リメンバーウェン

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&bold(){Remember When} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/171219-1001/games/rememberwhen/171121-1323/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=rememberwhen]] &bold(){訳語は個人で訳したもので。実際のゲームと異なる場合があります。実際に遊べるルールとBGAでプレイできるルールにかなり差があるようです。なるべくBGAでプレイできるルールについて書いたつもりですが異なる点がありましたら教えてください。} &bold(){このゲームは、ゲームの性質上、カードの単語やフレーズは英語のままでプレイしなければいけません。そのため、英語を理解できるプレイヤー同士で遊ぶことをオススメします。} &color(red){ブラウザをchromeにすることで、webページ翻訳が使えるようです。} ゲームプレイ中に画面を右クリックして、日本語に翻訳をクリックすると自動翻訳されます。翻訳は正確ではありませんが、なんとなくの意味なら分かると思います。 #contents *ゲーム画面 &ref(リメンバーウェン全体.png) *目的 1人のプレイヤーが物語を完成させようとするので、各プレイヤーは単語やフレーズが書かれたカードを渡して物語の完成を手伝います。さらに、渡したカードの単語やフレーズのうち、どれを使って物語が作られるのかを予測します。 こうして作られた物語がより良いものであるのかを投票して決定します。また、予測した単語が実際に使用されていれば各プレイヤーはそれぞれ得点を獲得します。このようにして最も多くの得点を獲得することを目指します。 -以下フレーバーテキスト スーパーヒーローやヴィラン(悪役のこと)は数々の有名で素晴らしい戦いを繰り広げていました。あれから約40年 - 引退したヒーローやヴィラン(刑務所から出所済み)達は共に楽しい余生を過ごそうと決め、同窓会を開くことにしました。同窓会では現役時代の様々な武勇伝が語られました。しかし、彼らは他人の話す武勇伝がだんだんと「ほら話」なのではと思えてくるようになり、自分の武勇伝が他のものよりも上回っているかどうかを決めることにしました。 最大の問題は、このエリートグループは「老人の集まり」となっていて、昔の出来事を正しく覚えていないことです! ここに集まった仲間が記憶の隙間を埋めるのを助けてくれるでしょう。役に立つかは分かりませんが。 プレイヤーは元ヒーローやヴィランになり、次の2つのことを達成しようとします。 1.自分が過去に行った驚異的で素晴らしい物語を考える 2.仲間が話しているときに、実際に何が起こっていたのかということをフォローし、物語作りに最も貢献する *コンポーネント &ref(センテンスボード.png) センテンスボード センテンスボードには7マスのカード置き場があり、それぞれの色に対応したカードが置かれます。 &ref(緑カード.png) 緑カード:「when(いつ)」の物語なのかを決める単語やフレーズが書かれたカード &ref(茶色カード.png) 茶色カード:「where(どこ)」での物語なのかを決める単語やフレーズが書かれたカード &ref(紫カード.png) 紫カード:「how(どのように)」して行われたのかを決める単語やフレーズが書かれたカード &ref(黄色カード.png) 黄色カード:「動詞」が書かれたカード &ref(青カード.png) 青(水色)カード:「what kind of(形容詞)」が書かれたカード &ref(赤カード.png) 赤カード:「名詞」が書かれたカード &ref(ピンクカード.png) ピンクカード:「why(なぜ)」そのような行動をとったのかを決める単語やフレーズが書かれたカード (実際のゲームにはオレンジカードがあるようですが、BGAにはなさそうです) *画面説明 &ref(画面説明.png) 1:現在の「ベストメモリー」の物語。ここをクリックすると、その物語を確認できます。 2:このラウンドのアクティブプレイヤーが作っている物語。「ベストメモリー」の物語を確認したら、ここをクリックすると戻れます。 