クリおじさんのテーブルガイプ

Uncle Chestnut's Table Gype

BGAでプレイ

ゲーム画面


目的

誰よりも早く自分のコマを全てゴールさせること -以下ゲームの概要

「ガイプ(Gype)」というゲームはイギリスの詩人G.K. Chestertonが彼の友人であるH.G. Wellsと共に作った、とChestertonの自叙伝において語られています。その中では詳細なルールは記されていませんでした。Wellsは彼の著作の中でいくつかのゲームについて触れていましたが、Gypeについては言及されることはありませんでした。
このゲームは、そんな「Gype」にインスパイアされてクラウドファンディングによって作られたゲームです。Chestertonの著作に登場する要素が多く詰め込まれたゲームになっています。

画面説明


1:自分のスタート地点(BGAでは常に自分のスタートHOME ROWが画面下側に表示されます。)
2:自分のゴール地点(BGAでは常に自分のゴールHOME ROWが画面上側に表示されます。)
3:他プレイヤーのHOME ROW
4:共通グリッド

ゲームの流れ

ゲーム開始前に、自分のコマの初期配置を決めます。全員が初期配置を決めたら、スタートプレイヤーから順番に手番を行います。自分の手番では自分のコマ1個を選び、そのコマをルールに従って動かすか、ロール(振りなおし)します。これを順番に繰り返し、最初に自分の全てのコマを自分のゴール地点まで移動させたプレイヤーが勝者です。

ルール

まず、このゲームで使用するコマについて説明します。
このゲームで使用するコマは6面ダイスになっており、描かれている絵によって移動方法が決まります。
出目は次の6種類があります。

(左から「耳」「炎」「剣」「本」「木」「帽子」です)
BGAでは表示されている絵が、そのコマの「出目」になります。
それぞれの出目で移動方法が異なりますが、詳細はコマの移動を確認してください。

初期配置

ゲーム開始時に、プレイヤーは自分のコマを動かして初期配置を自由に決めることができます。並び替えの必要がないならそのままにしておいても構いません。

(BGAでの操作上の説明)
コマをドラッグし、移動先のマスでドロップすると、2つのコマの位置が入れ替わります。

この場合、剣と木の位置が入れ替わります。

プレイ

全プレイヤーが初期配置を完了したら、スタートプレイヤーから順番に手番を実行します。
自分の手番では、次の2つのアクションのうち、どちらか1つを選んで実行します。パスはできません。
  • コマの移動
自分のコマを1個選び、ルールに従って動かす
  • ロール
自分のコマを1個選び、選んだコマを1回だけ振りなおす

コマの移動

自分のコマを1個選び、動かします。
コマの出目によって、どのように移動できるのかが異なります。

  • コマの移動方法
白く光っているマスが移動できるマスです。

・炎

炎は周囲のマス全てに1マス移動できます。

・木

木は前後1マスか前方ナナメに1マス移動できます。

・本

本は前後左右に1マス移動できます。

・剣

剣は前方ナナメか後方ナナメに1マス移動できます。

・帽子

帽子は前後左右に2マス進んだ後、90度横のマスに1マス移動します(チェスのナイトと同じように移動します)。
帽子は、移動方法が2通りあり、どちらの経路で移動するのかを選択できます。


・耳

耳は全く移動できません

  • HOME ROW

ボードは全プレイヤーのコマが自由に移動できる共通グリッドと、HOME ROWに分かれています。
自分のスタート地点のHOME ROWにあるコマは、自由に移動させることができます(ただし、相手のHOME ROWに入ることはできません)。一度HOME ROWを出たコマは、自分のゴール以外のHOME ROWには入ることができません。自分のスタート地点であるHOME ROWでさえも戻ることができなくなります。
また、自分のゴールであるHOME ROWで移動を終えたコマは二度と動かすことができません
共通グリッド内ならば、自由にコマを移動できます。

