ナイル

ゲーム画面

目的

プレイヤーは古代エジプト人となり、灌漑して作物を育てます。作物をハピ神に供えたり、市場で売却しながら、最も効率的に作物を育てることを目指します。たまにイナゴの大群に作物を食べられることがありますが・・・

ルール

画面説明


1:畑
2:自分の手札
3:倉庫。収穫した自分の作物はここに並べられます
4:灌漑カード。ここに示された作物カードと同じ絵柄の作物が畑から収穫されます。
5:山札
6:ここの数字の回数分、捨て札がシャッフルされ新たな山札になります。この数字が0になって、山札が尽きるとゲームが終了します。

カードの種類

このゲームではカードしか使いません。カードは作物カード、投機カード、イナゴカードの3種類です。

  • 作物カード
作物カードは次の5種類です。
パピルス レタス 麦 亜麻 キャスター

  • 投機カード
1枚の投機カードには異なる2種類の作物の絵が描かれています。
パピルス&レタス パピルス&麦 パピルス&亜麻 パピルス&キャスター
レタス&麦 レタス&亜麻 レタス&キャスター
麦&亜麻 麦&キャスター
亜麻&キャスター

  • イナゴカード
イナゴカードです。1枚しかありません。

  • 灌漑カード

山札にはなりませんが、後の説明で灌漑カードという単語が出てくるので、ここに示しておきます。


ゲームの流れ

各ターンでは次のステップが順番に実行されていきます。
1.灌漑
2.収穫
3.交換
4.植栽
5.手札の補充
これらを山札がなくなるまで繰り返します。山札がなくなったら、捨て札がシャッフルされ新たな山札となります。山札のシャッフル回数は(プレイ人数-1)と同じです。2人プレイなら1回、3人プレイなら2回、4人なら3回、5人なら4回です。規定回数の山札シャッフルが終わり、さらに山札が尽きたらその時点でゲーム終了です。全プレイヤーが収穫した作物の個数により勝者が決定します。

各ステップの説明

1.灌漑

山札からカードを1枚めくられ、灌漑カードの上に置かれます。前のターンに投機カードが畑に置かれていれば、このステップでその投機カードが処理されます。詳しくは投機カードの項で説明します。

2.収穫

「1.灌漑」で灌漑カードの上に置かれたカードと同じ絵柄の作物が全プレイヤーの畑から収穫されます。灌漑カードの上に置かれたカードが投機カードの場合は、投機カードに描かれている作物全てが収穫の対象になります。
収穫された作物は、畑から各プレイヤーの「倉庫」に移動されます。

3.交換

自分の手札か倉庫にある収穫済みの作物カード2枚を捨てて、次の2つのアクションのどちらかを行います。

  • ハピ神に供物を捧げる
このアクションを実行すると、「1.灌漑」と「2.収穫」の2つのステップが再び行われます。つまり、山札からカードが1枚めくられ、灌漑カードの上に新たなカードが置かれます。その後、そのカードに応じて収穫が行われます。

  • 市場
このアクションを実行すると山札からカードを1枚引き、手札に加えます。

これら2つのアクションは捨てられるカードがある限り何回でも、どのような順番でも実行できます。
また、どちらのアクションも行いたくない場合や、これ以上交換したくない場合は「パス」を選択します。


BGAの操作上の説明
「ハピ神に供物を捧げる」アクションをする場合には、手札か倉庫にある作物カードまたは投機カードの中から捨てるカード2枚をクリックして選び、その後「供物を捧げる」をクリックします。
「市場」のアクションをする場合は、手札か倉庫にある作物カードまたは投機カードの中から捨てるカード2枚をクリックして選び、その後「市場」をクリックします。
何もしない場合は「パス」をクリックします。