3:センテンスボード 4:自分の手札 &ref(プレイヤーインフォメーション.png) 1:獲得している得点 2:このラウンドでアクティブプレイヤーに渡したカードの色と、このカードのうち何番の単語を使用するのかの予測番号 *ゲームの流れ 1ラウンドごとに1人のプレイヤーがアクティブプレイヤーとなります。アクティブプレイヤーは物語を作っていきます。まず、物語の中心となる名詞がランダムに選ばれます。その後、アクティブプレイヤーはその名詞に合うような動詞を選択します。さらに、この物語がヒーローの物語なのか、ヴィランの物語なのかを決めます。 その他のプレイヤーはアクティブプレイヤーが決めた動詞、名詞、ヒーロー/ヴィランの設定の3つに合うような単語やフレーズの書かれたカードをアクティブプレイヤーに渡します。1つのカードには4つの単語やフレーズが書かれており、アクティブプレイヤーがどの単語やフレーズを使用して物語を作るのかをカードを渡すと同時に予測します。 全員からカードを受け取ったらアクティブプレイヤーは物語を組み立てていきます。物語が完成したら、それを発表します。このとき、他プレイヤーが予測した単語やフレーズが実際に使われていたら、予測が当たっていたプレイヤーは1点を獲得します。 その後、アクティブプレイヤーによって作られた物語が「ベストメモリー」にふさわしいかどうかをプレイヤーの投票によって決定します。 プレイ人数によって規定されているラウンドを行い、ゲーム終了時までに最も多くの得点を獲得することを目指します。(実際のゲームでは「ベストメモリー」の権利を持っているプレイヤーも勝者となるようですが、現在のBGAでは、「ベストメモリー」の権利を持っているプレイヤーが勝つというようなことは一切ありません。予測が当たっていた場合に獲得できる点数が最も多いプレイヤーが勝利するようです。) *ルール 現在BGAでプレイできるのは3~6人までです。また、オレンジカードは実装されていません。さらに、その他のヴァリアントルールも一切ありません。一番基本的なゲームでのみ遊ぶことができます。 **ラウンド開始前の準備 各色のカードが色ごとに分けられシャッフルされます。 各プレイヤーに緑、茶色、紫、青、ピンクのカードが1枚ずつ配られます。このとき、カードの内容を他プレイヤーに教えてはいけません。 **記憶の提示 アクティブプレイヤーが物語の大まかなアウトラインを設定します。 1.このラウンドのスタートプレイヤーをアクティブプレイヤーと呼びます。 アクティブプレイヤーは1~4の数字の中から1つを選びます。 赤カードがランダムに1枚引かれ、選んだ数字が"上"(上下左右の上)に来るようにセンテンスボードの赤のマスに表向きに置かれます。(ルール原文では単語の意味が分からなかったり知らない単語ならカードを引きなおせると書かれていますが、BGAにはそのルールは実装されてないようです)。 2.アクティブプレイヤーは2枚の黄色カードを引きます。そして、その中から使用したい単語を1つ選び、その単語が"上"に来るようにセンテンスボードの黄色のマスに置きます。残りの黄色カードは捨て札になります。 黄色のカードは過去に行った「行動」を示します(動詞が書かれている)。「ベストメモリー」を獲得するために、赤カードで示された内容に基づいて、「合理的」で「"現実的"」な組み合わせを選択してください。("現実的"というのは、このゲームの世界での"現実的"です。私たちの世界での"現実的"とは異なることに注意してください。) プレイヤーはヒーローやヴィランのどちらでも演じることができるため、様々な選択肢があります。 例えば、ヒーローであれば、「人質」を「救助した」とするでしょうし、同じ人質でも、ヴィランは「人質」を「誘拐した」とするでしょう。 ただ、あまりに現実的でない組み合わせは避けるべきです。例えば、あなたがヴィランだとしても、「人質」を「ラミネートした(英語でのlaminateは薄く切るや薄く延ばすの意味)」とするのはあまり現実的ではなく、意味が通じません。 &bold(){(操作説明)} 手札の黄色カードをクリックすると回転するので、使用したい単語が上にくるようにカードを回転させた後、画面上部のボタンをクリックします。 &bold(){例} &ref(記憶の提示.png) 赤と黄色のカードはこのように置かれました。この場合、「I extracted parasite」というアウトラインが作られます。 3.アクティブプレイヤーはヒーローかヴィランのどちらの物語であるのかを決めます。 4.その他のプレイヤーはアクティブプレイヤーが提示した「物語の記憶」を埋めるために、アクティブプレイヤーへカード(緑、茶色、紫、青、ピンクのカード)を1枚渡さなければいけません。 