クァンタム

Quantum

BGAでプレイ

ゲーム画面


目的と概要

誰よりも早く手元の量子キューブを全てボード上に建設し、領域の征服者となること。-以下、フレーバーテキスト

長距離偵察を開始しましょう!旗艦を軌道位置に移動させましょう!そして戦闘基地を再編成しましょう!
量子確率そのものを動力源とするあなたの忠実な宇宙船艦隊は、あなたの国の力を遥か遠くの星々まで及ぼします。

艦隊はあなたの指揮下にあります。しかし、歴史はあなたをどのように記憶するでしょうか?
飢えた破壊者として?狡猾な戦術家として?優秀な探検家として?
破壊的なあなたの艦隊を操り、世界を滅ぼすような技術を開発し、最終対決のために生き残った人類を結集させましょう。

画面説明


1:マップボード
2:ダイス(宇宙船)
3:量子キューブ
4:獲得可能な作戦カード
5:獲得可能な指令カード
6:マップ名


1:優勢ダイス
2:手元の量子キューブ
3:屑鉄置き場
4:研究ダイス
5:手元の指令カード

このゲームで使うもの

  • マップタイル(全25枚)
  • ダイス
  • 戦闘ダイス
  • 量子キューブ
  • 作戦カード(全22枚)
  • 指令カード(全31枚)

ゲームのセットアップ

1.プレイ人数(2人~4人)に応じて、基本マップを用意します。
2.各プレイヤーは指令シートを1枚選び、その色のダイス7個と量子キューブ5個を取ります(BGAではランダムで色が決定されます)
 残りの量子キューブ2個は使いません(これらは上級マップで使います)
3.各プレイヤーはダイス2個の1の目を上向きにして指令シートの優勢ボックスと研究ボックスに1個ずつ置きます。量子キューブ5個を指令シートの量子キューブボックスに置きます。
4.各プレイヤーは他の3個のダイスを振ります。これらはプレイヤーの最初の宇宙船です。
 出目が気に入らない場合プレイヤーは宇宙船3個全てを1回だけ振り直すことができますが3個全てを同時に振り直さなければならず2回目の出目は保持しなければなりません。
 残りのダイス2個は追加の宇宙船で指令シートの横に置きます。
5.宇宙船の出目合計が最も低いプレイヤーがスタートプレイヤーとなります(同値の場合は他のダイス1個を振って決めます)
 スタートプレイヤーから時計回り順に各プレイヤーは初期惑星の1つに自分の量子キューブを1個置きます。
 そのあと手番順に、各プレイヤーは自分の初期惑星に隣接(斜めは不可)しているマスに3個の宇宙船を置きます。惑星に隣接している4マスは軌道位置と呼ばれます。
6.戦闘ダイス2個(黒い兵器ダイスと白い防衛ダイス)をマップの横に置きます。
7.最後に2種類の進歩カード(作戦カードと指令カード)を個別によく混ぜ裏向きの山にします。
 各山から3枚ずつ引いて表向きにしマップの横に並べて置きます。残りのカードは裏向きのまま近くに置きます。

ダイス(宇宙船)について

クァンタムではボード上の各プレイヤーのダイスを宇宙船として扱います。
ダイスの目が変わるたびにそのダイスを出目に該当する宇宙船とみなします。
ダイスの出目がその宇宙船の移動できるマス数であり、宇宙船の戦闘力でもあります。
戦闘力は出目が低いほど強大になります。

各宇宙船の詳細については宇宙船能力一覧の項を参照してください。

ゲームの進行

各プレイヤーの手番は2つのフェイズに分かれています。

フェイズ1:アクション

──マップ上の艦隊への命令・量子キューブの建設・さらなる進歩の研究──
フェイズ1ではアクションを3回まで実行し、それに加えて宇宙船の特殊能力を使うことができます。

実行できるアクションは以下の5種類です。
1.再構成:宇宙船1個を振り直す
2.配備:屑鉄置き場からマップ上へと宇宙船1個を移動させる
3.移動/攻撃:宇宙船1個を移動させる(場合によっては攻撃する)
4.建設:量子キューブ1個を建設する(2アクションを消費する)
5.研究:研究ダイスの目に1を加える
  • 使わなかったアクションを次の手番に持ち越すことはできません。
  • プレイヤーは同じアクションを何回でも選ぶことができます。

<宇宙船の使用>
  • 各宇宙船は手番ごとに1回だけ移動/攻撃を行うことができます。
  • 各宇宙船は手番ごとに1回だけ特殊能力を使うことができます。宇宙船の特殊能力はアクションを消費しません。
  • 宇宙船の目が変わったとしても、1個の宇宙船は手番ごとに1回しか移動/攻撃することができず、手番ごとに1回しか特殊能力を使うことができません。

