こいこい

こいこい

BGAでプレイ

ゲーム画面


目的

このゲームは2人プレイ専用ゲームです
相手よりも早く役を作ること。その後はかけひきで役を高めるかどうかを決める(こいこい)。役をつくってすぐに終わりにしてもいいが、こいこいをすれば、より多くの点数を獲得できるかもしれない。ただし、こいこいした後に相手が先に上がると倍返しとなる。
最終的に、より多くの点数を獲得していたプレイヤーの勝利。

画面説明


1:場札
2:相手の手札
3:自分の手札
4:山札(数字は山札の残り枚数)
5:この?マークをクリックすると、役一覧や、月別のカードを確認できます

1:所持点数
2:このラウンドで完成している有効な役の点数
3:このラウンドで上がった場合の得点倍率

ゲームの流れ

各ラウンド開始時に、各プレイヤーに8枚の手札が配られ、場にも8枚の札が表向きに並べられます。
親(スタートプレイヤー)から順に手札を1枚場に出し、合札が作れれば、これらを取ります。合札を作れない場合は、場に出した札はそ捨て札となります。手札を場に出した後、山札を1枚めくります。これも、同様に合札を作れるなら、これらを取り、作れないなら捨て札になります。
これを各プレイヤーが交互に繰り返し、先に役を作ったプレイヤーは「上がる」ことができます。
どちらかのプレイヤーが上がったら1ラウンド終了です。両プレイヤーの全ての手札がなくなったにもかかわらず役ができていなかった場合も1ラウンドが終了します。ラウンド終了後、得点のやり取りが行われます。
これを規定のラウンド数行って、最終的により多くの得点を獲得していたプレイヤーの勝利です。

ルール

「こいこい」には様々なヴァリアントルールがありますが、BGAではテーブル作成時にこれらのルールを設定できます。
今から説明するルールは日本で一般的に知られているであろう「こいこい」のルールです。
このルールで遊ぶためには、テーブル作成時に「ELOレート:オン」、「1年(12ラウンド)」、「こいこいの倍返しなし」、「勝者が次の月の親になる」と設定してください。これらのオプションを変更した場合のルール変更点については後述します。

ラウンドの開始

各ラウンド開始時に、各プレイヤーには8枚の手札が配られます。場には8枚の札が表向きに並べられます。残った札が山札となります。
このとき、後述する「特別な役」ができていれば、即座にそのプレイヤーは「上がり」ます。そうでないなら、親から順にプレイを開始します。

手番でやること

自分の手番になったら、次のことを順番に実行しなければいけません。

1.手札を1枚場に出す
このとき、場札に同じ月の(同じ植物の絵が描かれてる)場札があれば、場に出した手札と同じ月の場札を合札にします。合札とした2枚の札を獲得し、自分の手元に置きます。場に同じ月の場札がないなら、場に出した手札を捨て札となります。捨て札は場に残ります。
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手札と同じ月の場札がある場合は、同じ月の場札が明るくなり、他の札は暗くなります。
明るくなった札をクリックしたら合札となり、この札を取ります。

手札と同じ月の場札がない場合は、このように表示されます。

捨て札とした場合はこのようになります。

2.山札を1枚めくる
手札を場に出した後、山札を1枚めくります。表向きになった山札と同じ月の場札があれば、同様にして合札にして獲得します。場に同じ月の場札がないなら、めくった山札は捨て札となります。捨て札は場に出され、そのまま残ります。
+...

山札と同じ月の場札がある場合は、同じ月の場札が明るくなり、他の札は暗くなります。
明るくなった札をクリックしたら合札となり、この札を取ります。

山札と同じ月の場札がない場合は、このように表示されます。

捨て札とした場合はこのようになります。

「1.手札を1枚場に出す」、「2.山札を1枚めくる」をどちらも実行したら自分のターンは終わります。次のプレイヤーのターンとなります。

ラウンド終了

このようにして手番を繰り返し、どちらかのプレイヤーが獲得した札で「役」を完成させたら、そのプレイヤーはラウンドを終わらせて得点を清算するために「やめ」か、さらに高い役を目指してゲームを続けるために「こいこい」のどちらかを宣言しなければいけません。
  • 「やめ」を宣言した場合
その時点で即座にラウンドが終了し、役が確定し、点数の清算が行われます。
  • 「こいこい」を宣言した場合
ラウンドは終了しません。「こいこい」を宣言したプレイヤーは、新たに点数が増えない限り「やめ」を宣言することはできません。新たに点数が増えれば、再び「やめ」か「こいこい」を宣言できるようになります。


