プエルトリコ

Puerto Rico

BGAでプレイ

どういうゲーム?

建物を建てたり作物を出荷しながらプエルトリコを発展させ、最も多くの名声を得ることを目指します。

勝つためには?

このゲームでは、最も多くの勝利点を集めたプレイヤーが勝者です。勝者になるのは1位のプレイヤーだけです。1位以外は負けになります。
勝利点を集める方法は2つあります。
1つは建物を建てること
もう1つは製品を出荷することです。

では具体的なルールを説明していきます。

ルール


ゲームの流れ

このゲームはゲーム終了までに、何回かのラウンドを繰り返し行っていきます。
1ラウンドは次の手順で進んでいきます。
  • スタートプレイヤー(総督マークのついているプレイヤー)がやりたい役割(市長、監督、開拓者、建築家などがあります)を1つ選び、選ばれた役割のアクションをまずスタートプレイヤーが実行します。
  • スタートプレイヤーが役割のアクションを実行したら、以降のプレイヤーも順番に同じ役割のアクションを実行していきます。
  • 全員がアクションを1回ずつ実行したら、スタートプレイヤーの次のプレイヤー(総督マークがついているプレイヤーの次にアクションを行ったプレイヤー)がやりたい役割を1つ選びます。
  • この時、スタートプレイヤーが選んだ役割は選べません。
  • 同じように全員が選ばれた役割のアクションを1回ずつ行います。
  • 今度はさらに次のプレイヤーが役割を選び(既に2個の役割が選ばれていますが、その2個の役割は選べません)、選んだ役割のアクションを実行して・・・と、このようにして続けていきます
  • 全員が1回ずつ役割を選び、それらを実行し終えたら1ラウンドは終わりです。
  • 1ラウンドが終わると、このラウンドで選ばれなかった役割に1ダブロン(このゲームで使うお金です。)が付きます。次のラウンドにダブロンが付いた役割を選ぶと、その役割についているダブロンをもらうことができます。
  • そして、総督マークが次のプレイヤーに移り、スタートプレイヤーも次のプレイヤーになります
まとめるとこんな感じです



役割

全般的なこと

具体的に役割の説明に入る前に、これから説明する役割に共通する事項を説明します。
  • 役割を選ぶことは拒否できません。必ずどれか1つの役割を選ばなければいけません。
  • 役割のアクションを実行するかどうかは任意です(ただし、役割:「船長」のアクションは例外的に強制です)。実行できない、実行したくない場合はパスを選択します。
  • そして、重要なのが役割を選んだプレイヤーには特権が与えられて、他のプレイヤーより得をするというものです。
それぞれの役割を説明するときに、特権についても一緒に説明します。

では、どんな役割があって、それぞれの役割を選ぶとどんなことができるのかを説明していきます。

役割は市長、監督、商人、開拓者、建築家、船長、金鉱堀りの7種類があります。(3人プレイの場合は金鉱堀りがなく、6種類になります。)

役割はこの順番で並んでいますが、説明しやすいようにまずは開拓者から説明していきます。



開拓者


この役割が選ばれると、プランテーションタイルを1枚選んで自分の島に配置します。
画面の左上の方には

このようなボードが表示されています。これが「自分の島」です。画面の下にも同じようなボードが表示されていますが、これらは他プレイヤーの島です。よく見たらプレイヤーの名前が書かれています。
自分の島にはプランテーション置き場建物を建てる場所があります。オレンジで囲んだ場所がプランテーション置き場です。
プランテーションタイルは次の5種類があります。
コーン
インディゴ
砂糖
タバコ
コーヒー
です。
これらは、それぞれの作物を生産するために必要です。作物を生産するにはこれらのタイルと対応する生産施設が必要になります。詳しくは後で説明します。
この5種類とは少し異なる特別なプランテーションタイルがあります。
採石場です。
砕石場は建物を建てるときに支払うお金を少なくするという効果があります。これも詳しくは後で説明します。

役割「開拓者」が選ばれると、プランテーションタイルを1枚選んで自分の島に配置すると説明しました。選べるタイルは、通常はランダムに公開される5枚のプランテーションタイルの中からしか選べません。(採石場は取れません。)

しかし、「開拓者」を選んだ人だけは違います。それが「採石場」を取っても良いという特権です。
ただし、採石場は数に限りがあります。全部で8枚しかありません。砕石場が無くなってしまったら、もう取ることはできません。
また、この特権を使用せずに、公開されているプランテーションタイルの中から自分が欲しいものを取っても構いません。

島には12枚(最初に1枚置いてあるので、自分で置けるのは11枚)のプランテーションタイルを置けますが、12カ所のプランテーションタイル置き場が全て埋まってしまったら、開拓者が選ばれてもタイルを選んで配置することはできません。

プランテーションタイルを選んだら、自動的にタイルが配置されます。配置される場所は特に意味はありません。どこに配置しても同じです。

順番にプランテーションタイルを選んでいき、全員が選び終わったらこの役割は終わります。

建築家


この役割が選ばれると、必要なお金を払って建物を1つ建てることができます。
建物を建てるには当然お金が必要です。もし、必要なお金が足りなかったり、建てたくない場合はパスすることができます。
建物を建てるスペースは

赤枠で囲まれた建物置き場です。このスペースは12マスあります。基本的にはスペース1マスに建物1個を配置します。
各建物をマウスオーバーするとこのような表示が出ます。
ここでそれぞれの建物の情報を確認できます。

この建物(タバコ保管所)の場合は
  • 建てるためにお金を5ダブロン支払う必要がある
  • この建物を建てると勝利点3点を獲得する
  • この建物には労働者コマを3個まで置ける
ということが分かります。下側に表示されている「残りサプライ3」というのは、この建物の残りの枚数を表しています。
この建物の場合は全体で3枚しかなく、早い者勝ちで、3人が建ててしまったら残りの1人はこの建物を建てることはできません。
ただし、1人で同じ建物を複数建てることはできません。

さて、開拓者で軽く説明したように、採石場の効果で建物を建築するときに支払うお金を少なくすることができます。採石場1つにつき、支払うお金を1ダブロン減らせます。採石場が2つなら2ダブロン減らす…という具合です。
ただし、割引額には上限があります。
建物は下の画像のように並んでいます。


それぞれの建物の列の先頭に石の絵と数字が書かれています。この数字がそれぞれの建物に対する割引額の上限値です。
これらの建物の場合は最大で1ダブロンまで割引する
これらの建物の場合は最大で3ダブロンまで割引するという具合です。
そのため、たとえ採石場が4つあったとしても、タバコ保管所を建築する時には3ダブロンまでしか割引されません(つまり最低でも2ダブロンは支払わなければいけない。)

それでは、建築家を選んだ場合の特権を説明します。建築家を選んだプレイヤーは建物を建てるときに支払うお金を1ダブロン減らせるというものです。この特権と採石場の効果を併用すればさきほどのタバコ保管所を1ダブロン支払っただけで建てることも可能です(採石場3つと特権の効果で4ダブロンの割引ができるので5-4=1ダブロン支払うだけで建てられる)!
ただし、建築家を選んだプレイヤーが建物を建てなかった場合、特権で浮いた1ダブロンをもらうことはできません。あくまで建物を建てるときに割引されるだけです。
もし、採石場や特権の効果で支払わなければいけないお金が0ダブロンより少なくなった場合はタダで建物を建てられます。

順番に建物を建てていき、全員が建物を建てるかパスをしたらこの役割は終わりです。

各建物の効果等は「建物の詳しい説明」で説明します。

市長


この役割が選ばれると、各プレイヤーに労働者コマが分配され、自分の島のプランテーションタイルや建物に労働者コマ配置します。
全てのプランテーションタイルと建物には労働者コマを置く場所があります。

この赤枠で囲んだように、各タイルや建物に書かれている丸印に労働者コマを置くことができます。
実は、今まで説明してきたプランテーションタイルや建物は、ただ島に配置しただけでは効果を発揮しません!この丸印に労働者コマが置かれると、効果を発揮します!