再構成

「再構成」によって、プレイヤーはマップ上か自分の屑鉄置き場にある宇宙船1個を振り直します。
・振り直したあとの目が振り直す前の目と同じだった場合、新たな目が出るまで振り直します。
<ゲーム開始時の再構成>
プレイヤーはセットアップ時の最初の宇宙船3個の出目について気に入らなかった場合、宇宙船3個全てを1回だけ振り直すことができます。
この際に3個全てを同時に振り直さなければならず(1個だけ、2個だけ振り直すことはできない)振った結果の出目が気に入らなくてもその出目でゲーム開始しなければなりません。

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配備

──破壊されて修理された宇宙船の、屑鉄置き場から活動状態への復帰──
「配備」によって、プレイヤーは戦闘で破壊された宇宙船1個を屑鉄置き場からマップ上に再配置します。
・その宇宙船を屑鉄置き場から取り、自分の量子キューブがある惑星の空いている軌道位置に置きます。
 これは手番中のその宇宙船の移動とは見なされません。プレイヤーは同じ手番中に配備した宇宙船を移動させることができます。
 (もちろんこれには2アクションかかります)
・追加の宇宙船2個を配備することはできません。これらはプレイヤーが「拡大」の作戦カードをプレイした時にのみ登場します。

移動/攻撃

──戦略的な宇宙船の移動と戦闘──
「移動」によって、プレイヤーはマップ上の宇宙船1個を移動させます。
攻撃は移動の一部で、敵がいるマスで移動を終えることによって発生します。

移動
宇宙船は手番ごとに1回だけ、目に等しいマス数まで移動することができます。宇宙船は移動中に何回でも方向転換することができます。
・目が変わったとしても、宇宙船は手番ごとに1隻につき1回しか移動できません。
・宇宙船は隣接している任意のマスに移動することができます(斜めに移動することはできません)
 軌道位置もそれ以外のマスも移動の為に使うことができます。
・宇宙船は惑星上を通過することも、惑星上に着陸することもできません。惑星は移動のためのマスではなく障害物です。
・宇宙船は他の宇宙船を通過することはできません。
・攻撃する場合を除き、宇宙船は空きマスで移動を終えなければなりません。
+...

攻撃
攻撃は移動の一部で、単独のアクションではありません。
<攻撃位置への移動>
・攻撃する場合、敵の宇宙船があるマスで移動を終えます。自分の宇宙船をそのマスに半分かかるように置き、攻撃していることを示します。
・敵のマスに入るためには1移動力が必要です。例えば、1の宇宙船は合計1マスしか移動できません。
 このため、1の宇宙船は移動を開始したマスに隣接しているマスにある敵の宇宙船しか攻撃することができません。
・攻撃を開始したら、その手番中の該当宇宙船の移動は終了します。攻撃後にその宇宙船を移動させることはできません。
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<攻撃の解決>
・攻撃のための移動のあと攻撃側は黒い兵器ダイスを振り、防御側は白い防御ダイスを振ります。
・各プレイヤーは振ったダイスの目を戦闘している宇宙船の目に加えます。
・両者の結果を比較します。合計が小さい方が勝利し、同値の場合は攻撃側が勝利します。
・攻撃側の合計が防衛側の合計以下だった場合、攻撃側が勝利します。防衛側の宇宙船は破壊されます。
 防衛側はその宇宙船を振り直し自分の屑鉄置き場に置きます。
 攻撃側は防御側がいたマスに移動するか、または攻撃の直前に入ったマスに戻るかを選ぶことができます。
 攻撃側は1優勢点を得て、防御側は1優勢点を失います。優勢点はプレイヤー情報の優勢ダイスを使って記録します。
・防御側の合計の方が低かった場合その攻撃は撃退されます。
 攻撃側の宇宙船は破壊されず、攻撃の直前に入ったマスに戻ります。優勢点の変化はありません。
 攻撃側にとって攻撃失敗のリスクは何もありません。

量子キューブの建設(2アクション消費)

──巨大な量子エネルギー抽出機の建設による、世界全体のパワーの利用──
「建設」は量子キューブを建設してゲームに勝利するための重要な手段です。
・ある惑星の軌道位置にある自分の宇宙船の目の合計がその惑星の惑星番号に等しい場合、プレイヤーは量子キューブを1個置くことができます。 
・宇宙船の目の合計は惑星番号に等しくなければなりません。惑星番号より高いか低い場合、量子キューブは建設できません。



・ 「建設」は2アクション消費します。「建設」を行ったプレイヤーはその惑星上の空きマスに量子キューブを1個置きます。
・ 多くの惑星には量子キューブを置くためのマスが複数あります(サイズ8の惑星=2マス、サイズ9=3マス、サイズ10=4マス)
・ 1つの惑星上に同じプレイヤーの量子キューブを複数置くことはできません(別々のプレイヤーが置くことはできます)
・進歩カードフェイズ中、プレイヤーはその手番中に置いた量子キューブ1個ごとに進歩カード1枚を選んで取ります。


