~ 上級テクニック ~

  • 様々な"上級テクニック"を先人がここに書き込む事で、中堅の成長をサポートできます。編集はとても簡単なので、尻込みせずに積極的にどうぞ~。

アウトボクシング時におけるジャブの活用法

  • 後ろに若干下がりながら同時にジャブを放つことにより、殆どの強打をシャットダウンすることができます。カウンターを取った後は、出来る限りクリンチを試み、コーナーに追い詰められないように工夫しましょう。

サブマリン・ジャブ

  • ダッキングは非常に優れた攻撃回避手段です。アッパー、ボディ攻撃を除く殆どの攻撃に対し、発動後ほぼすぐに上段当たり判定が消えます。その際に、ジャブおよび強打を避け様にダッキングをキャンセルしてジャブを放つことにより、カウンターが成立します。この際、前進しながらダッキングすることを忘れずに。
↑なお逆にジャブで飛び込んですぐにダッキングで避けるという動作もかなり使い勝手がよくお奨めです。ホプキンスがよくやった頭を下げてパンチを当てて自分だけかわすアレです。その際ダッキングが長いとアッパーを狙われるので注意(UME追記)

ロープ際のディフェンステクニック

  • コーナー端から0.5~1キャラ分のスペースを空けたまま、ガード姿勢を基本に守備を徹底します。そこでフックやB・フックで削りに来た際に、スペースへ下がりストレートカウンター。これにより、かのジョー・メデルのようなロープ際の魔術を狙えます。

カウンター(UME執筆)

  • 攻防一体の理想的なボクシングをする上で柱となるのがカウンターです。

  • ストレートはジャブで潰す(完全に読みきっているならアッパーを狙ってもいいが、危険・・・)
  • フックにダッキングアッパー(アッパーを食わないよう要工夫)
  • アッパーにはガードから切り返しアッパー(遅れやすいので注意)
  • 自コーナー付近でバックダッシュ→ストレート(距離適正を守れば、ストレートにストレートを被せられない限りほぼ万能)
  • へろへろストレートには迷わずアッパー(意外とテンパって見逃しやすい・・・)
  • ボディジャブには長距離ストレート(フックと比較してより安全、効率的で火力はほぼ変わらない)
  • ボディフックはジャブ以外で対処(ジャブで中途半端なカウンターはスタミナ消費リセットのため損になる場面多し)


  • 反応がいい人なら、ダッキングアッパー待ち、強打音に反応して発射することでストレート、フックに反応できる(アッパー、フェイントに無力)
  • 立ちガード前進でアッパー待ち、フックとアッパーに対処できる(ストレートには大抵間に合わず、フックも要好反応)
  • ボディアタックにはストレートで両方解決
  • 全てに後出しで確実に反応できるボディジャブカウンターは意外と有効(火力不足はそれなりに解消されるのでボディアタックの着火点になる)


各種ガードキャンセル(UME執筆)

  • ジャブ、ボディジャブはガード動作でキャンセルできます。これを利用したコンビネーションを多彩に使いこなすことによって火力は圧倒的に増します。
 ただしスタミナ消費、反撃被弾の可能性増加等デメリットもありますので、自分に酔わないよう自重を強くお奨めします。


ジャブ→ガード→ジャブ→ガード×n

これはジャブをガードでキャンセルという動作を繰り返す最も一般的な動作で、アウトボクス、インファイト両方の基本となります。
かなり安全に相手をさばきつつダメージも狙えますが、相手も同じ動作をしてきたときに運要素がかなり絡みます。
目押しができるなら問題ありませんが厳しいと思うので、タイミングを読むことと、不利になったら迷わず引き有利なときだけ攻める、と取捨選択を行うことが大事です。
またストレートやフックにジャブの隙間を割り込まれないように工夫しましょう。