画面真ん中にはこのような表示があります。

赤枠で囲まれているのが残っている労働者コマの数です。ここをストックと呼びます。
黒枠で囲まれているのが、今回、役割「市長」を選んだ時に全プレイヤーに分配される全体の労働者コマの数です。ここを入植船と呼びます。

今回は最初に特権を説明します。市長を選んだプレイヤーは労働者コマが分配される前に「ストック」から1個の労働者コマを取ってもよいというものです。労働者コマを取るのは「ストック」からです。「植民船」からではないことに注意してください。
また、この特権を使用するかどうかは自由です(ただ、ほとんどの場合は特権を使用した方がよいです)。
もし、ストックに労働者コマが1個も残っていなかったら、この特権を使用することはできません。

労働者コマの分配は「市長」を選んだプレイヤーから順番に1個ずつ分配していき、入植船の労働者コマがなくなるまで続けます。
例えば、4人プレイで、入植船にある労働者コマが「6」なら、市長を選んだプレイヤーと2番目に分配されるプレイヤーには2個の労働者コマが、3番目と4番目のプレイヤーには1個の労働者コマが分配されることになります(なぜなら、プレイヤー1(市長を選んだプレイヤー)→プレイヤー2→プレイヤー3→プレイヤー4→プレイヤー1(市長を選んだプレイヤー)→プレイヤー2という順番で労働者コマが分配されるからです)。

次に、労働者コマの分配が終わったら、全ての労働者コマを自分のプランテーションタイルや建物に配置していきます。
このとき、このラウンドで分配された労働者コマを配置するだけでなく、今までに配置していた労働者コマの配置を自由に変更できます。
また、労働者コマの配置だけはプレイヤーが順番に行うのではなく、全プレイヤーが同時に行います。

自分の島のプランテーションタイルや建物全てに労働者コマが配置されていて、もうどこにも労働者コマを配置できない場合は、余った労働者コマは「サンファンの入植者」となり、保持しておきます。次に「市長」が選ばれたら、分配された労働者コマと「サンファンの入植者」となった労働者コマもまとめて配置できます。
ただし、労働者コマを配置できる場所があるなら、配置できる分は全て配置しなければいけません。労働者コマを配置したら不利益が出る場所があっても、意図的に配置せずに保持しておくことはできません。

全員が労働者コマの配置を終えたら、「ストック」から「入植船」への労働者コマの補充が行われます。
入植船へ補充される労働者コマの数は全プレイヤーの建物の労働者コマが置かれていない丸印の数の合計で決まります。
この数と同じ数の労働者コマが「ストック」から「入植船」へ補充されます。ただし、最低でもプレイヤーの人数と同じ数が補充されます。
例えば、

この場合は、全プレイヤーの建物の空いている丸印は合計2個です。「2」という数はプレイ人数の「4」を下回っています。最低でもプレイヤーの人数と同じ数が補充されるので、入植船へ労働者コマは「4個」補充されます。

この場合は、全プレイヤーの建物の空いている丸印は合計8個です。「8」という数はプレイ人数の「4」を上回っています。そのため、入植船へ労働者コマは「8個」補充されます。

入植船へ労働者コマが補充されたらこの役割は終わります。

監督


この役割が選ばれると、役割を選んだプレイヤーから順番に、生産体制が整っている製品を生産します。
今までは建物を建てなくない場合などはパスができましたが、製品が生産できるなら、できる分だけ必ず製品を生産しなければいけません。

まず、「生産体制が整っている」とはどういうことかを説明します。
インディゴ、砂糖、タバコ、コーヒーにはそれに対応する建物:「生産施設」があります。
これらが生産施設です。
インディゴの生産施設
砂糖の生産施設
タバコの生産施設
コーヒーの生産施設
これら4つの作物はそれぞれのプランテーションタイルとそれに対応する生産施設があり、かつ、そのどちらにも労働者コマが配置されていれば「生産体制が整っている」状態になります。
コーンだけは例外で、コーンには「生産施設」がありません。コーンのタイルに労働者コマが配置されていれば「生産体制が整っている」状態になります。

生産できる製品の個数は「生産体制が整っている」製品の個数と同じです。
プランテーションタイル1個と対応する生産施設の丸印に1個ずつ労働者コマが配置されていれば、その製品を1個生産します。
プランテーションタイル2個と対応する生産施設の丸印に2個ずつ労働者コマが配置されていれば、その製品を2個生産します。
プランテーションタイル2個に労働者コマが配置されているものの、生産工場の丸印に1個しか労働者コマが配置されていなければ、その製品は1個しか生産されません。

さて、役割「監督」が選ばれると、役割を選んだプレイヤーから順番に、生産体制が整っている製品を生産すると説明しました。
実は「役割を選らんだプレイヤーから順番に」というのが重要になってきます。それは、全体で生産できる製品の数は決まっているからです。

画面の真ん中にこのような表示があります。「品物供給」と書かれているところ(以降、この場所を「サプライ」と呼びます。)にそれぞれの作物に対応する製品を表す「樽」の絵と数字が書かれています。「樽」は左から順にコーン、インディゴ、砂糖、タバコ、コーヒーです。何となくわかると思いますが、樽の横に書かれている数字がそれぞれの製品の上限になっています。例えば、コーンなら全体で10個までしか生産できません。つまり、自分が生産する順番になる前に他のプレイヤー達がコーンを9個生産していたら、自分がコーンを2個生産できたとしてもコーンは1個しか生産されません!

最後に、監督を選んだプレイヤーが受け取る特権ですが、全プレイヤーの製品の生産が終わった後に、監督を選んだプレイヤーが生産した製品のうち、好きな製品1個を追加で生産することができるというものです。
追加で生産できる製品は自分が生産できる製品でなければいけません。そのため、自分が全く製品を生産できないなら追加で何も生産できません。
また、全プレイヤーの製品の生産が終わったに追加で製品を生産するため、「サプライ」に製品が残っていないと追加で生産できません。

「監督」を選んだプレイヤーが特権で製品を生産する/しないを選んだら、この役割は終わります。

生産体制の例
+ ...