まず、渡すカードの色を決めます。 もしどうしても渡したい色のカードがあるなら、誰よりも早くその色を渡すことを宣言するとよいでしょう(例えばピンクを渡したい!など)。 次に、渡すカードに書かれてる4つの単語/フレーズのうち、アクティブプレイヤーがどれを使うのかを1~4の番号で予測します。アクティブプレイヤーは「物語」を「合理的」なものにして「ベストメモリー」を得ようとするため、現実的に起こり得そうな単語/フレーズの組み合わせとなるように選ぶのがよいでしょう。 &bold(){例} &ref(青カード.png) 例えば、アクティブプレイヤーが「greasy」という単語を使って物語を作りそうだなと思ったら、1を選択します。 &bold(){(操作説明)} 手札のカードをクリックすると回転するので、アクティブプレイヤーが使用すると予測する単語が"上"にくるようにカードを回転させた後、画面上部のボタンをクリックします。 もし、同時に2人以上のプレイヤーが同じ色のカードをアクトティブプレイヤーに渡した場合は、アクトティブプレイヤーはカードの内容を確認せずに、どちらのカードを採用するのかを決めます。(BGAでは同時にカードを渡すということが起こりにくいと考えられるため、同じ色のカードは単純に渡せないと思われます。) カードをアクティブプレイヤーに渡したら、渡したカードと同じ色のカードを山札から1枚引きます。 5.アクティブプレイヤー以外の全てのプレイヤーがカードを1枚渡したら、アクティブプレイヤーは「物語」を完成させるためにセンテンスボードの残りの空白のマスを埋めます。ただし、6人プレイの場合には空白は生じません。 アクトティブプレイヤーは空白のマスと同じ色のカードを手札から出し、その後、出したカードと同じ色のカードを山札から補充します。 (アドバイス:アクティブプレイヤーは漫画、ファンタジー、アクション、SF映画などのようなエキサイティングな物語を考えなければなりません。このゲーム内で登場するものは、すべてが実際に存在するものとします。タイムトラベルでさえ このエリートグループにとっては可能なのです。 ドラゴン、吸血鬼、宇宙飛行などすべて「可能」です。これらのカードを正しい「状況」で使用するだけです。) **物語の組み立て アクティブプレイヤーが物語を作ります。 1.アクティブプレイヤーはすべてのカードを確認し、最も合理的かつ、素晴らしいヒーローもしくはヴィランの「物語」を完成させます。各プレイヤーから渡されたカードから使用する単語を決定します。ただし、赤と黄色のカードは固定されます。最初に選んだ単語から変えることはできません。 &bold(){(操作説明)} BGAでは4つの単語のうち、上にきている単語が使用されるようです。使用する単語が上に来るようにクリックしてカードを回転させてください。全てのカードの回転が終わったら画面上部のボタンを押してください。 2.アクティブプレイヤーが使用する単語を決定したら、どの単語を使用したのかを公開します。このとき、各プレイヤーがアクティブプレイヤーが使用すると予測した単語/フレーズが実際に使用されていたら、予測が当たっていたプレイヤーアクティブプレイヤーは共に1点を獲得します。予測した単語/フレーズが使用されなかった場合は、予測を外したプレイヤー、アクティブプレイヤー共に得点を獲得できません。 **投票 「ベストメモリー」を投票で決定します。 1.BGAでは、第1ラウンドの場合には比較対象として、ランダムな「物語」が1つ用意されます。「アクティブプレイヤーが完成させた物語」と「用意された物語」を比較し、より良い「物語」の方に投票をします。投票の際、アクティブプレイヤーは自分が完成させた物語についてあらゆるアピールを行っても構いません。 より多くの票を獲得した物語が「ベストメモリー」となります。 2.第2ラウンド以降は、「現在のベストメモリーの物語」と、「新たに完成した物語」のどちらがより良い物語であるのかを投票によって決定します。投票の際、アクティブプレイヤーは自分が完成させた物語についてあらゆるアピールを行っても構いません。 なお、第2ラウンド以降の投票では、「ベストメモリーの物語」を作ったプレイヤーと、「新たな物語」を完成させたプレイヤー(当該ラウンドのアクティブプレイヤー)は投票に参加できません。つまり、3人プレイの場合には投票者は1人だけということになります。 投票権のあるプレイヤー全員が投票を行ったら、票を公開し、より多く投票されていた物語が「ベストメモリー」となります。 「現在のベストメモリー」に、より多くの票が投票されていた場合は「ベストメモリー」は変わりません。