4.植栽または投機

自分の手札からカードを出し、次の2つのアクションのうちどちらか1つを実行できます。どちらも実行できない/したくない場合は「パス」を選択します。

  • 植栽
次のルールに従って、自分の手札にある作物カードを自分の畑に出すことができます。

1種類の作物カードなら同時に何枚でも出す事ができる(ただし2枚以上でなければいけない)
異なる種類の作物カードを出す場合は、2種類まで、各1枚ずつしか出せない
灌漑カードの上にあるカードと同じ絵柄の作物は出せない
他のプレイヤーの畑に同じ種類の作物がある場合、それよりも多い枚数の作物カードを一度に出さなければいけない
上記の場合、他プレイヤーの畑にある同じ種類の作物カードは全て捨て札になる
既に自分の畑に植えてある作物カードに同じ種類の作物カードを付け加えることもできる


  • 投機
自分の手札にある1~2枚の投機カードを自分の畑に出すことができます。
投機カードを出した直後の「1.灌漑」でめくられたカードに描かれた作物が、自分の畑に出した投機カードに描かれている2つの作物のうちのどちらかであれば「投機は成功」したことになり、山札からカードを3枚引いて自分の手札に加えます。その後、自分の畑の投機カードを捨て札にします。めくられてカードに描かれた作物が投機カードに描かれていない作物だった場合は、「投機は失敗」となり、山札からカードは引けずに投機カードは捨て札となります。


BGAの操作上の説明
植栽アクションを実行する場合は、手札から畑に植えたい作物カードをクリックして選び、「植える」をクリックします。
投機アクションを実行する場合は、手札から畑に植えたい投機カードをクリックして選び、「投機」をクリックします。
何もしない場合は「パス」をクリックします。

5.手札の補充

山札からカードを2枚引いて自分の手札に加えます。



以上の1.灌漑~5.手札の補充が1ターンの間に順番に行われます。1人が1.灌漑~5.手札の補充を実行したら次のプレイヤーのターンとなります。

山札のシャッフル

山札が尽きたら、捨て札になったカードがシャッフルされて新たな山札になります。捨て札がシャッフルされて新たな山札が作られる回数は(プレイ人数ー1)回です。

イナゴカード

山札からカードを引くアクション(1.灌漑や3.交換や5.手札の補充など)を実行した際に、イナゴカードが出る事があります。
イナゴカードが出たら、全プレイヤーの畑にある作物カードのうち、枚数が一番多い作物カード全てが捨て札になります。
公開されたイナゴカードは捨て札になります。イナゴカードの代わりに別のカードを追加で山札から引くことはできません。(例:5.手札の補充ステップで2枚のカードを引き、1枚がイナゴカードだった場合、1枚しか手札を補充できないことになります。)
1.灌漑ステップでイナゴカードが出た場合は、山札からもう1枚カードをめくり、そのカードを灌漑カードの上に置きます。

ゲーム終了

規定回数の山札のシャッフルが終わり、さらに山札が尽きたらゲーム終了です。
ゲーム中に収穫し倉庫に移動された作物カードを種類毎に枚数を数えます。各プレイヤーの倉庫にある最も枚数が少ない作物カードの枚数が、最も多かったプレイヤーの勝者です。同数だった場合は、2番目に枚数が少ない作物カードの枚数が多かったプレイヤーが勝利します。これも同数だった場合は、同様に3番目のカード、4番目、5番目と勝敗がつくところまで比較し、それが最も多くの枚数を獲得していたプレイヤーの勝利です。

勝敗の例
+...
例1

ゲーム終了時の得点は上のようになっていました。
赤のプレイヤーの各作物カードの枚数を少ない順に並べると、「2,2,3,4,4」
緑のプレイヤーの各作物カードの枚数を少ない順に並べると、「1,1,2,2,4」です
それぞれのプレイヤーの作物カードの最も少ない枚数は赤のプレイヤーが2、緑のプレイヤーが1なので、この場合は赤のプレイヤーの勝利です。

例2
赤のプレイヤーの各作物カードの枚数を少ない順に並べると「1,1,2,3,4」
緑のプレイヤーの各作物カードの枚数を少ない順に並べると「1,1,1,4,4」だったとします
一番枚数の少ないカードは両プレイヤーともそれぞれ1枚ずつです。次に枚数の少ないカードもそれぞれ1枚ずつです。
3番目に枚数の少ないカードは赤のプレイヤーが2枚、緑のプレイヤーが1枚なので、この場合は赤のプレイヤーがこのゲームの勝者です。
4番目に枚数の少ないカードは赤のプレイヤーが3枚、緑のプレイヤーは4枚となってますが、これは勝敗には関係ありません。

プレイの例
+...