お互いに8枚全ての手札を場に出したにも関わらず、どちらも役を作れなかった場合もラウンドは終了します。

得点清算

ラウンドが終了したら、得点の清算を行います。
役を作って「やめ」を宣言したプレイヤーは、そのプレイヤーの「役の点数」に「ラウンド開始時の場札による倍率」と「こいこいによる得点倍率」の合計を掛け合わせたものを得点として相手から受け取ります。
・役の点数
それぞれの役の点数の詳細については後述の「役一覧」を参照してください。
役の点数とは完成している役全ての合計点数です。例えば、1点の役と2点の役が完成していたら、役の点数は3点になります。
もし、完成させた役の点数の合計が7点以上になった場合、点数が2倍になります。例えば、役の合計点数が8点の場合は16点となります。
・ラウンド開始時の場札による倍率
「ラウンド開始時の場札による倍率」は、ラウンド開始時に場に「光札」と呼ばれる札が何枚あるのかで変動します。
場に光札が0枚なら1倍、1枚なら2倍、2枚なら3倍、3枚なら4倍、4枚なら5倍、5枚なら6倍です
・こいこいによる得点倍率
こいこいを宣言する度に、得点倍率が1ずつ加算されます。
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ラウンド開始時に場に光札はありませんでした。そのため、得点倍率は1倍です。
また、お互いのプレイヤーはこいこいをしていません。
役の点数が7点だっため、7×2=14点を上がったプレイヤーが受け取ります。

ラウンド開始時に場に光札が1枚ありました。そのため、得点倍率が2倍になっています。
役の点数が2点なので、2×2=4点の点数を上がったプレイヤーが受け取ります。

ラウンド開始時に場に光札はありませんでした。そのため、得点倍率は1倍です。
お互いのプレイヤーは1回ずつこいこいしているため、両プレイヤーの得点倍率に1が加算されています。
役の点数が2点なので、2×(1(光札の得点倍率)+1(こいこいによる得点倍率))=4点の点数上がったプレイヤーが受け取ります。

なお、これらは全て重複します。例えば、役の点数が7点、場札による得点倍率が4倍、こいこいを1回していた場合は、7(役の点数)×2(役の点数が7点以上なので)×(4+1)=70点を受け取ります。


両プレイヤーとも役を作れずにラウンドが終了した場合は次のように得点が清算されます。
  • 両プレイヤーとも1つも役を作れなかった場合
このラウンドの親プレイヤーが相手から6点を受け取る
  • どちらかのプレイヤーが、あるいは両プレイヤーがこいこいをしたが、新たに点数を増やせず、「やめ」を宣言できなかった場合
両プレイヤーとも得点を獲得できません。点数のやり取りは行われません。


得点の清算が終了したら、得点を受け取ったプレイヤーが次ラウンドの親となります。どちらのプレイヤーも得点を獲得できなかった場合は次ラウンドも同じプレイヤーが親となります。

ゲーム終了

12ラウンドが終わり、最後の得点清算が終了したらゲーム終了です。ゲーム終了時点でより多くの点数を獲得しているプレイヤーが勝者です。
もしくは、どちらかのプレイヤーの所持点数が0点以下(0点を含む)になった場合は即座にゲーム終了となります。所持点数が0点以下になったプレイヤーが負けです。もう一方のプレイヤーが勝者です。
同点だった場合は引き分けです。

カード一覧

月ごとのカード一覧です。
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カードには光札(ひかりふだ)、種札(たねふだ)、短冊札(たんざく)、カス札の4種類があります。
光札は次の5枚です。

種札、短冊札、カス札は次のようになっています。

青枠が種札:主に動物の絵が描かれています。5月の菖蒲に八つ橋と9月の菊に盃だけは例外的に動物が描かれていませんが、これらも種札です。
赤枠が短冊札:短冊の絵が描かれています。短冊には赤短、青短、タンの3種類があります。赤短とは、1月(松)、2月(梅)、3月(桜)の短冊札のように短冊に文字が書かれているものです。青短とは、6月(牡丹)、9月(菊)、10月(紅葉)の青い短冊札です。タンは全ての短冊札を指します。
緑枠がカス札:上記以外の札全てをカス札と呼びます。