研究

──知識の進歩と艦隊能力の発展への投資──
「研究」によってプレイヤーは研究ダイスの目に1を加えます。
・ 指令シートの研究ダイスの目を、1大きくなるように変えます。
・ プレイヤーは手番中に何回でも「研究」を行うことができますが研究ダイスの目を7以上にすることはできません。
・進歩カードフェイズ中、研究ダイスの目が6になっている場合プレイヤーは研究の躍進に成功し、利用可能な進歩カードを1枚選んで取ることができます。そのあと研究ダイスの目は1に戻ります。



宇宙船能力一覧

各宇宙船の性能と特殊能力について説明します。
各宇宙船は、手番ごとに1回使うことができる独自の特殊能力を持っています。
・各宇宙船は、その目が変わったとしても手番ごとに能力を1つしか使うことができません。
・宇宙船能力の使用は1アクション消費とは見なされません(ただし「機動」と「輸送」は「移動」アクション中にのみ使うことができます)
・宇宙船能力は自分の手番中にのみ、そしてマップ上の宇宙船によってのみ使うことができます(屑鉄置き場の宇宙船や、まだ登場していない追加の宇宙船は能力を使うことができません)
・プレイヤーは移動の途中で(例えば戦闘ダイスを振る直前に)その宇宙船の目を変えることはできません。

1-戦闘基地
【強力な破壊兵器】
1の出目は戦闘基地として扱います。

戦闘基地は1マスしか移動できませんが最強の攻撃力を備えた宇宙船です。
<特殊能力>
爆撃:隣接マスへの攻撃


2-旗艦
【指令管理センター】
2の出目は旗艦として扱います。

旗艦は2マスまでしか移動できませんが攻撃力では2番目に強く、また他宇宙船のサポート役としても優秀な宇宙船です。
<特殊能力>
輸送:他の宇宙船の輸送


3-駆逐艦
【艦隊の主力】
3の出目は駆逐艦として扱います。

駆逐艦は3マスまで移動でき、攻撃力も3番目に強く艦隊の主力といえる宇宙船です。
また、トリッキーな特殊能力も備えています。
<特殊能力>
ワープ:マップ上の自分の宇宙船1個との位置の入れ替え


4-フリゲート艦
【よく働く有用な宇宙船】
4の出目はフリゲート艦として扱います。

フリゲート艦は4マスまで移動できますが、攻撃力は4番目の強さで戦闘に勝利するには少し心もとないです。
他宇宙船のサポート役としては非常に優秀です。
<特殊能力>
改修:3から5への変化


5-迎撃機
【捕捉不能な戦闘機】
5の出目は迎撃機として扱います。

迎撃機は5マスまで移動できる機動力を備えていますが、戦闘力は5番目で敵艦に正面からぶつかるには厳しいかもしれません。
<特殊能力>
機動:斜め方向への移動


6-偵察機
【長距離パトロール船】
6の出目は偵察機として扱います。

偵察機は6マスまで移動できますが、戦闘力は最弱であり敵艦に攻撃されたらひとたまりもありません。
<特殊能力>
無料再構成:宇宙船の振り直し



フェイズ2:進歩カード

──研究の躍進と新たな量子キューブの建設によって得られる進歩カードの選択──
手番中のアクションを全て終えたあとプレイヤーは表向きのカードから以下の枚数の進歩カードを選んで取ります。
・ 研究ダイスの目が6の場合、研究の躍進による1枚
・その手番中に置いた量子キューブ1個ごとに1枚

そのあと手番の終了を宣言し、次のプレイヤーが手番を開始します。


優勢点について

優勢点は戦闘における優位の尺度です。優勢点が6になった時プレイヤーは悪名を獲得し、その悪名を活用して任意の場所に量子キューブを建設することができます。ゲーム中、プレイヤーは何回でも悪名を獲得することができます。

・敵の宇宙船を破壊するたびにプレイヤーは優勢ダイスの目を1増やします。
・自分の宇宙船が破壊されるたびにプレイヤーは優勢ダイスの目を1減らします。優勢ダイスの目は1から始まり7以上や0以下になることはありません。
・優勢ダイスの目が6になった時プレイヤーは即座に量子キューブを1個置きます(まだ自分の量子キューブを置いていない任意の空いているキューブマスに置きます)
 量子キューブを置く惑星に自分の宇宙船を隣接させている必要はありません。
 量子キューブは即座に置かなければなりません。
・量子キューブを置いた後プレイヤーは優勢ダイスの目を1に戻します。プレイヤーは同じ手番中に再び優勢点を得ることができます。
・進歩フェイズ中、プレイヤーはその手番中に置いた量子キューブ1個ごとに進歩カード1枚を選んで取ります。









ゲーム終了

いずれかのプレイヤーが手元の量子キューブを全て建設しきるとゲームは終了します。
建設しきったプレイヤー1人のみが勝者となり、その他のプレイヤーはすべて2位(すなわち最下位)となります。