この画像を使って説明します。
1:インディゴの生産施設とインディゴのプランテーションタイルが1つずつあり、どちらにも労働者コマが配置されており、1つのインディゴ生産体制が整っている。
2:砂糖の生産施設と砂糖のプランテーションタイルが1つずつあり、どちらにも労働者コマが配置されており、1つの砂糖生産体制が整っている
3:タバコの生産施設に2個の労働者コマが配置されているが、労働者コマが配置されているタバコのプランテーションタイルは1つだけ。そのため、タバコの生産体制は1つだけしか整っていない。
4:コーンのプランテーションタイルに労働者コマが配置されており、1つのコーン生産体制が整っている。

この状態で監督が選ばれたら、このプレイヤーが生産する製品は「コーン1個、インディゴ1個、砂糖1個、タバコ1個」です。

商人


この役割が選ばれると、順番に製品1個を商店に売却して、お金(ダブロン)を得ることができます。
製品を売却するかどうかは選べます。売却したくない場合はパスをします。
最初に特権について説明すると、商人を選んだプレイヤーは、製品を売却できたら追加で1ダブロンを得るというものです。
この特権は拒否できません(拒否するメリットはないですが…)。

商店というのはこのスペースです。製品を売却するには、売却したい製品1個を商店のスペースに置きます。

役割「商人」では製品を売却できればお金を得ることができますが、売却する際にはいくつかの制限があります。
  • 商店には製品を4個までしか置けません。途中で商店に4個の製品が置かれたら、それ以降のプレイヤーは製品を売却できません。4個の製品が置かれたら、すぐに「商人」は終わり、その後商店のスペースはリセットされます。置かれていた製品は「サプライ」に戻ります。
  • 既に商店に置かれている製品と同じ製品は売却できません。

商人の例
+ ...

このようになっている場合、売却できる製品は砂糖かコーヒーだけです。
なぜなら、コーンとインディゴとタバコが既に売却されていて、同じ製品は売却できないからです。

製品を売却した際に得られるダブロンはここに書いてある通りです。
コーンは0ダブロン、インディゴは1ダブロン、砂糖は2ダブロン、タバコは3ダブロン、コーヒーは4ダブロンです。
コーンは売却してもダブロンをもらえません。ただし、コーンを売却して、その特権によって1ダブロンを得ることはできます。

全プレイヤーが製品を売却するか、商店のスペースが全て埋まったら、役割「商人」は終わります。
商店のスペースが全て埋まっていた場合は、置かれていた製品は「サプライ」へと戻ります。そうでない場合は、置かれている製品はそのまま商店に残ります。

船長


この役割が選ばれると順番に製品を出荷し、その分の勝利点チップを得ます。
この役割は他の役割と少し異なり、プレイヤーに複数回順番が回ってくることがあります。そして、出荷できるだけの製品を必ず全て出荷しなければいけません。これは強制で、拒否はできません。


まず、勝利点チップはこの画像の青枠で囲まれているものです。
建物を建てたときに獲得できる勝利点は、建物を建てたらすぐに反映され、全員がその勝利点を確認できます。
しかし、船長で製品を出荷したときに獲得できる勝利点チップは自分の分しか確認できません。他のプレイヤーが獲得した勝利点チップは確認できないのです。
この勝利点チップはゲーム終了時に公開され、獲得した勝利点チップ1点=勝利点1点となります。

画面の真ん中にこのような表示があり、赤枠で囲まれているのが「貨物船」です。ここに製品を置くことで、出荷したことになります。
貨物船は3種類あり、左から5個、6個、7個の製品を出荷できる貨物船です。違いは製品を出荷できる数だけです。

出荷についてのルール
では、商品を出荷する際のルールについて説明していきます。少し複雑ですが、がんばってください
  • 1回の順番では出荷する製品を1種類選び、出荷可能な分は全て出荷しなければいけない
  • 1つの貨物船には同じ種類の製品しか置くことができない
  • 製品が置かれていっぱいになってしまった貨物船には、製品を置くことができない
  • 既に他の貨物船に置かれているのと同じ種類の製品を別の船に置くことはできない
  • 出荷できる製品があれば、必ず出荷しなければいけない
  • 出荷できる製品が複数種類ある場合は、出荷する順番は問われない。どの製品から出荷しても構わない

このルールに従ってプレイヤーは順番に製品を出荷していきます。出荷できる製品がある限り、それらを全て出荷しなければいけません。出荷できる製品があるなら、複数回の順番が回ってきます。役割「船長」はどのプレイヤーも出荷できなくなるまで続きます。

製品を出荷すると、出荷した製品の数と同じだけの勝利点チップを獲得します。1個出荷すれば1点、2個なら2点という具合です。
商人とは異なり、どの種類の製品を出荷しても獲得できる勝利点チップに差はありません。コーンもコーヒーも1個出荷すれば勝利点チップ1点を獲得します。

ここで特権を説明します。役割「船長」を選んだプレイヤーは最初に出荷するときに勝利点チップ1点を獲得するというものです。あくまで、最初に出荷するときに追加の勝利点チップを1点獲得するだけです。2回目以降の出荷では追加の勝利点チップは獲得できません。この特権は、出荷しないと追加の勝利点チップ1点は受け取れません。

全員がもうこれ以上出荷できなくなったら、役割「船長」はこれで終わりです。
手元に製品が残っているプレイヤーがいた場合は、残っている製品のうち好きなものを1個(1種類ではありません)だけ保管します。それ以外の残っている製品は腐ったことになり、全て「サプライ」に戻ります。

製品でいっぱいになっている貨物船があるなら、その貨物船に置かれている製品は全て「サプライ」に戻ります(その貨物船は空になります)。いっぱいになっていない貨物船はそのままです、その貨物船に置かれている製品はそこに置かれたままです。

船長の例
+ ...
各プレイヤーが持っている製品は次のようになっています。
プレイヤーA:コーン2個、砂糖6個
プレイヤーB:砂糖2個、タバコ2個
プレイヤーC:コーン2個、タバコ2個
プレイヤーD:コーン2個、インディゴ5個


そしてプレイヤーAが船長を選びました。
貨物船は上の画像のようになっています。
プレイヤーAはコーン2個と砂糖6個を持っています。コーン2個を真ん中の船か、砂糖6個を右の船に出荷できます(コーンは既に真ん中の船に置かれているため、真ん中の船にしか置けません。砂糖は6個持っており、船は左の船と右の船があいていますが、左の船では5個しか出荷できません。出荷できるなら、全てを出荷しなければいけません。右の船であれば砂糖6個を全て出荷できます。そのため必ず右の船に出荷しなければいけません。左の船は選べません。もし、右の船に別の製品が置かれていれば、左の船に砂糖を出荷することができます。)。
そこで、プレイヤーAは右の船に砂糖6個を出荷し、勝利点チップ6点と特権により追加で1点、合計で7点を獲得しました。

プレイヤーBは砂糖1個を右の船に、タバコ2個を左の船に出荷できます。(砂糖は右の船に既に置かれているので、右の船にしか出荷できません。また、プレイヤーBは砂糖を2個持っていますが、右の船には空きが1個しかないため、1個しか出荷できません。真ん中と右の船には既にコーンと砂糖が置かれているので、タバコは左の船にしか出荷できません。)
そこで、プレイヤーBは右の船に砂糖を1個出荷し、勝利点チップ1点を獲得しました。

プレイヤーCはコーン2個を真ん中の船に、タバコ2個を左の船に出荷できます。
そこで、プレイヤーCはタバコ2個を左の船に出荷し、勝利点チップ2点を獲得しました。

プレイヤーDはコーン2個を真ん中の船に出荷できます。(全ての船に別の製品が置かれているため、インディゴは出荷できません。)
そこで、プレイヤーDはコーン2個を真ん中の船に出荷し、勝利点チップ2点を獲得しました。