「新たに完成した物語」に、より多くの票が投票されていた場合は「現在のベストメモリー」として君臨していた物語は破棄され、「新たに完成した物語」が新たな「ベストメモリー」となります。 もし、得票数が同数になった場合は「新たに完成した物語」が「ベストメモリー」となります。 ベストメモリーが決定したら、このラウンドは終了し、スタートプレイヤーが次のプレイヤーに移り、新たなラウンドが開始されます。 &bold(){(操作説明)} 「ベストメモリー」に投票するには画面上部の2つのボタンのうち左側のボタンを、「新たに完成した物語」に投票するには画面上部の2つのボタンのうち右側のボタンをクリックします。 ***カードの文章について 赤カードの単語やフレーズの中には(MY)で始まるものがあります。例えば、「(MY)best friend」などです。これは、アクティブプレイヤーが完成させた「物語」をより「個人的」な物語であるとする効果があります。 (今のところBGAで実装されていませんが)オレンジカードを使用する場合には、所有格はオレンジ色のカードによって決まるため、赤カードの(MY)は無視してください。 ピンクカードの指示代名詞は文脈によって自由に調整することができます。例えば、「they」を「he」に変えてもいいですし、「it」を「she」に変えても構いません。 **ゲーム終了 プレイ人数によって定められているラウンド数を行ったらゲーム終了です。 3~5人プレイの場合:1人につき2ラウンドずつ(つまり、1人のプレイヤーが2回ずつアクティブプレイヤーを務める) 6人プレイの場合:1ラウンドずつ(1人1回ずつアクティブプレイヤーを務める) ゲーム終了時点でベストメモリーの物語を作ったプレイヤーは2点を獲得します。 ベストメモリーによる得点と、ゲーム中に獲得する得点を合計し、最も点数が高いプレイヤーが勝者です。同点の場合は該当プレイヤー全員が勝者です。(実際のゲームでは、ゲーム終了時にベストメモリーの権利を持っていたプレイヤーも勝者となるようですが、BGAではベストメモリーの作者は2点がもらえるだけのようです。) 2/1追記:作者よりゲームルールが変更された旨が通知されました。得点方式については今後も調整するらしいので変更される場合があります。
&bold(){Remember When} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/171219-1001/games/rememberwhen/171121-1323/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=rememberwhen]] &bold(){訳語は個人で訳したもので、実際のゲームと異なる場合があります。実際に遊べるルールとBGAでプレイできるルールにかなり差があるようです。なるべくBGAでプレイできるルールについて書いたつもりですが、異なる点がありましたら教えてください。} &bold(){このゲームは、ゲームの性質上、カードの単語やフレーズは英語のままでプレイしなければいけません。そのため、英語を理解できるプレイヤー同士で遊ぶことをオススメします。} &color(red){ブラウザをchromeにすることで、webページ翻訳が使えるようです。} ゲームプレイ中に画面を右クリックをして、日本語に翻訳をクリックすると自動翻訳されます。翻訳は正確ではありませんが、なんとなくの意味なら分かると思います。 #contents *ゲーム画面 &ref(リメンバーウェン全体.png) *目的 1人のプレイヤーが物語を完成させようとするので、各プレイヤーは単語やフレーズが書かれたカードを渡して物語の完成を手伝います。さらに、渡したカードの単語やフレーズのうち、どれを使って物語が作られるのかを予測します。 こうして作られた物語がより良いものであるのかを投票して決定します。また、予測した単語が実際に使用されていれば各プレイヤーはそれぞれ得点を獲得します。このようにして最も多くの得点を獲得することを目指します。 -以下フレーバーテキスト スーパーヒーローやヴィラン(悪役のこと)は数々の有名で素晴らしい戦いを繰り広げていました。あれから約40年 - 引退したヒーローやヴィラン(刑務所から出所済み)達は共に楽しい余生を過ごそうと決め、同窓会を開くことにしました。同窓会では現役時代の様々な武勇伝が語られました。しかし、彼らは他人の話す武勇伝がだんだんと「ほら話」なのではと思えてくるようになり、自分の武勇伝が他のものよりも上回っているかどうかを決めることにしました。 