セレスティア

「セレスティア」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

セレスティア」(2017/04/19 (水) 18:09:34) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

//画像のアップロード感謝します。 &bold(){Celestia} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/170316-1440/games/celestia/170317-0139/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=celestia]] &bold(){&color(red){確定したわけではありませんが、このゲームはIEではアプリケーションの読み込みが終わらずゲームをプレイできないという事例がありました。その他のブラウザでプレイすることをオススメします}} #contents *ゲーム画面 &ref(セレスティア全体.png) *目的 状況を的確に判断しつつ、より多くの宝物を集める。-以下フレーバーテキスト 旅の途中、ガリバーは、不思議な世界セレスティアを発見しました。長い長い調査の中で、勇敢な冒険家たちは、天空の都市に隠された神秘的な宝物に目を付けるようになりました。しかしその先には、嵐やロックハート空賊団、ダモク鳥らが待ち受けています。あなたは飛行船の優秀な船長になれるでしょうか?そしてあなたの勇気は報われるでしょうか? *画面説明 &ref(画面説明.png) 1:現在、飛行船が到達している島 2:この島の宝物カードの残り枚数 3:現在、飛行船に乗っている冒険家 4:プレイヤーが所持している宝物カード。矢印をクリックすると内訳を確認できます。 5:イベントダイス 6:メッセージボタン。ここをクリックすると用意されているメッセージを送ることができます。 自分が船長なら、Positive!は次の島へ進める旨を、Negative…は墜落しそうな旨を、Maybe?はどちらとも言えないようなメッセージを発します。 自分が乗客なら、Positive!は船長を信じて船に残る旨を、Negative…は船を降りる旨を、Maybe?は船長に次の島に進めるのかを質問するメッセージを発します。 7:自分の手札 &ref(pi.png) 1:勝利点 2:上段はこのプレイヤーが現在どこにいるのか、下段はこのプレイヤーの持つ宝物カードの枚数です 3:所持している手札枚数 4:船長マーク。このマークがついているプレイヤーが船長です。 *ゲームの流れ ゲーム開始時に9枚の島タイルが並べられ、それぞれの島に宝物カードが用意されます。 飛行船が最初の島に置かれます。ゲーム中、プレイヤーは船長もしくは乗客となります。 船長は飛行船を操縦し、飛行船を次の島へ進める際に障害となるイベントに対処しなくてはいけません。 乗客は船長を信じて共に旅を続けるか、飛行船が墜落する前に船を下りるかのどちらかの選択をします。 飛行船をより遠くの島へ進めることができれば、より価値の高い宝物を手に入れられるでしょう。ただし、船長がイベントに対処できなければ乗客もろとも飛行船は墜落します。 *ルール ・ゲーム開始前のセットアップ BGAでは自動的にセットアップが行われます。読み飛ばしても構いません。 &ref(islands.png) (島の「1+」などの数字はこの島で獲得できる宝物カードの最低点数を示しています。「1+」の場合は最低でも1点は獲得できることを表します。) 島タイルと宝物カード:9枚の島タイルが番号の昇順に並べられます。宝物カードは各島ごとに分けられ、それぞれシャッフルされます。BGAでは表示されませんが、各島タイルに対応した宝物カードがそれぞれ準備されます。 飛行船と冒険家:飛行船が最初の島タイルに置かれます。各プレイヤーの色に対応した冒険家コマが飛行船に乗せられます。 手札:装備品カード、パワーカード、ターボカードが全てまとめてシャッフルされます。その後、各プレイヤーに次の枚数が初期手札として配られます。 2,3人プレイ:8枚 4人以上:6枚 残りのカードは山札となります。 ・プレイ 飛行船で旅をし、最終目的地の"Meiji"を目指します。その途中で様々な障害を克服しなければいけません。 このゲームでプレイヤーは2つの異なる役割を務めます。 &bold(){船長:このラウンドの間、飛行船を操縦します。このプレイヤーは次の島に向かうためにイベントを攻略しなければなりません。} &bold(){乗客:船長以外の全てのプレイヤーはこの役割です。乗客は船長と共に旅をします。} 船長は次の島へと飛行船を進めなければいけません。次の島へ船を進めるにはイベントに対処しなければいけません。乗客は船長と共に旅を続けるか、船を下り、その島にある宝物を1つ獲得するかどうかを決めます。 船長がイベントに対処することができれば船は次の島へ進みます。