なお、菊に盃は種札にもカス札にもなれる特別な札です。

役一覧

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  • 三光(6点)
11月(柳に小野道風)以外の光札を3枚集める
  • 雨四光(7点)
11月(柳に小野道風)を含めて光札を4枚集める
  • 四光(8点)
11月(柳に小野道風)以外の光札を4枚集める
  • 五光(10点)
光札を5枚全て集める
  • 月見で一杯(5点)
芒に月と菊に盃を集める
  • 花見で一杯(5点)
桜に幕と菊に盃を集める
  • 鉄砲(5点)
桜に幕と芒に月と菊に盃を集める。
  • 赤短(6点)
1月(松)、2月(梅)、3月(桜)の赤短を1枚ずつ集める
  • 青短(6点)
6月(牡丹)、9月(菊)、10月(紅葉)の青短を1枚ずつ集める
  • 六短(三つ巴)(6点)
1月(松)、2月(梅)、3月(桜)の赤短と6月(牡丹)、9月(菊)、10月(紅葉)の青短を1枚ずつ集める
  • タン(1点、5枚より多いなら1枚ごとに増文1)
短冊札を5枚集める。5枚より多く集めた場合、5枚を超える枚数1枚ごとに1点加算。(例:6枚の短冊を集めたら2点)
  • 猪鹿蝶(6点)
萩に猪、紅葉に鹿、牡丹に蝶を1枚ずつ集める
  • タネ(1点、5枚より多いなら1枚ごとに増文1)
種札を5枚集める。5枚より多く集めた場合、5枚を超える枚数1枚ごとに1点加算。(例:6枚の種札を集めたら2点)
  • カス(1点、10枚より多いなら1枚ごとに増文1)
カス札を10枚集める。10枚より多く集めた場合、10枚を超える枚数1枚ごとに1点加算。(例:12枚の種札を集めたら3点)

役は基本的には重複して点数が計算されます。
例えば、赤短を3枚集め、さらに、短冊札を合計で5枚集めていたなら、「赤短(6点)」+「タン(1点)」で合計7点となります。
また、菊に盃を含めて種札5枚、さらに、菊に盃を含めてカス札を10枚集めていたなら、「タネ(1点)」+「カス(1点)」で合計2点になります。
三光、雨四光、四光、五光の4つの役だけは、互いに重複しません。例えば、五光を作ったとしても、三光や四光の点数が加算されることはありません。
ただし、これら4つの役とそれ以外の役の組み合わせでは重複します。例えば、五光と花見で一杯が完成したら、合計で15点となります。

特別な役

これら2つの役がラウンド開始時にできている場合、そのラウンドは即座に終了し、役ができているプレイヤーが相手から点数を受け取ります。特別な役で受け取る点数には得点倍率はかかりません。常に固定の点数がやり取りされます。
  • 手四(6点)
手札に同じ月の札が4枚揃っている。
  • くっつき(6点)
手札に同じ月の札が2枚ずつ、4組揃っている。

ヴァリアントルールの詳細

テーブル作成時にオプションルールを設定できます。
任天堂が公開しているルールと同じ設定でプレイするなら、「1年(12ラウンド)」、「こいこいの倍返しあり」、「一杯を採用する」、「勝者が次の月の親となる」と設定してください。

ELOレート

  • オン
ゲーム結果によってELOレートの変動が発生します。さらに、得点清算時に、ラウンド開始時に場に出ている光札の枚数によって得点倍率が変動します。
  • オフ
ゲーム結果によってELOレートが変動しません。ラウンド開始時に光札が場に出ていても得点倍率は変動しません。得点倍率は「1」で固定されます。

ゲームの長さ

  • 1年(12ラウンド)の場合は1ゲームの長さが12ラウンドになります。各プレイヤーの所持点数は100点ずつです。
  • 半年(6ラウンド)の場合は1ゲームの長さが6ラウンドになります。各プレイヤーの所持点数は50点ずつです。

得点方式

  • こいこいの倍返しなし
こいこいを1回宣言するたびに、役を作って「やめ」を宣言した時の得点清算時の得点倍率が1ずつ加算されます。
このルールの場合は、こいこいを宣言したプレイヤーの得点倍率が上がっていきます。
  • こいこいの倍返しあり
こいこいを宣言したプレイヤーが上がっても得点倍率は変わりません。しかし、こいこいが宣言された後、こいこいを宣言したプレイヤーよりも先に相手のプレイヤーが上がった場合、そのプレイヤーの得点倍率は2倍になります。そのため、こいこいのリスクが高まり、より逆転が起こりやすくなります。

一杯の役

  • 一杯を採用する
花見で一杯/月見で一杯は有効です。
  • 一杯を採用しない
花見で一杯/月見で一杯は無効です。
  • 雨流れ
花見で一杯/月見で一杯は有効です。
ただし、11月(柳)の札を取ってしまうと、花見で一杯/月見で一杯の役が無効になってしまいます。花見で一杯/月見で一杯を作り、その後にこいこいをしたとしても、11月の札を取ってしまうと、花見で一杯/月見で一杯は無効となります。別の役を1つでも作れば「やめ」や「こいこい」を宣言できますが、花見で一杯/月見で一杯の点数は0点となります。より戦略的なゲームになります。

親の決め方

  • 勝者が次の月の親
得点を受け取ったプレイヤーが次のラウンドの親となります。
  • 敗者が次の月の親
得点を失ったプレイヤーが次のラウンドの親となります。
  • スタートプレイヤーの変更
1ラウンドごとに親を交代します。