最大の問題は、このエリートグループは「老人の集まり」となっていて、昔の出来事を正しく覚えていないことです! ここに集まった仲間が記憶の隙間を埋めるのを助けてくれるでしょう。役に立つかは分かりませんが。 プレイヤーは元ヒーローやヴィランになり、次の2つのことを達成しようとします。 1.自分が過去に行った驚異的で素晴らしい物語を考える 2.仲間が話しているときに、実際に何が起こっていたのかということをフォローし、物語作りに最も貢献する *コンポーネント &ref(センテンスボード.png) センテンスボード センテンスボードには7マスのカード置き場があり、それぞれの色に対応したカードが置かれます。 &ref(緑カード.png) 緑カード:「when(いつ)」の物語なのかを決める単語やフレーズが書かれたカード &ref(茶色カード.png) 茶色カード:「where(どこ)」での物語なのかを決める単語やフレーズが書かれたカード &ref(紫カード.png) 紫カード:「how(どのように)」して行われたのかを決める単語やフレーズが書かれたカード &ref(黄色カード.png) 黄色カード:「動詞」が書かれたカード &ref(青カード.png) 青(水色)カード:「what kind of(形容詞)」が書かれたカード &ref(赤カード.png) 赤カード:「名詞」が書かれたカード &ref(ピンクカード.png) ピンクカード:「why(なぜ)」そのような行動をとったのかを決める単語やフレーズが書かれたカード (実際のゲームにはオレンジカードがあるようですが、BGAにはなさそうです) *画面説明 &ref(画面説明.png) 1:現在の「ベストメモリー」の物語。ここをクリックすると、その物語を確認できます。 2:このラウンドのアクティブプレイヤーが作っている物語。「ベストメモリー」の物語を確認したら、ここをクリックすると戻れます。 3:センテンスボード 4:自分の手札 &ref(プレイヤーインフォメーション.png) 1:獲得している得点 2:このラウンドでアクティブプレイヤーに渡したカードの色と、このカードのうち何番の単語を使用するのかの予測番号 *ゲームの流れ 1ラウンドごとに1人のプレイヤーがアクティブプレイヤーとなります。アクティブプレイヤーは物語を作っていきます。まず、物語の中心となる名詞がランダムに選ばれます。その後、アクティブプレイヤーはその名詞に合うような動詞を選択します。さらに、この物語がヒーローの物語なのか、ヴィランの物語なのかを決めます。 その他のプレイヤーはアクティブプレイヤーが決めた動詞、名詞、ヒーロー/ヴィランの設定の3つに合うような単語やフレーズの書かれたカードをアクティブプレイヤーに渡します。1つのカードには4つの単語やフレーズが書かれており、アクティブプレイヤーがどの単語やフレーズを使用して物語を作るのかをカードを渡すと同時に予測します。 全員からカードを受け取ったらアクティブプレイヤーは物語を組み立てていきます。物語が完成したら、それを発表します。このとき、他プレイヤーが予測した単語やフレーズが実際に使われていたら、予測が当たっていたプレイヤーは1点を獲得します。 その後、アクティブプレイヤーによって作られた物語が「ベストメモリー」にふさわしいかどうかをプレイヤーの投票によって決定します。 プレイ人数によって規定されているラウンドを行い、ゲーム終了時までに最も多くの得点を獲得することを目指します。(実際のゲームでは「ベストメモリー」の権利を持っているプレイヤーも勝者となるようですが、現在のBGAでは、「ベストメモリー」の権利を持っているプレイヤーが勝つというようなことは一切ありません。予測が当たっていた場合に獲得できる点数が最も多いプレイヤーが勝利するようです。) *ルール 現在BGAでプレイできるのは3~6人までです。また、オレンジカードは実装されていません。さらに、その他のヴァリアントルールも一切ありません。一番基本的なゲームでのみ遊ぶことができます。 **ラウンド開始前の準備 各色のカードが色ごとに分けられシャッフルされます。 各プレイヤーに緑、茶色、紫、青、ピンクのカードが1枚ずつ配られます。このとき、カードの内容を他プレイヤーに教えてはいけません。 **記憶の提示 アクティブプレイヤーが物語の大まかなアウトラインを設定します。 1.このラウンドのスタートプレイヤーをアクティブプレイヤーと呼びます。 アクティブプレイヤーは1~4の数字の中から1つを選びます。 