もし対処できなければ飛行船は墜落してしまいます。 1ラウンドは次の5つのフェイズが数字の順番で進行します。 &bold(){フェイズ1.イベント発生} &bold(){フェイズ2.乗客の決断} &bold(){フェイズ3.イベントの対処} &bold(){フェイズ4.船の前進} &bold(){フェイズ5.船長の交代} それぞれのフェイズの詳細を説明していきます。 **フェイズ1.イベント発生 次の島へ飛行船を進める際に発生するイベントを決定します。このフェイズでは特にプレイヤーの操作は発生しません。 &ref(次の都市へ.png) 次の島タイルに示されているダイスの絵と同じ個数のイベントダイスが振られます。イベントダイスの出目によって発生するイベントが決定します。 「フェイズ3」で船長は発生したイベントに対処しなければいけません。イベントに対処するためには、イベントに対応した装備品カードを手札から捨てる必要があります。対処できなければ飛行船は墜落し、そこで旅は終わります(いわゆるバースト)。 なお、特殊な場合を除いて船長は船を進めることを拒否できません。 **フェイズ2.乗客の判断 乗客のプレイヤーはこの船に残るか、それとも船を降りるのかを決断します。 船長の次のプレイヤー(BGAではプレイヤーインフォメーションで船長の下に位置するプレイヤー)から順番に、まだ船に乗っているプレイヤーは次の2つの選択肢のどちらかを選びます。 ・&bold(){船に残る} 船長がイベントに対処できそうだと予想し、共に旅を続けたいなら船に残ることを選びます。 この場合は自分の冒険家コマは船に乗せたままになります。 ・&bold(){船を降りる} 船長がイベントに対処できそうにないと予想し、船を降ります。 この場合は自分の冒険家コマは船から降ろされます。その後、降りた時点で飛行船が到達している島タイルの宝物カードを1枚獲得します。 一度船を降りたら、再び船に乗ることはできず、旅はそこで終わります。 なお、&bold(){船長はこの時点では船を降りることはできません。} この後の「フェイズ3」で船長は装備品カードをプレイすることになりますが、その前に、この「フェイズ2」で一部のパワーカードをプレイすることができます。船長を含む全てのプレイヤーはこのタイミングで一部のパワーカードをプレイできます。詳細はカードの詳細を参照してください。 &bold(){(BGAの操作上の説明)} 乗客のプレイヤーは画面上部の青いボタンで船に残るか船を降りるか選択してください。 全員が選択し終えたら、フェイズ2でプレイできるパワーカードをプレイできます。ただし、&bold(){時間制限があり、規定時間が経過すると自動的にパスになってしまう}ので気を付けてください。パワーカードをプレイする際は、制限時間以内にプレイしたいパワーカードをクリックしてください。 なお、フェイズ2では乗客や船長同士での自由な相談が許可されています。「Positive!」や「Negative…」「Maybe?」をクリックすることで様々なメッセージが発せられます(現在は英語のみ)。詳細は画面説明の項を参照してください。 **フェイズ3.イベントの対処 船長はイベントに対処するために手札から対応する装備品カードを&bold(){可能な限りプレイしなければいけません}。装備品カードはプレイしたくないからといってプレイを拒否できません。 ダイス1つに対して1枚の装備品カードをプレイする必要があります。同じ出目のダイスが複数あったとしても、それと同じだけの対応する装備品カードをプレイしなければいけません。なお、後述するパワーカードを装備品カードの代わりにプレイすることもできます。詳細はパワーカードの詳細の項を参照してください。 空白の出目はイベントなしです。空白のダイスに対しては装備品カードをプレイする必要はありません。 イベントダイスと装備品カードの対応は次の通りです。 ・空白のダイス &ref(die.png) 装備品カードをプレイする必要ありません。 ・雲 &ref(die_cloud.png) 対応する装備品カード:コンパス &ref(card_cloud.png) 飛行船が厚い雲に飲み込まれてしまいました。どこに向かっているのか分からなくなってしまいます。 コンパスを使って方向を見失わないようにしましょう。 ・雷 &ref(die_lightning.png) 対応する装備品カード:避雷器 &ref(card_lightning.png) 飛行船に雷が直撃しそうです。 避雷器を使って飛行船を雷から守りましょう。 ・ダモク鳥 &ref(die_birds.png) 対応する装備品カード:霧笛 &ref(card_birds.png) ダモク鳥の群れが飛行船を取り囲みます。この鳥は乗客めがけて強力な体当たりをしてきます。 霧笛を使ってダモク鳥を追い払いましょう。 ・空賊 &ref(die_pirates.png) 対応する装備品カード:大砲 &ref(card_pirates.png) ロックハート空賊団の船が登場しました。空賊は全てを奪っていきます。 