ジャブ→ガード→フック

インファイトにおける主武器になります。遠めから放ったジャブがクリーンヒットしたときに追い討ちのフックをガードさせるだけで80前後のダメージを与えることができます。
これは体力満タンからダメージ蓄積を負わせることができる可能性のある値です。
欠点として上げられるのは、まずジャブのヒットに間髪いれずにフックを入れる必要があるため、操作ミスを誘発しやすいことと、ジャブのヒット確認ができないこと。
中間距離で放ったジャブで打ち負けた場合にそれを確認せずにフックを振ってしまうのは少々危険な動作。使うときのゲージ状況を考慮して工夫しましょう。
強打に対する後出しジャブからフックを返すのが最も安全だと思いますが、相手の強打を完全に見切っている場面では強打を返す方がベターです。
またこのコンビネーションをあまり多用しすぎると簡単にフックにカウンターを合わせられてしまうので注意(ジャブが目印になってしまう)。


ジャブ→ダッキング(ガード)→ボディジャブ

手早くヒット数を稼げるタッチコンボです。しかし両方がカウンターヒットしたりすれば上下同時に攻める着火点にもなりえます。よって火力もあなどれません。
ボディジャブにジャブを合わせられるとダメージ交換として不利になることが多いので防御意識をきちんとしましょう。


ボディジャブ→ダッキング→ボディフック

火力とリスクどちらもかなり高いコンビネーションです。
ボディアタック中、相手がボディジャブに反応して打ったストレートをくぐってボディフックを決めることもこのコンビで可能で、その際は勝負を決めるほどのダメージを与えることができます(ストレートにボディフックがカウンターヒットする)。
1回の攻めでそれなりのダメージ値が必要とされるボディアタックにおいて大きなダメージ源となるコンボですが、絶対に多用は避けること。
ボディジャブに反応されたときに相手の強打がボディフックに間に合う可能性がかなりあり(上記の通りまれにすり抜けることもあるけど・・・)、その際は一発で120以上のダメージを覚悟しなければいけません。
また相手がボディジャブに反応してアッパーを打ってきた場合、大抵恐ろしいことになります(ボディフックにアッパーが間に合い大ダメージ・・・)。

非常に強力なコンビなだけに打つなら決めたいところ。僕は相手のフックやアッパーに対する後出しボディジャブから着火を心がけています。ただこれも上に書いたのと同じで、完全に見切っている状態では強打を返したほうがいいことも多いので狙いすぎには注意しましょう。

~相手がやや疲労状態~


相手のフックに対してワンツー→(ボディ)ジャブ

ジャブのダメージ40前後でストレート追撃確定です。
ストレートの後には強打は確定しないのですが勿体無いのでジャブかボディジャブを返しておきましょう。


~相手がスタミナ空またはマイナス~



ワンツー×3

ジャブのダメージにほとんどかかわらず確定します。4セット目はストレート鈍化のためヒットさせるのは厳しくなります。


ボディジャブ→ダッキング→ボディフック

上に書いたコンボですが、相手がバテている状態ではボディジャブが当たった時点でヒットがほぼ確定します。(ダメージ1、即バックステップならギリギリ間に合う?)


ボディジャブ→ガード(ダッキング)→ストレートorフックorアッパー

それぞれ長所と短所があるので説明していきます。
なおこれらは通常時に狙う場合にも中々有効なコンビネーションです。
(上下の打ち分けができるのでボディアタック中に混ぜると効果的&繋ぎが早ければ強打の出所がわかりずらく、意外と見えない)

1,ボディジャブ→ガード→ストレート

ボディジャブのダメージが10以上で確定します。
相手がバテているときに安全に体力を削ることができますが、やや火力不足(大抵ストレートで30程度のダメージにしかならない)なため終盤無理やりにでも倒さなければいけない場面には向きません。

2,ボディジャブ→ダッキング→アッパー

ボディジャブのダメージ20以上で確定(かな?)。相手がコーナーに詰まっているなら狙ってもよいでしょう。
火力は高いのですがカウンターのリスクを考慮して使いましょう(ほとんど勝ちが決まった試合をこれで落とすのは勿体無い)。

3,ボディジャブ→ガード→フック

上に同じくダメージ20以上で確定。
単体の性質としては上の2つのちょうど中間くらいです。しかしフックがヒットした際まだこちらのスタミナに余裕があればそのままワンツーを繋げて一気に倒せます。
その分難易度は一番高いと思われます。