赤カードがランダムに1枚引かれ、選んだ数字が"上"(上下左右の上)に来るようにセンテンスボードの赤のマスに表向きに置かれます。(ルール原文では単語の意味が分からなかったり知らない単語ならカードを引きなおせると書かれていますが、BGAにはそのルールは実装されてないようです)。 2.アクティブプレイヤーは2枚の黄色カードを引きます。そして、その中から使用したい単語を1つ選び、その単語が"上"に来るようにセンテンスボードの黄色のマスに置きます。残りの黄色カードは捨て札になります。 黄色のカードは過去に行った「行動」を示します(動詞が書かれている)。「ベストメモリー」を獲得するために、赤カードで示された内容に基づいて、「合理的」で「"現実的"」な組み合わせを選択してください。("現実的"というのは、このゲームの世界での"現実的"です。私たちの世界での"現実的"とは異なることに注意してください。) プレイヤーはヒーローやヴィランのどちらでも演じることができるため、様々な選択肢があります。 例えば、ヒーローであれば、「人質」を「救助した」とするでしょうし、同じ人質でも、ヴィランは「人質」を「誘拐した」とするでしょう。 ただ、あまりに現実的でない組み合わせは避けるべきです。例えば、あなたがヴィランだとしても、「人質」を「ラミネートした(英語でのlaminateは薄く切るや薄く延ばすの意味)」とするのはあまり現実的ではなく、意味が通じません。 &bold(){(操作説明)} 手札の黄色カードをクリックすると回転するので、使用したい単語が上にくるようにカードを回転させた後、画面上部のボタンをクリックします。 &bold(){例} &ref(記憶の提示.png) 赤と黄色のカードはこのように置かれました。この場合、「I extracted parasite」というアウトラインが作られます。 3.アクティブプレイヤーはヒーローかヴィランのどちらの物語であるのかを決めます。 4.その他のプレイヤーはアクティブプレイヤーが提示した「物語の記憶」を埋めるために、アクティブプレイヤーへカード(緑、茶色、紫、青、ピンクのカード)を1枚渡さなければいけません。 まず、渡すカードの色を決めます。 もしどうしても渡したい色のカードがあるなら、誰よりも早くその色を渡すことを宣言するとよいでしょう(例えばピンクを渡したい!など)。 次に、渡すカードに書かれてる4つの単語/フレーズのうち、アクティブプレイヤーがどれを使うのかを1~4の番号で予測します。アクティブプレイヤーは「物語」を「合理的」なものにして「ベストメモリー」を得ようとするため、現実的に起こり得そうな単語/フレーズの組み合わせとなるように選ぶのがよいでしょう。 &bold(){例} &ref(青カード.png) 例えば、アクティブプレイヤーが「greasy」という単語を使って物語を作りそうだなと思ったら、1を選択します。 &bold(){(操作説明)} 手札のカードをクリックすると回転するので、アクティブプレイヤーが使用すると予測する単語が"上"にくるようにカードを回転させた後、画面上部のボタンをクリックします。 もし、同時に2人以上のプレイヤーが同じ色のカードをアクトティブプレイヤーに渡した場合は、アクトティブプレイヤーはカードの内容を確認せずに、どちらのカードを採用するのかを決めます。(BGAでは同時にカードを渡すということが起こりにくいと考えられるため、同じ色のカードは単純に渡せないと思われます。) カードをアクティブプレイヤーに渡したら、渡したカードと同じ色のカードを山札から1枚引きます。 5.アクティブプレイヤー以外の全てのプレイヤーがカードを1枚渡したら、アクティブプレイヤーは「物語」を完成させるためにセンテンスボードの残りの空白のマスを埋めます。ただし、6人プレイの場合には空白は生じません。 アクトティブプレイヤーは空白のマスと同じ色のカードを手札から出し、その後、出したカードと同じ色のカードを山札から補充します。 (アドバイス:アクティブプレイヤーは漫画、ファンタジー、アクション、SF映画などのようなエキサイティングな物語を考えなければなりません。このゲーム内で登場するものは、すべてが実際に存在するものとします。タイムトラベルでさえ このエリートグループにとっては可能なのです。 ドラゴン、吸血鬼、宇宙飛行などすべて「可能」です。これらのカードを正しい「状況」で使用するだけです。) **物語の組み立て アクティブプレイヤーが物語を作ります。 1.アクティブプレイヤーはすべてのカードを確認し、最も合理的かつ、素晴らしいヒーローもしくはヴィランの「物語」を完成させます。