大砲を使って撃墜しましょう。 &bold(){(BGAの操作上の説明)} 船長のプレイヤーは画面上部の青いボタンで船を前進させるか墜落させるかを選びます。ただし、自由に選択できるのは後述するパワーカードを持っている時だけです。装備品カードしか無かったり、そもそもイベントに対応できる装備品カードが足りないなら、船を前進させるか墜落させるか、どちらかの選択肢しか表示されません。装備品カードは自動的にプレイされるため、選択する必要はありません。 船長が船を前進させるか墜落させるかを宣言した後、プレイヤーは「フェイズ3」でプレイできるパワーカードがあるならパワーカードをプレイできます。ただし、&bold(){時間制限があり、規定時間が経過すると自動的にパスになってしまう}ので気を付けてください。パワーカードをプレイする際は、制限時間以内にプレイしたいパワーカードをクリックしてください。 **フェイズ4.船の前進 船長が「フェイズ3」で必要な装備品カード(もしくはパワーカード)をプレイし、イベントに全て対処できたら船は次の島タイルへ進みます。なお、プレイされた装備品カード(パワーカードも含む)は全て捨てられます。 もし、船長が「フェイズ3」にて必要な装備品カードをプレイできなかった場合など、&bold(){1つでもイベントに対処できなければ飛行船は墜落します}。その時点で飛行船に乗っていた船長と乗客は宝物カードを受け取れません。飛行船が墜落したらその時点で旅は終了し、最初から旅をやり直します。 **フェイズ5.船長の交代 「フェイズ4」で飛行船が次の島に進んだか墜落したかにかかわらず、船長の次のプレイヤーに船長の役割が移動します。 ただし、船が次の島に進んだ場合、船を降りたプレイヤーが船長になることはありません。 **旅の終わり 船が墜落するか、最後の島に到達するまでラウンドを繰り返し行います。 船が墜落するか、飛行船が最後の島に到達すればそこで旅は終わります。そして、新たな旅が再び始まります。 新たな旅が始まる際は次の処理が行われます。 &bold(){飛行船と冒険家コマ}:飛行船が最初の島タイルに置かれ、全ての冒険家コマが再び飛行船に乗せられる。 &bold(){手札}:各プレイヤーは山札からカードを&bold(){1枚ずつ}引き、手札に加える。 **ゲーム終了 新たな旅が始まる前に50点以上の勝利点を獲得したプレイヤーがいる場合、ゲームは終了します。 ゲーム終了時点で最も多くの勝利点を持っているプレイヤーが勝者です。 *パワーカード詳細 ・&bold(){ターボカード}(8枚) #image(card_turbo.png) フェイズ3.イベントの対処において、船長がプレイできます。 このカード1枚につき1つのイベントに対処できます。対処できるイベントの種類に制限はありません(ダイスの全ての出目に対して対処可能)。可能なら何枚でも出すことができます。 なお、&bold(){ターボカードを出さずに敢えて船を墜落させても構いません}。(装備品カードは可能な限りプレイする義務がありますが、ターボカードはプレイしなくても構いません) ・&bold(){パワーカード:追放}(2枚) #image(card_ejection.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ2において、乗客が船に残るかどうかの宣言をした直後(フェイズ3以降はプレイ不可)、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 &bold(){効果}:このカードをプレイしたプレイヤーは船に乗っている他の乗客1人を指定する(船長は指定できない)。指定されたプレイヤーは、強制的に船から降ろされます。降ろされた時点で飛行船が到達している島の宝物カードを1枚獲得します。そして、降ろされた乗客の今回の旅はそこで終わります。 ・&bold(){パワーカード:ジェットパック}(2枚) #image(card_jetpack.png) &bold(){プレイの条件}:飛行船の墜落が確定したときに、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 &bold(){効果}:このカードをプレイしたプレイヤーは、今回の旅で飛行船が到達した島のうち、最初の島タイルから最も遠い島に「降ります」。降りた島の宝物カードを1枚獲得します。 ・&bold(){パワーカード:迂回路}(2枚) #image(card_alternative.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ2の乗客が船に残るかどうかの宣言をした後、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 &bold(){効果}:このカードがプレイされたら、船長は任意のダイスを一度だけ振りなおすことができます。