ボディアタック

引き続きUME執筆です。

ボクシングという競技をより面白くしているのがこのボディ攻撃だと思います。腕が2本しかない人間がいかに上下のガード、攻撃を割り振るか、というのはボクシングの肝のひとつです。
それは実ボクにおいても同様で、この節ではボディ攻撃のみならずボディアタックに対する防御に関しても触れていきたいと思います。

(ついさっきSミドル級統一王者ミッケル・ケスラーの防衛戦を見ていました。ともかく基本に忠実な綺麗なボクシング、しかし体格に恵まれパンチもありスタミナもある。完成されたボクサーといえる彼ですがなにせあまりボディを打たない!ヨーロッパでは特にディフェンシブな教え方をする場合はボディ打ちによって顔面を相手の射程距離においてしまうリスキーな方法より、ストレート・ワンツーで突き放すローリスクローリターンな戦法をセオリーとしているようです。今だボクシングに方程式は確立していない・・・)

ではいくつか主要な点をまとめましょう。ボディアタックに関して気をつける点は、
1、火力不足(Bジャブ単体のダメージの低さ)を補う
2、反撃の回避(特にワンツーだけで捌かれたりすると最悪)
3、主目的はあくまで「KO」


ではひとつずつ解説していきます。

1,火力不足を補う


ボディジャブ単体で相手に与えるダメージは平均10前後、1ダメージなんてザラです。大抵この状態でボディを何発打ってもこちらのスタミナが切れるのが先。
つまるところ火力不足を補う術は、「単発でより大きいダメージを取る」「まとめ打ちをする」の2点に尽きます。

まずは前者をクリアしましょう。

これを満たすために必要な技術は、「心拍数ゲージの活用」「カウンターヒットを狙う」の2点です。

まずは心拍数ですが、体力ゲージの横でゆっくり上下している白い点がそれです。パンチをヒットさせるとその場で止まるため、当て続けることによって最高値を維持することも可能です(なお当ゲージは±5ダメージ影響を与えます)。
当初は微力かと思われたこのシステムですが、ボディジャブ連打でこれを活用できれば中々侮れません。

そして後者のカウンター狙い。フックやアッパーに後出しで狙うのが理想ですが、相手の前進やジャブの出始めなどにグサっと刺さればこれも中々高ダメージが期待できます。
ジャブの応酬の中で相手の手数がやんできたらこっそり混ぜると効果的かもしれませんが、やはり反撃のリスクがあるので防御意識が大切です。
(ある意味これは打たれてタイミングを覚えるものかも・・・)

またコーナーに詰める動きをすることもとても重要です。コーナーに詰まった相手に対してはボディフック単体で70ダメージ(音が変わる)前後が期待でき、その際は仰け反り効果で反撃も食わないためいいことずくめです。

しかし腹筋ガード(↓押しっぱなし)を使われた場合、ダメージは激減してしまいます。このときは焦らず顔面にジャブを散らしましょう。
裏目を引かせるようジャブ→ジャブ→ボディジャブなどコンビネーションを工夫しましょう。


2,反撃の回避


続いて反撃の回避。不用意にBジャブを連発するとあっさりジャブで捌かれて顔面ゲージが白くなり始めます。ケスラーが打たない気持ちも理解できたかと思います。
しかし私はある程度のリスクは承知の上で、・・・つまるところ、多少の反撃を受けてもボディを攻めきることによって得られるリターンの価値も重要視しています。

反撃の種類にもよるので、それぞれの場面に応じて解説していきます。
ただし先にいっておきますが、やはり攻めてはいけない場面も明確にあります。相手にほとんど傷を作れていないのにむやみにボディ一辺倒の攻めを繰り返した末、ワンツーだけで捌かれ倒される。相手蓄積0。これは勇敢にいきすぎる余り無謀という谷へ落ちた例です。

