ジャンプゲート

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&bold(){jumpgate} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/161125-1705/games/jumpgate/161123-0233/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=jumpgate]] &bold(){訳語は個人で訳したものなので、実際のものとは異なる場合があります} #contents *ゲーム画面 &ref(ジャンプゲート全体.png) *目的 リソースを獲得したり、惑星を確保することで勝利点を稼ぎます。ゲーム終了時までに最も多くの勝利点を稼ぐことを目指します。 以下フレーバーテキスト ジャンプゲートが開発されたことにより、遠くの惑星へ瞬時に移動することが可能となった。これによって宇宙の旅がより容易なものとなった。プレイヤーは宇宙船の船長となり宇宙船を用意し、乗組員を集め、宇宙の冒険へと出発します。誰も見たことのない世界をその目で見るのです! ー船長の椅子へゆっくりと座り、ナビコンピューターを操作しジャンプゲートを開く。宇宙船はゆっくりとジャンプゲートへ近づいていき、そして・・・旅が始まるー *画面説明 &ref(画面説明.png) 1:手札。自分が持っているナビコンピューターカードです 2:アクション実行ボタン。一部のアクションはこのボタンをクリックすることで実行できます 3:ジャンプゲートとブラックホールカード 4:表向きになっているリソースカード 5:惑星カード 6:プレイヤーの宇宙船コマ &ref(情報パネル.png) 1:獲得している勝利点 2:獲得しているリソース 3:秘密のリソース。これは自分しか内容が分かりません。 4:手札の枚数 *ゲームの流れ プレイ人数に応じて惑星カードが置かれます。それぞれの惑星に表向きのリソースが1枚、裏向きのリソースが3枚が用意されます。プレイヤーは自分のターンに6個のアクションの中から2個までを選び実行し、リソースを集めたり、惑星に上陸・確保することで勝利点を獲得していきます。ゲーム終了条件が満たされるまで順番にターンを実行し、ゲーム終了時に最も勝利点が高いプレイヤーが勝者です。 *ルール ・セットアップ (この処理はBGAでは自動的に行われるので、読み飛ばしても構いません) 1.各プレイヤーに宇宙船コマ1個と、その色に対応するマーカーが配られる。 2.場にブラックホールカードとプレイ人数に応じた惑星カードが並べられる。並べられる惑星カードの枚数は次の通り 2人プレイ:6枚 3人プレイ:7枚 4人プレイ:8枚 5人プレイ:9枚 残った惑星カードはこのゲームでは使用しません。残りの惑星カードは裏向きにし、ブラックホールカードの隣に置かれます。ここがジャンプゲートとなり、宇宙船のスタート地点となります。 3.各プレイヤーに「秘密のリソース」を2枚ずつ配ります。2人プレイの場合のみ3枚ずつ配ります。なお、この秘密のリソースはゲーム終了時まで自分だけが内容を知ることができます。相手の秘密のリソースは分かりません。 4.場に並べられた惑星カードそれぞれに、リソースカードが置かれます。各惑星カードに表向きに1枚、裏向きに3枚のリソースカードが置かれます。BGAでは裏向きのリソースカードは表示されず、惑星カードに緑の数字で残りの枚数が表示されます。 &ref(裏向きのリソース.png) (黄色枠内の数字が裏向きのリソースカードの枚数です。) 5.各プレイヤーにナビコンピューターカードが5枚ずつランダムに配られます。残りのナビコンピュターカードはブラックホールカードの横に裏向きに置かれ、これが山札となります。 6.これでセットアップは完了です。 **手番でやること 自分のターンでは6つのアクションの中から2つまでを選んで、それを実行します。同じアクションを2回選ぶこともできます。また、1回だけアクションを実行してターンを終えたり、全くアクションを実行せずにターンを終えても構いません。2つまでアクションを実行し終えたら、次のプレイヤーへとターンが移ります。 &bold(){実行できるアクション} ・移動(Fly) ・ジャンプ(Jump) ・スキャン(Scan) ・上陸&確保(Land&Claim) ・採取(Harvest) ・調査(Research) これらのアクションは、ほとんどの場合手札のナビコンピューターカードを捨てることで実行します。 これよりアクションの詳細を説明します。 ***移動 &bold(){このアクションは、ナビコンピュターカードを捨てることなく実行できます。} 自分の宇宙船コマが置かれている惑星に隣接する2つの惑星のどちらか1つを選び、その惑星へ自分の宇宙船コマを移動させます。