なお、ダイスを1個も振りなおさなくても構いません このカードは船長が「船は墜落する」、と宣言した後にもプレイすることができます。 ・&bold(){パワーカード:突風}(2枚) #image(card_windgust.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ2の乗客が船に残るかどうかの宣言をした後、全プレイヤーがプレイ可(船長や船を降りたプレイヤーも含む) &bold(){効果}:このカードがプレイされたら、全ての空白の出目のダイスを振りなおします。 このカードは船長が「船は墜落する」、と宣言した後にもプレイすることができます。 ・&bold(){宝物カード:魔法の望遠鏡}(4枚) #image(魔法の望遠鏡.png) このカードは最初の4つの島から宝物カードとして得られます。 &bold(){プレイの条件}:フェイズ3において船長が「船は墜落する」と宣言した後に、船長もしくは船に乗っているプレイヤーのみプレイ可 &bold(){効果}:このカードがプレイされると、全てのイベントを無視して次の島へと飛行船が前進します。ただし、このカードに付与していた2点も失われます。 ・&bold(){パワーカード:グラップリングフック}(2枚) #image(card_hook.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ3において船長が「船を前進させる」と宣言した後に、同一ラウンドのフェイズ2で船を降りた乗客のみプレイ可能 &bold(){効果}:この島で獲得した宝物カードを元に戻し、船に戻ります。 このカードはプロモカードです。テーブルの設定でプロモカードを加えるオプションを適用した場合のみ登場します。 *細かいルール ・宝物カードの内訳 1+の島:1点の宝物5枚、2点の宝物3枚、4点の宝物2枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 2+の島:2点の宝物5枚、4点の宝物3枚、6点の宝物2枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 4+の島:4点の宝物5枚、6点の宝物3枚、9点の宝物1枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 6+の島:6点の宝物5枚、9点の宝物3枚、12点の宝物1枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 9+の島:9点の宝物6枚、12点の宝物3枚 12+の島:12点の宝物6枚、15点の宝物3枚 15の島:15点の宝物6枚 20の島:20点の宝物6枚 25の島:25点の宝物6枚 ・装備品カードの内訳 コンパス(青):20枚 避雷器(黄):18枚 霧笛(赤):16枚 大砲(黒):14枚 ・パワーカードの処理順について 一度に複数枚のパワーカードが出された場合、船長の次のプレイヤーが出したパワーカードから順に処理されていきます。ただし、魔法の望遠鏡が出されたら船は即座に前進し、その後のパワーカードはプレイされることはありません。 &bold(){例} ジェットパックと魔法の望遠鏡が同時にプレイされた場合 ジェットパックを出したプレイヤーの方が先に手番を行うなら、ジェットパックを使ったプレイヤーは船を降り、その後魔法の望遠鏡の効果で船は前進する(ジェットパックを使ったプレイヤーは当然船に戻れない)。 魔法の望遠鏡を出したプレイヤーの方が先に手番を行うなら、魔法の望遠鏡の効果で船は前進する。ジェットパックの効果は発動せずに手札に戻る(このような場合、BGAではジェットパックがプレイされたかどうかは分からない)。 ・船に乗っているのが船長1人だけになった場合 船長を交代することなく、次のラウンドも同じプレイヤーが船長になります。さらに、ラウンド開始時に船に乗っているのが1人だけなら、即座に船を降りることができます。船から降りた場合、その時点で飛行船がある島タイル宝物カード1枚を取ります。 また、船を降りずにそののまま旅を続けることもできます。 ・島の宝物カードが尽きた場合 宝物カードが尽きた島タイルは裏返され、この島には飛行船は二度と止まりません。乗客が最後の宝物カードを取ったら、その後はこの島に乗客は降りることができません。 ・飛行船が最後の島タイルに到達した場合 船長のプレイヤーから順番に、最後の島タイルの宝物カードを獲得します。ただし、宝物カードが足りない場合は、宝物カードを受け取れないプレイヤーが発生する可能性があります。その後、飛行船は最初の島タイルに戻り、新たな旅を始めます(全ての冒険家コマが再び飛行船に乗せられます)。 ・装備品カードのプレイ義務 船長はプレイできる装備品カードがあるなら、可能な限り装備品カードをプレイしなければいけません。プレイできる装備品カードがあるなら、ターボカードをプレイできません。 ・フェイズ2における相談 乗客は船に残るか、船を降りるかの宣言をする際、他の乗客は船長などと自由に相談することができます(もちろん、相談時にはウソをついても構いません)。