  • ジャンプ
帽子以外のコマを動かす際、移動先のマスに別のコマがあり、さらにその先1マスが空いている場合ジャンプします。
ただし、移動先のマスに別のコマがあり、その先1マスにも別のコマがある場合はジャンプすることはできません。
ジャンプができるなら、何度でも続けてジャンプすることができます。まだジャンプが可能であっても、途中で手番を終えても構いません。また、ジャンプした後に元の場所に戻ることも可能です。
ジャンプされたコマは一度だけ振りなおされます。コマはダイスなので、ランダムに出目が変わります。振りなおされたコマは、以降はその出目に従って移動方法が決まります。これは自分のコマか相手のコマかどうかは問われません。自分のコマをジャンプした結果、耳になってしまうこともあるでしょう。
帽子のコマだけはジャンプをして続けて移動することはできませんが、帽子の移動経路上にあるコマは振りなおされます。


赤のプレイヤーの手番です。赤のプレイヤーは炎のコマを動かすことにしました。炎のコマは周囲8マス全てに1マス移動できます。

このとき、左ナナメ前に移動させようとすると、移動先に別のコマ(自分の木のコマ)があり、さらにその先のマスが空いています。この場合、木のコマをジャンプし、さらにその先のマスまで移動します。

木のコマをジャンプして移動しました。ジャンプされた木のコマは振りなおされます。その結果、木から剣の目に変わりました。

続けて、炎のコマは右へジャンプできます。本のコマをジャンプして右へ移動することにしました。

本のコマをジャンプして移動しました。ジャンプされた本のコマは振りなおされます。その結果、本から剣の目に変わりました。
炎のコマはここで移動を終えても構いませんし、再びジャンプして戻っても構いません。
ただし、ジャンプされたコマが振りなおされるのは1手番につき1回だけということに注意してください。再びジャンプしても、この手番中に振りなおされたコマ(木と本だったコマ)が再度振りなおされることはありません。

ジャンプできない例

炎のコマは左ナナメ前にある木のコマをジャンプすることはできます。
しかし、前方まっすぐにジャンプすることはできません。移動先に別のコマがありますが、その先1マスにも別のコマがあるためです。2マス以上をジャンプすることはできません。
また、右ナナメ前にもジャンプすることはできません。移動先に別のコマがあり、その先1マスは空いていますが、空いているマスが別プレイヤーのHOME ROWであるからです(自分のゴール以外のHOME ROWには入れません)。

(BGAでの操作上の説明)
移動させたいコマをクリックして選ぶと、移動できるマスが白く光ります。その中から移動させたいマスをクリックして選択すると、コマが移動します。
別のコマをクリックすると、移動させたいコマを選択し直せます。
ジャンプができる場合も同様にコマを移動させます。ジャンプを終えて手番を終了させる際には、画面上部の「終了」という青いボタンをクリックしてください。
帽子の移動方法については次のように操作します。
1.まず、移動したいマスをクリックして選びます。
2.その後、移動経路の選択をします。画面上部に下図のようなボタンが表示されます。

3.「1>2」、「2>1」というどちらかのボタンを押すと、帽子の経路が変更されます。
4.移動経路を決定したら、「行動決定」というボタンをクリックしてください。

ロール

自分のコマを1個選び、選んだコマを振りなおします。どの目が出るかはランダムです。

(BGAでの操作上の説明)
振りなおしたいコマをクリックで選び、画面上部の「ロールする」という青いボタンをクリックしてください。

ゲーム終了

誰かが自分のコマ8個全てを、自分のゴールのHOME ROWまで移動させたらゲーム終了です。
全てのコマをゴールまで移動させられたプレイヤーが勝者です。

ヴァリアントルール

テーブル作成時に、次の3つのルールオプションを適用できます。

  • ランダムスタート
クラシックルールでは最初のコマは炎、剣、本、木が2個ずつでスタートしますが、このルールでは最初のコマの出目が全てランダムになります。なお、耳は出ません(耳が出た場合は振りなおされています)。

  • カオスルール
このルールを適用すると、自分のスタートHOME ROWにコマが残っているプレイヤーはボードの中央より先に自分のコマを進めることができません。中央より先に進めないという状態は、自分の手番開始時に適用されます。つまり、スタートに残っている最後の1個を連続ジャンプで一気に中央より先に進める、というようなことはできません。
なお、最初のコマはクラシックルールと同じです。

  • ランダム&カオス
上記2つのルールを組み合わせて適用します。