エルフェンランド

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&bold(Elfenland){} &ref(http://x.boardgamearena.net/data/themereleases/160503-2037/games/elfenland/160202-2033/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>http://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=elfenland]] #contents *ゲーム画面 &ref(エルフェンランド全体.png) *目的 エルフの国エルフェンランドでは、若いエルフは成人として認められるために特別な試練を受けることになっています。エルフの少年少女はエルフェンランドの地図を受け取り、この国の代表的な町を可能な限り巡らねばならないのです。その際に使えるのはドラゴン、ユニコーン、イノシシ、エルフの帆走車、トロール車、魔法の雲、そしていかだです。これらの移動手段を誰が最もうまく駆使できるか競う、エルフたち白熱のレースが始まります。最も多くの町を回った者が勝者です。 *ルール **ゲームの流れ 1ゲームは4ラウンドで構成されています。1ラウンドは6つのフェイズで構成されます(BGAでは6つのうち2つは自動的に処理されるので、実際にプレイするフェイズは4つです)。おおまかに説明すると、最初のフェイズで移動手段を決め、次に移動の計画をします。そして、その後のフェイズで実際に移動をして各町を訪れます。これで1ラウンドが終わりです。4ラウンド目が終了するまでにで最も多くの町を巡ることを目指します。 **コンポーネントの説明 実際のゲーム説明の前にこのゲームで使用するカードやタイルの説明です。 ***移動タイル &ref(移動手段タイル.png) 移動タイルです。この移動タイルを町と町をつなぐ道路に置くことで、そのタイルと同じ移動カード(次で説明します)を使って移動することができます。 移動タイルはドラゴン、ユニコーン、トロール車、帆走車、魔法の雲、イノシシの6種類があります。 ***移動カード &ref(移動カード.png) 移動カードです。これらのカードを手札から使って移動します。ドラゴン、ユニコーン、トロール車、帆走車、魔法の雲、イノシシ、イカダの7種類があります。それぞれの移動カード毎に移動できる道路や水路などが決まっており、また、移動するために必要なカードの枚数も異なります。 以下の表が各移動カードで移動するためのコストです。詳しくは後で説明します。 &ref(運賃ドラゴン.png)&ref(運賃ユニコーン.png)&ref(運賃トロール車.png)&ref(運賃帆走車.png)&ref(運賃魔法の雲.png)&ref(運賃イノシシ.png)&ref(運賃いかだ.png) ***障害物タイル &ref(障害物タイル.png) 障害物タイルです。これは移動タイルではありません。詳しくは後で説明します。 **画面説明 &ref(メインボード.png) 1:手札。移動カードが手札になります。ラウンドの初めに8枚まで補充されます。 2:移動カードの山札 3:移動タイルの山札 4:移動タイル。常に5枚の移動タイルが公開されています。誰かが移動タイルを取ったら5枚になるように山札から補充されます。 5:ラウンドカード。この数字が現在のラウンド数を示します。 &ref(画面説明.png) 6:町マーカー。プレイヤーはこの町マーカーをなるべく多く回収することを目指します。 7:ブーツコマ。このコマを各町に動かすと、その町の町マーカーを回収します。コマの色とプレイヤーの色は対応します。 8:移動タイル置き場。移動タイルを置きます。移動タイルが置かれた道は基本的にタイルと同じ移動カードでしか移動できません。 &aname(地形){} **地形 &ref(地形.png) 町と町をつなぐ道路の地形にはいくつかの種類があります。 上の画像で赤い星マークがついている道路は草原 青い星マークがついている道路は森 緑の星マークがついている道路は山 水色の星マークがついている道路は砂漠を表します。 黒い矢印は川の流れを表します。黒い線で囲まれている場所は湖です。川や湖はいかだを使うことで移動できます。詳しくは後で説明します。 **各フェイズの説明 1ゲームは4ラウンドで構成されていて、1ラウンドは6つのフェイズで構成されます。 次に説明する1~6のフェイズが順番に実行され、最後のフェイズが終わったら1ラウンド終了となります。 