//画像のアップロード感謝します。 &bold(){Celestia} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/170316-1440/games/celestia/170317-0139/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=celestia]] &bold(){&color(red){確定したわけではありませんが、このゲームはIEではアプリケーションの読み込みが終わらずゲームをプレイできないという事例がありました。その他のブラウザでプレイすることをオススメします}} #contents *ゲーム画面 &ref(セレスティア全体.png) *目的 状況を的確に判断しつつ、より多くの宝物を集める。-以下フレーバーテキスト 旅の途中、ガリバーは、不思議な世界セレスティアを発見しました。長い長い調査の中で、勇敢な冒険家たちは、天空の都市に隠された神秘的な宝物に目を付けるようになりました。しかしその先には、嵐やロックハート空賊団、ダモク鳥らが待ち受けています。あなたは飛行船の優秀な船長になれるでしょうか?そしてあなたの勇気は報われるでしょうか? *画面説明 &ref(画面説明.png) 1:現在、飛行船が到達している島 2:この島の宝物カードの残り枚数 3:現在、飛行船に乗っている冒険家 4:プレイヤーが所持している宝物カード。矢印をクリックすると内訳を確認できます。 5:イベントダイス 6:メッセージボタン。ここをクリックすると用意されているメッセージを送ることができます。 自分が船長なら、Positive!は次の島へ進める旨を、Negative…は墜落しそうな旨を、Maybe?はどちらとも言えないようなメッセージを発します。 自分が乗客なら、Positive!は船長を信じて船に残る旨を、Negative…は船を降りる旨を、Maybe?は船長に次の島に進めるのかを質問するメッセージを発します。 7:自分の手札 &ref(pi.png) 1:勝利点 2:上段はこのプレイヤーが現在どこにいるのか、下段はこのプレイヤーの持つ宝物カードの枚数です 3:所持している手札枚数 4:船長マーク。このマークがついているプレイヤーが船長です。 *ゲームの流れ ゲーム開始時に9枚の島タイルが並べられ、それぞれの島に宝物カードが用意されます。 飛行船が最初の島に置かれます。ゲーム中、プレイヤーは船長もしくは乗客となります。 船長は飛行船を操縦し、飛行船を次の島へ進める際に障害となるイベントに対処しなくてはいけません。 乗客は船長を信じて共に旅を続けるか、飛行船が墜落する前に船を下りるかのどちらかの選択をします。 飛行船をより遠くの島へ進めることができれば、より価値の高い宝物を手に入れられるでしょう。ただし、船長がイベントに対処できなければ乗客もろとも飛行船は墜落します。 *ルール ・ゲーム開始前のセットアップ BGAでは自動的にセットアップが行われます。読み飛ばしても構いません。 &ref(islands.png) (島の「1+」などの数字はこの島で獲得できる宝物カードの最低点数を示しています。「1+」の場合は最低でも1点は獲得できることを表します。) 島タイルと宝物カード:9枚の島タイルが番号の昇順に並べられます。宝物カードは各島ごとに分けられ、それぞれシャッフルされます。BGAでは表示されませんが、各島タイルに対応した宝物カードがそれぞれ準備されます。 飛行船と冒険家:飛行船が最初の島タイルに置かれます。各プレイヤーの色に対応した冒険家コマが飛行船に乗せられます。 手札:装備品カード、パワーカード、ターボカードが全てまとめてシャッフルされます。その後、各プレイヤーに次の枚数が初期手札として配られます。 2,3人プレイ:8枚 4人以上:6枚 残りのカードは山札となります。 ・プレイ 飛行船で旅をし、最終目的地の"Meiji"を目指します。その途中で様々な障害を克服しなければいけません。 このゲームでプレイヤーは2つの異なる役割を務めます。 &bold(){船長:このラウンドの間、飛行船を操縦します。このプレイヤーは次の島に向かうためにイベントを攻略しなければなりません。} &bold(){乗客:船長以外の全てのプレイヤーはこの役割です。乗客は船長と共に旅をします。} 船長は次の島へと飛行船を進めなければいけません。次の島へ船を進めるにはイベントに対処しなければいけません。乗客は船長と共に旅を続けるか、船を下り、その島にある宝物を1つ獲得するかどうかを決めます。 船長がイベントに対処することができれば船は次の島へ進みます。もし対処できなければ飛行船は墜落してしまいます。 1ラウンドは次の5つのフェイズが数字の順番で進行します。 &bold(){フェイズ1.イベント発生} &bold(){フェイズ2.乗客の決断} &bold(){フェイズ3.イベントの対処} &bold(){フェイズ4.