もう1度プレイヤーAに順番が回ってきました。プレイヤーAはコーン1個を真ん中の船に出荷できます。
そこで、プレイヤーAはコーン1個を真ん中の船に出荷し、勝利点チップ1点を獲得しました。(プレイヤーAはこれが2回目の出荷なので、特権で勝利点1点を受け取ることはありません。特権で獲得できる勝利点チップは1回目の出荷の時のみです。)

もう1度プレイヤーBに順番が回ってきました。プレイヤーBはタバコ2個を左の船に出荷できます。
そこで、プレイヤーBはタバコ2個を真ん中の船に出荷し、勝利点チップ2点を獲得しました。

全てのプレイヤーはもうこれ以上出荷できません。(プレイヤーAはコーン1個を、プレイヤーCはコーン2個を持っていますが、コーンが置かれている真ん中の船がいっぱいになっているため。プレイヤーBは砂糖1個を持っていますが、砂糖が置かれている右の船がいっぱいになっているため。プレイヤーDはインディゴ5個を持っていますが、全ての船に別の製品が置かれているため。)
こうなったら「船長」は終わります。

各プレイヤーは1個だけ製品を選び、それを保管します。プレイヤーAはコーン1個、プレイヤーBは砂糖1個、プレイヤーCはコーン1個、プレイヤーDはインディゴ1個を選びました。
残りの製品(プレイヤーCが保管しなかったコーン1個と、プレイヤーDが保管しなかったインディゴ4個)はすべてサプライに戻ります。

そして、真ん中の船と右の船は製品でいっぱいになったので、この船に置かれているコーンと砂糖は全てサプライに戻り、2つの船は共に空になります。左の船にはまだ空きがあるので、ここに置かれているタバコはこの船に置かれたままです。

金鉱掘り


この役割は選んだ人だけが1ダブロンを得て終わります。
他の人は何もできません。



これで役割に関する説明は終わりです。
ゲーム進行の復習も兼ねて、実際のゲームの進行を例に示します。もう分かってるよっていう人は次に進んでください。
ゲームの進行例
+ ...
ゲームが始まります。

BGAでは自分が一番上に表示されます。今回はプレイヤーDが自分です。ここの色とこれ以降の画像でボード上の色は対応しています。例えば、プレイヤーAのボードの上は白で示されています。

さて、プレイヤーAがスタートプレイヤーです。

プレイヤーAは役割を選びます。そこで、「建築家」を選びました。
まず、プレイヤーAが建築する建物を選びます。

プレイヤーAはインディゴ工場を建てました。本来は3ダブロンを支払わなければいけませんが、特権により2ダブロンの支払いで済みます。

次にプレイヤーBが建築する建物を選びます。プレイヤーBは1ダブロンを支払って、小さいインディゴ工場を建てました。

次にプレイヤーCが建築する建物を選びます。プレイヤーCは1ダブロンを支払って、小さな市場を建てました。

プレイヤーDが建築する建物を選びます。プレイヤーDは1ダブロンを支払って、小さな市場を建てました。
全員が建物を建てたので、これで「建築家」は終わります。

次はプレイヤーBが役割を選びます。

プレイヤーBは「開拓者」を選びました。プレイヤーB→プレイヤーC→プレイヤーD→プレイヤーAの順にプランテーションタイルを選んでいきます。プレイヤーBは特権として採石場を選んでも構いませんが、今回は選びませんでした。

次はプレイヤーCが役割を選びます。

プレイヤーCは「市長」を選びました。まず、プレイヤーCは特権でストックから労働者コマ1個を受け取りました。その後、入植船には4個の労働者コマがあったので、プレイヤーC→プレイヤーD→プレイヤーA→プレイヤーBの順に労働者コマが1個ずつ配られ、各プレイヤーは労働者コマを配置しました。

次はプレイヤーDが役割を選びます。

プレイヤーDは「監督」を選びました。各プレイヤーが生産可能な製品を生産しました。プレイヤーDは特権としてコーンを1個追加で生産しました。
これでラウンド1は終わりです。

ラウンド1が終わったので、総督マークがプレイヤーBに移動します。さらに、ラウンド1で選ばれなかった役割「商人」、「船長」、「金鉱堀り」には1ダブロンが付きます。ラウンド2でこれら3つの役割を選ぶと1ダブロンを獲得できます。

2ラウンド目が始まります。総督マークのあるプレイヤーBから役割を選びます。

ゲームが終了する条件

ゲームはこれから説明する3つの条件のうちいずれか1つが満たされたら、その「ラウンド」が終わったら終了します。ゲームが終わるまで、今まで説明してきたことをずっと繰り返します。

終了条件は次の3つです。

・誰かが建物置き場のスペースをすべて建物で埋める
・「市長」が終わった後に、入植船に充分な数の労働者コマが補充されない
・「船長」で勝利点チップ100点分が全てなくなる

最後の・「船長」で勝利点チップ100点分が全てなくなる、という条件ですが、用意されている勝利点チップ100点を使い切った後も、出荷して獲得した勝利点チップはちゃんと計上されます。安心してください。

ゲーム終了と得点計算

3つのゲームの終了条件のうちどれかが満たされ、そして、そのラウンドも終わりゲームが終了します。
ゲームが終了すると勝利点の計算が始まります。
勝利点は次の合計で決定します。

・建物を建てたときに獲得した勝利点
・獲得した勝利点チップ1点=勝利点1点
・大きな建物(建物の詳しい説明を参照してください)によるボーナスポイント

なお、建物を建てたら獲得できる勝利点はその建物に労働者コマが配置されていなくても獲得できます。
ただし、大きな建物によるボーナスポイントは、その建物に労働者コマが配置されていなければ獲得できないことに注意してください。(大きな建物自体を建てたときに獲得できる勝利点は、労働者コマが配置されていなくても獲得できます。)

これら3つを合計して、最も多くの勝利点を獲得した人が勝者です!
同点の場合はゲーム終了時に持っている全ての製品を1個=1ダブロンに変換し、最終的に所持しているダブロンが多いプレイヤーが勝者です!