それを踏まえた上で。

1、ジャブ、ストレートをかいくぐる

これが一番難しいかと思います。
まずもっとも技術的に困らず、賢いといえる選択は
「ジャブとは打ち合わず、R最初にBジャブが強めにヒットしたときだけ押す」
というものだと思います。これは理念としては、私が「スパーの流れ」という文章の中で書いた「不公平に勝つ」という狙いと同じものがあります。
もちろんR序盤に限らず中盤からスタートでも構いません。ともかく有利な状況のみを選んで攻めるというのはかなり有効な手段だと思います。

しかしこれだけではやはり若干チャンスに乏しいので、セクション名の通りかいくぐってボディを攻めるパターンも考えて見ましょう。

私は「ジャブのタイミングを読んで、隙間に当てる」という方法と、「ダッキングを多用して空転させ、スタミナ切れを意識させてから攻める」という2点が有効だと思います。
前者は相手の変化が怖いのであまり過信しないように、後者はアッパーを狙われないよう工夫するように、というのが注意点でしょうか。
しかし後者、強打を空転させてから後出しボディジャブも狙えます。これは勝負を決める一撃になりえます。


3,主目的はあくまで「KO」


もっというと、「コンビ確定状況を作って確実に倒す」ということです。
これが最終目的で、それに至るまでの横道として牽制によるKO、削りフックでのKOなどがあるわけです。

まず、ポイントはある程度度外視してしまって構いません。
「ジャッジA、削りフックで35取られたからこのままだと取られる、よってボディフックを当てる」なんて危険なアタックを私はお勧めできませんし。
それどころかR終了間際、相手がボディにダメージを負っていた場合は自分が傷を負っていてもダッシュで自コーナーに戻り(またはクリンチ)、回復量を削ってあげないといけません。その結果そのR全ジャッジ9-10にされても、相手の疲労を残させるリターンのほうが圧倒的に上です。

そして、コンビ確定状況を作るためには相手に攻めさせ、空転させることによって相手を疲労させる必要があります。
しかしその際あまりにボディ一辺倒だと相手も反撃を絞る可能性があるので、顔面をある程度ちょっかいを出しておく必要があります。それでも相手が亀になっているのなら、前述のように削りフックでのKOを視野に入れましょう。
(またジャブを散らすことによって、顔面への揺さぶりだけでなく相手の反撃を止める効果もある)
ダッキング前進しながらボディジャブで潜るパターンを覚えさせておいてから、いきなりストレートを狙うのも中々効果的です(ダッキング→立ちガード→前進ストレート 立ちガードの瞬間の加速もあり意外と伸びる)。

結果的には、相手の3本のゲージを均等に削るような方式になるかと思います。
勿論早い段階で相手がバテてしまったら、ジャブから着火してワンツー×3で沈めてあげましょう。


4,ボディ防御


ここまで攻撃でしたが、ここから防御です。

もっとも手っ取り早いのは、自分もボディ攻撃を覚えることです。これによって相手の押し引きのタイミングが掴めると思うので、防御プランも自然と浮かんでくるはず。
結局のところ上に長々と書いたようなことの逆、欠点を突いてやればよい。
まとめると・・・

「相手の心拍数ゲージが低いときに攻め、高くなったら引き、ジャブを散らしつつゲージ確認、相手が入ってくる瞬間はストレートを狙う。腹筋ガード(↓押しっぱなし)は上下のリスクを比較して通常ガードとの割り振りをする。相手が疲れてきたらこちらからもボディを仕掛ける。コーナーに詰まる前にクリンチ」

といった立ち回りになるかと思います。


5,茨の道を進むあなたへ


さて、ここまで長々とお付き合い頂いてありがとうございます。
最後のこれはいっておかねばなるまい・・・。

ボディアタックを練習しはじめる頃、まず間違いなく勝率は下がります。
恐らく押し引きがわからず攻めきれない、反撃を食らいまくるということを嫌になるほど経験するかと思います。
しかし強くなるためにこれは避けては通れない道だと思います。

しかしボディアタックを練習することによって、相手の反撃により敏感になったり、ボディ防御に関するテクニックも自然と身に付いたりと得るものは沢山あります。
是非とも果敢に挑戦して頂きたい。

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最終更新:2007年05月24日 23:19