ただし、ゲーム開始時に自分の宇宙船コマがジャンプゲートにある場合にはこのアクションは実行できません。 &ref(セットアップ2.png) 本来なら上図のように円形に惑星カードが並べられているのですが、BGAでは場に惑星カードが水平に並べられています。そのため、両端の惑星が隣接していないように見えますが、実際には両端の惑星は隣接した惑星となっています。 &ref(隣り合う惑星r.png) &bold(){例} &ref(fly.png) 緑のプレイヤーの宇宙船コマが惑星「Sethium」にあります。緑のプレイヤーが移動できる惑星は左の「Waldwelt」か右の「Anno」のどちらかです。 ***ジャンプ ナビコンピューターカードを捨てることで、対応する惑星へ自分の宇宙船コマを移動させます。 &ref(コード青.png) 移動したい惑星に書かれているジャンプコード(青の数字)と同じジャンプコード(青の数字)が書かれているナビコンピューターカードを1枚捨て、対応する惑星へ自分の宇宙船コマを移動させます。このアクションはゲーム開始時に自分の宇宙船がジャンプゲートにあっても実行できます。 &ref(ワイルド青.png) このジャンプコードが書かれたナビコンピューターカードはワイルドカードです。このカードを捨てると任意の惑星へ自分の宇宙船を動かせます。 &bold(){例} &ref(fly2.png) 緑のプレイヤーは「BueHeggar」にジャンプするために、青のジャンプコード1が書かれたナビコンピューターカードを捨て、自分の宇宙船コマを移動させました。 ***スキャン このアクションは自分の宇宙船コマが置かれている惑星に、最低でも1枚の裏向きのリソースカードがある場合にのみ実行できます。(BGAでは裏向きのリソースカードの画像は表示されません。惑星カードに数字で残り魔指数が表示されます。詳細はセットアップを参照してください) &ref(コード緑.png) 自分の宇宙船が置かれている惑星に書かれているスキャンコード(緑の数字)と同じスキャンコードが書かれているナビコンピューターカードを1枚捨て、次の順序でアクションを実行します。 1.自分の宇宙船が置かれている惑星にある裏向きのリソースカードが1枚表向きになり、惑星カードの上部に置かれる 2.この惑星のリソースカードに自分のマーカーを置いていない場合は、この惑星カードの上部にある表向きのリソースカードの内の1つに自分のマーカーを1個置く(直前に表向きにしたリソースカードでなくてもよい)。既にこの惑星のリソースカードに自分のマーカーを置いている場合は、マーカーが置かれていない他のリソースカードに自分のマーカーを移動させることができます。 なお、リソースカードにマーカーを置かずにパスをしても構いません。ただし、1つの惑星に自分のマーカーを2個以上置くことはできません。 &ref(ワイルド緑.png) このスキャンコードが描かれたナビコンピューターカードはワイルドカードです。このカードを捨てると惑星のスキャンコードに関係なく、自分の宇宙船が置かれている惑星のリソースを1枚表向きにできます。 &bold(){例} &ref(scan1.png) 紫のプレイヤーは「BueHeggar」に自分の宇宙船コマを置いています。この惑星のスキャンコードは「4」です。ここで、紫のプレイヤーは手札からスキャンコード「4」のナビコンピューターカードを1枚捨て、スキャンを実行します。 &ref(scan2.png) この惑星に裏向きに置かれていたリソースカードが1枚表向きになり、この惑星カードの上部に置かれます。今回はGEM[white]が表向きになりました。(赤枠の数字で裏向きのリソースカードが1枚減っていることが分かります) &ref(scan3.png) その後、紫のプレイヤーはこの惑星の表向きになっているリソースカード(FAMEもしくはGEM[white])に自分のマーカーを置くことができます。今回はFAMEにマーカーを置きました。 ***上陸&確保 このアクションは裏向きのリソースカードが1枚も無く、かつ、まだ確保されていない惑星に対してのみ実行可能です。 &ref(コードオレンジ.png) 自分の宇宙船が置かれている惑星に書かれている2つのランディングコード(オレンジ色の数字)と同じ組み合わせになるように、合致するランディングコード(オレンジ色の数字)が描かれているナビコンピューターカード1枚ずつ捨て、次の順序でアクションを実行します。 1.自分の宇宙船が置かれている惑星カードに描かれている十字線マークの場所に自分のマーカーを置きます。これは、その惑星を確保しているということを示します。 2. 各プレイヤーは、対象の惑星にある「自分のマーカーが置かれているリソースカード」を獲得するか、そのまま取らずに残しておくかを選びます。