船の前進} &bold(){フェイズ5.船長の交代} それぞれのフェイズの詳細を説明していきます。 **フェイズ1.イベント発生 次の島へ飛行船を進める際に発生するイベントを決定します。このフェイズでは特にプレイヤーの操作は発生しません。 &ref(次の都市へ.png) 次の島タイルに示されているダイスの絵と同じ個数のイベントダイスが振られます。イベントダイスの出目によって発生するイベントが決定します。 「フェイズ3」で船長は発生したイベントに対処しなければいけません。イベントに対処するためには、イベントに対応した装備品カードを手札から捨てる必要があります。対処できなければ飛行船は墜落し、そこで旅は終わります(いわゆるバースト)。 なお、特殊な場合を除いて船長は船を進めることを拒否できません。 **フェイズ2.乗客の判断 乗客のプレイヤーはこの船に残るか、それとも船を降りるのかを決断します。 船長の次のプレイヤー(BGAではプレイヤーインフォメーションで船長の下に位置するプレイヤー)から順番に、まだ船に乗っているプレイヤーは次の2つの選択肢のどちらかを選びます。 ・&bold(){船に残る} 船長がイベントに対処できそうだと予想し、共に旅を続けたいなら船に残ることを選びます。 この場合は自分の冒険家コマは船に乗せたままになります。 ・&bold(){船を降りる} 船長がイベントに対処できそうにないと予想し、船を降ります。 この場合は自分の冒険家コマは船から降ろされます。その後、降りた時点で飛行船が到達している島タイルの宝物カードを1枚獲得します。 一度船を降りたら、再び船に乗ることはできず、旅はそこで終わります。 なお、&bold(){船長はこの時点では船を降りることはできません。} この後の「フェイズ3」で船長は装備品カードをプレイすることになりますが、その前に、この「フェイズ2」で一部のパワーカードをプレイすることができます。船長を含む全てのプレイヤーはこのタイミングで一部のパワーカードをプレイできます。詳細はカードの詳細を参照してください。 &bold(){(BGAの操作上の説明)} 乗客のプレイヤーは画面上部の青いボタンで船に残るか船を降りるか選択してください。 全員が選択し終えたら、フェイズ2でプレイできるパワーカードをプレイできます。ただし、&bold(){時間制限があり、規定時間が経過すると自動的にパスになってしまう}ので気を付けてください。パワーカードをプレイする際は、制限時間以内にプレイしたいパワーカードをクリックしてください。 なお、フェイズ2では乗客や船長同士での自由な相談が許可されています。「Positive!」や「Negative…」「Maybe?」をクリックすることで様々なメッセージが発せられます(現在は英語のみ)。詳細は画面説明の項を参照してください。 **フェイズ3.イベントの対処 船長はイベントに対処するために手札から対応する装備品カードを&bold(){可能な限りプレイしなければいけません}。装備品カードはプレイしたくないからといってプレイを拒否できません。 ダイス1つに対して1枚の装備品カードをプレイする必要があります。同じ出目のダイスが複数あったとしても、それと同じだけの対応する装備品カードをプレイしなければいけません。なお、後述するパワーカードを装備品カードの代わりにプレイすることもできます。詳細はパワーカードの詳細の項を参照してください。 空白の出目はイベントなしです。空白のダイスに対しては装備品カードをプレイする必要はありません。 イベントダイスと装備品カードの対応は次の通りです。 ・空白のダイス &ref(die.png) 装備品カードをプレイする必要ありません。 ・雲 &ref(die_cloud.png) 対応する装備品カード:コンパス &ref(card_cloud.png) 飛行船が厚い雲に飲み込まれてしまいました。どこに向かっているのか分からなくなってしまいます。 コンパスを使って方向を見失わないようにしましょう。 ・雷 &ref(die_lightning.png) 対応する装備品カード:避雷器 &ref(card_lightning.png) 飛行船に雷が直撃しそうです。 避雷器を使って飛行船を雷から守りましょう。 ・ダモク鳥 &ref(die_birds.png) 対応する装備品カード:霧笛 &ref(card_birds.png) ダモク鳥の群れが飛行船を取り囲みます。この鳥は乗客めがけて強力な体当たりをしてきます。 霧笛を使ってダモク鳥を追い払いましょう。 ・空賊 &ref(die_pirates.png) 対応する装備品カード:大砲 &ref(card_pirates.png) ロックハート空賊団の船が登場しました。空賊は全てを奪っていきます。 大砲を使って撃墜しましょう。 &bold(){(BGAの操作上の説明)} 船長のプレイヤーは画面上部の青いボタンで船を前進させるか墜落させるかを選びます。ただし、自由に選択できるのは後述するパワーカードを持っている時だけです。