操作説明

ゲーム中にどこをクリックすればいいのかを説明します。

役割を選ぶとき


画像の赤枠で囲まれている部分の中から、自分がやりたい役割をクリックして選択します。

各役割

・開拓者

採石場を取る場合は青枠で囲まれている部分を、通常通りプランテーションタイルを取る場合は赤枠で囲まれているタイルの中から取りたいタイルをクリックします。プランテーションを選ばない場合は、画面上部の「プランテーションを選びません」をクリックします。
・建築家

赤枠で囲まれている部分から建てたい建物をクリックします。建物を建てない場合は、画面上部の「建てない」をクリックします。
・市長
特権で追加の労働者コマを受け取るには画面上部の「ああ!もちろん」をクリックします。受け取らない場合は「いや大丈夫」をクリックします。
労働者コマを配置したいプランテーションタイルや建物をクリックします。労働者コマを配置し直す場合は、既に配置されている労働者コマをクリックして取り除いてから、配置したい場所をクリックしてください。
全ての労働者コマの配置が終わって、これ以上配置し直さないなら、画面上部の「完了した」をクリックします。
全プレイヤーが「完了した」をクリックするまでは「違う!やり直し」をクリックすることで、再び労働者コマの配置ができるようになります。
・監督

特権で追加の製品を受け取る場合は赤枠で囲まれている部分から、追加で生産したい製品をクリックします。
追加の製品を受け取りたくない場合は「他の品物を選んではいけません」をクリックします。(訳語が間違ってると思われます。)
・商人

赤枠の部分から売却したい製品をクリックします。
売却したくない場合は画面上部の「売却しません」をクリックします。
・船長

まず、赤枠の部分から出荷する貨物船をクリックします。

その後、赤枠で囲まれた製品の中から出荷したい製品をクリックします。

船長が終わったら保管する製品を選びます。

保管したい製品を赤枠の部分から選び、クリックします。その後、画面上部の「完了しました」をクリックします。

建物の詳しい説明

このゲームではたくさんの建物が登場します。それぞれの建物の効果をここで説明します。建築するときに支払うお金や、労働者コマを置ける数など、建物に共通する情報の見方は「建築家」を参照してください。
各生産施設以外はその建物を建てるときに支払うダブロンが少ない順で並んでいます。

生産施設

生産施設は背景が対応するプランテーションタイルの色と同じ色になっています。



これらは全て生産施設です。対応するプランテーションタイルと、これらの施設に労働者コマが配置されていれば、「監督」で製品が生産されます。小さいインディゴ工場と小さい砂糖工場は労働者コマを1個しか置けませんが、それ以外は複数個の労働者コマを置けます。ただし、生産工場に複数個の労働者コマを置いたからといって、労働者コマが配置されている対応するプランテーションも同じ数だけないと意味がありません。詳しくは「監督」で説明しています。

生産施設以外の建物

紫色の建物とは、背景が紫色の建物です。これらの建物はゲームの基本的なルールを覆す効果を持っています。また、これらの効果はゲームの基本的なルールより優先されます。なお、これらの効果はそれぞれの建物に労働者コマを配置していないと発揮しません。


小さい市場があれば、「商人」で製品を売却したら1ダブロン多くもらえます。例えば、コーンを売却したら1ダブロンをもらうことができます。


農地があれば、「開拓者」で自分の番が回ってきたときに、プランテーションタイルを取る前にランダムで1枚のプランテーションタイルを取り、自分の島に配置します。なお、ランダムで取れるプランテーションタイルは作物のタイルだけです。特権や、次に説明する建設小屋があったとしても採石場を取ることはできません。


建設小屋があれば、「開拓者」で自分の番が回ってきたときに、プランテーションタイルを取る代わりに採石場を取ることができます。
開拓者の特権があったとしても取れる採石場は1枚だけです。


「船長」が終わった後に出荷できずに残ってしまった製品は1個だけ残すことができます。
小さい倉庫があれば、この1個に加えて、好きな1種類の作物を保管できるようになります。
これは、出荷できなかった作物をより多く保管できるようになるだけです。船長での出荷義務を逃れるためのものではありません。


宿屋があれば、「開拓者」でプランテーションタイルを取って島に配置した後、そのプランテーションタイルに労働者コマ1個をすぐに配置できます。特権や建設小屋の効果で採石場を取った場合でも労働者コマを配置できます。
ただし、「農地」の効果で追加で獲得したプランテーションタイルには労働者コマは配置できません。


「商人」で商店に製品を売却するときに、既に商店に置かれている製品と同じ製品は売却できません。
「商館」があれば、既に商店に置かれている製品と同じ製品を売却することができます。
ただし、「商館」があるからと言って、商店に4個以上の製品は置けません。また、1度に売却できる製品は1個だけです。それは変わりません。


大きい市場があれば、「商人」で製品を売却したら2ダブロン多くもらえます。例えば、コーンを売却したら2ダブロンをもらうことができます。


「船長」が終わった後に出荷できずに残ってしまった製品は1個だけ残すことができます。
大きい倉庫があれば、この1個に加えて、好きな2種類の作物を保管できるようになります。
これは、出荷できなかった作物をより多く保管できるようになるだけです。船長での出荷義務を逃れるためのものではありません。
もし小さい倉庫も持っていれば、3種類の製品を保管できるようになります。


工場があれば、「監督」で自分が生産した製品が2種類以上なら、種類数に応じてダブロンを獲得します。
2種類なら1ダブロン、3種類なら2ダブロン、4種類なら3ダブロン、5種類なら5ダブロンを獲得します。
生産した製品の個数は関係ありません。
例:コーン、インディゴ、タバコを生産したら3種類生産したので2ダブロンを獲得します。


大学があれば、「建築家」で建物を建てた後、その建物に労働者コマ1個をすぐに配置できます。
労働者コマを置く丸印が複数あるような建物でも、配置できる労働者コマは1個だけです。


港があれば、「船長」で製品を出荷するたびに、追加で勝利点チップ1点を獲得します。追加で獲得できる勝利点チップは製品1個ごとではなく、1回の出荷に対してです。
例:プレイヤーは港の効果を受けています。
プレイヤーAは砂糖6個を出荷しました。港の効果で6+1点の勝利点チップを獲得しました。
さらに、もう1度プレイヤーAに順番がまわってきて、コーン1個を出荷しました。港の効果で1+1点の勝利点チップを獲得しました。
これで「船長」が終わりました。
このラウンドでプレイヤーAは7+2(港で追加獲得した勝利点チップ)=9点の勝利点チップを獲得しました。


造船所は少し特殊な建物です。
通常は3つある貨物船のうち、どれか1つを選んで製品を集荷しなければいけません。しかし、造船所があれば、自分が持っている1種類の製品を全てサプライに戻し、その分の勝利点チップを獲得できます。つまり、造船所は「自分だけが自由に使える架空の貨物船」となります。
造船所には出荷のルール「出荷できる貨物船(空の船)が複数ある場合は、より多く出荷できる船を選ばなければいけない」は適用されません。いつでも、好きなタイミングで造船所を使うことができます。ただし、1ラウンドで1回しか使えません。
また、既に貨物船に置かれている製品と同じ製品や、他の造船所を持っているプレイヤーが造船所を使って出荷したのと同じ製品を自分の造船所を使って出荷することもできます。
造船所で出荷する製品の種類は自由に選べますが、選んだ製品は全て出荷しなければいけません。選んだ製品を手元に残しておくことはできません。

(造船所を使って製品を出荷するには、自分の島にある建物「造船所」をクリックしてから、出荷したい製品を選びます。)

大きい建物

大きい建物はゲーム終了時に、様々なボーナスポイントをもたらします。その効果は絶大ですが、どれも高価で、さらに、建物のスペースを2マス分消費します。自分の建物置き場のスペースが残り1マスしか空いてなかった場合は、これらの大きい建物を建てることができません。なお、これらの大きい建物がもたらすボーナスポイントを獲得するには、大きい建物に労働者コマを配置しなければいけません。