どちらの場合もマーカーは元のプレイヤーの手元に戻ります。 3.上陸&確保アクションを実行したプレイヤーは、対象の惑星にリソースカードが残っている場合、残っているリソースカードを1枚獲得することができます。(これはステップ2でリソースカードを獲得したかどうかは問いません) 獲得したリソースカードは相手も確認できます。 &ref(ワイルドオレンジ.png) ナビコンピューターカードの「~」はワイルドカードです。任意のランディングコードとして使用できます。 &ref(ブラックホールマーク.png) もし、「ブラックホールアイコン」のあるリソースカードを獲得したら、自分のマーカーをブラックホールカードに置かなければいけません。詳細はブラックホールの項目を参照してください 確保した惑星は勝利点となります。確保した惑星1つにつき4点の勝利点を獲得します。 &bold(){例} &ref(land1.png) 紫のプレイヤーは「Chandleria」に自分の宇宙船コマを置いています。この惑星には裏向きのリソースカードが無く、また、まだ確保されていません。そこで、この惑星に対して上陸&確保アクションを行うことにしました。この惑星に書かれているランディングコードは「2」と「3」です。そこで、手札から「2」と「3」のランディングコードの書かれたナビコンピューターカードを1枚ずつ捨てました。 &ref(land2.png) 紫のプレイヤーはこの惑星を確保しました。そして、リソースカードを獲得するかどうかの選択に入ります。 &ref(land3.png) 緑色のマーカーが置かれているGEM[White]は緑のプレイヤーが獲得するかどうかを選択します。 紫色のマーカーが置かれているENERGEL[Light]は紫のプレイヤーが獲得するかどうかを選択します。 これらのリソースカードは獲得しても、獲得せずに残しておいても構いません。今回はどちらのリソースも獲得したことにします。 最後に、紫のプレイヤーは残っている黄色枠で囲まれたGEM[blue]を獲得するかどうかを選べます。 なお、赤枠はこの惑星を紫のプレイヤーが確保しているということを示すマーカーです。 ***採取 このアクションを実行するには、下記の2つの条件のうち、どちらかを満たしている必要があります: ・自分の宇宙船が置かれている惑星でスキャンアクションを行い、自分のマーカーが置かれたリソースカードがある ・自分の宇宙船が置かれている惑星に裏向きのリソースカードが1枚もなく、かつ、マーカーが置かれていない表向きのリソースカードが最低でも1枚ある 任意のナビコンピューターカードを1枚捨て(数字は関係ない)、自分の宇宙船が置かれている惑星からリソースカードを1枚獲得します。 対象の惑星に自分のマーカーが置かれているリソースカードがある場合は、そのリソースカードを獲得します。マーカーは自分の手元に戻ります。他プレイヤーのマーカーが置かれているリソースカードは獲得できません。 対象の惑星に裏向きのリソースカードが1枚もなく、かつ、マーカーが置かれていない表向きのリソースカードが最低でも1枚ある場合は、マーカーが置かれていない表向きのリソースカードのうち、どれか1枚を選んで獲得します。もちろん、他プレイヤーのマーカーが置かれているリソースカードは獲得できません。 獲得したリソースカードは相手も確認できます。 &ref(ブラックホールマーク.png) もし、「ブラックホールアイコン」のあるリソースカードを獲得したら、自分のマーカーをブラックホールカードに置かなければいけません。詳細はブラックホールの項目を参照してください &bold(){例1} &ref(harvest1.png) 紫のプレイヤーは採取アクションをすることにしました。まず、任意のナビコンピューターカードを1枚捨てます。自分のマーカーが置かれているリソースカードがあるため、このリソースカード(WATER)を獲得します。 &bold(){例2} &ref(hervest2.png) 紫のプレイヤーは採取アクションをすることにしました。まず、任意のナビコンピューターカードを1枚捨てます。この惑星には裏向きのリソースカードが1枚もなく、かつ、表向きでマーカーが置かれていないリソースカードがあるため、この2枚のリソースカード(赤枠で囲まれているWATERかSAND)のうちどちらか1枚を獲得します。 ***調査 &bold(){このアクションは、ナビコンピュターカードを捨てることなく実行できます。 } このアクションがナビコンピューターカードをドローする唯一の手段です。 カードをドローする前に、任意の枚数のカードを手札から捨てることができます。その後、手札が5枚になるようにナビコンピューターカードの山札からカードを補充します、 途中で山札が尽きたら、ナビコンピューターカードの捨て札山をそのままひっくり返し、新たな山札とします。