各プレイヤーから渡されたカードから使用する単語を決定します。ただし、赤と黄色のカードは固定されます。最初に選んだ単語から変えることはできません。 &bold(){(操作説明)} BGAでは4つの単語のうち、上にきている単語が使用されるようです。使用する単語が上に来るようにクリックしてカードを回転させてください。全てのカードの回転が終わったら画面上部のボタンを押してください。 2.アクティブプレイヤーが使用する単語を決定したら、どの単語を使用したのかを公開します。このとき、各プレイヤーがアクティブプレイヤーが使用すると予測した単語/フレーズが実際に使用されていたら、予測が当たっていたプレイヤーアクティブプレイヤーは共に1点を獲得します。予測した単語/フレーズが使用されなかった場合は、予測を外したプレイヤー、アクティブプレイヤー共に得点を獲得できません。 **投票 「ベストメモリー」を投票で決定します。 1.BGAでは、第1ラウンドの場合には比較対象として、ランダムな「物語」が1つ用意されます。「アクティブプレイヤーが完成させた物語」と「用意された物語」を比較し、より良い「物語」の方に投票をします。投票の際、アクティブプレイヤーは自分が完成させた物語についてあらゆるアピールを行っても構いません。 より多くの票を獲得した物語が「ベストメモリー」となります。 2.第2ラウンド以降は、「現在のベストメモリーの物語」と、「新たに完成した物語」のどちらがより良い物語であるのかを投票によって決定します。投票の際、アクティブプレイヤーは自分が完成させた物語についてあらゆるアピールを行っても構いません。 なお、第2ラウンド以降の投票では、「ベストメモリーの物語」を作ったプレイヤーと、「新たな物語」を完成させたプレイヤー(当該ラウンドのアクティブプレイヤー)は投票に参加できません。つまり、3人プレイの場合には投票者は1人だけということになります。 投票権のあるプレイヤー全員が投票を行ったら、票を公開し、より多く投票されていた物語が「ベストメモリー」となります。 「現在のベストメモリー」に、より多くの票が投票されていた場合は「ベストメモリー」は変わりません。「新たに完成した物語」に、より多くの票が投票されていた場合は「現在のベストメモリー」として君臨していた物語は破棄され、「新たに完成した物語」が新たな「ベストメモリー」となります。 もし、得票数が同数になった場合は「新たに完成した物語」が「ベストメモリー」となります。 ベストメモリーが決定したら、このラウンドは終了し、スタートプレイヤーが次のプレイヤーに移り、新たなラウンドが開始されます。 &bold(){(操作説明)} 「ベストメモリー」に投票するには画面上部の2つのボタンのうち左側のボタンを、「新たに完成した物語」に投票するには画面上部の2つのボタンのうち右側のボタンをクリックします。 ***カードの文章について 赤カードの単語やフレーズの中には(MY)で始まるものがあります。例えば、「(MY)best friend」などです。これは、アクティブプレイヤーが完成させた「物語」をより「個人的」な物語であるとする効果があります。 (今のところBGAで実装されていませんが)オレンジカードを使用する場合には、所有格はオレンジ色のカードによって決まるため、赤カードの(MY)は無視してください。 ピンクカードの指示代名詞は文脈によって自由に調整することができます。例えば、「they」を「he」に変えてもいいですし、「it」を「she」に変えても構いません。 **ゲーム終了 プレイ人数によって定められているラウンド数を行ったらゲーム終了です。 3~5人プレイの場合:1人につき2ラウンドずつ(つまり、1人のプレイヤーが2回ずつアクティブプレイヤーを務める) 6人プレイの場合:1ラウンドずつ(1人1回ずつアクティブプレイヤーを務める) ゲーム終了時点でベストメモリーの物語を作ったプレイヤーは2点を獲得します。 ベストメモリーによる得点と、ゲーム中に獲得する得点を合計し、最も点数が高いプレイヤーが勝者です。同点の場合は該当プレイヤー全員が勝者です。(実際のゲームでは、ゲーム終了時にベストメモリーの権利を持っていたプレイヤーも勝者となるようですが、BGAではベストメモリーの作者は2点がもらえるだけのようです。) 2/1追記:作者よりゲームルールが変更された旨が通知されました。得点方式については今後も調整するらしいので変更される場合があります。

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