{*~~強打派虎の巻~~}

このページは、かつて強打派総長だったジルが掲示板に垂れ流したつまらぬ世迷い言を封印するページです。
とはいえ、書いた当時はかなり効果があったと思います。
ただし、実ボクは常に進化しています。ユーザーの戦い方はなおのこと。
一応、今は状況が変わっているなというところには(当時)と入れておきますが、そうでなくとも現在そのまま通用するとは限りません。ご注意を。


設立の辞


ついに念願叶って昨日「強打派 友の会」を立ち上げました。

今日はM・マウスさん、mareさんという錚々たるメンバーが加盟してくださいました。

どんな趣旨の会かと申しますと、形而上学的には強打派の美しさを語り合い、卑近な例ではあの高速ジャブ野郎に対抗するにはなどと密談を交わす、そんな会です。

条件は以下の二つ。
スパー天国に於いて強打を主戦力として戦うこと。
過去に於いてレベル100ランカーであった、あるいはランカーであるということ
です。

敢えて条件を設定したのは、
「ジャブの万能さも知り、ボディの怖さも知った。今は中堅として名も知られている。だが、この美しい強打に俺は魅せられてしまったのだ……。ブンブン野郎と呼ばれても良い。新人さんにうっかり負けても良い。だが、強打でも強豪と戦える、俺はそれを証明したい」
このような熱き勇士を求からであります。

このスパー天国、かつてジャブ派とボディ派の君臨した時代はあれど、強打派が覇を唱えた時代はありません。
友の会同士、お互いの長所短所を論じあい、また正すことによって新しい風を吹き込みましょう。
まだまだ強打は少数派、全くの寡兵ではありますが、熱さと勢いだけはあります。我こそはと思われる方、ぜひ名乗りを挙げていただきたく存じます。

以上をもちまして、「強打派友の会」の設立の辞に代えさせていただきます。


其の壱


― 月に群雲、花に風 ―


Q はい、では強打派には何?

A もちろんストッピングジャブ(以下Sジャブ)です。

これを叩かぬことには、強打派の未来はぬわぁい!
ということで、今日はSジャブの新星、カルロスさん(当時)についてレポします。

カルロスさんのSジャブの脅威は、ストレートを相打ち気味に狙うものです。私は60近いダメージを頂いてしまいました。こっちが攻めているのに!
さらに、間髪おかずにストレートが襲来、ワンツーで合計180。ダウンです。

ジャブは相手に一番近い位置から、しかも腰の回転なく打てるパンチ・・・恐ろしいです。
Sジャブ・・・フックを止めるのももちろんですが、真に恐ろしいのはこのストレート止めです。
フックは前進ガードからアッパーを用意される方が怖いです。KOされては反撃も何もありませんので。
特に私は、フックで強引に攻めるよりは、ボディ攻撃や相手のうちはじめを狙ってのストレートで棚ぼた式に強打を決めるのを得意とします。(当時)
ところが、カルロスさん相手だと逆効果。

いくら攻めても100を超える強打を許してくれず、絶妙の距離をとって回復されます。いらだっての接近はコンパクトかつ強力なワンツーで阻止されます。
最近彼との対戦をしていなかったのですが、目を見張りました。
これこそまさにダメージコントロールです。
彼をダメージコントロールの王者と呼ばずして、誰が王者でしょうか??(当時)

これからは、カルロスさんを

ダメコンのカルロス

とお呼びいたしましょう。

ところで、こういう強敵と戦う場合、むやみに攻めてはいけません。強打派は強打を愛する集いですが、常に積極的・攻撃的である必要はありません。クレバーに攻めましょう。いや、クレバーにじっとしていましょう。
小さなBジャブを交え、相手をいらだたせます。このとき、当てられたジャブの数を良く数えておきましょう。それよりも常に1打多く決めるのです。
相手はいつか攻めてきます。それをカウンターする、或いは相打ち気味のジャブヒットからフックもありでしょう。向こうのカウンターが予想される局面では、常にフェイントを混ぜることが必要です。

また、こういった相手をアッパーなどで追い詰めたときも注意が必要です。
カウント的にすでに十分に勝てる見込みがあるのなら、或いは体力が8割を切っているなら、返しのフックは打たないのが得策でしょう。
大概この手のベテランは防御上手でもあります。アッパーからのフック、強打派にとって恍惚の瞬間ですが、ダックからのアッパーで粉砕ということも大いにありえます。

強打という大きな賭けの上で戦う者は、より細心である必要があると最近ひしと感じています。それが大切な試合なら、なおさらです。

こちらのカウンターアッパーにダックからのアッパーを狙う相手。これにフックのフェイントをいれてガードし、フックでしとめる。
このような芸術的な試合、いつかしてみたいのですが私もまだまだそこまでの境地にはたどりつけておりません。


其の弐


のべつ幕なしジャブを連打されてお困りの皆さん。
こんばんは、ジルです。

さて、カルロスさん、めっどさんなど最近興隆が見受けられる(当時)この「連打による攻撃的なSジャブ」、先に申し上げたように強打派にとって天敵であります。

このSジャブ、普通のSジャブと何が違うんでしょうか。
あえて定義すれば、相手の強打を抑えるのを目的とするのでなく、カウンター的に決めることによってそれ自体を攻撃に転用するという目的の違いです。
何の考えもなく強打を打っていくと、30~50のダメージを連続で食らい、蓄積ダメージを食うことさえあります。
しかも、こちらのフックは20代に押さえられてしまうことが多いのも悩みです。
また、通常のSジャブ使いは強打もはなってきますが、こちらは放ってこない。
KOの意思は薄いように思われます。当然、カウンターも非常に難しいといえます。