その後、カードドローの続きをします。 このアクションは自分の宇宙船がジャンプゲートにある際にも使用できます。 **ブラックホール &ref(ブラックホールマーク.png) リソースカードにはブラックホールアイコンがついているものがあります。 このアイコンがついたリソースカードを1枚獲得したら、そのプレイヤーは自分のマーカーをブラックホールカードに書かれている一番小さい数字の〇のところに置きます。 &bold(){例} &ref(ブラックホール例.png) 緑のプレイヤーは2個目のブラックホールアイコンのついたリソースを獲得しました。既に③までマーカーが置かれていたので、緑のプレイヤーは④にマーカーを置きます。 **ゲーム終了 下記の3つの条件のうち、どれか1つを満たしたらゲーム終了です: ・ブラックホールカードに7個以上のマーカーが置かれたら即座にゲーム終了 ・どれか1つの惑星のリソースが全てなくなったら即座にゲーム終了 ・全ての惑星が確保されたら、全プレイヤー(最後の惑星を確保したプレイヤーも含む)は1回ずつ手番を実行し、ゲーム終了 ゲーム終了時にブラックホールに置かれているマーカーの数によって次のような処理が発生します。 ・ブラックホールカードに7個以上のマーカーがある場合、ブラックホールカードに最も多くのマーカーを置いているプレイヤーは最初に配られた秘密のリソースを全て捨てなければいけません。 ・上記の場合で、2人以上のプレイヤーが同数で最大数のマーカーを置いている場合、対象の全プレイヤーは秘密のリソースを全て捨てなければいけません。 ・それ以外のプレイヤーは秘密のリソースを公開し、ゲーム中に集めたリソースに加えます。 その後、次の勝利点を合計します。 ・リソースカードによる勝利点 ・確保した惑星1つにつき4点の勝利点 これらを合計し、最も勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。同点のプレイヤーがいた場合は、次の条件の順でタイブレークとなります。 確保した惑星の数が多いプレイヤー→リソースカードの獲得数が多いプレイヤー→ブラックホールカードに置かれているマーカーがより少ないプレイヤー **リソースの勝利点の詳細 ・FAME &ref(名声.png) 1枚につき5勝利点を獲得します ・SAND、WATER &ref(砂.png) &ref(水.png) 集めた枚数によって獲得する勝利点が変動します。 ||1枚|2枚|3枚|4枚|5枚|6枚|7枚|8枚|9枚以上| |SAND|1点|3点|7点|13点|21点|30点|40点|43点|45点| |WATER|2点|4点|9点|16点|20点|24点|28点|32点|なし| &bold(){例} &ref(砂と水の例.png) SANDを3枚獲得していたら7点、WATERを5枚獲得していたら20点を獲得 ・ENERGEL &ref(エネルギージェルライト.png)&ref(エネルギージェルダーク.png) ENERGELは[ light ]と[ dark ]の2タイプが存在します。獲得したENERGELの[ light ]と[ dark ]の1枚ずつのペア1組につき7勝利点を獲得します。ペアを作れないENERGEL1枚につき2勝利点を獲得します。 &bold(){例} &ref(エネルギージェル例.png) 3枚の[ light ]と1枚の[ dark ]を持っていた場合 ・1組のペアで7点獲得 ・残りの2枚の[light]で4点獲得 合計で11点獲得 ・GEM &ref(ジェム青.png)&ref(ジェム赤.png)&ref(ジェム白.png) GEMは青、赤、白の3色あります。 まず、全ての色のGEMの合計獲得枚数を数えます。そして、最も多くの枚数を獲得している色のGEMの枚数を数えます。 そして、次のように計算し、その積と同じだけの勝利点を獲得します。 &bold(){(最も多くの枚数を獲得した色のジェム枚数) × (ジェムの合計枚数)} &bold(){例} &ref(ジェムの例.png) 赤のGEMを3枚、青と白のGEMを1枚ずつ獲得していた場合 ・合計枚数は&bold(){5}枚 ・赤のGEMが最も多く、その枚数は&bold(){3}枚 3×5=15点の勝利点を獲得 **細かいルール ・セットアップ時に配られた秘密のリソースにブラックホールアイコンが付いていてもブラックホールカードにマーカーを置く必要はありません。 ・1枚のナビコンピューターカードを2つのアクションに使用できません。1つのアクションにつき1枚のカードが必要です。 ・1つのリソースカードに置けるマーカーは1個だけです。 ・最大数を獲得しているジェムが2色以上あった場合でも、得点計算に使用するジェムはどれか1色だけです。
