もいるので気をつけることが大切です。

3.ダックアッパー

ダックアッパーは、簡単でしかも相手に大ダメージを与えられる技です。やり方は簡単で、相手のフックをダッキングで避けすかさずアッパーを放つというものです。上手く決まれば確実に相手に蓄積ダメージを与えることができます。相手がフック削りを連発してきた際に避けてこの技を使うなど工夫すると、成功率が大幅に上がります。

4.ジャブ

新人さんは、ジャブを使わない場合が非常に多いですが、それはとてももったいないことです。ジャブは全ての距離において相手に一定のダメージを与えることができ、さらに相手の強打の合間にそれを放つことで40近いダメージを与えることもできるからです。さらに、ジャブを放つことによるリスクはほぼ皆無に近いため、試合の流れを掌握するためには、このジャブをたくみに操ることが重要であるといえるでしょう。逆に強打などは、ここぞの場面で使わないと相手につけこまれてしまいます。

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最終更新:2011年11月17日 16:47