ゲーム終了時に、自分の島にある「生産施設」に応じてボーナスポイントを獲得します。
「小さいインディゴ工場」と「小さい砂糖工場」を持っていれば、それぞれにつき1点のボーナスポイント
「インディゴ工場」「砂糖工場」「タバコ保管所」「コーヒー焙煎所」を持っていれば、それぞれにつき2点のボーナスポイントを獲得します。「生産施設」に労働者コマが配置されていなくても、ボーナスポイントの対象になります。
例:ゲーム終了時に小さいインディゴ工場、砂糖工場、タバコ保管所を持っていれば、1+2+2=5点のボーナスポイントを獲得します。


ゲーム終了時に、「船長」で獲得した勝利点チップ4点につき、1点のボーナスポイントを獲得します。
これは「船長」で獲得した勝利点チップのみが対象です。建物を建てて得た勝利点は対象外です。
端数は切り捨てです。
例:「船長」で獲得した勝利点チップが23点なら、5点のボーナスポイントを獲得します。


ゲーム終了時に、自分の島にあるプランテーションタイルの数に応じてボーナスポイントを獲得します。
採石場や、労働者コマが配置されていないプランテーションタイルもボーナスポイントの対象になります。
自分の島にあるプランテーションタイルの枚数が
9枚以下(9枚も含む)だったら、4点
10枚だったら5点
11枚だったら6点
12枚(全てのマスが埋まっている)だったら7点のボーナスポイントを獲得します。


ゲーム終了時に、自分の島にある「生産施設以外の建物」1つにつき、1点のボーナスポイントを獲得します。
「生産施設以外の建物」とは「インディゴ工場や砂糖工場などの生産施設」以外の建物のことです。もちろん、「大きな建物」や「市役所」自身も「生産施設以外の建物」です。
例:ゲーム終了時に小さいインディゴ工場、小さい市場、農地、港、造船所、公邸、市役所を持っていました。
このプレイヤーが市役所の効果で獲得するボーナスポイントは6点です。(小さいインディゴ工場は生産施設。それ以外の建物は全て紫色の建物)


ゲーム終了時に、自分の島に配備されている労働者コマと、サンファンの入植者となっている労働者コマ(配置できる場所が無くて、保持している労働者コマのこと)3つにつき1点のボーナスポイントを獲得します。
端数は切り捨てです。
例:自分の島のプランテーションタイルと建物に18個の労働者コマが置かれていて、さらにサンファンの入植者となっている労働者コマが2つあります。合計で20個の労働者コマを持っているので、6点のボーナスポイントを獲得します。


これで全ての説明は終わりです。

ヴァリアントルール

これから説明するのは「ヴァリアントルール」と言って、プエルトリコをより楽しむための追加ルールです。
これらのルールは適用しなくても十分プエルトリコを楽しめますが、慣れてきたら「ヴァリアントルール」を適用するのもいいでしょう。


「ヴァリアントルール」で変わるのはゲーム開始時の所持金と建物の値段です。
・最初のプランテーションがコーンのプレイヤーは所持金が他のプレイヤーより1ダブロン少なくなります。
・工場と大学の値段が入れ替わります。工場を建てるには8ダブロン、大学を建てるには7ダブロンが必要です。

2人でプレイする場合には、次の「ヴァリアントルール」を適用することを強くオススメします。
・監督の苦悩
プレイヤーは役割を交互に選択しますが、 スタートプレイヤーが役割を3回選択し、もう片方のプレイヤーが役割を2回選んだところでラウンドを終了します。そして、次のラウンドではスタートプレイヤーを次のプレイヤーが務めます。

第1ラウンド:スタートプレイヤーはA、もう片方のプレイヤーをBとすると、このラウンドでは次のような順番で役割を選択します。(A→B→A→B→A)
第2ラウンド:スタートプレイヤーはBに移ります。このラウンドでは次のような順番で役割を選択します。(B→A→B→A→B)
第3ラウンド:再びAがスタートプレイヤーとなります。このラウンドでは次のような順番で役割を選択します。(A→B→A→B→A)
このようにしてゲームを続けていきます。

これによって、基本ルールの二人用ルールで起こる、同じプレイヤーが二つの役割を連続して選択できる状態を避けることができます。

拡張ルール

「新しい建物」、「貴族」という2つの拡張ルールが追加されました。これらの拡張ルールを選択したテーブルを立てるにはボードゲームアリーナプレミアム会員である必要があります。
これら2つの拡張ルールは同時に適用することもできますし、どちらか片方だけを適用することもできます。
また、先述の基本ゲームのヴァリアントルールも同時に適用することができます。

「新しい建物」を適用すると14種類の新たな建物が追加されます。
「貴族」を適用すると新たに「貴族」というコマが追加されます。さらに、8種類の新たな建物が追加されます。

ドラフト

これらの拡張をどちらか1つでも適用した場合、ゲーム開始時に使用する建物を選ばなければいけません。
建物を選ぶ方法は2つあります。1つは「ドラフト」です。今回のゲームで登場させたい建物をプレイヤーが順番に1つずつ選んでいく方式です。もう1つは「ランダム」です。その名前の通り、今回のゲームで使用する建物がランダムに選ばれます。
まずは、「ドラフト」から先に説明します。


ゲームが始まると、建物売り場はこのように空の状態です。
ここに今回のゲームで使用する建物タイルを選んで置いてきます。
選べる建物は、建物のコスト別に登場させられる枠数が決まっています。


例えば、この中から「水路(最上段、左から2番目の建物)」を選んだとします。「水路」はコスト1ダブロンの建物です。


すると、建物売り場の「1」と書かれているところに選んだ「水路」が置かれます。


建物売り場の「1」と書かれているところはこれで埋まったので、他のコスト1ダブロンの建物(小さな市場など)を、もう誰も選ぶことはできません。

これを建物売り場の全ての枠が埋まるまで、プレイヤーが順番に建物を選んでいきます。建物を選ぶ順番は第1ラウンドのスタートプレイヤー→2番手→(もしいるなら、3番手→4番手→5番手)→スタートプレイヤー→2番手…のようになります。


もう1つの建物選択方法「ランダム」ですが、これは建物のコスト別に登場する建物がランダムで選ばれます。

なお、ルールブックに記載はありませんが、BGAでプレイできるプエルトリコでは「商館」と「交易所」は両方同時にゲームに登場させられないという制限があります。また、「農地」と「木こり小屋」も同じように同時に登場させられません。

新しい建物

この拡張を適用すると14種類(小さな建物12種類、大きな建物2種類)の新たな建物が追加されます。
それらの建物の効果を説明します。順番は建物のコスト順です。

大きいインディゴ工場、大きい砂糖工場でインディゴや砂糖を生産できるなら、インディゴや砂糖を1つ追加で生産します。大きいインディゴ工場と大きい砂糖工場のどちらも稼働する場合は、インディゴも砂糖も1つずつ追加で生産されます。どちらか片方の生産施設が稼働する場合には、稼働している生産施設と同じ製品が1つ追加で生産されます。なお、「大きいインディゴ工場」はBGAでは「インディゴ工場」、「大きい砂糖工場」はBGAでは「砂糖精製所」という名前です。また、小さいインディゴ染料工場や小さい砂糖工場が稼働していたとしても、それらには水路の効果は適用されず、追加で製品を生産できません。