&bold(){jumpgate} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/161125-1705/games/jumpgate/161123-0233/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=jumpgate]] &bold(){訳語は個人で訳したものなので、実際のものとは異なる場合があります} #contents *ゲーム画面 &ref(ジャンプゲート全体.png) *目的 リソースを獲得したり、惑星を確保することで勝利点を稼ぎます。ゲーム終了時までに最も多くの勝利点を稼ぐことを目指します。 以下フレーバーテキスト ジャンプゲートが開発されたことにより、遠くの惑星へ瞬時に移動することが可能となった。これによって宇宙の旅がより容易なものとなった。プレイヤーは宇宙船の船長となり宇宙船を用意し、乗組員を集め、宇宙の冒険へと出発します。誰も見たことのない世界をその目で見るのです! ー船長の椅子へゆっくりと座り、ナビコンピューターを操作しジャンプゲートを開く。宇宙船はゆっくりとジャンプゲートへ近づいていき、そして・・・旅が始まるー *画面説明 &ref(画面説明.png) 1:手札。自分が持っているナビコンピューターカードです 2:アクション実行ボタン。一部のアクションはこのボタンをクリックすることで実行できます 3:ジャンプゲートとブラックホールカード 4:表向きになっているリソースカード 5:惑星カード 6:プレイヤーの宇宙船コマ &ref(情報パネル.png) 1:獲得している勝利点 2:獲得しているリソース 3:秘密のリソース。これは自分しか内容が分かりません。 4:手札の枚数 *ゲームの流れ プレイ人数に応じて惑星カードが置かれます。それぞれの惑星に表向きのリソースが1枚、裏向きのリソースが3枚が用意されます。プレイヤーは自分のターンに6個のアクションの中から2個までを選び実行し、リソースを集めたり、惑星に上陸・確保することで勝利点を獲得していきます。ゲーム終了条件が満たされるまで順番にターンを実行し、ゲーム終了時に最も勝利点が高いプレイヤーが勝者です。 *ルール ・セットアップ (この処理はBGAでは自動的に行われるので、読み飛ばしても構いません) 1.各プレイヤーに宇宙船コマ1個と、その色に対応するマーカーが配られる。 2.場にブラックホールカードとプレイ人数に応じた惑星カードが並べられる。並べられる惑星カードの枚数は次の通り 2人プレイ:6枚 3人プレイ:7枚 4人プレイ:8枚 5人プレイ:9枚 残った惑星カードはこのゲームでは使用しません。残りの惑星カードは裏向きにし、ブラックホールカードの隣に置かれます。ここがジャンプゲートとなり、宇宙船のスタート地点となります。 3.各プレイヤーに「秘密のリソース」を2枚ずつ配ります。2人プレイの場合のみ3枚ずつ配ります。なお、この秘密のリソースはゲーム終了時まで自分だけが内容を知ることができます。相手の秘密のリソースは分かりません。 4.場に並べられた惑星カードそれぞれに、リソースカードが置かれます。各惑星カードに表向きに1枚、裏向きに3枚のリソースカードが置かれます。BGAでは裏向きのリソースカードは表示されず、惑星カードに緑の数字で残りの枚数が表示されます。 &ref(裏向きのリソース.png) (黄色枠内の数字が裏向きのリソースカードの枚数です。) 5.各プレイヤーにナビコンピューターカードが5枚ずつランダムに配られます。残りのナビコンピュターカードはブラックホールカードの横に裏向きに置かれ、これが山札となります。 6.これでセットアップは完了です。 **手番でやること 自分のターンでは6つのアクションの中から2つまでを選んで、それを実行します。同じアクションを2回選ぶこともできます。また、1回だけアクションを実行してターンを終えたり、全くアクションを実行せずにターンを終えても構いません。2つまでアクションを実行し終えたら、次のプレイヤーへとターンが移ります。 &bold(){実行できるアクション} ・移動(Fly) ・ジャンプ(Jump) ・スキャン(Scan) ・上陸&確保(Land&Claim) ・採取(Harvest) ・調査(Research) これらのアクションは、ほとんどの場合手札のナビコンピューターカードを捨てることで実行します。 これよりアクションの詳細を説明します。 ***移動 &bold(){このアクションは、ナビコンピュターカードを捨てることなく実行できます。} 自分の宇宙船コマが置かれている惑星に隣接する2つの惑星のどちらか1つを選び、その惑星へ自分の宇宙船コマを移動させます。ただし、ゲーム開始時に自分の宇宙船コマがジャンプゲートにある場合にはこのアクションは実行できません。 &ref(セットアップ2.png) 本来なら上図のように円形に惑星カードが並べられているのですが、BGAでは場に惑星カードが水平に並べられています。そのため、両端の惑星が隣接していないように見えますが、実際には両端の惑星は隣接した惑星となっています。 &ref(隣り合う惑星r.png) &bold(){例} &ref(fly.png) 緑のプレイヤーの宇宙船コマが惑星「Sethium」にあります。緑のプレイヤーが移動できる惑星は左の「Waldwelt」か右の「Anno」のどちらかです。 ***ジャンプ ナビコンピューターカードを捨てることで、対応する惑星へ自分の宇宙船コマを移動させます。 &ref(コード青.png) 移動したい惑星に書かれているジャンプコード(青の数字)と同じジャンプコード(青の数字)が書かれているナビコンピューターカードを1枚捨て、対応する惑星へ自分の宇宙船コマを移動させます。このアクションはゲーム開始時に自分の宇宙船がジャンプゲートにあっても実行できます。 &ref(ワイルド青.png) このジャンプコードが書かれたナビコンピューターカードはワイルドカードです。このカードを捨てると任意の惑星へ自分の宇宙船を動かせます。 &bold(){例} &ref(fly2.png) 緑のプレイヤーは「BueHeggar」にジャンプするために、青のジャンプコード1が書かれたナビコンピューターカードを捨て、自分の宇宙船コマを移動させました。 ***スキャン このアクションは自分の宇宙船コマが置かれている惑星に、最低でも1枚の裏向きのリソースカードがある場合にのみ実行できます。(BGAでは裏向きのリソースカードの画像は表示されません。惑星カードに数字で残り枚数が表示されます。詳細はセットアップを参照してください) &ref(コード緑.png) 自分の宇宙船が置かれている惑星に書かれているスキャンコード(緑の数字)と同じスキャンコードが書かれているナビコンピューターカードを1枚捨て、次の順序でアクションを実行します。 1.自分の宇宙船が置かれている惑星にある裏向きのリソースカードが1枚表向きになり、惑星カードの上部に置かれる 2.この惑星のリソースカードに自分のマーカーを置いていない場合は、この惑星カードの上部にある表向きのリソースカードの内の1つに自分のマーカーを1個置く(直前に表向きにしたリソースカードでなくてもよい)。既にこの惑星のリソースカードに自分のマーカーを置いている場合は、マーカーが置かれていない他のリソースカードに自分のマーカーを移動させることができます。 なお、リソースカードにマーカーを置かずにパスをしても構いません。ただし、1つの惑星に自分のマーカーを2個以上置くことはできません。 &ref(ワイルド緑.png) このスキャンコードが描かれたナビコンピューターカードはワイルドカードです。このカードを捨てると惑星のスキャンコードに関係なく、自分の宇宙船が置かれている惑星のリソースを1枚表向きにできます。 &bold(){例} &ref(scan1.png) 紫のプレイヤーは「BueHeggar」に自分の宇宙船コマを置いています。この惑星のスキャンコードは「4」です。ここで、紫のプレイヤーは手札からスキャンコード「4」のナビコンピューターカードを1枚捨て、スキャンを実行します。 &ref(scan2.png) この惑星に裏向きに置かれていたリソースカードが1枚表向きになり、この惑星カードの上部に置かれます。今回はGEM[white]が表向きになりました。(赤枠の数字で裏向きのリソースカードが1枚減っていることが分かります) &ref(scan3.png) その後、紫のプレイヤーはこの惑星の表向きになっているリソースカード(FAMEもしくはGEM[white])に自分のマーカーを置くことができます。今回はFAMEにマーカーを置きました。 ***上陸&確保 このアクションは裏向きのリソースカードが1枚も無く、かつ、まだ確保されていない惑星に対してのみ実行可能です。 &ref(コードオレンジ.png) 自分の宇宙船が置かれている惑星に書かれている2つのランディングコード(オレンジ色の数字)と同じ組み合わせになるように、合致するランディングコード(オレンジ色の数字)が描かれているナビコンピューターカード1枚ずつ捨て、次の順序でアクションを実行します。 1.自分の宇宙船が置かれている惑星カードに描かれている十字線マークの場所に自分のマーカーを置きます。これは、その惑星を確保しているということを示します。 2. 各プレイヤーは、対象の惑星にある「自分のマーカーが置かれているリソースカード」を獲得するか、そのまま取らずに残しておくかを選びます。どちらの場合もマーカーは元のプレイヤーの手元に戻ります。 3.上陸&確保アクションを実行したプレイヤーは、対象の惑星にリソースカードが残っている場合、残っているリソースカードを1枚獲得することができます。(これはステップ2でリソースカードを獲得したかどうかは問いません) 獲得したリソースカードは相手も確認できます。 &ref(ワイルドオレンジ.png) ナビコンピューターカードの「~」はワイルドカードです。任意のランディングコードとして使用できます。 &ref(ブラックホールマーク.png) もし、「ブラックホールアイコン」のあるリソースカードを獲得したら、自分のマーカーをブラックホールカードに置かなければいけません。詳細はブラックホールの項目を参照してください 確保した惑星は勝利点となります。確保した惑星1つにつき4点の勝利点を獲得します。 &bold(){例} &ref(land1.png) 紫のプレイヤーは「Chandleria」に自分の宇宙船コマを置いています。この惑星には裏向きのリソースカードが無く、また、まだ確保されていません。そこで、この惑星に対して上陸&確保アクションを行うことにしました。この惑星に書かれているランディングコードは「2」と「3」です。そこで、手札から「2」と「3」のランディングコードの書かれたナビコンピューターカードを1枚ずつ捨てました。 &ref(land2.png) 紫のプレイヤーはこの惑星を確保しました。そして、リソースカードを獲得するかどうかの選択に入ります。 &ref(land3.png) 緑色のマーカーが置かれているGEM[White]は緑のプレイヤーが獲得するかどうかを選択します。 紫色のマーカーが置かれているENERGEL[Light]は紫のプレイヤーが獲得するかどうかを選択します。 これらのリソースカードは獲得しても、獲得せずに残しておいても構いません。今回はどちらのリソースも獲得したことにします。 最後に、紫のプレイヤーは残っている黄色枠で囲まれたGEM[blue]を獲得するかどうかを選べます。 なお、赤枠はこの惑星を紫のプレイヤーが確保しているということを示すマーカーです。 ***採取 このアクションを実行するには、下記の2つの条件のうち、どちらかを満たしている必要があります: ・自分の宇宙船が置かれている惑星でスキャンアクションを行い、自分のマーカーが置かれたリソースカードがある ・自分の宇宙船が置かれている惑星に裏向きのリソースカードが1枚もなく、かつ、マーカーが置かれていない表向きのリソースカードが最低でも1枚ある 任意のナビコンピューターカードを1枚捨て(数字は関係ない)、自分の宇宙船が置かれている惑星からリソースカードを1枚獲得します。 対象の惑星に自分のマーカーが置かれているリソースカードがある場合は、そのリソースカードを獲得します。マーカーは自分の手元に戻ります。他プレイヤーのマーカーが置かれているリソースカードは獲得できません。 対象の惑星に裏向きのリソースカードが1枚もなく、かつ、マーカーが置かれていない表向きのリソースカードが最低でも1枚ある場合は、マーカーが置かれていない表向きのリソースカードのうち、どれか1枚を選んで獲得します。もちろん、他プレイヤーのマーカーが置かれているリソースカードは獲得できません。 獲得したリソースカードは相手も確認できます。 &ref(ブラックホールマーク.png) もし、「ブラックホールアイコン」のあるリソースカードを獲得したら、自分のマーカーをブラックホールカードに置かなければいけません。詳細はブラックホールの項目を参照してください &bold(){例1} &ref(harvest1.png) 紫のプレイヤーは採取アクションをすることにしました。まず、任意のナビコンピューターカードを1枚捨てます。自分のマーカーが置かれているリソースカードがあるため、このリソースカード(WATER)を獲得します。 &bold(){例2} &ref(hervest2.png) 紫のプレイヤーは採取アクションをすることにしました。まず、任意のナビコンピューターカードを1枚捨てます。この惑星には裏向きのリソースカードが1枚もなく、かつ、表向きでマーカーが置かれていないリソースカードがあるため、この2枚のリソースカード(赤枠で囲まれているWATERかSAND)のうちどちらか1枚を獲得します。 ***調査 &bold(){このアクションは、ナビコンピュターカードを捨てることなく実行できます。 } このアクションがナビコンピューターカードをドローする唯一の手段です。 カードをドローする前に、任意の枚数のカードを手札から捨てることができます。その後、手札が5枚になるようにナビコンピューターカードの山札からカードを補充します、 途中で山札が尽きたら、ナビコンピューターカードの捨て札山をそのままひっくり返し、新たな山札とします。その後、カードドローの続きをします。 このアクションは自分の宇宙船がジャンプゲートにある際にも使用できます。 **ブラックホール &ref(ブラックホールマーク.png) リソースカードにはブラックホールアイコンがついているものがあります。 このアイコンがついたリソースカードを1枚獲得したら、そのプレイヤーは自分のマーカーをブラックホールカードに書かれている一番小さい数字の〇のところに置きます。 &bold(){例} &ref(ブラックホール例.png) 緑のプレイヤーは2個目のブラックホールアイコンのついたリソースを獲得しました。既に③までマーカーが置かれていたので、緑のプレイヤーは④にマーカーを置きます。 **ゲーム終了 下記の3つの条件のうち、どれか1つを満たしたらゲーム終了です: ・ブラックホールカードに7個以上のマーカーが置かれたら即座にゲーム終了 ・どれか1つの惑星のリソースが全てなくなったら即座にゲーム終了 ・全ての惑星が確保されたら、全プレイヤー(最後の惑星を確保したプレイヤーも含む)は1回ずつ手番を実行し、ゲーム終了 ゲーム終了時にブラックホールに置かれているマーカーの数によって次のような処理が発生します。 ・ブラックホールカードに7個以上のマーカーがある場合、ブラックホールカードに最も多くのマーカーを置いているプレイヤーは最初に配られた秘密のリソースを全て捨てなければいけません。 ・上記の場合で、2人以上のプレイヤーが同数で最大数のマーカーを置いている場合、対象の全プレイヤーは秘密のリソースを全て捨てなければいけません。 ・それ以外のプレイヤーは秘密のリソースを公開し、ゲーム中に集めたリソースに加えます。 その後、次の勝利点を合計します。 ・リソースカードによる勝利点 ・確保した惑星1つにつき4点の勝利点 これらを合計し、最も勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。同点のプレイヤーがいた場合は、次の条件の順でタイブレークとなります。 確保した惑星の数が多いプレイヤー→リソースカードの獲得数が多いプレイヤー→ブラックホールカードに置かれているマーカーがより少ないプレイヤー **リソースの勝利点の詳細 ・FAME &ref(名声.png) 1枚につき5勝利点を獲得します ・SAND、WATER &ref(砂.png) &ref(水.png) 集めた枚数によって獲得する勝利点が変動します。 ||1枚|2枚|3枚|4枚|5枚|6枚|7枚|8枚|9枚以上| |SAND|1点|3点|7点|13点|21点|30点|40点|43点|45点| |WATER|2点|4点|9点|16点|20点|24点|28点|32点|なし| &bold(){例} &ref(砂と水の例.png) SANDを3枚獲得していたら7点、WATERを5枚獲得していたら20点を獲得 ・ENERGEL &ref(エネルギージェルライト.png)&ref(エネルギージェルダーク.png) ENERGELは[ light ]と[ dark ]の2タイプが存在します。獲得したENERGELの[ light ]と[ dark ]の1枚ずつのペア1組につき7勝利点を獲得します。ペアを作れないENERGEL1枚につき2勝利点を獲得します。 &bold(){例} &ref(エネルギージェル例.png) 3枚の[ light ]と1枚の[ dark ]を持っていた場合 ・1組のペアで7点獲得 ・残りの2枚の[light]で4点獲得 合計で11点獲得 ・GEM &ref(ジェム青.png)&ref(ジェム赤.png)&ref(ジェム白.png) GEMは青、赤、白の3色あります。 まず、全ての色のGEMの合計獲得枚数を数えます。そして、最も多くの枚数を獲得している色のGEMの枚数を数えます。 そして、次のように計算し、その積と同じだけの勝利点を獲得します。 &bold(){(最も多くの枚数を獲得した色のジェム枚数) × (ジェムの合計枚数)} &bold(){例} &ref(ジェムの例.png) 赤のGEMを3枚、青と白のGEMを1枚ずつ獲得していた場合 ・合計枚数は&bold(){5}枚 ・赤のGEMが最も多く、その枚数は&bold(){3}枚 3×5=15点の勝利点を獲得 **細かいルール ・セットアップ時に配られた秘密のリソースにブラックホールアイコンが付いていてもブラックホールカードにマーカーを置く必要はありません。 ・1枚のナビコンピューターカードを2つのアクションに使用できません。1つのアクションにつき1枚のカードが必要です。 ・1つのリソースカードに置けるマーカーは1個だけです。 ・最大数を獲得しているジェムが2色以上あった場合でも、得点計算に使用するジェムはどれか1色だけです。

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