各フェイズを説明していきます。 ***1.移動カードをを配る 移動カードの山札から各プレイヤーに移動カードを配り、手札が8枚になるようにします。 ***2.秘密の移動タイルを配る 移動タイルの山札から各プレイヤーに1枚ずつ、秘密の移動タイルが配られます。これは自分だけが内容を確認できる移動タイルです。他プレイヤーからは配られた移動タイルの内容は分かりません。 &bold(){BGAでは、1と2のフェイズは自動的に処理されるので、実際にプレイするのは次のフェイズ3からとなります。} ***3.移動タイルを取る スタートプレイヤーから順番に移動タイルを1枚ずつ取っていきます。公開されている5枚の移動タイルから好きなものを1枚選んで取るか、移動タイルの山札からランダムに1枚の移動タイルを取るかどちらか好きな方を選べます。どちらの方法でも、このフェイズ3で取った移動タイルは全プレイヤーに公開されます。 スタートプレイヤーが1枚移動タイルを取ったら、次のプレイヤーが移動タイルを1枚取ります。そして、次のプレイヤーが・・・というようにこれを3回繰り返します。 つまり、全プレイヤーが3枚の移動タイルを取るまでフェイズ3は続きます。秘密の移動タイルを含めたら4枚の移動タイルを持つ事になります。(後で説明しますが、前のラウンドで移動タイルを1枚持ち越しているなら移動タイルは最大で5枚になります。) &bold(){(BGAの操作上の説明)} 公開されている移動タイルの中から、取りたい移動タイルをクリックで選択します。移動タイルの山札からランダムに移動タイルを取得する場合は、「山札から引く」をクリックします。 ***4.移動タイルを置く スタートプレイヤーから順番にメインボードの移動タイル置き場の中から好きな場所1つに、フェイズ3で獲得した移動タイルを1枚ずつ置いていきます。既に移動タイルが置かれている場所には新たに移動タイルを置くことができません。 置かれた移動タイルによって、次のフェイズで移動することができる場所が決まるため、よく考えて移動タイルを置く方がいいでしょう。 この次の5.ブーツコマを動かすも併せて読んでから移動タイルを置くことをおすすめします。 移動タイルは置こうとしている地形によって置くことができない場合があります。 &ref(運賃イノシシ.png) 上の画像はイノシシで移動するためのコストを示しています。草原と森は1枚のイノシシで移動できますが、その他の地形はイノシシでは移動できません。イノシシの移動タイルは草原と森には置けますが、イノシシでは移動できない砂漠や山には置くことができません。 このように、移動タイルは、移動タイルと同じ移動カードでは移動できない道路には置くことができません。 移動タイルを置く代わりに、障害物タイルを置くこともできます。障害物タイルは、既に置かれている移動タイルの上に置きます。障害物タイルが置かれた道路を通る時には、移動カードを1枚多く支払う必要があります。障害物タイルは移動タイルの上に置いて使うので、川は湖に置くことはできません。(川や湖は移動タイルなしで移動できるため) ただし、&bold(){障害物タイルは1ゲーム中に1回しか使えません。}1回使ってしまったら、もう二度と使うことができないので注意してください。 移動タイルや障害物タイルは必ず置かなければいけないというわけではありません。タイルを置きたくない場合は「パス」をすることができます。一度パスをしても、全員が連続してパスをせずに自分のターンが来れば、再び移動タイルや障害物タイルを置く事ができます。スタートプレイヤーが移動タイルを置くかパスをしたら、次のプレイヤーへとターンが移ります。これを繰り返して、全プレイヤーが連続してパスをしたらフェイズ4は終わります。 &bold(){(BGAの操作上の説明)} 移動タイルを置きたい場所をクリックします。パスをする時は「パスします」をクリックします。 ***5.ブーツコマを動かす フェイズ4で道路に置いた移動タイルに従って自分のブーツコマを町から町へと動かします。ブーツコマを動かして町に到着する度に、その町に置かれている町マーカーを回収していきます。 移動タイルと同じ絵柄の移動カードを、移動コストと同じ枚数分手札から支払うことで移動できます。 &bold(){他のプレイヤーが置いた移動タイルに従って自分のブーツコマを動かしても構いません。} &bold(){移動タイルの置かれていない道路を使って移動することはできません。} 「フェイズ4.移動タイルを置く」ではスタートプレイヤーが移動タイルを置いたら次のプレイヤーへと順番が移りましたが、「フェイズ5.ブーツコマを動かす」ではスタートプレイヤーが完全に移動を終えたら次のプレイヤーへと順番が移ります。 これ以上移動できないか、移動したくなければパスを選択します。すると、次のプレイヤーへと手番が移ります。 基本的には、移動するために移動タイルと同じ移動カードを手札から支払わなければいけません。 &bold(){障害物タイルが置かれた道路を移動する際には、移動タイルと同じ絵柄の移動カードを1枚多く支払わなければいけません。} &bold(){例} &ref(移動.png)&ref(運賃帆走車.png)&ref(運賃ユニコーン.png) 例えば、青のブーツコマを森と砂漠を移動して2つ上の町まで動かすとします。 森には移動タイル「帆走車」が置かれています。帆走車の移動コストは森を移動する場合は「1」です。そのため、森を移動するために手札から移動カード「帆走車」を1枚支払います。 砂漠には移動タイル「ユニコーン」が置かれています。ユニコーンの移動コストは砂漠を移動する場合は「2」です。そのため、砂漠を移動するために手札から移動カード「ユニコーン」を2枚支払います。 もし、移動コスト分の帆走車やユニコーンが足りない場合は移動することができませんが、後述する&bold(){「キャラバン」}を使えば移動できる場合があります。 &bold(){・キャラバン} 通常は移動するには移動タイルと同じ移動カードを手札から支払わなければいけません。&bold(){しかし、手札から任意の移動カード3枚を支払うことにより、キャラバンを使って移動することができます。キャラバンは置かれた移動タイルの種類を無視して移動できます。} ただし、移動タイルの置かれていない道路はキャラバンを使っても移動することはできません。 &bold(){障害物タイルが置かれた道路を移動する際には、任意の移動カードを1枚多く支払う必要があります。(4枚の移動カードを支払わなければいけません。)} &bold(){例} &ref(移動.png) さきほどの画像で、砂漠を移動するためにユニコーンは2枚必要ですが、ユニコーンが1枚しかない、または1枚も持っていなくてもキャラバンを使って移動できます。(ユニコーンが2枚あってもキャラバンで移動することはできます) &bold(){・いかだ} いかだは川や湖を移動する際に使用します。&u(){&aname(地形){地形}}で説明したように、川には流れがあります。黒い矢印は川の流れを表し、上流から下流に向かっています。上流から下流に移動する際にはいかだカードを1枚支払うことで移動できます。逆に、下流から上流に向かって移動する際にはいかだカードを2枚支払わなければいけません。 湖を移動するには、場所に関係なく一律で2枚のいかだカードを支払う必要があります。 &bold(){なお、川や湖は移動タイルなしで移動することができるため、障害物タイルの影響を受けません。} また、川や湖を移動するには必ずいかだカードを消費する必要があります。キャラバンで移動することはできません。 &bold(){例} &ref(いかだ.png)&ref(運賃いかだ.png) (黒い矢印は川の流れを表します。) 青のプレイヤーがいかだを使って左右の町に移動する際には、次のコストが必要です。 左の町に移動するにはいかだカード1枚(川の上流から下流に向かって移動するため) 右の町に移動するにはいかだカード2枚(川の下流から上流に向かって移動するため) &bold(){(BGAの操作上の説明)} 移動コストとして支払う移動カードを選択した後、移動したい町をクリックします。これ以上移動できない/移動したくない場合は「ターン終了」をクリックします。 **ラウンドの終了 全員がブーツコマの移動を終えたらラウンドが終了します。ラウンドが終了したら以下の処理を行います。 ・このラウンドで使用された移動タイルと移動カードはそれぞれの山札に戻され、シャッフルされます。 ・障害物タイルは取り除かれます。 ・手元に移動タイルが残っている場合、そのうち好きなもの1枚を次のラウンドへ持ち越します。次ラウンドへ持ち越す移動タイルは秘密の移動タイルとなります。(持ち越す移動タイルは秘密の移動タイル、公開されている移動タイルのどちらでも構いません。) ・手元に移動カードが残っている場合、そのうち好きなもの4枚を次のラウンドへ持ち越します。5枚以上残っている場合は、残っている移動カードを4枚になるまで捨てなければいけません。 ・スタートプレイヤーが次のプレイヤーへ移ります。 ・ラウンドカードが1枚めくられ、新たなラウンドが開始されます。 **ゲーム終了 4ラウンド目が終了するまで、これらを繰り返します。4ラウンド目終了時点で、最も多くの町マーカーを回収したプレイヤーの勝利です。同数の場合は、ゲーム終了時点で残っている移動カードの枚数が多いプレイヤーが勝者です。 もし、3ラウンド目が終了するまでに全ての町マーカーを回収したプレイヤーがいたら、その時点でゲームが終了します。そして、そのプレイヤーが勝者です。 **ヴァリアントルール ゲーム開始時に町の名前が書かれたカードが各プレイヤーに1枚ずつ配られます。配られたカードの内容は自分だけしか分かりません。 このルールでは、なるべく多くの町マーカーを回収しつつ、配られたカードに書かれた町の近くでゲームを終えることを目的とします。 ゲーム終了時に各プレイヤーに配られたカードを全て公開し、自分のブーツコマが置かれている町からカードに書かれた町まで何回の移動で行けるかを数え(最短距離で数えます)、その移動回数分だけ回収した町マーカーから点数を差し引きます。 そして、各プレイヤーの点数を比較し、最多得点のプレイヤーが勝者です。同点の場合は指定された町により近いプレイヤーが勝者となります。
&bold(Elfenland){} &ref(http://x.boardgamearena.net/data/themereleases/160503-2037/games/elfenland/160202-2033/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>http://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=elfenland]] #contents *ゲーム画面 &ref(エルフェンランド全体.png) *目的 エルフの国エルフェンランドでは、若いエルフは成人として認められるために特別な試練を受けることになっています。エルフの少年少女はエルフェンランドの地図を受け取り、この国の代表的な町を可能な限り巡らねばならないのです。その際に使えるのはドラゴン、ユニコーン、イノシシ、エルフの帆走車、トロール車、魔法の雲、そしていかだです。これらの移動手段を誰が最もうまく駆使できるか競う、エルフたち白熱のレースが始まります。最も多くの町を回った者が勝者です。 *ルール **ゲームの流れ 1ゲームは4ラウンドで構成されています。1ラウンドは6つのフェイズで構成されます(BGAでは6つのうち2つは自動的に処理されるので、実際にプレイするフェイズは4つです)。おおまかに説明すると、最初のフェイズで移動手段を決め、次に移動の計画をします。そして、その後のフェイズで実際に移動をして各町を訪れます。これで1ラウンドが終わりです。4ラウンド目が終了するまでにで最も多くの町を巡ることを目指します。 **コンポーネントの説明 実際のゲーム説明の前にこのゲームで使用するカードやタイルの説明です。 ***移動タイル &ref(移動手段タイル.png) 移動タイルです。この移動タイルを町と町をつなぐ道路に置くことで、そのタイルと同じ移動カード(次で説明します)を使って移動することができます。 移動タイルはドラゴン、ユニコーン、トロール車、帆走車、魔法の雲、イノシシの6種類があります。 ***移動カード &ref(移動カード.png) 移動カードです。これらのカードを手札から使って移動します。ドラゴン、ユニコーン、トロール車、帆走車、魔法の雲、イノシシ、イカダの7種類があります。それぞれの移動カード毎に移動できる道路や水路などが決まっており、また、移動するために必要なカードの枚数も異なります。 以下の表が各移動カードで移動するためのコストです。詳しくは後で説明します。 &ref(運賃ドラゴン.png)&ref(運賃ユニコーン.png)&ref(運賃トロール車.png)&ref(運賃帆走車.png)&ref(運賃魔法の雲.png)&ref(運賃イノシシ.png)&ref(運賃いかだ.png) ***障害物タイル &ref(障害物タイル.png) 障害物タイルです。これは移動タイルではありません。詳しくは後で説明します。 **画面説明 &ref(メインボード.png) 1:手札。移動カードが手札になります。ラウンドの初めに8枚まで補充されます。 2:移動カードの山札 3:移動タイルの山札 4:移動タイル。常に5枚の移動タイルが公開されています。誰かが移動タイルを取ったら5枚になるように山札から補充されます。 5:ラウンドカード。この数字が現在のラウンド数を示します。 &ref(画面説明.png) 6:町マーカー。プレイヤーはこの町マーカーをなるべく多く回収することを目指します。 7:ブーツコマ。このコマを各町に動かすと、その町の町マーカーを回収します。コマの色とプレイヤーの色は対応します。 8:移動タイル置き場。移動タイルを置きます。移動タイルが置かれた道は基本的にタイルと同じ移動カードでしか移動できません。 &aname(地形){} **地形 &ref(地形.png) 町と町をつなぐ道路の地形にはいくつかの種類があります。 上の画像で赤い星マークがついている道路は草原 青い星マークがついている道路は森 緑の星マークがついている道路は山 水色の星マークがついている道路は砂漠を表します。 黒い矢印は川の流れを表します。黒い線で囲まれている場所は湖です。川や湖はいかだを使うことで移動できます。詳しくは後で説明します。 **各フェイズの説明 1ゲームは4ラウンドで構成されていて、1ラウンドは6つのフェイズで構成されます。 次に説明する1~6のフェイズが順番に実行され、最後のフェイズが終わったら1ラウンド終了となります。 各フェイズを説明していきます。 ***1.移動カードをを配る 移動カードの山札から各プレイヤーに移動カードを配り、手札が8枚になるようにします。 ***2.秘密の移動タイルを配る 移動タイルの山札から各プレイヤーに1枚ずつ、秘密の移動タイルが配られます。これは自分だけが内容を確認できる移動タイルです。他プレイヤーからは配られた移動タイルの内容は分かりません。 &bold(){BGAでは、1と2のフェイズは自動的に処理されるので、実際にプレイするのは次のフェイズ3からとなります。} ***3.移動タイルを取る スタートプレイヤーから順番に移動タイルを1枚ずつ取っていきます。公開されている5枚の移動タイルから好きなものを1枚選んで取るか、移動タイルの山札からランダムに1枚の移動タイルを取るかどちらか好きな方を選べます。どちらの方法でも、このフェイズ3で取った移動タイルは全プレイヤーに公開されます。 スタートプレイヤーが1枚移動タイルを取ったら、次のプレイヤーが移動タイルを1枚取ります。そして、次のプレイヤーが・・・というようにこれを3回繰り返します。 つまり、全プレイヤーが3枚の移動タイルを取るまでフェイズ3は続きます。秘密の移動タイルを含めたら4枚の移動タイルを持つ事になります。(後で説明しますが、前のラウンドで移動タイルを1枚持ち越しているなら移動タイルは最大で5枚になります。) &bold(){(BGAの操作上の説明)} 公開されている移動タイルの中から、取りたい移動タイルをクリックで選択します。移動タイルの山札からランダムに移動タイルを取得する場合は、「山札から引く」をクリックします。 ***4.移動タイルを置く スタートプレイヤーから順番にメインボードの移動タイル置き場の中から好きな場所1つに、フェイズ3で獲得した移動タイルを1枚ずつ置いていきます。既に移動タイルが置かれている場所には新たに移動タイルを置くことができません。 置かれた移動タイルによって、次のフェイズで移動することができる場所が決まるため、よく考えて移動タイルを置く方がいいでしょう。 この次の5.ブーツコマを動かすも併せて読んでから移動タイルを置くことをおすすめします。 移動タイルは置こうとしている地形によって置くことができない場合があります。 &ref(運賃イノシシ.png) 上の画像はイノシシで移動するためのコストを示しています。草原と森は1枚のイノシシで移動できますが、その他の地形はイノシシでは移動できません。イノシシの移動タイルは草原と森には置けますが、イノシシでは移動できない砂漠や山には置くことができません。 このように、移動タイルは、移動タイルと同じ移動カードでは移動できない道路には置くことができません。 移動タイルを置く代わりに、障害物タイルを置くこともできます。障害物タイルは、既に置かれている移動タイルの上に置きます。障害物タイルが置かれた道路を通る時には、移動カードを1枚多く支払う必要があります。障害物タイルは移動タイルの上に置いて使うので、川は湖に置くことはできません。(川や湖は移動タイルなしで移動できるため) ただし、&bold(){障害物タイルは1ゲーム中に1回しか使えません。}1回使ってしまったら、もう二度と使うことができないので注意してください。 移動タイルや障害物タイルは必ず置かなければいけないというわけではありません。タイルを置きたくない場合は「パス」をすることができます。一度パスをしても、全員が連続してパスをせずに自分のターンが来れば、再び移動タイルや障害物タイルを置く事ができます。スタートプレイヤーが移動タイルを置くかパスをしたら、次のプレイヤーへとターンが移ります。これを繰り返して、全プレイヤーが連続してパスをしたらフェイズ4は終わります。 &bold(){(BGAの操作上の説明)} 移動タイルを置きたい場所をクリックします。パスをする時は「パスします」をクリックします。 ***5.ブーツコマを動かす フェイズ4で道路に置いた移動タイルに従って自分のブーツコマを町から町へと動かします。ブーツコマを動かして町に到着する度に、その町に置かれている町マーカーを回収していきます。 移動タイルと同じ絵柄の移動カードを、移動コストと同じ枚数分手札から支払うことで移動できます。 &bold(){他のプレイヤーが置いた移動タイルに従って自分のブーツコマを動かしても構いません。} &bold(){移動タイルの置かれていない道路を使って移動することはできません。} 「フェイズ4.移動タイルを置く」ではスタートプレイヤーが移動タイルを置いたら次のプレイヤーへと順番が移りましたが、「フェイズ5.ブーツコマを動かす」ではスタートプレイヤーが完全に移動を終えたら次のプレイヤーへと順番が移ります。 これ以上移動できないか、移動したくなければパスを選択します。すると、次のプレイヤーへと手番が移ります。 基本的には、移動するために移動タイルと同じ移動カードを手札から支払わなければいけません。 &bold(){障害物タイルが置かれた道路を移動する際には、移動タイルと同じ絵柄の移動カードを1枚多く支払わなければいけません。} &bold(){例} &ref(移動.png)&ref(運賃帆走車.png)&ref(運賃ユニコーン.png) 例えば、青のブーツコマを森と砂漠を移動して2つ上の町まで動かすとします。 森には移動タイル「帆走車」が置かれています。帆走車の移動コストは森を移動する場合は「1」です。そのため、森を移動するために手札から移動カード「帆走車」を1枚支払います。 砂漠には移動タイル「ユニコーン」が置かれています。ユニコーンの移動コストは砂漠を移動する場合は「2」です。そのため、砂漠を移動するために手札から移動カード「ユニコーン」を2枚支払います。 もし、移動コスト分の帆走車やユニコーンが足りない場合は移動することができませんが、後述する&bold(){「キャラバン」}を使えば移動できる場合があります。 &bold(){・キャラバン} 通常は移動するには移動タイルと同じ移動カードを手札から支払わなければいけません。&bold(){しかし、手札から任意の移動カード3枚を支払うことにより、キャラバンを使って移動することができます。キャラバンは置かれた移動タイルの種類を無視して移動できます。} ただし、移動タイルの置かれていない道路はキャラバンを使っても移動することはできません。 &bold(){障害物タイルが置かれた道路を移動する際には、任意の移動カードを1枚多く支払う必要があります。(4枚の移動カードを支払わなければいけません。)} &bold(){例} &ref(移動.png) 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・手元に移動カードが残っている場合、そのうち好きなもの4枚を次のラウンドへ持ち越します。5枚以上残っている場合は、残っている移動カードを4枚になるまで捨てなければいけません。 ・スタートプレイヤーが次のプレイヤーへ移ります。 ・ラウンドカードが1枚めくられ、新たなラウンドが開始されます。 **ゲーム終了 4ラウンド目が終了するまで、これらを繰り返します。4ラウンド目終了時点で、最も多くの町マーカーを回収したプレイヤーの勝利です。同数の場合は、ゲーム終了時点で残っている移動カードの枚数が多いプレイヤーが勝者です。 もし、3ラウンド目が終了するまでに全ての町マーカーを回収したプレイヤーがいたら、その時点でゲームが終了します。そして、そのプレイヤーが勝者です。 **ヴァリアントルール ゲーム開始時に町の名前が書かれたカードが各プレイヤーに1枚ずつ配られます。配られたカードの内容は自分だけしか分かりません。 このルールでは、なるべく多くの町マーカーを回収しつつ、配られたカードに書かれた町の近くでゲームを終えることを目的とします。 ゲーム終了時に各プレイヤーに配られたカードを全て公開し、自分のブーツコマが置かれている町からカードに書かれた町まで何回の移動で行けるかを数え(最短距離で数えます)、その移動回数分だけ回収した町マーカーから点数を差し引きます。 そして、各プレイヤーの点数を比較し、最多得点のプレイヤーが勝者です。同点の場合は指定された町により近いプレイヤーが勝者となります。

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