建物を建築するとき、最大で労働者コマ1人、商品1つ、勝利点チップ1点をサプライに戻すことで、それぞれを1ダブロンずつ建築コストを下げることができます。
ただし、建築した後にダブロンが残るような支払い方はできません。つまり、労働者コマなどをストックに戻してコストを軽減しないと建物を建築できないときにしか、闇市を使用できません。(闇市の効果を使用しなくても建物が建てられる場合には闇市の効果が使えない。)また、闇市に置かれている労働者コマをストックに戻してコストを軽減することはできません。
なお、最終ラウンドであることが確定した後に勝利点チップや労働者コマをストックに戻しても、そのラウンドでゲームは終了します。

8ダブロンで港を建設したいと思っています。しかし6ダブロンしかありません。そこで生産したインディゴ1つと労働者コマ1人をストックに戻して2ダブロン安くし、港を建設します。


開拓者フェイズの順番が回ってきたら、プランテーションタイルを取る代わりに森林タイルを取ることができます。森林タイルは通常のプランテーションタイルと同様に、自分のボードの空いている島の部分に置きます。森林はゲーム終了までそのままです。森林タイルを取った場合、場に公開されているプランテーションタイル(4人プレイなら準備されている5枚のタイル)の中から、1枚を選びます。選ばれたタイルは場から捨てられます。
森林タイルの効果ですが、建物を建築するとき(この時点では木こり小屋に入植者がいる必要なし)、森林2つにつき1ダブロン安く建築できます。これは採石場と異なり、どの列の建物でも無制限にコスト軽減できます。またこれに採石場の効果を加えることも可能です。その場合は採石場の割引効果が先に適用されます。なお、森林タイルには労働者コマを配置できません。

森林を4つ、採石場を2つ持っており、建築家を自ら選びました。この場合、森林でー2、採石場でー2、建築家特権でー1ダブロン安く建物を建築できます。そのため、港を3ダブロンだけで建築しました。
他の建物との組み合わせ
農地:農地の効果で取ったプランテーションタイルを捨てることで、森林タイルを取ることができます。その後は通常通りプランテーションタイルを取ってもいいし、再び森林タイルを取ることもできます。
図書館:図書館の効果で開拓者の特権を2倍にするとき、森林タイルを0枚でも1枚でも2枚取っても構いません。
宿屋:森林タイルを取った場合には、労働者コマはサン・フアンの入植者となります。
すでに島に置かれているプランテーションを、木こり小屋で裏返すことはできません。


船長フェイズの終了時、保管しておける商品1つに加えて、さらにどれでも好きな商品を3つまで保管できます。この効果と「小さい倉庫」や「大きい倉庫」の効果を組み合わせることもできます。


この建物には労働者コマ2個までを下宿に置くことができます。ここに置かれた労働者コマは、以降のフェイズの最初でも途中でも最後でも、好きなところに移動させることができます。この建物に置かれた労働者コマは市長フェイズだけでなく、全てのフェイズにおいて移動させることができます。移動させた労働者コマは即座に効果を発揮します。この建物から移動した労働者コマは、次の市長フェイズが選ばれるまでは動かせません(通常の労働者コマと同じ扱いになる)。2個の労働者コマはそれぞれ別のフェイズで1人ずつ移動させることもできます。

船長フェイズの開始時に下宿にあった労働者コマを造船所に移動させました。この船長フェイズではすぐに造船所を使うことができます。その後、船長フェイズ終了時に下宿にあった労働者コマを保管所に移動させました。そのため、出荷しきれなかった商品を追加して保管できるようになります。


商人フェイズで自分の順番が回ってきたら通常通り商品を1つ商店に売却するか、交易所を使って好きな商品を1つ(すでに商店に置かれている商品も可)、通常価格で売却できます。つまり、自分専用の商店を持っていると考えると分かりやすいです。また、商店に既に
交易所で商品を売却した場合は、売却した商品は直接サプライに戻ります。
交易所で商品を売却する場合には小さい市場、大きい市場の効果は適用されません。商人の特権は通常通り適用されます。


2列目か3列目(採石場による割引上限額が2や3の列の)建物を建てたら、1勝利点チップを獲得する。大きい建物(4列目)を建てたら2勝利点チップを獲得する。なお、教会自身の建築では勝利点チップは獲得できません。

小さい造船所を使うと商品の種類を問わず商品を出荷できますが、出荷した商品2つにつき1勝利点チップしか獲得できません。ただし、全部を出荷しなくともokです。小さい造船所と造船所を両方もっていれば、もちろん両方使うことができます。

小さい造船所を使ってコーン3つ、砂糖1つ、タバコ2つを出荷し3勝利ポイントを獲得します。


船長フェイズにおいて、自分が商品を出荷するたびに1ダブロン得られます。港のでは勝利点チップを出荷のたびに得られましたが、この建物ではダブロンを得られると考えると分かりやすいです。さらに、自分が船長を選んだ場合には、追加で1ダブロンを得られます。
なお、自分が船長を選んで商品を1つも出荷しなくても1ダブロンはもらえます。他プレイヤーが船長を選んだ場合は、商品を出荷しないとダブロンはもらえません。

灯台の所有者が船長を選び、まず通常の出荷を行いました。これで出荷分の勝利ポイント+2ダブロン(船長の特権で1勝利点チップ、自分で船長を選んだので港の効果で1ダブロン、さらに、商品を出荷したので通常の出荷による勝利点チップと、灯台の効果で1ダブロン)を獲得します。次の回に造船所を使ってインディゴを3つ出荷し、3勝利ポイントと灯台の効果で1ダブロンを獲得します。さらに次の回には小さい造船所を使い、出荷数÷2の勝利ポイントと灯台の効果で1ダブロンを獲得します。


選んだ役割の特権が2倍になります。開拓者フェイズの場合は、まず採石場かプランテーションタイルを取り、ほかのプレイヤーが取り終わった後にもう1つプランテーションタイルを取ることができます。ただし、2つ目は採石場を取れません。監督フェイズならば追加で生産する商品は2つで、生産できるならば別々の種類でも構いません。
他の建物との組み合わせ
建設小屋:開拓者フェイズにおいて、建設小屋が稼働しているならば、2回目のプランテーションタイルを選ぶ際に採石場を取ってもよい。
宿屋:開拓者フェイズにおいて、宿屋の効果で労働者コマが置かれるのは1回目に選んだプランテーションタイルのみです。2回目に選んだプランテーションタイルには宿屋の効果は適用されません。

監督フェイズにおいて、生産した1種類の商品の数-1と同じ値のダブロンをサプライから受け取ります(ここで選ぶ商品はもちろん、一番多く生産できたものになります)。ただし、コーンは対象外です。

コーン4つ、砂糖3つ、コーヒー2つを生産しました。専用工場によって2ダブロン(砂糖:3-1)を得ます。


船長フェイズにおいて、自分に最初の順番が回ってきたとき、手持ちの同じ種類の商品2個につき、1勝利チップを獲得します。その後、通常通りに出荷を行います。

コーン3つ、インディゴ2つ、コーヒー1つを持っている状態で船長フェイズが実行されました。初めにコーン3つ、インディゴ2つを持っていたので2勝利点チップを受け取ってから、出荷を開始します。


ゲーム終了時に同じ種類のプランテーションタイル(採石場や森林タイルも含む)3つ1組につきボーナスポイントを獲得します。1組目は1勝利ポイント、2組目は+2勝利ポイント、3組目は+3勝利ポイント、4組目は+4勝利ポイントになる。組数が1組、2組、3組、4組で、1,3,6,10点のボーナス勝利点を獲得します。

森林タイル6、採石場3、コーン2、コーヒー1を持っていた場合、これで6勝利点を獲得します。コーヒー1がコーンだったら、10勝利点になっていたでしょう。


効果なし。この建物自体の勝利点が8勝利点あり、この建物は、その勝利点目的で建てることになります。この建物には労働者コマを配置できません。労働者コマを配置しなくても8勝利点を獲得できます。

貴族

この拡張を適用すると、新しい建物8種類(小さい建物7種類、大きい建物1種類)と貴族コマが登場します 貴族コマは市長を選択した場合に自動的に労働者コマの代わりに1個獲得します。貴族コマは通常の労働者コマと同じ様に使用できますが、以下の2点が通常の労働者コマと異なります。
  • 貴族コマを置くことで効果が異なる建物がある。
  • ゲーム終了時に所持している(配置されているもの、サンファンの労働者として所持しているものも含む)貴族コマ1個につき1勝利点を獲得する
さらに、この拡張を適用すると、通常のゲーム終了条件である「市長フェイズの終わりに規定数の労働者コマが補充できなくなったらゲーム終了」という条件が無くなります。つまり、「誰かが建物マスを全て建物タイルで埋める」か「勝利点チップがサプライから無くなる」という2つのどちらかの条件が満たされることでゲーム終了となります。

貴族の詳細

貴族コマは労働者コマとは別に20個用意された状態でゲームがスタートします。植民船には1個の労働者の代わりに、1個の貴族コマが乗せられます。

(赤いコマが貴族コマです)

貴族コマは市長フェイズで獲得できます。市長を選んだ人は貴族1個を労働者1個の代わりに受け取れます。なお、市長の特権内容はサプライから通常の労働者コマ1個を受け取るというもので変わりません。
市長フェイズが終わるとサプライから植民船に労働者コマが乗せられますが、まず初めに貴族コマ1個が植民船に乗せられ、その後規定数になるように労働者コマが植民船に乗せられます。

4人プレイにおいて、市長フェイズが終わり、全プレイヤーの所持している建物タイルの空きマス数は「5」だった。この場合は貴族コマ1個と労働者コマ4個が植民船に乗せられます。

この拡張を適用すると追加される建物は、建物タイルの労働者コマを置く「〇」が紫ではなく赤くなっています。なかには、貴族コマを置くことで効果が変化する建物もあります。

新たな建物



この建物に通常の労働者コマを置いた場合は、商人フェイズ時に1ダブロンを支払うことでランダムにプランテーションタイルを1枚獲得できます。

この建物に貴族コマを置いた場合は、商人フェイズ時に自分の島に置かれている任意のプランテーションタイル1枚を捨てることで1ダブロンを得られます。この行動でダブロンを得る場合は、商人特権の+1ダブロンは適用されません。既に労働者コマ(貴族も含む)が置かれているプランテーションタイルを捨てた場合、そこに置かれていた労働者コマは「サンファンの入植者」となります。
これらの2つの行動は、商人フェイズでの行動とは別に行えます。(つまり、商品を売りつつ、これらの行動ができる。)
他の建物との組み合わせ
木こり小屋:木こり小屋を持っている場合は、1ダブロン支払って取得したプランテーションタイルを森林タイルにすることができます。


この建物に通常の労働者コマを置いた場合は、監督フェイズ時にサプライから1ダブロンを獲得します。

この建物に貴族コマを置いた場合は、監督フェイズ時にサプライから勝利点チップ1点を獲得します。


この建物に通常の労働者コマを置いた場合は、開拓者フェイズ終了時に自分の島に置かれている任意のプランテーションタイル1枚を捨ててもよい。この効果は登記所とは異なり、プランテーションタイルを捨てるだけでダブロン等は得られません。また、プランテーションタイルを捨てるのは開拓者フェイズ終了時な点に注意してください。

この建物に貴族コマを置いた場合は、開拓フェイズ終了時に自分の島のプランテーションタイル置き場の空白マスが単独で最も多い場合は2勝利点チップを得ます。この効果は単独で1番プランテーションタイルが少ないときのみです。同数のプレイヤーがいた場合は効果が得られません。なお、この効果も開拓者フェイズ終了時に発動します。つまり、開拓者フェイズ開始時は単独で一番空白マスが多くても、他のプレイヤーが狩場でタイルを捨てたりした場合は、効果が得られません。


この建物に通常の労働者コマを置いた場合は、建築家フェイズ時に1~3列目(採石場での割引上限額が1ダブロンから3ダブロンの列)の建物を1ダブロン安く買えます。

この建物に貴族コマを置いた場合は、4列目の建物(大きい建物)を2ダブロン安く買えます。
これら2つの効果は森林、採石場、闇市、建築家特権などと重複して発揮します。

建設局に貴族コマが置かれています。さらに、森林タイルを2枚、採石場をを2枚持っています。ここで、自分で建築家を選び、建築家特権のー1ダブロンの権利もあります。そのため、4列目の大きい建物を4ダブロンだけで買うことができます。


この建物は通常の労働者コマを置いても貴族コマを置いても効果に違いはありません。
船長フェイズ時に、最初に自分の順番が来たとき、自分の島に配置されている貴族コマと同じ数だけ商品を出荷して勝利点チップを獲得できます。ただし、出荷できる商品は1種類につき1個までです。このとき、御用商人の効果を使って出荷するかどうかは自由です。御用商人を使って出荷した場合は、商品は直接サプライに戻ります。
この効果は船長フェイズで最初に自分の順番が来たときにのみ効果が発動するため、船長フェイズ終了時に余った商品を出荷する、というようなことはできません。

船長が選ばれ、自分に順番が回ってきました。このとき、コーン2個、インディゴ3個、砂糖2個を持っていました。御用商人の効果を使ってコーン1個と砂糖1個を出荷して2勝利点チップを得ました。インディゴ3個は他プレイヤーの出荷を邪魔するために、通常通り船を使って出荷することにしました。


この建物は通常の労働者コマを置いても貴族コマを置いても効果に違いはありません。
市長フェイズ時に追加で貴族コマ1個を得ることができます。なお、自分で市長を選んだ場合には、この建物の効果と併せて2個の貴族コマを得ることができます。
貴族コマがサプライに残っていない場合は、代わりに通常の労働者コマ1個を得ます。それも無い場合には何も得られません。


この建物は通常の労働者コマを置いても貴族コマを置いても効果に違いはありません。
監督フェイズ時に自分の島に配置されている貴族コマの数だけダブロンを得られます。
なお、この建物は大きい生産施設として、ギルドホールでのボーナス点の対象になります。


この建物は通常の労働者コマを置いても貴族コマを置いても効果に違いはありません。
ゲーム終了時に自分の島に置かれている貴族コマと「サンファンの入植者」となっている貴族コマ1個につき1点のボーナス勝利点を獲得します。なお、このボーナス点は貴族コマそのものがもたらす勝利点とは別に獲得します。
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最終更新:2021年06月26日 18:20
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