ゲーム開始です。1.灌漑ステップにより山札から「亜麻」の作物カードがめくられ灌漑カードの上に置かれました。2.収穫ステップは、まだゲームが始まったばかりで畑に作物がないので、どの作物も収穫されません。
3.交換ステップは今回はパスしました。

4.植栽ステップです。自分は手札の「キャスター」2枚を畑に植えることにしました。
その後5.手札の補充でカードを2枚手札に加え、相手のターンに移ります。

相手のターンの1.灌漑ステップでは「亜麻」が灌漑カードの上に置かれました。2.収穫ステップでは灌漑カードの上のカードと同じ作物が収穫できますが、誰も亜麻は植えてないので収穫は起こりません。
相手は4.植栽ステップで「パピルス」2枚を畑に植えたようです。
さて、自分の4.植栽ステップになりました。この時、相手の畑にはパピルス2枚が植えられていて、自分がパピルスを植えるためには3枚以上のパピルスを一度に出す必要がありますが、自分の手札には2枚しかないためパピルスは畑に植えられません。
また、「亜麻」は灌漑カードの上に置かれています。4.植栽ステップで植えられる植物は灌漑カードの上に置かれているカードと異なる絵柄のカードのみなので、亜麻も植えることはできません。
自分の手札で植えることができるのは麦とレタスの2枚だけです。

そこで、自分は麦とレタスを1枚ずつ畑に植える事にしました。2種類の作物カードを一度に植える時には各種類1枚ずつの作物カードを畑に植えます。

相手のターンの1.灌漑ステップで「レタス」が灌漑カードの上に置かれました。2.収穫ステップではレタスが収穫されます。前の自分のターンで自分はレタスを植えたので、レタスを1つ収穫します。収穫したレタスは倉庫に移動します。

ゲームが進み、自分の4.植栽ステップになりました。自分の手札の「パピルス」3枚を畑に植えます。相手の畑にもパピルスが植えてありますが、同じ種類の作物を植えるためには、相手の畑に既に植えられている枚数より多くの作物カードを手札から出さなければいけません。

相手の畑にはパピルスが2枚植えてありますが、それより多い3枚のパピルスを出す事により、相手の畑のパピルスを全て捨て札にできます。

次の相手の1.灌漑ステップで「亜麻&キャスター」の投機カードが灌漑カードの上に置かれました。2.収穫ステップでは「亜麻」と「キャスター」が1つずつ収穫されます。

自分の畑には亜麻もキャスターも植えられているため、これらを1つずつ収穫します。収穫した亜麻とキャスターは倉庫に移動します。

ゲームが進み、自分の4.植栽ステップになりました。今回は「パピルス&レタス」の投機カードを手札から出し、投機しました。

その後の自分の5.カードの補充ステップで、なんと「イナゴカード」が山札から出てしまいました。
自分の畑にはパピルスと麦が1枚ずつ、レタスが2枚、相手の畑にはキャスターと亜麻が2枚ずつ植えられています。
イナゴカードによって、最も多くの枚数が植えられている作物カード全てが捨て札になるため、自分の畑のレタス2枚、相手の畑のキャスターと亜麻2枚全てが捨て札になります。

更地になりました…

さて、次の相手の1.灌漑ステップで「パピルス」がめくられ灌漑カードの上に置かれました。前の自分のターンの投機では「パピルス&レタス」の投機カードを出していて、同じ「パピルス」の絵柄が出たので、「投機に成功」したことになります。
もし「レタス」のカードが灌漑カードの上に置かれていた場合でも「投機に成功」したことになります。それ以外の場合は「投機に失敗」となってしまいます。

山札からカードを3枚手札に加えます。その後、投機カードは捨て札にします。