恐ろしいですね。
私は先ほどめっどさんと戦い、前半体力が半分を割るまでに追い込まれました。
この連打による攻撃的なSジャブ、今までのジャブ派とは一線を画しています。
新しいジャンルと見ていいでしょう。

以降、この攻撃を「Aジャブ」と呼びます。Aはアグレッシブの略です。
そして浅学ながら「Aジャバー」たちを酒肴にするための方策を提案したいと思います。

1 左団扇でじっとしていよう

下手に強打を打ちに行くと50も食らってしまいます。彼らに50を決めるのは容易ではありません。向こうも人間ですから、こちらが動かなければイライラしてくるはずです。そこをフェイントなどを使ってカウンターを引っ張り出せばこちらのもの。
それこそ鈍ったフックなんぞ打ってこようものなら、専売特許の意地を見せつけて差し上げましょう。

2 ストレートはダメ

実は挙動の大きいストレート。遠距離から打つために認識されやすく、ストッピングジャブが届いてしまいます。よほどのことがない限り打つのは避けましょう。

3 頭をつけてのフックが有効

セオリーに反して、ぴったり頭をつけましょう。クランチの直前がいいと思います。Aジャバーのカウンターの頻度はそれほど高くありません。もちろん、フェイントを大いに活用して安全性を高めるのはもちろんです。

4 危なくなったら迷わずスウェー

長丁場になります。蓄積ダメージだけはいけません。向こうに余裕を与えては逃げきられます。スウェーも、反らせたり戻したりして、向こうの強打を誘いましょう。なお、敢えて深く入れることでBフックを狙わせるのも一興です。

5 常に挑発を忘れずに

スウェーのときも移動のときも、できるだけ相手を挑発するような動きにします。簡易チャットも活用してにこやかにジメジメ攻めるのが良いでしょう。

めっどさんカルロスさんと一括りにしてしまいましたが、誤解を招きそうですので補足を。
カルロスさんはかなり強打がお好きなところもあり、先に述べたようにワンツーも放ってきます(当時)。ですから、強打もフェイントも強引に攻めればそれなりに効くといえます。

上の記事は、特にめっどさんを頂点とする典型的なAジャバーの攻略法として書きました。時と場合によりAジャブ以外で攻めてくることもありますので、ご注意ください。



其の参

姑そk……もとい技巧派のAジャバーに勝つには


Aジャバーは巧みなフットワークと防御テクニックを使って、
我々の強打を封じあろう事かカウンタージャブで50ものダメージを
与えてきます。
頼みのフックも下がりながらのSSジャブで空転。
アッパーはガード。
ボディやストレートは出端をAジャブ。
普通にやっていれば判定で負けてしまいます。

そこで、何とか相手をロープ際に押し込むことを考えましょう。
有効なのは彼らの習性を利用することです。
私の知る限り、全てのAジャバーはフックの初動を見ると下がりながら
ジャブを打ってきます。
ので、フェイントを多用しながら進めば多くの場合無事にリング際まで
追い詰めることが出来ます。
追い詰めたらフェイントなどでカウンターを防ぎつつ、じっくり時間を
かけて料理しましょう。最も、多くのジャバーは我々ほどカウンターが
上手くはないので、逆にこっちがカウンターを狙うくらいの気概で行く
のが良いかもしれません。
はじめの一分までに押し込み、残り二分で痛めつけられれば最高です。
ただし、フリッカーさんに代表されるように、強打もいけるスイッチ
ヒッターもいらっしゃるのでそこは注意……。

過去の資料(掲示板から)


こんにちは、総長のジルです。
実ボクの大幅改訂に伴い、強打派有利かと思われていましたが、さに非ず。
時代はバランス派有利に大きく動き出している模様です。
鳳蛋氏、karurosu氏、fight氏などが最近の上位ランカーとなっておられるのが証左。
前回の大会の直前直後には、私は僭越ながら彼らと互角に戦えるだけの自信がありました。
が、今や三人とも全く新しいスタイルを打ち出しており、足元にも及ばないのが現状です。

我が強打派にとっての重要懸案は、以下の三点です。
  • ストッピングジャブの多用
  • フェイントの高度化
  • 防御の高度化

頭をつけた状態で放つフック、危険です。アッパーだけではありません。ジャブです。38ダメージを与えて40ダメージがおつりで返ってくることが良くあります。
また、防御は高度化し、フェイントは急に多用者が増えました。

私の例で申し訳ないのですが、サンドバック氏との対戦でこれを痛感しました。
サンドバック氏の武器の一つは飛び込みフックですが、これに私は後退しながらのストレートで対抗することを思いつきました。大ダメージは与えられませんが、逆カウンターをほとんど受けないメリットがあります。
これを何度か繰り返すと、今度はサンドバック氏、フックの後にスウェーを入れ、ストレートの下に潜り込んでのアッパーを決めてくるようになりました。

ここでフェイントが登場します。
飛び込みフックにストレートのフェイントで誘いをかけ、アッパーに来たのをフックで倒しました。

ところが、その次には最後のアッパーがフェイントでした。うっかりフックを出したのに最後はアッパー。今度は私が倒れました。

このように、フェイントと防御の一体化は非常に高度なレベルまで来ています。ぜひ自分なりのコンビネーションを編み出してください。

また、元強打派のfight氏との対戦も興味深いものでした。こちらはまだこれといった解決案がありませんが、いつかお話ししたいと思います。

                                                      by ZIR

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最終更新:2007年05月12日 20:45