装備品カードしか無かったり、そもそもイベントに対応できる装備品カードが足りないなら、船を前進させるか墜落させるか、どちらかの選択肢しか表示されません。装備品カードは自動的にプレイされるため、選択する必要はありません。 船長が船を前進させるか墜落させるかを宣言した後、プレイヤーは「フェイズ3」でプレイできるパワーカードがあるならパワーカードをプレイできます。ただし、&bold(){時間制限があり、規定時間が経過すると自動的にパスになってしまう}ので気を付けてください。パワーカードをプレイする際は、制限時間以内にプレイしたいパワーカードをクリックしてください。 **フェイズ4.船の前進 船長が「フェイズ3」で必要な装備品カード(もしくはパワーカード)をプレイし、イベントに全て対処できたら船は次の島タイルへ進みます。なお、プレイされた装備品カード(パワーカードも含む)は全て捨てられます。 もし、船長が「フェイズ3」にて必要な装備品カードをプレイできなかった場合など、&bold(){1つでもイベントに対処できなければ飛行船は墜落します}。その時点で飛行船に乗っていた船長と乗客は宝物カードを受け取れません。飛行船が墜落したらその時点で旅は終了し、最初から旅をやり直します。 **フェイズ5.船長の交代 「フェイズ4」で飛行船が次の島に進んだか墜落したかにかかわらず、船長の次のプレイヤーに船長の役割が移動します。 ただし、船が次の島に進んだ場合、船を降りたプレイヤーが船長になることはありません。 **旅の終わり 船が墜落するか、最後の島に到達するまでラウンドを繰り返し行います。 船が墜落するか、飛行船が最後の島に到達すればそこで旅は終わります。そして、新たな旅が再び始まります。 新たな旅が始まる際は次の処理が行われます。 &bold(){飛行船と冒険家コマ}:飛行船が最初の島タイルに置かれ、全ての冒険家コマが再び飛行船に乗せられる。 &bold(){手札}:各プレイヤーは山札からカードを&bold(){1枚ずつ}引き、手札に加える。 **ゲーム終了 新たな旅が始まる前に50点以上の勝利点を獲得したプレイヤーがいる場合、ゲームは終了します。 ゲーム終了時点で最も多くの勝利点を持っているプレイヤーが勝者です。 &bold(){テーブル作成時のオプションで「ファストゲーム」を選んでいた場合、ゲーム終了条件が異なります。} 「ファストゲーム」のゲーム終了条件は「だれかが5種類以上の宝物カードを手に入れたらゲームが終了」します。 &bold(){ゲーム終了時点で最も得点の高いプレイヤーが勝者です。} *パワーカード詳細 ・&bold(){ターボカード}(8枚) #image(card_turbo.png) フェイズ3.イベントの対処において、船長がプレイできます。 このカード1枚につき1つのイベントに対処できます。対処できるイベントの種類に制限はありません(ダイスの全ての出目に対して対処可能)。可能なら何枚でも出すことができます。 なお、&bold(){ターボカードを出さずに敢えて船を墜落させても構いません}。(装備品カードは可能な限りプレイする義務がありますが、ターボカードはプレイしなくても構いません) ・&bold(){パワーカード:追放}(2枚) #image(card_ejection.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ2において、乗客が船に残るかどうかの宣言をした直後(フェイズ3以降はプレイ不可)、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 &bold(){効果}:このカードをプレイしたプレイヤーは船に乗っている他の乗客1人を指定する(船長は指定できない)。指定されたプレイヤーは、強制的に船から降ろされます。降ろされた時点で飛行船が到達している島の宝物カードを1枚獲得します。そして、降ろされた乗客の今回の旅はそこで終わります。 ・&bold(){パワーカード:ジェットパック}(2枚) #image(card_jetpack.png) &bold(){プレイの条件}:飛行船の墜落が確定したときに、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 &bold(){効果}:このカードをプレイしたプレイヤーは、今回の旅で飛行船が到達した島のうち、最初の島タイルから最も遠い島に「降ります」。降りた島の宝物カードを1枚獲得します。 ・&bold(){パワーカード:迂回路}(2枚) #image(card_alternative.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ2の乗客が船に残るかどうかの宣言をした後、船長もしくは船に乗っている乗客のみプレイ可 &bold(){効果}:このカードがプレイされたら、船長は任意のダイスを一度だけ振りなおすことができます。なお、ダイスを1個も振りなおさなくても構いません このカードは船長が「船は墜落する」、と宣言した後にもプレイすることができます。 ・&bold(){パワーカード:突風}(2枚) #image(card_windgust.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ2の乗客が船に残るかどうかの宣言をした後、全プレイヤーがプレイ可(船長や船を降りたプレイヤーも含む) &bold(){効果}:このカードがプレイされたら、全ての空白の出目のダイスを振りなおします。 このカードは船長が「船は墜落する」、と宣言した後にもプレイすることができます。 ・&bold(){宝物カード:魔法の望遠鏡}(4枚) #image(魔法の望遠鏡.png) このカードは最初の4つの島から宝物カードとして得られます。 &bold(){プレイの条件}:フェイズ3において船長が「船は墜落する」と宣言した後に、船長もしくは船に乗っているプレイヤーのみプレイ可 &bold(){効果}:このカードがプレイされると、全てのイベントを無視して次の島へと飛行船が前進します。ただし、このカードに付与していた2点も失われます。 ・&bold(){パワーカード:グラップリングフック}(2枚) #image(card_hook.png) &bold(){プレイの条件}:フェイズ3において船長が「船を前進させる」と宣言した後に、同一ラウンドのフェイズ2で船を降りた乗客のみプレイ可能 &bold(){効果}:この島で獲得した宝物カードを元に戻し、船に戻ります。 このカードはプロモカードです。テーブルの設定でプロモカードを加えるオプションを適用した場合のみ登場します。 *細かいルール ・宝物カードの内訳 1+の島:1点の宝物5枚、2点の宝物3枚、4点の宝物2枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 2+の島:2点の宝物5枚、4点の宝物3枚、6点の宝物2枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 4+の島:4点の宝物5枚、6点の宝物3枚、9点の宝物1枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 6+の島:6点の宝物5枚、9点の宝物3枚、12点の宝物1枚、2点の魔法の望遠鏡1枚 9+の島:9点の宝物6枚、12点の宝物3枚 12+の島:12点の宝物6枚、15点の宝物3枚 15の島:15点の宝物6枚 20の島:20点の宝物6枚 25の島:25点の宝物6枚 ・装備品カードの内訳 コンパス(青):20枚 避雷器(黄):18枚 霧笛(赤):16枚 大砲(黒):14枚 ・パワーカードの処理順について 一度に複数枚のパワーカードが出された場合、船長の次のプレイヤーが出したパワーカードから順に処理されていきます。ただし、魔法の望遠鏡が出されたら船は即座に前進し、その後のパワーカードはプレイされることはありません。 &bold(){例} ジェットパックと魔法の望遠鏡が同時にプレイされた場合 ジェットパックを出したプレイヤーの方が先に手番を行うなら、ジェットパックを使ったプレイヤーは船を降り、その後魔法の望遠鏡の効果で船は前進する(ジェットパックを使ったプレイヤーは当然船に戻れない)。 魔法の望遠鏡を出したプレイヤーの方が先に手番を行うなら、魔法の望遠鏡の効果で船は前進する。ジェットパックの効果は発動せずに手札に戻る(このような場合、BGAではジェットパックがプレイされたかどうかは分からない)。 ・船に乗っているのが船長1人だけになった場合 船長を交代することなく、次のラウンドも同じプレイヤーが船長になります。さらに、ラウンド開始時に船に乗っているのが1人だけなら、即座に船を降りることができます。船から降りた場合、その時点で飛行船がある島タイル宝物カード1枚を取ります。 また、船を降りずにそののまま旅を続けることもできます。 ・島の宝物カードが尽きた場合 宝物カードが尽きた島タイルは裏返され、この島には飛行船は二度と止まりません。乗客が最後の宝物カードを取ったら、その後はこの島に乗客は降りることができません。 ・飛行船が最後の島タイルに到達した場合 船長のプレイヤーから順番に、最後の島タイルの宝物カードを獲得します。ただし、宝物カードが足りない場合は、宝物カードを受け取れないプレイヤーが発生する可能性があります。その後、飛行船は最初の島タイルに戻り、新たな旅を始めます(全ての冒険家コマが再び飛行船に乗せられます)。 ・装備品カードのプレイ義務 船長はプレイできる装備品カードがあるなら、可能な限り装備品カードをプレイしなければいけません。プレイできる装備品カードがあるなら、ターボカードをプレイできません。 ・フェイズ2における相談 乗客は船に残るか、船を降りるかの宣言をする際、他の乗客は船長などと自由に相談することができます(もちろん、相談時にはウソをついても構いません)。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: