ニムト

「ニムト」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ニムト」(2017/04/30 (日) 12:44:35) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&bold(){6 nimmt!} &ref(http://cdn.boardgamearena.net/data/themereleases/150818-1517/games/sechsnimmt/140502-1552/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>http://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=sechsnimmt]] #contents *チュートリアル BGAで遊べるニムトのチュートリアルを作りました。 #ref(https://img.atwikiimg.com/www33.atwiki.jp/bga9997/attach/52/3020/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB.png,,https://ja.boardgamearena.com/archive/replay/170412-0931/?table=29514954&player=84034737&comments=84034737;&tutorial,blank) チュートリアル内のメッセージは、「次へ」という青いボタンを押せば進みます。 自身が操作しなければ先へ進まない箇所もあります。その際は指示に従ってください。 *ゲーム画面 &ref(ニムト全体.png) *目的 牛カードを出来るだけ引き取らないようにするゲーム 相手に取らせて自分は受け取らないようにしよう *プレイ人数 2~10人でプレイ可能 推奨人数は5人以上 2,3人は非推奨 10人はカオス *ルール **進行 1~104の数字カードが各プレイヤーに10枚ずつ手札として配られます。それとは別に、4枚のカードが場に置かれてラウンドが始まります。 各プレイヤーは手札から場に出すカードを1枚選びます。全員がカードを選んだら、それらのカードが一斉に場に出されます。 場に出されたカードはルールに従って、場に置かれているカード列に並べていきます。 ただし、1列にはカードを5枚までしか並べられません!6枚目のカードを出してしまったプレイヤーは、5枚のカードを全て引き取らなければいけません!カードを引き取ってしまうと減点になります。 手札が全てなくなったら、1ラウンド終了です。これを勝敗が決まるまで繰り返します。 **カードの配置 全員が選んだカードが一斉に場に出されたら、次のルールに従って場に出されたカードをカード列に並べていきます。 ・場に出されたカードを数字が小さいものから順番にカード列に置いてきます。 ・場に出されたカードを、&bold(){そのカードよりも小さく、一番近い数字カードが置かれている列の最後尾}に置きます。 ・1つのカード列にはカードを5枚までしか並べられません。 ・カードを列の6枚目に置くことになってしまった場合、その列に既に並べられていた5枚のカードを全て引き取ります。引き取ったカードは手札には加えません。そして、このカードが失点になります。その後、6枚目として置かれたカードをその列の新たな1枚目のカードとして並べます。 ・場に出されたカードの数字が&bold(){どの列の最後尾の数字よりも小さい場合}は、4つのカード列の中から好きな1列を選んで、選んだ列に置かれているカードを全て引き取ります。この引き取ったカードも手札には加えません。失点になります。その後、出したカードをその列の新たな1枚目のカードとして並べます。 &bold(){例1} ゲームが始まりました!全員手札からカードを1枚選びます。 &ref(カード配置4-1.png) 全員が手札からカードを1枚選び、選んだカードが場に出されました。 全員が選んだカードは小さい順に、25、47、71、101、104です。 そして、4列の最後尾の数字は1列目から順に、20、92、69、55です。 &ref(カード配置4.png) 場に出されたカードは小さい順に各列に置かれていきます。今回は25が一番小さいため、25から順番にカードが置かれていきます。 4つの列の最後尾の数字のうち、25より小さく、一番近い数字は20です。そのため、25のカードは20が置かれている1列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置5.png) 25が1列目に置かれたので、次に小さい数字である47を列に並べます。このとき、チェックする数字は赤丸がついている数字です。25のカードが並べられたことにより、チェックする数字が変わっていることに注意してください。 &ref(カード配置6.png) 4つの列の最後尾の数字のうち、47より小さく、一番近い数字は25です。そのため、47のカードは25が置かれている1列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置7.png) 次に小さい数字である71を列に並べます。71より小さく、一番近い数字は69です。そのため、71は3列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置8.png) 次に小さい数字である101を列に並べます。101より小さく、一番近い数字は92です。そのため、101は2列目に置かれます。 最後に、104を列に並べます。同様にして、2列目の最後尾に置かれます。 &bold(){例2} ゲームが少し進み、場のカードが変わっています。 &ref(カード配置9.png) 全員が選らんだカードは小さい順に29、31、33、41、82です そして、4つの列の最後尾の数字は1列目から順に、51、27、40、90です。 &ref(カード配置10.png) 場に出されたカードで一番小さい数字である29から順番に列に並べられていきます。 4つの列の最後尾の数字のうち、29より小さく、一番近い数字は27です。そのため、29は27が置かれている2列目の最後尾に置かれます。 次に小さい数字である、31が列に並べられます。31より小さく、一番近い数字は29です。そのため、31は29が置かれている2列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置11.png) 次に小さい数字である33が列に並べられます。33より小さく、一番近い数字は31です。そのため、33は31が置かれている2列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置12.png) しかし、2列目には既に5枚のカードが置かれています。そのため、33は2列目の6枚目として置かれます。 &bold(){各列の6枚目にカードを置いたプレイヤーは、その列の5枚のカードを全て引き取らなければいけません。} &ref(カード配置13.png) 33を出したプレイヤーが2列目のカードを引き取ったら、33が2列目の新たな1枚目のカードとして置かれます。 &ref(カード配置14.png) 2列目の新たなカードとして33が置かれました。次に置かれるカードは41ですが、この時にチェックする数字は赤丸のついている数字です。 &ref(カード配置15.png) 41を列に並べられます。41より小さく一番近い数字は40です。そのため、41は40が置かれている3列目の最後尾に置かれます。 41は3列目の6枚目のカードとして置かれるため、41を出したプレイヤーは3列目の5枚のカードを全て引き取らなければいけません。その後、41が新たな3列目のカードとして並べられます。 最後に、82が列に並べられます。同様にして、1列目の最後尾に置かれますが、82は1列目の6枚目のカードとして置かれます。そのため、82を出したプレイヤーは1列目の5枚のカードを全て引き取らなければいけません。その後82が新たな1列目のカードとして並べられます。 &ref(カード配置16.png) このターンの最後には場はこのようになります。 &bold(){例3} ラウンドが変わって、場の状況も変わっています。 &ref(カード配置1.png) 全員が選んだカードは63、64、67、94、99でした。 4つの列の最後尾の数字は1列目から順に93、96、91、104です。 まず、63が列に置かれます。 しかし、4つの列の最後尾の数字は全て63より大きく、63が置ける場所はありません。 &ref(カード配置1-1.png) そのため、63を出したプレイヤーは4つ列のうち、好きな1列を引き取らなければいけません。今回は4列目のカードを全て引き取り、63を4列目の新たな1枚目のカードとして並べられます。 (列の先頭に出ている矢印をクリックして、引き取る列を選びます) &ref(カード配置2.png) 次に小さい数字である64が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち64より小さく、一番近い数字は63なので、4列目の最後尾に64が並べられます。 その次に小さい数字の67が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち67より小さく、一番近い数字は65なので、4列目の最後尾に67が並べられます。 &ref(カード配置3.png) 次に小さい数字である94が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち94より小さく、一番近い数字は93なので、1列目の最後尾に94が並べられます。94は1列目の6枚目のカードとして置かれるため、94を出したプレイヤーは1列目に置かれていた5枚のカードを全て引き取らなければいけません。そして、94を1列目の新たな1枚目のカードとして並べます。 最後に、99が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち99より小さく、一番近い数字は96なので、2列目の最後尾に99が並べられます。99は2列目の6枚目のカードとして置かれるため、99を出したプレイヤーは2列目に置かれていた5枚のカードを全て引き取らなければいけません。そして、99を2列目の新たな1枚目のカードとして並べます。 **点数計算 受け取ったカードにより自分の持ち点を減点していきます(最初は66点) 失点は引き取ったカードの枚数ではなく、引き取ったカードに書かれている牛マークの個数が失点となります。 &ref(ニムトカード.png) -1の位が5のカードは2点カード -1の位が0のカードは3点カード -ぞろ目は5点カード -55はぞろ目+1の位が5なので7点カード -それ以外は1点カード **ゲーム終了と勝利条件 持ち点が0点以下の人が出たラウンドが終わるとゲーム終了です。 ゲーム終了時点で最も持ち点が高かった人(=失点が少なかった人)が勝者です。 *ヴァリアントルール これらのヴァリアントルールはテーブル作成時にオプションルールとして選択できます。 **プロフェッショナル 通常のルールでは、各列の右側にのみカードが置かれました。 プロフェッショナルルールを適用すると、各列の左側にもカードが置かれるようになります。 次のルールに従わなければいけません。 ・各列の左側のカードほど数字が小さく、右側のカードほど数字が大きくなるようにしなければいけない ・カードは、各列の一番右(もしくは一番左)のカードをチェックして、最も「近い」カードの右隣(もしくは左隣)に並べられる ・差が同じ場合は、カードを出したプレイヤーがどこにカードを並べるのかを選択する ・各列に6枚目のカードを並べることになってしまったプレイヤーは、その列を引き取らなければいけない ・どこにもカードを置けないなら、通常ルール通りに任意の1列を選んでカードを引き取らなければいけない これらのルールが追加されます。 その他は通常のルールと変わりません。 &bold(){プロフェッショナルルールのゲーム進行例} &ref(プロ1.png) カードが出されました。 出されたカードは「4」「11」「16」「58」「93」です。 まず、「4」が列に並べられます。 各列に置かれているカードで「4」に最も近い数字は「8」です。 「4」は「8」より小さいので「8」の左隣に置かれます。 &ref(プロ2.png) 「4」が置かれたので、次は「11」と「16」が並べられます。 「11」に最も近い数字は「8」です。 「11」は「8」より大きいので「8」の右隣に置かれます。 「16」も同様にして置かれます。 &ref(プロ3.png) そして、「58」と「93」も同様に並べられます。 「58」に最も近い数字は「67」です。「67」より小さいので、左隣に置かれます。 「93」に最も近い数字は「104」です。「104」より小さいので、左隣に置かれます。 &ref(プロ4.png) 全てのカードが置かれると、このようになります。 &ref(プロ5.png) 再びカードが出されました。 出されたカードは「17」「26」「71」「75」「85」です。 まず、「17」が列に並べられます。 各列に置かれているカードで「17」に最も近い数字は「16」です。 「17」は「16」の右隣に置かれます。 &ref(プロ6r.png) 次は「26」が列に並べられます。 このとき、「17」と「35」のどちらとも「26」との差は9で同じです。 そのため、「26」を出したプレイヤーはこのカードをどちらに置くかを選択します。 この場合は、「17」の右隣に置くと1列目のカードを引き取らなければいけないので、4列目にカードを置くことにしました。 &ref(プロ7.png) 残りのカードが同様に並べられます。 &ref(プロ8.png) このようになりました。 &ref(プロ9.png) カードが出されました。 出されたカードは「5」「6」「10」「12」「44」です。 「5」「6」「10」がそれぞれ列に並べられます。 このとき、「5」に最も近い数字は「4」ですが、「4」の左隣に並べられるわけではないことに注意してください。 なぜなら、「&bold(){各列にカードを並べる際は、左側のカードほど数字が小さく、右側のカードほど数字が大きくなるようにしなければいけない}」からです。 また、「4」の右隣に置かれることもありません。&bold(){列に割り込んでカードが置かれることはありません}。 「6」や「10」も同様のルールで列に並べられます。 &ref(プロ10.png) 次は「12」が並べられます。 しかし、「12」を置ける場所はありません。 なぜなら、各列の一番左のカードは全て12より小さく、各列の一番右のカードは全て12より大きいからです。 そのため、「12」を出したプレイヤーは任意の一列を選んで、そのカードを全て引き取らなければいけません。 今回は4列目を引き取ることにしました。 &ref(プロ11.png) 最後に「44」が並べられます。 1列目の6枚目として置かれるので、「44」を出したプレイヤーは1列目のカードを全て引き取らなければいけません。 &ref(プロ12.png) このようになりました。 &ref(プロ13.png) カードが出されました。 出されたカードは「1」「2」「9」「100」「103」です。 「1」は2列目の「6」の左隣に置かれます。 つまり、「1」は2列目の6枚目のカードとして置かれるので、「1」を出したプレイヤーは2列目のカードを全て引き取らなければいけません。 &bold(){カードを引き取るのは、各列の右隣に置いた場合だけではないことに注意してください}。 &ref(プロ14.png) 残りのカードが列に並べられます。 &ref(プロ15.png) このようになりました。 このようにしてゲームが進行していきます。ゲームの終了条件や勝利条件は変わりません。 **カードセット:戦術 ゲームで使用するカードが全て分かっている状態でゲームをプレイします。 プレイする人数によって使用するカードの枚数(と最大の数字)が変わります。 使用するカードは 1から(プレイ人数×10+4)までの数字カードです。 例えば、5人プレイなら1~54までの54枚のカードを、6人プレイなら1~64までの64枚のカードを使用します。 **カードセット:論理 自分の手札のカードを選んでからゲームを開始します。 このルールでは、使用するカードセットは上記の「戦術」のセットとなります。 そして、ラウンド開始時に自分の手札とするカードを各プレイヤーが1枚ずつ順番に選んでいきます。 全員が10枚のカードを選び終えたら、残った4枚のカードが最初のカードとして場に置かれ、ゲーム開始です。
&bold(){6 nimmt!} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/170427-1530/games/sechsnimmt/151125-1436/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>http://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=sechsnimmt]] #contents *チュートリアル BGAで遊べるニムトのチュートリアルを作りました。 #ref(https://img.atwikiimg.com/www33.atwiki.jp/bga9997/attach/52/3020/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB.png,,https://ja.boardgamearena.com/archive/replay/170412-0931/?table=29514954&player=84034737&comments=84034737;&tutorial,blank) チュートリアル内のメッセージは、「次へ」という青いボタンを押せば進みます。 自身が操作しなければ先へ進まない箇所もあります。その際は指示に従ってください。 *ゲーム画面 &ref(ニムト全体.png) *目的 牛カードを出来るだけ引き取らないようにするゲーム 相手に取らせて自分は受け取らないようにしよう *プレイ人数 2~10人でプレイ可能 推奨人数は5人以上 2,3人は非推奨 10人はカオス *ルール **進行 1~104の数字カードが各プレイヤーに10枚ずつ手札として配られます。それとは別に、4枚のカードが場に置かれてラウンドが始まります。 各プレイヤーは手札から場に出すカードを1枚選びます。全員がカードを選んだら、それらのカードが一斉に場に出されます。 場に出されたカードはルールに従って、場に置かれているカード列に並べていきます。 ただし、1列にはカードを5枚までしか並べられません!6枚目のカードを出してしまったプレイヤーは、5枚のカードを全て引き取らなければいけません!カードを引き取ってしまうと減点になります。 手札が全てなくなったら、1ラウンド終了です。これを勝敗が決まるまで繰り返します。 **カードの配置 全員が選んだカードが一斉に場に出されたら、次のルールに従って場に出されたカードをカード列に並べていきます。 ・場に出されたカードを数字が小さいものから順番にカード列に置いてきます。 ・場に出されたカードを、&bold(){そのカードよりも小さく、一番近い数字カードが置かれている列の最後尾}に置きます。 ・1つのカード列にはカードを5枚までしか並べられません。 ・カードを列の6枚目に置くことになってしまった場合、その列に既に並べられていた5枚のカードを全て引き取ります。引き取ったカードは手札には加えません。そして、このカードが失点になります。その後、6枚目として置かれたカードをその列の新たな1枚目のカードとして並べます。 ・場に出されたカードの数字が&bold(){どの列の最後尾の数字よりも小さい場合}は、4つのカード列の中から好きな1列を選んで、選んだ列に置かれているカードを全て引き取ります。この引き取ったカードも手札には加えません。失点になります。その後、出したカードをその列の新たな1枚目のカードとして並べます。 &bold(){例1} ゲームが始まりました!全員手札からカードを1枚選びます。 &ref(カード配置4-1.png) 全員が手札からカードを1枚選び、選んだカードが場に出されました。 全員が選んだカードは小さい順に、25、47、71、101、104です。 そして、4列の最後尾の数字は1列目から順に、20、92、69、55です。 &ref(カード配置4.png) 場に出されたカードは小さい順に各列に置かれていきます。今回は25が一番小さいため、25から順番にカードが置かれていきます。 4つの列の最後尾の数字のうち、25より小さく、一番近い数字は20です。そのため、25のカードは20が置かれている1列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置5.png) 25が1列目に置かれたので、次に小さい数字である47を列に並べます。このとき、チェックする数字は赤丸がついている数字です。25のカードが並べられたことにより、チェックする数字が変わっていることに注意してください。 &ref(カード配置6.png) 4つの列の最後尾の数字のうち、47より小さく、一番近い数字は25です。そのため、47のカードは25が置かれている1列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置7.png) 次に小さい数字である71を列に並べます。71より小さく、一番近い数字は69です。そのため、71は3列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置8.png) 次に小さい数字である101を列に並べます。101より小さく、一番近い数字は92です。そのため、101は2列目に置かれます。 最後に、104を列に並べます。同様にして、2列目の最後尾に置かれます。 &bold(){例2} ゲームが少し進み、場のカードが変わっています。 &ref(カード配置9.png) 全員が選らんだカードは小さい順に29、31、33、41、82です そして、4つの列の最後尾の数字は1列目から順に、51、27、40、90です。 &ref(カード配置10.png) 場に出されたカードで一番小さい数字である29から順番に列に並べられていきます。 4つの列の最後尾の数字のうち、29より小さく、一番近い数字は27です。そのため、29は27が置かれている2列目の最後尾に置かれます。 次に小さい数字である、31が列に並べられます。31より小さく、一番近い数字は29です。そのため、31は29が置かれている2列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置11.png) 次に小さい数字である33が列に並べられます。33より小さく、一番近い数字は31です。そのため、33は31が置かれている2列目の最後尾に置かれます。 &ref(カード配置12.png) しかし、2列目には既に5枚のカードが置かれています。そのため、33は2列目の6枚目として置かれます。 &bold(){各列の6枚目にカードを置いたプレイヤーは、その列の5枚のカードを全て引き取らなければいけません。} &ref(カード配置13.png) 33を出したプレイヤーが2列目のカードを引き取ったら、33が2列目の新たな1枚目のカードとして置かれます。 &ref(カード配置14.png) 2列目の新たなカードとして33が置かれました。次に置かれるカードは41ですが、この時にチェックする数字は赤丸のついている数字です。 &ref(カード配置15.png) 41を列に並べられます。41より小さく一番近い数字は40です。そのため、41は40が置かれている3列目の最後尾に置かれます。 41は3列目の6枚目のカードとして置かれるため、41を出したプレイヤーは3列目の5枚のカードを全て引き取らなければいけません。その後、41が新たな3列目のカードとして並べられます。 最後に、82が列に並べられます。同様にして、1列目の最後尾に置かれますが、82は1列目の6枚目のカードとして置かれます。そのため、82を出したプレイヤーは1列目の5枚のカードを全て引き取らなければいけません。その後82が新たな1列目のカードとして並べられます。 &ref(カード配置16.png) このターンの最後には場はこのようになります。 &bold(){例3} ラウンドが変わって、場の状況も変わっています。 &ref(カード配置1.png) 全員が選んだカードは63、64、67、94、99でした。 4つの列の最後尾の数字は1列目から順に93、96、91、104です。 まず、63が列に置かれます。 しかし、4つの列の最後尾の数字は全て63より大きく、63が置ける場所はありません。 &ref(カード配置1-1.png) そのため、63を出したプレイヤーは4つ列のうち、好きな1列を引き取らなければいけません。今回は4列目のカードを全て引き取り、63を4列目の新たな1枚目のカードとして並べられます。 (列の先頭に出ている矢印をクリックして、引き取る列を選びます) &ref(カード配置2.png) 次に小さい数字である64が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち64より小さく、一番近い数字は63なので、4列目の最後尾に64が並べられます。 その次に小さい数字の67が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち67より小さく、一番近い数字は65なので、4列目の最後尾に67が並べられます。 &ref(カード配置3.png) 次に小さい数字である94が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち94より小さく、一番近い数字は93なので、1列目の最後尾に94が並べられます。94は1列目の6枚目のカードとして置かれるため、94を出したプレイヤーは1列目に置かれていた5枚のカードを全て引き取らなければいけません。そして、94を1列目の新たな1枚目のカードとして並べます。 最後に、99が列に置かれます。4つの列の最後尾の数字のうち99より小さく、一番近い数字は96なので、2列目の最後尾に99が並べられます。99は2列目の6枚目のカードとして置かれるため、99を出したプレイヤーは2列目に置かれていた5枚のカードを全て引き取らなければいけません。そして、99を2列目の新たな1枚目のカードとして並べます。 **点数計算 受け取ったカードにより自分の持ち点を減点していきます(最初は66点) 失点は引き取ったカードの枚数ではなく、引き取ったカードに書かれている牛マークの個数が失点となります。 &ref(ニムトカード.png) -1の位が5のカードは2点カード -1の位が0のカードは3点カード -ぞろ目は5点カード -55はぞろ目+1の位が5なので7点カード -それ以外は1点カード **ゲーム終了と勝利条件 持ち点が0点以下の人が出たラウンドが終わるとゲーム終了です。 ゲーム終了時点で最も持ち点が高かった人(=失点が少なかった人)が勝者です。 *ヴァリアントルール これらのヴァリアントルールはテーブル作成時にオプションルールとして選択できます。 **プロフェッショナル 通常のルールでは、各列の右側にのみカードが置かれました。 プロフェッショナルルールを適用すると、各列の左側にもカードが置かれるようになります。 次のルールに従わなければいけません。 ・各列の左側のカードほど数字が小さく、右側のカードほど数字が大きくなるようにしなければいけない ・カードは、各列の一番右(もしくは一番左)のカードをチェックして、最も「近い」カードの右隣(もしくは左隣)に並べられる ・差が同じ場合は、カードを出したプレイヤーがどこにカードを並べるのかを選択する ・各列に6枚目のカードを並べることになってしまったプレイヤーは、その列を引き取らなければいけない ・どこにもカードを置けないなら、通常ルール通りに任意の1列を選んでカードを引き取らなければいけない これらのルールが追加されます。 その他は通常のルールと変わりません。 &bold(){プロフェッショナルルールのゲーム進行例} &ref(プロ1.png) カードが出されました。 出されたカードは「4」「11」「16」「58」「93」です。 まず、「4」が列に並べられます。 各列に置かれているカードで「4」に最も近い数字は「8」です。 「4」は「8」より小さいので「8」の左隣に置かれます。 &ref(プロ2.png) 「4」が置かれたので、次は「11」と「16」が並べられます。 「11」に最も近い数字は「8」です。 「11」は「8」より大きいので「8」の右隣に置かれます。 「16」も同様にして置かれます。 &ref(プロ3.png) そして、「58」と「93」も同様に並べられます。 「58」に最も近い数字は「67」です。「67」より小さいので、左隣に置かれます。 「93」に最も近い数字は「104」です。「104」より小さいので、左隣に置かれます。 &ref(プロ4.png) 全てのカードが置かれると、このようになります。 &ref(プロ5.png) 再びカードが出されました。 出されたカードは「17」「26」「71」「75」「85」です。 まず、「17」が列に並べられます。 各列に置かれているカードで「17」に最も近い数字は「16」です。 「17」は「16」の右隣に置かれます。 &ref(プロ6r.png) 次は「26」が列に並べられます。 このとき、「17」と「35」のどちらとも「26」との差は9で同じです。 そのため、「26」を出したプレイヤーはこのカードをどちらに置くかを選択します。 この場合は、「17」の右隣に置くと1列目のカードを引き取らなければいけないので、4列目にカードを置くことにしました。 &ref(プロ7.png) 残りのカードが同様に並べられます。 &ref(プロ8.png) このようになりました。 &ref(プロ9.png) カードが出されました。 出されたカードは「5」「6」「10」「12」「44」です。 「5」「6」「10」がそれぞれ列に並べられます。 このとき、「5」に最も近い数字は「4」ですが、「4」の左隣に並べられるわけではないことに注意してください。 なぜなら、「&bold(){各列にカードを並べる際は、左側のカードほど数字が小さく、右側のカードほど数字が大きくなるようにしなければいけない}」からです。 また、「4」の右隣に置かれることもありません。&bold(){列に割り込んでカードが置かれることはありません}。 「6」や「10」も同様のルールで列に並べられます。 &ref(プロ10.png) 次は「12」が並べられます。 しかし、「12」を置ける場所はありません。 なぜなら、各列の一番左のカードは全て12より小さく、各列の一番右のカードは全て12より大きいからです。 そのため、「12」を出したプレイヤーは任意の一列を選んで、そのカードを全て引き取らなければいけません。 今回は4列目を引き取ることにしました。 &ref(プロ11.png) 最後に「44」が並べられます。 1列目の6枚目として置かれるので、「44」を出したプレイヤーは1列目のカードを全て引き取らなければいけません。 &ref(プロ12.png) このようになりました。 &ref(プロ13.png) カードが出されました。 出されたカードは「1」「2」「9」「100」「103」です。 「1」は2列目の「6」の左隣に置かれます。 つまり、「1」は2列目の6枚目のカードとして置かれるので、「1」を出したプレイヤーは2列目のカードを全て引き取らなければいけません。 &bold(){カードを引き取るのは、各列の右隣に置いた場合だけではないことに注意してください}。 &ref(プロ14.png) 残りのカードが列に並べられます。 &ref(プロ15.png) このようになりました。 このようにしてゲームが進行していきます。ゲームの終了条件や勝利条件は変わりません。 **カードセット:戦術 ゲームで使用するカードが全て分かっている状態でゲームをプレイします。 プレイする人数によって使用するカードの枚数(と最大の数字)が変わります。 使用するカードは 1から(プレイ人数×10+4)までの数字カードです。 例えば、5人プレイなら1~54までの54枚のカードを、6人プレイなら1~64までの64枚のカードを使用します。 **カードセット:論理 自分の手札のカードを選んでからゲームを開始します。 このルールでは、使用するカードセットは上記の「戦術」のセットとなります。 そして、ラウンド開始時に自分の手札とするカードを各プレイヤーが1枚ずつ順番に選んでいきます。 全員が10枚のカードを選び終えたら、残った4枚のカードが最初のカードとして場に置かれ、ゲーム開始です。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: